JP2010173119A - パンク修理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パンク修理装置において、作業者の手間を省くとともに、シーリング剤を誤ってアダプタから外部へ飛散させることを防止する。
【解決手段】 パンク修理装置は、シーリング剤を収容する容器11及び空気を吐出するポンプ12を備え、容器11内のシーリング剤をタイヤ28内に注入した後、容器11を介してタイヤ28内に高圧空気を供給する。パンク修理装置は、ポンプ12と容器11との間に介装され、かつタイヤ28内に連通する管29に接続された切換えバルブ30を有する。そして、切換えバルブ30は、管29内の空気圧が所定圧以下であるとき、ポンプ12から管29への連通を許容するとともにポンプ12から容器11への連通を禁止し、管29内の空気圧が前記所定圧より高くなると、ポンプ12から管29への連通を禁止するとともにポンプ12から容器11への連通を許容する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パンクしたタイヤを修理するためのパンク修理装置に関する。
従来から、例えば下記特許文献1に示されているように、シーリング剤を収容する容器と、容器に接続されてシーリング剤及び高圧空気をタイヤ内に供給するためのエアコンプレッサと、容器とタイヤとを連通させるホースと、ホースの先端をタイヤに接続するアダプタとを備え、エアコンプレッサを作動させて容器内のシーリング剤をタイヤ内にホースを介して注入し、シーリング剤の注入後、容器及びホースを介してタイヤ内に高圧空気を供給して、パンクしたタイヤを修理するためのパンク修理装置は知られている。このパンク修理装置においては、エアコンプレッサをタイヤに直接接続する空気供給位置と、エアコンプレッサを容器を介してタイヤに接続する気液供給位置とを切換え可能な切換えバルブを、エアコンプレッサと容器との間に介装し、シーリング剤をタイヤ内に注入した後に高圧空気をタイヤ内に供給する場合には、作業者が手動により切換えバルブを気液供給位置に切換えた後に、エアコンプレッサを作動させるようにしている。
特開2007−168418号公報
上記従来のパンク修理装置によれば、容器内にシーリング剤を注入し、アダプタをタイヤに確実に接続した後に、切換えバルブを空気供給位置から気液供給位置に切換えて、エアコンプレッサを作動させれば、シーリング剤がタイヤ内に確実に注入される。しかし、前記切り換えバルブの切換えは作業者による手作業によるもので、面倒であった。また、作業者が、アダプタをタイヤに接続する前に、切換えバルブを空気供給位置から気液供給位置に切換えて、エアコンプレッサを作動させてしまうと、シーリング剤がアダプタから外部へ飛散してしまうという問題があった。
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、作業者の手間を省くとともに、シーリング剤を誤ってアダプタから外部へ飛散させてしまうことのないようにしたパンク修理装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の特徴は、シーリング剤を収容する容器と、空気を吐出するポンプと、前記ポンプから吐出された空気を前記容器内に導く第1管路と、前記容器内のシーリング剤及び空気をタイヤに導く第2管路とを備え、前記ポンプの作動により、前記容器内のシーリング剤をタイヤ内に注入した後、前記容器を介してタイヤ内に高圧空気を供給して、パンクしたタイヤを修理するためのパンク修理装置において、前記第1配管に介装されるとともに前記第2配管内に連通するように前記第2配管に接続されたバルブシリンダと、前記バルブシリンダ内を気密的に摺動するように前記バルブシリンダ内に収容されたバルブボディと、前記バルブボディを第1方向に付勢するスプリングとからなる切換えバルブを備え、前記切換えバルブを、前記第2配管内の空気圧が所定圧以下であるとき、前記バルブボディが前記スプリングにより付勢されて第1位置に位置して、前記ポンプから前記容器への連通を禁止するとともに前記ポンプから前記第2配管への連通を許容し、前記第2配管内の空気圧が前記所定圧より高くなると、前記バルブボディが前記スプリングの付勢力に抗して前記第1位置から第2位置に移動して、前記ポンプから前記容器への連通を許容するとともに前記ポンプから前記第2配管への連通を禁止するように構成したことにある。
