JP2010169426A - 模擬信号生成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスセンサの活性化の有無を検知して、活性化前はガスセンサとECUとを直結し、活性化後には両者間に模擬信号生成装置を介在させた接続に、確実に、切り換えることができる模擬信号生成装置を提供する。
【解決手段】基準センサ2とECU3との間に接続する劣化シミュレータ1にSW回路部90を設け、スイッチ91,92によりA−B間接続とA−C間接続とを切り換えられるようにする。基準センサ2が非活性の場合には、スイッチ91,92をA−C間接続とし、基準センサ2の出力(基準信号)を直接ECU3に入力するスルー出力を行う。さらに、基準信号をモニタして基準センサ2の活性判定を行い、活性化したら、スイッチ91,92をA−B間接続に切り換え、基準信号をもとに生成した模擬信号をECU3に対し出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、排気ガス中の特定成分の濃度に基づきその排気ガスの空燃比を検出するガスセンサが劣化した状態において出力する劣化信号を模擬した模擬信号を生成する模擬信号生成装置に関するものである。
従来、自動車のエンジンなど内燃機関の排気通路に取り付けられ、排気ガス中の特定成分の濃度に応じた検出信号を出力するガスセンサが知られている。例えば、酸素の濃度に基づき排気ガスの空燃比を検出するための空燃比センサは、自身の有するセンサ素子を流れる電流または電圧の大きさが排気ガス中の酸素の濃度に応じ、リニアに、または二値的に、変化することを利用して、排気ガス中の酸素濃度の検出を行う。空燃比センサから出力される検出信号は、エンジンの各種制御を司る電子制御装置(以下、「ECU」という。)に送信される。ECUでは、受信した検出信号に基づき排気ガスの空燃比が算出され、エンジンにおける燃料噴射量の調整等の空燃比フィードバック制御が行われる。
このようなガスセンサは、センサ素子が排気通路内で排気ガスに晒されることとなるため、長期間の使用に伴い経時劣化を生ずる。センサ素子が劣化すると空燃比フィードバック制御を正常に行えなくなり、排気ガスが、十分に浄化されないまま自動車から排出されてしまう虞がある。そこでECUの開発では、ガスセンサの劣化を検知するプログラムの設計が行われ、故障診断装置(いわゆるOBD)の機能の一つとしてECUに組み込まれている。
ところで、実車において排気ガスの浄化状態を確認する試験が行われる際には、空燃比フィードバック制御が正しく行われているか否かを確認する試験の一環として、上記のガスセンサの劣化を検知するプログラムが正常に作動するか否かについても試験される。この試験を行うにあたり、従来では、例えば正常なガスセンサに加速耐久試験を行って劣化度合いの異なるガスセンサを数種用意し、それら劣化させたガスセンサをそれぞれ実車に取り付け、排気ガスの浄化状態を確認する試験が行われていた。しかし、こうした試験に用いるため、劣化度合いの過渡的な状態を再現して狙い通りの劣化状態となったガスセンサを、加速耐久試験によりそれぞれ作成することは困難である。また、試験において、劣化状態の異なるガスセンサを試験の都度、排気管に取り付け取り換えるのは手間がかかる。そのため、ガスセンサが劣化したときに出力する劣化信号(正常時とは異なった変化を示す検出信号)を模擬した模擬信号を生成することができる模擬信号生成装置(劣化シミュレータ)が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
このような模擬信号生成装置は、実車に取り付けた正常なガスセンサ(換言すれば、模擬信号を生成するための基準となるガスセンサ)とECUとの間に介在され、入力されたガスセンサの検出信号を加工して擬似的に模擬信号を生成し、この模擬信号をECUに対して出力するものである。特許文献1の模擬信号生成装置では、具体的には、排気ガス中の酸素濃度に応じて検出信号がリニアに変化する全領域空燃比センサのその検出信号をもとに、ゲインを変化させたり、応答特性に遅れを生じさせたりした模擬信号を生成している。
