JP2010174486A - 地下タンク構造の側壁の構築方法 - Google Patents

地下タンク構造の側壁の構築方法 Download PDF

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Abstract

【課題】地下タンクの側壁を構築する際に、型枠の基本形状を維持したままでスライド上昇させながらも、コンクリート表面に露出するように金物を埋設することができ、コンクリート表面が美しく仕上げられる方法を提供する。
【解決手段】屋根中央部を先行して構築し、側壁21の表面に沿うように配置されるとともに上下複数段の型枠パネル200を、屋根中央部に吊持された円環状の型枠支持装置100により支持した状態で、型枠パネル200と地中連続壁30との間にコンクリート181を打設する工程と、型枠支持装置100を上昇させる工程と、上下複数段の型枠パネル200のうち最下段の型枠パネル200を撤去する工程と、最上段の型枠パネル200の上方に、円環状に型枠パネル200を接続する工程と、を繰り返すことにより、側壁121を構築する。
【選択図】図4

Description

本発明は、下部が地中に埋設された地下タンク構造の側壁の構築方法に関する。
従来より、LPG,LNGなどの液化ガスの貯蔵タンクとして、底版と、底版の周囲に沿って構築された側壁と、側壁の上部を覆う屋根とからなり、少なくともその下部が地中に埋設されるように構築された地下タンクが用いられている。このような地下タンクは、地中に筒状の地中連続壁を構築し、地中連続壁内を掘削し、地中連続壁の内部において底版を構築し、地中連続壁の内周に沿うように側壁を構築し、側壁の上部に屋根を接続することにより構築することができる。
また、例えば、特許文献1には、このような地下タンクの側壁の構築作業の施工性を向上する方法として、底版上に仮設支柱を立設し、この仮設支柱の上部から吊持されるととともに、仮設支柱に反力を取って側壁の内周面に相当する位置に型枠を支持する型枠支持装置を用いて、型枠支持装置を上昇させながら側壁を構築する方法が記載されている。
特開2003―119806号公報
ここで、通常、コンクリート部材の表面に露出するように金物を埋め込む場合には、型枠の内面に金物を取り付けておく。しかしながら、上記のような型枠支持装置を上昇させる方法では、型枠支持装置とともに型枠が上昇するため、型枠の内面に金物を取り付けることができない。
また、型枠支持装置を上昇させながら、コンクリートの打設作業等を行うため、型枠が十分に硬化していないコンクリートの表面を擦ることとなり、コンクリート表面が荒れてしまうという問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑みなされたものであり、その目的は、地下タンクの側壁を構築する際に、型枠の基本形状を維持したままでスライド上昇させつつ、コンクリート表面に露出するように金物を埋設することができ、コンクリート表面を美しく仕上げられる方法を提供することである。
本発明の地下タンク構造の側壁の構築方法は、底版と、前記底版の外周縁に沿って構築された側壁と、前記側壁の上部に構築された屋根とからなる鉄筋コンクリート造のタンクを備え、少なくとも側壁及び底版が地中に埋設された地下タンク構造の側壁の構築方法であって、
予め、地上高さにおいて、前記屋根の一部を構築し、前記側壁の外周に相当する位置に筒状の地中壁を構築し、前記屋根の一部が前記地中壁により支持されるように前記屋根の一部と前記地中壁とを接続し、前記地中壁の内部を掘削しておき、
前記側壁の表面に沿うように配置されるとともに上下複数段に接続された型枠パネルを、前記屋根の一部に吊持された円環状の型枠支持装置により支持した状態で、
前記型枠パネルと前記地中壁との間にコンクリートを打設する工程と、前記型枠支持装置を上昇させる工程と、前記上下複数段に接続された型枠パネルのうち最下段の型枠パネルを撤去する工程と、最上段の型枠パネルの上方に円環状に型枠パネルを接続する工程と、を繰り返すことにより、前記掘削した地中壁の内部に沿うように前記側壁を構築することを特徴とする。
なお、これら繰り返される工程の順序は問わない。