上記のように構成した本発明においては、第2配管の端部がタイヤに接続された後に、ポンプが作動されると、第2配管の端部はタイヤによって開放されないので、第2配管内の空気圧が高くなる。この場合、第1位置にあったバルブボディはスプリングの付勢力に抗して第2位置に移動し、切換えバルブはポンプから容器への連通を許容するとともにポンプから第2配管への連通を禁止する。したがって、この場合には、ポンプから吐出された空気は、第1配管を介して容器内に供給され、容器内のシーリング剤は第2配管を介してタイヤ内に注入される。そして、容器内のシーリング剤のタイヤ内への注入が終了すると、ポンプから吐出された高圧の空気は、第1配管、容器及び第2配管を介してタイヤ内に供給されて、タイヤ内の空気圧が高まる。これにより、作業者は、切換えバルブを操作することなく、タイヤのパンク修理を行うことができ、パンク修理のための作業性が良好となる。
一方、第2配管の端部がタイヤに接続されていない状態で、ポンプを作動させてしまった場合には、第2配管の端部は開放されており、第2配管内の空気圧は低いままに保たれる。この場合には、バルブボディはスプリングにより付勢されて第1位置に位置し続け、切換えバルブは、ポンプから容器への連通を禁止するとともにポンプから第2配管への連通を許容する。したがって、この場合には、ポンプから吐出された空気は、容器へは供給されず、第2配管の端部から放出される。そして、容器内のシーリング剤も第2配管に流出しない。これにより、作業者が、第2配管の端部がタイヤに接続されていない状態で、ポンプを作動させてしまった場合でも、シーリング剤が第2配管の端部から飛散することを未然に防ぐことができる。
本発明の一実施形態に係るパンク修理装置の全体概略図である。 (A)〜(C)は、図1の切換え弁の各状態をそれぞれ示す縦断面図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るパンク修理装置の全体概略図である。パンク修理装置は、ケース10内に収容された容器11、ポンプ12、電動モータ13、電気制御回路14、操作パネル15及び切換えバルブ30を備えている。
容器11は、ほぼ円筒状に構成されるとともに上板部及び底板部を有して密閉空間を形成するもので、内部にシーリング剤を収容する。容器11の側壁は、上部にて円筒状に形成され、下部にてテーパ状に形成されて下方に向うに従ってその直径が上部に比べて徐々に小さくなるように構成されている。容器11の上板部には、注入口11aが設けられている。注入口11aには、キャップ11bが取り外し可能に設けられている。キャップ11bを取り外した状態で、シーリング剤が容器11内に注入される。キャップ11bで注入口11aを塞いだ状態では、容器11内は、空気が漏れないように密閉される。シーリング剤は、タイヤのパンク孔をシールするもので、通常の状態では粘性が低く、タイヤ内に注入されて高圧力になると粘性が高められ、パンク孔に侵入した後に車両の予備走行により完全に固化する。
容器11の底板部の下面には、バルブ装置16,17が組み付けられている。バルブ装置16は、ポンプ12から管21、切換えバルブ30及び管22を介して供給される高圧の空気を底板部に設けた孔11cを介して容器11内に導入する一方向性バルブで構成されている。このバルブ装置16は、管22を介して供給される空気の圧力が所定圧力を超えるときにはじめて連通するもので、容器11内のシーリング剤が管22内に漏れ出すことはない。バルブ装置17は、容器11内のシーリング剤及び容器11を介した高圧の空気を、底板部に設けた孔11dを介して管23内に導出する一方向性のバルブで構成されている。このバルブ装置17は、容器11内の圧力が所定圧力を超えるときにはじめて連通するもので、容器11内にシーリング剤が単に収容されているだけでは、容器11内のシーリング剤が管23内に漏れ出すことはない。
管22には、分岐管24を介して、管25が接続され、管25の先端はコネクタ26に接続されている。コネクタ26には、ホース27が取り外し可能に接続されるようになっている。ホース27の先端には、車両に装着されているタイヤ28のタイヤバルブに気密的に接続されるアダプタ27aが設けられている。分岐管24には、一端が切換えバルブ30に接続された管29の他端が接続されている。
切換えバルブ30は、管21,22間に介装されており、図2(A)〜(C)に示すように、バルブシリンダ31、バルブボディ32及びスプリング33を備えている。バルブシリンダ31は、一端にて開放されかつ他端にて有底に円筒状に形成されており、開放端側をポンプ12からの空気を導入する導入口31aとしている。導入口31aは、ポンプ12の突出口に連通する管21に気密的に接続されている。バルブシリンダ31の他端側底部には、外部に対して空気の流入出を許容するための孔31bが形成されている。バルブシリンダ31の側壁には、第1導出口31c、第2導出口31d及び排出口31eが設けられている。第1導出口31cには管29の一端が気密的に接続され、第2導出口31dには容器11に連通する管22の一端が気密的に接続されている。排出口31eは外部に開放されている。
