JP2010170298A - 情報管理プログラム及び情報管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】第1の対応付け場所から第2の対応付け場所に変更され、その変更前に復元し得るようにする場合であって、第2の対応付け場所に対応付けられた管理対象情報の中に同じ内容の管理対象情報があるとき、その同じ内容の管理対象情報を必要以上に重複して格納することを抑制する情報管理プログラムを提供する。
【解決手段】第2の対応付け場所に対応付けられた管理対象情報を対象として、同じ内容の管理対象情報が複数存在する場合には、そのうちの少なくともひとつの管理対象情報を除いた他の管理対象情報を削除する機能と、管理対象情報の対応付け先を第2の対応付け場所から第1の対応付け場所に変更する機能であって、管理対象情報が複数の復元情報と対応付けられている場合には複数の復元情報の各々により示される複数の第1の対応付け場所の中から指定された対応付け場所に対応付け先を変更する機能を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報管理プログラム及び情報管理システムに関する。
コンピュータによって管理される対象の電子情報である管理対象情報には、同じ内容の管理対象情報が複数散在している場合がある。そして、これら複数の管理対象情報が、廃棄候補の管理対象情報を保管するごみ箱へ移動される場合がある。
これに関連する技術として、例えば、特許文献1には、ネットワーク環境下で削除したファイルの一時記憶に関し、削除したファイルをネットワーク共有のごみ箱に保管することにより、ごみ箱の管理が容易で、不要なファイルのごみが各所のコンピュータに点在することがないごみ箱サーバを提供することを目的とし、ネットワーク内に設けられたごみ箱サーバは、ファイルの削除処理において、送信された削除指示情報によりファイルと、削除前の格納位置及びファイルの送信元アドレスを含む付属情報とを保管し、復元処理においては、指定されたファイルと付属情報とを復元先のアドレスに送信し、破棄処理は、指定されたファイルと付属情報とをごみ箱サーバから破棄することが開示されている。
特開2002−366410号公報
本発明は、第1の対応付け場所から第2の対応付け場所に変更され、その変更前の第1の対応付け場所に対応付けするように復元し得るようにする場合であって、第2の対応付け場所に対応付けられた管理対象情報の中に同じ内容の管理対象情報があるとき、その同じ内容の管理対象情報を必要以上に重複して格納しておくことを抑制するようにした情報管理プログラム及び情報管理システムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、コンピュータに、管理対象とする電子情報である管理対象情報を少なくともひとつの対応付け場所に対応付けて管理対象情報記憶手段に記憶させる管理対象情報記憶機能と、前記管理対象情報の対応付け先を第1の対応付け場所から第2の対応付け場所に変更する第1の変更機能と、前記第1の変更機能によって前記第2の対応付け場所に対応付けられた前記管理対象情報を対象として、同じ内容の管理対象情報が複数存在する場合には、そのうちの少なくともひとつの管理対象情報を除いた他の管理対象情報を削除する削除機能と、前記第1の変更機能によって前記第2の対応付け場所に対応付けられた前記管理対象情報の対応付け先が前記第1の対応付け場所であったことを示す復元情報を当該管理対象情報と対応付けて記憶する機能であって、前記削除機能によって削除される前記管理対象情報に対応付けられる前記復元情報を、前記削除機能によって削除されなかった管理対象情報と対応付けて復元情報記憶手段に記憶させる復元情報記憶機能と、前記第2の対応付け場所に対応付けられた前記管理対象情報に対応付けられた前記復元情報に基づいて当該管理対象情報の対応付け先を当該第2の対応付け場所から前記第1の対応付け場所に変更する機能であって、当該管理対象情報が複数の復元情報と対応付けられている場合には当該複数の復元情報の各々により示される複数の当該第1の対応付け場所の中から指定された対応付け場所に対応付け先を変更する第2の変更機能を実現させることを特徴とする情報管理プログラムである。
請求項2の発明は、前記コンピュータに、前記第2の対応付け場所に対応付けられた管理対象情報を、前記第2の変更機能によって第1の対応付け場所に対応付け先を変更した場合又は当該第2の対応付け場所との対応付けをしなくなった場合、当該管理対象情報に対応付けられた復元情報を削除し、管理対象情報に対応付けられた復元情報がなくなった場合には、当該第2の対応付け場所に対応付けられた管理対象情報を削除する第2の削除機能をさらに実現させることを特徴とする請求項1に記載の情報管理プログラムである。
請求項3の発明は、前記第2の変更機能は、第1の対応付け場所に管理対象情報を対応付ける場合に、第2の対応付け場所に対応付けられており、当該管理対象情報と同じ内容である管理対象情報が既に存在する場合には、当該第2の対応付け場所に対応付けられている管理対象情報に対応付けられている復元情報を当該第1の対応付け場所に対応付けようとしている管理対象情報に対応付けることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報管理プログラムである。
請求項4の発明は、前記コンピュータは、他の情報処理装置から利用され、前記管理対象情報は、当該管理対象情報を所有している利用者がおり、前記コンピュータに、前記第2の対応付け場所に同じ内容の管理対象情報に対応付けられた復元情報が予め定めた数以上あり、当該管理対象情報と同じ内容の管理対象情報が第1の対応付け場所に対応付けられている場合は、当該第1の対応付け場所に対応付けられている管理対象情報の所有者に当該管理対象情報は第2の対応付け場所に対応付けすべき旨を通知する通知機能をさらに実現させることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報管理プログラムである。
請求項5の発明は、前記通知機能は、さらに、前記管理対象情報記憶手段が記憶する管理対象情報が予め定めた数以上、又は当該管理対象情報記憶手段が記憶できる記憶領域の残り容量が予め定めた値以下である場合に、前記通知を行うことを特徴とする請求項3に記載の情報管理プログラムである。
請求項6の発明は、管理対象とする電子情報である管理対象情報を少なくともひとつの対応付け場所に対応付けて記憶する管理対象情報記憶手段と、前記管理対象情報の対応付け先を第1の対応付け場所から第2の対応付け場所に変更する第1の変更手段と、前記第1の変更手段によって前記第2の対応付け場所に対応付けられた前記管理対象情報を対象として、同じ内容の管理対象情報が複数存在する場合には、そのうちの少なくともひとつの管理対象情報を除いた他の管理対象情報を削除する削除手段と、前記第1の変更手段によって前記第2の対応付け場所に対応付けられた前記管理対象情報の対応付け先が前記第1の対応付け場所であったことを示す復元情報を当該管理対象情報と対応付けて記憶する手段であって、前記削除手段によって削除される前記管理対象情報に対応付けられる前記復元情報を、前記削除手段によって削除されなかった管理対象情報と対応付けて記憶する復元情報記憶手段と、前記第2の対応付け場所に対応付けられた前記管理対象情報に対応付けられた前記復元情報に基づいて当該管理対象情報の対応付け先を前記第2の対応付け場所から前記第1の対応付け場所に変更する手段であって、当該管理対象情報が複数の復元情報と対応付けられている場合には当該複数の復元情報の各々により示される複数の前記第1の対応付け場所の中から指定された対応付け場所に対応付け先を変更する第2の変更手段を具備することを特徴とする情報管理システムである。
請求項1記載の情報管理プログラムによれば、第1の対応付け場所から第2の対応付け場所に変更され、その変更前の第1の対応付け場所に対応付けするように復元し得るようにする場合であって、第2の対応付け場所に対応付けられた管理対象情報の中に同じ内容の管理対象情報があるとき、その同じ内容の管理対象情報を必要以上に重複して格納しておくことを抑制できる。
請求項2記載の情報管理プログラムによれば、本構成を有しない場合と比較して、管理対象情報を記憶するための記憶容量を削減することができる。
請求項3記載の情報管理プログラムによれば、管理対象情報を第1の対応付け場所に対応付ける場合に、既に第2の対応付け場所に対応付けされている管理対象情報の復元として対応付けすることができる。
請求項4記載の情報管理プログラムによれば、他の利用者によって第2の対応付け場所に対応付けされている管理対象情報と同じ内容の管理対象情報を所有している利用者に、その管理対象情報を第2の対応付け場所に対応させるように促すことができる。
請求項5記載の情報管理プログラムによれば、本構成を有しない場合と比較して、対象の管理対象情報を第2の対応付け場所に対応させるべき必要性が高くなった場合に、他の利用者によって第2の対応付け場所に対応付けされている管理対象情報と同じ内容の管理対象情報を所有している利用者に、その管理対象情報を第2の対応付け場所に対応させるように促すことができる。
