JP2010167642A - 表示装置組み立て用粘着テープ及びこれを用いた表示モジュールユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、表示画面の視認性のムラの問題を解消できる表示装置組み立て用粘着テープを提供する。
【解決手段】 本発明の表示装置組み立て用粘着テープAは、バックライト筐体5に表示パネル6を配設一体化するための表示装置組み立て用粘着テープAであって、透明基材層1と、この透明基材層1の一面に積層一体化された遮光層2と、上記透明基材層1の他面に積層一体化され且つ光反射率が50〜70%である光反射層3を有するテープ基材A1と、このテープ基材A1の両面に積層一体化された粘着剤層4、4とを含むことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表示装置組み立て用粘着テープ及びこれを用いた表示モジュールユニットに関する。
近年、液晶表示装置は、携帯電話や電子手帳などの電子機器の表示装置として多く用いられている。このような小型電子機器に用いられる液晶表示装置としては、サイドライト型バックライト方式の液晶表示装置が採用されている。
上記サイドライト型バックライト方式の液晶表示装置は、一般的に、反射シート、導光板、拡散シート、プリズムシートなどの光学フィルムが積層状態とされた上で合成樹脂製のバックライト筐体内に配設されている。そして、この積層状の光学フィルム上に表示装置組み立て用粘着テープを介して液晶表示パネルが積層一体化されている。また、導光板の側方にランプリフレクタが設けられてLED(Light Emitting Diode)などの光源が配設されている。
そして、表示装置組み立て用粘着テープは、液晶表示パネルの外周部に光が進入することによる液晶表示面の見栄えの低下防止のための遮光性と、光源からの光を反射して液晶表示パネルに光を効率よく誘導するための光反射性の双方を有している必要がある。
又、特許文献1には、(a)粘着剤層、(b)銀層、(c)可とう性基材層及び(d)黒色層/粘着剤層又は(d′)黒色粘着剤層の順にそれぞれの層を含む積層体からなる両面粘着シートが開示されている。
そして、請求項4には、前記可とう性基材層上の前記銀層が積層されている側の両面粘着シートの面に、波長380〜780nmの光を照射したときに、前記シートの面の反射率の平均値が90%以上であることが記載されている。
更に、特許文献2には、可とう性基材層、第一の黒色層及び第二の黒色層、並びに、第一の粘着剤層及び第二の粘着剤層を含む積層体からなる両面粘着シートであって、前記第一の粘着剤層及び第二の粘着剤層が積層体の両側の最外層である両面粘着シートが開示されている。
そして、上記両面粘着シートは反射層を含有していてもよいことが記載されており(請求項4)、段落番号〔0021〕には、上記反射層の反射率は90%以上が好ましい旨が記載されている。
以上の如く、何れの表示装置組み立て用粘着テープにおいても、反射層の反射率はできるだけ高くすることが好ましい旨が記載されている。
一方、電子機器の小型化が進められており、表示モジュールユニットの薄型化も図られている。そこで、表示モジュールユニットの薄型化を図るために、比較的厚みの厚いLEDからの光を確実に受け入れるために導光板の外周縁部の厚みを厚くする一方、導光板の外周縁部以外の部分の厚みを薄くし、この部分に光学フィルムを積層状態に配設している。
従って、導光板の反射特性が部位によって異なることから、このような導光板が用いられた表示モジュールユニットにおいて、特許文献1、2で開示された表示装置組み立て用粘着テープを用いると、表示画面の視認性にムラが発生するといった問題を生じていた。
特開2004−244499号公報 特開2005−060435号公報
本発明は、表示画面の視認性のムラの問題を解消できる表示装置組み立て用粘着テープ、及び、この表示装置組み立て用粘着テープを用いた表示モジュールユニットを提供することを目的とする。
本発明の表示装置組み立て用粘着テープは、バックライト筐体に表示パネルを配設一体化するための表示装置組み立て用粘着テープであって、透明基材層と、この透明基材層の一面に積層一体化された遮光層と、上記透明基材層の他面に積層一体化され且つ光反射率が50〜70%である光反射層を有するテープ基材と、このテープ基材の両面に積層一体化された粘着剤層とを含むことを特徴とする。