ところで、ガスセンサは、センサ素子が加熱され高温になると活性化して正常な検出信号を出力可能になるため、ECUでは、エンジン始動時に、検出信号の値をモニタしつつ、センサ素子が活性化したか否かの判定が行われている。ここで、実車において排気ガスの浄化状態を確認する試験を行う際に、あらかじめ模擬信号生成装置を接続した状態で自動車のエンジンを始動させると、ECUには模擬信号が入力されてしまうため、ガスセンサの活性判定を正常に行うことができない。そこで従来は、ガスセンサの活性化前にはガスセンサの検出信号をそのままECUに入力させる接続を行い、活性化後には接続を切り換え、模擬信号生成装置を介してガスセンサの検出信号(模擬信号)をECUに入力させている。
特開2004−93957号公報
しかしながら、従来は、ガスセンサとECUとの間にスイッチを設け、センサ素子の活性化前にはガスセンサとECUとを直結する接続に切り換え、活性化後に模擬信号生成装置を介在させる接続に切り換える操作を手動で行っていた。そして、センサ素子の活性化をエンジン始動後の経過時間で見計らっていたため、うっかりと活性化前にスイッチを切り換えてしまうことがあり、センサ素子の活性化前にガスセンサの異常が検知されてしまうため、活性化後の異常診断を適切に行えないことがあった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、ガスセンサの活性化の有無を検知して、活性化前はガスセンサとECUとを直結し、活性化後には両者間に模擬信号生成装置を介在させた接続に、確実に、切り換えることができる模擬信号生成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る模擬信号生成装置は、内燃機関の排気ガス中の特定成分の濃度に基づき当該排気ガスの空燃比を検出するガスセンサが劣化した状態において出力する劣化信号を模擬した模擬信号を生成する模擬信号生成装置であって、前記ガスセンサと同構成をなし、排気ガス中の特定成分の濃度に関連した基準信号を出力する基準センサから前記基準信号を取得し、その基準信号をもとに、所望の劣化状態を反映した前記模擬信号を生成する生成手段と、当該生成手段によって生成された前記模擬信号を出力する模擬信号出力手段と、前記基準センサから出力される前記基準信号を、前記生成手段を介さずに出力する基準信号出力手段と、前記基準センサが活性化したか否かを判定する判定手段と、当該判定手段による判定の結果、前記基準センサが非活性である場合には、前記基準信号出力手段を用いて前記基準信号を出力し、前記基準センサが活性化した場合には、前記模擬信号出力手段を用いて前記模擬信号を出力する選択を行う選択手段とを備えている。
本発明に係る模擬信号生成装置では、基準センサが非活性の場合には生成手段を介さずに基準センサの基準信号を出力する(すなわち基準信号を非加工のまま出力する)ことができるので、その基準信号を受信する外部装置が基準センサの活性判定を行う上で、誤判定される虞を軽減できる。外部装置では、ガスセンサが活性化するまでの過程においてガスセンサの異常状態を検出すると、活性化のプロセスを停止ないし再始動してしまう場合があるが、上記のような誤判定がなければ、ガスセンサとして正常に機能する基準センサが活性化するまでの間に、外部装置における活性化のプロセスが停止ないし再始動されにくい。また、模擬信号生成装置は判定手段を有し、基準センサが活性化したか否かを判定することができるので、基準センサが活性化したと判定手段が判定してから模擬信号の生成を始めればよい。この構成により、模擬信号生成装置は、基準センサが確実に活性化するまで模擬信号の出力を行うことがなく、非加工の基準信号の出力から模擬信号の出力への切り換えを、確実に、行うことができる。
