JPH08120918A - 型枠工法および装置 - Google Patents

型枠工法および装置

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JPH08120918A
JPH08120918A JP28431194A JP28431194A JPH08120918A JP H08120918 A JPH08120918 A JP H08120918A JP 28431194 A JP28431194 A JP 28431194A JP 28431194 A JP28431194 A JP 28431194A JP H08120918 A JPH08120918 A JP H08120918A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】全体工程に影響を与えずに型枠パネルの存置期
間を延ばし、コンクリート面を十分に養生するととも
に、ジャンプアップ工法の全体工程を短縮する。 【構成】本発明の型枠工法は、まず、作業足場の支持体
をコンクリート壁面に固着するとともに、支持体に昇降
自在に連結された支保工によって所定リフトの型枠パネ
ルを摺動自在に支持し、かかる状態で型枠パネル内にコ
ンクリートを打設し、養生する(ステップ101,102)。次
に、先行リフトの型枠パネルを脱型するとともに、コン
クリート硬化後、支保工をコンクリート壁面に固着し、
支持体側の固着手段を取り外す(104,105)。次に、作業
足場および支持体を支保工に反力をとって押し上げる(1
06)。次に、支持体を再度コンクリート壁面に固着する
とともに、支保工側の固着手段を取り外す(107)。次
に、支保工を型枠パネルの背面で摺動させながら、当該
支保工を支持体に反力をとって押し上げる(108)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、型枠パネルを転用しな
がらコンクリート打設を行う、いわゆるジャンプアップ
工法に適用する型枠工法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】橋脚、サイロ、煙突、タンクあるいは超
高層ビルのコア部分のようなRC塔状構造物を施工する
際の型枠工法として、スリップフォーム工法とジャンピ
ングあるいはジャンプアップ工法とが知られている。
【0003】スリップフォーム工法は、型枠パネルを上
方に滑動させながらコンクリートを連続して打設してい
く工法であり、打継ぎの少ないコンクリートを短期間に
施工することができる。
【0004】一方、ジャンピング工法は、スリップフォ
ーム工法ほど短期間に施工することはできないが、型枠
パネルを滑動させずに順次上方へ盛り替えながらコンク
リートを打設していくため、当該方法よりもコンクリー
ト面の仕上がりは良好となる。
【0005】従来のジャンピング工法においては、例え
ば、型枠パネルを所定の高さにセットしておき、かかる
型枠パネル内にコンクリートを打設する。次に、硬化し
たコンクリート面より型枠パネルを脱型し、次いで、既
に形成した下方のコンクリート面に反力をとって当該型
枠パネルを作業足場とともに上昇させる。最後に、型枠
パネルを再度セットし、次のコンクリート打設に備え
る。
【0006】また、別の工法においては、コンクリート
打設後、硬化したコンクリート面に反力をとって作業足
場だけを上昇させた後、当該コンクリート面より型枠パ
ネルを脱型し、しかるのちに、型枠パネルを、先行して
上昇させた作業足場と同等の高さだけ上昇させ、次のコ
ンクリート打設に備える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
の工法においても、型枠パネルをコンクリート面から脱
型した後、当該型枠パネルを上部の型枠パネルとして転
用するため、型枠パネルの脱型作業は、全体工程の中で
クリティカルな工程となる。
【0008】そのため、全体の工期を短縮しようとする
と、型枠パネルの脱型のタイミングがどうしても早くな
りがちになり、かくして、コンクリート面は、養生が不
十分な状態で露出してしまい、乾燥収縮によるひび割れ
等が生じるおそれがある。
【0009】このように、スリップフォーム工法よりも