バルブボディ32は、バルブシリンダ31内に気密的に軸線方向に摺動可能に収容されている。バルブボディ32は、円柱状の本体部32aと、本体部32aの一端側(図示左側)から突出した円筒状の突出部32bとからなり、本体部32a及び突出部32bは一体形成されている。バルブシリンダ31内の突出部32b側には、空気室R1が形成されている。突出部32bの側壁の一部には、側壁を貫通する孔32c及び孔32dが設けられている。バルブボディ32が第1位置(図2(A)の状態)にあるとき、空気室R1が孔32c及び第1導出口31cを介して管29内に連通するようになっている。バルブボディ32が第2位置(図2(B)の状態)にあるとき、空気室R1が孔32d及び第2導出口31dを介して管22内に連通するようになっている。バルブボディ32が第3位置(図2(C)の状態)にあるとき、空気室R1が孔32d及び排出口31eを介して外部に開放されるようになっている。言い換えれば、空気室R1が管29内に連通している状態がバルブボディ32の第1位置であり、空気室R1が管22内に連通している状態がバルブボディ32の第2位置であり、空気室R1が外部に開放されている状態がバルブボディ32の第3位置である。
スプリング33は、バルブシリンダ31内の空気室R1とは反対側のばね室内にて、バルブボディ32の本体部32aと、バルブシリンダ31の孔31bを設けた底部との間に介装されている。スプリング33のばね力は、空気室R1内の空気圧との関係で決められている。すなわち、空気室R1内の空気圧が第1所定圧P1以下のとき、スプリング33がバルブボディ32を図示左側に付勢して第1位置(図2(A)の状態)に位置させる。なお、この第1所定圧P1は、ポンプ12を作動させたときに、アダプタ27aがタイヤ28に接続されてホース27の先端がタイヤ28によって開放されていない状態における管29内の圧力と、アダプタ27aがタイヤ28に接続されていなくてホース27の先端がタイヤ28によって開放されている状態における管29内の圧力との間の大きさである。また、空気室R1内の空気圧が第1所定圧P1よりも大きく、かつ第2所定圧P2以下のとき、バルブボディ32は第1位置から移動して第2位置(図2(B)の状態)に位置する。なお、この第2所定圧P2は、タイヤ28の目標空気圧よりも若干だけ大きな空気圧すなわちタイヤ28内の空気圧が過度に高くならないようにするための限界圧である。さらに、空気室R1内の空気圧が第2所定圧P2よりも大きくなると、バルブボディ32がさらに図示右方向に移動して第3位置(図2(C)の状態)に位置する。
また、この切換えバルブ30においては、タイヤ28内の空気圧の確認のために、目盛りプレート34が設けられている。目盛りプレート34は、バルブシリンダ31の側壁に軸線方向に沿って延びたスリット31fを介してバルブシリンダ31内に侵入した連結部34aにより、バルブボディ32の外周面に固定されている。そして、目盛りプレート34は、バルブボディ32と一体となってバルブシリンダ31の軸線方向に変位する。目盛りプレート34の表面には、タイヤ28内の空気圧の大きさを表す目盛りが刻まれている。目盛りプレート34に対向するように、小さな窓10aがケース10に設けられており、作業者はこの窓10aを介してタイヤ28内の空気圧を視認できる。
ポンプ12は、図示しない減速機構を介して電動モータ13の回転により駆動されて、高圧の空気を管21に吐出する。電動モータ13は、電気制御回路14によって駆動制御されて回転する。電気制御回路14は、電動モータ13の作動及び非作動を含む、このパンク修理装置の作動を制御する。この電気制御回路14には、電力供給ライン41を介して電力が供給されるようになっている。電力供給ライン41の他端は、コネクタ42に接続されている。コネクタ42にはコード43が接続されており、コード43の他端部にはプラグ44が設けられている。プラグ44は、車両のシガーソケットに接続されて、シガーソケットから電力の供給を受ける。なお、シガーソケットを電力供給源とすることに代えて、家庭用電源コンセントから電力供給を受けるようにしてもよい。この場合には、家庭用電源コンセントに接続されるプラグを用いればよい。さらに、電力供給源として、バッテリを用いてもよい。操作パネル15には、複数の操作スイッチが設けられている。複数の操作スイッチは、電動モータ13の作動開始及び作動終了を含む、このパンク修理装置の作動を指示するもので、電気制御回路14に接続されている。