また、本発明の地下タンク構造の側壁の構築方法は、底版と、前記底版の外周縁に沿って構築された側壁と、前記側壁の上部に構築された屋根とからなる鉄筋コンクリート造のタンクを備え、少なくとも側壁及び底版が地中に埋設された地下タンク構造の側壁の構築方法であって、
予め、前記側壁の外周に相当する位置に筒状の地中壁を構築し、前記地中壁の上部に前記タンクの中心に向かって突出するブラケットを設け、前記地中壁の内部を掘削しておき、
前記側壁の表面に沿うように配置されるとともに上下複数段に接続された型枠パネルを、前記ブラケットの一部に吊持された円環状の型枠支持装置により支持した状態で、
前記型枠パネルと前記地中壁との間にコンクリートを打設する工程と、前記型枠支持装置を上昇させる工程と、前記上下複数段に接続された型枠パネルのうち最下段の型枠パネルを撤去する工程と、最上段の型枠パネルの上方に、円環状に型枠パネルを接続する工程と、を繰り返すことにより、前記掘削した地中壁の内部に沿うように前記側壁を構築することを特徴とする。
上記の地下タンク構造の構築方法において、前記側壁構築ステップと並行して、 側壁の構築が完了した部分において、保冷材の取付作業又はメンブレンのライニング作業を行ってもよい。
本発明によれば、側壁型枠の基本的形状を維持したままスライド上昇させるので、型枠の組立解体作業を大きく減らすことができる。さらに、足場、型枠を吊り下げることで、足場を減らすことができ、型枠支持装置を上昇させても型枠パネルは残置されるため、型枠パネルの内面側に金物を取り付けておくことで、側壁の表面に露出するように金物を埋設することができるとともに、側壁表面を美しく仕上げることができる。
本実施形態の構築方法により構築された地下タンク構造を示す鉛直断面図である。 屋根を先行して構築する場合の地下タンク構造の構築方法を説明するための図(その1)である。 屋根を先行して構築する場合の地下タンク構造の構築方法を説明するための図(その2)である。 屋根を先行して構築する場合の地下タンク構造の構築方法を説明するための図(その3)である。 屋根を先行して構築する場合の地下タンク構造の構築方法を説明するための図(その4)である。 型枠支持装置を示す平面図である。 型枠支持装置を示す鉛直断面図である。 図3におけるC部の拡大図である。 型枠支持装置を用いて側壁を構築する方法を説明するための図(その1)である。 型枠支持装置を用いて側壁を構築する方法を説明するための図(その2)である。 型枠支持装置を用いて側壁を構築する方法を説明するための図(その3)である。 型枠支持装置を用いて側壁を構築する方法を説明するための図(その4)である。 型枠支持装置を用いて側壁を構築する方法を説明するための図(その5)である。 型枠支持装置を用いて側壁を構築する方法を説明するための図(その6)である。 型枠支持装置を用いて側壁を構築する方法を説明するための図(その7)である。 地中連続壁にブラケットを設け、ブラケットに吊持される型枠支持装置を用いて側壁を構築する場合の地下タンク構造の構築方法を説明するための図(その1)である。 地中連続壁にブラケットを設け、ブラケットに吊持される型枠支持装置を用いて側壁を構築する場合の地下タンク構造の構築方法を説明するための図(その2)である。 地中連続壁にブラケットを設け、ブラケットに吊持される型枠支持装置を用いて側壁を構築する場合の地下タンク構造の構築方法を説明するための図(その3)である。 地中連続壁にブラケットを設け、ブラケットに吊持される型枠支持装置を用いて側壁を構築する場合の地下タンク構造の構築方法を説明するための図(その4)である。 地中連続壁にブラケットを設け、ブラケットに吊持される型枠支持装置を用いて側壁を構築する場合の地下タンク構造の構築方法を説明するための図(その5)である。 地中連続壁にブラケットを設け、ブラケットに吊持される型枠支持装置を用いて側壁を構築する場合の地下タンク構造の構築方法を説明するための図(その6)である。 地中連続壁にブラケットを設け、ブラケットに吊持される型枠支持装置を用いて側壁を構築する場合の地下タンク構造の構築方法を説明するための図(その7)である。
以下、本発明の地下タンク構造の側壁の構築方法の一実施形態を図面を参照しながら、詳細に説明する。