又、本発明の表示モジュールユニットは、枠状のバックライト筐体の内周面にパネル配設用段部が形成され、このパネル配設用段部上に表示装置組み立て用粘着テープを介して表示パネルが配設されていると共に、上記バックライト筐体内に導光板が配設され、この導光板の側方に配設された光源の光を上記導光板を介して上記導光板上に配設された積層状態の複数枚の光学フィルムを通じて上記表示パネルを照射するように構成されている表示モジュールユニットであって、上記表示装置組み立て用粘着テープは、透明基材層と、この透明基材層の一面に積層一体化された遮光層と、上記透明基材層の他面に積層一体化され且つ光反射率が50〜70%である光反射層を有するテープ基材と、このテープ基材の両面に積層一体化された粘着剤層とを含むと共に、上記導光板は、その端部に受光部が形成されており、この受光部を上記表示装置組み立て用粘着テープの光反射層に対向させて配設されていることを特徴とする。
本発明の表示装置組み立て用粘着テープは、バックライト筐体に表示パネルを配設一体化するための表示装置組み立て用粘着テープであって、透明基材層と、この透明基材層の一面に積層一体化された遮光層と、上記透明基材層の他面に積層一体化され且つ光反射率が50〜70%である光反射層を有するテープ基材と、このテープ基材の両面に積層一体化された粘着剤層とを含むことを特徴とするので、充分な遮光性が得られると共に、表示装置組み立て用粘着テープを用いて得られる表示装置における表示画面の視認ムラの問題を有効に防止することができる。又、透明基材層の厚みを薄くして透明基材層の薄膜化によって表示装置組み立て用粘着テープの薄型化を図ることもできる。
上記表示装置組み立て用粘着テープにおいて、光反射層が黒色着色材及び白色着色材を含有している場合には、黒色着色材及び白色着色材の含有比率を調整することによって光反射層の光反射率を容易に調整することができ、表示装置の表示画面の視認ムラをより有効に防止することができる。
又、上記表示装置組み立て用粘着テープにおいて、遮光層は黒色着色層であると共に、光反射層は、黒色着色層上に白色着色層を積層一体化させてなる場合には、各着色層の厚みや、各着色層に含まれる着色材の濃度などを調整することにより、遮光層の光遮蔽性や、光反射層の光反射性を調整することができ、表示装置の表示画面の視認ムラをより有効に防止することができる。
本発明の表示モジュールユニットは、枠状のバックライト筐体の内周面にパネル配設用段部が形成され、このパネル配設用段部上に表示装置組み立て用粘着テープを介して表示パネルが配設されていると共に、上記バックライト筐体内に導光板が配設され、この導光板の側方に配設された光源の光を上記導光板を介して上記導光板上に配設された積層状態の複数枚の光学フィルムを通じて上記表示パネルを照射するように構成されている表示モジュールユニットであって、上記表示装置組み立て用粘着テープは、透明基材層と、この透明基材層の一面に積層一体化された遮光層と、上記透明基材層の他面に積層一体化され且つ光反射率が50〜70%である光反射層を有するテープ基材と、このテープ基材の両面に積層一体化された粘着剤層とを含むと共に、上記導光板は、その縁部に受光部が形成されており、この受光部を上記表示装置組み立て用粘着テープの光反射層に対向させて配設されているので、導光板から表示装置組み立て用粘着テープの光反射層に向かって照射された光を適度な反射率でもって反射させて、適度な光量の光を導光板に入射させ、再度、導光板を通じて表示パネルに向かって光を照射させることができる。
そして、上記表示モジュールユニットでは、導光板の縁部に受光部が形成され、この受光部が表示装置組み立て用粘着テープの光反射層に対向しており、導光板から放射された後に表示装置組み立て用粘着テープの光反射層で反射された光は、再度、導光板の受光部に直接入射する一方、導光板は表示パネル側から入射した光を導光板の面方向に拡散する作用は低い。
そこで、本発明の表示モジュールユニットでは、上述の通り、表示装置組み立て用粘着テープの光反射層での光反射を適度な光反射率でもって行なうようにして、光源からの光の有効利用を図りつつ、導光板の外周縁部が残余部分に比して強く光るような事態を防止している。よって、導光板はその全体が略均一に光り、表示パネルはその全体が均一に照らされる。