次に、上記のように構成した実施形態の動作を説明する。作業者は、まず、容器11内にシーリング剤を注入したのち、キャップ11bを閉めて容器11を密閉する。そして、作業者は、アダプタ27aをパンクしたタイヤ28のタイヤバルブに組付けるとともに、プラグ44を車両のシガーソケットに接続する。なお、これらの作業の順番は、いずれを先に行ってもよい。この状態では、シガーソケットからの電力が、コード43及び電力供給ライン41を介して電気制御回路14に供給されている。
次に、作業者が操作パネル15の操作スイッチを操作して、電気制御回路14にパンク修理装置の作動開始を指示すると、電気制御回路14は、電動モータ13に前記供給された電力を供給して電動モータ13を回転させ始める。この電動モータ13の回転開始により、ポンプ12が作動開始し、ポンプ12によって吐出された空気が管21を介して切換えバルブ30に供給され始める。バルブボディ32は最初第1位置(図2(A)の状態)にあり、切換えバルブ30の空気室R1は管29に連通している。この場合、アダプタ27aはタイヤ28のタイヤバルブに接続されていてホース27の先端は開放されてないので、空気室R1内の空気圧はすぐに高まり第1所定圧P1を超える。したがって、バルブボディ32は、スプリング33の付勢力に抗して第2位置(図2(B)の状態)に移動する。
この状態では、ポンプ12から吐出されて管21を介してバルブシリンダ31の導入口31aに供給された空気は、バルブシリンダ31の第2導出口31dを介して管22内に導出される。管22内に導出された空気は、バルブ装置16を介して容器11内に侵入する。この侵入した空気は、シーリング剤内を通って容器11の上部に蓄積され始める。そして、容器11内の圧力が高くなり始めると、最初、シーリング剤が、バルブ装置17、管23、分岐管24、管25、コネクタ26、ホース27及びアダプタ27aを介して、タイヤ28内に侵入し始める。そして、タイヤ28内において、シーリング剤は、タイヤ28のパンク孔内に侵入していく。
容器11内のシーリング剤が放出され終わると、ポンプ12から吐出された空気が、管21、切換えバルブ30、管22及びバルブ装置16を介して容器11内に供給され、一旦容器11内に蓄積された空気が、バルブ装置17、管23、分岐管24、管25、コネクタ26、ホース27及びアダプタ27aを介して、タイヤ28内に供給され始める。そして、タイヤ28のパンク孔内に侵入したシーリング剤がパンク孔を塞ぐように作用するので、タイヤ28内の空気圧は上昇する。このタイヤ28内の空気圧の上昇によってパンク孔内に侵入したシーリング剤の粘度は高まるが、完全には固化しない。
このタイヤ28内の空気圧の上昇と共に、切換えバルブ30の空気室R1内の空気圧も高まり、バルブボディ32は第2位置(図2(B)の状態)から徐々に図示右方向に変位する。そして、目盛りプレート34も図示右方向に変位する。したがって、作業者は、ケース10の窓10aを介して、タイヤ28内の空気圧を確認することができる。そして、タイヤ28内の空気圧が目標空気圧に達した時点で、作業者は、操作パネル15に設けた操作スイッチを操作してパンク修理装置の作動停止を電気制御回路14に指示する。この指示に応答して、電気制御回路14は、電動モータ13の作動制御を停止し、ポンプ12の作動も停止する。
その後、作業者は、アダプタ27aをタイヤ28のタイヤバルブから外し、車両を予備走行させる。この予備走行により、パンク孔に侵入したシーリング剤は孔を塞ぎ、パンクの修理が完了する。なお、前記予備走行後、タイヤ28内の空気圧を測定して、前記予備走行によりタイヤ28内の空気圧が低下していた場合には、タイヤ28内の空気圧を高めておくとよい。この場合、シーリング剤を容器11内に注入しない状態で、このパンク修理装置を上述のようにして作動させてもよいし、他の空気供給装置を用いていてもよい。
また、タイヤ28内の空気圧が目標空気圧を越えても、作業者がパンク修理装置の作動停止を指示しない場合には、電動モータ13及びポンプ12は作動し続ける。そして、空気室R1内の空気圧が第2所定圧P2(タイヤ28の限界圧)を超えると、バルブボディ32はさらに図示右方向に変位して、第3位置(図2(C)の状態)まで変位する。この状態では、空気室R1内の空気は、バルブボディ32の孔32d及びバルブシリンダ31の排出口31eを介して外部へ放出される。したがって、ポンプ12から吐出された空気は、管22及びバルブ装置16を介して容器11には供給されなくなり、タイヤ28内の空気圧も第2所定圧P2以下に維持されることになる。したがって、作業者が、パンク修理装置の作動停止を指示しない場合でも、タイヤ28内の空気圧が異常に高くなることを防止できる。