請求項6記載の情報管理システムによれば、第1の対応付け場所から第2の対応付け場所に変更され、その変更前の第1の対応付け場所に対応付けするように復元し得るようにする場合であって、第2の対応付け場所に対応付けられた管理対象情報の中に同じ内容の管理対象情報があるとき、その同じ内容の管理対象情報を必要以上に重複して格納しておくことを抑制できる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を実現するにあたっての構成例についてのモジュール構成図である。 本実施の形態によるごみ箱への移動の処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態によるごみ箱内のファイルの一覧表示の処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態によるごみ箱からのファイルの復元の処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態を説明するにあたっての具体的なシステム構成例についての説明図である。 履歴テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 履歴テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 ファイル操作画面の表示例を示す説明図である。 ごみ箱内ファイル一覧画面の表示例を示す説明図である。 履歴表示画面の表示例を示す説明図である。 履歴テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 履歴管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 更新後の履歴テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 ごみ箱内ファイル一覧画面の別の表示例を示す説明図である。 更新後の履歴管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 更新後の履歴管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態によるサーバへのファイルの新規登録の処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による差分復元の処理例を示すフローチャートである。 更新後の履歴管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品をさす。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールもさす。それゆえ、本実施の形態は、コンピュータ・プログラム、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能にほぼ一対一に対応しているが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。「予め定める」とは、対象としている処理の前に定めることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定めることの意を含めて用いる。また、管理という用語を用いるが、これは文脈に応じて、制御する、マネジメントする、制御又はマネジメントするためのデータを記憶するの意で用い、その役割又は動作をさす。例えば、履歴情報を管理するとは、履歴情報を取得して、その履歴情報を他から参照でき得るように記憶する等の意で用いる。
本実施の形態である情報管理システム100は、管理対象情報の対応付け先を第1の対応付け場所から第2の対応付け場所に変更し、そこから元の第1の対応付け場所に対応付け先を復元することができるようにしたものであって、図1に示すように、情報記憶モジュール110、情報管理モジュール150、制御モジュール190を有している。情報記憶モジュール110は、管理対象情報記憶モジュール115、復元情報記憶モジュール120を有している。情報管理モジュール150は、第1の変更モジュール155、第2の変更モジュール160、第1の削除モジュール165、第2の削除モジュール170、管理対象情報・記憶容量確認モジュール175、出力モジュール180、通知モジュール185を有している。そして、情報記憶モジュール110と情報管理モジュール150は接続されている。なお、管理対象情報記憶モジュール115、復元情報記憶モジュール120は、1つの情報記憶モジュール110内にあるとして説明するが、1つの記憶装置にあってもよいし、それぞれ別々の記憶装置にあってもよい。また、それぞれのモジュールは1つの筐体にある必要はなく、別々の情報処理装置に実装されていてもよい。
管理対象情報記憶モジュール115は、管理対象とする電子情報である管理対象情報を少なくともひとつの対応付け場所に対応付けて記憶する。
第1の変更モジュール155は、管理対象情報の対応付け先を第1の対応付け場所から第2の対応付け場所に変更する。なお、この変更は、例えば、利用者による変更を行わせる操作を契機として行ってもよい。
第1の削除モジュール165は、第1の変更モジュール155によって第2の対応付け場所に対応付けられた管理対象情報を対象として、同じ内容の管理対象情報が複数存在する場合には、そのうちの少なくともひとつの管理対象情報を除いた他の管理対象情報を削除する。同じ内容であるか否かの判断は、2つの管理対象情報の内容を比較して判断するが、例えば、互いの内容のハッシュ値を計算して、それを比較するようにしてもよい。また、ハッシュ値の他に互いの名称、作成時刻等の属性(例えば、比較する属性として1つ(管理対象情報の名称等)であってもよいし、複数の組み合わせであってもよい)を比較して同じであるか否かを判断するようにしてもよい。また、管理対象情報の内容として、その実体としての内容のみならず属性を含めてもよい。この第1の削除モジュール165による処理によって、同じ内容の管理対象情報の数は減少する。例えば、ひとつの管理対象情報が残ることになる。
復元情報記憶モジュール120は、第1の変更モジュール155によって前記第2の対応付け場所に対応付けられた管理対象情報の対応付け先が第1の対応付け場所であったことを示す復元情報をその管理対象情報と対応付けて記憶する手段であって、第1の削除モジュール165によって削除される管理対象情報に対応付けられる復元情報を、第1の削除モジュール165によって削除されなかった管理対象情報と対応付けて記憶する。例えば、復元情報は、その管理対象情報に対して行われた編集の履歴情報であってもよい。その履歴情報には、第2の対応付け場所に対応付けされる前に対応付けされていた第1の対応付け場所が含まれている。この復元情報記憶モジュール120によって、第1の削除モジュール165によって削除された管理対象情報に対応付けされていた復元情報は、削除されなかった管理対象情報に対応付けされることとなる。
第2の変更モジュール160は、第2の対応付け場所に対応付けられた管理対象情報に対応付けられた復元情報に基づいてその管理対象情報の対応付け先を第2の対応付け場所から第1の対応付け場所に変更する。そして、その管理対象情報が複数の復元情報と対応付けられている場合にはその複数の復元情報の各々により示される複数の第1の対応付け場所の中から指定された対応付け場所に対応付け先を変更する。なお、指定は、予め定めた指定であり、例えば、利用者の操作によるものであってもよい。この第2の変更モジュール160によって、管理対象情報は第2の対応付け場所に対応付けられる前の状態、つまり第1の対応付け場所に対応付けられている状態に戻ることになる。そして、第1の削除モジュール165によって、管理対象情報が削除された場合は、復元対象の管理対象情報には複数の復元情報が対応付けられている状態、つまり複数の第1の対応付け場所があることになるので、その中から選択する必要がある。
さらに、第2の変更モジュール160は、第1の対応付け場所に管理対象情報を対応付ける場合に、第2の対応付け場所に対応付けられており、その管理対象情報と同じ内容である管理対象情報が既に存在する場合には、その第2の対応付け場所に対応付けられている管理対象情報に対応付けられている復元情報をその第1の対応付け場所に対応付けようとしている管理対象情報に対応付けるようにしてもよい。例えば、新たに管理対象情報を第1の対応付け場所に対応付ける場合に、その管理対象情報と同じ内容の管理対象情報が既に第2の対応付け場所に対応付けられていたら、その第2の対応付け場所に対応付けられている管理対象情報に対応付けられている復元情報を対応付けて、その管理対象情報を第1の対応付け場所に対応付ける。この場合、その第2の対応付け場所に対応付けられている管理対象情報、及びその管理対象情報に対応付けられている復元情報には影響を及ぼさないようにする。
第2の削除モジュール170は、第2の対応付け場所に対応付けられた管理対象情報を、第2の変更モジュール160によって第1の対応付け場所に対応付け先を変更した場合又はその第2の対応付け場所との対応付けをしなくなった場合、その管理対象情報に対応付けられた復元情報を削除し、管理対象情報に対応付けられた復元情報がなくなった場合には、その第2の対応付け場所に対応付けられた管理対象情報を削除する。管理対象情報を復元した場合又は第2の対応付け場所と管理対象情報との対応付けを行わなくなった場合(より具体的な例として、第2の対応付け場所から管理対象情報を削除した場合)には、第2の対応付け場所と対応付けられている管理対象情報がなくなるので、その管理対象情報と対応付けられている復元情報も不要になるので削除する。
