JP2010170298A - 情報管理プログラム及び情報管理システム - Google Patents
情報管理プログラム及び情報管理システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010170298A JP2010170298A JP2009011696A JP2009011696A JP2010170298A JP 2010170298 A JP2010170298 A JP 2010170298A JP 2009011696 A JP2009011696 A JP 2009011696A JP 2009011696 A JP2009011696 A JP 2009011696A JP 2010170298 A JP2010170298 A JP 2010170298A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- management
- association
- file
- location
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F16/00—Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
- G06F16/10—File systems; File servers
- G06F16/16—File or folder operations, e.g. details of user interfaces specifically adapted to file systems
- G06F16/162—Delete operations
Abstract
【解決手段】第2の対応付け場所に対応付けられた管理対象情報を対象として、同じ内容の管理対象情報が複数存在する場合には、そのうちの少なくともひとつの管理対象情報を除いた他の管理対象情報を削除する機能と、管理対象情報の対応付け先を第2の対応付け場所から第1の対応付け場所に変更する機能であって、管理対象情報が複数の復元情報と対応付けられている場合には複数の復元情報の各々により示される複数の第1の対応付け場所の中から指定された対応付け場所に対応付け先を変更する機能を有する。
【選択図】図1
Description
請求項1の発明は、コンピュータに、管理対象とする電子情報である管理対象情報を少なくともひとつの対応付け場所に対応付けて管理対象情報記憶手段に記憶させる管理対象情報記憶機能と、前記管理対象情報の対応付け先を第1の対応付け場所から第2の対応付け場所に変更する第1の変更機能と、前記第1の変更機能によって前記第2の対応付け場所に対応付けられた前記管理対象情報を対象として、同じ内容の管理対象情報が複数存在する場合には、そのうちの少なくともひとつの管理対象情報を除いた他の管理対象情報を削除する削除機能と、前記第1の変更機能によって前記第2の対応付け場所に対応付けられた前記管理対象情報の対応付け先が前記第1の対応付け場所であったことを示す復元情報を当該管理対象情報と対応付けて記憶する機能であって、前記削除機能によって削除される前記管理対象情報に対応付けられる前記復元情報を、前記削除機能によって削除されなかった管理対象情報と対応付けて復元情報記憶手段に記憶させる復元情報記憶機能と、前記第2の対応付け場所に対応付けられた前記管理対象情報に対応付けられた前記復元情報に基づいて当該管理対象情報の対応付け先を当該第2の対応付け場所から前記第1の対応付け場所に変更する機能であって、当該管理対象情報が複数の復元情報と対応付けられている場合には当該複数の復元情報の各々により示される複数の当該第1の対応付け場所の中から指定された対応付け場所に対応付け先を変更する第2の変更機能を実現させることを特徴とする情報管理プログラムである。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品をさす。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールもさす。それゆえ、本実施の形態は、コンピュータ・プログラム、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。「予め定める」とは、対象としている処理の前に定めることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定めることの意を含めて用いる。また、管理という用語を用いるが、これは文脈に応じて、制御する、マネジメントする、制御又はマネジメントするためのデータを記憶するの意で用い、その役割又は動作をさす。例えば、履歴情報を管理するとは、履歴情報を取得して、その履歴情報を他から参照でき得るように記憶する等の意で用いる。
第1の変更モジュール155は、管理対象情報の対応付け先を第1の対応付け場所から第2の対応付け場所に変更する。なお、この変更は、例えば、利用者による変更を行わせる操作を契機として行ってもよい。
通知モジュール185は、第2の対応付け場所に同じ内容の管理対象情報に対応付けられた復元情報が予め定めた数以上あり、その管理対象情報と同じ内容の管理対象情報が第1の対応付け場所に対応付けられている場合は、その第1の対応付け場所に対応付けられている管理対象情報の所有者にその管理対象情報は第2の対応付け場所に対応付けすべき旨を通知する。なお、管理対象情報には、その管理対象情報を所有している利用者が対応付けられている。同じ内容の管理対象情報が散在しており、そのうちの管理対象情報が既に第2の対応付け場所に対応付けられている場合は、未だ第2の対応付け場所に対応付けされていない管理対象情報も第2の対応付け場所に対応付けるべき可能性があるので、その旨の通知を行うものである。なお、対応付けすべき旨には、単なるそのような状態であることを指摘すること、第2の対応付け場所に対応付けするように促すこと、その所有者の許可を得たならば第2の対応付け場所に対応付けすること等を含む。また、通知として、その所有者が利用している情報処理装置へ直接表示すること、電子メールの送信等がある。
そして、管理対象情報・記憶容量確認モジュール175が、管理対象情報記憶モジュール115が記憶する管理対象情報が予め定めた数以上であると判断した場合、又は管理対象情報記憶モジュール115が記憶できる記憶領域の残り容量が予め定めた値以下であると判断した場合に、通知モジュール185が通知を行うようにしてもよい。例えば、管理対象情報記憶モジュール115が管理対象情報を記憶させている記憶装置の残り容量が少ない場合に、通知モジュール185が通知を行うことになる。
制御モジュール190は、情報記憶モジュール110、情報管理モジュール150内のモジュールを制御して、管理対象情報と、その管理対象情報と対応付けられている対応付け場所の管理を行う。
