JP2004362418A - データ共有システム及び方法並びにデータ共有用プログラム - Google Patents

データ共有システム及び方法並びにデータ共有用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コンピュータのディスク容量の削減を図ること。
【解決手段】サーバコンピュータ3が、複数のクライアントコンピュータ1にて共有されるファイルの物理データを当該サーバコンピュータ内に記憶すると共に、物理データを参照するポインタを各コンピュータに表示することにより共有ファイルの管理を行うデータ共有システムであって、サーバコンピュータ3が、クライアントコンピュータ1から所定のファイルの複製指令を受けたときに複製対象である所定のファイルのポインタを参照先として指し示す新たなポインタを生成するポインタ生成機能と、所定のファイルのポインタと新たなポインタとの関連付けデータをサーバコンピュータ3内に形成されたファイル管理テーブルに記憶する管理テーブル記憶機能と、を備えた。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ共有システムにかかり、特に、ネットワークに接続された複数のクライアントにて同一内容のデータを共有するシステムに関する。また、データ共有方法及びデータ共有用プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
社内LANなどの複数のコンピュータがネットワークに接続されたサーバ・クライアントシステムでは、サーバコンピュータをファイルサーバとして利用することが多々あり、かかる場合には複数の利用者が共有ファイルに同時にアクセス可能な状態にある。このように、同一のファイルを複数の利用者が参照する場合には、サーバコンピュータで使用するディスク容量は1ファイル分ですみ効率的である。
【0003】
しかしながら、サーバコンピュータ内の共有ファイルは、複数の利用者がアクセス可能であるから、変更が加えられる可能性や、削除される可能性もある。従って、各利用者は共有ファイルを別途保存したい場合もあり、このような場合には、それぞれの利用者が各々管理するファイル領域にファイルのコピーを作成する、という利用方法が採られる。
【0004】
また、サーバコンピュータを用いて共有ファイルを管理する方法では、上述したように削除されてしまうなどの不都合があることから、サーバコンピュータを置かない複数のクライアントコンピュータによるネットワークシステムも存在する。かかる場合には、各コンピュータに分散して保有されている共有ファイル参照情報を用意し、当該共有ファイル参照情報を各コンピュータ間で交換し、これによりファイルを共有するという利用方法が採られている。かかる技術が特許文献1に開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−244906号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例には以下のような不都合があった。まず、同一のファイルを複数の領域に保存することは、多くのディスク容量を無駄に使用することになるという問題が生じる。
【0007】
また、サーバコンピュータを置かない構成のときには、共有ファイル参照情報を総てのコンピュータが記憶したり、配信したりする必要があり、各コンピュータのディスク容量が不要に多く使用されるという問題が生じる。また、ネットワーク渋滞が生じる可能性もある。
【0008】
一方、個別のファイルで管理する場合には、オリジナルのファイルが変更された場合にはそれぞれのファイルに対して変更がかからないため、古いファイルを保存することになり、データの整合が取れないという問題も生じる。
【0009】
【発明の目的】
本発明は、上記従来例の有する不都合を改善し、特に、複数のコンピュータによる共有ファイルの管理を容易にすると共に、当該共有ファイルを記憶するコンピュータのディスク容量の削減を図ることができるデータ共有システム及び方法並びにデータ共有用プログラムを提供することをその目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、複数のクライアントコンピュータにネットワークを介して接続されたサーバコンピュータを備え、このサーバコンピュータが、複数のクライアントコンピュータにて共有されるファイルの物理データを当該サーバコンピュータ内に記憶すると共に、物理データを参照するポインタを各コンピュータに表示することにより共有ファイルの管理を行うデータ共有システムであって、サーバコンピュータが、クライアントコンピュータから所定のファイルの複製指令を受けたときに複製対象である所定のファイルのポインタを参照先として指し示す新たなポインタを生成するポインタ生成機能と、所定のファイルのポインタと新たなポインタとの関連付けデータをサーバコンピュータ内に形成されたファイル管理テーブルに記憶する管理テーブル記憶機能と、を備えた、という構成を採っている。
【0011】
このような構成にすることにより、ファイルサーバにて同一のファイルを異なる領域に複製をする際には、複製対象である物理データを指し示すポインタをさらに参照する新たなポインタが生成される。そして、これら両ポインタを関連付けるデータが、ファイルサーバ内のファイル管理テーブルに記憶される。このため、後に複製したファイルを参照する場合には、新たなポインタを指定することで、ファイル管理テーブル内の関連付けデータに基づいて元のポインタが参照され、当該元のポインタにて参照される物理データにアクセスすることができる。
従って、ファイルの物理データ自体を実際に複製することなく、当該物理データのデータ容量よりも小さい容量のポインタと関連付けデータを生成することのみで、ファイル複製を実現でき、ディスク容量の削減を図ることができる。
【0012】
また、上記構成に加えて、サーバコンピュータが、所定のファイルの物理データ自体に変更が生じたときに当該物理データの変更前のデータを一時的に記憶保持する変更前データ記憶機能と、物理データに変更が生じた後に当該物理データを参照するポインタに関連付けられている新たなポインタに対応するクライアントコンピュータに物理データに変更が生じた旨の情報を通知してかかる変更に従うか否かを問う変更通知機能と、通知を受けたクライアントコンピュータから物理データの変更に従わない旨の通知を受けた際に物理データの変更前のデータを新たなポインタが直接参照するよう対応付けると共に当該新たなポインタに関する関連付けデータを削除する物理データ移行機能と、を備えた、という構成を採ると望ましい。
【0013】
そして、上記変更通知機能は、物理データに変更が生じた後に当該物理データを参照するポインタに関連付けられている新たなポインタにクライアントコンピュータからアクセスがあったときに当該クライアントコンピュータに物理データに変更が生じた旨の情報を通知してかかる変更に従うか否かを問う機能を有する、という構成であってもよい。
【0014】
また、上記構成において、物理データの変更は、当該物理データが削除されたことを含む、という構成であってもよい。
【0015】
