JP5529427B2 - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば液晶装置等の電気光学装置、及びこのような電気光学装置を備える電子機器の技術分野に関する。
この種の電気光学装置の一例として、液晶パネルと、この液晶パネルに対して光を照射するエッジライト方式のバックライトとが、収容ケース内に収容されてなる液晶装置が知られている。エッジライト方式のバックライトは、例えばLED(Light Emitting Diode)等の光源と、この光源から出射された光を平面状の光として液晶パネルに照射する導光板とを有している。
このような液晶装置では、液晶パネルとバックライト或いは収容ケースとを固定するために、両面テープが用いられることがある。この両面テープは、例えば、液晶パネルの表示領域の周縁に沿う枠状の平面形状を有する。例えば特許文献1には、液晶パネルとバックライトとを固定する例えば両面テープ等のリムシート(粘着シート)を、バックライトからの不要な光を遮光する遮光部材として用いることが開示されている。
このような両面テープとして、液晶パネル側に黒色層(例えば黒色に着色された接着層)、バックライト側に白色層(例えば白色に着色された接着層)を有する両面テープが用いられる場合がある。この場合、表示領域を囲む額縁領域においてバックライトの導光板から出射される光を、白色層によって反射して導光板に戻すことができ、光の利用効率を高めることができる。また、白色層を透過した光を黒色層によって吸収することができ、額縁領域における光漏れを防止できる。
特開2003−57649号公報
しかしながら、上述したような黒色層及び白色層を有する両面テープが用いられる場合、白色層によって反射された光が、例えば導光板上に設けられた光学シートによって再反射されて、液晶パネルの表示領域に出射されることにより、表示領域の縁付近に例えば輝線(即ち、輝度の高い線状の領域)などの表示異常が発生してしまうおそれがあるという技術的問題点がある。このような表示異常は、特に、液晶パネルのパネル面に対して斜め方向から見た場合に見えやすい。また、このような表示異常は、表示領域を囲む額縁領域の幅が狭くなるほど発生しやすいため、装置の小型化や大画面化を妨げる要因となり得る。
本発明は、例えば上述した問題点に鑑みなされたものであり、表示領域の縁付近に例えば輝線などの表示異常が発生することを抑制でき、高品位な表示を行うことが可能な電気光学装置、及びこのような電気光学装置を備える電子機器を提供することを課題とする。
本発明の電気光学装置は上記課題を解決するために、電気光学パネルと、前記電気光学パネルの表示領域の周辺に形成された額縁領域と、前記電気光学パネルに対向するように配置された導光板と、前記導光板の一辺における側面の少なくとも一部に対向するように配置された光源と、前記導光板に重なる領域で、且つ、前記額縁領域のうち前記一辺に沿って延びる光源側領域に少なくとも部分的に重なるように形成されており、前記導光板側からの光を反射する光反射部と、前記導光板に重なる領域で、且つ、前記額縁領域のうち前記導光板の前記一辺と異なる他辺に沿って延びる非光源側領域に少なくとも部分的に重なるように形成されており、前記光反射部よりも低い反射率を有し、前記導光板側からの光を吸収する光吸収部とを備える。
本発明の電気光学装置によれば、光源及び導光板は、例えば液晶パネル等の電気光学パネルに光を照射する照明ユニット(バックライトユニット)を構成する。光源は、例えばLEDチップ等からなり、導光板の一辺における側面の少なくとも一部に対向するように、導光板の一辺における側面側に配置される。光源は、典型的には、複数設けられ、導光板の一辺に沿って配列される。本発明の電気光学装置の動作時には、光源から導光板の一辺における側面に光が入射され、該入射された光は、導光板の光出射面から平面状の光として出射される。これにより、導光板の光出射面に対向するように配置された電気光学パネルに光が照射され、電気光学パネルの表示領域において表示を行うことが可能となる。
本発明では特に、導光板の一辺に沿って延びる光源側領域に少なくとも部分的に重なるように形成された光反射部、及び導光板の他辺に沿って延びる非光源側領域に少なくとも部分的に重なるように形成された光吸収部を備える。より具体的には、光反射部は、例えば電気光学パネルと導光板との間に配置され、電気光学パネルの表示領域の周辺に、例えば表示領域を囲むように、形成された額縁領域のうち導光板の一辺(即ち、導光板の複数の辺のうち光源が配置された一辺)に沿って延びる光源側領域に少なくとも部分的に重なるように形成されている。光反射部は、例えば、白色のシート状或いは層状の部材で構成される。光反射部は、例えば、電気光学パネルと導光板(或いはこれらを収容する収容ケース)とを固定するための両面テープの一部における導光板側が白色に着色されることにより形成されてもよい。一方、光吸収部は、例えば電気光学パネルと導光板との間に配置され、額縁領域のうち導光板の一辺と異なる他辺(即ち、導光板の複数の辺のうち光源が配置されていない他辺)に沿って延びる非光源側領域に少なくとも部分的に重なるように形成されている。光吸収部は、光反射部よりも低い反射率を有し、例えば、黒色のシート状或いは層状の部材で構成される。光吸収部は、例えば、電気光学パネルと導光板(或いはこれらを収容する収容ケース)とを固定するための両面テープの一部が黒色に着色されることにより形成されてもよい。