また、本発明に係る模擬信号生成装置において、前記判定手段は、前記基準センサが出力する前記基準信号の状態が、予め定められた規定状態になったら、前記基準センサが活性化したと判定してもよい。このようにすれば、基準センサの活性判定を精度よく行うことができる。また、前記判定手段は、前記基準センサへの通電開始後、予め定められた規定時間が経過したら、前記基準センサが活性化したと判定してもよい。このようにすれば、基準センサの出力値をモニタするための構成を省くことができ、簡易な構成で基準センサの活性判定を行うことができる。あるいは、前記判定手段は、前記基準信号出力手段の出力する前記基準信号を受信する外部装置が、前記基準信号に基づき行う活性化判断の結果、前記基準センサが活性化したと判断した場合に出力する判断信号を受信したら、前記基準センサが活性化したと判定してもよい。このようにすれば、基準センサの活性判定を外部装置に委ねることができるので、上記同様、基準センサの出力値をモニタするための構成を省くことができる。さらに、模擬信号の出力を開始するタイミングを、外部装置の把握する、基準センサが活性化したタイミングに同期させることができる。
劣化シミュレータ1の概略的な構成を示すブロック図である。 模擬信号生成プログラムのメインルーチンのフローチャートである。 メインルーチンからコールされる活性判定処理のフローチャートである。 活性判定処理の変形例を示すフローチャートである。 活性判定処理の変形例を示すフローチャートである。
以下、本発明を具体化したガスセンサの模擬信号生成装置の一実施の形態について、劣化シミュレータ1を例に、図面を参照して説明する。
なお、本発明に係る模擬信号生成装置に接続されるガスセンサとしては、酸素センサや全領域空燃比センサ、NOxセンサなどを用いることができる。本実施の形態では、排気ガス中の酸素濃度に応じて出力値(検出信号の値)が変化すると共に、その出力値が理論空燃比を境にして急変する、いわゆるλ型の酸素センサをその一例とする。この酸素センサには、劣化を模擬したい対象品番の酸素センサと同構成で正常な(劣化していない)ものを用い、これを基準センサ2として、以下の説明を行うものとする。
なお、酸素センサについては公知のものを使用しているため、その構造等の詳細については説明を省略するが、以下に、酸素センサに用いられるセンサ素子による排気ガスの空燃比(排気ガス中の酸素濃度)の検出原理について簡単に説明する。このセンサ素子は、活性温度以上で酸素イオン導電性を示す性質を有するジルコニア製の固体電解質体を、一対の多孔質電極で挟んだ筒状ないしは板状をなす。2つの雰囲気をこの固体電解質体で隔て、両雰囲気間の酸素分圧に差が生じたとき、固体電解質体内を酸素イオンが移動することを利用して、酸素濃度の検出を行う。具体的には、排気ガス雰囲気と基準ガス雰囲気(基準となる酸素濃度を有する雰囲気)とを固体電解質体で隔てる。すると、両雰囲気間で酸素分圧の平衡化がなされる際に、固体電解質体内を移動する酸素イオンによって電子が運搬され、これに伴い多孔質電極間に起電力(検出信号)が生じる。この起電力は、多孔質電極の触媒作用により排気ガス中の未燃焼ガスを完全燃焼させた際の余剰酸素の有無によって大きく変化し、排気ガスの空燃比が理論空燃比である場合を境に、リッチ側とリーン側とで二値的な変動を示す。一般に、排気ガスの空燃比が理論空燃比よりもリッチ側にある(排気ガス中の酸素濃度が低く、未燃焼ガスを完全燃焼させるのに酸素が足りない)場合、センサ素子の出力する検出信号の値は基準電位との電位差で約0.9Vを示す。また、排気ガスの空燃比が理論空燃比よりもリーン側にある(排気ガス中の酸素濃度が高く、未燃焼ガスを完全燃焼させても酸素が余る)場合、基準電位との電位差で約0.05Vを示す。このような酸素センサの一例として、本実施の形態では、特開2004−138599号公報に開示する酸素センサを使用しているものとして説明することとする。この酸素センサは、筒型のセンサ素子にヒータを内挿させ、センサ素子の先端部をガス流通孔付きのプロテクタ内に配置させた形態で、主体金具の内側に当該センサ素子を保持させた構造をなすものである。酸素センサは、外部装置(後述の電子制御装置や劣化シミュレータ)と接続するためのコネクタを有しており、このコネクタは、リード線、端子電極を介してセンサ素子に電気的に接続された構造をなしている。
