JP2010168850A - 柱主筋継手のグラウト用型枠の支持方法と、位置固定治具及びグラウト用型枠ユニット - Google Patents

柱主筋継手のグラウト用型枠の支持方法と、位置固定治具及びグラウト用型枠ユニット Download PDF

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【課題】柱主筋継手のグラウト用型枠の支持方法とその装置を提供する。
【解決手段】プレキャスト柱20の下端面と前記下部構成部材24の上面との間の目地空間25の周囲を閉蓋する型枠2を位置固定する型枠支持方法において、型枠2を前記プレキャスト柱20の下部周囲に敷設した後、L字型で係止溝を外周部に有する金属棒3の片側棒部の一部を柱主筋継手のグラウト注入口26に差し込むとともに、他側棒部を前記型枠2の側壁面に向けて且つ若干の隙間を有して対峙させ、前記金属棒3の片側棒部の下端と前記型枠2の上面との間の隙間にクサビ4を打ち込み、前記金属棒3の他側棒部の内側端と前記型枠2の側壁面との隙間にクサビ4を打ち込み、前記型枠2により目地空間25の周囲を閉蓋する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プレキャストコンクリート柱(以下、PC柱という)の上下接合における、機械式継手による主筋継手のグラウト用型枠の支持方法と、その支持方法に使用する位置固定治具とグラウト用型枠ユニットとに関するものである。
従来、PC柱の上下接合において、機械式継手による柱主筋同士の接合のため、継手用スリーブに無収縮モルタル(以下、単にモルタルという)を充填するには、図9(A)に示すように、下部構成部材24との間に設けられる目地空間25を塞ぐために、PC柱20の下部に型枠21を敷設する。この型枠21の位置固定には、釘31を下部構成部材24に打ち込んで位置固定したり、同図9(B),(C)に示すように、アンカーボルト23を下部構成部材24に打って固定し、クサビ32を前記アンカーボルト23と型枠2の外側側面との間に打ち込んで固定したりするものである。
前記PC柱20に型枠21を設置した後、柱角部のスリーブ用注入口26から高流動性の無収縮モルタル8を注入する。このモルタルは、前記注入口26からスリーブ27に流入し、下方の目地空間25に流れ込む。そして、前記モルタルがこの目地空間を充満させた後、この目地空間25に下端開口部が連通している各スリーブ27a〜27e…に、前記モルタルが浸入して上昇する。
各スリーブ27a〜27e…における下側の注入口で、実際にはモルタル充填に使用しない注入口には止栓29、例えばゴム栓(特開2006−104822号)が閉蓋されており、前記モルタルが各スリーブの中を充填して上部に至り、やがて、各スリーブの上側の排出口28から外部に開口している排出口から出てくる。全てのスリーブ27,27a,27e、…からモルタルが出てきたことを確認して、モルタルの圧入作業が終了する。前記各排出口には止栓29が閉蓋される。
上記のようにして、目地空間25にモルタルが充填されるが、モルタルの注入圧力は充填するに従って上昇し、60N/mm以上にもなることがあり、その充填圧力により前記型枠の特に長手方向中央部が膨らむおそれがある。そこで、前記アンカーボルト23によりしっかりと押さえつけることで、前記型枠21の膨らみを防止するものである。この型枠21としては、例えば、モルタルを硬化させて型枠とするものも知られている(特許文献1)が、コスト及び施工の作業効率の点から、木製型枠が主に使用されているものである。
特開2004−278211号公報
しかし、従来の柱主筋継手のグラウト用型枠の支持方法では、下部構成部材24に孔を撥(はつ)り、アンカー用ナット22を埋め込み、アンカーボルト23を前記ネットにねじ込んで植設しているので、コストが嵩むばかりでなく、躯体に傷を付けることがあり、手間が掛かって工期が長くなるので、極めて作業性の悪いものである。本発明に係る柱主筋継手のグラウト用型枠の支持方法とその装置は、このような課題を解決するために提案されたものである。