このような構成にすることにより、まず、ポインタを介して参照している物理データの内容が更新や削除されるなど変更されると、変更前の物理データは一時的に保存される。そして、変更直後や変更後に新たなポインタにアクセスがあったときに、元のポインタを介して参照する物理データの内容が変更された旨の情報が新たなポインタを用いているクライアントコンピュータに通知されて、かかる変更に従うか否かが問われる。これに対し、従う場合には変更された物理データをそのまま参照することとなるが、従わない場合には、新たなポインタが変更前の物理データを直接参照することとなる。従って、共有ファイルのデータが勝手に更新や削除されるなど変更されることが抑制され、データ紛失等を抑制することができる。
【0016】
また、本発明では、複数のクライアントコンピュータにネットワークを介して接続されたサーバコンピュータを備え、このサーバコンピュータが、複数のクライアントコンピュータにポインタを介して物理データが記憶されているファイルを監視するファイル監視機能と、監視されたファイルのうち同一のファイルを発見したときにこれら同一ファイルの各ポインタのうち1つの特定のポインタに他のポインタをそれぞれ関連付けて関連付けデータを生成しこの関連付けデータをサーバコンピュータ内に形成されたファイル管理テーブルに記憶する管理テーブル記憶機能と、特定のポインタにて参照される物理データを残して他のファイルの物理データを削除する物理データ削除機能と、を備えた、という構成を採っている。
【0017】
このような構成にすることにより、まず、定期的に同一ネットワーク上のコンピュータに記憶されているファイルがサーバコンピュータにて監視される。そして、同一のファイルが発見されると、その中の特定のファイルの物理データを参照するポインタを選定して、当該特定ポインタに他のファイルのポインタを関連付けるデータを生成してサーバコンピュータに記憶する。これと共に、特定ファイル以外のファイルの物理データを削除する。従って、クライアントコンピュータから、特定ファイルと同一内容の他のファイルを参照する場合には、当該他のファイルのポインタを参照することにより、関連付けデータから特定ポインタが参照され、当該特定ファイルの物理データを参照することができる。これにより、データ内容を保持しつつ、各コンピュータ内で同一データの重複を抑制でき、ディスク容量の削減を図ることができる。
【0018】
さらに、複数のクライアントコンピュータにネットワークを介して接続され、クライアントコンピュータから送信されたファイルを記憶管理するサーバコンピュータを備え、このサーバコンピュータが、当該サーバコンピュータにポインタを介して物理データが記憶されているファイルを監視するファイル監視機能と、監視されたファイルのうち同一のファイルを発見したときにこれら同一ファイルの各ポインタのうち1つの特定のポインタに他のポインタをそれぞれ関連付けて関連付けデータを生成しこの関連付けデータをサーバコンピュータ内に形成されたファイル管理テーブルに記憶する管理テーブル記憶機能と、特定のポインタにて参照される物理データを残して他のファイルの物理データを削除する物理データ削除機能と、を備えた、という構成をも採っている。
【0019】
このような構成にすることにより、まず、ストレージサービスなどとして使用されているサーバコンピュータにて、クライアントコンピュータから送信されて当該サーバコンピュータに記憶されているファイルが監視される。そして、同一のファイルが発見されると、その中の特定のファイルの物理データを参照するポインタを選定して、当該特定ポインタに他のファイルのポインタを関連付けるデータを生成してサーバコンピュータに記憶する。これと共に、特定ファイル以外のファイルの物理データを削除する。従って、クライアントコンピュータが、サーバコンピュータ内に記憶したファイルを参照する際には、他のファイルのポインタを参照することにより、関連付けデータから特定ポインタが参照され、当該特定ファイルの物理データを参照することができ、記憶した内容と同一のデータを使用することができる。これにより、データ内容を保持しつつ、サーバコンピュータ内で同一データの重複を抑制でき、ディスク容量の削減を図ることができる。
【0020】
また、本発明では、複数のクライアントコンピュータにネットワークを介して接続されたサーバコンピュータが、複数のクライアントコンピュータにて共有されるファイルの物理データを当該サーバコンピュータ内に記憶すると共に、当該物理データを参照するポインタを各コンピュータに表示することにより共有ファイルの管理を行うデータ共有方法であって、サーバコンピュータが,クライアントコンピュータから当該サーバコンピュータ内に記憶された所定のファイルの複製指令を受けたときに当該複製対象であるファイルのポインタを参照先として指し示す他のポインタを生成するポインタ生成工程と、サーバコンピュータが,所定のファイルのポインタと新たに生成した他のポインタとの関連付けデータをサーバコンピュータ内に形成されたファイル管理テーブルに記憶する管理テーブル記憶工程と、サーバコンピュータが,クライアントコンピュータから新たなポインタにアクセスがあったときにファイル管理テーブルから関連付けデータを読み出して新たなポインタが関連付けられているポインタを介して物理データを参照させる物理データ参照工程と、を備えた、データ共有方法をも提供している。
【0021】
そして、上記工程に加え、少なくとも管理テーブル記憶工程の後に、サーバコンピュータが,所定のファイルの物理データ自体に変更が生じたときに当該物理データの変更前のデータを一時的に記憶保持する変更前データ記憶工程と、サーバコンピュータが,物理データに変更が生じた後に当該物理データを参照するポインタに関連付けられている新たなポインタに対応するクライアントコンピュータに物理データに変更が生じた旨の情報を通知してかかる変更に従うか否かを問う変更通知工程と、サーバコンピュータが,通知を受けたクライアントコンピュータから物理データの変更に従わない旨の通知を受けた際に物理データの変更前のデータを新たなポインタが直接参照するよう対応付けると共に当該新たなポインタに関する関連付けデータを削除する物理データ移行工程と、を備えてもよい。
【0022】
また、複数のクライアントコンピュータにネットワークを介して接続されたサーバコンピュータが,複数のクライアントコンピュータにポインタを介して物理データが記憶されているファイルを監視するファイル監視工程と、サーバコンピュータが,監視されたファイルのうち同一のファイルを発見したときにこれら同一ファイルの各ポインタのうち1つの特定のポインタに他のポインタをそれぞれ関連付けて関連付けデータを生成しこの関連付けデータをサーバコンピュータ内に形成されたファイル管理テーブルに記憶する管理テーブル記憶工程と、サーバコンピュータが,特定のポインタにて参照される物理データを残して他のファイルの物理データを削除する物理データ削除工程と、を備えたデータ共有方法をも提供している。
【0023】