以下、管理対象情報として、電子情報であるファイルを主に例示して説明する。なお、ファイルとは、テキスト、画像、動画、音声等又はこれらの組み合わせの電子データであり、名前の付いた構造体の単位であって、記憶、編集及び検索等ができ、システム又は利用者間で個別の単位として交換し得るものをいい、これらに類似するものを含む。具体例として、文書作成ソフトウェアによって作成された文書、電子メール等がある。また、操作対象のファイルと対応付けされた対応付け場所は、文書を分類等するために用いられる論理的な場所として構成され、例えば、フォルダー(ディレクトリー)、ごみ箱等がある。以下、第1の対応付け場所としてフォルダーを、第2の対応付け場所としてごみ箱を主に例示して説明する。したがって、フォルダー内のファイルとは、第1の対応付け場所に管理対象情報が対応付けされている状態の例示であり、ごみ箱内のファイルとは、第2の対応付け場所に管理対象情報が対応付けされている状態の例示であり、フォルダー内のファイルをごみ箱に移動するとは、管理対象情報に対応付けされている第1の対応付け場所から第2の対応付け場所に変更することの例示となる。なお、ごみ箱とは、不要なファイルを削除するためのものであり、ファイルをごみ箱に移動し、この時点でごみ箱から取り出して復元し得るものであるが、「ごみ箱を空にする」、「ごみ箱から削除する」という操作が行われたときにそのファイルは実際に削除される。
操作権として、アクセス権を主に例示して説明する。操作権情報とは、ファイルに対して許可される操作を利用者毎に定めたものである。したがって、利用者に操作権があるとは、その利用者がファイルに対して操作しようとした場合に、その操作が許可されている状態をいう。許可される操作としては、例えば、ファイルの読み出し、編集又は書き込み等がある。
なお、図2に示す例は、図1の例に示した情報管理システム100が通信回線に接続されており、他の情報処理装置から利用される場合を示している。
サーバ220A、サーバ220B等、ごみ箱サーバ230の受信モジュール231は、それぞれネットワーク292を介して接続されている。なお、図2に示す例では、ネットワーク291とネットワーク292は別々にあるが、1つの通信回線に接続されていてもよく、また複数の通信回線を介していてもよい。また、ごみ箱サーバ230は複数あってもよい。
サーバ220Aは、ファイル復元モジュール221A、ファイル削除モジュール222A、履歴管理モジュール223A、データベース224Aを有しており、クライアント210Aからの指示にしたがって、ファイルの削除、復元、履歴情報の管理を行うファイル管理サーバである。
ファイル復元モジュール221Aは、サーバ220A内のファイルを復元する。
ファイル削除モジュール222Aは、サーバ220A内のファイルを削除(ごみ箱というフォルダーに移動)する。
履歴管理モジュール223Aは、サーバ220A内のファイルの履歴情報を管理する。
データベース224Aは、サーバ220A内でファイル、データを管理するデータベースである。
処理振分けモジュール232は、受信モジュール231、保管モジュール233、復元モジュール234、破棄モジュール235、一覧モジュール236、履歴管理モジュール240と接続されており、受信モジュール231からの操作を振り分けて、履歴管理モジュール240、保管モジュール233、復元モジュール234、破棄モジュール235、一覧モジュール236へその操作を渡す。
復元モジュール234は、処理振分けモジュール232、データベース237と接続されており、処理振分けモジュール232から受け取った操作にしたがって、ごみ箱サーバ230内のデータベース237からファイルを復元する。なお、ファイルを復元するとは、ゴミ箱内にあるファイルを取り出す操作に応じたものである。
破棄モジュール235は、処理振分けモジュール232、データベース237と接続されており、処理振分けモジュール232から受け取った操作にしたがって、ごみ箱サーバ230内のデータベース237からファイルを破棄(削除)する。
一覧モジュール236は、処理振分けモジュール232、データベース237と接続されており、処理振分けモジュール232から受け取った操作にしたがって、ごみ箱サーバ230内のデータベース237のファイルを一覧するための情報を生成して、それを要求したサーバ220へ返す。そして、その一覧するための情報はサーバ220からクライアント210に渡されて、例えばクライアント210に備え付けられているディスプレイに表示される。
データベース237は、保管モジュール233、復元モジュール234、破棄モジュール235、一覧モジュール236、及び履歴管理モジュール240の履歴操作モジュール241、履歴検索モジュール242よりアクセスされる。ごみ箱サーバ230内で、ごみ箱に移動されたファイル、データを管理するデータベースである。
履歴操作モジュール241は、データベース237、履歴検索モジュール242と接続されており、ごみ箱サーバ230内のデータベース237を用いて、ファイルの履歴情報の格納、削除、複合(マージ)などの履歴関連の処理をする。
履歴検索モジュール242は、データベース237、履歴操作モジュール241と接続されており、ごみ箱サーバ230内のデータベース237に同じ内容のファイルが存在しないかどうかを検索する。
ステップS302では、ユーザの操作に応じてクライアント210が、サーバ220内の指定されたファイルに対して、ごみ箱への移動を指示する。
ステップS304では、サーバ220からごみ箱への移動の指示を受信モジュール231が受け付ける。
ステップS306では、受信モジュール231は処理振分けモジュール232に対して、ごみ箱への移動処理を依頼する。
ステップS310では、履歴管理モジュール240内の履歴検索モジュール242は、ごみ箱サーバ230内のデータベース237に対して、現在ごみ箱へ移動しようとしているファイルと同じファイルがデータベース237内に存在しないかどうかの検索を実行する。
ステップS312では、ステップS310での検索結果によって、処理が分かれる。同じファイルがデータベース237内に存在する場合(Yes)はステップS314へ進み、それ以外の場合(No)はステップS318へ進む。
ステップS316では、履歴管理モジュール240が、ごみ箱へ移動予定だったファイルを破棄(削除)する。
ステップS320では、保管モジュール233がデータベース237へ保管するとき、履歴管理モジュール240は、データベース237へ新規に保管すべき履歴情報の書き込みと検索時に必要なハッシュ値の算出を実行する。ハッシュ値はファイルの内容が同じであるか否かを判断するために用いるものであるが、詳しくは後述する。
ステップS402では、ユーザの操作に応じて、クライアント210が、サーバ220に対してごみ箱内にあるファイルの一覧表示を指示する。
ステップS404では、サーバ220からごみ箱内にあるファイルの一覧表示の指示を受信モジュール231が受け付ける。
ステップS406では、受信モジュール231は処理振分けモジュール232に対して、ごみ箱内にあるファイルの一覧処理を依頼する。
ステップS410からステップS418までの処理(ステップS420、ステップS422の処理を含む場合がある)を、ステップS408で取得した一覧内のファイルの数だけループする。このループでは、一覧内の対象としたファイル毎に他のサーバ220による履歴情報が存在するかどうかを確認する。その際、他のサーバ220内にあるファイルに対してのアクセス権がないものに関しては一覧での表示を制限する。表示可能な履歴情報だけを取得して一覧表示するものとする。
ステップS414では、一覧モジュール236が、ごみ箱内にあるファイルの一覧表示を指示したユーザは、対象ファイルを削除した各サーバ220に対してアクセス権があるか否かを判断する。アクセス権がある場合(Yes)はステップS416へ進み、それ以外の場合(No)はステップS422へ進む。