よって、額縁領域のうち導光板の光源が配置された一辺側において導光板から出射する光を光反射部によって反射して導光板に戻すことができ、光の利用効率を高めることができる。従って、電気光学パネルにおいて明るい表示が可能となる。更に、額縁領域のうち導光板の光源が配置されていない他辺側において導光板から出射する光を光吸収部によって吸収することができ、表示領域の縁付近に例えば輝線(即ち、輝度の高い線状の領域)などの表示異常が発生してしまうことを抑制或いは防止できる。即ち、仮に、何らの対策も施さずに、例えば電気光学パネルと導光板との間における、額縁領域に、表示領域を囲むように枠状に形成されると共に、電気光学パネル側に黒色層を有し、導光板側に白色層を有する両面テープを設けた場合に生じ得る、表示領域の縁付近における例えば輝線などの表示異常の発生を抑制或いは防止できる。これらの結果、表示領域の縁付近に例えば輝線などの表示異常が殆ど或いは全く無く、明るい高品位な表示を行うことが可能となる。
以上説明したように、本発明の電気光学装置によれば、表示領域の縁付近に例えば輝線などの表示異常が発生することを抑制でき、高品位な表示を行うことが可能となる。
本発明の電気光学装置の一態様では、前記光反射部の前記電気光学パネル側に、前記光反射部に重なるように形成されており、前記光反射部よりも低い反射率を有する光源側光吸収部を備える。
この態様によれば、光源側領域における導光板からの光のうち光反射部を透過した光を光源側光吸収部によって吸収することができる。よって、額縁領域のうち光源側領域における光漏れ(即ち、額縁領域において導光板側から電気光学パネル側に光が漏れてしまうこと)を抑制或いは防止できる。
本発明の電気光学装置の他の態様では、前記光吸収部及び前記光源側光吸収部は、前記表示領域を囲む枠状の平面形状を有するように、一体的に形成される。
この態様によれば、表示領域を囲む額縁領域における光漏れをより確実に抑制或いは防止できる。例えば、光反射部と光吸収部との間の間隙領域における光漏れを防止できる。
本発明の電気光学装置の他の態様では、前記光源は、実装基板上に実装されており、前記実装基板は、前記光源が実装される本体部と、前記本体部から前記導光板に重なるように延設された延設部とを有し、前記光反射部は、前記延設部における前記導光板側の基板面に設けられる。
この態様では、光反射部は、光源が実装される実装基板の延設部における導光板側の基板面に、例えばシルク印刷(即ち、シルクスクリーン印刷)による白色の印刷層として形成される。この態様によれば、額縁領域のうち導光板の光源が配置された一辺側において導光板から出射する光(特に、光源側領域のうち表示領域に近い領域において導光板から出射される光)を光反射部によって反射して導光板に戻すことができる。更に、光反射部を、光源が実装される実装基板上に容易に形成することができる。
本発明の電子機器は上記課題を解決するために、上述した本発明の電気光学装置(但し、その各種態様も含む)を具備してなる。
本発明の電子機器によれば、上述した本発明の電気光学装置を具備してなるので、表示領域の縁付近における例えば輝線などの表示異常の発生が抑制され、高品質な画像を表示可能な、投射型表示装置、テレビ、携帯電話、電子手帳、ワードプロセッサ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルなどの各種電子機器を実現できる。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する発明を実施するための形態から明らかにされる。
第1実施形態に係る液晶装置の全体構成を示す分解斜視図である。 図1のA−A’線断面図である。 図2のB−B’線断面図である。 第1実施形態に係る第1及び第2遮光両面テープの構成を示す平面図である。 第1実施形態に係る第1及び第2遮光両面テープが配置される領域を説明するための説明図である。 第1実施形態に係る第1及び第2遮光両面テープの構成を示す断面図である。 第1比較例に係る液晶装置の構成を示す分解斜視図である。 第1比較例に係る液晶装置において、画像表示領域の縁付近に例えば輝線等の表示異常が発生するメカニズムを説明するための説明図である。 第2比較例に係る液晶装置の構成を示す分解斜視図である。 第2実施形態に係る液晶装置の構成を示す分解斜視図である。 第3実施形態に係る液晶装置の構成を示す断面図である。 第3実施形態に係るFPC基板上に設けられた光反射層の構成を示す平面図である。 本発明に係る電気光学装置を適用した電子機器の一例たるタッチパネル機能を有するポータブルコンピュータの構成を概略的に示す斜視図である。
以下では、本発明の実施形態について図を参照しつつ説明する。以下の実施形態では、本発明の電気光学装置の一例として、液晶装置を例にとる。
<第1実施形態>
第1実施形態に係る液晶装置について、図1から図6を参照して説明する。
