JP2008127897A - 型枠保持具及びこの型枠保持具を用いたコンクリート構造物の構築方法、並びにこの構築方法により構築されるコンクリート構造物 - Google Patents
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Abstract
【課題】硬化したコンクリートから短時間で容易に撤去可能な型枠保持具及びこの型枠保持具を用いたコンクリート構造物の構築方法を提供する。
【解決手段】型枠保持具1は、筒状の連結材4と、連結材4内を挿脱可能で、外型枠2と内型枠3とを連結して締め付けるための締結具5とを備える。連結材4は中空の塩ビ管であり、この塩ビ管の外周面はコンクリートとの密着性を向上させるために外周面に溝を有するシースで覆われている。締結具5は、ねじ部を有する雄部材7と、雄部材7のねじ部と螺合する雌部材8とから構成され、内型枠3、連結材4内及び外型枠2を貫通して外型枠2と内型枠3との間に亘るように取り付けられる。
【選択図】図1
【解決手段】型枠保持具1は、筒状の連結材4と、連結材4内を挿脱可能で、外型枠2と内型枠3とを連結して締め付けるための締結具5とを備える。連結材4は中空の塩ビ管であり、この塩ビ管の外周面はコンクリートとの密着性を向上させるために外周面に溝を有するシースで覆われている。締結具5は、ねじ部を有する雄部材7と、雄部材7のねじ部と螺合する雌部材8とから構成され、内型枠3、連結材4内及び外型枠2を貫通して外型枠2と内型枠3との間に亘るように取り付けられる。
【選択図】図1
Description
本発明は、コンクリート構造物を構築する際に使用する型枠を所定の間隔で保持するための型枠保時具及びこの型枠保持具を用いたコンクリート構造物の構築方法、並びにこの構築方法により構築されるコンクリート構造物に関する。
従来より、コンクリート構造物の壁や梁等を構築する際は、外型枠及び内型枠を配置し、この型枠間を一定に保持するための型枠保持具で型枠を保持し、型枠間にコンクリートを打設し、コンクリートの硬化後、型枠を取り外す方法が用いられれている。型枠保持具として、例えば、座金付きのセパレータが用いられており、型枠を取り外した後のコンクリートは、図5に示すように、セパレータ9の端部がコンクリート壁50の表面から突出しているために、この突出部分を除去する必要がある。この突出部分は、ハンマー51で切断する方法により除去されていた。
特開平11―29993号公報
しかしながら、上記のセパレータの先端をハンマーで切断する方法では、ハンマーを振り下ろしてセパレーターを切断するために必要な打撃力をセパレーターに与える必要があり、労力を要する。そして、コンクリートの構築箇所によっては、スラブ下や梁側面等の高所で切断作業を行わなければならず、空振りによる転倒、墜落等の危険を伴うという問題点があった。また、狭い場所ではハンマーを振り下ろすための作業領域が制約され、セパレーターに十分な打撃力を与えることができず、何回も打撃を繰り返さなければならないという問題点があった。さらに、切断作業は手作業による重労働であり、セパレータの使用数に比例して作業量も多くなって時間と手間がかかり作業効率が悪いという問題点があった。
また、都心においては、隣接するビル同士が近接しており、既存のビルと新設するビルとの間に人が入るスペースがなく、コンクリート壁等を構築する際に上述したセパレーターの切断作業等がコンクリート壁の外側では出来ない場合があるという問題点があった。
また、ビル等のコンクリート壁の構築作業は、地上部の壁を構築した後に、この地上部の上階部分を構築するという手順で行われるために、地上部の壁の構築作業が終了すると、型枠を上階部分に移動させる。ところが、上述したようにセパレータの端部がコンクリートの表面から突出しているために、壁面に沿って型枠を上階部分にスライド方式にて移動させると、型枠がセパレーターの突出部に掛かりスライドさせることができないという問題点があった。したがって、型枠を上階部分に移動させる方法として、セパレーターの突出部をかわすために、型枠を解体して壁面から離間させ、上方に運搬して再び組み立てるという盛り替え作業を行うか、又は、型枠をスライドさせるために、すべてのセパレータの突出部を切断するかのいずれかを適宜選択して行っていた。しかし、盛り替え作業及びセパレーターの切断作用共に、手間と時間がかかり、作業効率が悪いという問題点があった。
そこで、本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、硬化したコンクリートから短時間で容易に撤去可能な型枠保持具及びこの型枠保持具を用いたコンクリート構造物の構築方法を提供するすることを目的とするものである。
前記目的を達成するため、本発明の型枠保持具は、コンクリート構造物を構築する際に使用する外型枠と内型枠とを所定の間隔で保持するための型枠保持具であって、前記所定の間隔と略同一の長さを有し、一端が前記外型枠に、他端が前記内型枠に接続されて前記外型枠と前記内型枠との間に設置される筒状の連結材と、前記連結材内を貫通して前記外型枠と前記内型枠との間を亘るように、前記連結材内に挿脱可能に配置されるとともに、前記外型枠と前記内型枠とを連結して締め付けるための締結具とを備えることを特徴とする(第1の発明)。
本発明による型枠保持具によれば、外型枠と内型枠との間に配置される筒状の連結材と、外型枠と内型枠とを締め付けるための締結具とを備えるために、コンクリートを打設しても外型枠と内型枠とを所定の間隔で保持することが可能となる。
そして、締結具は連結材内を挿脱でき、内型枠側から締結具を設置及び撤去することができるために、外型枠の外側での締結具の設置及び撤去等の作業を無くすことが可能となる。また、締結具を型枠内から撤去することができるために、外型枠及び内型枠を移動作業が容易なスライド方式にて移動させることが可能となるとともに、従来のセパレーターの突出部をハンマーで切断するという作業が無くなり、コンクリート構築にかかる作業時間を大幅に短縮することが可能となる。
第2の発明は、第1の発明において、前記連結材は、外周面に溝を有することを特徴とする。
本発明による型枠保持具によれば、連結材は外周面に溝を有するために、打設されたコンクリートに密着することが可能となる。
本発明による型枠保持具によれば、連結材は外周面に溝を有するために、打設されたコンクリートに密着することが可能となる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記締結具は、ねじ部を有する雄部材と、前記雄部材のねじ部と螺合する雌部材とから構成され、前記雄部材の一端を前記内型枠側から前記連結材内に挿入して前記外型枠側に配置された前記雌部材と螺合することにより前記外型枠と前記内型枠との間隔を調整することを特徴とする。
本発明による型枠保持具によれば、雄部材と雌部材とを螺合することにより、締結具の長さを微少に調整することができるために、外型枠と内型枠とを正確に所定の間隔とすることが可能となるとともに、確実に保持することが可能となる。さらに、雄部材を回転させるだけで雌部材から容易に取り外すことが可能となる。
第4の発明は、第1〜第3のいずれかの発明において、前記雄部材は、両端にねじ部を有するセパレーターと、前記セパレーターの一端に螺合するフォームタイとからなることを特徴とする。
本発明による型枠保持具によれば、雄部材を構成するセパレーター及びフォームタイは市販されているために、入手性がよい。
本発明による型枠保持具によれば、雄部材を構成するセパレーター及びフォームタイは市販されているために、入手性がよい。
第5の発明は、第1〜第3のいずれかの発明において、前記雌部材はナットであることを特徴とする。
本発明による型枠保持具によれば、雌部材のナットは市販されているために、入手性がよい。
本発明による型枠保持具によれば、雌部材のナットは市販されているために、入手性がよい。
第6の発明は、第1〜第3のいずれかの発明において、前記雌部材はフォームタイであることを特徴とする。
本発明による型枠保持具によれば、雌部材のフォームタイは市販されているために、入手性がよい。
本発明による型枠保持具によれば、雌部材のフォームタイは市販されているために、入手性がよい。
第7の発明のコンクリート構造物の構築方法は、外型枠と内型枠とを所定の間隔で保持するとともに、外型枠と内型枠との間にコンクリートを打設してコンクリート構造物を構築する方法において、前記所定の間隔と略同一の長さを有し、一端が前記外型枠に、他端が前記内型枠に接続されて前記外型枠と前記内型枠との間に設置される筒状の連結材と、前記連結材内を貫通して前記外型枠と前記内型枠との間に亘るように、前記連結材内に挿脱可能に配置されるとともに、前記外型枠と前記内型枠とを連結して締め付けるための締結具とを備えた型枠保持具を用いて前記外型枠と前記内型枠とを保持し、前記外型枠と前記内型枠との間にコンクリートを打設し、コンクリート硬化後に、前記内型枠側から前記締結具を引き抜くことを特徴とする。
第8の発明は、第7の発明において、前記内型枠側から前記締結具を引き抜いた後に、前記連結材内に充填材を充填することを特徴とする。
第9の発明のコンクリート構造物は、第9の発明のコンクリート構造物の構築方法により構築され、一端が外型枠に、他端が内型枠に接続されて前記外型枠と前記内型枠との間に設置された筒状の連結材内に充填材が充填されてなることを特徴とする。
本発明によれば、型枠保持具を短時間で内型枠側から設置及び撤去することが可能となり、型枠の設置及び撤去の作業効率が向上する。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の第一実施形態に係る型枠保持具を外型枠と内型枠との間に設置した状態を示す図である。
図1は、本発明の第一実施形態に係る型枠保持具を外型枠と内型枠との間に設置した状態を示す図である。
図1に示すように、型枠保持具1は、外型枠2と内型枠3との間に設置される筒状の連結材4と、連結材4内を挿脱可能で、外型枠2と内型枠3とを連結して締め付けるための締結具5とを備える。
連結材4は中空の塩ビ管であり、この塩ビ管の外周面はコンクリートとの密着性を向上させるために外周面に溝を有するシースで覆われている。本実施形態において、塩ビ管は、例えば、外径21mm、内径13mmで肉厚4mmのものを用いた。
締結具5は、ねじ部を有する雄部材7と、雄部材7のねじ部と螺合する雌部材8とから構成され、内型枠3、連結材4内及び外型枠2を貫通して外型枠2と内型枠3との間に亘るように取り付けられる。
締結具5の雄部材7は、両端にねじ部を有するセパレーター9と、このセパレーター9の一端に螺合する公知の座金付きフォームタイ10とからなる。セパレーター9は、打設されたコンクリートの重量により連結材4が下方へ多少移動することを考慮して、コンクリート打設後に連結材4内から抜き出しが容易になるように連結材4の内径より細いものを用いる。本実施形態において、セパレーター9は、例えば、直径7mmのものを用いた。
締結具5の雌部材8は、筒状の形状を有し、内周面及び外周面がねじ切りされている2重ボルトのノニスカボルト11と、このノニスカボルト11の外周面に螺合するナット12とからなる。また、ノニスカボルト11の一端側は外型枠2に埋め込まれるとともに、セパレーター9のねじ部と螺合する。ナット12は、ノニスカボルト11を固定して外型枠2からの抜け出しを防止する。
上述した部材等により構成された締結具5の座金付きフォームタイ10を締め付け方向に回転させてセパレーター9をノニスカボルト11に螺合して締結具5の長さを固定することにより、外型枠2と内型枠3との間隔を保持する。
以下に、本実施形態に係る型枠保持具1を用いてコンクリート壁を構築する方法について説明する。
まず、コンクリート壁の側面を成形するための外型枠2、断熱材13及び内型枠3を所定の位置に立設する。外型枠2及び内型枠3はFRP製のパネルであり、断熱材13は、硬質ウレタンフォームからなる断熱ボードである。断熱材13は、外型枠2と内型枠3との間に内型枠3に当接するように設置される。本実施形態において、例えば、外型枠2と内型枠3との所定の間隔を400mmとし、型枠、断熱材13の厚さは、それぞれ約5mm、約100mmのものを用いた。
まず、コンクリート壁の側面を成形するための外型枠2、断熱材13及び内型枠3を所定の位置に立設する。外型枠2及び内型枠3はFRP製のパネルであり、断熱材13は、硬質ウレタンフォームからなる断熱ボードである。断熱材13は、外型枠2と内型枠3との間に内型枠3に当接するように設置される。本実施形態において、例えば、外型枠2と内型枠3との所定の間隔を400mmとし、型枠、断熱材13の厚さは、それぞれ約5mm、約100mmのものを用いた。
また、外型枠2と内型枠3との間隔と同じ長さである400mmの連結材4の一端を外型枠2の内面に接続し、他端を断熱材13を貫通して内型枠3の内面に接続する。
次に、セパレーター9の一端に座金付きフォームタイ10を螺合し、セパレーター9の他端を内型枠3側から連結材4内に挿入し、ノニスカボルト11と螺合する。ノニスカボルト11は、ナット12により固定されており、セパレーター9の他端側のねじ部と螺合する際にセパレーター9を締め付け方向に回転させても共回りしない。座金付きフォームタイ10を締め付け方向に回転させてセパレーター9をノニスカボルト11に螺合して締結具5の長さを固定することにより、外型枠2と内型枠3との間隔を保持する。
型枠保持具1にて型枠の保持が完了した後に、外型枠2と内型枠3との間にコンクリートを打設する。コンクリート打設の際に、打設圧により外型枠2や内型枠3が外方へ膨らもうとしても、締結具5が抵抗し、外型枠2と内型枠3とは所定の間隔の400mmに保持される。
そして、コンクリートが硬化した後に、内型枠3側から座金付きフォームタイ10を緩める方向に回転させてセパレーター9を連結材4内から抜き出す。
硬化したコンクリートの上に新たなコンクリート壁を構築するために、ノニスカボルト11及びナット12を外型枠2に接続した状態のままで外型枠2及び内型枠3をクレーン等(図示しない)により吊り上げて上方にスライドさせ、所定の位置に設置する。
最後に、連結材4の内部に充填材及び断熱材を充填し(図示しない)、外からの水の浸入や熱の伝達を防止する。
硬化したコンクリートの上に新たなコンクリート壁を構築するために、ノニスカボルト11及びナット12を外型枠2に接続した状態のままで外型枠2及び内型枠3をクレーン等(図示しない)により吊り上げて上方にスライドさせ、所定の位置に設置する。
最後に、連結材4の内部に充填材及び断熱材を充填し(図示しない)、外からの水の浸入や熱の伝達を防止する。
上述したように、両型枠2、3を設置して型枠保持具1を取り付け、コンクリートを充填し、コンクリート硬化後に雄部材7のみを取り外し、両型枠2、3をスライドさせて連結材4内に充填材を充填するという一連の作業を複数回繰り返すことによりコンクリート壁を構築する。
なお、本実施形態においては、雌部材8として、ノニスカボルト11とナット12とを用いる方法について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、外型枠2の外面に予め接着材等により固着され、セパレーター9の他端側のねじ部と螺合するナットを単体で用いてもよく、このナットは外型枠2に固着されているために、セパレーター9を締め付け方向に回転させても共回りしない。
なお、本実施形態においては、連結材4として中空の塩ビ管を用いる方法について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、外周面に溝を有する金属製のシース管等を用いてもよい。
以上説明した本実施形態における型枠保持具1によれば、外型枠2と内型枠3との間に配置される連結材4と、外型枠2と内型枠3とを締め付けるための締結具5とを備えるために、コンクリートを打設しても外型枠2と内型枠3とを所定の間隔で保持することが可能となる。
また、連結材4は外周面に溝を有するシースで覆われているために、打設されたコンクリートに密着することが可能となる。
また、連結材4は外周面に溝を有するシースで覆われているために、打設されたコンクリートに密着することが可能となる。
そして、締結具5は雄部材7と雌部材8とから構成されており、このうち雄部材7のセパレーター9は連結材4内を挿脱でき、雌部材8のノニスカボルト11に螺合することにより、内型枠3側から雄部材7を設置及び撤去することができ、外型枠2の外側で締結具5を設置するための作業を無くすことが可能となる。また、雄部材7を両型枠2、3内から撤去することができるために、両型枠2、3の移動作業が容易なスライド方式にて移動させることが可能となる。さらに、雄部材7を両型枠2、3内から撤去することができるために、従来のセパレーター9の突出部をハンマーで切断するという作業が無くなり、コンクリート構築にかかる作業時間を大幅に短縮することが可能となる。
締結具5は雄部材7と雌部材8とを螺合することにより、締結具5の長さを微少に調整することができるために、外型枠2と内型枠3とを正確に所定の間隔とすることが可能となるとともに、確実に保持することが可能となる。さらに、雄部材7を回転させるだけで雌部材8から容易に取り外すことが可能となる。
また、締結具5の材料のセパレーター9、座金付きフォームタイ10、ノニスカボルト11、ナット12等は市販されているために、入手性がよい。
また、締結具5の材料のセパレーター9、座金付きフォームタイ10、ノニスカボルト11、ナット12等は市販されているために、入手性がよい。
次に、本発明の第二実施形態について説明する。以下の説明において、第一実施形態に対応する部分には同一の符号を付して説明を省略し、主に相違点について説明する。
図2は、本発明の第二実施形態に係る型枠保持具21を外型枠2と内型枠3との間に設置した状態を示す図である。
第二実施形態における型枠保持具21は、第一実施形態の雌部材8として用いたノニスカボルト11及びナット12に加えて、ハッスル用フォームタイ22を更に設けた雌部材28を用いたものである。
ハッスル用フォームタイ22は、一端側にノニスカボルト11と螺合するための細目用のねじ部23を、他端側にナイロンナット25と螺合するための並目用のねじ部24を有している。
このハッスル用フォームタイ22を更に備えた型枠保持具21を用いてコンクリート壁を構築する際は、まず、第一実施形態と同様に、連結材4と締結具20とにより外型枠2と内型枠3との間隔を保持する。
このハッスル用フォームタイ22を更に備えた型枠保持具21を用いてコンクリート壁を構築する際は、まず、第一実施形態と同様に、連結材4と締結具20とにより外型枠2と内型枠3との間隔を保持する。
そして、締結具20による締め付け時に外型枠2の外面に載荷される圧縮応力を低減するための型枠用補強部材26であるバタ角を外型枠2の外面に接するように設置する。型枠用補強部材26は、所定の強度を有する金属製の角パイプであり、水平方向(図面に対して垂直方向)に設置される。型枠用補強部材26は、本実施形態においては、例えば、一辺の長さが60mmのものを用いた。
ハッスル用フォームタイ22に装着される緩み止め付きナイロンナット27及びナイロンナット25を締め付けることにより型枠用補強部材26を外型枠2に押圧して固定する。
型枠保持具21にて両型枠2、3の保持が完了した後にコンクリートを打設する。コンクリートの打設により外型枠2や内型枠3が外方へ膨らもうとする際に、締結具20近傍の外型枠2の表面に載荷される締結具20による圧縮応力は、型枠用補強部材26により分散されるために、外型枠2及び内型枠3の締結具20近傍が破損することはない。
コンクリートが硬化した後に、第一実施形態と同様に、セパレーター9を連結材4内から抜き出す。
そして、ハッスル用フォームタイ22及び型枠用補強部材26を外型枠2に取り付けた状態のままで、外型枠2及び内型枠3をスライドさせ、所定の位置に設置し、連結材4の内部に充填材及び断熱材を充填する。
なお、本実施形態において、型枠用補強部材26として角パイプを用いる方法について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、丸型パイプでもよい。
以上説明した本実施形態における型枠保持具21によれば、外型枠2と内型枠3との間に配置される連結材4と、外型枠2と内型枠3とを締め付けるための締結具20とを備えるために、コンクリートを打設しても外型枠2と内型枠3とを所定の間隔で保持することが可能となる。
そして、締結具20は雄部材7と雌部材28とから構成されており、このうち雌部材28であるナット12及びハッスル用フォームタイ22と外型枠2との間に型枠用補強部材26であるバタ角を設置するために、コンクリートの打設により外型枠2や内型枠3が外方へ膨らもうとする際に、締結具20近傍の外型枠2の表面に載荷される締結具20による圧縮応力は、型枠用補強部材26により分散されるために、外型枠2及び内型枠3の締結具20近傍の破損を防止することが可能となる。
また、締結具20の材料のハッスル用フォームタイ22や型枠用補強部材26の角パイプ等は市販されているために、入手性がよい。
次に、本発明の第三実施形態について説明する。
図3は、本発明の第三実施形態に係る型枠保持具31を外型枠2と内型枠3との間に設置した状態を示す図である。
図3は、本発明の第三実施形態に係る型枠保持具31を外型枠2と内型枠3との間に設置した状態を示す図である。
第三実施形態における型枠保持具31は、第一実施形態の雌部材8として用いたノニスカボルト11及びナット12に代えて、二重ボルト部を有するハッスルノニスカ用フォームタイ32を雌部材38として用いたものである。
ハッスルノニスカ用フォームタイ32は、一般的な座金付きフォームタイ10の本体部33に、内周面及び外周面がねじ切りされている筒状の2重ボルト部34を有する。ハッスルノニスカ用フォームタイ32は、2重ボルト部34が外型枠2に埋め込まれるとともに、セパレーター9のねじ部と螺合する。
このハッスルノニスカ用フォームタイ32を備えた型枠保持具31を用いてコンクリート壁を構築する際は、まず、ハッスルノニスカ用フォームタイ32の2重ボルト部34を外型枠2と螺合し、本体部33の座金部分35が外型枠2の外面と当接するように接続する。
また、セパレーター9を内型枠3側から連結材4内に挿入してハッスルノニスカ用フォームタイ32と螺合し、座金付きフォームタイ10を締め付け方向に回転させて締結具30の長さを固定することにより、外型枠2と内型枠3との間隔を保持する。
また、セパレーター9を内型枠3側から連結材4内に挿入してハッスルノニスカ用フォームタイ32と螺合し、座金付きフォームタイ10を締め付け方向に回転させて締結具30の長さを固定することにより、外型枠2と内型枠3との間隔を保持する。
次に、第一実施形態と同様に、コンクリートを打設し、コンクリートが硬化した後に、セパレーター9を連結材4内から抜き出す。
そして、ハッスルノニスカ用フォームタイ32を外型枠2に取り付けた状態のままで、外型枠2及び内型枠3をスライドさせ、所定の位置に設置し、連結材4の内部に充填材及び断熱材を充填する。
そして、ハッスルノニスカ用フォームタイ32を外型枠2に取り付けた状態のままで、外型枠2及び内型枠3をスライドさせ、所定の位置に設置し、連結材4の内部に充填材及び断熱材を充填する。
以上説明した本実施形態における型枠保持具31によれば、外型枠2と内型枠3との間に配置される連結材4と、外型枠2と内型枠3とを締め付けるための締結具30とを備えるために、コンクリートを打設しても外型枠2と内型枠3とを所定の間隔で保持することが可能となる。
そして、締結具30は雄部材7と雌部材38とから構成されており、このうち雄部材7であるセパレーター9は連結材4内を挿脱でき、雌部材38のハッスルノニスカ用フォームタイ32に螺合することにより、内型枠3側から雄部材7を設置及び撤去することができ、外型枠2の外側で締結具30を設置するための作業を無くすことが可能となる。
また、締結具30の材料の座金付きフォームタイ10等は市販されているために、入手性がよい。
次に、本発明の第四実施形態について説明する。
図4は、本発明の第四実施形態に係る型枠保持具41を外型枠2と内型枠3との間に設置した状態を示す図である。
図4は、本発明の第四実施形態に係る型枠保持具41を外型枠2と内型枠3との間に設置した状態を示す図である。
第四実施形態における型枠保持具41は、コンクリート壁内に窓枠用のサッシを設置する際に、第一実施形態の雄部材7として用いた直径7mmのセパレーター9に代えて、連結材4の内径とほぼ同じ太さのセパレーター49を用いるものである。
本実施形態においては、セパレーター49の直径は、例えば12mmのものを用い、連結材4は、第一実施形態と同じものを用いた。
このセパレーター49を備えた型枠保持具41を用いてコンクリート壁を構築する際は、外型枠2と内型枠3との間に、断熱材13及び連結材4を設置するとともに、窓枠用のサッシを所定の位置に設置する(図示しない)。特に、型枠保持具41を設置する位置に窓が設けられる場合には、連結材4の外周を囲うようにサッシリング42を設置する。
次に、第一実施形態と同様に、コンクリートを打設する。コンクリート打設の際に、打設圧やコンクリート重量が連結材4に作用して連結材4の中央部が沈んだり、連結材4本体が沈下しても直ちにセパレーター49により支持され、連結材4の沈下量は最大で1mm程度となるために、サッシリング42はほとんど移動せず、窓の設置作業に影響を及ぼさない。
そして、第一実施形態と同様に、コンクリートが硬化した後に、セパレーター49を連結材4内から抜き出し、外型枠2及び内型枠3をスライドさせて所定の位置に設置し、連結材4の内部に充填材及び断熱材を充填する。
以上説明した本実施形態における型枠保持具41によれば、外型枠2と内型枠3との間に配置される連結材4と、外型枠2と内型枠3とを締め付けるための締結具40とを備えるために、コンクリートを打設しても外型枠2と内型枠3とを所定の間隔で保持することが可能となる。
そして、締結具40は雄部材7と雌部材8とから構成されており、このうち雄部材7のセパレーター49は連結材4内を挿脱でき、雌部材8のノニスカボルト11に螺合することにより、内型枠3側から雄部材7を設置及び撤去することができ、外型枠2の外側で締結具40を設置するための作業を無くすことが可能となる。また、連結材4の外周に窓枠用のサッシリング42が設置されても、連結材4の内径とほぼ同程度の径を有するセパレーター49を用いるために、コンクリート打設後もサッシリング42はほとんど移動せず、窓の設置作業に影響を及ぼさない。
さらに、締結具40の材料のセパレーター49等は市販されているために、入手性がよい。
さらに、締結具40の材料のセパレーター49等は市販されているために、入手性がよい。
なお、上述した各実施形態において、雄部材7として、セパレーター9と座金付きフォームタイ10とを用いる方法について説明したが、これに限定されるものではなく、雌部材8、28、38と螺合するとともに、内型枠3に当接して締結具5、20、30、40の長さを一定に保持できれるものであればよく、例えば、ボルトでもよい。
なお、上述した各実施形態において、コンクリート壁面への適用例について説明したが、本発明は壁面への適用に限定されるものではなく、梁や柱等にも適用できることはいうまでもない
1 型枠保持具
2 外型枠
3 内型枠
4 連結材
5 締結具
7 雄部材
8 雌部材
9 セパレーター
10 座金付きフォームタイ
11 ノニスカボルト
12 ナット
13 断熱材
20 締結具
21 型枠保持具
22 ハッスル用フォームタイ
23 細目用のねじ部
24 並目用のねじ部
25 ナイロンナット
26 型枠用補強部材
27 緩み止め付きナイロンナット
28 雌部材
30 締結具
31 型枠保持具
32 ハッスルノニスカ用フォームタイ
33 本体部
34 2重ボルト部
35 座金部分
38 雌部材
40 締結具
41 型枠保持具
42 サッシリング
49 セパレーター
50 コンクリート壁
1 ハンマー
2 外型枠
3 内型枠
4 連結材
5 締結具
7 雄部材
8 雌部材
9 セパレーター
10 座金付きフォームタイ
11 ノニスカボルト
12 ナット
13 断熱材
20 締結具
21 型枠保持具
22 ハッスル用フォームタイ
23 細目用のねじ部
24 並目用のねじ部
25 ナイロンナット
26 型枠用補強部材
27 緩み止め付きナイロンナット
28 雌部材
30 締結具
31 型枠保持具
32 ハッスルノニスカ用フォームタイ
33 本体部
34 2重ボルト部
35 座金部分
38 雌部材
40 締結具
41 型枠保持具
42 サッシリング
49 セパレーター
50 コンクリート壁
1 ハンマー
Claims (9)
- コンクリート構造物を構築する際に使用する外型枠と内型枠とを所定の間隔で保持するための型枠保持具であって、
前記所定の間隔と略同一の長さを有し、一端が前記外型枠に、他端が前記内型枠に接続されて前記外型枠と前記内型枠との間に設置される筒状の連結材と、
前記連結材内を貫通して前記外型枠と前記内型枠との間に亘るように、前記連結材内に挿脱可能に取り付けられるとともに、前記外型枠と前記内型枠とを連結して締め付けるための締結具とを備えることを特徴とする型枠保持具。 - 前記連結材は、外周面に溝を有することを特徴とする請求項1に記載の型枠保持具。
- 前記締結具は、
ねじ部を有する雄部材と、
前記雄部材のねじ部と螺合する雌部材とから構成され、
前記雄部材の一端を前記内型枠側から前記連結材内に挿入して前記外型枠側に配置された前記雌部材と螺合することにより前記外型枠と前記内型枠との間隔を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の型枠保持具。 - 前記雄部材は、両端にねじ部を有するセパレーターと、前記セパレーターの一端に螺合するフォームタイとからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の型枠保持具。
- 前記雌部材はナットであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の型枠保持具。
- 前記雌部材はフォームタイであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の型枠保持具。
- 外型枠と内型枠とを所定の間隔で保持するとともに、外型枠と内型枠との間にコンクリートを打設してコンクリート構造物を構築する方法において、
前記所定の間隔と略同一の長さを有し、一端が前記外型枠に、他端が前記内型枠に接続されて前記外型枠と前記内型枠との間に設置される筒状の連結材と、前記連結材内を貫通して前記外型枠と前記内型枠との間に亘るように、前記連結材内に挿脱可能に配置されるとともに、前記外型枠と前記内型枠とを連結して締め付けるための締結具とを備えた型枠保持具を用いて前記外型枠と前記内型枠とを保持し、
前記外型枠と前記内型枠との間にコンクリートを打設し、
コンクリート硬化後に、前記内型枠側から前記締結具を引き抜くことを特徴とするコンクリート構造物の構築方法。 - 前記内型枠側から前記締結具を引き抜いた後に、前記連結材内に充填材を充填することを特徴とする請求項7に記載のコンクリート構造物の構築方法。
- 請求項8に記載されたコンクリート構造物の構築方法により構築され、一端が外型枠に、他端が内型枠に接続されて前記外型枠と前記内型枠との間に設置された筒状の連結材内に充填材が充填されてなることを特徴とするコンクリート構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006315569A JP2008127897A (ja) | 2006-11-22 | 2006-11-22 | 型枠保持具及びこの型枠保持具を用いたコンクリート構造物の構築方法、並びにこの構築方法により構築されるコンクリート構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006315569A JP2008127897A (ja) | 2006-11-22 | 2006-11-22 | 型枠保持具及びこの型枠保持具を用いたコンクリート構造物の構築方法、並びにこの構築方法により構築されるコンクリート構造物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008127897A true JP2008127897A (ja) | 2008-06-05 |
Family
ID=39554020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006315569A Pending JP2008127897A (ja) | 2006-11-22 | 2006-11-22 | 型枠保持具及びこの型枠保持具を用いたコンクリート構造物の構築方法、並びにこの構築方法により構築されるコンクリート構造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008127897A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN115492367A (zh) * | 2022-11-05 | 2022-12-20 | 北京城建集团有限责任公司 | 一种地下室砼外墙后浇带模板及浇筑方法 |
-
2006
- 2006-11-22 JP JP2006315569A patent/JP2008127897A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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