そして、管理対象情報に複数の復元情報が対応付けられている場合(つまり、複数の同じ内容の管理対象情報が第2の対応付け場所に対応付けられた場合)があり得るが、その復元情報の削除によって、管理対象情報に対応付けられている復元情報の全てが削除された場合(つまり、復元すべき管理対象情報がなくなった場合)には、その管理対象情報も削除する。なお、復元情報の削除には、復元情報全体の削除の他に、復元情報の部分の削除がある。そして、復元情報の部分の削除である場合は、複数回の復元情報の部分の削除が行われた結果、復元情報全体の削除となる場合がある。
また、管理対象情報と復元情報が一対一である場合、1つの管理対象情報が第2の対応付け場所から削除された場合、その管理対象情報に対応付けされている復元情報も削除する。そして、複数の管理対象情報に対応付けられた複数の復元情報の全てが削除された場合は、復元情報のみならずその管理対象情報も削除する。
情報管理システム100は、情報管理システム100のみで処理し得る。また、他の情報処理装置から利用されて処理を行うようにしてもよい。
通知モジュール185は、第2の対応付け場所に同じ内容の管理対象情報に対応付けられた復元情報が予め定めた数以上あり、その管理対象情報と同じ内容の管理対象情報が第1の対応付け場所に対応付けられている場合は、その第1の対応付け場所に対応付けられている管理対象情報の所有者にその管理対象情報は第2の対応付け場所に対応付けすべき旨を通知する。なお、管理対象情報には、その管理対象情報を所有している利用者が対応付けられている。同じ内容の管理対象情報が散在しており、そのうちの管理対象情報が既に第2の対応付け場所に対応付けられている場合は、未だ第2の対応付け場所に対応付けされていない管理対象情報も第2の対応付け場所に対応付けるべき可能性があるので、その旨の通知を行うものである。なお、対応付けすべき旨には、単なるそのような状態であることを指摘すること、第2の対応付け場所に対応付けするように促すこと、その所有者の許可を得たならば第2の対応付け場所に対応付けすること等を含む。また、通知として、その所有者が利用している情報処理装置へ直接表示すること、電子メールの送信等がある。
管理対象情報・記憶容量確認モジュール175は、管理対象情報記憶モジュール115が記憶する管理対象情報が予め定めた数以上であるか否かを判断する。又は管理対象情報記憶モジュール115が記憶できる記憶領域の残り容量が予め定めた値以下であるか否かを判断する。ここで、情報管理システム100が他の情報処理装置から利用されて処理を行う場合、管理対象情報記憶モジュール115は、その利用している他の情報処理装置内にあるものであってもよい。
そして、管理対象情報・記憶容量確認モジュール175が、管理対象情報記憶モジュール115が記憶する管理対象情報が予め定めた数以上であると判断した場合、又は管理対象情報記憶モジュール115が記憶できる記憶領域の残り容量が予め定めた値以下であると判断した場合に、通知モジュール185が通知を行うようにしてもよい。例えば、管理対象情報記憶モジュール115が管理対象情報を記憶させている記憶装置の残り容量が少ない場合に、通知モジュール185が通知を行うことになる。
出力モジュール180は、さらに、対応付け場所とその対応付け場所に対応付けられた管理対象情報に関する情報とを関連付けて出力する。例えば、第2の対応付け場所に対応付けられている管理対象情報の一覧を表示する。このときに、第1の削除モジュール165によって同じ内容の管理対象情報が削除されている場合には、削除された管理対象情報が表示されないことになり、表示すべき数が少なくなる。具体的な例では、ひとつの管理対象情報が表示されるだけである。そして、複数の復元情報が対応付けられている場合には、管理対象情報毎にその復元情報を表示するようにしてもよい。つまり、表示すべき管理対象情報の数は増やさずに、複数の復元情報の中から選択して表示するようにしてもよい。
制御モジュール190は、情報記憶モジュール110、情報管理モジュール150内のモジュールを制御して、管理対象情報と、その管理対象情報と対応付けられている対応付け場所の管理を行う。
図2は、本実施の形態を実現するにあたっての構成例についてのモジュール構成図である。
以下、管理対象情報として、電子情報であるファイルを主に例示して説明する。なお、ファイルとは、テキスト、画像、動画、音声等又はこれらの組み合わせの電子データであり、名前の付いた構造体の単位であって、記憶、編集及び検索等ができ、システム又は利用者間で個別の単位として交換し得るものをいい、これらに類似するものを含む。具体例として、文書作成ソフトウェアによって作成された文書、電子メール等がある。また、操作対象のファイルと対応付けされた対応付け場所は、文書を分類等するために用いられる論理的な場所として構成され、例えば、フォルダー(ディレクトリー)、ごみ箱等がある。以下、第1の対応付け場所としてフォルダーを、第2の対応付け場所としてごみ箱を主に例示して説明する。したがって、フォルダー内のファイルとは、第1の対応付け場所に管理対象情報が対応付けされている状態の例示であり、ごみ箱内のファイルとは、第2の対応付け場所に管理対象情報が対応付けされている状態の例示であり、フォルダー内のファイルをごみ箱に移動するとは、管理対象情報に対応付けされている第1の対応付け場所から第2の対応付け場所に変更することの例示となる。なお、ごみ箱とは、不要なファイルを削除するためのものであり、ファイルをごみ箱に移動し、この時点でごみ箱から取り出して復元し得るものであるが、「ごみ箱を空にする」、「ごみ箱から削除する」という操作が行われたときにそのファイルは実際に削除される。
また、利用者として、本実施の形態の説明においては、その場面に応じて、本実施の形態における操作者、ユーザ、要求者等がいる。
操作権として、アクセス権を主に例示して説明する。操作権情報とは、ファイルに対して許可される操作を利用者毎に定めたものである。したがって、利用者に操作権があるとは、その利用者がファイルに対して操作しようとした場合に、その操作が許可されている状態をいう。許可される操作としては、例えば、ファイルの読み出し、編集又は書き込み等がある。
なお、図2に示す例は、図1の例に示した情報管理システム100が通信回線に接続されており、他の情報処理装置から利用される場合を示している。
クライアント210A、クライアント210B等、サーバ220A、サーバ220B等は、それぞれネットワーク291を介して接続されている。なお、図2に示す例では、クライアント210、サーバ220は2つずつであるが、1つであってもよいし、2以上であってもよい。もちろんのことながらクライアント210とサーバ220の数は対応している必要はない。クライアント210Aとクライアント210B、サーバ220Aとサーバ220Bは、同じモジュール構成であるので、以下ではクライアント210A、サーバ220Aを説明する。また、どちらでもよい場合は、それぞれクライアント210、サーバ220を用いて説明する。
サーバ220A、サーバ220B等、ごみ箱サーバ230の受信モジュール231は、それぞれネットワーク292を介して接続されている。なお、図2に示す例では、ネットワーク291とネットワーク292は別々にあるが、1つの通信回線に接続されていてもよく、また複数の通信回線を介していてもよい。また、ごみ箱サーバ230は複数あってもよい。
クライアント210Aは、サーバ220Aにごみ箱関連の操作の指示をするクライアント装置である。より具体的には、サーバ220A内のファイルをごみ箱に移動、ごみ箱から復元するユーザによる操作等を受け付ける。
サーバ220Aは、ファイル復元モジュール221A、ファイル削除モジュール222A、履歴管理モジュール223A、データベース224Aを有しており、クライアント210Aからの指示にしたがって、ファイルの削除、復元、履歴情報の管理を行うファイル管理サーバである。
ファイル復元モジュール221Aは、サーバ220A内のファイルを復元する。
ファイル削除モジュール222Aは、サーバ220A内のファイルを削除(ごみ箱というフォルダーに移動)する。
履歴管理モジュール223Aは、サーバ220A内のファイルの履歴情報を管理する。
データベース224Aは、サーバ220A内でファイル、データを管理するデータベースである。
ごみ箱サーバ230は、受信モジュール231、処理振分けモジュール232、保管モジュール233、復元モジュール234、破棄モジュール235、一覧モジュール236、データベース237、履歴管理モジュール240を有しており、複数のサーバ220から削除されたファイルを一括管理するサーバである。
受信モジュール231は、処理振分けモジュール232、及びネットワーク292を介してサーバ220A等と接続されており、サーバ220からのごみ箱関連の操作を受信する。そして、その受信した操作を処理振分けモジュール232に渡す。