ステップS420では、一覧モジュール236が、対象ファイルの単一の履歴情報(指示を行ったサーバ220における履歴情報)の一覧を表示できるように生成する。そして、それを指示したサーバ220へ送信し、さらにその指示を行ったクライアント210へ送信して、クライアント210ではディスプレイ等に一覧を表示する。
ステップS422では、一覧モジュール236が、対象ファイルのアクセス権のあるサーバ220による履歴情報の一覧を表示できるように生成する。そして、それを指示したサーバ220へ送信し、さらにその指示を行ったクライアント210へ送信して、クライアント210ではディスプレイ等に一覧を表示する。
ステップS502では、ユーザの操作に応じてクライアント210がサーバ220に対して、ごみ箱サーバ230内のファイルのごみ箱からの復元を指示する。そして、受信モジュール231が、サーバ220からの復元指示を受け付けて、処理振分けモジュール232は、復元モジュール234に対して復元処理を依頼する。
ステップS504では、復元モジュール234は、その復元要求のあった指定ファイルは、複数のサーバからの履歴情報を有するか否かを判断する。有している場合(Yes)はステップS506へ進み、それ以外の場合(No、1つのサーバ220から削除されたファイルの場合)はステップS514へ進む。
ステップS506では、復元モジュール234は、その復元指示を行ったユーザは、指定ファイルを削除した各サーバ220に対してアクセス権があるか否かを判断する。アクセス権がある場合(Yes)はステップS508へ進み、それ以外の場合(No)はステップS516へ進む。
ステップS510では、復元した指定ファイルは、データベース237から削除することはせずに、そのままデータベース237で保管する。
ステップS512では、復元した指定ファイルに対応付けられた履歴情報も、ステップS510と同様にデータベース237から削除することはせずに、そのままデータベース237で保管する。
ステップS516では、復元モジュール234が、データベース237から指定ファイルを取り出して、その指定ファイルのアクセス権のあるサーバ220による履歴情報を含む状態でファイルが復元されるように、復元指示を行ったサーバ220へ渡す。
ステップS520では、履歴管理モジュール240内の履歴操作モジュール241は、データベース237から指定ファイルの履歴情報を削除する。
(1)保管されている期間が予め定められた期間になった場合、そのファイルと履歴情報を削除する。
(2)記録管理的観点から、他のメディアなどにバックアップする。つまり、削除はしない。
(3)データベース237内のデータは、一度削除されたものであるので、復元先のサーバ220に移動されたならば、データベース237内のファイルと履歴情報は削除してしまい、他のサーバ220からの復元指示があった場合は、その復元先のサーバ220から取り出すようにしてもよい。
図6は、本実施の形態を説明するにあたっての具体的なシステム構成例についての説明図である。図6の例に示すようにサーバ220X、サーバ220Y、サーバ220Zのサーバが3台、ごみ箱サーバ230、ユーザ610Aが利用するクライアント210A、ユーザ610Bが利用するクライアント210Bを有し、これらは互いにネットワーク291、ネットワーク292によって通信し得るように接続されているシステムとする。
また、サーバ220Xとサーバ220Yには、ごみ箱(ごみ箱サーバ230)へ移動予定である同じ内容の2つのファイル「報告書」が各サーバに格納されている。このファイル「報告書」はサーバ220X内で作成され、複数の編集がユーザ610Aとユーザ610Bの操作によってされた後に、あるタスクで展開された後に(より具体的には、タスクメンバーであるユーザP、ユーザQ、ユーザRにもアクセス可能な状態とした後に)、サーバ220Yに対して権限のあるユーザ610Aによってサーバ220Yに公開されたものである。サーバ220Y内では他のユーザP、ユーザQ、ユーザRがそれぞれダウンロードしており、ごみ箱に移動予定となっている。これらの履歴情報は、履歴テーブル700としてサーバ220X内のファイル「報告書」に、履歴テーブル800としてサーバ220Y内のファイル「報告書」にそれぞれに対応付けられている。そして、これらの履歴テーブル700、履歴テーブル800は、サーバ220X、サーバ220Y内の履歴管理モジュール223によってそれぞれ管理されている。なお、タスクとは、複数のメンバーによって、1つ又は複数の仕事を行うためのアプリケーション・プログラムであり、具体的には、ファイルを共有する、スケジュールを管理等するためのコンピュータ・プログラムにより構成されている。
履歴テーブル700は、操作日時欄710、操作の種類欄720、操作ユーザ欄730を有している。
操作日時欄710は、サーバ220X内のファイル「報告書」に対して行われた操作の日時(年、日、時、分、秒等のいずれか又はこれらの組み合わせ、以下「日時」について同様)を記憶する。
操作の種類欄720は、そのファイルに対して行われた操作の種類を記憶する。
操作ユーザ欄730は、その操作を行ったユーザを記憶する。
なお、クライアント210に対するユーザによる操作に基づいて処理が行われ、その履歴情報は操作対象であるファイルに対応付けられて記憶される。
図8は、履歴テーブル800のデータ構造例を示す説明図である。この履歴テーブル800は、サーバ220Y内のファイル「報告書」に対応付けられているものである。履歴テーブル800は、履歴テーブル700と同等のデータ構造を有している。
図9は、クライアント210Aのディスプレイのファイル操作画面900の表示例を示す説明図である。ファイル操作画面900は、サーバ220X内のファイルを操作するための画面である。
格納先フォルダー名表示領域910は、ユーザ610Aがメンバーとして加わっているタスク名を表示する。そのタスクは、サーバ220Xによって管理されている。
操作領域920は、そのタスクにおいて選択できる操作を表示する。例えば、ファイルに対しての操作欄923が選択されると、基本操作欄924、コピー/移動欄925、ゴミ箱への移動欄926等を表示する。
No.欄931は、そのタスクで管理されているファイルを一意に識別できる番号を表示する。
チェック欄932は、ユーザによって選択された状態(チェックされた状態)で、そのファイルを対象として操作が行われることを示す。
名前欄933は、ファイルの名称を表示する。
最終変更日時欄934は、そのファイルの最終変更日時を表示する。
最終変更者欄935は、最終変更日時欄934の日時に変更を行ったユーザを表示する。
ごみ箱への移動操作が行われると、サーバ220X上のファイル「報告書」をごみ箱サーバ230へ移動し、サーバ220Xから削除する。図3の例に示したフローチャートによる処理にしたがって、過去に内容が同じファイルが削除された履歴は存在しないため、新規に保管モジュール233がデータベース237への保管を実行する(ステップS318)。
格納先フォルダー名表示領域1010は、ファイル表示領域1030に表示しているファイルの一覧はごみ箱内にあるものであることを表示している。
操作領域1020は、図9の例に示した操作領域920と同等のものである。
ファイル表示領域1030は、そのごみ箱で管理されているファイルの一覧を表示する。No.欄1031、チェック欄1032、名前欄1033、サーバ欄1034、削除者欄1035、削除日時欄1036、削除時パス欄1037、関連情報表示欄1038を有している。
No.欄1031は、そのごみ箱内にあるファイルを一意に識別できる番号を表示する。