先ず、本実施形態に係る液晶装置の全体構成について、図1から図3を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る液晶装置の全体構成を示す分解斜視図である。図2は、図1のA−A’線断面図である。図3は、図2のB−B’線断面図である。尚、図2及び図3は、図1に示した本実施形態に係る液晶装置が組み立てられた状態での断面図である。また、図1から図3においては、説明の便宜上、各部材・各部位ごとに縮尺を異ならしめてある。この点については、図4から図12についても同様である。
図1から図3において、本実施形態に係る液晶装置は、本発明に係る「電気光学パネル」の一例としての液晶パネル110と、液晶パネル110に接続されたFPC(Flexible Printed Circuit)基板150上に実装された光源部210と、導光板310と、複数の光学シート60(即ち、第1プリズムシート61、第2プリズムシート62及び拡散シート63)と、反射シート71と、第1遮光両面テープ610と、第2遮光両面テープ710と、これらを収容するフレーム410とを備えている。
液晶パネル110は、TFT(Thin Film Transistor)等のスイッチング素子によって液晶素子を駆動するアクティブマトリクス駆動方式の表示パネルであり、本発明に係る「表示領域」の一例としての画像表示領域10aにおいて画像を表示することが可能に構成されている。
図2及び図3に示すように、液晶パネル110は、例えばガラス等の透光性材料から夫々形成された第1基板10及び第2基板20間に液晶層50が挟持された構造を有する透過型の液晶パネルとして構成されている。第1基板10及び第2基板20は、枠状のシール材51によって互いに貼り合わされている。この枠状のシール材51によって規定される領域に液晶層50が設けられている。液晶パネル110は、第1基板10及び第2基板20の外面側に偏光板30及び40を備えている。偏光板30は、第1基板10の液晶層50に面する側の基板面とは反対側の基板面に対向するように設けられている。偏光板40は、第2基板20の液晶層50に面する側の基板面とは反対側の基板面に対向するように設けられている。尚、図1では、偏光板30及び40の図示を省略している。この点については、図7、図9及び図10においても同様である。
液晶パネル110は、画像表示領域10aを囲む額縁領域に、画像表示領域10aの周縁を規定するように額縁状に形成された遮光性の額縁遮光膜53を有している。額縁遮光膜53は、第2基板20の液晶層50に面する側の基板面上に形成されている。尚、額縁遮光膜53は、その一部或いは全部が第1基板10上に形成されてもよい。
図1及び図3に示すように、液晶パネル110の第1基板10は、当該第1基板10の一辺において第2基板20より張り出した基板張出部10tを有している。基板張出部10t(より正確には、基板張出部10tにおける第2基板20側の表面)上には、例えば液晶パネル110を駆動するための駆動回路等を含む電子部品25が実装されている。
尚、本発明では、液晶パネル110は、特定の構成に限定されず、周知の種々の構成を採り得る。
図1及び図3において、液晶パネル110には、可撓性を有する基板であるFPC基板150が接続されている。FPC基板150は、その一端側が基板張出部10tにおいて液晶パネル110に接続されている。FPC基板150上には、LEDを含む光源部210が複数設けられている。更に、FPC基板150上には、光源部210及び液晶パネル110を駆動するための各種配線及び各種回路(いずれも図示省略)が設けられている。
図3に示すように、光源部210は、パッケージ(或いはケース部)211内にLED素子からなる発光部212が封入された構成を有しており、導光板310に光を入射する光源として機能する。光源部210は、光を出射する発光面210aが、導光板310の一側面である入光端面311aに対向するように、導光板310の入光端面311a側に配置されている。本実施形態に係る液晶装置の動作時には、光源部210からの光が導光板310の入光端面311aに入射される。
図1及び図2において、導光板310は、透光性材料から形成されており、入光端面311aに入射される光源部210からの光を、液晶パネル110が配置される側の光出射面311sから出射して、液晶パネル110へと導くライトガイドとして機能する。導光板310は、矩形状の平面形状を有している。光源部210から導光板310に入射した光は、典型的には、光出射面311sと、該光出射面311sとは反対側の光反射面311rとの間で反射を繰り返した後、光出射面311sから出射される。
図1に示すように、導光板310の側面には、フレーム410に設けられた凹部(図示省略)に係合する凸部319が設けられている。凸部39がフレーム410の凹部に係合することで、導光板310及びフレーム410が互いに固定される。
図1から図3において、反射シート71は、導光板310の光反射面311rに対向するように配置されており、導光板310の光反射面311rから出射された光を反射して、導光板310の内部へ戻す。