処理振分けモジュール232は、受信モジュール231、保管モジュール233、復元モジュール234、破棄モジュール235、一覧モジュール236、履歴管理モジュール240と接続されており、受信モジュール231からの操作を振り分けて、履歴管理モジュール240、保管モジュール233、復元モジュール234、破棄モジュール235、一覧モジュール236へその操作を渡す。
保管モジュール233は、処理振分けモジュール232、データベース237と接続されており、処理振分けモジュール232から受け取った操作にしたがって、ごみ箱サーバ230内のデータベース237にファイルを保管する。なお、ファイルを保管するとは、そのファイルをゴミ箱へ移動する操作に応じたものである。
復元モジュール234は、処理振分けモジュール232、データベース237と接続されており、処理振分けモジュール232から受け取った操作にしたがって、ごみ箱サーバ230内のデータベース237からファイルを復元する。なお、ファイルを復元するとは、ゴミ箱内にあるファイルを取り出す操作に応じたものである。
破棄モジュール235は、処理振分けモジュール232、データベース237と接続されており、処理振分けモジュール232から受け取った操作にしたがって、ごみ箱サーバ230内のデータベース237からファイルを破棄(削除)する。
一覧モジュール236は、処理振分けモジュール232、データベース237と接続されており、処理振分けモジュール232から受け取った操作にしたがって、ごみ箱サーバ230内のデータベース237のファイルを一覧するための情報を生成して、それを要求したサーバ220へ返す。そして、その一覧するための情報はサーバ220からクライアント210に渡されて、例えばクライアント210に備え付けられているディスプレイに表示される。
データベース237は、保管モジュール233、復元モジュール234、破棄モジュール235、一覧モジュール236、及び履歴管理モジュール240の履歴操作モジュール241、履歴検索モジュール242よりアクセスされる。ごみ箱サーバ230内で、ごみ箱に移動されたファイル、データを管理するデータベースである。
履歴管理モジュール240は、履歴操作モジュール241、履歴検索モジュール242を有しており、処理振分けモジュール232から受け取った操作にしたがって、ごみ箱サーバ230内でファイルの履歴情報を管理する。
履歴操作モジュール241は、データベース237、履歴検索モジュール242と接続されており、ごみ箱サーバ230内のデータベース237を用いて、ファイルの履歴情報の格納、削除、複合(マージ)などの履歴関連の処理をする。
履歴検索モジュール242は、データベース237、履歴操作モジュール241と接続されており、ごみ箱サーバ230内のデータベース237に同じ内容のファイルが存在しないかどうかを検索する。
なお、図1の例に示したモジュールとの対応を示すと、主に、情報記憶モジュール110はデータベース237に、第1の変更モジュール155は保管モジュール233に、第2の変更モジュール160は復元モジュール234に、第1の削除モジュール165は破棄モジュール235、履歴操作モジュール241、履歴検索モジュール242に、第2の削除モジュール170は履歴操作モジュール241に、管理対象情報・記憶容量確認モジュール175は履歴操作モジュール241に、出力モジュール180は一覧モジュール236に、通知モジュール185は履歴操作モジュール241に、制御モジュール190は受信モジュール231、処理振分けモジュール232に、それぞれ対応する。
図3は、本実施の形態によるごみ箱への移動の処理例を示すフローチャートである。
ステップS302では、ユーザの操作に応じてクライアント210が、サーバ220内の指定されたファイルに対して、ごみ箱への移動を指示する。
ステップS304では、サーバ220からごみ箱への移動の指示を受信モジュール231が受け付ける。
ステップS306では、受信モジュール231は処理振分けモジュール232に対して、ごみ箱への移動処理を依頼する。
ステップS308では、処理振分けモジュール232は、履歴管理モジュール240に対して、過去に同じファイルがごみ箱へ移動されていないかの確認を指示する。
ステップS310では、履歴管理モジュール240内の履歴検索モジュール242は、ごみ箱サーバ230内のデータベース237に対して、現在ごみ箱へ移動しようとしているファイルと同じファイルがデータベース237内に存在しないかどうかの検索を実行する。
ステップS312では、ステップS310での検索結果によって、処理が分かれる。同じファイルがデータベース237内に存在する場合(Yes)はステップS314へ進み、それ以外の場合(No)はステップS318へ進む。
ステップS314では、履歴管理モジュール240内の履歴操作モジュール241が、過去の履歴情報と現在ごみ箱へ移動しようとしているファイルの履歴情報を統合(関連付け)して、データベース237に格納する。
ステップS316では、履歴管理モジュール240が、ごみ箱へ移動予定だったファイルを破棄(削除)する。
ステップS318では、履歴管理モジュール240内の履歴検索モジュール242が、ステップS310での検索結果を処理振分けモジュール232に返し、保管モジュール233によってそのファイルの保管処理を実行する。
ステップS320では、保管モジュール233がデータベース237へ保管するとき、履歴管理モジュール240は、データベース237へ新規に保管すべき履歴情報の書き込みと検索時に必要なハッシュ値の算出を実行する。ハッシュ値はファイルの内容が同じであるか否かを判断するために用いるものであるが、詳しくは後述する。
図4は、本実施の形態によるごみ箱内のファイルの一覧表示の処理例を示すフローチャートである。
ステップS402では、ユーザの操作に応じて、クライアント210が、サーバ220に対してごみ箱内にあるファイルの一覧表示を指示する。
ステップS404では、サーバ220からごみ箱内にあるファイルの一覧表示の指示を受信モジュール231が受け付ける。
ステップS406では、受信モジュール231は処理振分けモジュール232に対して、ごみ箱内にあるファイルの一覧処理を依頼する。
ステップS408では、処理振分けモジュール232から依頼を受けた一覧モジュール236は、データベース237から表示可能なファイル一覧を取得する。
ステップS410からステップS418までの処理(ステップS420、ステップS422の処理を含む場合がある)を、ステップS408で取得した一覧内のファイルの数だけループする。このループでは、一覧内の対象としたファイル毎に他のサーバ220による履歴情報が存在するかどうかを確認する。その際、他のサーバ220内にあるファイルに対してのアクセス権がないものに関しては一覧での表示を制限する。表示可能な履歴情報だけを取得して一覧表示するものとする。
ステップS412では、一覧モジュール236が、対象ファイルは複数のサーバ220から削除されたファイル(ごみ箱へ移動されたファイル)であるか否かを判断する。なお、この判断は、データベース237に保管されている履歴情報を用いて判断する。また、一覧モジュール236が、履歴管理モジュール240を用いて行ってもよい。複数のサーバ220から削除されたファイルである場合(Yes)はステップS414へ進み、それ以外の場合(No)はステップS420へ進む。
ステップS414では、一覧モジュール236が、ごみ箱内にあるファイルの一覧表示を指示したユーザは、対象ファイルを削除した各サーバ220に対してアクセス権があるか否かを判断する。アクセス権がある場合(Yes)はステップS416へ進み、それ以外の場合(No)はステップS422へ進む。
ステップS416では、一覧モジュール236が、対象ファイルの履歴情報の一覧を表示できるように生成する。そして、それを指示したサーバ220へ送信し、さらにその指示を行ったクライアント210へ送信して、クライアント210ではディスプレイ等に一覧を表示する。
ステップS420では、一覧モジュール236が、対象ファイルの単一の履歴情報(指示を行ったサーバ220における履歴情報)の一覧を表示できるように生成する。そして、それを指示したサーバ220へ送信し、さらにその指示を行ったクライアント210へ送信して、クライアント210ではディスプレイ等に一覧を表示する。
ステップS422では、一覧モジュール236が、対象ファイルのアクセス権のあるサーバ220による履歴情報の一覧を表示できるように生成する。そして、それを指示したサーバ220へ送信し、さらにその指示を行ったクライアント210へ送信して、クライアント210ではディスプレイ等に一覧を表示する。
図5は、本実施の形態によるごみ箱からのファイルの復元の処理例を示すフローチャートである。この処理例は、図4の例で示したごみ箱内のファイルの一覧表示が表示されている状態で行われるものである。
ステップS502では、ユーザの操作に応じてクライアント210がサーバ220に対して、ごみ箱サーバ230内のファイルのごみ箱からの復元を指示する。そして、受信モジュール231が、サーバ220からの復元指示を受け付けて、処理振分けモジュール232は、復元モジュール234に対して復元処理を依頼する。
ステップS504では、復元モジュール234は、その復元要求のあった指定ファイルは、複数のサーバからの履歴情報を有するか否かを判断する。有している場合(Yes)はステップS506へ進み、それ以外の場合(No、1つのサーバ220から削除されたファイルの場合)はステップS514へ進む。