コンクリート面を良好に仕上げることができるジャンピ
ング工法ではあるが、工期短縮の要請の下では、通常の
型枠工法に比べてどうしてもその仕上がりの程度は見劣
りするという問題を生じていた。
【0010】また、いずれの工法においても、型枠パネ
ルをそのまま転用するため、型枠パネルを脱型させた
後、次リフトのコンクリート打設までに、清掃、けれ
ん、補修、建込み調整等の作業が必要となり、どうして
も工期が長くなる。
【0011】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、全体工程に影響を与えずに型枠パネルの存置
期間を延ばし、コンクリート面を十分に養生可能な型枠
工法および装置を提供することを目的とする。
【0012】また、本発明は、ジャンプアップ工法の全
体工程を短縮することができる型枠工法および装置を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の型枠工法は請求項1に記載したように、作
業足場に取り付けられた支持体を所定の固着手段を用い
てコンクリート壁面に固着するとともに、前記支持体に
昇降自在に連結された支保工によって所定リフトの型枠
パネルを摺動自在に支持し、かかる状態で前記型枠パネ
ル内にコンクリートを打設する工程と、打設したコンク
リートに所定の強度が発現するまで養生する工程と、前
記所定リフトに先行するリフトの型枠パネルを脱型する
工程と、コンクリート硬化後、前記支保工を所定の固着
手段によってコンクリート壁面に固着する一方、前記支
持体を固着していた固着手段を取り外す工程と、前記作
業足場および前記支持体を前記支保工に反力をとって上
昇させる工程と、前記支持体を前記固着手段を用いて再
度コンクリート壁面に固着するとともに、前記支保工を
固着していた固着手段を取り外す工程と、前記支保工を
前記所定リフトの型枠パネルおよび次リフトの型枠パネ
ルの背面で摺動させながら、当該支保工を前記支持体に
反力をとって上昇させる工程とを含むものである。
【0014】また、本発明の型枠装置は請求項2に記載
したように、所定の設計壁面に沿って配設された型枠パ
ネルの背面側に当該型枠パネルを摺動自在に支持する支
保工を配設する一方、作業足場に取り付けられた所定の
支持体に沿って昇降自在な昇降機構を前記支保工に連結
し、前記支持体をコンクリート壁面に着脱自在に固着す
る固着手段および前記支保工をコンクリート壁面に着脱
自在に固着する固着手段をそれぞれ備えたものである。
【0015】
【作用】本発明の型枠工法および装置においては、ま
ず、作業足場に取り付けられた支持体を所定の固着手段
を用いてコンクリート壁面に固着するとともに、前記支
持体に昇降自在に連結された支保工によって所定リフト
の型枠パネルを摺動自在に支持し、かかる状態で前記型
枠パネル内にコンクリートを打設する。
【0016】次に、打設されたコンクリートが所定の強
度になるまで養生する。養生期間中、次リフトの配筋お
よび型枠パネルの建て込みを行うようにするのがよい。
【0017】次に、作業足場の盛り替えに先だって、上
述した所定のリフトに先行するリフト(所定のリフトの
下側に位置するリフト)の型枠パネルを脱型する。な
お、所定のリフトの型枠パネルは脱型せずにそのまま存
置しておく。
【0018】コンクリート硬化後、所定の固着手段を用
いて支保工をコンクリート壁面に固着するとともに支持
体側の固着手段を取り外し、支持体を含めた作業足場の
荷重を、昇降機構を介して支保工で支持するようにす
る。
【0019】次に、昇降機構が支持体に対して下向きに
相対移動するように当該機構を作動させる。すると、昇
降機構は、それに連結されている支保工に反力をとりな
がら作業足場を上昇させる。
【0020】このように作業足場を所定の高さまで上昇
させた後、今度は、支持体側の固着手段を用いて当該支
持体をコンクリート壁面に固着するとともに支保工側の
固着手段を取り外し、支保工の荷重を、昇降機構を介し
て支持体で支持するようにする。
【0021】次に、昇降機構が支持体に対して上向きに
相対移動するように当該機構を作動させる。すると、昇
降機構は、支持体に反力をとりながら支保工を押し上げ
るが、支保工は、型枠パネルの背面を摺動しながら上昇