図1は、地下タンク構造10を示す鉛直断面図である。地下タンク構造10は、LPGやLNGなどの液化ガスを貯蔵するためのものであり、同図に示すように、地盤に円筒形に形成された地中連続壁30と、地中連続壁30の内部に地中連続壁30と一体となるように構築された地下タンク本体20と、により構成される。
地下タンク本体20は、鉄筋コンクリート造の底版22と、底版22の周囲に沿って一体に、かつ、地中連続壁30と隣接して構築された鉄筋コンクリート造の側壁21と、側壁21の頂部に一体にドーム状に構築された鉄筋コンクリート造の屋根23とにより構成される。
地下タンク本体20の内周面には、地下タンク本体20の内部に貯蔵される液化ガスの冷熱が外部に伝播しないように、保冷材及びメンブレンが取り付けられている。
以下、かかる構成の地下タンク構造の側壁21の構築方法を図2A〜図2Dを参照しながら説明する。なお、本実施形態の地下タンク構造は、鉛直断面において対称性を有するため、図2A〜図2Dには中心軸より左側の鉛直断面のみを示す。
側壁21を構築するにあたり、まず、図2Aに示すように、側壁22の外周に地中連続壁30を構築し、この地中連続壁30に支持部50を介して支持されるように、地下タンク本体20の屋根23における側壁21の内周面から幅1〜2m程度の外周部を除いた部分(以下、中央部23Aという)を構築する。そして、地中連続壁30で囲まれた部分の地盤を掘削し、底部に底版22を構築する。なお、このように屋根23を側壁21に先行して構築する方法としては、特許第3888564号公報(特に、段落[0018]〜段落[0024])に記載されている方法を用いればよい。
次に、図2Bに示すように、屋根23の中央部23Aから吊材110を垂下させ、この吊材110に反力を取って昇降可能な型枠支持装置100を用いて側壁21を構築する。
図3〜図5は、型枠支持装置100の構成を示し、図3は平面図、図4は鉛直断面図、図5は図3におけるC部の拡大図である。同図に示すように、型枠支持装置100は、円環状に組まれたトラス架構からなる円環部140と、円環部140の外周に取り付けられた横桁152と滑り支承151からなる型枠支持部150と、吊材110に反力を取って上昇するためのジャッキ130と、円環部に上下に延びるように取り付けられた支柱120と、支柱120の上部及び下部に設けられた作業員が作業可能な作業床160、162と、円環部140の内周に中心を通過し、対向する部分を結ぶように取り付けられた鋼材からなる複数のスポーク170とにより構成される。
以下、型枠支持装置100を用いて側壁21を構築する流れを図6A〜図6Gを参照しながら説明する。
まず、図6Aに示すように、側壁21の下端部21Aを構築する。すなわち、地中連続壁30に沿うように鉄筋ユニット180を配置し、側壁21の表面に相当する位置に型枠パネル200を水平方向に円環状に接続するとともに、上下に複数段接続して設置し、地中連続壁30と型枠パネル200との間にコンクリート181を打設する。
次に、図6Bに示すように、底版22上において、分解されて搬入された型枠支持装置100を組み立て、屋根23から垂下する吊材110にジャッキ130を取り付け、型枠パネル200に型枠支持部150を当接させる。
次に、図6Cに示すように、型枠支持装置100をジャッキ130により上昇させる。この際、型枠パネル200は型枠支持装置100の型枠支持部150により支持されており、型枠支持装置100の上昇時に、型枠支持装置100に取り付けられた滑り支承151が型枠パネル200に対して滑ることにより、型枠パネル200を移動させることなく、設置された位置に保ったまま、型枠支持装置100を上昇させることができる。また、打設したコンクリート181が硬化しているため、硬化したコンクリートに沿って型枠支持装置100が上昇することとなり、型枠支持装置100の位置精度を確保できる。
次に、図6Dに示すように、上方作業床160上において、下端部21Aに埋設された鉄筋ユニット180の上部に新たに鉄筋ユニット180を接続する。そして、既に設置されている最上段の型枠パネル200の上方に型枠パネル200を環状に接続する。