従って、本発明の表示モジュールユニットを用いた表示装置は、その表示画面の視認ムラが有効に防止されていると共に、高い輝度を有する表示画面を備えている。
本発明の表示装置組み立て用粘着テープの一例を示した縦断面図である。 本発明の表示装置組み立て用粘着テープの一例を示した縦断面図である。 本発明の表示装置組み立て用粘着テープの一例を示した縦断面図である。 本発明の表示モジュールユニットを示した縦断面図である。 本発明の表示モジュールユニットを示した分解斜視図である。
本発明の表示装置組み立て用粘着テープAの一例を図面を参照しつつ説明する。表示装置組み立て用粘着テープのテープ基材A1を構成している透明基材層1は、図1に示したように、矩形枠状の透明樹脂フィルムから構成されている。このような透明樹脂フィルムとしては、従来からテープ基材として用いられているものであれば、特に限定されず、例えば、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリエステルフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリイミドフィルム、ポリスチレンフィルム、セロファンなどが挙げられ、ポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィルムが好ましく、ポリエチレンテレフタレートフィルムがより好ましい。
そして、透明基材層1を構成している透明樹脂フィルムは、延伸されていても無延伸であってもよいが、光線による欠点検出・異物検出が生産工程上、可能であるように、透明である必要があり、具体的には、全光線透過率が60%以上であることが好ましく、65%以上がより好ましく、70%以上が特に好ましい。又、上記透明樹脂フィルムは、外観上無色であることが好ましい。
なお、透明樹脂フィルムの全光線透過率は、JIS K7105に準拠して測定されたものをいい、例えば、日本電飾社から商品名「NDH2000」にて市販されているヘーズ測定機を用いて測定することができる。
そして、透明樹脂フィルムは粉状の有色顔料を含有していないことが好ましく、このように粉状の有色顔料を含有していないことで、透明樹脂フィルムの薄膜化を図ることができ、その結果、表示装置組み立て用粘着テープの薄型化を図ることができる。なお、上記粉状の有色顔料としては、常温において粉状であれば、特に限定されず、後述する白色着色材や黒色着色材などが挙げられる。
特に、透明樹脂フィルムに粉状の有色顔料を含有させないことによって、透明樹脂フィルムに亀裂を生じさせることなく高倍率の延伸処理を施すことが可能となり、透明樹脂フィルムの更なる薄膜化と強度の向上を図ることができる。
更に、透明基材層1の厚みは、厚いと、得られる表示装置組み立て用粘着テープの厚みが厚くなるので、15μm未満が好ましい。なお、透明基材層1の厚みは、表示装置組み立て用粘着テープを任意の箇所にてその厚み方向に切断し、その切断面を電子顕微鏡にて観察し、任意の5箇所の透明基材層の厚みの相加平均値とする。
そして、透明基材層1の一面には全面的に黒色着色層からなる遮光層2が積層一体化されている。遮光層2は、黒色インキを透明基材層1上に塗布、乾燥させることによって形成され、図1に示したように、単層に構成されていてもよいが、図2に示したように、遮光基層21が複数層、積層一体化されてなるものであってもよい。
遮光層2が、遮光基層21を複数層、積層一体化させてなるものである場合、黒色インキを透明基材層1上に塗布、乾燥させて遮光基層21を形成し、透明基材層1上に形成された遮光基層21上に黒色インキを重ねて塗布、乾燥させることによって、遮光基層21上に別の遮光基層21を積層一体化させることができ、この要領を好ましくは二回以上、より好ましくは三回以上繰り返すことによって、黒色着色層からなる遮光基層21、21・・・が複数層、好ましくは三層以上、積層一体化されてなる遮光層2を形成することができる。なお、黒色インキの透明基材層1上への塗布は、グラビア印刷、フレキソ印刷、オフセット印刷などの汎用の手段を用いればよい。
上記黒色インキは、黒色着色材、バインダー及び溶剤を含有する。溶剤は、黒色着色材及びバインダーの種類に応じて適宜、選択して用いられる。黒色着色材としては、特に限定されず、カーボンブラック、アセチレンブラック、松煙、黒鉛などが挙げられ、カーボンブラックが好ましい。なお、黒色着色材としては、青、緑、赤などの種々の複数の色味の着色材を混合して、黒色を呈するように調整した着色材を用いてもよい。