チェック欄1032は、ユーザによって選択された状態(チェックされた状態)で、そのファイルを対象として操作が行われることを示す。
名前欄1033は、ファイルの名称を表示する。
サーバ欄1034は、そのファイルをごみ箱に移動させたサーバを表示する。この場合はサーバ220Xである。
削除者欄1035は、そのファイルの削除操作(ごみ箱への移動操作)を行ったユーザを表示する。この場合はユーザ610Aである。
削除日時欄1036は、そのファイルの削除日時(ごみ箱への移動日時)を表示する。
削除時パス欄1037は、そのファイルの削除時のパス(ごみ箱へ移動したときにそのファイルがあった記憶場所)を表示する。
関連情報表示欄1038は、そのファイルに関連する情報を表示させるためのアイコンを表示する。例えば、関連情報表示欄1038には、履歴表示アイコン1040が表示される。これらのアイコンが、ユーザの操作によって選択されると、そのファイルに関連する情報を表示する。
履歴表示画面1100は、格納先フォルダー名表示領域1110、履歴表示(報告書)1120、ファイル表示領域1130を有している。
格納先フォルダー名表示領域1110は、ファイル表示領域1130に表示している対象ファイルの履歴の一覧はごみ箱内にあるものであることを表示している。
履歴表示(報告書)1120は、履歴表示していることと、その対象ファイル名を表示する。この場合は、「履歴表示(報告書)」である。
ファイル表示領域1130は、その対象ファイルの履歴の一覧を表示する。ファイル表示領域1130は、サーバ名欄1131、操作日時欄1132、操作の種類欄1133、操作ユーザ欄1134を有している。
サーバ名欄1131は、その操作が行われたサーバ220を表示する。
操作日時欄1132は、その操作が行われた日時を表示する。
操作の種類欄1133は、その操作の種類を表示する。
操作ユーザ欄1134は、その操作を行ったユーザ610を表示する。
図12は、履歴テーブル1200のデータ構造例を示す説明図である。このデータは主にごみ箱内ファイル一覧画面1000を表示するために用いられる。
履歴テーブル1200は、番号欄1201、名前欄1202、削除者欄1203、削除日時欄1204、サーバ欄1205、削除時パス欄1206、履歴ID欄1207、ハッシュ値欄1208を有している。
番号欄1201は、そのごみ箱内にあるファイルを一意に識別できる番号を記憶する。
名前欄1202は、ファイルの名称を記憶する。
削除者欄1203は、そのファイルの削除操作(ごみ箱への移動操作)を行ったユーザ610を記憶する。
削除日時欄1204は、そのファイルの削除日時(ごみ箱への移動日時)を記憶する。
サーバ欄1205は、そのファイルをごみ箱に移動させたサーバ220を記憶する。
削除時パス欄1206は、そのファイルの削除時のパス(ごみ箱へ移動したときにそのファイルがあった記憶場所)を記憶する。
履歴ID欄1207は、そのファイルに対応付けられた履歴情報を一意に識別できる番号を記憶する。これは、次に説明する履歴管理テーブル1300内の履歴ID欄1301に対応する。
ハッシュ値欄1208は、そのファイルの内容のハッシュ値を記憶する。
履歴テーブル1200は、元のサーバ220上の履歴情報(ファイルの名称、削除者、削除日時、削除時のパス)に加えて、サーバ欄1205とハッシュ値欄1208のカラムが主に追加されている。検索や復元する際にハッシュ値欄1208の値を参照することになる。
履歴管理テーブル1300は、履歴ID欄1301、サーバ欄1302、操作日時欄1303、操作の種類欄1304、操作ユーザ欄1305を有している。
履歴ID欄1301は、ファイルの履歴情報を一意に識別できる番号を記憶する。これは、前述した履歴テーブル1200内の履歴ID欄1207に対応する。つまり、同じ履歴IDを有している履歴情報は、同じファイルに対して行われた操作であることを示している。
サーバ欄1302は、その操作が行われたサーバ220を記憶する。
操作日時欄1303は、その操作が行われた日時を記憶する。
操作の種類欄1304は、その操作の種類を記憶する。
操作ユーザ欄1305は、その操作を行ったユーザ610を記憶する。
図3の例に示したフローチャートによる処理にしたがって、同じ内容のファイルがごみ箱サーバ230内のデータベース237に存在する場合(ステップS312でYes)、履歴情報の統合だけを実施して、そのときに削除されたファイル自身はデータベース237に格納せずに破棄する。
図12の例に示したごみ箱サーバ230内の履歴テーブル1200は、図14の例に示す履歴テーブル1200のように更新される。ここで、既に削除されたファイル(履歴テーブル1200の1行目)と今回削除されたファイル(履歴テーブル1200の2行目)のハッシュ値欄1208内のハッシュ値が同じなので、ごみ箱内のファイル一覧としては1つのファイルとして表示される。表示の形態は様々あるが、本実施の形態では複数の復元元があるファイルでは、図15の例に示すサーバ欄1034内のサーバ切替表示欄1534のように、サーバ名をプルダウンメニューで選択することで表示を切り替えられるようにしてもよい。つまり、ユーザの操作によってサーバ名が選択されることで、そのサーバから削除されたファイルの削除者欄1035、削除日時欄1036等の内容を切り替えて表示する。
ここで、サーバ220Yに対するアクセス権がないユーザ610Bがごみ箱内ファイル一覧画面1000を表示した場合には、図15の例に示すようにプルダウンメニューのサーバ切替表示欄1534を表示せずに、図10の例に示すようにサーバ220Xからの削除された履歴情報(つまり、アクセス権があるサーバから削除されたファイルの履歴情報)しか参照することができないようにする。
ファイルをごみ箱サーバ230から復元するケースとして、前述の例では、ユーザ610Aとユーザ610Bによる復元操作があり得る。図5の例に示したフローチャートによる処理にしたがって、履歴情報が1つのサーバからのものしか存在しない場合には、ファイルを復元した後に、ごみ箱サーバ230内のファイルと履歴を全て削除する。
しかし、複数のサーバ220の履歴情報が対応付けられているファイルに関しては、どちらかを復元したからといって、そのファイルと履歴情報を削除してしまっては、復元処理をしなかったサーバ220からは参照先のごみ箱サーバ230内のファイルが消えてしまうことになる。このため、複数の履歴情報が対応付けられているファイルを復元する場合には、ファイルと履歴情報を削除せずに保管する。
ユーザ610Aにはごみ箱内ファイル一覧画面1000に、ごみ箱サーバ230内の「報告書」としてサーバ220Xとサーバ220Yから削除されたファイル「報告書」が表示されている(図15に示すごみ箱内ファイル一覧画面1000参照)。2つのサーバ220の履歴情報を対応付けて復元先のサーバ220にファイル「報告書」を復元する。
復元された履歴の扱いに関しては後述する。
ユーザ610Bにはごみ箱内ファイル一覧画面1000に、ごみ箱サーバ230内の「報告書」としてサーバ220Xから削除されたファイル「報告書」しか表示されていない(図10に示すごみ箱内ファイル一覧画面1000参照)。ユーザ610Bにとっては、「サーバ220Xからごみ箱サーバ230に移動されたファイルをサーバ220Xに復元する(サーバ220X内の履歴だけで)」という操作を実行することになる。
つまり、サーバ220Xには、サーバ220Xの履歴を含むファイル「報告書」を削除時にファイルが格納されていた復元先に復元する。このとき、ごみ箱サーバ230内のデータはそのまま保管されている。