さらに、複数のクライアントコンピュータにネットワークを介して接続され、クライアントコンピュータから送信されたファイルを記憶管理するサーバコンピュータが,当該サーバコンピュータにポインタを介して物理データが記憶されているファイルを監視するファイル監視工程と、サーバコンピュータが,監視されたファイルのうち同一のファイルを発見したときにこれら同一ファイルの各ポインタのうち1つの特定のポインタに他のポインタをそれぞれ関連付けて関連付けデータを生成しこの関連付けデータをサーバコンピュータ内に形成されたファイル管理テーブルに記憶する管理テーブル記憶工程と、サーバコンピュータが,特定のポインタにて参照される物理データを残して他のファイルの物理データを削除する物理データ削除工程と、を備えたデータ共有方法をも提供している。
【0024】
また、本発明では、複数のクライアントコンピュータに共有されるファイルの物理データを記憶すると共に、当該物理データを参照するポインタをクライアントコンピュータに表示することにより共有ファイルの管理を行う、複数のクライアントコンピュータにネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに、クライアントコンピュータから当該サーバコンピュータ内に記憶された所定のファイルの複製指令を受けたときに当該複製対象であるファイルのポインタを参照先として指し示す他のポインタを生成するポインタ生成機能と、サーバコンピュータが所定のファイルのポインタと新たに生成した他のポインタとの関連付けデータをサーバコンピュータ内に形成されたファイル管理テーブルに記憶する管理テーブル記憶機能と、サーバコンピュータがクライアントコンピュータから新たなポインタにアクセスがあったときにファイル管理テーブルから関連付けデータを読み出して新たなポインタが関連付けられているポインタを介して物理データを参照させる物理データ参照機能と、を実現させるためのデータ共有用プログラムをも提供している。
【0025】
そして、上記プログラムは、さらに、サーバコンピュータに、所定のファイルの物理データ自体に変更が生じたときに当該物理データの変更前のデータを一時的に記憶保持する変更前データ記憶機能と、物理データに変更が生じた後に当該物理データを参照するポインタに関連付けられている新たなポインタに対応するクライアントコンピュータに物理データに変更が生じた旨の情報を通知してかかる変更に従うか否かを問う変更通知機能と、通知を受けたクライアントコンピュータから物理データの変更に従わない旨の通知を受けた際に物理データの変更前のデータを新たなポインタが直接参照するよう対応付けると共に当該新たなポインタに関する関連付けデータを削除する物理データ移行機能と、を実現するためのデータ共有用プログラムとしてもよい。
【0026】
また、本発明では、複数のクライアントコンピュータにネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに、複数のクライアントコンピュータにポインタを介して物理データが記憶されているファイルを監視するファイル監視機能と、監視されたファイルのうち同一のファイルを発見したときにこれら同一ファイルの各ポインタのうち1つの特定のポインタに他のポインタをそれぞれ関連付けて関連付けデータを生成しこの関連付けデータをサーバコンピュータ内に形成されたファイル管理テーブルに記憶する管理テーブル記憶機能と、特定のポインタにて参照される物理データを残して他のファイルの物理データを削除する物理データ削除機能と、を実現するためのデータ共有用プログラムをも提供している。
【0027】
さらに、複数のクライアントコンピュータにネットワークを介して接続され、クライアントコンピュータから送信されたファイルを記憶管理するサーバコンピュータに、当該サーバコンピュータにポインタを介して物理データが記憶されているファイルを監視するファイル監視機能と、監視されたファイルのうち同一のファイルを発見したときにこれら同一ファイルの各ポインタのうち1つの特定のポインタに他のポインタをそれぞれ関連付けて関連付けデータを生成しこの関連付けデータをサーバコンピュータ内に形成されたファイル管理テーブルに記憶する管理テーブル記憶機能と、特定のポインタにて参照される物理データを残して他のファイルの物理データを削除する物理データ削除機能と、を実現するためのデータ共有用プログラムをも提供している。
【0028】
【発明の実施の形態】
〈第1の実施形態〉
以下、本発明の第1の実施形態を、図1乃至図3を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態における構成を示すブロック図である。図2は、本実施形態におけるデータの状態を示す模式図である。図3は、システムの動作を示すシーケンス図である。
【0029】
(全体構成)
図1に示すように、本実施形態におけるデータ共有システムは、複数のクライアントコンピュータ1が、ネットワーク2を介して接続されたサーバコンピュータ3を備えている。そして、複数のクライアントコンピュータ1にて共有されるファイルがサーバコンピュータ3に記憶されており、当該サーバコンピュータ3がこれら共有ファイルを管理するというシステムである。以下、これを詳述する。
【0030】
(クライアントコンピュータ)
クライアントコンピュータ1は、上記サーバコンピュータ3とサーバ・クライアントシステムを構築するクライアント側のコンピュータであって、サーバコンピュータ3にアクセス権限を有する。そして、一般的なコンピュータであって、所定の情報処理能力を有するCPUといった演算装置、及び、所定の記憶容量を有するハードディスクなどの記憶装置を備えていて、ネットワーク2を介してサーバコンピュータ3に接続可能なよう通信装置も備えている。
【0031】
そして、本実施形態では、特に、クライアントコンピュータ1は会社などの同一組織内のユーザ(クライアント)が使用するコンピュータであって、後述するようにサーバコンピュータ3内に、他のユーザと共有するファイルを記憶するようになっている。従って、サーバコンピュータ3にアクセスして、共有ファイルを生成したり、既存の共有ファイルのデータ内容を更新したり、削除することが可能である。
【0032】
(ネットワーク)
ネットワーク2は、本実施形態では、特定企業内のみで稼働するイントラネットや、TCP/IP以外のプロトコルで通信する特定のネットワークである。但し、専用線や電話回線あるいはCATVのケーブル等の有線回線や、携帯電話回線といった無線回線を用い、TCP/IPプロトコルといった通信プロトコルにて通信を行うインターネットであってもよい。
【0033】
(サーバコンピュータ)
サーバコンピュータ3は、上記クライアントコンピュータ1がアクセス可能であり、これらクライアントコンピュータ1が使用可能なよう共有ファイルを管理している。本実施形態では、特に、特定の社内LANにおけるファイルサーバである。そして、その構成は、一般的なサーバコンピュータであって、所定の情報処理能力を有するCPUといった演算装置、及び、所定の記憶容量を有するハードディスクなどの記憶装置を備えていて、ネットワーク2に接続可能なよう通信装置も備えている。
【0034】
ここで、サーバコンピュータ3が有する機能について説明する。なお、以下に説明するサーバコンピュータ3が有する機能は、かかる機能用プログラムがコンピュータのCPUに組み込まれることにより実現できる。すなわち、データ共有用プログラムが、サーバコンピュータ3のハードディスクなどの記憶装置に記憶されていて、CPUにて読み出されることで当該CPUに機能ブロックが構築される。なお、プログラムは、CD−ROMなどの可搬媒体に記憶されていて、これがサーバコンピュータ3に提供されてもよく、あるいは、ネットワーク上の他のコンピュータからダウンロードされて提供されてもよい。また、後述する他の実施形態においても、同様である。