ステップS506では、復元モジュール234は、その復元指示を行ったユーザは、指定ファイルを削除した各サーバ220に対してアクセス権があるか否かを判断する。アクセス権がある場合(Yes)はステップS508へ進み、それ以外の場合(No)はステップS516へ進む。
ステップS508では、復元モジュール234が、データベース237から指定ファイルを取り出して、その指定ファイルの全ての履歴情報を含む状態でファイルが復元されるように、復元指示を行ったサーバ220へ渡す。
ステップS510では、復元した指定ファイルは、データベース237から削除することはせずに、そのままデータベース237で保管する。
ステップS512では、復元した指定ファイルに対応付けられた履歴情報も、ステップS510と同様にデータベース237から削除することはせずに、そのままデータベース237で保管する。
ステップS514では、復元モジュール234は、データベース237から指定ファイルを取り出して、その指定ファイルの削除時の格納先に復元されるように、復元指示を行ったサーバ220へ渡す。なお、履歴情報を含む状態でファイルを復元するようにしてもよい。
ステップS516では、復元モジュール234が、データベース237から指定ファイルを取り出して、その指定ファイルのアクセス権のあるサーバ220による履歴情報を含む状態でファイルが復元されるように、復元指示を行ったサーバ220へ渡す。
ステップS518では、破棄モジュール235は、復元された指定ファイルをデータベース237から削除する。
ステップS520では、履歴管理モジュール240内の履歴操作モジュール241は、データベース237から指定ファイルの履歴情報を削除する。
なお、「履歴情報を含む状態でファイルを復元する」とは、ごみ箱サーバ230で管理されていた履歴情報を付加した状態で、そのファイルを復元することをいう。ファイルが復元された各サーバ220は、これらの履歴情報を用いることができる。例えば、その後、再びごみ箱サーバ230にそのファイルを移動するときには、ごみ箱サーバ230から復元された以降の履歴情報を、ファイルに付加されてきた履歴情報に追加して履歴情報を更新するようにしてもよい。
また、ステップS510、ステップS512では、そのまま保管するようにしている。これは、ごみ箱サーバ230からの復元処理をするときに、複数のサーバからの履歴情報が対応しているようなファイルだった場合には、ごみ箱サーバ230からファイルや履歴情報を削除してしまうと、他のサーバ220から参照ができなくなってしまうためであり、このため削除することはしない。ただし、ごみ箱サーバ230は、データベース237内で保管するファイルを減らすために、次((1)から(3))のように行ってもよい。
(1)保管されている期間が予め定められた期間になった場合、そのファイルと履歴情報を削除する。
(2)記録管理的観点から、他のメディアなどにバックアップする。つまり、削除はしない。
(3)データベース237内のデータは、一度削除されたものであるので、復元先のサーバ220に移動されたならば、データベース237内のファイルと履歴情報は削除してしまい、他のサーバ220からの復元指示があった場合は、その復元先のサーバ220から取り出すようにしてもよい。
以下に、より具体的な処理例として、「ファイルをごみ箱サーバ230に移動する処理例」、「他のサーバ220から同じ内容のファイルをごみ箱サーバ230に移動する処理例」、「複数の履歴を保有するファイルをごみ箱サーバ230から復元する処理例」、「ごみ箱サーバ230内にあるファイルと内容が同じファイルをサーバ220に格納しようとした場合の処理例」、「ユーザに削除すべきファイルを通知する処理例」を示す。
図6は、本実施の形態を説明するにあたっての具体的なシステム構成例についての説明図である。図6の例に示すようにサーバ220X、サーバ220Y、サーバ220Zのサーバが3台、ごみ箱サーバ230、ユーザ610Aが利用するクライアント210A、ユーザ610Bが利用するクライアント210Bを有し、これらは互いにネットワーク291、ネットワーク292によって通信し得るように接続されているシステムとする。
ここでサーバ毎にアクセス権が設定されており、ユーザ610Aは全てのサーバにアクセス可能であり(図6の例では○印で示している)、ユーザ610Bはサーバ220X、サーバ220Zに対してアクセス権があるが、サーバ220Yに対してはアクセス権がない(図6の例では×印で示している)ものとする。
また、サーバ220Xとサーバ220Yには、ごみ箱(ごみ箱サーバ230)へ移動予定である同じ内容の2つのファイル「報告書」が各サーバに格納されている。このファイル「報告書」はサーバ220X内で作成され、複数の編集がユーザ610Aとユーザ610Bの操作によってされた後に、あるタスクで展開された後に(より具体的には、タスクメンバーであるユーザP、ユーザQ、ユーザRにもアクセス可能な状態とした後に)、サーバ220Yに対して権限のあるユーザ610Aによってサーバ220Yに公開されたものである。サーバ220Y内では他のユーザP、ユーザQ、ユーザRがそれぞれダウンロードしており、ごみ箱に移動予定となっている。これらの履歴情報は、履歴テーブル700としてサーバ220X内のファイル「報告書」に、履歴テーブル800としてサーバ220Y内のファイル「報告書」にそれぞれに対応付けられている。そして、これらの履歴テーブル700、履歴テーブル800は、サーバ220X、サーバ220Y内の履歴管理モジュール223によってそれぞれ管理されている。なお、タスクとは、複数のメンバーによって、1つ又は複数の仕事を行うためのアプリケーション・プログラムであり、具体的には、ファイルを共有する、スケジュールを管理等するためのコンピュータ・プログラムにより構成されている。
図7は、履歴テーブル700のデータ構造例を示す説明図である。この履歴テーブル700は、サーバ220X内のファイル「報告書」に対応付けられているものである。
履歴テーブル700は、操作日時欄710、操作の種類欄720、操作ユーザ欄730を有している。
操作日時欄710は、サーバ220X内のファイル「報告書」に対して行われた操作の日時(年、日、時、分、秒等のいずれか又はこれらの組み合わせ、以下「日時」について同様)を記憶する。
操作の種類欄720は、そのファイルに対して行われた操作の種類を記憶する。
操作ユーザ欄730は、その操作を行ったユーザを記憶する。
なお、クライアント210に対するユーザによる操作に基づいて処理が行われ、その履歴情報は操作対象であるファイルに対応付けられて記憶される。
図8は、履歴テーブル800のデータ構造例を示す説明図である。この履歴テーブル800は、サーバ220Y内のファイル「報告書」に対応付けられているものである。履歴テーブル800は、履歴テーブル700と同等のデータ構造を有している。
このような状況下で、「ファイルをごみ箱サーバ230に移動する処理例」について説明する。つまり、ユーザ610Aのクライアント210Aに対する操作に応じて、サーバ220X内の対象ファイル「報告書」をごみ箱に移動する処理例である。
図9は、クライアント210Aのディスプレイのファイル操作画面900の表示例を示す説明図である。ファイル操作画面900は、サーバ220X内のファイルを操作するための画面である。
ファイル操作画面900は、格納先フォルダー名表示領域910、操作領域920、ファイル表示領域930を有している。
格納先フォルダー名表示領域910は、ユーザ610Aがメンバーとして加わっているタスク名を表示する。そのタスクは、サーバ220Xによって管理されている。
操作領域920は、そのタスクにおいて選択できる操作を表示する。例えば、ファイルに対しての操作欄923が選択されると、基本操作欄924、コピー/移動欄925、ゴミ箱への移動欄926等を表示する。
ファイル表示領域930は、そのタスクで管理されているファイルの一覧を表示する。ファイル表示領域930は、No.欄931、チェック欄932、名前欄933、最終変更日時欄934、最終変更者欄935を有している。
No.欄931は、そのタスクで管理されているファイルを一意に識別できる番号を表示する。
チェック欄932は、ユーザによって選択された状態(チェックされた状態)で、そのファイルを対象として操作が行われることを示す。
名前欄933は、ファイルの名称を表示する。
最終変更日時欄934は、そのファイルの最終変更日時を表示する。
最終変更者欄935は、最終変更日時欄934の日時に変更を行ったユーザを表示する。
サーバ220Xから報告書をごみ箱へ移動するために、ユーザ610Aの操作によって、対象ファイル「報告書」(No.1)のチェック欄932にチェックされ、操作欄923のゴミ箱への移動欄926が選択される。
ごみ箱への移動操作が行われると、サーバ220X上のファイル「報告書」をごみ箱サーバ230へ移動し、サーバ220Xから削除する。図3の例に示したフローチャートによる処理にしたがって、過去に内容が同じファイルが削除された履歴は存在しないため、新規に保管モジュール233がデータベース237への保管を実行する(ステップS318)。
