JP2010174583A - ケーブル連結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】インナケーブルのクランク状連結部を操作レバーの連結孔に簡単かつ確実に連結することができるようにする。
【解決手段】操作レバー4における連結孔41の近傍で、かつ連結孔41よりも配索方向A側とは反対方向側に位置する部分に、軸線Oを配索方向Aとは反対方向へ延長した仮想延長線Eを挟んで対峙し、かつ偏心部分53bの差し込み方向Dへ下り勾配に傾斜する傾斜部43を有する1対のレバー側誘導壁部42を設ける。偏心部分53bを連結孔41に差し込む場合、アーム部分53aが傾斜部43に当接することによって、アーム部分53aが配索方向Aに対して平行な方向に向くように偏心部分53bを中心に回動する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車用ドアラッチ装置等のようにケーシングまたはベースに操作レバーを枢支した装置に適したケーブル連結構造に関する。
自動車用ドアラッチ装置に採用されるケーブル連結構造においては、特許文献1に記載されているように、ケーシング内に枢支された操作レバーの連結孔をケーシングに設けた開口部に露出させた状態で、操作手段からの操作力を伝達可能なボーデンケーブルの端部を、開口部を通して操作レバーの連結孔に連結される。
図8に示すように、一般的にボーデンケーブル100は、ベースに固定される管状のアウタケーブル101と、アウタケーブル101内に軸線O方向へ摺動自在及び軸線O回りに回動自在に挿通されるとともに、操作レバー200の連結孔201に連結されるクランク状連結部103を形成したインナケーブル102とを備える。クランク状連結部102は、インナケーブル100の軸線Oに対して直角なアーム部分104と軸線Oに対して偏心する偏心部分105とから成る。クランク状連結部103を操作レバー200の連結孔201に連結するには、先ず、図8(a)に示すように、インナケーブル100の軸線Oが操作レバー200の回動面に対してほぼ直角で、かつアーム部分104の組付け方向Bがボーデンケーブル100の配索方向Aを向くようにした状態で、図8(b)に示すように、クランク状連結部103の偏心部分105を操作レバー200の連結孔201に差し込む。引き続いて、図8(b)に2点鎖線で示すように、ボーデンケーブル100を配索方向Aと平行になるように倒す。これによって、図8(c)に示すように、偏心部分105が連結孔201を通過して操作レバー200の裏面側に潜り込むとともに、アーム部分104が連結孔201に嵌入して、クランク状連結部103が操作レバー200に連結される。
特開2002−129813
しかし、上述のようなケーブルの連結構造においては、インナケーブル102がアウタケーブル101内に軸線O回りに回動自在に挿通されているため、偏心部分105を連結孔201に差し込む際、またはボーデンケーブル100を配索方向Aへ向けて倒す際に、アーム部分104が偏心部分105を中心に軸線O回り(図8(b)に示す矢印方向)に回動して、アーム部分104の組付け方向Bがずれてしまい、アーム部分104を連結孔201に正しく嵌入させることができなくなる場合がある。
本発明は、上記課題に鑑み、インナケーブルのクランク状連結部を操作レバーの連結孔に簡単かつ確実に連結することができるようにしたケーブルの連結構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、第1の発明に係わるケーブルの連結構造においては、ベースに回動自在に枢支される操作レバーと、前記ベースに固定される管状のアウタケーブルと、当該アウタケーブル内に軸線方向へ摺動自在及び軸線回りに回動自在に挿通され、操作手段の操作力を前記操作レバーに伝達可能に連結されるクランク状連結部を形成したインナケーブルとを備え、前記クランク状連結部は、前記軸線に対して直角なアーム部分と前記軸線に対して偏心する偏心部分とから成り、前記クランク状連結部を前記操作レバーの連結孔に連結する場合、前記偏心部分を前記操作レバーの回動面に対してほぼ直角な方向から前記連結孔に差し込み、この状態で、前記インナケーブルを自体の配索方向へ向けて倒すことによって、前記偏心部分が前記連結