本発明に係る柱主筋継手のグラウト用型枠の支持方法の上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、プレキャスト柱を下部構成部材と接合させる際に、前記プレキャスト柱の下端面と前記下部構成部材の上面との間の目地空間の周囲を閉蓋する型枠を位置固定する型枠支持方法において、型枠を前記プレキャスト柱の下部周囲に敷設した後、L字型で係止溝を外周部に有する金属棒の片側棒部の一部を柱主筋継手のグラウト注入口に差し込むとともに、他側棒部を前記型枠の側壁面に向けて且つ若干の隙間を有して対峙させ、前記金属棒の片側棒部の下端と前記型枠の上面との間の隙間にクサビを打ち込み、前記金属棒の他側棒部の内側端と前記型枠の側壁面との隙間にクサビを打ち込み、前記型枠を目地空間の周囲を閉蓋するように位置固定することである。
前記型枠は、隣接して略直交する2辺の長さに対応して目地空間を閉蓋する型枠部材同士がボルト・ナットにより予め連結されていること、;また、前記型枠における少なくとも目地空間側の側壁面には、緩衝材が粘着テープで貼着され、更に前記粘着テープの外側に剥離材としてのテープが貼着されていることを含むものである。
本発明に係る柱主筋継手のグラウト用型枠の位置固定治具の要旨は、プレキャスト柱の下部周囲に敷設した目地空間閉蓋用の型枠を位置固定する位置固定治具であって、L字型で係止溝を外周部に有する金属棒と、前記金属棒の片側棒部の下端と前記型枠の上面との間の隙間に打ち込まれるクサビと、前記金属棒の他側棒部の内側端と前記型枠の側壁面との隙間に打ち込まれるクサビとから構成されることである。
本発明に係るグラウト用型枠ユニットの要旨は、前記柱主筋継手のグラウト用型枠の位置固定治具と、プレキャスト柱の各辺の長さに対応して目地空間を閉蓋するように隣接部材同士が連結される型枠とからなることである。更に、前記連結されている型枠部材同士の連結部において、一方向に位置調節を可能にする長孔が設けられていることを含むものである。
本発明の柱主筋継手のグラウト用型枠の支持方法とその位置固定治具、およびグラウト用型枠ユニットによれば、型枠の位置固定作業が、容易且つ作業性が良く、飛躍的な工期の短縮となる。L字型の金属棒とクサビとで型枠を強固に位置固定して、グラウト時の型枠中央部の膨らみを防止する。その結果、グラウトの流出を限りなく軽減することができる。
また、前記型枠は、隣接して略直交する2辺の型枠部材同士がボルト・ナットにより予め連結されているので、プレキャスト柱の目地空間に敷設する作業が能率的となり、作業工数短縮に貢献する。更に、型枠に剥離材を貼着しておくので、モルタルをグラウトした後に撤去して他に転用する際も、モルタルに接する側壁面を綺麗に後始末をすることができる。
前記グラウト用型枠の位置固定治具は、金属棒とクサビにより、グラウト注入口を形成する塩化ビニール管の内周壁面に金属棒の係止溝が食い込み、位置固定作用をする。これが極めて手間が掛からず作業工数削減に貢献する。
グラウト用型枠ユニットにより、プレキャスト柱に型枠をセットする道具が一式揃い、目地空間の閉蓋作業が容易となり、繰り返し使用することができてランニングコストも廉価になる。更に、型枠等の廃材の発生が少なく、後始末が容易になるばかりでなく地球環境にも優しいものとなる。
本発明に係る柱主筋継手のグラウト用型枠の型枠ユニットについて説明する。この型枠ユニット1は、図1に示すように、プレキャスト柱20の1辺の長さに対応して目地空間25を閉蓋する型枠2と、この型枠2を押さえつけて動かないように位置固定する位置固定治具3、4とから構成される。
前記型枠2は、木製,金属製,合成樹脂製などで形成され、図2(A)に示すように、PC柱20の目地空間25を閉蓋するに十分な大きさで細長い矩形状,楕円形状,多角形状,円柱状等の断面形状をした枠体である。そして、運搬や収納形態の利便性を考慮して、隣接して略直交してPC柱20の2辺に対応する型枠2,2同士がボルト・ナット5a,5b,5c,6により連結されている。図2(A)に示すように、ボルト5aは、その頭部が型枠2の内側面側に設けた座繰り部に収められ、突出しないようにしている。また、ボルト6は、図2(B)に示すように、ネジ部6aを有して片側端部にリング部6bを有したマルカン金物である。