【0035】
サーバコンピュータ3は、まず、基本的なファイルサーバとしての機能として、複数のクライアントコンピュータ1にて共有されるファイルの物理データを当該サーバコンピュータ3内に記憶すると共に、物理データを参照するポインタを各コンピュータに表示することにより共有ファイルの管理を行う機能を有している。かかる機能の詳細を、図2を参照して説明する。
【0036】
まず、所定のクライアントコンピュータ(A)1aからファイル(A)の記録依頼があると(矢印A1参照)、サーバ3の記憶装置31には、ファイル(A)を表示するデータとしてファイル表示データF10が生成される。そして、このファイル表示データF10が作成されると同時に、当該ファイル自体のデータ内容が物理イメージP10(物理データ)として、上記ファイル表示データと関連付けられてディスク31に記憶される。なお、図2及び以下の文章では、ファイル表示データF10を単に「ファイルF10」と表し、物理イメージP10を「イメージP10」と表す。以下、同様である。
【0037】
このとき、ファイルF10は、当該ファイルの物理イメージを参照するポインタとしての役割を果たしている。
【0038】
このようにすることで、クライアントコンピュータ(A)1aやクライアントコンピュータ(B)1bなどは、ファイルF10を介して、そのデータ内容であるイメージP10にアクセスすることができる。
【0039】
そして、サーバコンピュータ3には、クライアントコンピュータ1から所定のファイルの複製指令を受けたときに複製対象である所定のファイルのポインタを参照先として指し示す新たなポインタを生成するポインタ生成機能と、所定のファイルのポインタと新たなポインタとの関連付けデータをサーバコンピュータ3内に形成されたファイル管理テーブルに記憶する管理テーブル記憶機能と、が備えられている。
【0040】
これら機能についても、図2を参照して詳述する。ここでは、例えば、上述したファイルF10を生成したクライアントコンピュータ(A)1aとは別のクライアントコンピュータ(B)1bからファイルF10にアクセスがあり、当該ファイルF10をハードディスク31の別の領域(例えば、クライアントコンピュータ(B)1bが自由に使用できる領域)に記憶する場合を考える。
【0041】
まず、ポインタ生成機能は、クライアントコンピュータ(B)1bにてファイルF10にアクセスされ(矢印A2参照)、かかるファイルF10の複製指令を受けたときに、まず、ファイルF10を参照する新たなファイルF11を生成する。すなわち、ファイルF10を指し示す新たなポインタとしてのファイル表示データF11を生成する(矢印A3参照)。
【0042】
管理テーブル記憶機能は、この生成したファイルF11と、その参照先であるファイルF10との関係を表す関連付けデータを、ハードディスク31内にあらかじめ設けてあるポインタレポジトリR10(ファイル管理テーブル)に記憶する(矢印A4参照)。このとき、新たなポインタであるファイルF11が参照元となり、また、ファイルF10が参照先として表される。
【0043】
そして、上述したファイルを複製する機能に伴い、サーバコンピュータ3は、新たなファイルF11からイメージP10を参照する機能も有している。具体的には、まず、クライアントコンピュータ(B)1bが複製したファイルF11にアクセスした際には、ファイルF11が別のファイルに関連付けられているか否かをポインタレポジトリR10を参照して調べる。このとき、図2に示すようファイルF11に関係した関連付けデータが発見されると、これを読み出してファイルF11がファイル10を参照していることを認識する。これにより、ファイルF11からファイルF10を介してイメージP10を参照することができる。
【0044】
(動作)
次に、本実施形態におけるシステム全体の動作を、図3のシーケンス図を参照して説明する。まず、クライアントコンピュータ(A)1aからサーバコンピュータ3に共有ファイルが送信され、当該サーバコンピュータ3に格納するよう指示が出される(ステップS1)。これに応じて、サーバコンピュータ3では、送信された共有ファイルを表すファイル表示データF10を作成すると共に、データ自体である物理イメージP10を作成して、ハードディスク31に格納する(ステップS2)。
【0045】
続いて、別のクライアントコンピュータ(B)1bからファイルF10にアクセスがあり、当該ファイルF10をクライアントコンピュータ(B)1bが取り扱うサーバコンピュータ3上のディスク領域にコピーするよう指示を出す(ステップS3)。これを受けたサーバコンピュータ3は、まず、複製対象であるファイルのポインタであるファイル表示データF10を参照する新たなポインタとしてのファイル表示データF11のみを作成する(ステップS4)。そして、これと共に、ファイルF11がファイルF10を参照することを表す関連付けデータを、ポインタレポジトリR10に記憶する(ステップS5)。従って、このときには、ファイルのコピーといっても、その物理イメージP10を別の領域には複製しない。これにより、ファイルの物理データ自体を実際に複製することなく、当該物理データのデータ容量よりも小さい容量のポインタと関連付けデータを生成することファイル複製を実現しているため、ディスク容量の削減を図ることができる。
【0046】
なお、複製したファイルF11へのアクセスは、以下のようにして行われる。クライアントコンピュータ(B)1bからサーバコンピュータ3にファイルF11の閲覧要求が出されると(ステップS6)、サーバコンピュータ3は、まず、ポインタレポジトリR10を調べ、ファイルF11を参照元としている関連付けデータがあるかどうかを調べる。かかる関連付けデータがある場合にはそのデータを読み出す(ステップS7)。そして、これを参照することで、ファイルF11の参照先が分かるため、ファイルF11からファイルF10を参照し、当該ファイルF10が指し示す物理イメージP10にアクセスして読み出す(ステップS8)。その後、サーバコンピュータ3は、読み出したイメージP10をクライアントコンピュータ(B)1bに表示すべく当該クライアントに送信し(ステップS9)、これを受けたクライアントコンピュータ(B)1bは、当該イメージP10を閲覧することができる。
【0047】
このように、実際にファイルの物理イメージをディスク上に複製しなくとも、複製したと同様の効果を得ることができ、上述したように、ディスク使用容量の削減を図ることができる。
【0048】
〈第2の実施形態〉
次に、本発明の第2の実施形態について、図4乃至図7を参照して説明する。このうち、図4乃至図5は、共有データの内容を更新する場合の説明図であり、図6乃至図7は、共有データを削除する場合の説明図である。そして、図4及び図6は、ファイルの状態を示す説明図であり、図5及び図7は、システムの動作を示すフローチャートである。
【0049】
(構成)
本実施形態におけるデータ共有システムは、上述した第1の実施形態に示すものとほぼ同様の構成を採っていて、さらに、共有ファイルの内容が更新や削除など変更されたときに、各クライアントがデータ内容の変更に対応することができるような構成となっている。