孔を通過して前記操作レバーの裏面側に潜り込むとともに、前記アーム部分が前記連結孔に嵌入し得るようにしたケーブル連結構造にあって、前記操作レバーにおける連結孔の近傍で、かつ前記連結孔よりも前記配索方向側とは反対方向側に位置する部分に、前記軸線を配索方向とは反対方向へ延長した仮想延長線を挟んで対峙し、かつ前記偏心部分の差し込み方向へ下り勾配に傾斜する傾斜部を有する1対のレバー側誘導壁部を設け、前記偏心部分を前記連結孔に差し込む場合、前記アーム部分が前記傾斜部に当接することによって、前記アーム部分が前記配索方向に対して平行な方向に向くように前記偏心部分を中心に回動するようにする。
また、第2の発明に係わるケーブルの連結構造においては、ベースに回動自在に枢支される操作レバーと、前記ベースに固定される管状のアウタケーブルと、当該アウタケーブル内に軸線方向へ摺動自在及び軸線回りに回動自在に挿通され、操作手段の操作力を前記操作レバーに伝達可能に連結されるクランク状連結部を形成したインナケーブルとを備え、前記クランク状連結部は、前記軸線に対して直角なアーム部分と前記軸線に対して偏心する偏心部分とから成り、前記ケーシングは、前記クランク状連結部が連結される前記操作レバーの連結孔を露出させるための開口部を有し、前記クランク状連結部を前記開口部に露出した前記操作レバーの連結孔に連結する場合、前記偏心部分を前記操作レバーの回動面に対してほぼ直角な方向から前記開口部を通して前記連結孔に差し込み、この状態で、前記インナケーブルを自体の配索方向へ向けて倒すことによって、前記偏心部分が前記連結孔を通過して前記操作レバーの裏面側に潜り込むとともに、前記アーム部分が前記連結孔に嵌入し得るようにしたケーブル連結構造にあって、前記ケーシングにおける開口部の周囲に、前記配索方向とは反対方向に行くに従って、前記連結孔からの距離が漸増し、かつ前記反対方向へ下り勾配に傾斜するケーシング側誘導壁部を設け、前記操作レバーにおける連結孔の近傍で、かつ前記連結孔よりも前記配索方向側とは反対方向側に位置して、前記開口部に露出する部分に、前記軸線を前記配索方向とは反対方向へ延長した仮想延長線を挟んで対峙し、かつ前記偏心部分の差し込み方向へ下り勾配に傾斜する傾斜部を有するレバー側誘導壁部を設け、前記偏心部分を前記連結孔に差し込む場合、前記アーム部分が前記ケーシング側誘導壁部に当接することによって、前記アーム部分が前記配索方向に対して平行な方向を向くように前記偏心部分を中心に回動し、引き続いて前記ケーシング側誘導壁部から外れて前記傾斜部に当接することによって、さらに前記アーム部分が前記配索方向に対して平行な方向へ向くように前記偏心部分を中心に回動するようにする。
また、第3の発明は、第1または第2の発明に係るケーブルの連結構造であって、前記レバー側誘導壁部は、前記偏心部分が前記連結孔に差し込まれた状態にあるとき、前記アーム部分が当接することによって、前記偏心部分を中心とする前記アーム部分の回動を阻止する。
第1の発明によると、クランク状連結部を操作レバーの連結孔に連結する際、クランク状連結部のアーム部分が、操作レバーに設けたレバー側誘導壁部の傾斜部によって、インナケーブルの配索方向へ向くように誘導されるため、クランク状連結部を、操作レバーの連結孔に簡単かつ確実に連結することができる。
第2の発明によると、クランク状連結部をケーシングの開口部を通して操作レバーの連結孔に連結する際、クランク状連結部のアーム部分が、ケーシングに設けたケーシング側誘導壁部及び操作レバーに設けたレバー側誘導壁部の傾斜部によって、インナケーブルの配索方向へ向くように誘導されるため、クランク状連結部を、操作レバーの連結孔に簡単かつ確実に連結することができる。
第3の発明によると、第1または第2の発明の効果に加えて、インナケーブルを配索方向へ向けて倒す際、レバー側誘導壁部によって、偏心部分を中心とするアーム部分の回動を阻止するため、クランク状連結部を連結孔により簡単かつ確実に連結することができる。
本発明を適用したドアロック装置の正面図である。 要部の分解斜視図である。 図1におけるIII−III線拡大断面図である。 図1におけるIV−IV線拡大断面図である。 インナケーブルの連結作業途中における要部の拡大正面図である。 図5におけるVI−VI線断面図である。 図5におけるVII−VII線断面図である。 従来技術におけるインナケーブルの操作レバーに対する連結を説明するための要部の斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