ファイルがごみ箱へ移動された後に、そのごみ箱内の一覧表示の指示があると、図10の例に示すようなごみ箱内ファイル一覧画面1000を表示する。図10は、ごみ箱内ファイル一覧画面1000の表示例を示す説明図である。ごみ箱内ファイル一覧画面1000は、格納先フォルダー名表示領域1010、操作領域1020、ファイル表示領域1030を有している。
格納先フォルダー名表示領域1010は、ファイル表示領域1030に表示しているファイルの一覧はごみ箱内にあるものであることを表示している。
操作領域1020は、図9の例に示した操作領域920と同等のものである。
ファイル表示領域1030は、そのごみ箱で管理されているファイルの一覧を表示する。No.欄1031、チェック欄1032、名前欄1033、サーバ欄1034、削除者欄1035、削除日時欄1036、削除時パス欄1037、関連情報表示欄1038を有している。
No.欄1031は、そのごみ箱内にあるファイルを一意に識別できる番号を表示する。
チェック欄1032は、ユーザによって選択された状態(チェックされた状態)で、そのファイルを対象として操作が行われることを示す。
名前欄1033は、ファイルの名称を表示する。
サーバ欄1034は、そのファイルをごみ箱に移動させたサーバを表示する。この場合はサーバ220Xである。
削除者欄1035は、そのファイルの削除操作(ごみ箱への移動操作)を行ったユーザを表示する。この場合はユーザ610Aである。
削除日時欄1036は、そのファイルの削除日時(ごみ箱への移動日時)を表示する。
削除時パス欄1037は、そのファイルの削除時のパス(ごみ箱へ移動したときにそのファイルがあった記憶場所)を表示する。
関連情報表示欄1038は、そのファイルに関連する情報を表示させるためのアイコンを表示する。例えば、関連情報表示欄1038には、履歴表示アイコン1040が表示される。これらのアイコンが、ユーザの操作によって選択されると、そのファイルに関連する情報を表示する。
ユーザの操作によって、このごみ箱内ファイル一覧画面1000上の履歴表示アイコン1040が選択されることで、図11の例に示すような対象ファイル「報告書」の履歴表示画面1100を表示する。図11は、履歴表示画面1100の表示例を示す説明図である。
履歴表示画面1100は、格納先フォルダー名表示領域1110、履歴表示(報告書)1120、ファイル表示領域1130を有している。
格納先フォルダー名表示領域1110は、ファイル表示領域1130に表示している対象ファイルの履歴の一覧はごみ箱内にあるものであることを表示している。
履歴表示(報告書)1120は、履歴表示していることと、その対象ファイル名を表示する。この場合は、「履歴表示(報告書)」である。
ファイル表示領域1130は、その対象ファイルの履歴の一覧を表示する。ファイル表示領域1130は、サーバ名欄1131、操作日時欄1132、操作の種類欄1133、操作ユーザ欄1134を有している。
サーバ名欄1131は、その操作が行われたサーバ220を表示する。
操作日時欄1132は、その操作が行われた日時を表示する。
操作の種類欄1133は、その操作の種類を表示する。
操作ユーザ欄1134は、その操作を行ったユーザ610を表示する。
これらのごみ箱内ファイル一覧画面1000、履歴表示画面1100を表示するためのデータベース237に格納されている履歴情報は、履歴テーブル1200、履歴管理テーブル1300として格納されている。
図12は、履歴テーブル1200のデータ構造例を示す説明図である。このデータは主にごみ箱内ファイル一覧画面1000を表示するために用いられる。
履歴テーブル1200は、番号欄1201、名前欄1202、削除者欄1203、削除日時欄1204、サーバ欄1205、削除時パス欄1206、履歴ID欄1207、ハッシュ値欄1208を有している。
番号欄1201は、そのごみ箱内にあるファイルを一意に識別できる番号を記憶する。
名前欄1202は、ファイルの名称を記憶する。
削除者欄1203は、そのファイルの削除操作(ごみ箱への移動操作)を行ったユーザ610を記憶する。
削除日時欄1204は、そのファイルの削除日時(ごみ箱への移動日時)を記憶する。
サーバ欄1205は、そのファイルをごみ箱に移動させたサーバ220を記憶する。
削除時パス欄1206は、そのファイルの削除時のパス(ごみ箱へ移動したときにそのファイルがあった記憶場所)を記憶する。
履歴ID欄1207は、そのファイルに対応付けられた履歴情報を一意に識別できる番号を記憶する。これは、次に説明する履歴管理テーブル1300内の履歴ID欄1301に対応する。
ハッシュ値欄1208は、そのファイルの内容のハッシュ値を記憶する。
履歴テーブル1200は、元のサーバ220上の履歴情報(ファイルの名称、削除者、削除日時、削除時のパス)に加えて、サーバ欄1205とハッシュ値欄1208のカラムが主に追加されている。検索や復元する際にハッシュ値欄1208の値を参照することになる。
図13は、履歴管理テーブル1300のデータ構造例を示す説明図である。このデータは主に履歴表示画面1100を表示するために用いられる。
履歴管理テーブル1300は、履歴ID欄1301、サーバ欄1302、操作日時欄1303、操作の種類欄1304、操作ユーザ欄1305を有している。
履歴ID欄1301は、ファイルの履歴情報を一意に識別できる番号を記憶する。これは、前述した履歴テーブル1200内の履歴ID欄1207に対応する。つまり、同じ履歴IDを有している履歴情報は、同じファイルに対して行われた操作であることを示している。
サーバ欄1302は、その操作が行われたサーバ220を記憶する。
操作日時欄1303は、その操作が行われた日時を記憶する。
操作の種類欄1304は、その操作の種類を記憶する。
操作ユーザ欄1305は、その操作を行ったユーザ610を記憶する。
次に、「他のサーバ220から同じ内容のファイルをごみ箱サーバ230に移動する処理例」について説明する。つまり、既にサーバ220Xから削除されたファイルと同じ内容のファイルがサーバ220Yから削除された場合についてである。
図3の例に示したフローチャートによる処理にしたがって、同じ内容のファイルがごみ箱サーバ230内のデータベース237に存在する場合(ステップS312でYes)、履歴情報の統合だけを実施して、そのときに削除されたファイル自身はデータベース237に格納せずに破棄する。
図12の例に示したごみ箱サーバ230内の履歴テーブル1200は、図14の例に示す履歴テーブル1200のように更新される。ここで、既に削除されたファイル(履歴テーブル1200の1行目)と今回削除されたファイル(履歴テーブル1200の2行目)のハッシュ値欄1208内のハッシュ値が同じなので、ごみ箱内のファイル一覧としては1つのファイルとして表示される。表示の形態は様々あるが、本実施の形態では複数の復元元があるファイルでは、図15の例に示すサーバ欄1034内のサーバ切替表示欄1534のように、サーバ名をプルダウンメニューで選択することで表示を切り替えられるようにしてもよい。つまり、ユーザの操作によってサーバ名が選択されることで、そのサーバから削除されたファイルの削除者欄1035、削除日時欄1036等の内容を切り替えて表示する。
図13の例に示した履歴管理テーブル1300には新たな行を追加して更新をする。図16は、更新後の履歴管理テーブル1300のデータ構造例を示す説明図である。つまり、図13の例に示した履歴管理テーブル1300に履歴IDが「2」である履歴情報が4行追加されている。
ここで、サーバ220Yに対するアクセス権がないユーザ610Bがごみ箱内ファイル一覧画面1000を表示した場合には、図15の例に示すようにプルダウンメニューのサーバ切替表示欄1534を表示せずに、図10の例に示すようにサーバ220Xからの削除された履歴情報(つまり、アクセス権があるサーバから削除されたファイルの履歴情報)しか参照することができないようにする。
次に、「複数の履歴を保有するファイルをごみ箱サーバ230から復元する処理例」について説明する。つまり、前述の「他のサーバ220から同じ内容のファイルをごみ箱サーバ230に移動する処理例」を行った後に、ファイルを復元する場合についてである。
ファイルをごみ箱サーバ230から復元するケースとして、前述の例では、ユーザ610Aとユーザ610Bによる復元操作があり得る。図5の例に示したフローチャートによる処理にしたがって、履歴情報が1つのサーバからのものしか存在しない場合には、ファイルを復元した後に、ごみ箱サーバ230内のファイルと履歴を全て削除する。
しかし、複数のサーバ220の履歴情報が対応付けられているファイルに関しては、どちらかを復元したからといって、そのファイルと履歴情報を削除してしまっては、復元処理をしなかったサーバ220からは参照先のごみ箱サーバ230内のファイルが消えてしまうことになる。このため、複数の履歴情報が対応付けられているファイルを復元する場合には、ファイルと履歴情報を削除せずに保管する。
まず、ユーザ610Aがファイル「報告書」を復元する場合について説明する。
ユーザ610Aにはごみ箱内ファイル一覧画面1000に、ごみ箱サーバ230内の「報告書」としてサーバ220Xとサーバ220Yから削除されたファイル「報告書」が表示されている(図15に示すごみ箱内ファイル一覧画面1000参照)。2つのサーバ220の履歴情報を対応付けて復元先のサーバ220にファイル「報告書」を復元する。