そして、黒色着色材の平均粒径は、小さいと、黒色インキの製造時の取扱性に欠けることがあり、大きいと、遮光層の表面粗さが大きくなって粘着剤層との一体化が不充分となることがあるので、0.01〜0.5μmが好ましい。なお、黒色着色材の平均粒径は、電子顕微鏡で観察して求めた算出平均径をいう。
又、黒色インキ中における黒色着色材の含有量は、多いと、表示モジュールユニット内において用いた際の電気絶縁性が低下することがあるので、12重量%未満であることが好ましい。
そして、バインダーとしては、従来からインキに用いられているものが用いられ、例えば、ポリウレタン系樹脂、フェノール系樹脂、エポキシ樹脂、尿素メラミン系樹脂、ポリメタクリル酸メチルなどが挙げられる。
黒色インキを構成しているバインダーとしては、塩素、臭素、フッ素、ヨウ素などのハロゲン元素の含有量が50ppm以下であるバインダーが好ましい。これは、バインダー中にハロゲン元素が多く、含有していると、表示装置の使用中に、ハロゲン元素に起因したガスが発生し、このガスが原因となって表示装置の表示性能が低下し、或いは、焼却時に有害ガスが発生する虞れがあるからである。
なお、バインダー中のハロゲン元素量は、発光分光分析法により測定することができる。発光分光分析法とは、プラズマ光源で原子を励起して発光させ、発光を回折格子などにより分光し、所謂、原子スペクトルを得ることにより含有元素を特定する測定方法である。島津製作所から商品名「PDAシリーズ」にて市販されている測定装置を用いることができる。
なお、市販の黒色インキとしては、例えば、大日本インキ化学工業社から商品名「ユニビアA−300」で市販されている黒色インキ、帝国インキ製造株式会社から商品名「IPX−971墨」で市販されている黒色インキ、大日精化株式会社から商品名「NB−500シリーズ 墨」で市販されている黒色インキなどを用いることができる。
そして、遮光層2は、JIS Z8729で規格されているL***表色系のうち明度を表すL*が20±10であることが好ましい。遮光層2の明度の下限は、遮光層の遮光性が向上するので特に限定する必要はないが、低すぎると、遮光層の色目(外観)が低下することがあるので、10が好ましい。遮光層2の明度の上限は、高いと、遮光層に光反射性が発生し、遮光層の遮光性が低下することがあるので、30が好ましい。
又、遮光層2の厚みは、厚いと、表示装置組み立て用粘着テープの厚みが厚くなるので、15μm未満が好ましく、薄すぎると、遮光性能が低下することがあるので、2〜6μmがより好ましく、2〜5μmが特に好ましい。なお、遮光層2の厚みは、表示装置組み立て用粘着テープを任意の箇所にてその厚み方向に切断し、その切断面を電子顕微鏡にて観察し、任意の5箇所の遮光層の厚みの相加平均値とする。
更に、透明基材層1の他面には、光反射率が50〜70%である光反射層3が積層一体化されている。光反射層3は、光反射率が50〜70%であれば、図1及び図2のように単一の着色層から構成されていても、図3のように複数の着色層が積層一体化されてなるものであってもよい。なお、光反射層3の光反射率は、JIS K7105に準拠して測定された500nmにおける全光線反射率をいう。
光反射層3の光反射率は、低いと、光源からの光を有効利用することができず、表示パネルの輝度が低下し、高いと、導光板における受光部の近傍部が光りすぎて表示パネルに視認ムラが発生するので、50〜70%に限定され、50〜65%が好ましい。
光反射層3を単一の着色層から構成する場合は、白色着色材及び黒色着色材が適宜割合で含有されてなる灰色インキを透明基材層1の他面上に塗布、乾燥させることによって形成することができる。なお、黒色着色材は上述の黒色着色材を用いることができ、白色着色材は後述する白色着色材を用いることができる。
又、光反射層3は複数層が積層一体化されてなるものが好ましく、黒色着色層3a上に白色着色層3bが積層一体化されたものがより好ましい。この場合、テープ基材A1は、透明基材層1と、この透明基材層1の両面に積層一体化された黒色着色層2、3aと、一方の黒色着色層3a上に積層一体化された白色着色層3bとを含有するものとなる。なお、光反射層3を構成している黒色着色層3aは、上述した遮光層2と同様の構成をとるので、その説明を省略する。黒色着色層3aが複数の黒色着色基層31aを積層一体化させたものであってもよく、この場合、遮光基層21が黒色着色基層31aに相当する。