一方、作業者が、アダプタ27aをタイヤ28に接続しない状態で、操作パネル15の操作スイッチを操作してパンク修理装置の作動開始を指示してしまうことも考えられる。この場合も、電動モータ13及びポンプ12は作動され、ポンプ12によって吐出された空気は切換えバルブ30に供給される。しかし、この場合には、ホース27の先端はタイヤ28に接続されておらず開放されているので、管29内の空気圧は第1所定圧P1以下に保たれる。したがって、バルブボディ32は、第1位置(図2(A)の状態)に位置され続ける。その結果、ポンプ12から切換えバルブ30の導入口31aを介して空気室R1に供給された空気は、バルブボディ32の孔32c及びバルブシリンダ31の第1導出口31cを介して管29に導かれ、分岐管24、管25、コネクタ26及びホース27を介して外部へ放出される。そして、ポンプ12によって吐出された空気は容器11内には供給されないので、容器11内のシーリング剤はバルブ装置17を介して管23内に流出しない。これにより、ホース27のアダプタ27aがタイヤ28に接続されていない状態で、作業者がポンプ12を作動させてしまった場合でも、シーリング剤がホース27の先端から飛散することを未然に防ぐことができる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
上記実施形態においては、タイヤ28内の空気圧が第2所定圧P2(限界圧)を超えた際には、バルブシリンダ31の排出口31eからポンプ12によって吐出された空気を単に外部に排出するようにした。しかし、パンク処理の終了を作業者に知らせるために、すなわちパンク修理装置の作動停止を作業者に促すために、排出口31eの先端に笛を組み付けておき、タイヤ28内の空気圧が第2所定圧P2(限界圧)を超えた時点、笛を鳴らすようにしてもよい。また、電気制御回路14内にタイマを設けておいて、パンク修理装置の作動開始から充分な時間すなわちパンク修理処理のための充分な時間をタイマに計測させ、タイマによる前記時間の計測時に、パンク処理の終了を作業者に知らせる、すなわちパンク修理装置の作動停止を作業者に促すようにしてもよい。
10…ケース、11…容器、12…ポンプ、13…電動モータ、14…電気制御回路、15…操作パネル、21,22,23,25,29…管、24…分岐管、27…ホース、28…タイヤ、30…切換えバルブ、31…バルブシリンダ、32…バルブボディ、33…スプリング、34…目盛りプレート

Claims (1)

  1. シーリング剤を収容する容器と、空気を吐出するポンプと、前記ポンプから吐出された空気を前記容器内に導く第1管路と、前記容器内のシーリング剤及び空気をタイヤに導く第2管路とを備え、前記ポンプの作動により、前記容器内のシーリング剤をタイヤ内に注入した後、前記容器を介してタイヤ内に高圧空気を供給して、パンクしたタイヤを修理するためのパンク修理装置において、
    前記第1配管に介装されるとともに前記第2配管内に連通するように前記第2配管に接続されたバルブシリンダと、
    前記バルブシリンダ内を気密的に摺動するように前記バルブシリンダ内に収容されたバルブボディと、
    前記バルブボディを第1方向に付勢するスプリングとからなる切換えバルブを備え、
    前記切換えバルブを、
    前記第2配管内の空気圧が所定圧以下であるとき、前記バルブボディが前記スプリングにより付勢されて第1位置に位置して、前記ポンプから前記容器への連通を禁止するとともに前記ポンプから前記第2配管への連通を許容し、
    前記第2配管内の空気圧が前記所定圧より高くなると、前記バルブボディが前記スプリングの付勢力に抗して前記第1位置から第2位置に移動して、前記ポンプから前記容器への連通を許容するとともに前記ポンプから前記第2配管への連通を禁止するように構成したパンク修理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012517369A (ja) * 2009-02-11 2012-08-02 テク・グローバル・エス.アール.エル. 膨張性の物品を補修して膨張させるためのユニット

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