復元された履歴の扱いに関しては後述する。
次に、ユーザ610Bがファイル「報告書」を復元する場合について説明する。
ユーザ610Bにはごみ箱内ファイル一覧画面1000に、ごみ箱サーバ230内の「報告書」としてサーバ220Xから削除されたファイル「報告書」しか表示されていない(図10に示すごみ箱内ファイル一覧画面1000参照)。ユーザ610Bにとっては、「サーバ220Xからごみ箱サーバ230に移動されたファイルをサーバ220Xに復元する(サーバ220X内の履歴だけで)」という操作を実行することになる。
つまり、サーバ220Xには、サーバ220Xの履歴を含むファイル「報告書」を削除時にファイルが格納されていた復元先に復元する。このとき、ごみ箱サーバ230内のデータはそのまま保管されている。
ここで、ごみ箱サーバ230から復元された履歴情報の各サーバ220での扱いに関して説明する。
履歴情報にはサーバ名、操作日時、操作種別、操作ユーザ名等が各サーバ220における履歴情報として含まれている。これらの情報をどのように扱うかは復元先のサーバ220の仕様による。例えば、あるサーバ220では、他のサーバ220とユーザを共通に扱っている場合、アクセス権に応じて表示・非表示をユーザ単位で設定してもよい。また、あるサーバ220では、他のサーバ220の履歴情報は関係ないとして、他のサーバ220における履歴情報は削除して、自らのサーバ220の履歴情報のみを保有する形式で復元してもよい。また、あるサーバ220では、不明なユーザや操作であったとしても、それをそのままの文字列として表示するようにしてもよい。
次に、復元されたファイルが新たにごみ箱サーバ230へ移動された場合について説明する。ごみ箱サーバ230としては、過去に保管した履歴情報が存在する場合には、図17の例に示すように履歴管理テーブル1300の更新が、履歴操作モジュール241によって実行される。図17は、更新後の履歴管理テーブル1300のデータ構造例を示す説明図である。履歴管理テーブル1300には、保管していた履歴1710(上から12行)に復元した後の履歴1720(下の2行)が追加される。なお、ごみ箱サーバ230からの復元も履歴情報として保管される。
また、過去に保管した履歴が存在しない場合(ごみ箱サーバ230の設定などで削除されていた場合等)は、新規にごみ箱に移動してきたファイルとして、前述した「ファイルをごみ箱サーバ230に移動する処理例」と同様にファイルと履歴情報を保管する。
次に、「ごみ箱サーバ230内にあるファイルと内容が同じファイルをサーバ220に格納しようとした場合の処理」について説明する。
サーバ220X、サーバ220Y、サーバ220Zのいずれかにおいて、ごみ箱サーバ230内のデータベース237に既に存在するファイル「報告書」を新規で登録しようとした場合、ごみ箱サーバ230内のデータベース237に内容の同じファイルが存在していないかをハッシュ値を用いて、履歴検索モジュール242が検索を実施する。内容の同じファイルが存在した場合には、履歴情報を対応させて新規登録しようとしていた場所にファイルを復元する。
図18は、本実施の形態によるサーバ220へのファイルの新規登録の処理例を示すフローチャートである。
ステップS1802では、ユーザの操作によってクライアント210からサーバ220に対して、ファイルの登録を指示する。
ステップS1804では、サーバ220は、ごみ箱サーバ230に対して、内容の同じファイルがごみ箱サーバ230内のデータベース237に存在するか否かの問い合せを行う。
ステップS1806では、履歴検索モジュール242が、問い合せのあったファイルと同じ内容のファイルがデータベース237に存在しないかどうかを検索する。同じ内容のファイルがある場合(Yes)はステップS1808へ進み、それ以外の場合(No)はステップS1810へ進む。
ステップS1808では、復元モジュール234が、ファイルとそのファイルに対応付けられている履歴情報をごみ箱サーバ230内のデータベース237から復元する。なお、ここでの復元とは、ステップS1802で登録が指示されたサーバ220に、そのファイルとそのファイルに対応付けられている履歴情報を格納することである。
ステップS1810では、ステップS1802での指示にしたがって、クライアント210からサーバ220に対してファイルを登録する。
次に、「ユーザに削除すべきファイルを通知する処理例」を説明する。
ごみ箱サーバ230内のデータベース237に複数の履歴情報が対応付けられているファイル(複数のユーザから削除されたファイル)が存在していて、そのファイルと内容の同じファイルがサーバに格納されている場合がある。サーバに格納されているファイルは、削除すべきファイルである可能性が高いので、このことをそのファイルを所有しているユーザに通知するものである。
ごみ箱サーバ230内のデータベース237にあるファイルの履歴情報の数を履歴管理モジュール240が監視する。ここでの履歴情報の数として、削除の操作が行われた履歴情報の数としてもよいし、削除を行ったユーザの数としてもよい。この監視は、予め定めた期間毎に行ってもよい。そして、予め定めた数以上の履歴情報があるファイルを対象とする。
次に、履歴管理モジュール240は、各サーバ220内にその対象としたファイルと同じ内容のファイルが存在しないかの検索を実行する。さらに、その検索には、サーバ220のデータベース224に記憶されているファイル数が予め定めた数以上である場合という条件を付けてもよい。また、その検索には、サーバ220のデータベース224の残り記憶容量が予め定めた容量以下であるという条件を付けてもよい。
検索結果として、同じ内容のファイルがサーバ220に存在した場合(又は、さらに前述の検索の条件を備えていた場合)、そのファイルの所有者に対して、「このファイルは多くの人がごみ箱に移動しています。」といったメッセージを通知して、そのファイルの削除を促す。
図5の例に示したフローチャートによる処理では、複数のサーバ220から参照されているごみ箱サーバ230内のデータベース237のファイルに関して復元処理が実行されると、他のサーバ220から参照される可能性があるものについては、そのファイルと履歴情報を保管したままの状態にしていた。
しかし、ごみ箱サーバ230からの復元処理が実行された場合に、対象としているサーバ220に関する履歴情報を削除してもよい(以下、この処理を差分復元処理ともいう)。図19は、本実施の形態による差分復元の処理例を示すフローチャートである。
ステップS1902からステップS1910までの処理、ステップS1914からステップS1920までの処理は、それぞれ図5の例に示したフローチャートのステップS502からステップS510までの処理、ステップS514からステップS520までの処理に対応する。
ステップS1912では、復元した指定ファイルに対応付けられたデータベース237内の履歴情報から、その復元した指定ファイルに関連する履歴情報の部分を削除する。具体的な例として、図20の履歴管理テーブル1300を示す。図20は、更新後の履歴管理テーブル1300のデータ構造例を示す説明図であり、図16の例に示した履歴管理テーブル1300の状態から、サーバ220Xからごみ箱サーバ230へ移動されたファイルを復元した後の状態を示している。つまり、履歴管理テーブル1300から、図20の例に示すように、履歴ID欄1301が「1」(又は、サーバ欄1302が「X」)である履歴情報(図20の例では、削除履歴2010の部分)を削除する。
なお、ステップS1914、ステップS1918、ステップS1920の処理が行われるケースとして2種類ある。その第1は、1つのサーバ220からごみ箱サーバ230へ移動されて、そのファイルが復元されるケースである。この第1のケースは、図5の例に示したフローチャートと同様である。第2のケースは、複数のサーバ220からごみ箱サーバ230へ移動されたが、復元が行われて、履歴情報として、1つのサーバ220からごみ箱サーバ230へ移動された分だけが残った場合(例えば、内容が同じファイルが3つごみ箱に移動されたが、そのうちの2つのファイルが復元されたような場合である)であって、その1つの履歴情報に対応するファイルが復元されるケースである。この第2のケースは、図5の例に示したフローチャートとは異なる処理となる。
なお、本実施の形態としてのプログラムが実行されるコンピュータ(情報管理システム100、クライアント210、サーバ220、ごみ箱サーバ230)のハードウェア構成は、図21に例示するように、一般的なコンピュータであり、具体的にはパーソナルコンピュータ、サーバーとなり得るコンピュータ等である。つまり、具体例として、処理部(演算部)としてCPU2101を用い、記憶装置としてRAM2102、ROM2103、HD2104を用いている。HD2104として、例えばハードディスクを用いてもよい。第1の変更モジュール155、第2の変更モジュール160、第1の削除モジュール165、第2の削除モジュール170、管理対象情報・記憶容量確認モジュール175、通知モジュール185、制御モジュール190、履歴管理モジュール240、履歴操作モジュール241、履歴検索モジュール242、処理振分けモジュール232等のプログラムを実行するCPU2101と、そのプログラムやデータを記憶するRAM2102と、本コンピュータを起動するためのプログラム等が格納されているROM2103と、補助記憶装置であるHD2104と、キーボード、マウス等のデータを入力する入力装置2106と、CRTや液晶ディスプレイ等の出力装置2105と、ネットワークインタフェースカード等の通信ネットワークと接続するための通信回線インタフェース2107、そして、それらをつないでデータのやりとりをするためのバス2108により構成されている。これらのコンピュータが複数台互いにネットワークによって接続されていてもよい。