複数の光学シート60(即ち、第1プリズムシート61、第2プリズムシート62及び拡散シート63)は、導光板310の光出射面311s側に配置されている。第1プリズムシート61及び第2プリズムシート62は、光出射面311sから出射された光の指向性を高めるためのプリズムシートである。拡散シート63は、光出射面311sから出射された光の均一化を図るための光拡散板である。本実施形態では、拡散シート63の液晶パネル110側に第2プリズムシート62が配置され、第2プリズムシート62の液晶パネル110側に第1プリズムシート61が配置されている。
第1遮光両面テープ610は、遮光性を有する両面テープであり、導光板310と液晶パネル110との間に配置されている。第1遮光両面テープ610は、矩形状の導光板310の4辺のうち光源部210が配置された一辺を除く他の3辺に沿って形成されている。図2に示すように、第1遮光両面テープ610の一部は、フレーム410と液晶パネル110(より具体的には、偏光板30)との間に挟み込まれており、フレーム410と液晶パネル110とを接着して固定する。尚、第1遮光両面テープ610の構成については、図4から図6を参照して後に詳細に説明する。
第2遮光両面テープ710は、遮光性を有する両面テープであり、導光板310と液晶パネル110との間に配置されている。第2遮光両面テープ710は、矩形状の導光板310の4辺のうち光源部210が配置された一辺に沿って形成されている。第2遮光両面テープ710は、第1遮光両面テープ610と共に、画像表示領域10aを囲むように設けられている。図3に示すように、第2遮光両面テープ710は、液晶パネル110とFPC基板150とを接着して固定する。尚、第2遮光両面テープ710の構成については、図4から図6を参照して後に詳細に説明する。
フレーム410は、上述した液晶パネル110、光源部210、導光板310、複数の光学シート60、第1遮光両面テープ610、第2遮光両面テープ710などを収容して内部に固定するための例えばプラスチックからなる枠状の収容ケースである。尚、フレーム410は、プラスチック製に限定されず、金枠であってもよいし、金枠及び樹脂からなるようにしてもよい。
次に、上述した第1遮光両面テープ610及び第2遮光両面テープ710の構成について、図4から図6を参照して詳細に説明する。
図4は、本実施形態に係る第1及び第2遮光両面テープの構成を示す平面図である。図5は、本実施形態に係る第1及び第2遮光両面テープが配置される領域を説明するための説明図である。図6は、本実施形態に係る第1及び第2遮光両面テープの構成を示す断面図である。尚、図6では、説明の便宜上、第1遮光両面テープ610及び第2遮光両面テープ710に加えて、液晶パネル110及び導光板310も図示している。
図4及び図5において、複数の光源部210は、液晶パネル110の第1基板10の法線方向(即ち、図1中、Z方向)から見て、表示領域10aの周辺に、表示領域10aを囲むように形成された額縁領域100fにおいて導光板310の一辺310a(即ち、図1及び図3を参照して上述した入光端面311aに対応する辺)に沿って配列されている。
第1遮光両面テープ610は、液晶パネル110の第1基板10の法線方向(即ち、図1中、Z方向)から見て、導光板310に重なる領域で、表示領域10aを囲む額縁領域100fにおいて導光板310の4つの辺のうち光源部210が配置された辺310aを除く3つの辺310b、310c及び310d(図5参照)に沿って延びるように形成されている。即ち、第1遮光両面テープ610は、額縁領域100fのうち、導光板310の辺310bに沿って延びる非光源側領域100fb、導光板310の辺310cに沿って延びる非光源側領域100fc、及び導光板310の辺310dに沿って延びる非光源側領域100fdの各々に少なくとも部分的に重なるように(本実施形態では、非光源側領域100fd、100fb及び100fcを概ね覆うように)形成されている。言い換えれば、第1遮光両面テープ610は、液晶パネル110の第1基板10の法線方向(即ち、図1中、Z方向)から見て、導光板310の4つの辺のうち光源部210が配置された辺310aを除く3つの辺310b、310c及び310d側から画像表示領域10aを部分的に囲むように設けられている。
図6に示すように、第1遮光両面テープ610は、本発明に係る「光吸収部」の一例としての第1光吸収層611及び第2光吸収層612を有している。第1光吸収層611は、層状の接着材が黒色に着色されることにより形成されている。第2光吸収層612は、第1光吸収層611の液晶パネル110側に形成されており、第1光吸収層611と同様に、層状の接着材が黒色に着色されることにより形成されている。
図4及び図5において、第2遮光両面テープ710は、液晶パネル110の第1基板10の法線方向(即ち、図1中、Z方向)から見て、表示領域10aを囲む額縁領域100fにおいて導光板310の4つの辺のうち光源部210が配置された辺310a(図5参照)に沿って延びるように形成されている。即ち、第2遮光両面テープ710は、額縁領域100fのうち導光板310の辺310aに沿って延びる光源側領域100faに少なくとも部分的に重なるように(本実施形態では、光源側領域100faを概ね覆うように)形成されている。言い換えれば、第2遮光両面テープ710は、液晶パネル110の第1基板10の法線方向(即ち、図1中、Z方向)から見て、導光板310の辺310a側から画像表示領域10aを部分的に囲むように設けられている。
