JP2010174974A - 分離テーブルの連結具 - Google Patents

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行男 小梶
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Abstract

【課題】分離されたテーブルの相対変位を吸収し、平面度や同一平面度を確実に保持でき、かつ組み付け性もよい分離テーブルの連結具を提供する。
【解決手段】連結具1は軸体1aの細軸部3A,3Bをテーブル100A,テーブル100Bの取付面4,8にそれぞれ挿入し、球面座金11を前後に配設して固持される。ダブルの球面座金11の存在によりテーブル100Aとテーブル100B間の相対ズレが緩和され、テーブル精度を保持することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、長尺のため隙間を介して分離された平板状のテーブル間を連結する連結具に係り、特に相互のテーブルの位置ズレを吸収してテーブルの平面度を保持し得る吸収手段を設けた分離テーブルの連結具に関する。
図4に示すように、加工物200を水平方向に移動させるためには加工物200を搭載するテーブル100が通常使用され、このテーブル100は移動機構部300によりガイドベース400に沿って水平方向に移動する。このテーブル100の上下面は平行に、かつ特に上面は平面度を高精度に保持する必要がある。
移動機構部300は、図4に示すようにテーブル100の下面に設けられているため、この移動機構部300をテーブル100に取り付ける場合はテーブル100を反転させることが通常必要となる。このため、加工物200が長尺の場合は当然ながらテーブル100も長尺となり、かなりの重量物となる。また、テーブル100が一体的構造の場合は作動時における熱上昇が全体に作用し、テーブル100の平面度を狂わせる問題点が生じ易い。
このため、図3に示すように長尺のテーブル100は、例えば、テーブル100Aとテーブル100Bに2分離される手段が採用される。この場合、図3に示すように移動機構部300は一方のテーブル100A側に設けられ、加工物200はテーブル100B側に搭載される。
また、テーブル100Aとテーブル100Bとは隙間500を介して配置されるが、テーブル100Aとテーブル100Bを連結するための連結具1が使用される。この連結具1や2部材間の連結構造としては各種のものが採用されているが、公知技術では本発明のような連結具1は見当らない。しかしながら、連結具又は連結方法の従来技術としては、例えば、「特許文献1」,「特許文献2」,「特許文献3」,「特許文献4」,「特許文献5」及び「特許文献6」等が挙げられる。
特開2003−139127号(図1) 特開2001−323769号(図1) 特開2000−291861号(図1) 特開平9−58468号(図1) 実開平6−53816号(図1) 実開平5−59922号(図1)
前記の「特許文献1」乃至「特許文献6」には球面座金等の変位吸収手段を用いた連結手段が開示されているが、全体構造として後に説明する本発明とは相異し、かつ変位吸収手段としての効果においても可成り相異するものである。
本発明は、以上の事情に鑑みて発明されたものであり、分離されたテーブル間を確実に連結すると共にテーブルの相対的変位を確実に吸収でき、かつ取り付け作業も比較的容易にできる分離テーブルの連結具を提供することを目的とする。
本発明は、以上の目的を達成するために、請求項1の発明は、隙間を介して分離された平板状のテーブル間を連結するための連結具であって、該連結具は、軸体と、該軸体と夫々のテーブルとの連結部位に設けられる可撓座金とを設けるものからなることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、前記可撓座金が、球面座金であることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、前記球面座金が、前記軸体と前記テーブルの連結部位の前後に配設され、前記球面座金の取付位置には前記球面座金の着脱を可能とする空間部が形成されることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、前記軸体の前記可撓座金に挿入されていない部位に縮寸部が形成されることを特徴とする。
本発明の請求項1の分離テーブルの連結具によれば、テーブルの連結部位にはテーブルの変位を吸収する可撓座金がテーブルの連結部位に夫々配置されているため、確実に変位が吸収され分離されたテーブルの平面度と同一面保持性を確保することができる。
また、本発明の請求項2の分離テーブルの連結具によれば、可撓座金が球面座金であり、変位吸収の確実性を図ることができる。
また、本発明の請求項3の分離テーブルの連結具によれば、テーブルの連結部位の前後に球面座金が配置されるため、より一層確実な変位吸収と平面度及び同一面保持性の保持ができ、かつ各テーブルの連結部位には球面座金の着脱を可能とする空間部が形成されているため連結具の取り付け作業を容易に、かつ確実に行うことができる。
また、本発明の請求項4の分離テーブルの連結具によれば、軸体に縮寸部を設けることにより、該軸体を撓み易くすることができ、連結部における可撓効果を発揮させることができる。