また、前記型枠2においては、連結される型枠部材同士の連結部2aにおいて、図2(C)に示すように、一方向に位置調節を可能にする、任意の長さに設定される長孔2bが設けられている。この型枠2を実施例では、図2(D)に示すように、少なくとも目地空間25側に向けられる側壁面2cには、ウレタン等の緩衝材8が粘着テープ9で貼着され、更に前記粘着テープ9の外側に剥離材としてのテープ(例えばビニールテープ)10が貼着されている。また、この側壁面2cに直交する下面にも、前記緩衝材8があれば、床面に不陸があってもこれを吸収して床面に型枠2を載置することができる。これらは、作業性向上の為に設けられるものである。
前記L字型で係止溝を外周部に有する型枠固定材兼用の係止栓としての金属棒3は、図3に示すように、その外周の全長に亘り係止溝としてのネジ溝3aを有している。この金属棒3の大きさは、一例として、その直径が約20mm、直線部aが80〜100mm、直線部bが60〜70mm程度である。このピッチの狭いネジ溝が、注入口26を形成する塩化ビニール管等の合成樹脂製管の内周壁面に良く食い込んで、引っかかり、外に抜けにくくなるものである。
前記クサビ4は、図4と図6とに示すように、前記金属棒3の片側棒部の下端と前記型枠2の上面との間の隙間に打ち込まれるものである。このクサビ4は、主に木製であり、その他、合成樹脂製、金属製等である。その大きさは、使用状態に応じて適宜なものが使用される。
また、前記クサビ4は、図6に示すように、前記金属棒3の他側棒部の内側端と前記型枠の側壁面(側壁面2cの対向面)との隙間に打ち込まれるものである。
また、前記金属棒3の補助として、図5(A)〜(C)に示すように、合成樹脂製のL字型の係止栓7を使用する。この係止栓7は、片側の直線部の長さcが約85〜100mm程度で、直径が約20mmである。また、その外周部には、片側の棒部外周面に平坦面7aが形成され、他側の棒部の内周面に平坦面7bが形成されている。この平坦面7aは、前記注入口26に差し込んだ際のエアー抜きとなり、前記平坦面7bは、型枠2の当接させる際の当接面となる。
更に、前記係止栓7の片側の先端部7cは、テーパ部となっている。これにより、プレキャスト柱20内のスリーブ27における注入口26に栓として使用された際に、押し出される空気の導出部となり、スムーズにエアー抜きされる。
以上のようにして構成される型枠ユニット1を使用して、PC柱20の柱主筋継手にグラウトする方法を説明する。まず、PC柱20を下部構成部材のPC柱24と接合させる際に、前記PC柱20の下端面と前記下部構成部材24の上面との間の目地空間25の周囲を閉蓋する型枠2を位置固定する。
この型枠支持方法は、図1乃至図2に示すように、前記型枠2を、側壁面2cを目地空間25に向けて、前記プレキャスト柱20の下部周囲に敷設する。PC柱20の2辺に合わせて床に載置し、ボルト5aにマルカン金物6のリング状部分を挿通しそのネジ部を長孔2bに貫通させて、ナット5b,5cでそれぞれ締結する。型枠2は、直交して隣接する型枠2,2同士が予めボルト・ナットにより緩く連結され収納されており、これを広げて、PC柱20の下部で2辺にあてがうものである。
次に、図6に示すように、L字型でネジ溝等の係止溝3aを外周部に有する金属棒3の片側棒部の一部を柱主筋継手(スリーブ27)のグラウト注入口26に差し込むとともに、他側棒部を前記型枠2の側壁面に向けて且つ若干の隙間を有して対峙させる。尚、1箇所の注入口26は、モルタル注入のために開けておく。
そして、クサビ4を用意して、前記金属棒3の片側棒部の下端と前記型枠2の上面2dとの間の隙間にハンマー等で叩いて打ち込む。これにより、図6(B),(C)に示すように、金属棒3のネジ溝3aが上に押しつけられ、注入口26の塩化ビニール管(図7参照)26aの内周壁面に食い込み、外に抜け出ないようになる。