図1に示すように、劣化シミュレータ1は、自動車の排気通路(図示外)に取り付けられる酸素センサとしての基準センサ2と、自動車の電子制御を司る電子制御装置(ECU)3との間に介在される装置である。基準センサ2は、上記のように、排気通路内を流通する排気ガス中の酸素濃度に応じた検出信号(基準信号)を出力し、この検出信号が劣化シミュレータ1を介してECU3に入力されている。ECU3は、ガスセンサの検出信号をもとに、図示外のエンジンの制御(例えば、インジェクタから噴射する燃料の噴射量や噴射タイミングの調整や、点火時期の調整など)を行う装置である。なお、ECU3は基準センサ2のヒータ回路(図示外)にヒータ駆動電圧の供給も行っており、センサ素子(図示外)の早期活性化や活性化後の安定化が図られている。
劣化シミュレータ1は、後述する模擬信号生成プログラムの実行にしたがい、入力された検出信号を基準信号として扱い、その基準信号を加工して、ガスセンサが劣化したときに出力する劣化信号(正常時とは異なった変化を示す検出信号)を模擬した模擬信号を生成する。劣化シミュレータ1は、その模擬信号を検出信号としてECU3に対して出力(以下、「変換出力」ともいう。)する。その一方で、劣化シミュレータ1は、入力された検出信号(基準信号)に対する処理を行わず、そのままECU3に対して出力(以下、「スルー出力」ともいう。)することもできる。
劣化シミュレータ1は、図示しないケーシング内に、自身の制御を司るCPU11と、後述する模擬信号生成プログラム等が記憶された、書き換え可能なEEPROM12と、各種のデータを一時的に記憶するRAM13とを有するマイクロコンピュータ10を備えている。なお、マイクロコンピュータ10のCPU11、EEPROM12およびRAM13は公知の構成からなるものである。
マイクロコンピュータ10には、A/Dコンバータ30およびD/Aコンバータ50が接続されている。A/Dコンバータ30には入力インターフェイス20が接続されており、さらに後述するSW回路部90を介し、入力インターフェイス20と基準センサ2とが接続されている。基準センサ2から出力される基準信号は、SW回路部90および入力インターフェイス20を介し、このA/Dコンバータ30によりA/D変換されて、マイクロコンピュータ10に入力される。また、D/Aコンバータ50には出力バッファ40が接続されており、SW回路部90を介し、出力バッファ40とECU3とが接続されている。後述する模擬信号生成プログラムの実行に伴いマイクロコンピュータ10において生成された模擬信号は、このD/Aコンバータ50によりD/A変換され、出力バッファ40およびSW回路部90を介してECU3に出力される。
さらに、マイクロコンピュータ10には、入力部60と表示制御部70とが接続されている。入力部60は、模擬信号の生成の際に設定可能なパラメータ等を、劣化シミュレータ1の操作者が入力できるように設けられている。入力部60としては、プッシュスイッチ、ロータリースイッチ、タッチパネル等、如何なる入力デバイスを用いてもよい。表示制御部70は、入力されたパラメータ等を操作者が確認できるように表示する表示部80の表示制御を行うため設けられている。表示部80についても、LCDディスプレイ、7セグメントLED等、如何なる表示デバイスを用いてもよい。また、図示しないが、劣化シミュレータ1は電源回路等も備える。
次に、SW回路部90について説明する。SW回路部90は、例えばトランジスタやリレーなどを用いたスイッチ91,92、検出抵抗Rd、および差動増幅回路95により構成される回路である。スイッチ91,92は、マイクロコンピュータ10のポート電圧のオン・オフに応じ、接点A−B間の接続、または接点A−C間の接続に切り換える2極型のスイッチである。両スイッチ91,92の各接点C間は、検出抵抗Rdを介して互いに接続されている。スイッチ91の接点Aは、基準センサ2の出力に接続されており、接点Bは、入力インターフェイス20の入力に接続されている。また、スイッチ92の接点Aは、ECU3の入力に接続されており、接点Bは、出力バッファ40の出力に接続されている。そして、検出抵抗Rdの両端には差動増幅回路95が接続されており、検出抵抗Rdを流れる電流の大きさに応じた出力電圧が、A/Dコンバータ30を介してマイクロコンピュータ10に入力される。