1は、自動車のドア内に取り付けられるドアラッチ装置である。ドアラッチ装置1は、車体に固定されたストライカ(図示略)に係合することによってドアを閉鎖状態に保持する噛合機構を収容したボディ2と、ドアの車内側に設けられる施錠、解錠操作用のロックノブ(図示略)に周知のボーデンケーブル5を介して連結される操作レバーをなすロッキングレバー4を収容した合成樹脂製のケーシング3を備える。
なお、ケーシング3内には、ロッキングレバー4の他にも、ドアの車外、車内側に設けられるアウタハンドル、インナハンドルにケーブルやロッド等を介して連結されるアウタレバー、インナレバー等が取り付けられるが、本発明は、ロッキングレバー4に適用した実施形態を説明するため、アウタレバー、インナレバーの図示は省略する。しかし、本発明は、ロッキングレバー4のみに特定されるものではなく、アウタレバー、インナーレバー及びその他レバーにも適用可能である。
ボーデンケーブル5は、管状のアウタケーブル51と、アウタケーブル51内に軸線O(図2参照)方向へ摺動自在及び軸線O回りに回動自在に挿通され、ロックノブの操作力をロッキングレバー4に伝達可能なインナケーブル52とを含み、図1に示すように、アウタケーブル51の端部がケーシング3に設けられたケーブル固定部32に固定されることによって、配索方向Aに向けて配索される。主に図2に示すように、インナケーブル52の端部には、クランク状に折曲されることによって、インナケーブル52の軸線Oに対して直角なアーム部分53aと、軸線Oに対して偏心する偏心部分53bからなる、ロッキングレバー4に設けられる連結孔41に連結されるクランク状連結部53が形成される。
ロッキングレバー4は、ケーシング3の一部を構成するケース本体3Aに設けられた支軸31により回動自在に枢支され、図1に示す施錠位置と施錠位置から時計方向へ所定角度回動した解錠位置とに回動可能である。ロッキングレバー4の端部には、インナケーブル52のクランク状連結部53が連結される連結孔41が設けられている。
ケーシング3の他の一部を形成するカバー3Bには、ロッキングレバー4が施錠位置にあるとき、ロッキングレバー4の連結孔41を露出させるための丸孔形状の開口部33と、アウタケーブル51の端部を固定するためのケーブル固定部32と、インナケーブル52が配索方向Aに沿って移動し得るように開口するスリット34とが設けられている。
開口部33は、クランク状連結部53を連結孔41に連結することができるように開口し、ロッキングレバー4が施錠位置にあるときの連結孔41よりも配索方向A側とは反対方向C側の連結孔41の近傍を露呈させるような位置に設けられる。開口部33の周囲には、反対方向Cに行くに従って、図5に示すように、ロッキングレバー4が施錠位置にあるときの連結孔41の中心からの距離Rが漸増し、かつ図3、6に示すように、偏心部分53bの差し込み方向D(図6、7参照)へ下り勾配に傾斜する1対のケーシング側誘導壁部35、35が設けられる。1対のケーシング側誘導壁部35は、クランク状連結部53を開口部33を通して連結孔41に連結する際、クランク状連結部53が正規の方向、すなわちアーム部分53aの組付け方向Bが配索方向Aへ向くように誘導するもので、配索方向Aとは反対方向へ延長した仮想延長線Eを挟むようにして設けられる。
ロッキングレバー4における連結孔41の周辺には、仮想延長線Eを挟んで対峙する1対のレバー側誘導壁部42、42が突設されている。1対のレバー側誘導壁部42、42における連結孔41よりも反対方向C側の部分には、仮想延長線Cを挟んで対峙し、かつ差し込み方向Dへ下り勾配に傾斜する傾斜部43が設けられている。
レバー側誘導壁部42の傾斜部43は、クランク状連結部53を開口部33を通して連結孔41に連結する際、ケーシング側誘導壁部35によって誘導されたクランク状連結部53がさらに配索方向Aへ向くように誘導するものであって、ロッキングレバー4が施錠位置にあるとき、開口部33に露出し、かつ図4、7に示すように、ケーシング側誘導壁部35の傾斜に連なるように設けられる。