履歴情報にはサーバ名、操作日時、操作種別、操作ユーザ名等が各サーバ220における履歴情報として含まれている。これらの情報をどのように扱うかは復元先のサーバ220の仕様による。例えば、あるサーバ220では、他のサーバ220とユーザを共通に扱っている場合、アクセス権に応じて表示・非表示をユーザ単位で設定してもよい。また、あるサーバ220では、他のサーバ220の履歴情報は関係ないとして、他のサーバ220における履歴情報は削除して、自らのサーバ220の履歴情報のみを保有する形式で復元してもよい。また、あるサーバ220では、不明なユーザや操作であったとしても、それをそのままの文字列として表示するようにしてもよい。
また、過去に保管した履歴が存在しない場合(ごみ箱サーバ230の設定などで削除されていた場合等)は、新規にごみ箱に移動してきたファイルとして、前述した「ファイルをごみ箱サーバ230に移動する処理例」と同様にファイルと履歴情報を保管する。
サーバ220X、サーバ220Y、サーバ220Zのいずれかにおいて、ごみ箱サーバ230内のデータベース237に既に存在するファイル「報告書」を新規で登録しようとした場合、ごみ箱サーバ230内のデータベース237に内容の同じファイルが存在していないかをハッシュ値を用いて、履歴検索モジュール242が検索を実施する。内容の同じファイルが存在した場合には、履歴情報を対応させて新規登録しようとしていた場所にファイルを復元する。
ステップS1802では、ユーザの操作によってクライアント210からサーバ220に対して、ファイルの登録を指示する。
ステップS1804では、サーバ220は、ごみ箱サーバ230に対して、内容の同じファイルがごみ箱サーバ230内のデータベース237に存在するか否かの問い合せを行う。
ステップS1806では、履歴検索モジュール242が、問い合せのあったファイルと同じ内容のファイルがデータベース237に存在しないかどうかを検索する。同じ内容のファイルがある場合(Yes)はステップS1808へ進み、それ以外の場合(No)はステップS1810へ進む。
ステップS1810では、ステップS1802での指示にしたがって、クライアント210からサーバ220に対してファイルを登録する。
ごみ箱サーバ230内のデータベース237に複数の履歴情報が対応付けられているファイル(複数のユーザから削除されたファイル)が存在していて、そのファイルと内容の同じファイルがサーバに格納されている場合がある。サーバに格納されているファイルは、削除すべきファイルである可能性が高いので、このことをそのファイルを所有しているユーザに通知するものである。
次に、履歴管理モジュール240は、各サーバ220内にその対象としたファイルと同じ内容のファイルが存在しないかの検索を実行する。さらに、その検索には、サーバ220のデータベース224に記憶されているファイル数が予め定めた数以上である場合という条件を付けてもよい。また、その検索には、サーバ220のデータベース224の残り記憶容量が予め定めた容量以下であるという条件を付けてもよい。
検索結果として、同じ内容のファイルがサーバ220に存在した場合(又は、さらに前述の検索の条件を備えていた場合)、そのファイルの所有者に対して、「このファイルは多くの人がごみ箱に移動しています。」といったメッセージを通知して、そのファイルの削除を促す。
しかし、ごみ箱サーバ230からの復元処理が実行された場合に、対象としているサーバ220に関する履歴情報を削除してもよい(以下、この処理を差分復元処理ともいう)。図19は、本実施の形態による差分復元の処理例を示すフローチャートである。
ステップS1912では、復元した指定ファイルに対応付けられたデータベース237内の履歴情報から、その復元した指定ファイルに関連する履歴情報の部分を削除する。具体的な例として、図20の履歴管理テーブル1300を示す。図20は、更新後の履歴管理テーブル1300のデータ構造例を示す説明図であり、図16の例に示した履歴管理テーブル1300の状態から、サーバ220Xからごみ箱サーバ230へ移動されたファイルを復元した後の状態を示している。つまり、履歴管理テーブル1300から、図20の例に示すように、履歴ID欄1301が「1」(又は、サーバ欄1302が「X」)である履歴情報(図20の例では、削除履歴2010の部分)を削除する。
なお、図21に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図21に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えばASIC等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図21に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、情報家電、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
アクセス権として、各サーバ220に対するアクセス権を示したが、各サーバ220で削除されたファイルに対するアクセス権であってもよい。
クライアント210、サーバ220、ごみ箱サーバ230による実施の形態の具体例を主に示したが、サーバ220、ごみ箱サーバ230の機能をクライアント210が備えていてもよい。例えば、OS(Operating System)が用意しているごみ箱に本実施の形態を組み込むようにしてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
110…情報記憶モジュール
115…管理対象情報記憶モジュール
120…復元情報記憶モジュール
150…情報管理モジュール
155…第1の変更モジュール
160…第2の変更モジュール
165…第1の削除モジュール
170…第2の削除モジュール
175…管理対象情報・記憶容量確認モジュール
180…出力モジュール
185…通知モジュール
190…制御モジュール
210…クライアント
220…サーバ
221…ファイル復元モジュール
222…ファイル削除モジュール
223…履歴管理モジュール
224…データベース
230…ごみ箱サーバ
231…受信モジュール
232…処理振分けモジュール
233…保管モジュール
234…復元モジュール
235…破棄モジュール
236…一覧モジュール
237…データベース
240…履歴管理モジュール
241…履歴操作モジュール
242…履歴検索モジュール
291、292…ネットワーク
610…ユーザ
Claims (6)
- コンピュータに、
管理対象とする電子情報である管理対象情報を少なくともひとつの対応付け場所に対応付けて管理対象情報記憶手段に記憶させる管理対象情報記憶機能と、
前記管理対象情報の対応付け先を第1の対応付け場所から第2の対応付け場所に変更する第1の変更機能と、
前記第1の変更機能によって前記第2の対応付け場所に対応付けられた前記管理対象情報を対象として、同じ内容の管理対象情報が複数存在する場合には、そのうちの少なくともひとつの管理対象情報を除いた他の管理対象情報を削除する削除機能と、
前記第1の変更機能によって前記第2の対応付け場所に対応付けられた前記管理対象情報の対応付け先が前記第1の対応付け場所であったことを示す復元情報を当該管理対象情報と対応付けて記憶する機能であって、前記削除機能によって削除される前記管理対象情報に対応付けられる前記復元情報を、前記削除機能によって削除されなかった管理対象情報と対応付けて復元情報記憶手段に記憶させる復元情報記憶機能と、