図6に示すように、第2遮光両面テープ710は、光反射層711及び光源側光吸収層712を有している。光反射層711は、本発明に係る「光反射部」の一例であり、層状の接着材が白色に着色されることにより形成されている。光源側光吸収層712は、本発明に係る「光源側光吸収部」の一例であり、光反射層711の液晶パネル110側に、光反射層711に重なるように形成されている。光源側光吸収層712は、層状の接着材が黒色に着色されることにより形成されている。言い換えれば、光源側光吸収層712は、光反射層711よりも低い反射率を有するように形成されている。更に言い換えれば、光源側光吸収層712は、光反射層711よりも高い光吸収率を有するように形成されている。
尚、本実施形態では、光反射層711(言い換えれば、第2遮光両面テープ710)と第1吸収層611(言い換えれば、第1遮光両面テープ610)との位置の設計は、表示領域10aに入らないように額縁領域100fに重なり、額縁領域100fと光反射層711と第1吸収層611との間が開かないように、つまり、導光板310からの光の光漏れがないように、額縁領域100fから外側に所定間隔(例えば0.4mm程度)だけ、液晶パネル110の外側(外形側)に配置されている。言い換えれば、本実施形態では、第1遮光両面テープ610及び第2遮光両面テープ710は、額縁領域100f内において、互いに離間しないように、且つ、表示領域10aの周縁から液晶パネル110の外形側に所定間隔(例えば約0.4mm)だけ離れて配置されている。このように配置されることにより、導光板310からの光の第1遮光両面テープ610及び第2遮光両面テープ710間における光漏れを低減或いは防止でき、更に、額縁領域100fから光が表示領域10aに入射されてしまうことを低減或いは防止できる。
このように構成された第1遮光両面テープ610及び第2遮光両面テープ710によれば、額縁領域100fのうち導光板310の光源部210が配置された一辺310a側において導光板310から出射する光を、第2遮光両面テープ710の光反射層711によって反射して導光板310に戻すことができ、光の利用効率を高めることができる。従って、液晶パネル110において明るい表示が可能となる。更に、額縁領域100fのうち導光板310の光源部210が配置されない3つの辺310b、310c及び310d側において導光板310から出射する光を第1遮光両面テープ610の第1光吸収層611及び第2光吸収層612によって吸収することができる。よって、画像表示領域10aの縁付近に例えば輝線(即ち、輝度の高い線状の領域)などの表示異常が発生してしまうことを抑制或いは防止できる。加えて、光源側光吸収層712によって、光源側領域100faにおける導光板310からの光のうち光反射層711を透過した光を吸収することができる。よって、額縁領域100fにおける光漏れを抑制或いは防止できる。
このような本実施形態に係る液晶装置による効果について、比較例に係る液晶装置と比較しつつ説明を加える。
図7は、第1比較例に係る液晶装置の構成を示す分解斜視図である。尚、図7において、図1から図6に示した第1実施形態に係る構成要素と同様の構成要素に同一の参照符合を付し、それらの説明は適宜省略する。
図7において、第1比較例に係る液晶装置は、図1を参照して上述した第1実施形態における第1遮光両面テープ610及び第2遮光両面テープ710に代えて遮光両面テープ810を備える点で、上述した第1実施形態に係る液晶装置と異なり、その他の点については、上述した第1実施形態に係る液晶装置と概ね同様に構成されている。
遮光両面テープ810は、遮光性を有する両面テープであり、導光板310と液晶パネル110との間に配置されている。遮光両面テープ810は、枠状の平面形状を有している。より具体的には、遮光両面テープ810は、画像表示領域10aを囲むように、額縁領域100f(図5参照)において矩形状の導光板310の4つの辺310a、310b、310c及び310d(図5参照)の各々に沿って形成されている。遮光両面テープ810は、光反射層811及び光吸収層812を有している。光反射層811は、層状の接着材が白色に着色されることにより形成されている。光吸収層812は、光反射層811の液晶パネル110側に、光反射層811に重なるように形成されており、層状の接着材が黒色に着色されることにより形成されている。
このように構成された第1比較例に係る液晶装置によれば、額縁領域100fにおいて導光板310から出射する光を、遮光両面テープ810の光反射層811によって反射して導光板310に戻すことができ、光の利用効率を高めることができる。
図8は、第1比較例に係る液晶装置において、画像表示領域の縁付近に例えば輝線等の表示異常が発生するメカニズムを説明するための説明図である。尚、図8では、第1比較例に係る液晶装置の画像表示領域の縁付近の断面図を示している。