次に、インナケーブル52をロッキングレバー4に連結する際の作業工程について説明する。
先ず、ケーシング3内に枢支されたロッキングレバー4を施錠位置に回動させ、連結孔41をケーシング3の開口部33から露出させる。次に、図5、6に示すように、クランク状連結部53の偏心部分53bをロッキングレバー4の回動面に対してほぼ直角にし、かつアーム部分53aの組付け方向Bが配索方向Aと平行になるようにした状態で、偏心部分53bを開口部33を通して連結孔41に差し込む。引き続いて、偏心部分53bを連結孔41に完全に差し込んだ状態で、ボーデンケーブル5を配索方向Aへ向けて倒して、アウタケーブル51をケース本体3Aのケーブル固定部32に固定する。これにより、クランク状連結部53の偏心部分53bが連結孔41を通過してロッキングレバー4の裏面側に潜り込むとともに、アーム部分53aがロッキングレバー4の連結孔41に嵌入する。このとき、従来技術においては、ボーデンケーブル5を配索方向Aへ向けて倒す際、作業者の力の掛け具合によっては、インナケーブル52が偏心部分53bを中心にアウタケーブル51内で軸線O回りに回転してアーム部分53aの組付け方向Bが配索方向Aからずれて、アーム部分53aを連結孔41に嵌入させることができなくなる虞がある。しかし、本実施形態においては、図5に示すように、クランク状連結部53の偏心部分53bを連結孔41に差し込んだ状態においては、アーム部分53aが両レバー側誘導壁部42間に挟まれて、アーム部分53aが偏心部分53bを中心に回動することがないように両レバー側誘導壁部42に対して当接可能であるため、ボーデンケーブル5を配索方向Aへ向けて倒す際、インナケーブル52が偏心部分53bを中心に回動することはない。よって、クランク状連結部53を連結孔41に容易かつ確実に連結することができる。
また、クランク状連結部53の偏心部分53bを連結孔41に差し込む際、例えば、図5に2点鎖線で示すように、アーム部分53aの組付け方向Bが配索方向Aに対して角度αずれた状態で、偏心部分53bを連結孔41に差し込んだ場合には、アーム部分53aがケーシング側誘導壁部35に当接する。この状態で、偏心部分53bを連結孔41に深く押し込むと、アーム部分53aがケーシング側誘導壁部35を摺接しつつ、アーム部分53aの組付け方向Bが配索方向Aと平行になるように、インナケーブル52が偏心部分53bを中心に時計方向へ回動する。そして、アーム部分53aが所定位置、すなわち距離Rがアーム部分53aの長さよりも長い位置に達すると、ケーシング側誘導壁部35から外れ、引き続いて、アーム部分53aがレバー側誘導壁部42の傾斜部43に当接する。この状態で、偏心部分53bをさらに連結孔41に深く押し込むと、アーム部分53aがレバー側誘導壁部42の傾斜部43を摺接しつつ、アーム部分53aの組付け方向Bが配索方向Aと平行になるように、偏心部分53bを中心に回動する。これによって、クランク状連結部53をロッキングレバー4に連結する際、常に、アーム部分53aの組付け方向Bを配索方向Aに向けさせることができ、クランク状連結部53を連結孔41に容易かつ確実に連結することができ、作業性の向上を図ることができる。
なお、アーム部分53aの組付け方向Bが、角度αよりも小さい角度α1ずれた場合には、アーム部分53aが、ケーシング側誘導壁部35に当接しないで開口部33を通過してレバー側誘導壁部42の傾斜部43に直接当接することによって、前述と同様に、傾斜部43によりアーム部分53aの組付け方向Bが配索方向Aへ向くように誘導される。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、本実施形態に対して、次のような種々の変形や変更を施すことが可能である。
(i)操作レバーを、ケーシング内に枢支することに代えて、ベース上に枢支する。この場合は、ケーシングに、操作レバーの連結部を露出させるための開口部、及びケーシング側誘導壁部は省略される。
(ii)ケーシングを、ドアロック装置以外のものとする。
1 ドアラッチ装置
2 ボディ
3 ケーシング
3A ケース本体
3B カバー
4 ロッキングレバー(操作レバー)
5 ボーデンケーブル
31 支軸
32 ケーブル固定部
33 開口部
34 スリット
35 ケーシング側誘導壁部