本発明の連結具の構造とその取り付け構造の詳細内容を示す軸断面図。 本発明の連結具の別の実施例の詳細構造を示す軸断面図。 分離テーブルの連結部の構造及び加工物や移動機構部とテーブルとの関係を示す模式的正面図。 従来の一体型のテーブル及び加工物や移動機構部との関係を示す模式的正面図。
以下、本発明の分離テーブルの連結具の実施の形態を図面を参照して詳述する。
図1に示すように、本発明の連結具1は軸体1aを備えており、その中央部に太軸部2が形成され、両端部には細軸部3A,3Bが一体的に形成される。この細軸部3A,3Bは分離されているテーブル100A及びテーブル100Bに夫々挿入されて固定される。
図1に示すように、テーブル100Aはその端部に比較的厚肉の取付面4があり、その後部(図の右側)には空間部5が形成され、この空間部5の上方側には蓋6が開閉可能に設けられている。
一方、テーブル100Bはテーブル100Aと対峙する側に空間部の1つである穴7が設けられ、その前部(図の左側)には比較的厚肉の取付面8が形成され、更にその前部には空間部9が形成され、空間部9の上方側には蓋10が開閉可能に設けられている。
軸体1aは前記細軸部3Aをテーブル100Aの取付面4に挿入された状態で支持されると共に、太軸部2をテーブル100Bの穴7に挿入し、細軸部3Bをテーブル100Bの取付面8に挿入された状態で支持される。
テーブル100Aの取付面4に挿入された細軸部3Aは、取付面4の前後に配設された可撓座金である球面座金11,11をダブルナット12により固定することにより取付面4に固持される。一方、テーブル100Bの取付面8に挿入された細軸部3Bは、同様に取付面8の前後に配設された球面座金11,11をダブルナット12により固定されることにより取付面8に固持される。
以上により、軸体1aはテーブル100Aとテーブル100B間に球面座金11により固持される。この球面座金11はその性質状、変位を球面に沿って緩和して直線性を保持する機能を有するため、テーブル100Aとテーブル100Bとの間に相対ズレが生じても元の状態に保持され、テーブル100Aとテーブル100Bの上面の平面度が同一面保持性を正しく保持することができる。
また、図1に示すように隙間500の下方側には略L形に曲がった金具13A,13Bがテーブル100A、100Bにそれぞれ取り付けられ、テーブル100Aやテーブル100Bから落下する切粉やゴミが下方側(ガイドベース400側)へ落下しないように防止している。
球面座金11,11の内、テーブル100Aの空間部5やテーブル100Bの空間部9側の球面座金11は通常は取り付けが困難であるが、前記蓋6や蓋10を開放することにより容易に取り付けることができる。
以上の構造により、テーブル100A及びテーブル100Bは平面度を保持することができると共に、両者からの熱の伝達が低減し、全体としての精度を保持することができ、かつ前記のように相対変位を連結軸1により確実に吸収することができる。また、連結軸1はテーブル100Aやテーブル100Bから容易に取り外しできるため、テーブル100Aへの移動機構部300の反転取り付け作業が容易にでき、組立性の向上を図ることができる。
図2に示すように、連結軸1の軸体1aの太軸部2には縮寸部2aが形成される。この縮寸部2aは図示のような形状に限定されず、軸体1aの可撓効果を図ることのできる任意の形状のものでもよい。勿論、軸体1aの交換は容易にできるため、必要に応じて任意の形状の縮寸部を有する軸体を採用することができる。なお、前記実施例1と同じ構成部材は、前記と同じ符号を付けて詳しい説明は省略する。
本発明は、以上の構造からなるが、その内容は以上のものに限定するものではなく、同一技術的範疇のものが適用されることは勿論である。
本発明の連結具は、高精度を保持する分離テーブルの連結具として優れたものであるが、相対変位を確実に吸収する必要のある分離部材間の連結具として広く適用することが可能であり、その利用範囲は極めて広い。
1 連結具
1a 軸体
2 太軸部
2a 縮寸部
3A、3B細軸部
4 取付面
5 空間部
6 蓋
7 穴
8 取付面
9 空間部
10 蓋
11 球面座金
12 ダブルナット
13A、13B 金具
100 テーブル(長尺)
100A テーブル
100B テーブル
200 加工物
300 移動機構部
400 ガイドベース
500 隙間

Claims (4)

  1. 隙間を介して分離された平板状のテーブル間を連結するための連結具であって、該連結具は、軸体と、該軸体と夫々のテーブルとの連結部位に設けられる可撓座金とを設けるものからなることを特徴とする分離テーブルの連結具。
  2. 前記可撓座金が、球面座金であることを特徴とする請求項1に記載の分離テーブルの連結具。
  3. 前記球面座金が、前記軸体と前記テーブルの連結部位の前後に配設され、前記球面座金の取付位置には前記球面座金の着脱を可能とする空間部が形成されることを特徴とする請求項2に記載の分離テーブルの連結具。
  4. 前記軸体の前記可撓座金に挿入されていない部位に縮寸部が形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の分離テーブルの連結具。
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