図8において、第1比較例に係る液晶装置によれば、額縁領域100fにおいて導光板310から出射された光P1は、遮光両面テープ810の光反射層811によって反射される。このように光反射層811によって反射された光P2は、例えば第1プリズムシート61と第2プリズムシート62との界面において再反射される。そして、このように再反射された光P3が液晶パネル110の画像表示領域10aに出射されると、画像表示領域10aの縁付近に例えば輝線などの表示異常が発生してしまう。このような表示異常は、特に、液晶パネル110のパネル面に対して斜め方向(即ち、図7中、Z方向に対して斜めに傾いた方向)から見た場合に見えやすい。このため、広視野角で高画質な画像を表示することが困難となる。また、額縁領域100fの幅が狭くなるほど、遮光両面テープ810は、画像表示領域10aの縁の近くに配置せざるを得ず、光反射層811によって反射され、第1プリズムシート61と第2プリズムシート62との界面において再反射され光が画像表示領域10aに出射されやすくなる。よって、上述した例えば輝線などの表示異常は、額縁領域100fの幅が狭くなるほど発生しやすい。即ち、このような表示異常は、液晶装置の狭額縁化を図る妨げとなり、液晶装置の小型化や大画面化を妨げる要因となり得る。
しかるに本実施形態に係る液晶装置によれば、額縁領域100fのうち導光板310の光源部210が配置されない3つの辺310b、310c及び310d側において導光板310から出射する光を第1遮光両面テープ610の第1光吸収層611によって吸収することができる(言い換えれば、第1遮光両面テープ610における導光板310側の反射率は、第1比較例に係る遮光両面テープ810における導光板側310の反射率よりも低い)ので、上述した第1比較例に係る液晶装置において生じ得る、画像表示領域10aの縁付近における例えば輝線などの表示異常の発生を抑制できる。
図9は、第2比較例に係る液晶装置の構成を示す分解斜視図である。尚、図9において、図1から図6に示した第1実施形態に係る構成要素と同様の構成要素に同一の参照符合を付し、それらの説明は適宜省略する。
図9において、第2比較例に係る液晶装置は、図1を参照して上述した第1実施形態における第1遮光両面テープ610及び第2遮光両面テープ710に代えて遮光両面テープ820を備える点で、上述した第1実施形態に係る液晶装置と異なり、その他の点については、上述した第1実施形態に係る液晶装置と概ね同様に構成されている。
遮光両面テープ820は、遮光性を有する両面テープであり、導光板310と液晶パネル110との間に配置されている。遮光両面テープ820は、図7を参照して上述した第1比較例における遮光両面テープ810と同様に、枠状の平面形状を有している。遮光両面テープ820は、光反射吸収層821及び光吸収層822を有している。光反射吸収層821は、層状の接着材が灰色(即ち、グレー、つまり、白と黒との中間の色)に着色されることにより形成されている。光吸収層822は、光反射吸収層821の液晶パネル110側に、光反射吸収層821に重なるように形成されており、層状の接着材が黒色に着色されることにより形成されている。
このように構成された第2比較例に係る液晶装置によれば、上述した第1比較例に係る液晶装置と比較して、額縁領域100fにおいて導光板310から出射する光を遮光両面テープ820の光反射吸収層821によって吸収することができる(言い換えれば、遮光両面テープ820における導光板310側の反射率は、第1比較例に係る遮光両面テープ810における導光板側310の反射率よりも低い)ので、画像表示領域10aの縁付近における例えば輝線などの表示異常の発生を抑制できる。
しかしながら、灰色に着色された光反射吸収層821(言い換えれば、遮光両面テープ820)は、画像表示領域10aを囲むように、額縁領域100f(図5参照)において矩形状の導光板310の4つの辺310a、310b、310c及び310d(図5参照)の各々に沿って形成されているので、額縁領域100fにおいて導光板310から出射する光を、遮光両面テープ820の光反射吸収層821によって反射して導光板310に十分に戻すことができず、画像表示領域10aにおける明るさが低下して当該液晶装置に要求される性能或いは仕様に対して不足してしまうおそれがある。
しかるに本実施形態に係る液晶装置によれば、額縁領域100fのうち導光板310の光源部210が配置された辺310a側において導光板310から出射する光を第2遮光両面テープ710の光反射層711によって反射して導光板310に戻すことができる(言い換えれば、第2遮光両面テープ710における導光板310側の反射率は、第2比較例に係る遮光両面テープ820における導光板側310の反射率よりも高い)ので、光の利用効率を高めることができる。ここで特に、額縁領域100fのうち導光板310の光源部210が配置された辺310a側の領域では、他の3辺310b、310c及び310d側の領域と比較して、光源部210に近いので、導光板310から出射される光が多い。よって、額縁領域100fにおいて導光板310から出射される光を、本実施形態に係る光反射層711によって効率的に導光板310に戻すことができる。従って、画像表示領域10aにおいて明るい高品位な表示を行うことが可能となる。
以上説明したように、本実施形態に係る液晶装置によれば、画像表示領域10aの縁付近に例えば輝線などの表示異常が発生することを抑制でき、高品位な表示を行うことが可能となる。
<第2実施形態>
第2実施形態に係る液晶装置について、図10を参照して説明する。