するため、型枠パネルは静止したままとなる。
【0022】このようにして支保工を、先行して上昇さ
せた作業足場と同等の高さだけ上昇させ、次のコンクリ
ート打設に備える。
【0023】
【実施例】以下、本発明の型枠工法および装置の実施例
について、添付図面を参照して説明する。
【0024】図1は、本実施例の型枠工法を示したフロ
ーチャート、図2は、本実施例の型枠工法に用いる型枠
装置を示した鉛直断面図である。図2でわかるように本
実施例の型枠装置1は、所定の設計壁面に沿って配設さ
れた型枠パネル2の背面側に当該型枠パネル2を摺動自
在に支持する支保工3を配設する一方、作業足場4に取
り付けられた支持体5に沿って昇降自在な昇降機構6を
連結部材7を介して支保工3に連結してある。
【0025】型枠パネル2は、コンクリートに接する堰
板11の背面に横バタ12を取り付けて構成してあり、
堰板11を合板、横バタ12を木製の角材としてもよい
し、これらをメタルフォームとして一体に形成したもの
でもよい。
【0026】また、型枠パネル2には、固着手段として
のアンカー13を予め打設側に取り付けてあり、コンク
リートが打設された後に当該コンクリートに埋設されて
所定の定着強度を発揮し、当該アンカー13に所定の取
付金物、例えばシーボルト14を緊結することによっ
て、支保工や支持体の荷重を支持できるようになってい
る。
【0027】支保工3は、例えば角形の鋼管で形成する
のがよい。かかる支保工3には、シーボルト14を貫通
させる所定の孔(図示せず)を設けてある。
【0028】支持体5は、ジンポールと呼ばれている揚
重のための部材であり、作業足場4に固着されたH型鋼
15のフランジ間に昇降機構6の昇降運動を案内する3
0mm程度の径をもつロッド16を配設してある。ま
た、支持体5には、その下端においてシーボルト14を
貫通させる所定の孔(図示せず)を設けてある。
【0029】昇降機構6は、上述したロッド16を反力
として昇降するいわゆる復動式のセンターホールジャッ
キを用いるのがよい。すなわち、昇降機構6は、支持体
5に対して相対的に上昇する場合、ロッド16に反力を
とって支保工3を押し上げるように作用する一方、相対
的に下降する場合には、支保工3に反力をとってロッド
16、ひいては作業足場4を押し上げるように作用す
る。
【0030】次に、本実施例の型枠工法および装置にお
ける作用を図1のフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0031】まず、図3(a) に示すように所定のリフト
23に建て込まれた型枠パネル2内にコンクリートを打
設する(ステップ101)。この状態では、支持体5の
下端においてシーボルト14をアンカー13に緊結して
あり、当該支持体5は、コンクリート壁面に固着されて
いる。また、型枠パネル2には、予めアンカー13を打
設側に取り付けてある。
【0032】次に、図3(b) に示すように、打設したコ
ンクリートに所定の強度が発現するまで、例えば3日間
程度養生する(ステップ102)。
【0033】一方、かかる養生期間中、図3(c) に示す
ように次リフト24の配筋および型枠パネル2の建て込
みを行う(ステップ103)。なお、かかる工程は、後
述する支保工上昇工程(ステップ108)までに終了さ
せておけばよい。
【0034】また、同図に示すように、リフト23に先
行するリフト(所定のリフト23の下側に位置するリフ
ト22)の型枠パネル2を脱型する(ステップ10
4)。かかる脱型作業は、作業足場の盛り替えの直前に
行うようにし、コンクリート面の養生期間を少しでも長
くするのが好ましい。なお、リフト23の型枠パネル2
は脱型せずにそのまま存置しておく。また、脱型した型
枠パネル2は、清掃、けれん、補修等の作業に回し、本
工程で建て込んでいるリフト24のさらに次のリフトの
型枠パネルとして転用するのがよい。
【0035】強度発現後、図4(a) に示すように、支保
工3側のシーボルト14をアンカー13に緊結して当該
支保工3をコンクリート面に固着した状態で、支持体5
の下端のシーボルトを取り外し、支持体5を含めた作業
足場4の荷重を、昇降機構6を介して支保工3で支持す
るようにする(ステップ105)。なお、支持体5側の