白色着色層3bは、例えば、白色インキを透明基材層1の他面に積層一体化した黒色着色層3a上に塗布、乾燥させて形成したものが挙げられる。なお、白色インキの塗布は、グラビア印刷、フレキソ印刷、オフセット印刷などの汎用の手段を用いればよい。
白色インキは、白色着色材、バインダー及び溶剤を含有する。白色着色材としては、例えば、二酸化チタン、硫酸バリウム、亜鉛華、鉛白などが挙げられ、二酸化チタンが好ましい。なお、白色インキを構成しているバインダーは、黒色インキを構成しているバインダーと同様であるのでその説明を省略する。又、白色インキを構成している溶剤は、バインダー及び白色着色材の種類に応じて汎用の溶剤が適宜、選択される。
そして、白色インキ中における白色着色材の含有量は、少ないと、光反射層の反射率が低下し、充分な光反射率を保持しつつ光反射層の厚みを薄くことができず、多いと、光反射層の表面粗さが大きくなり、光反射層と粘着剤層との間の密着性が低下して、光反射層と粘着剤層との間において層間剥離を生じる虞れがあるので、10〜40重量%が好ましく、15〜40重量%がより好ましく、15〜30重量%が特に好ましい。
なお、白色インキとしては、例えば、大日本インキ化学工業社から商品名「パナシアCVL−SP709白」にて市販されている白色インキ、帝国インキ社から商品名「EGS611白」にて市販されている白色インキ、大日精化株式会社から商品名「ラミックF220 701白」で市販されている白色インキなどを用いることができる。
白色着色層3bは、単層であってもよいが、白色着色材を含有する白色着色基層31b、31b・・・が複数層、積層一体化されて形成されていることが好ましい。
白色着色基層31b中における白色着色材の含有率は、少ないと、表示装置組み立て用粘着テープの光反射性能が低下することがあり、多いと、白色着色層全体が硬くなって、脆く割れ易くなり、或いは、白色着色層と他の層との密着性が低下することがあるので、20〜80重量%が好ましく、30〜80重量%がより好ましく、40〜60重量%が特に好ましい。
なお、白色着色基層31b中における白色着色剤の含有率とは、下記式によって算出されたものをいう。
白色着色材の含有率(重量%)=100×(光反射基層中の白色着色材の全重量)
/(光反射基層の全重量)
そして、上記白色インキを用いて白色着色層3bを形成するには、先ず、白色インキを黒色着色層3a上に塗布、乾燥させて白色着色基層31bを形成し、黒色着色層3a上に形成された白色着色基層31b上に白色インキを重ねて塗布、乾燥させることによって、白色着色基層31b上に別の白色着色基層31bを積層一体化させることができ、この要領を好ましくは1〜7回繰り返すことによって、白色着色基層31bが複数層、好ましくは2〜8層、積層一体化されてなる白色着色層3bを形成することができる。この際、外側の白色着色基層31bを形成するための白色インキとなるにしたがって、白色インキ中におけるバインダーに対する白色着色材の含有比率が順次、高くなるように調整しておくことが好ましい。
ここで、白色着色層3bを形成するにあたって上述のように白色インキを複数回に亘って塗布、乾燥させており、光反射層3の厚みが若干、厚くなるものの、上述のように、透明基材層1を薄膜化しており、表示装置組み立て用粘着テープ全体としては薄型化を図ることができる。なお、白色着色層3bは、白色着色層3bを白黒として見た場合、JIS Z8729で規格されているL***表色系のうち明度を表すL*が70〜85が好ましい。白色着色層3bの明度が高いと、白色着色層が異常反射を生じ、光源から光が直接、入射する導光板の受光部に面した表示パネル部分が他の部分に比して強く照らされ、表示パネルの表示性能が低下する。白色着色層3bの明度が低いと、表示パネルへの光の照射が低くなり、表示パネルの視認性が低下する。
そして、白色着色層3bの厚さは、薄いと、光反射性能が低下する虞れがあり、厚いと、反射性能が高くなりすぎ、表示装置の視認ムラにつながることから、3〜8μmが好ましく、3〜7μmがより好ましい。なお、白色着色層3bの厚みは、表示装置組み立て用粘着テープを任意の箇所にてその厚み方向に切断し、その切断面を電子顕微鏡にて観察し、任意の5箇所の光反射層の厚みの相加平均値とする。