図10は、第2実施形態に係る液晶装置の構成を示す分解斜視図である。尚、図10において、図1から図6に示した第1実施形態に係る構成要素と同様の構成要素に同一の参照符合を付し、それらの説明は適宜省略する。
図10において、第2実施形態に係る液晶装置は、図1を参照して上述した第1実施形態における第1遮光両面テープ610及び第2遮光両面テープ710に代えて遮光両面テープ620及び反射用シート720を備える点で、上述した第1実施形態に係る液晶装置と異なり、その他の点については、上述した第1実施形態に係る液晶装置と概ね同様に構成されている。
遮光両面テープ620は、枠状の平面形状を有している。より具体的には、遮光両面テープ620は、画像表示領域10aを囲むように、額縁領域100f(図5参照)において矩形状の導光板310の4つの辺310a、310b、310c及び310d(図5参照)の各々に沿って形成されている。遮光両面テープ620は、図6を参照して上述した第1実施形態における第1遮光両面テープ610と同様に、層状の接着材が黒色に着色されることにより夫々形成され、互いに重なる2つの光吸収層を有している。尚、遮光両面テープ620のうち辺310aに沿って延びる部分は、本発明に係る「光源側光吸収部」の一例であり、遮光両面テープ620のうち辺310b、辺310c及び辺310dに沿って延びる部分は、本発明に係る「光吸収部」の一例である。
反射用シート720は、シート状の白色の部材であり、遮光両面テープ620の導光板310側に配置されている。反射用シート720は、矩形状の導光板310の4辺のうち光源部210が配置された一辺に沿って形成されている。より具体的には、反射用シート720は、液晶パネル110の第1基板10の法線方向(即ち、図10中、Z方向)から見て、表示領域10aを囲む額縁領域100f(図5参照)において導光板310の4つの辺のうち光源部210が配置された辺310a(図5参照)に沿って延びるように形成されている。即ち、反射用シート720は、額縁領域100fのうち導光板310の辺310aに沿って延びる光源側領域100fa(図5参照)に少なくとも部分的に重なるように(本実施形態では、光源側領域100faを概ね覆うように)形成されている。
このように構成された遮光両面テープ620及び反射用シート720によれば、額縁領域100fのうち導光板310の光源部210が配置された一辺310a側において導光板310から出射する光を、反射用シート720によって反射して導光板310に戻すことができ、光の利用効率を高めることができる。従って、液晶パネル110において明るい表示が可能となる。更に、額縁領域100fのうち導光板310の光源部210が配置されない3つの辺310b、310c及び310d側において導光板310から出射する光を遮光両面テープ620(より具体的には、その接着層が黒色に着色されてなる光吸収層)によって吸収することができる。よって、画像表示領域10aの縁付近に例えば輝線などの表示異常が発生してしまうことを抑制或いは防止できる。加えて、本実施形態によれば、反射用シート720は、遮光両面テープ620とは別体として設けられるので、反射用シート720の設計自由度が高まり、実践上有利である。
<第3実施形態>
第3実施形態に係る液晶装置について、図11及び図12を参照して説明する。
図11は、第3実施形態に係る液晶装置の構成を示す断面図である。図12は、第3実施形態に係るFPC基板上に設けられた光反射層の構成を示す平面図である。尚、図11及び図12において、図1から図6に示した第1実施形態に係る構成要素及び図10を参照して上述した第2実施形態に係る構成要素と同様の構成要素に同一の参照符合を付し、それらの説明は適宜省略する。また、図11では、複数の光学シート60及び反射シート71の図示を省略している。
図11において、第3実施形態に係る液晶装置は、図10を参照して上述した第2実施形態における反射用シート720に代えて光反射層730を備える点で、上述した第2実施形態に係る液晶装置と異なり、その他の点については、上述した第2実施形態に係る液晶装置と概ね同様に構成されている。
図11において、光反射層730は、FPC基板150上における導光板310側に、シルク印刷により形成された白色の印刷層であり、矩形状の導光板310の4辺のうち光源部210が配置された一辺に沿って形成されている。
より具体的には、図11及び図12に示すように、本実施形態では、FPC基板150は、複数の光源部210が実装される本体部151と、この本体部151から導光板310に重なるように延設された延設部152とを有している。光反射層730は、FPC基板150の延設部152における導光板310側の基板面上に設けられている。光反射層730は、液晶パネル110の第1基板10の法線方向から見て、画像表示領域10aを囲む額縁領域100f(図5参照)において導光板310の4つの辺のうち光源部210が配置された辺310a(図5参照)に沿って延びるように形成されている。即ち、反射用シート720は、額縁領域100fのうち導光板310の辺310aに沿って延びる光源側領域100fa(図5参照)に少なくとも部分的に重なるように形成されている。