この構成により、スイッチ91,92の接点がA−C間接続の場合には、基準センサ2の検出信号がそのままECU3に出力(スルー出力)されるとともに、差動増幅回路95により検出信号の大きさが検出(モニタ)されて、マイクロコンピュータ10に入力される。一方、スイッチ91,92の接点がA−B間接続の場合には、基準センサ2からの検出信号が基準信号としてマイクロコンピュータ10に入力され、その基準信号をもとに生成される模擬信号がECU3に対して出力(変換出力)される。このように、SW回路部90は、基準センサ2から出力される検出信号をECU3にスルー出力するか、あるいはその検出信号をもとに模擬信号を生成してECU3に変換出力するかの切り換えを行う。
このような構造をなす劣化シミュレータ1において、上記のSW回路部90におけるスルー出力または変換出力の切り換えは、マイクロコンピュータ10にて実行される模擬信号生成プログラムにしたがって行われる。以下、図2,図3を参照し、模擬信号生成プログラムの動作について説明する。なお、フローチャートの各ステップを「S」と略記する。また、模擬信号生成プログラムにおいて使用される「活性フラグ」は、基準センサ2のセンサ素子(図示外)が活性化したと判断された場合に立てられるフラグであり、初期値(活性化の判定前)には0がセットされる。
自動車のエンジンが駆動されると、ECU3の起動とともに、図示しないセンサ制御装置(本実施の形態ではECU3に搭載されている。)が駆動され、ガスセンサ(ここでは基準センサ2)の活性化が開始される。具体的に、ECU3により、基準センサ2に内蔵されたヒータに電力が供給され、センサ素子の加熱が開始される。センサ制御装置は、基準センサ2のセンサ素子に微小電流を流し、ECU3は、出力される検出信号の値に基づいて、センサ素子が活性化したか否かの判断を行う。その基準センサ2とECU3との間に接続された劣化シミュレータ1は、ECU3の起動前、あるいはECU3の起動にあわせて電源が投入され、図2に示す、模擬信号生成プログラムの実行が開始される。
図2に示す、模擬信号生成プログラムが実行されると、まず、初期化処理が行われる(S1)。この初期化処理では、上記した活性フラグの他に、後述するS11の模擬信号生成処理などで使用される各種変数やフラグ、カウンタ等の記憶エリアがRAM13に確保され、初期値が設定される。また、後述するS5〜S15の処理を一定時間(サンプリング時間)ごとに繰り返し実行するため、計時用のタイマーをスタートさせる。
また、マイクロコンピュータ10のポートからSW回路部90の制御信号が出力され、SW回路部90のスイッチ91,92の接点間の接続が、ともに、接点A−C間を接続するように切り換えられる。これにより、基準センサ2がECU3に対してスルー出力を行えるように、両者の電気的な接続がなされる(S3)。なお、S3でスルー出力に設定し接点A−C間を接続させてスルー出力を行わせるCPU11が、本発明における「基準信号出力手段」に相当する。
次に、基準センサ2の出力の取得が行われる(S5)。上記のように、基準センサ2には、ECU3のセンサ制御装置(図示外)からセンサ素子の活性判定用の微小電流が流されている。スルー出力に設定されているので検出抵抗Rdにはその微小電流が流れており、差動増幅回路95により検出抵抗Rdの両端に生ずる電位が検出される。この検出抵抗Rdの両端の電位は、A/Dコンバータ30を介してデジタル値に変換され、マイクロコンピュータ10に入力されている。S5では、入力された検出抵抗Rdの両端の電位をRAM13に記憶する処理が行われる。