次に、図6Eに示すように、上方作業床160上において、地中連続壁30と型枠パネル200との間にコンクリート181を打設する。この際、型枠パネル200にはコンクリート181の打設圧が作用するが、円環部140のリングコンプレッション効果及びスポーク170の突張力によりこれに抵抗するため、型枠パネル200の形状を保持することができる。なお、コンクリート181を打設する前に、既に打設が完了したコンクリート181の打ち継ぎ面に打ち継ぎ処理を施しておくとよい。
次に、図6Fに示すように、下方作業床162上において、最下段の型枠パネル200を取り外す。型枠パネル200に埋設金物を取り付けていた場合には、埋設金物が側壁21を構成するコンクリート181の表面に露出することとなる。なお、この際、地中連続壁30と型枠パネル200との間に打設されたコンクリート181のうち、最下段の型枠パネル200に相当する高さの部分は十分に硬化しているものとする。また、取外した型枠パネル200は最上段に移動し、繰り返し利用することができる。
次に、図6Gに示すように、型枠支持装置100をジャッキ130により上昇させる。そして、上方作業床160上において、上方作業床160上において、下端部21Aに埋設された鉄筋ユニット180の上部に新たに鉄筋ユニット180を接続する。そして、既に設置されている最上段の型枠パネル200の上方に型枠パネル200を環状に接続する。
そして、上記説明した図6E〜図6Gの工程を繰り返すことにより、図2Cに示すように側壁21を構築することができる。なお、図6D〜図6Gを参照して説明した工程は順序は問わず、例えば、最上段に型枠パネル200を接続する作業を行った後、型枠支持装置100を上昇させるなど、異なる順序で行ってもよい。また、上述した側壁21の構築作業と並行して、側壁21の構築が完了した部分や底版22における保冷材の取付作業及びメンブレンをライニングする作業を行うこともできる。
次に、図2Dに示すように、側壁21と屋根23との接続部に相当する位置に型枠を設置し、型枠内に鉄筋を配筋した後、コンクリートを打設して、側壁21と中央部23Aとを接続する。これにより、屋根23と側壁21とが接続され、地下タンク本体20の構築が完了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、型枠支持装置100を上昇させながら、型枠支持装置100により型枠パネル200を支持することにより、型枠パネル200を支持するための支保工及び作業用足場を設置、撤去する手間が省けるので、施工期間を短縮することができる。さらに、屋根23や底版22や側壁21の構築が完了した部分における保冷材の取付作業及びメンブレンをライニングする作業を並行して行うことができるため、さらに施工期間を短縮することができる。
また、型枠支持装置100を上昇させても型枠パネル200は設置された位置に残置される。すなわち、スリップフォーム工法のように型枠パネル200が固まる前のコンクリートに対して移動することがない。このため、型枠パネル200の内面側に埋設金物を取り付けておくことで、側壁21の表面に露出するように金物を埋設することができる。
また、上記のように型枠パネル200が残置されるため、側壁21を構成するコンクリートの表面を美しく仕上げることができる。また、型枠パネル200を残置することが可能であるため、コンクリートが硬化するまで、十分な期間、型枠パネル200を配置することができ、早期脱型による品質の劣化を防止できる。
なお、上記の実施形態では、側壁21の構築作業に先行して屋根23を構築する場合について説明したが、これに限らず、屋根23の構築作業を側壁21の構築作業の後に行うことも可能である。
図7A〜図7Gは、屋根23の構築作業を側壁21の構築作業の後に行う場合の地下タンク構造10の構築方法を説明するための図である。
まず、図7Aに示すように、地下タンク本体20の側壁21の外周に相当する位置に、地中連続壁30を構築する。そして、同図に示すように、周方向に適宜間隔をあけて、地中連続壁30から地下タンク本体20の中心方向に向かって突出するようにブラケット33を地中連続壁30の上部と一体に構築する。
次に、図7Bに示すように、地中連続壁30に囲まれた部分の地盤をバックホー71や土砂バケット72等を使用して掘削し、予定深度に達した後、図7Cに示すように、地中連続壁30の内部の掘削孔70内の底部に鉄筋コンクリート造の底版22を構築する。