更に、白色着色層3b全体における白色着色材の含有量は、少ないと、光反射性能が低下する虞れがあり、多いと、白色着色層全体が硬くなって脆くなり、白色着色層が変形によって割れ易くなることがあるので、20重量%以上が好ましく、30〜80重量%がより好ましい。
更に、遮光層2又は光反射層3の何れか一方或いは双方と、透明基材層1との間に、合成ゴムを含有する中間層が介在していることが好ましい。透明基材層1の少なくとも一面に中間層を積層一体化しておくことによって、遮光層2又は光反射層3の何れか一方或いは双方と、透明基材層1との密着性を向上させることができ、遮光層2又は光反射層3の何れか一方或いは双方と、透明基材層1との間において層間剥離が生じるのを効果的に防止することができる。
又、テープ基材A1の両面には粘着剤層4、4が積層一体化されているが、テープ基材A1と粘着剤層4との間に、合成ゴムを含有する中間層が介在していることが好ましい。テープ基材A1の少なくとも一面に中間層を積層一体化しておくことによって、テープ基材A1と粘着剤層4との密着性を向上させることができ、テープ基材A1と粘着剤層4との間において層間剥離が生じるのを効果的に防止することができる。
上記合成ゴムとしては、特に限定されず、例えば、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、スチレン−イソプレンゴム、スチレン−イソプレン−スチレンゴムなどのスチレン系重合体ゴム、ブタジエンゴム(BR)、イソプレンゴム(IR)、ブチルゴム(IIR)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、クロロプレンゴム(CR)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム、スチレン−イソプレン−ブタジエンゴム、イソプレン−ブタジエンゴムなどが挙げられ、スチレン系重合体ゴムが好ましく、スチレン−イソプレンゴム、スチレン−イソプレン−スチレンゴム、スチレン-ブタジエンゴム(SBR)がより好ましく、スチレン−イソプレン−スチレンゴムが特に好ましい。なお、スチレン−イソプレン−スチレンゴムは水添されていてもよい。スチレン−イソプレン−スチレンゴムは、例えば、日本ゼオン社から商品名「クインタックSISシリーズ」にて市販されている。また、スチレン−ブタジエンゴムは、日本ゼオン社から商品名「ニポール」にて市販されているもののうち、SBRゴムのものを用いることができる。これらは単独で用いても二種以上が併用されてもよい。そして、中間層は、例えば、合成ゴムを含有するゴム溶液を透明基材層1又はテープ基材A1上に、グラビア印刷、フレキソ印刷、オフセット印刷などの汎用の手段を塗布、乾燥させることによって形成することができる。
又、中間層にはアクリル系樹脂などの高分子材料が含有されていてもよい。アクリル系樹脂としては、側鎖にアミンが付いたアクリル系樹脂が好ましく、一級アミングラフトアクリル系樹脂がより好ましい。なお、アクリル系樹脂は、例えば、日本触媒社から商品名「ポリメントNK350」、「ポリメントNK380」で市販されている。
中間層の厚みは、薄いと、中間層を介して積層される層同士の密着性が低下し、或いは、テープ基材に曲げ応力が加わった場合に曲げ応力を円滑に吸収し緩和することができないことがあり、厚いと、表示装置組み立て用粘着テープの薄型化が困難となることがあるので、0.05〜2.0μmが好ましい。
更に、テープ基材A1の両面、即ち、遮光層2又は光反射層3の表面には粘着剤層4、4が積層一体化されている。この粘着剤層4を構成している粘着剤としては、特に限定されず、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤などが挙げられる。なお、遮光層2上に積層一体化されている粘着剤層4と、光反射層3上に積層一体化されている粘着剤層4とは同一であっても相違していてもよい。
アクリル系粘着剤としては、アルキル基の炭素数が1〜18の(メタ)アクリル酸アルキルエステルの単独重合体、アルキル基の炭素数が1〜18の(メタ)アクリル酸アルキルエステルと、その他の官能性モノマーなどの共重合性モノマーとの共重合体を50重量%以上含有するものが好ましい。なお、本発明において、(メタ)アクリルとは、アクリル又はメタクリルを意味する。