そして、前記金属棒3の他側棒部の内側端と前記型枠2の側壁面2eとの隙間にクサビ4をハンマー等で叩いて打ち込む。これにより、前記型枠2が、上下方向において下に抑えられ、水平方向においてPC柱2の目地空間25を塞ぐように押しつけられる。なお、金属棒3は、PC柱20の各1辺において、2箇所程度に取り付ければ良く、他の注入口26には、合成樹脂製の係止栓7が差し込まれる。
このようにして、前記PC柱2の周囲に、前記型枠2が設置されて、目地空間25の周囲を閉蓋するように位置固定されるものである。この型枠支持方法により、その位置固定の作業性が飛躍的に向上し、下部構成部材にアンカーを打って位置固定していた従来例の作業時間に比し、約1/10〜1/20程度に作業工数を短縮させることができる。
前記型枠2の設置が完了してから、図1に示すように、係止栓7を注入口26に差し込み、更に、ゴム栓29を排出口28に差し込み、PC柱2の下側の注入口26の1箇所からホース11を差し込んで、モルタルを注入装置で圧送して注入する。
前記モルタルは、図7に示すように、一つのスリーブ27に入り込んで下方に向かい、このスリーブ27の底部開口部に連通している目地空間25に流入する。そして、この目地空間25にモルタルが充填されて満たし、そのモルタル面が上昇して、前記目地空間25から各スリーブ27の底部開口部から浸入して上昇する。
前記各スリーブ27におけるモルタルの上昇に伴い、スリーブ27内の空気は、排出口28から各止栓(例えば、ゴム栓やプラスチック製栓)29のテーパ状の平坦面に形成された切欠き部29aから抜け出るものである。また、モルタルを注入している注入口以外の、他の注入口26では、塩化ビニール管26aに浸入すると、塩化ビニール管26aが22φ,金属棒3が20φ,クサビで固定されて前記金属棒3は塩化ビニール管26a内で傾いて固定された状態になる。その結果、径の差による2mmのクリアランスと前記金属棒3の傾きによってエアーが抜ける。また、係止栓7においては、上部の平坦面7aから空気が抜け出す。
このようにして、各スリーブ27内がモルタルで充填されると、上部の排出口28からモルタルのノロが出てくるようになると、全箇所のノロが確認できたら圧入ポンプのスイッチを入れ、注入ホースの差してある所の上部排出口の止栓を開け、不要なエアーを排出し、圧入ポンプを止め止栓して注入終了となる。その後、養生して、モルタルが硬化するのを待つ。
前記養生期間が経過した後、前記止栓29や係止栓7を外し、クサビ4をハンマーなどで叩いて抜き、型枠2のボルト5a,6・ナット5b,5cの締結を緩めたり外したりする。モルタルに対して離型材のビニールテープ10が在るので、モルタルが型枠2の側壁面2cに付着することなく、綺麗な状態で型枠2をPC柱20から外すことができる。この外した矩形状の型枠2を対角線状に2分割してこれを棒状に折りたたんで収納する。この型枠ユニット1は、他の箇所や工事現場に転用するものである。
本発明の柱主筋継手のグラウト用型枠の支持方法に係る他の実施例として、図8に示すように、PC柱20の下部において床面の一部に段差がある場合に実施する方法を説明する。図示するように、PC柱20の下部の目地空間25を閉蓋するように、型枠ユニット1の型枠2をボルト5a・ナット5b,5cで周囲を覆って位置固定する。図8において右側の床面のある側で、位置固定治具3と型枠2との間にクサビ4を打ち込み、型枠2をしっかりと固定する。その後、図面左側の段差部分において、クサビ4を位置固定治具3と型枠2の上面または側壁面との間に交互に打ち込んで、型枠2を固定する。その後、グラウトの注入口26からモルタル等のグラウト材を注入するものである。このように、PC柱20の下部に段差部分が一部にある場合でも、本発明に係る型枠ユニット1による支持方法を適用できて、迅速にグラウト作業ができるとともに廃材等の発生を抑えることができるものである。
なお、前記PC柱20,20の目地空間25が、床面よりも上部位置にある場合においても、型枠ユニット1の型枠2をボルト5a・ナット5b,5cで目地空間25の周囲を覆ってしっかりと位置固定し、その後、クサビ4で位置固定治具3を取り付けて、型枠2全体を固定することで、グラウト作業を行うものである。