前記第2の対応付け場所に対応付けられた前記管理対象情報に対応付けられた前記復元情報に基づいて当該管理対象情報の対応付け先を当該第2の対応付け場所から前記第1の対応付け場所に変更する機能であって、当該管理対象情報が複数の復元情報と対応付けられている場合には当該複数の復元情報の各々により示される複数の当該第1の対応付け場所の中から指定された対応付け場所に対応付け先を変更する第2の変更機能
を実現させることを特徴とする情報管理プログラム。 - 前記コンピュータに、
前記第2の対応付け場所に対応付けられた管理対象情報を、前記第2の変更機能によって第1の対応付け場所に対応付け先を変更した場合又は当該第2の対応付け場所との対応付けをしなくなった場合、当該管理対象情報に対応付けられた復元情報を削除し、管理対象情報に対応付けられた復元情報がなくなった場合には、当該第2の対応付け場所に対応付けられた管理対象情報を削除する第2の削除機能
をさらに実現させることを特徴とする請求項1に記載の情報管理プログラム。 - 前記第2の変更機能は、第1の対応付け場所に管理対象情報を対応付ける場合に、第2の対応付け場所に対応付けられており、当該管理対象情報と同じ内容である管理対象情報が既に存在する場合には、当該第2の対応付け場所に対応付けられている管理対象情報に対応付けられている復元情報を当該第1の対応付け場所に対応付けようとしている管理対象情報に対応付ける
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報管理プログラム。 - 前記コンピュータは、他の情報処理装置から利用され、
前記管理対象情報は、当該管理対象情報を所有している利用者がおり、
前記コンピュータに、
前記第2の対応付け場所に同じ内容の管理対象情報に対応付けられた復元情報が予め定めた数以上あり、当該管理対象情報と同じ内容の管理対象情報が第1の対応付け場所に対応付けられている場合は、当該第1の対応付け場所に対応付けられている管理対象情報の所有者に当該管理対象情報は第2の対応付け場所に対応付けすべき旨を通知する通知機能
をさらに実現させることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報管理プログラム。 - 前記通知機能は、
さらに、前記管理対象情報記憶手段が記憶する管理対象情報が予め定めた数以上、又は当該管理対象情報記憶手段が記憶できる記憶領域の残り容量が予め定めた値以下である場合に、前記通知を行う
ことを特徴とする請求項3に記載の情報管理プログラム。 - 管理対象とする電子情報である管理対象情報を少なくともひとつの対応付け場所に対応付けて記憶する管理対象情報記憶手段と、
前記管理対象情報の対応付け先を第1の対応付け場所から第2の対応付け場所に変更する第1の変更手段と、
前記第1の変更手段によって前記第2の対応付け場所に対応付けられた前記管理対象情報を対象として、同じ内容の管理対象情報が複数存在する場合には、そのうちの少なくともひとつの管理対象情報を除いた他の管理対象情報を削除する削除手段と、
前記第1の変更手段によって前記第2の対応付け場所に対応付けられた前記管理対象情報の対応付け先が前記第1の対応付け場所であったことを示す復元情報を当該管理対象情報と対応付けて記憶する手段であって、前記削除手段によって削除される前記管理対象情報に対応付けられる前記復元情報を、前記削除手段によって削除されなかった管理対象情報と対応付けて記憶する復元情報記憶手段と、
前記第2の対応付け場所に対応付けられた前記管理対象情報に対応付けられた前記復元情報に基づいて当該管理対象情報の対応付け先を前記第2の対応付け場所から前記第1の対応付け場所に変更する手段であって、当該管理対象情報が複数の復元情報と対応付けられている場合には当該複数の復元情報の各々により示される複数の前記第1の対応付け場所の中から指定された対応付け場所に対応付け先を変更する第2の変更手段
を具備することを特徴とする情報管理システム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009011696A JP4670968B2 (ja) | 2009-01-22 | 2009-01-22 | 情報管理プログラム及び情報管理システム |
US12/558,660 US8275753B2 (en) | 2009-01-22 | 2009-09-14 | Computer readable medium and information management system |
CN200910205568.6A CN101788952B (zh) | 2009-01-22 | 2009-10-16 | 信息管理方法和信息管理系统 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009011696A JP4670968B2 (ja) | 2009-01-22 | 2009-01-22 | 情報管理プログラム及び情報管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010170298A true JP2010170298A (ja) | 2010-08-05 |
JP4670968B2 JP4670968B2 (ja) | 2011-04-13 |
Family
ID=42337727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009011696A Expired - Fee Related JP4670968B2 (ja) | 2009-01-22 | 2009-01-22 | 情報管理プログラム及び情報管理システム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8275753B2 (ja) |
JP (1) | JP4670968B2 (ja) |
CN (1) | CN101788952B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017104458A1 (ja) * | 2015-12-17 | 2017-06-22 | コニカミノルタ株式会社 | オブジェクト操作制御プログラム、オブジェクト操作制御方法及びオブジェクト操作装置 |
JP2018092404A (ja) * | 2016-12-05 | 2018-06-14 | 富士ゼロックス株式会社 | ファイル管理装置及びプログラム |
JP2018097639A (ja) * | 2016-12-14 | 2018-06-21 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 記憶装置、データ管理方法、及び管理システム |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2443574A4 (en) * | 2009-06-19 | 2014-05-07 | Blekko Inc | EVOLVING CLUSTER DATABASE |
JP2011024127A (ja) * | 2009-07-17 | 2011-02-03 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像処理装置 |