このように構成された光反射層730を備える本実施形態に係る液晶装置によれば、額縁領域100fのうち導光板310の光源部210が配置された一辺310a側において導光板310から出射する光を、光反射層730によって反射して導光板310に戻すことができ、光の利用効率を高めることができる。従って、液晶パネル110において明るい表示が可能となる。更に、上述した第2実施形態に係る液晶装置と同様に、額縁領域100fのうち導光板310の光源部210が配置されない3つの辺310b、310c及び310d側において導光板310から出射する光を遮光両面テープ620(より具体的には、その接着層が黒色に着色されてなる光吸収層)によって吸収することができる。よって、画像表示領域10aの縁付近に例えば輝線などの表示異常が発生してしまうことを抑制或いは防止できる。加えて、本実施形態によれば、光反射層730を、光源部210が実装されるFPC基板150上に容易に形成することができる。よって、光反射層730を容易に形成することができるので、当該液晶装置の製造上有利である。
<電子機器>
次に、上述した本実施形態に係る液晶装置を適用可能な電子機器の具体例について、図13を参照して説明する。
上述した液晶装置を、タッチパネル機能(或いはタッチスクリーン機能)を有するゲーム機器等のポータブルコンピュータの表示部に適用した例について説明する。図13は、このポータブルコンピュータの構成を示す斜視図である。同図に示すように、ポータブルコンピュータ4000は、本体部に操作ボタン4001や電源スイッチ4002を備え、上述した液晶装置を適用した表示部4003を備えている。表示部4003においてはタッチペン等による入力操作が可能となっており、本体部では操作ボタン4001等に加えてタッチペン等による入力内容に従った動作を行うことが可能なように構成されている。
尚、図13を参照して説明した電子機器の他にも、プロジェクタや、液晶テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた装置等が挙げられる。そして、これらの各種電子機器に適用可能なのは言うまでもない。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う電気光学装置及び電子機器もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
10a…画像表示領域、100f…額縁領域、110…液晶パネル、210…光源部、310…導光板、410…フレーム、610…第1遮光両面テープ、611…第1光吸収層、612…第2光吸収層、710…第2遮光両面テープ、711…光反射層、712…光源側光吸収層

Claims (7)

  1. 電気光学パネルと、
    前記電気光学パネルの表示領域の周辺に形成された額縁領域と、
    前記電気光学パネルに対向するように配置された導光板と、
    前記導光板の一辺における側面の少なくとも一部に対向するように実装基板上に実装された光源と、
    前記額縁領域のうち前記一辺に沿って延びる光源側領域に少なくとも部分的に重なると共に、前記実装基板の前記光源が実装される本体部から前記導光板に重なるように延設された延設部における前記導光板側の基板面に平面視で前記光源の側面を覆うように形成されており、前記導光板側からの光を反射する光反射部と、
    前記額縁領域のうち前記導光板の前記一辺と異なる他辺に沿って延びる非光源側領域に少なくとも部分的に重なるように形成されており、前記光反射部よりも低い反射率を有し、前記導光板側からの光を吸収する光吸収部と
    を備え、
    前記光反射部と前記光吸収部とは、前記表示領域の外側の前記導光板と重なる位置から、当該導光板から所定間隔だけ外側までの領域にわたって形成され、前記導光板の周縁を覆うことを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記光反射部の前記電気光学パネル側に、前記光反射部に重なるように形成されており、前記光反射部よりも低い反射率を有する光源側光吸収部を備えることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記光吸収部及び前記光源側光吸収部は、前記表示領域を囲む枠状の平面形状を有するように、一体的に形成されることを特徴とする請求項2に記載の電気光学装置。
  4. 前記光反射部及び前記光吸収部は、前記導光板と前記電気光学パネルとを接着することを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の電気光学装置。
  5. 前記電気光学パネルと前記導光板の間には、光を拡散する光拡散シートを含む光学シートが形成されることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の電気光学装置。
  6. 前記光吸収部は、第1光吸収層と第2光吸収層とで形成されることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の電気光学装置。
  7. 請求項1からのいずれか一項に記載の電気光学装置を具備してなることを特徴とする電子機器。

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