シーボルト14の取り外しに伴う支持体5とコンクリー
ト面との接触を防止するとともに、後述する作業足場の
上昇作業をスムーズに行うためのガイドローラー31を
支持体5に突設しておくのがよい。
【0036】次に、図4(b) に示すように昇降機構6が
支持体5のロッド16に対して下向きに相対移動するよ
うに当該機構を作動させる(ステップ106)。する
と、昇降機構6は、連結部材7を介して連結されている
支保工3に反力をとりながら作業足場4を押し上げてい
く。
【0037】このように作業足場4を所定の高さまで上
昇させた後、今度は図5(a) に示すように、支持体5側
のシーボルト14を再びアンカー13に緊結して当該支
持体5をコンクリート壁面に固着するとともに支保工3
側のシーボルト14を取り外し、支保工3の荷重を、昇
降機構6を介して支持体5で支持するようにする(ステ
ップ107)。
【0038】次に、図5(b) に示すように昇降機構6が
支持体5に対して上向きに相対移動するように当該機構
を作動させる(ステップ108)。すると、昇降機構6
は、支持体5に反力をとりながら支保工3を押し上げ
る。ここで、支保工3は、型枠パネル2の背面を摺動し
ながら上昇するため、当該型枠パネル2は静止したまま
となる。
【0039】このようにして支保工3を、先行して上昇
させた作業足場と同等の高さだけ上昇させ、次リフト2
4のコンクリート打設に備える。
【0040】以上の工程を繰り返すことによって所望の
高さのコンクリート壁を施工することができる。
【0041】以上説明したように、本実施例の型枠工法
および装置によれば、次リフトの型枠パネルとして下リ
フトの型枠パネルをそのまま転用するのではなく、別の
型枠パネルを建て込んでおき、支保工だけをかかる型枠
パネルの背面に摺動させながら上昇させるようにしたの
で、従来工法よりも型枠パネルを長い期間コンクリート
面に存置しておくことができる。
【0042】すなわち、型枠存置期間は、従来のジャン
プアップ工法では、コンクリートを打設してからコンク
リートの強度が発現して盛り替えが可能となるまでの期
間、例えば3日間であるのに対し、本実施例の型枠装置
では、かかる期間に少なくとも、次リフトのコンクリー
トが打設されてから所定の強度が発現するまでの期間
(例えば3日間)を加えた期間となり、従来に比べて2
倍程度長く存置されることになる。
【0043】したがって、コンクリート面は十分に養生
されて従来のようにひび割れ等が生じるおそれはほとん
どなくなり、通常の静止型枠と同等の仕上がりを得るこ
とができる。
【0044】また、本実施例の型枠工法および装置によ
れば、脱型した型枠パネルをそのまま上のリフトに転用
しないので、当該型枠パネルをいったん別の作業場所に
搬出し、当該作業場所においてパネルの洗浄、けれん、
補修等の作業を並行して進めることができる。また、型
枠パネルを建て込んだ後の調整作業も、下リフトのコン
クリート養生中に行うことができる。一方、従来工法に
おいては、下リフトで用いた型枠パネルをそのまま転用
していたので、パネルの清掃、けれん、建て込み調整等
の作業は、全体工程の中でクリティカルな作業となって
いた。したがって、本実施例の型枠装置を用いれば、全
体の工期を従来よりもかなり短縮することができる。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の型枠工法は
請求項1に記載したように、作業足場に取り付けられた
支持体を所定の固着手段を用いてコンクリート壁面に固
着するとともに、前記支持体に昇降自在に連結された支
保工によって所定リフトの型枠パネルを摺動自在に支持
し、かかる状態で前記型枠パネル内にコンクリートを打
設する工程と、打設したコンクリートに所定の強度が発
現するまで養生する工程と、前記所定リフトに先行する
リフトの型枠パネルを脱型する工程と、コンクリート硬
化後、前記支保工を所定の固着手段によってコンクリー
ト壁面に固着する一方、前記支持体を固着していた固着
手段を取り外す工程と、前記作業足場および前記支持体
を前記支保工に反力をとって上昇させる工程と、前記支
持体を前記固着手段を用いて再度コンクリート壁面に固
着するとともに、前記支保工を固着していた固着手段を
取り外す工程と、前記支保工を前記所定リフトの型枠パ