次に、図7Dに示すように、上記の実施形態と同様に、ブラケット33から吊材110を垂下させ、型枠保持装置100を用いて、地中連続壁30の内周に沿うように、地中連続壁30に隣接して地下タンク本体20の側壁21を構築する。この際、側壁21の構築作業と並行して、側壁21の構築が完了した部分や底版22における保冷材の取付作業及びメンブレンをライニングする作業を行うことも可能である。なお、側壁21の構築作業が完了した後、ブラケット33は除去する。
次に、図7Eに示すように、底版22上で屋根23を構築し、図7Fに示すように、屋根23を、リフトアップ装置により、地上高さまでリフトアップし、図7Gに示すように、屋根23と側壁21とを接続する。
以上説明した方法によっても、上記の実施形態と同様の効果が得られる。
また、上記の各実施形態では、コンクリート181の打設圧に対して、円環部140のリングコンプレッション効果及びスポーク180の突張力により抵抗することで、型枠パネル200の形状を保持することとしたが、これに限らず、地中連続壁30と型枠パネル200との間にセパレータを設け、型枠パネル200を保持することとしてもよい。
10 地下タンク構造 20 地下タンク本体
21 側壁 22 底版
23 屋根 23A 中央部
30 地中連続壁 50 支持部
60 吊り足場 70 掘削孔
71 掘削用重機 72 バケット
100 型枠支持装置 110 吊材
120 支柱 130 ジャッキ
140 円環部 150 型枠支持部
151 滑り支承 152 横桁
160 上方作業床 162 下方作業床
170 スポーク 180 鉄筋ユニット
181 コンクリート 200 型枠パネル

Claims (3)

  1. 底版と、前記底版の外周縁に沿って構築された側壁と、前記側壁の上部に構築された屋根とからなる鉄筋コンクリート造のタンクを備え、少なくとも側壁及び底版が地中に埋設された地下タンク構造の側壁の構築方法であって、
    予め、地上高さにおいて、前記屋根の一部を構築し、前記側壁の外周に相当する位置に筒状の地中壁を構築し、前記屋根の一部が前記地中壁により支持されるように前記屋根の一部と前記地中壁とを接続し、前記地中壁の内部を掘削しておき、
    前記側壁の表面に沿うように配置されるとともに上下複数段に接続された型枠パネルを、前記屋根の一部に吊持された円環状の型枠支持装置により支持した状態で、
    前記型枠パネルと前記地中壁との間にコンクリートを打設する工程と、前記型枠支持装置を上昇させる工程と、前記上下複数段に接続された型枠パネルのうち最下段の型枠パネルを撤去する工程と、最上段の型枠パネルの上方に円環状に型枠パネルを接続する工程と、を繰り返すことにより、前記掘削した地中壁の内部に沿うように前記側壁を構築することを特徴とする地下タンク構造の側壁の構築方法。
  2. 底版と、前記底版の外周縁に沿って構築された側壁と、前記側壁の上部に構築された屋根とからなる鉄筋コンクリート造のタンクを備え、少なくとも側壁及び底版が地中に埋設された地下タンク構造の側壁の構築方法であって、
    予め、前記側壁の外周に相当する位置に筒状の地中壁を構築し、前記地中壁の上部に前記タンクの中心に向かって突出するブラケットを設け、前記地中壁の内部を掘削しておき、
    前記側壁の表面に沿うように配置されるとともに上下複数段に接続された型枠パネルを、前記ブラケットの一部に吊持された円環状の型枠支持装置により支持した状態で、
    前記型枠パネルと前記地中壁との間にコンクリートを打設する工程と、前記型枠支持装置を上昇させる工程と、前記上下複数段に接続された型枠パネルのうち最下段の型枠パネルを撤去する工程と、最上段の型枠パネルの上方に、円環状に型枠パネルを接続する工程と、を繰り返すことにより、前記掘削した地中壁の内部に沿うように前記側壁を構築することを特徴とする地下タンク構造の側壁の構築方法。
  3. 請求項1又は2記載の地下タンク構造の側壁の構築方法であって、
    前記側壁を構築する際に、これと並行して、
    側壁の構築が完了した部分において、保冷材の取付作業又はメンブレンのライニング作業を行うことを特徴とする地下タンク構造の側壁の構築方法。
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