【0050】
具体的には、サーバコンピュータ3のCPUには、所定のファイルの物理データ自体に変更が生じたときに当該物理データの変更前のデータを一時的に記憶保持する変更前データ記憶機能と、物理データに変更が生じた後に当該物理データを参照するポインタに関連付けられている新たなポインタに対応するクライアントコンピュータに物理データに変更が生じた旨の情報を通知してかかる変更に従うか否かを問う変更通知機能と、通知を受けたクライアントコンピュータから物理データの変更に従わない旨の通知を受けた際に物理データの変更前のデータを新たなポインタが直接参照するよう対応付けると共に当該新たなポインタに関する関連付けデータを削除する物理データ移行機能と、が備えられている。これら各機能を、データが更新、削除されるときの例を、更に具体的に説明する。
【0051】
まず、サーバコンピュータ3内のデータの記憶状況は、上述した図2に示すようになっている。すなわち、クライアントコンピュータ(A)1aにて作成された参照先となる共有ファイルのファイルF10(ポインタ)とその物理データであるイメージP10が記憶されていて、これをクライアントコンピュータ(B)1bが複製したファイルF11がファイルF10を参照して、イメージP10を参照するようになっている。そして、ファイルF11がファイルF10を参照する旨の関連付けデータが、ポインタレポジトリR10に記憶されている。この状態において、共有ファイルであるファイル10のデータ自体イメージP10が更新あるいは削除される指令が、クライアントコンピュータ(A)から出された場合を想定している。
【0052】
イメージP10の変更あるいは削除指令が出されると、変更前データ記憶機能は、イメージP10を変更あるいは削除する前に、サーバコンピュータ3内のRAMやレジスタなどのメモリに一時的に記憶保持する。そして、保存を行った後に、クライアントコンピュータ(A)1aの指示に従って、ファイルF10が参照するイメージP10を更新したり、削除する。
【0053】
そして、変更通知機能は、ファイルF11を作成したクライアントコンピュータ(B)1bにイメージP10が更新あるいは削除された旨の通知して、これに従うか否かを問う。このとき、ファイルF11の作成者がクライアントコンピュータ(B)1bであることは、ファイルF11のヘッダ部分などに記憶されているデータを参照してそのコンピュータ名やIPアドレスなどから特定してその旨の通知を行う。但し、変更通知機能は、変更があった直後に通知を行うことに限定されない。変更後、ファイルF11にクライアントコンピュータ(B)1bからアクセスがあったときに、その旨を通知して更新や削除に従うか否かを尋ねてもよい。このとき、更新前、削除前のイメージP10は保存されたままとなる。
【0054】
そして、物理データ移行機能は、クライアントコンピュータ(B)から、イメージP10の変更や削除に従わない旨の通知を受けると、メモリなどに保存しておいたイメージP10をファイルF11の参照先として設定する。すなわち、ファイルF11がファイルF10を参照先とするよう設定していた関連付けデータを、ポインタレポジトリR10から削除する。これにより、ファイルF11を参照すると、変更前のイメージP10を閲覧することができる。
【0055】
なお、サーバコンピュータ3に、参照元である新たなポインタ(ファイルF11)が、参照先となるポインタ(ファイルF10)の物理データ(イメージP10)の変更に依存するか否かに関する情報を、参照元ポインタを作成したクライアント(B)からの指示であらかじめメモリに記憶しておいてもよい。そして、ファイル変更指示が来たときに、かかる情報が「依存しない」旨の情報である場合には、クライアントに通知することなく、変更前のイメージP10をポインタに関連付けてもよい。このように、勝手に変更されては困るデータに関してあらかじめ設定しておくことで、データの改変を抑制することができる。
【0056】
(動作)
次に、本実施形態における動作を説明する。まず、図4乃至図5を参照して、データが更新される場合を説明する。なお、図4(a)は、更新に応じる場合であり、図4(b)は、更新に応じない場合である。
【0057】
まず、上述したように、図4(a)の上段図に示すように、ファイルF10の内容であるイメージP10に、ファイルF11がファイルF10を介して参照するようになっている。このとき、クライアントコンピュータ(A)1aからファイルF10の更新指示があったとする(ステップS101)。すると、まず、更新前のイメージP10がメモリに一時保存されて(ステップS102)、その後、更新された新規イメージP11が作成される(ステップS103)。すなわち、図4(a)の下段図に示すように、ファイルF10が参照する物理データがイメージP11に更新される。
【0058】
続いて、メモリ内にファイルF11はファイルF10に依存する旨の情報があるか否かを調べ(ステップS104)、かかる旨の情報がある場合には(ステップS104にて肯定判断)、そのことをファイルF11を作成したクライアントコンピュータ(B)1bに通知して確認する(ステップS105)。このとき、通知すべき設定ではない場合(ステップS105にて否定判断)、あるいは、通知されて更新許可の情報が返信された場合には(ステップS106にて肯定判断)、ポインタレポジトリR10内の関連付けデータは変更されず、ファイルF11はファイルF10を参照したままの状態となる。すなわち、ファイルF11を参照すると、ファイルF10を介して更新されたイメージP11が参照される。
【0059】
一方、ファイルF11がファイルF10に依存しない旨の情報が存在していたり(ステップS104にて否定判断)、あるいは、クライアントコンピュータ(B)から更新を許可しない旨の情報をサーバコンピュータ3が受けた場合には(ステップS106にて否定判断)、メモリ内に一時保存しておいた更新前のイメージP10を読み出して、ファイルF11の直接の参照先として設定する(ステップS107)。このときの様子を、図4(b)の下段図に示す。そして、ファイルF11がファイルF10を参照するという関連付けデータをポインタレポジトリR10の中から削除する(ステップS108)。すると、ファイルF10は更新されたイメージP11を参照し、ファイルF11は更新前のイメージP10を参照することとなる。
【0060】
これにより、クライアントコンピュータ(B)は、複製した共有ファイルのデータが勝手に更新されることを抑制することができる。
【0061】
次に、図6乃至図7を参照して、データが削除される場合を説明する。なお、図6(a)は、削除に応じる場合であり、図6(b)は、削除に応じない場合である。
【0062】
まず、上述したように、図6(a)の上段図に示すように、ファイルF10の内容であるイメージP10に、ファイルF11がファイルF10を介して参照するようになっている。このとき、クライアントコンピュータ(A)1aからファイルF10の削除指示があったとする(ステップS201)。すると、まず、更新前のイメージP10がメモリに一時保存されて(ステップS202)、その後、ファイルF10が直接参照するイメージP10が削除される(ステップS203)。すなわち、図6(a)、(b)の下段図のように、ファイルF10及びイメージP10が削除された状態となる。