次のS7では活性フラグの状態が確認され、まだ活性判定が行われていない初回実行時には活性フラグの値が0であるのでS9に進み(S7:NO)、図3に示す活性判定処理のサブルーチンがコールされる(S9)。図3に示すように、活性判定処理では、S5で取得された活性前の基準センサ2の出力値が規定値と比較される(S31)。この規定値は、センサ素子が十分に加熱され活性化したとみなせる状態において基準センサ2の出力値の取り得る値に対し、そのしきい値として、あらかじめ設定されたものである。センサ素子の活性化前では、基準センサ2の出力値は規定値よりも小さく(S31:NO)、スルー出力を継続(接点A−C間の接続を維持)するため、そのままメインルーチンに戻る。メインルーチンではS15に進み、サンプリング時間(例えば10msec)の経過を待って(S15:NO)、タイマーのリセット後にS5に戻る(S15:YES)。なお、S9において図3の活性判定処理をコールしてセンサ素子の活性判定を行うCPU11が、本発明における「判定手段」に相当する。
S5,S7,S9,S15が繰り返し実行される間に基準センサ2の出力値が基準値以上となり、S9からコールされる図3の活性判定処理において、S31で、センサ素子が活性化したと判断されると(S31:YES)、活性フラグに1が記憶され(S33)。さらに変換出力の設定がなされる(S35)。すなわち、マイクロコンピュータ10のポートからSW回路部90の制御信号が出力され、SW回路部90のスイッチ91,92の接点間の接続が、ともに、接点A−B間を接続するように切り換えられる。これにより、基準センサ2から出力される検出信号が、基準信号として、入力インターフェイス20およびA/Dコンバータ30を介してA/D変換され、マイクロコンピュータ10に入力されるようになる。なお、S35で変換出力に設定し接点A−B間を接続させて変換出力を行わせるCPU11が、本発明における「模擬信号出力手段」に相当する。
S35の後、メインルーチンに戻ってS15へ進み、サンプリング時間の経過を待ってS5に戻る。今度は活性フラグが1となっているのでS7からS11に進み(S7:YES)、模擬信号生成処理が実施される(S11)。
なお、上記したように、模擬信号とは、ガスセンサが劣化したときに出力する劣化信号(正常時とは異なった変化を示す検出信号)を模擬したものであり、例えば信号値の変化に遅れやなまりが生じたり、ゲインが異なったりする状態を再現したものである。模擬信号の具体的な生成方法については公知であり、例えば、特開2007−315210号公報に開示する劣化信号発生装置における劣化信号の生成方法を用いることができる。よって、S11における模擬信号生成処理の具体的な内容(方法)についての説明(変数等も含む)は省略する。なお、S11において基準信号をもとに模擬信号を生成するCPU11が、本発明における「生成手段」に相当する。
生成された模擬信号は、D/Aコンバータ50および出力バッファ40を介し、SW回路部90のスイッチ92を通じてECU3に出力される(S13)。そしてS15に進み、サンプリング時間の経過を待ってS5に戻る。以降は同様に、S5,S7,S11,S13,S15が繰り返し実行されて、基準信号をもとにした模擬信号の生成が継続され、ECU3に出力される。
以上説明したように、劣化シミュレータ1では、ECU3が起動した際には、基準センサ2の出力を直接ECU3に入力させるスルー出力が行われるので、活性前の基準センサ2の出力(基準信号)をもとに模擬信号が生成されることがない。つまり、基準センサ2が非活性の場合には、基準信号が非加工のままECU3に入力されるのである。したがって、ECU3(より具体的にはECU3に搭載されるセンサ制御装置)における基準センサ2のセンサ素子の活性判定に対し劣化シミュレータ1が影響を与えることがなく、誤判定される虞を軽減できる。さらに、劣化シミュレータ1では、基準センサ2の出力をモニタして独自にセンサ素子の活性判定を行い、非活性のうちは、スルー出力を維持する。そして、センサ素子が活性化したら、基準センサ2の出力が、劣化シミュレータ1を介してECU3に入力される変換出力となるように、SW回路部90の制御を行ってスイッチ91,92の接続を切り換える。つまり、劣化シミュレータ1は、センサ素子が非活性のうちはスルー出力を行い、活性化したら確実に変換出力に切り換え、ECU3に対し模擬信号を出力することができるのである。