41 連結孔
42 レバー側誘導壁部
43 傾斜部
51 アウタケーブル
52 インナケーブル
53 クランク状連結部
53a アーム部分
53b 偏心部分
A 配索方向
B アーム部分の組付け方向
C 反対方向
D 差し込み方向
E 仮想延長線
R 連結孔41の中心からケーシング側誘導壁部までの距離
O インナケーブルの軸線

Claims (3)

  1. ベースに回動自在に枢支される操作レバーと、前記ベースに固定される管状のアウタケーブルと、当該アウタケーブル内に軸線方向へ摺動自在及び軸線回りに回動自在に挿通され、操作手段の操作力を前記操作レバーに伝達可能に連結されるクランク状連結部を形成したインナケーブルとを備え、前記クランク状連結部は、前記軸線に対して直角なアーム部分と前記軸線に対して偏心する偏心部分とから成り、前記クランク状連結部を前記操作レバーの連結孔に連結する場合、前記偏心部分を前記操作レバーの回動面に対してほぼ直角な方向から前記連結孔に差し込み、この状態で、前記インナケーブルを自体の配索方向へ向けて倒すことによって、前記偏心部分が前記連結孔を通過して前記操作レバーの裏面側に潜り込むとともに、前記アーム部分が前記連結孔に嵌入し得るようにしたケーブル連結構造にあって、
    前記操作レバーにおける連結孔の近傍で、かつ前記連結孔よりも前記配索方向側とは反対方向側に位置する部分に、前記軸線を配索方向とは反対方向へ延長した仮想延長線を挟んで対峙し、かつ前記偏心部分の差し込み方向へ下り勾配に傾斜する傾斜部を有する1対のレバー側誘導壁部を設け、
    前記偏心部分を前記連結孔に差し込む場合、前記アーム部分が前記傾斜部に当接することによって、前記アーム部分が前記配索方向に対して平行な方向に向くように前記偏心部分を中心に回動するようにしたことを特徴とするケーブルの連結構造。
  2. ベースに回動自在に枢支される操作レバーと、前記ベースに固定される管状のアウタケーブルと、当該アウタケーブル内に軸線方向へ摺動自在及び軸線回りに回動自在に挿通され、操作手段の操作力を前記操作レバーに伝達可能に連結されるクランク状連結部を形成したインナケーブルとを備え、前記クランク状連結部は、前記軸線に対して直角なアーム部分と前記軸線に対して偏心する偏心部分とから成り、前記ケーシングは、前記クランク状連結部が連結される前記操作レバーの連結孔を露出させるための開口部を有し、前記クランク状連結部を前記開口部に露出した前記操作レバーの連結孔に連結する場合、前記偏心部分を前記操作レバーの回動面に対してほぼ直角な方向から前記開口部を通して前記連結孔に差し込み、この状態で、前記インナケーブルを自体の配索方向へ向けて倒すことによって、前記偏心部分が前記連結孔を通過して前記操作レバーの裏面側に潜り込むとともに、前記アーム部分が前記連結孔に嵌入し得るようにしたケーブル連結構造にあって、
    前記ケーシングにおける開口部の周囲に、前記配索方向とは反対方向に行くに従って、前記連結孔からの距離が漸増し、かつ前記反対方向へ下り勾配に傾斜するケーシング側誘導壁部を設け、
    前記操作レバーにおける連結孔の近傍で、かつ前記連結孔よりも前記配索方向側とは反対方向側に位置して、前記開口部に露出する部分に、前記軸線を前記配索方向とは反対方向へ延長した仮想延長線を挟んで対峙し、かつ前記偏心部分の差し込み方向へ下り勾配に傾斜する傾斜部を有するレバー側誘導壁部を設け、
    前記偏心部分を前記連結孔に差し込む場合、前記アーム部分が前記ケーシング側誘導壁部に当接することによって、前記アーム部分が前記配索方向に対して平行な方向を向くように前記偏心部分を中心に回動し、引き続いて前記ケーシング側誘導壁部から外れて前記傾斜部に当接することによって、さらに前記アーム部分が前記配索方向に対して平行な方向へ向くように前記偏心部分を中心に回動するようにしたことを特徴とするケーブルの連結構造。
  3. 前記レバー側誘導壁部は、前記偏心部分が前記連結孔に差し込まれた状態にあるとき、前記アーム部分が当接することによって、前記偏心部分を中心とする前記アーム部分の回動を阻止することを特徴とする請求項1または2記載のケーブルの連結構造。
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