【0063】
続いて、メモリ内にファイルF11はファイルF10に依存する旨の情報があるか否かを調べ(ステップS204)、かかる旨の情報がある場合には(ステップS204にて肯定判断)、そのことを、ファイルF11を作成したクライアントコンピュータ(B)1bに通知して確認する(ステップS205)。このとき、通知すべき設定ではない場合には(ステップS205にて否定判断)、あるいは、通知されて削除許可の情報が返信された場合には(ステップS206にて肯定判断)、ポインタレポジトリR10内の関連付けデータが削除され、当然のことながら、ファイルF11は参照すべきデータがないので削除される。すなわち、図6(b)の下段図のようになる。
【0064】
一方、ファイルF11がファイルF10に依存しない旨の情報が存在していたり(ステップS204にて否定判断)、あるいは、クライアントコンピュータ(B)から更新を許可しない旨の情報をサーバコンピュータ3が受けた場合には(ステップS206にて否定判断)、メモリ内に一時保存しておいた更新前のイメージP10を読み出して、ファイルF11の直接の参照先として設定する(ステップS207)。このときの様子を、図6(a)の下段図に示す。そして、既にファイルF11は削除されているので、ファイルF11がファイルF10を参照するという関連付けデータをポインタレポジトリR10の中から削除する(ステップS208)。すると、ファイルF10は、削除前のイメージP10を参照することとなる。
【0065】
これにより、クライアントコンピュータ(B)は、複製した共有ファイルのデータが勝手に削除されることを抑制することができる。
【0066】
〈第3の実施形態〉
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態では、上述した第1の実施形態における手法とほぼ同様の手法にて共有ファイルを複製する。但し、その複製対象である共有ファイルの保存されているコンピュータと、共有ファイルの複製先のコンピュータとが異なっている。
【0067】
例えば、ネットワーク2に接続されたサーバ・クライアントシステムにおいて、一方のクライアントコンピュータに保存されているファイルを、他方のクライアントコンピュータに複製する場合である。かかる場合には、一方のクライアントコンピュータにファイルの物理データであるイメージと、当該イメージを参照するポインタが記憶されていて、このポインタを参照する新たなポインタのみが、他方のクライアントコンピュータに作成される。そして、新たなポインタと、複製元のファイルのポインタとを関連付けるデータが、サーバコンピュータ3のポインタレポジトリ内に記憶されることとなる。
【0068】
このようにすることで、上述同様に、同一ネットワーク上で、各コンピュータのディスク容量の節約を図ることができる。
【0069】
〈第4の実施形態〉
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。本実施形態においても、上記同様にサーバ・クライアントシステムにて構成されるシステムであるが、クライアントが意識して共有するファイルは存在しない。すなわち、各クライアントコンピュータが記憶するファイルの中で同一ファイルを検索し、これらを上述した他の実施形態にて説明した手法で共有ファイルとして管理する、というものである。
【0070】
このため、本実施形態におけるサーバコンピュータ3は、ネットワーク2を介して接続されている複数のクライアントコンピュータ1にポインタを介して物理データが記憶されているファイルを監視するファイル監視機能と、監視されたファイルのうち同一のファイルを発見したときに当該ファイルの各ポインタをそのうちの特定のポインタにそれぞれ関連付けて当該関連付けデータをサーバコンピュータ内にファイル管理テーブルとして記憶する管理テーブル記憶機能と、特定のポインタにて参照される物理データを残して他のファイルの物理データを削除する物理データ削除機能と、を備えている。これら機能を詳述する。
【0071】
まず、ファイル監視機能は、サーバコンピュータ3が組織内のクライアントコンピュータ1、例えば、社内LANで接続されたクライアントコンピュータ1を巡回し、これらに記憶されているデータを調べる。このとき、例えば、ファイルのヘッダ部を監視し、データ種類や容量、作成者、作成日時などを読み出し、リスト化する。
【0072】
また、管理テーブル記憶機能は、上述したようなヘッダ部情報が一致するファイルを同一のファイルとして認識する。そして、同一のファイルが複数発見されたら、これらのうちから1つのファイルを選択し、当該ファイルの物理データを参照するポインタを特定のポインタとする。なお、ポインタは、クライアントコンピュータ1上に表示されるファイル表示としての役割をも果たすものである。そして、さらに、特定したファイルと同一内容の他のファイルのポインタ、すなわち、他のファイルの物理データを参照する他のポインタが、上記特定のポインタを参照するよう関連付けて、かかる関連付けデータを生成してサーバコンピュータ3内のポインタレポジトリR10に記憶しておく。
【0073】
そして、物理データ削除機能が、特定のポインタが直接参照する物理データを残して、当該特定のポインタを参照する他のポインタが直接参照していた他のファイルの物理データを削除する。
【0074】
なお、上記管理テーブル記憶機能は、同一ファイルのうち、1つを特定のものとして選択するが、当該ファイルが記憶されているクライアントコンピュータ1の性能や空きディスク容量などを考慮して選択するとよい。例えば、CPUの処理速度が高いものや空きディスク容量が多いコンピュータに記憶されているものを選択する。これにより、他のコンピュータからは、同一ファイルの物理データであるイメージが削除されるため、より効果的にディスク容量の削減を図ることができる。
【0075】
そして、物理データが削除された他のファイルを使用するクライアントコンピュータ1は、当該ファイルにアクセスしたときに、サーバコンピュータ3のポインタレポジトリR10を参照することで、特定のポインタを参照して、イメージを参照することができる。
【0076】
〈第5の実施形態〉
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。本実施形態においては、上記第4の実施形態とほぼ同様の構成であるが、各クライアントコンピュータ1からサーバコンピュータ3に送信されて記憶されたファイルのうち、同一のファイルを共有データとする構成である。例えば、サーバコンピュータ3がストレージサービスを提供している場合であり、クライアントコンピュータ1は、各自の音楽ファイルや画像ファイル、ビデオファイルなどをサーバコンピュータ3に送信して、当該サーバコンピュータ3に保存しておく、というものである。
【0077】