なお、本発明は上記実施の形態に限られず、各種の変形が可能である。図3に示した活性判定処理では、活性前の基準センサ2の出力値をモニタし、規定値以上となったらセンサ素子が活性化したと判定したが、活性化の有無の判定はこの方法に限るものではない。
例えば、本実施の形態では、基準センサ2の出力値が規定値以上となったらセンサ素子が活性化したと判定したが、もちろん、基準センサ2の出力値が活性化の過程で小さくなっていくタイプのガスセンサであれば、その出力値が規定値以下となった場合にセンサ素子が活性化したと判定すればよい。また、基準センサ2の出力値の最大値と最小値との差分を求め、その差分が規定値以上となったら活性化したと判定してもよい。あるいは、基準センサ2の出力値の変化の状態や度合いが予め定められた規定状態になった場合など、出力値の時間変動の状況に応じた活性判定を行ってもよい。
また、図4に示す、活性判定処理のように、センサ素子の活性化を開始してからの経過時間に応じて、センサ素子が活性化したとみなすことによる活性判定を行ってもよい。具体的にCPU11は、模擬信号生成プログラムの実行を開始して活性前の基準センサ2の出力値をモニタし、センサ素子への通電開始後、初めて活性判定処理が実行された場合にのみタイマーを開始する(S41:YES,S43)。このときはまだ規定時間に満たないので(S45:NO)、そのままメインルーチン(図2参照)に戻る。以後も、規定時間に満たないうちは(S41:NO,S45:NO)、そのままメインルーチンに戻る。その間、劣化シミュレータ1ではスルー出力が維持される。そして、センサ素子への通電を開始して規定時間が経過したら(S45:YES)、センサ素子が活性化したとみなし、活性フラグを1にし(S47)、さらに変換出力の設定を行って(S49)、メインルーチンに戻る。以後、劣化シミュレータ1では、変換出力が行われるようになる。
このように、経過時間に基づく活性判定処理を行えば、劣化シミュレータ1において、活性前の基準センサ2の出力値をモニタする必要がない。このため、図1のSW回路部90において、検出抵抗Rdや差動増幅回路95の構成が不要である。また、模擬信号生成プログラムにおいても、センサ素子の非活性時にセンサ出力を取得したり、センサの出力を用いた活性判定に伴う各種演算等を行ったりせずともよく、簡易な処理でセンサの活性判定を行うことができる。
また、通常、ECU3(あるいはセンサ制御装置(図示外))において、センサ素子の活性化の有無の判定が行われているが、その判定結果をもって、模擬信号生成プログラムにおける活性判定を行ってもよい。劣化シミュレータ1では、模擬信号生成プログラムの実行開始後にスルー出力が行われるので、ECU3(またはセンサ制御装置)では、基準センサ2の検出信号に基づく正確なセンサ素子の活性判定が行われる。そこで、ECU3においてセンサ素子の活性化を検知したら活性化信号を出力させ、劣化シミュレータ1で、その活性化信号を受信したら、センサ素子の活性化時の処理を行えばよい。この場合も、上記同様、劣化シミュレータ1において活性前の基準センサ2の出力値をモニタする必要がないため、上記同様、図1のSW回路部90において、検出抵抗Rdや差動増幅回路95の構成が不要である。その代わりに、ECU3(またはセンサ制御装置)からマイクロコンピュータ10に、活性化信号を入力させる(図1において点線の矢印で示す。)。