前述の実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のシステムにソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、前述の実施の形態が実現される。
なお、図21に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図21に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えばASIC等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図21に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、情報家電、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
前記実施の形態においては、電子情報としてファイルを示したが、ファイルを含むフォルダーであってもよい。また、そのフォルダーは更に上位のフォルダーに含まれていてもよい。
アクセス権として、各サーバ220に対するアクセス権を示したが、各サーバ220で削除されたファイルに対するアクセス権であってもよい。
ごみ箱サーバ230からの復元する処理を具体例では主に示したが、ごみ箱サーバ230内のデータベース237からファイルを削除する処理の場合(具体的な例として、ごみ箱からファイルを削除する、ごみ箱を空にすることが該当する)も、図19の例に示すフローチャートを用いて説明した復元処理と同様に、複数のサーバ220からごみ箱サーバ230に移動されたファイルである場合は、削除対象のファイルに対応付けられた履歴情報の部分を削除するが、そのファイルそのものは残しておき、履歴情報の全体を削除する場合は、そのファイルも削除するようにしてもよい。
クライアント210、サーバ220、ごみ箱サーバ230による実施の形態の具体例を主に示したが、サーバ220、ごみ箱サーバ230の機能をクライアント210が備えていてもよい。例えば、OS(Operating System)が用意しているごみ箱に本実施の形態を組み込むようにしてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…情報管理システム
110…情報記憶モジュール
115…管理対象情報記憶モジュール
120…復元情報記憶モジュール
150…情報管理モジュール
155…第1の変更モジュール
160…第2の変更モジュール
165…第1の削除モジュール
170…第2の削除モジュール
175…管理対象情報・記憶容量確認モジュール
180…出力モジュール
185…通知モジュール
190…制御モジュール
210…クライアント
220…サーバ
221…ファイル復元モジュール
222…ファイル削除モジュール
223…履歴管理モジュール
224…データベース
230…ごみ箱サーバ
231…受信モジュール
232…処理振分けモジュール
233…保管モジュール
234…復元モジュール
235…破棄モジュール
236…一覧モジュール
237…データベース
240…履歴管理モジュール
241…履歴操作モジュール
242…履歴検索モジュール
291、292…ネットワーク
610…ユーザ

Claims (6)

  1. コンピュータに、
    管理対象とする電子情報である管理対象情報を少なくともひとつの対応付け場所に対応付けて管理対象情報記憶手段に記憶させる管理対象情報記憶機能と、
    前記管理対象情報の対応付け先を第1の対応付け場所から第2の対応付け場所に変更する第1の変更機能と、
    前記第1の変更機能によって前記第2の対応付け場所に対応付けられた前記管理対象情報を対象として、同じ内容の管理対象情報が複数存在する場合には、そのうちの少なくともひとつの管理対象情報を除いた他の管理対象情報を削除する削除機能と、
    前記第1の変更機能によって前記第2の対応付け場所に対応付けられた前記管理対象情報の対応付け先が前記第1の対応付け場所であったことを示す復元情報を当該管理対象情報と対応付けて記憶する機能であって、前記削除機能によって削除される前記管理対象情報に対応付けられる前記復元情報を、前記削除機能によって削除されなかった管理対象情報と対応付けて復元情報記憶手段に記憶させる復元情報記憶機能と、
    前記第2の対応付け場所に対応付けられた前記管理対象情報に対応付けられた前記復元情報に基づいて当該管理対象情報の対応付け先を当該第2の対応付け場所から前記第1の対応付け場所に変更する機能であって、当該管理対象情報が複数の復元情報と対応付けられている場合には当該複数の復元情報の各々により示される複数の当該第1の対応付け場所の中から指定された対応付け場所に対応付け先を変更する第2の変更機能
    を実現させることを特徴とする情報管理プログラム。
  2. 前記コンピュータに、
    前記第2の対応付け場所に対応付けられた管理対象情報を、前記第2の変更機能によって第1の対応付け場所に対応付け先を変更した場合又は当該第2の対応付け場所との対応付けをしなくなった場合、当該管理対象情報に対応付けられた復元情報を削除し、管理対象情報に対応付けられた復元情報がなくなった場合には、当該第2の対応付け場所に対応付けられた管理対象情報を削除する第2の削除機能
    をさらに実現させることを特徴とする請求項1に記載の情報管理プログラム。
  3. 前記第2の変更機能は、第1の対応付け場所に管理対象情報を対応付ける場合に、第2の対応付け場所に対応付けられており、当該管理対象情報と同じ内容である管理対象情報が既に存在する場合には、当該第2の対応付け場所に対応付けられている管理対象情報に対応付けられている復元情報を当該第1の対応付け場所に対応付けようとしている管理対象情報に対応付ける
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報管理プログラム。
  4. 前記コンピュータは、他の情報処理装置から利用され、
    前記管理対象情報は、当該管理対象情報を所有している利用者がおり、
    前記コンピュータに、
    前記第2の対応付け場所に同じ内容の管理対象情報に対応付けられた復元情報が予め定めた数以上あり、当該管理対象情報と同じ内容の管理対象情報が第1の対応付け場所に対応付けられている場合は、当該第1の対応付け場所に対応付けられている管理対象情報の所有者に当該管理対象情報は第2の対応付け場所に対応付けすべき旨を通知する通知機能
    をさらに実現させることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報管理プログラム。
  5. 前記通知機能は、
    さらに、前記管理対象情報記憶手段が記憶する管理対象情報が予め定めた数以上、又は当該管理対象情報記憶手段が記憶できる記憶領域の残り容量が予め定めた値以下である場合に、前記通知を行う
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報管理プログラム。
  6. 管理対象とする電子情報である管理対象情報を少なくともひとつの対応付け場所に対応付けて記憶する管理対象情報記憶手段と、
    前記管理対象情報の対応付け先を第1の対応付け場所から第2の対応付け場所に変更する第1の変更手段と、
    前記第1の変更手段によって前記第2の対応付け場所に対応付けられた前記管理対象情報を対象として、同じ内容の管理対象情報が複数存在する場合には、そのうちの少なくともひとつの管理対象情報を除いた他の管理対象情報を削除する削除手段と、
    前記第1の変更手段によって前記第2の対応付け場所に対応付けられた前記管理対象情報の対応付け先が前記第1の対応付け場所であったことを示す復元情報を当該管理対象情報と対応付けて記憶する手段であって、前記削除手段によって削除される前記管理対象情報に対応付けられる前記復元情報を、前記削除手段によって削除されなかった管理対象情報と対応付けて記憶する復元情報記憶手段と、
    前記第2の対応付け場所に対応付けられた前記管理対象情報に対応付けられた前記復元情報に基づいて当該管理対象情報の対応付け先を前記第2の対応付け場所から前記第1の対応付け場所に変更する手段であって、当該管理対象情報が複数の復元情報と対応付けられている場合には当該複数の復元情報の各々により示される複数の前記第1の対応付け場所の中から指定された対応付け場所に対応付け先を変更する第2の変更手段
    を具備することを特徴とする情報管理システム。
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