ネルおよび次リフトの型枠パネルの背面で摺動させなが
ら、当該支保工を前記支持体に反力をとって上昇させる
工程とを含むので、全体工程に影響を与えることなく型
枠パネルの存置期間を延ばし、コンクリート面を十分に
養生することができるとともに、ジャンプアップ工法の
全体工程を短縮することができる。
【0046】また、本発明の型枠装置は、所定の設計壁
面に沿って配設された型枠パネルの背面側に当該型枠パ
ネルを摺動自在に支持する支保工を配設する一方、作業
足場に取り付けられた所定の支持体に沿って昇降自在な
昇降機構を前記支保工に連結し、前記支持体をコンクリ
ート壁面に着脱自在に固着する固着手段および前記支保
工をコンクリート壁面に着脱自在に固着する固着手段を
それぞれ備えたので、全体工程に影響を与えることなく
型枠パネルの存置期間を延ばし、コンクリート面を十分
に養生することができるとともに、ジャンプアップ工法
の全体工程を短縮することができる。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る型枠工法を示したフローチャー
ト。
【図2】本実施例に係る型枠装置の鉛直断面図。
【図3】各工程における鉛直断面図であり、(a) は型枠
パネルにコンクリート打設を行う前の様子を示したも
の、(b) は当該型枠パネルにコンクリートを打設した後
の様子を示したもの、(c) は次リフトの型枠パネルを建
て込むとともに先行リフトの型枠パネルを脱型した様子
を示したもの。
【図4】各工程における鉛直断面図であり、(a) は作業
足場の支持点を支持体から支保工に移した様子を示した
もの、(b) は作業足場を上昇させた後の様子を示したも
の。
【図5】各工程における鉛直断面図であり、(a) は作業
足場の支持点を支保工から支持体に移した様子を示した
もの、(b) は支保工を上昇させた後の様子を示したも
の。
【符号の説明】
101 コンクリート打設工程 102 養生工程 103 型枠建込み工程 104 脱型工程 105 支保工固着工程 106 作業足場上昇行程 107 支持体固着工程 108 支保工上昇工程 1 型枠装置 2 型枠パネル 3 支保工 4 作業足場 5 支持体(ジンポール) 6 復動ジャッキ(昇降機構) 13 アンカー(固着手段) 14 シーボルト(固着手段) 16 ロッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業足場に取り付けられた支持体を所定
    の固着手段を用いてコンクリート壁面に固着するととも
    に、前記支持体に昇降自在に連結された支保工によって
    所定リフトの型枠パネルを摺動自在に支持し、かかる状
    態で前記型枠パネル内にコンクリートを打設する工程
    と、 打設したコンクリートに所定の強度が発現するまで養生
    する工程と、 前記所定リフトに先行するリフトの型枠パネルを脱型す
    る工程と、 コンクリート硬化後、前記支保工を所定の固着手段によ
    ってコンクリート壁面に固着する一方、前記支持体を固
    着していた固着手段を取り外す工程と、 前記作業足場および前記支持体を前記支保工に反力をと
    って上昇させる工程と、 前記支持体を前記固着手段を用いて再度コンクリート壁
    面に固着するとともに、前記支保工を固着していた固着
    手段を取り外す工程と、 前記支保工を前記所定リフトの型枠パネルおよび次リフ
    トの型枠パネルの背面で摺動させながら、当該支保工を
    前記支持体に反力をとって上昇させる工程とを含むこと
    を特徴とする型枠工法。
  2. 【請求項2】 所定の設計壁面に沿って配設された型枠
    パネルの背面側に当該型枠パネルを摺動自在に支持する
    支保工を配設する一方、作業足場に取り付けられた所定
    の支持体に沿って昇降自在な昇降機構を前記支保工に連
    結し、前記支持体をコンクリート壁面に着脱自在に固着
    する固着手段および前記支保工をコンクリート壁面に着
    脱自在に固着する固着手段をそれぞれ備えたことを特徴
    とする型枠装置。
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