これを実現するために、サーバコンピュータ3は、当該サーバコンピュータ3にポインタを介して物理データが記憶されているファイルを監視するファイル監視機能と、監視されたファイルのうち同一のファイルを発見したときに当該ファイルの各ポインタをそのうちの特定のポインタにそれぞれ関連付けて当該関連付けデータをサーバコンピュータ内にファイル管理テーブルとして記憶する管理テーブル記憶機能と、特定のポインタにて参照される物理データを残して他のファイルの物理データを削除する物理データ削除機能と、を備えている。なお、これら機能は、データ共有用プログラムがサーバコンピュータに提供されて、CPUに組み込まれることにより実現できる。
【0078】
これにより、持ち主が異なっていても、同一の音楽ファイルなどは1つのファイルを保存しておけばよく、他のファイルはポインタ及び関連付けデータで管理することができるため、ディスク容量の節約を図ることができる。
【0079】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成され機能するので、これによると、ファイルサーバにて同一のファイルを異なる領域に複製をする際には、複製対象である物理データは複製されず、これを指し示すポインタをさらに参照する新たなポインタが生成され、そして、これら両ポインタを関連付けるデータが、ファイルサーバ内のファイル管理テーブルに記憶されるため、新たなポインタを指定することで、ファイル管理テーブル内の関連付けデータに基づいて元のポインタが参照され、当該元のポインタにて参照される物理データにアクセスすることができ、複製されたことと同様の効果を得ることができる。従って、ファイルの物理データ自体を実際に複製することなく、当該物理データのデータ容量よりも小さい容量のポインタと関連付けデータを生成することのみで、ファイル複製を実現でき、ディスク容量の削減を図ることができる、という従来にない優れた効果を有する。
【0080】
また、ポインタを介して参照している物理データの内容が更新や削除されるなど変更されると、変更前の物理データは一時的に保存され、変更直後や変更後に新たなポインタにアクセスがあったときに、元のポインタを介して参照する物理データの内容が変更された旨の情報が新たなポインタを用いているクライアントコンピュータに通知されて、かかる変更に従うか否かが問われる。そして、これに従わない場合には、新たなポインタが変更前の物理データを直接参照することとなるため、共有ファイルのデータが勝手に更新や削除されるなど変更されることが抑制され、データ紛失等を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態におけるデータの状態を示す説明図である。
【図3】第1の実施形態におけるシステムの動作を示すシーケンス図である。
【図4】図4(a)、(b)は、第2の実施形態におけるデータの状態を示す説明図であり、特に、共有データの内容を更新する場合の説明図である。
【図5】第2の実施形態におけるシステムの動作を示すフローチャートである。
【図6】図6(a)、(b)は、第2の実施形態におけるデータの状態を示す説明図であり、特に、共有データの内容を削除する場合の説明図である。
【図7】第2の実施形態におけるシステムの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 クライアントコンピュータ
2 ネットワーク
3 サーバコンピュータ

Claims (14)

  1. 複数のクライアントコンピュータにネットワークを介して接続されたサーバコンピュータを備え、
    このサーバコンピュータが、前記複数のクライアントコンピュータにて共有されるファイルの物理データを当該サーバコンピュータ内に記憶すると共に、当該物理データを参照するポインタを前記各コンピュータに表示することにより共有ファイルの管理を行うデータ共有システムであって、
    前記サーバコンピュータが、前記クライアントコンピュータから当該サーバコンピュータ内に記憶された所定のファイルの複製指令を受けたときに当該複製対象であるファイルのポインタを参照先として指し示す他のポインタを生成するポインタ生成機能と、前記所定のファイルのポインタと前記新たに生成した他のポインタとの関連付けデータをサーバコンピュータ内に形成されたファイル管理テーブルに記憶する管理テーブル記憶機能と、を備えたことを特徴とするデータ共有システム。
  2. 前記サーバコンピュータが、前記所定のファイルの物理データ自体に変更が生じたときに当該物理データの変更前のデータを一時的に記憶保持する変更前データ記憶機能と、前記物理データに変更が生じた後に当該物理データを参照するポインタに関連付けられている前記新たなポインタに対応する前記クライアントコンピュータに前記物理データに変更が生じた旨の情報を通知してかかる変更に従うか否かを問う変更通知機能と、通知を受けた前記クライアントコンピュータから前記物理データの変更に従わない旨の通知を受けた際に前記物理データの変更前のデータを前記新たなポインタが直接参照するよう対応付けると共に当該新たなポインタに関する関連付けデータを削除する物理データ移行機能と、を備えたことを特徴とする請求項1記載のデータ共有システム。
  3. 前記変更通知機能は、前記物理データに変更が生じた後に当該物理データを参照するポインタに関連付けられている前記新たなポインタに前記クライアントコンピュータからアクセスがあったときに当該クライアントコンピュータに前記物理データに変更が生じた旨の情報を通知してかかる変更に従うか否かを問う機能を有する、ことを特徴とする請求項2記載のデータ共有システム。
  4. 前記物理データの変更は、当該物理データが削除されたことを含む、ことを特徴とする請求項2又は3記載のデータ共有システム。
  5. 複数のクライアントコンピュータにネットワークを介して接続されたサーバコンピュータを備え、
    このサーバコンピュータが、前記複数のクライアントコンピュータにポインタを介して物理データが記憶されているファイルを監視するファイル監視機能と、監視されたファイルのうち同一のファイルを発見したときにこれら同一ファイルの各ポインタのうち1つの特定のポインタに他のポインタをそれぞれ関連付けて関連付けデータを生成しこの関連付けデータを前記サーバコンピュータ内に形成されたファイル管理テーブルに記憶する管理テーブル記憶機能と、前記特定のポインタにて参照される物理データを残して他のファイルの物理データを削除する物理データ削除機能と、を備えたことを特徴とするデータ共有システム。
  6. 複数のクライアントコンピュータにネットワークを介して接続され、前記クライアントコンピュータから送信されたファイルを記憶管理するサーバコンピュータを備え、
    このサーバコンピュータが、当該サーバコンピュータにポインタを介して物理データが記憶されているファイルを監視するファイル監視機能と、監視されたファイルのうち同一のファイルを発見したときにこれら同一ファイルの各ポインタのうち1つの特定のポインタに他のポインタをそれぞれ関連付けて関連付けデータを生成しこの関連付けデータを前記サーバコンピュータ内に形成されたファイル管理テーブルに記憶する管理テーブル記憶機能と、特定のポインタにて参照される物理データを残して他のファイルの物理データを削除する物理データ削除機能と、を備えたことを特徴とするデータ共有システム。
  7. 複数のクライアントコンピュータにネットワークを介して接続されたサーバコンピュータが、前記複数のクライアントコンピュータにて共有されるファイルの物理データを当該サーバコンピュータ内に記憶すると共に、当該物理データを参照するポインタを前記各コンピュータに表示することにより共有ファイルの管理を行うデータ共有方法であって、