本発明に係る柱主筋継手のグラウト用型枠の支持方法を説明する正面視の断面を示す説明図である。 同本発明に係る型枠ユニット1を構成する型枠2を矩形状に連結した状態の平面図(A)、マルカン金物6の平面図(B)、化田和2の連結部2aにおける長孔2bの正面図(C)、型枠2の側壁面2cの養生の状態を示す断面図(D)である。 位置固定治具である金属棒3の正面図である。 位置固定治具であるクサビ4の斜視図である。 係止栓7の正面図(A)と、側面図(B),(C)とである。 本発明に係る型枠ユニット1の使用状態を示す(A),(B),(C)である。 モルタルによる、目地空間25とスリーブ27とに充填される様子を断面図で示す説明図である。 本発明の他の実施例を示す説明図である。 従来例における型枠支持方法を説明する説明図(A),(B),(C)である。
1 型枠ユニット、
2 型枠、 2a 連結部、
2b 長孔、 2c 側壁面、
2d 上面、
3 位置固定治具(金属棒)、 3a 係止溝、
3b ナット、
4 位置固定治具(クサビ)、
5a ボルト、 5b ナット、
5c ナット、
6 ボルト(マルカン金物)、 6a ネジ部、
7 係止栓、 7a 平坦面、
7b 平坦面、 7c 先端部、
8 緩衝材、
9 粘着テープ、
10 剥離材(ビニールテープ)、
11 ホース、
20 プレキャスト柱、
21 型枠、
22 ナット、
23 アンカーボルト、
24 下部構成部材のPC柱、
25 目地空間、
26 注入口、
27 スリーブ、 27a〜27e スリーブ、
28 排出口、
29 止栓。

Claims (6)

  1. プレキャスト柱を下部構成部材と接合させる際に、前記プレキャスト柱の下端面と前記下部構成部材の上面との間の目地空間の周囲を閉蓋する型枠を位置固定する型枠支持方法において、
    型枠を前記プレキャスト柱の下部周囲に敷設した後、
    L字型で係止溝を外周部に有する金属棒の片側棒部の一部を柱主筋継手のグラウト注入口に差し込むとともに、他側棒部を前記型枠の側壁面に向けて且つ若干の隙間を有して対峙させ、
    前記金属棒の片側棒部の下端と前記型枠の上面との間の隙間にクサビを打ち込み、
    前記金属棒の他側棒部の内側端と前記型枠の側壁面との隙間にクサビを打ち込み、
    前記型枠を目地空間の周囲を閉蓋するように位置固定すること、
    を特徴とする柱主筋継手のグラウト用型枠の支持方法。
  2. 型枠は、隣接して略直交する2辺の長さに対応して目地空間を閉蓋する型枠部材同士がボルト・ナットにより予め連結されていること、
    を特徴とする請求項1に記載の柱主筋継手のグラウト用型枠の支持方法。
  3. 型枠における少なくとも目地空間側の側壁面には、緩衝材が粘着テープで貼着され、更に前記粘着テープの外側に剥離材としてのテープが貼着されていること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の柱主筋継手のグラウト用型枠の支持方法。
  4. プレキャスト柱の下部周囲に敷設した目地空間閉蓋用の型枠を位置固定する位置固定治具であって、
    L字型で係止溝を外周部に有する金属棒と、
    前記金属棒の片側棒部の下端と前記型枠の上面との間の隙間に打ち込まれるクサビと、
    前記金属棒の他側棒部の内側端と前記型枠の側壁面との隙間に打ち込まれるクサビとから構成されること、
    を特徴とする柱主筋継手のグラウト用型枠の位置固定治具。
  5. 請求項4に記載の柱主筋継手のグラウト用型枠の位置固定治具と、
    プレキャスト柱の各辺の長さに対応して目地空間を閉蓋するように隣接部材同士が連結される型枠とからなること、
    を特徴とするグラウト用型枠ユニット。
  6. 連結されている型枠部材同士の連結部において、一方向に位置調節を可能にする長孔が設けられていること、
    を特徴とする請求項5に記載のグラウト用型枠ユニット。
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