US9386421B2 (en) | 2009-12-18 | 2016-07-05 | Trueposition, Inc. | Location intelligence management system for border security |
US9734034B2 (en) * | 2010-04-09 | 2017-08-15 | Hewlett Packard Enterprise Development Lp | System and method for processing data |
US9934103B2 (en) * | 2013-04-16 | 2018-04-03 | Commvault Systems, Inc. | Managing multi-source restore operations in an information management system |
WO2015058123A1 (en) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | Trueposition, Inc. | Location intelligence management system for border security |
JP6183541B2 (ja) * | 2014-03-28 | 2017-08-23 | 富士通株式会社 | 点検情報管理方法 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001117800A (ja) * | 1999-10-21 | 2001-04-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 共用機器と1つ以上の端末機器のデ−タ同期システムおよび共用機器および端末機器 |
JP2002366410A (ja) * | 2001-06-06 | 2002-12-20 | Fujitsu Ltd | ごみ箱サーバおよびごみ箱処理プログラム |
JP2003256285A (ja) * | 2002-02-28 | 2003-09-10 | Toshiba Corp | マルチメディアファイル管理システム及びファイル管理方法 |
JP2004362418A (ja) * | 2003-06-06 | 2004-12-24 | Nec Corp | データ共有システム及び方法並びにデータ共有用プログラム |
JP2007310481A (ja) * | 2006-05-16 | 2007-11-29 | Canon Inc | 文書管理方法、そのプログラム及び記録媒体、並びに文書共有サーバ及び文書共有システム |
JP2008059036A (ja) * | 2006-08-29 | 2008-03-13 | Fuji Xerox Co Ltd | データ保管装置及びプログラム |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5949492A (en) * | 1995-11-22 | 1999-09-07 | Mankovitz; Roy J. | Apparatus and methods for accessing information relating to radio television programs |
WO2001004801A1 (en) * | 1999-07-09 | 2001-01-18 | Wild File, Inc. | Optimized disk storage defragmentation with swapping capabilities |
US7340153B2 (en) * | 2000-01-11 | 2008-03-04 | Hitachi, Ltd. | Apparatus and method for recording and reproducing information |
JP3868708B2 (ja) * | 2000-04-19 | 2007-01-17 | 株式会社日立製作所 | スナップショット管理方法及び計算機システム |
US20030028592A1 (en) * | 2001-08-03 | 2003-02-06 | Masahiro Ooho | Backup-restoration system and right management server |
US9678967B2 (en) * | 2003-05-22 | 2017-06-13 | Callahan Cellular L.L.C. | Information source agent systems and methods for distributed data storage and management using content signatures |
US7010437B2 (en) * | 2003-11-03 | 2006-03-07 | Abb Research Ltd. | Electric utility storm outage management |
EP1564990A3 (en) * | 2004-02-16 | 2008-04-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Equipment management system and method |
JP4349301B2 (ja) * | 2004-11-12 | 2009-10-21 | 日本電気株式会社 | ストレージ管理システムと方法並びにプログラム |
JP2006215954A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-17 | Hitachi Ltd | ストレージシステム及びストレージ装置のアーカイブ管理方法 |
CN100337218C (zh) * | 2005-02-23 | 2007-09-12 | 北京邦诺存储科技有限公司 | 网络存储系统中的数据管理方法及其构建的网络存储系统 |
JP2006338461A (ja) * | 2005-06-03 | 2006-12-14 | Hitachi Ltd | 電子的なファイルの記憶を制御するシステム及び方法 |
US20080155319A1 (en) * | 2006-10-28 | 2008-06-26 | Robert Duncan | Methods and systems for managing removable media |
EP2153340A4 (en) * | 2007-05-08 | 2015-10-21 | Riverbed Technology Inc | HYBRID SEGMENT ORIENTED FILE SERVER, AND WAN ACCELERATOR |
US8412539B2 (en) * | 2009-04-09 | 2013-04-02 | Rajagopal Srinivasan | Handheld medical information management device |
-
2009
- 2009-01-22 JP JP2009011696A patent/JP4670968B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2009-09-14 US US12/558,660 patent/US8275753B2/en active Active