    前記サーバコンピュータが,前記クライアントコンピュータから当該サーバコンピュータ内に記憶された所定のファイルの複製指令を受けたときに当該複製対象であるファイルのポインタを参照先として指し示す他のポインタを生成するポインタ生成工程と、前記サーバコンピュータが,前記所定のファイルのポインタと前記新たに生成した他のポインタとの関連付けデータをサーバコンピュータ内に形成されたファイル管理テーブルに記憶する管理テーブル記憶工程と、前記サーバコンピュータが,前記クライアントコンピュータから前記新たなポインタにアクセスがあったときに前記ファイル管理テーブルから関連付けデータを読み出して前記新たなポインタが関連付けられている前記ポインタを介して前記物理データを参照させる物理データ参照工程と、を備えたことを特徴とするデータ共有方法。
  8. 少なくとも前記管理テーブル記憶工程の後に、前記サーバコンピュータが,前記所定のファイルの物理データ自体に変更が生じたときに当該物理データの変更前のデータを一時的に記憶保持する変更前データ記憶工程と、前記サーバコンピュータが,前記物理データに変更が生じた後に当該物理データを参照するポインタに関連付けられている前記新たなポインタに対応する前記クライアントコンピュータに前記物理データに変更が生じた旨の情報を通知してかかる変更に従うか否かを問う変更通知工程と、前記サーバコンピュータが,通知を受けた前記クライアントコンピュータから前記物理データの変更に従わない旨の通知を受けた際に前記物理データの変更前のデータを前記新たなポインタが直接参照するよう対応付けると共に当該新たなポインタに関する関連付けデータを削除する物理データ移行工程と、を備えたことを特徴とする請求項7記載のデータ共有方法。
  9. 複数のクライアントコンピュータにネットワークを介して接続されたサーバコンピュータが,前記複数のクライアントコンピュータにポインタを介して物理データが記憶されているファイルを監視するファイル監視工程と、前記サーバコンピュータが,監視されたファイルのうち同一のファイルを発見したときにこれら同一ファイルの各ポインタのうち1つの特定のポインタに他のポインタをそれぞれ関連付けて関連付けデータを生成しこの関連付けデータを前記サーバコンピュータ内に形成されたファイル管理テーブルに記憶する管理テーブル記憶工程と、前記サーバコンピュータが,前記特定のポインタにて参照される物理データを残して他のファイルの物理データを削除する物理データ削除工程と、を備えたことを特徴とするデータ共有方法。
  10. 複数のクライアントコンピュータにネットワークを介して接続され、前記クライアントコンピュータから送信されたファイルを記憶管理するサーバコンピュータが,当該サーバコンピュータにポインタを介して物理データが記憶されているファイルを監視するファイル監視工程と、前記サーバコンピュータが,監視されたファイルのうち同一のファイルを発見したときにこれら同一ファイルの各ポインタのうち1つの特定のポインタに他のポインタをそれぞれ関連付けて関連付けデータを生成しこの関連付けデータを前記サーバコンピュータ内に形成されたファイル管理テーブルに記憶する管理テーブル記憶工程と、前記サーバコンピュータが,特定のポインタにて参照される物理データを残して他のファイルの物理データを削除する物理データ削除工程と、を備えたことを特徴とするデータ共有方法。
  11. 複数のクライアントコンピュータに共有されるファイルの物理データを記憶すると共に、当該物理データを参照するポインタを前記クライアントコンピュータに表示することにより共有ファイルの管理を行う、前記複数のクライアントコンピュータにネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに、
    前記クライアントコンピュータから当該サーバコンピュータ内に記憶された所定のファイルの複製指令を受けたときに当該複製対象であるファイルのポインタを参照先として指し示す他のポインタを生成するポインタ生成機能と、前記サーバコンピュータが前記所定のファイルのポインタと前記新たに生成した他のポインタとの関連付けデータをサーバコンピュータ内に形成されたファイル管理テーブルに記憶する管理テーブル記憶機能と、前記サーバコンピュータが前記クライアントコンピュータから前記新たなポインタにアクセスがあったときに前記ファイル管理テーブルから関連付けデータを読み出して前記新たなポインタが関連付けられている前記ポインタを介して前記物理データを参照させる物理データ参照機能と、を実現させるためのデータ共有用プログラム。
  12. 前記サーバコンピュータに、前記所定のファイルの物理データ自体に変更が生じたときに当該物理データの変更前のデータを一時的に記憶保持する変更前データ記憶機能と、前記物理データに変更が生じた後に当該物理データを参照するポインタに関連付けられている前記新たなポインタに対応する前記クライアントコンピュータに前記物理データに変更が生じた旨の情報を通知してかかる変更に従うか否かを問う変更通知機能と、通知を受けた前記クライアントコンピュータから前記物理データの変更に従わない旨の通知を受けた際に前記物理データの変更前のデータを前記新たなポインタが直接参照するよう対応付けると共に当該新たなポインタに関する関連付けデータを削除する物理データ移行機能と、を実現するための請求項11記載のデータ共有用プログラム。
  13. 複数のクライアントコンピュータにネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに、
    前記複数のクライアントコンピュータにポインタを介して物理データが記憶されているファイルを監視するファイル監視機能と、監視されたファイルのうち同一のファイルを発見したときにこれら同一ファイルの各ポインタのうち1つの特定のポインタに他のポインタをそれぞれ関連付けて関連付けデータを生成しこの関連付けデータを前記サーバコンピュータ内に形成されたファイル管理テーブルに記憶する管理テーブル記憶機能と、前記特定のポインタにて参照される物理データを残して他のファイルの物理データを削除する物理データ削除機能と、を実現するためのデータ共有用プログラム。
  14. 複数のクライアントコンピュータにネットワークを介して接続され、前記クライアントコンピュータから送信されたファイルを記憶管理するサーバコンピュータに、
    当該サーバコンピュータにポインタを介して物理データが記憶されているファイルを監視するファイル監視機能と、監視されたファイルのうち同一のファイルを発見したときにこれら同一ファイルの各ポインタのうち1つの特定のポインタに他のポインタをそれぞれ関連付けて関連付けデータを生成しこの関連付けデータを前記サーバコンピュータ内に形成されたファイル管理テーブルに記憶する管理テーブル記憶機能と、特定のポインタにて参照される物理データを残して他のファイルの物理データを削除する物理データ削除機能と、を実現するためのデータ共有用プログラム。
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