そして、模擬信号生成プログラムでは、S9(図2参照)の活性判定処理を、図5のフローチャートのように行えばよい。具体的に、模擬信号生成プログラムの実行開始後、活性判定処理(図5参照)では、ECU3(またはセンサ制御装置)から活性化信号を受信しなければ(S51:NO)、そのままメインルーチン(図2参照)に戻る。活性フラグが初期状態すなわち0であるので、メインルーチンではスルー出力が継続される(S7:NO)。そしてCPU11は、ECU3から活性化信号を受信したら(S51:YES)、センサ素子が活性化したとみなし、活性フラグを1にし(S53)、さらに変換出力の設定を行って(S55)、メインルーチンに戻る。以後、劣化シミュレータ1では、変換出力が行われるようになる。
このように、基準センサ2の活性判定をECU3に委ね、活性化信号の受信に基づく活性判定処理を行えば、劣化シミュレータ1においては活性前の基準センサ2の出力値をモニタする必要がない。このため、上記同様、図1のSW回路部90において、検出抵抗Rdや差動増幅回路95の構成が不要である。また、模擬信号生成プログラムにおいても、単に活性化信号の受信の有無による簡易な処理でセンサの活性判定を行うことができる。さらに、模擬信号の出力を開始するタイミング(スルー出力から変換出力に切り換えるタイミング)を、ECU3の把握する、基準センサ2が活性化したタイミングに同期させることができる。
また、本実施の形態では、模擬信号生成プログラムを実行することでソフトウェア的に基準信号から模擬信号を生成したが、ロジック回路を構成したアナログまたはデジタル回路を作製し、模擬信号の生成を行ってもよい。また、例えばUSBやRS262C等の入出力インターフェイスを備え、対応するケーブルを用いてパーソナルコンピュータに接続し、設定値等の入力や表示確認等を行ってもよい。また、基準センサ2の基準信号や、生成した模擬信号をその入出力インターフェイスを介してパーソナルコンピュータに出力し、パーソナルコンピュータ上で出力波形を生成してモニタリングできるようにしてもよいし、もちろん、表示部80に出力波形を表示させてもよい。
1 劣化シミュレータ
2 基準センサ
3 ECU
11 CPU
90 SW回路部
91,92 スイッチ

Claims (4)

  1. 内燃機関の排気ガス中の特定成分の濃度に基づき当該排気ガスの空燃比を検出するガスセンサが劣化した状態において出力する劣化信号を模擬した模擬信号を生成する模擬信号生成装置であって、
    前記ガスセンサと同構成をなし、排気ガス中の特定成分の濃度に関連した基準信号を出力する基準センサから前記基準信号を取得し、その基準信号をもとに、所望の劣化状態を反映した前記模擬信号を生成する生成手段と、
    当該生成手段によって生成された前記模擬信号を出力する模擬信号出力手段と、
    前記基準センサから出力される前記基準信号を、前記生成手段を介さずに出力する基準信号出力手段と、
    前記基準センサが活性化したか否かを判定する判定手段と、
    を備え、
    当該判定手段による判定の結果、前記基準センサが非活性である場合には、前記基準信号出力手段を用いて前記基準信号の出力が行われ、前記基準センサが活性化した場合には、前記模擬信号出力手段を用いて前記模擬信号の出力が行われることを特徴とする模擬信号生成装置。
  2. 前記判定手段は、前記基準センサが出力する前記基準信号の状態が、予め定められた規定状態になったら、前記基準センサが活性化したと判定することを特徴とする請求項1に記載の模擬信号生成装置。
  3. 前記判定手段は、前記基準センサへの通電開始後、予め定められた規定時間が経過したら、前記基準センサが活性化したと判定することを特徴とする請求項1または2に記載の模擬信号生成装置。
  4. 前記判定手段は、前記基準信号出力手段の出力する前記基準信号を受信する外部装置が、前記基準信号に基づき行う活性化判断の結果、前記基準センサが活性化したと判断した場合に出力する判断信号を受信したら、前記基準センサが活性化したと判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の模擬信号生成装置。
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