- 2009-10-16 CN CN200910205568.6A patent/CN101788952B/zh active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001117800A (ja) * | 1999-10-21 | 2001-04-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 共用機器と1つ以上の端末機器のデ−タ同期システムおよび共用機器および端末機器 |
JP2002366410A (ja) * | 2001-06-06 | 2002-12-20 | Fujitsu Ltd | ごみ箱サーバおよびごみ箱処理プログラム |
JP2003256285A (ja) * | 2002-02-28 | 2003-09-10 | Toshiba Corp | マルチメディアファイル管理システム及びファイル管理方法 |
JP2004362418A (ja) * | 2003-06-06 | 2004-12-24 | Nec Corp | データ共有システム及び方法並びにデータ共有用プログラム |
JP2007310481A (ja) * | 2006-05-16 | 2007-11-29 | Canon Inc | 文書管理方法、そのプログラム及び記録媒体、並びに文書共有サーバ及び文書共有システム |
JP2008059036A (ja) * | 2006-08-29 | 2008-03-13 | Fuji Xerox Co Ltd | データ保管装置及びプログラム |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017104458A1 (ja) * | 2015-12-17 | 2017-06-22 | コニカミノルタ株式会社 | オブジェクト操作制御プログラム、オブジェクト操作制御方法及びオブジェクト操作装置 |
JP2018092404A (ja) * | 2016-12-05 | 2018-06-14 | 富士ゼロックス株式会社 | ファイル管理装置及びプログラム |
JP2018097639A (ja) * | 2016-12-14 | 2018-06-21 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 記憶装置、データ管理方法、及び管理システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US8275753B2 (en) | 2012-09-25 |
CN101788952A (zh) | 2010-07-28 |
US20100185591A1 (en) | 2010-07-22 |
JP4670968B2 (ja) | 2011-04-13 |
CN101788952B (zh) | 2014-07-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4670968B2 (ja) | 情報管理プログラム及び情報管理システム | |
US8719691B2 (en) | Document providing system and computer-readable storage medium | |
CN101281526B (zh) | 信息处理装置、信息处理系统和信息处理方法 | |
AU2014208213B2 (en) | Information processing apparatus and information processing program | |
US20110202574A1 (en) | Document management device, document management method and computer readable medium | |
JP4259588B2 (ja) | 情報処理システム及び情報処理プログラム | |
US8812467B2 (en) | Information processing apparatus and computer readable medium for performing history cancellation processing | |
JP2013012155A (ja) | 情報処理装置、クライアント管理方法及びクライアント管理システム | |
JP2008299453A (ja) | 情報処理プログラムおよび情報処理システム | |
JP4766127B2 (ja) | 情報処理装置、ファイル管理システムおよびプログラム | |
CN101226529B (zh) | 信息处理装置、信息处理系统、和信息处理方法 | |
JP2009187341A (ja) | 情報処理プログラム及び情報処理装置 | |
JP5397591B2 (ja) | 文書管理プログラムおよび文書管理装置 | |
JP6123519B2 (ja) | 情報処理装置及び情報処理プログラム | |
JP2010061200A (ja) | 文書管理システム及び操作履歴表示方法 | |
JP2011048535A (ja) | 文書管理システム | |
JP5585565B2 (ja) | ファイル管理装置、ファイル管理装置の制御方法、およびそのプログラム | |
JP3982969B2 (ja) | 文書管理装置 | |
JP2010067233A (ja) | ワークフロー管理システム、ワークフロー管理方法、及びワークフロー管理プログラム | |
JP2010015384A (ja) | 情報共有防止方法、情報共有防止装置、及び、情報共有防止プログラム | |
JP2009110322A (ja) | 情報処理装置及び情報処理プログラム | |
JP5477083B2 (ja) | 索引生成装置、索引生成方法、索引生成プログラム及びデータベース検索システム | |
JP2004362166A (ja) | データ管理システム、データ管理方法、サーバ、コンピュータプログラム及びコンピュータプログラムを記録した記録媒体 | |
JP2020025244A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム | |
JP2011048723A (ja) | 情報処理プログラム及び情報処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101022 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101102 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101221 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110103 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4670968 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140128 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |