JP2010168209A - ロール紙ホルダ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定の搬送速度で用紙を搬送するプリンタ4での紙送りに伴って受動的にロール紙5から送り出された用紙7を、プリンタ4へ供給するロール紙ホルダ1であって、所定の可動域内で上下動自在に設置され、ロール紙5の残量が所定量以上の場合に、プリンタ4の給紙口6とロール紙5との間で用紙7に対して押し下げる方向の力を負荷するテンションバー3を有し、テンションバー3が用紙7を押し下げる力は、ロール紙5の転がり抵抗よりも大きく、ロール紙5を所定の搬送速度を周速度として回転させるのに必要な力よりも弱い。
【選択図】図4
Description
ロール紙25を回転させる駆動機構をロール紙ホルダに設けない場合、すなわち、ロール紙25が回転自在となるように単純に支持する場合、プリンタ24内でプラテンローラ28とサーマルヘッド29との間に挟まれた用紙27は、プラテンローラ28の回転によって搬送され、それに伴って受動的にロール紙25から用紙27が送り出される。
特許文献2に開示される発明は、スライド可能に設置されたテンションバーにより、ロール紙から繰り出された弛み部分に所定のテンションを付与することにより用紙の暴れを防止するものである。
本発明を好適に実施した第1の実施形態について説明する。
図1、図2に、本実施形態に係るロール紙ホルダの構成を示す。図1(a)は側面図、図1(b)は上面図、図2はロール紙5を取り付けた状態での斜視図である。ロール紙ホルダ1は、給紙方向に突出するアーム2を有している。アーム2は、回動自在に支持されており、その先端にはテンションバー3が設置されている。なお、テンションバー3とアーム2とは一体の構成であっても良い。アーム2は、自重及びテンションバー3の重量によって生じる力で下方向に回動するように付勢されている。
このとき、それぞれの力の関係は、f2<f3<f1<F2であり、またf2<<F2である。
まず、プラテンローラ8による紙送りの力がロール紙5に作用した際に用紙7が十分に弛み、かつ、プラテンローラ8による紙送りの力がロール紙5に作用する間隔よりもアーム2の昇降に要する時間の方が短いという条件を満たす場合について説明する。
これらの場合には、図9に示すように、テンションバー3がアーム2の可動範囲の上限に達するまで持ち上げられる。アーム2が可動範囲の上限に達した時点で、ロール紙5には力(f3−F2)が衝撃的に作用する。この時、第1区間の用紙7は、図10に示すように、「弛んだ状態(図5)」→「テンションバー3の負荷による張力が作用している状態、(図6、図7)」→「ロール紙5を瞬間的に紙送り速度で回転させる負荷による張力が作用している状態(図9)」と段階を踏んで変化するため、張力の変動は小さい。従って、これらの場合でも、改行ピッチの潰れや延びが低減され、印刷品質が向上する。
なお、アーム2の可動範囲の上限が、第1、第2区間の用紙7が直線状になる高さよりも高い場合には、第1、第2区間の用紙7が直線状となるまでしかアーム2は上昇しないが、その場合の動作はアーム2が可動範囲の上限まで達する場合と同様である。
内巻式のロール紙を用いる場合もアーム2の可動範囲の下限は外巻式のロール紙を用いる場合と同様であり、ロール紙ホルダ1やプリンタ4が設置される設置面まで下降しない(換言すると、テンションバー3と設置面との間に用紙7が挟み込まれることがない)任意の位置である。
本発明を好適に実施した第2の実施形態について説明する。
図12に本実施形態に係るロール紙ホルダの構成を示す。第1の実施形態とほぼ同様の構成であるが、シャフト10を備えている点で相違する。
図13に、本実施形態に係るロール紙ホルダ1をプリンタ4に装着した状態を示す。シャフト10は、プリンタ4の給紙口6を通り最大径のロール紙5の下部と接する線よりも上、かつ、最大径のロール紙5のプリンタ4側の端とテンションバー3との間に設置されている。
本発明を好適に実施した第3の実施形態について説明する。
図16に本実施形態に係るロール紙ホルダの構成を示す。また、図17にロール紙ホルダ1をプリンタ4に外付けした状態を示す。本実施形態に係るロール紙ホルダ1は、筐体の側壁が前方に突出しており、そこには鉛直方向に延びる長穴11が形成されている。長穴11にはテンションバー3の端部が配置されており、テンションバー3は上下動自在となっている。
なお、本実施形態に係るロール紙ホルダに、第2の実施形態と同様にシャフトを設けることも可能である。
例えば、上記各実施形態においては、取り付け金具13を介してプリンタ4とロール紙ホルダ1とが所定の間隔で設置される構成を例としたが、取り付け金具を用いずに、プリンタ4とロール紙ホルダ1とを隣接して配置しても良い。
このように、本発明は様々な変形が可能である。
2 アーム
3 テンションバー
4 プリンタ
5 ロール紙
6 給紙口
7 用紙
8 プラテンローラ
9 サーマルヘッド
10 シャフト
11 長穴
13 取り付け金具
Claims (8)
- 所定の搬送速度で用紙を搬送するプリンタでの紙送りに伴って受動的にロール紙から送り出された用紙を、前記プリンタへ供給するロール紙ホルダであって、
所定の可動域内で上下動自在に設置され、前記ロール紙の残量が所定量以上の場合に、前記プリンタの給紙口と前記ロール紙との間で前記用紙に対して押し下げる方向の力を負荷する押し下げ部材を有し、
前記押し下げ部材が前記用紙を押し下げる力は、前記ロール紙の転がり抵抗よりも大きく、前記ロール紙を前記所定の搬送速度を周速度として回転させるのに必要な力よりも弱いことを特徴とするロール紙ホルダ。 - 前記プリンタでの紙送りに伴う前記ロール紙の間欠的な回転での一回当たりの用紙の送り量は、前記押し下げ部材の負荷によって前記用紙の搬送経路が屈折することによる該搬送経路の増分よりも少なく、
かつ、前記プリンタでの紙送りに伴う前記ロール紙の間欠的な回転の間隔は、前回の紙送りによって上昇した前記押し下げ部材が下限まで下がるのに要する時間よりも長いことを特徴とする請求項1記載のロール紙ホルダ。 - 上側から前記用紙を送り出すように前記ロール紙が装着され、
前記押し下げ部材の可動域の下限は、前記押し下げ部材と前記用紙との接触部が、前記プリンタの給紙口を通り最大半径の前記ロール紙の上部と接する線よりも下側に位置するように設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載のロール紙ホルダ。 - 下側から前記用紙を送り出すように前記ロール紙が装着され、
前記押し下げ部材の可動域の下限は、前記押し下げ部材と前記用紙との接触部が、前記プリンタの給紙口を通り最小半径の前記ロール紙の下部と接する線よりも下側に位置するように設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載のロール紙ホルダ。 - 前記押し下げ部材との接触部よりも前記ロール紙側、かつ前記プリンタの給紙口を通り最大半径のロール紙と接する線よりも上側にガイド部材を設け、該ガイド部材の上側で前記用紙を案内することを特徴とする請求項4記載のロール紙ホルダ。
- 前記用紙を押し下げる方向の力を、前記押し下げ部材は自重によって前記用紙に負荷することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載のロール紙ホルダ。
- 前記押し下げ部材は、回動自在に設置されたアームによって支持されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載のロール紙ホルダ。
- 前記押し下げ部材は、鉛直方向に伸びる長穴に挿入されて支持されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載のロール紙ホルダ。
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JP2009014614A JP2010168209A (ja) | 2009-01-26 | 2009-01-26 | ロール紙ホルダ |
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- 2009-01-26 JP JP2009014614A patent/JP2010168209A/ja active Pending
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