上記(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしては、特に限定されず、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸へキシル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸ノルマルデシル、(メタ)アクリル酸イソデシル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸ステアリルなどが挙げられる。
又、上記官能性モノマーの例としては、水酸基を有するモノマー、カルボキシル基を有するモノマー、アミノ基を有するモノマーなどが挙げられる。水酸基を有するモノマーとしては、例えば、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピルなどの(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキルなどが例示される。
そして、カルボキシル基を有するモノマーとしては、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸などのα,β−不飽和カルボン酸;マレイン酸ブチルなどのマレイン酸モノアルキル;マレイン酸、フマル酸、イタコン酸などの不飽和二塩基酸、無水マレイン酸などの二塩基酸無水物などが挙げられる。
更に、アミド基を有するモノマーとしては、(メタ)アクリルアミド、ジメチル(メタ)アクリルアミド、ジエチル(メタ)アクリルアミドなどのアルキル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−エトキシメチル(メタ)アクリルアミドなどのN−アルコキシメチル(メタ)アクリルアミド、ジアセトン(メタ)アクリルアミドなどが挙げられる。
又、アミノ基を有するモノマーとしては、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレートなどが例示される。上記以外の共重合性モノマーとしては、酢酸ビニル、スチレン、α−メチルスチレン、塩化ビニル、アクリロニトリル、エチレン、プロピレンなどが挙げられる。
そして、アクリル系粘着剤中におけるアルキル基の炭素数が1〜18の(メタ)アクリル酸アルキルエステル成分の含有量は、少ないと、アクリル系粘着剤の粘着性が低下することがあるので、50重量%以上が好ましく、60重量%以上がより好ましい。
なお、アクリル系粘着剤には、必要に応じて、粘着付与剤、架橋剤などが配合されてもよい。このような粘着付与剤としては、例えば、ロジン系樹脂、ポリテルペン樹脂、クマロン−インデン樹脂、石油系樹脂、テルペン−フェノール樹脂などが挙げられる。架橋剤としては、例えば、イソシアネート系架橋剤、エポキシ系架橋剤、オキサゾリン系架橋剤、アジリジン系架橋剤、金属キレート系架橋剤架橋剤などが挙げられる。
更に、アクリル系粘着剤としては、GPC法によりポリスチレン換算分子量として測定された重量平均分子量が50万〜120万である(メタ)アクリル酸エステル系樹脂、水酸基価が35以上であるロジンエステル系樹脂、及び、テルペンフェノール系樹脂を含み、且つ、ゲル分率が10〜50重量%である粘着剤が好ましい。このような粘着剤を用いることによって、表示装置組み立て用粘着テープは、その粘着剤層の厚みを10μm程度まで薄層化させても充分な粘着力を発現するので好ましい。なお、ロジンエステル系樹脂の水酸基価はJIS K0070に準拠して測定された値をいう。
上記粘着剤を構成する(メタ)アクリル酸エステル系樹脂としては、アクリル酸アルキルエステルモノマーを単独重合してなるアクリル酸アルキルエステル樹脂、メタクリル酸アルキルエステルモノマーを単独重合してなるメタクリル酸アルキルエステル樹脂、二種以上のアクリル酸アルキルエステルモノマーを共重合してなるアクリル酸アルキルエステル樹脂、二種以上のメタクリル酸アルキルエステルモノマーを共重合してなるメタクリル酸アルキルエステル樹脂、アクリル酸アルキルエステルモノマーとメタクリル酸アルキルエステルモノマーとの共重合体、アクリル酸アルキルエステルモノマー又はメタクリル酸アルキルエステルモノマーの何れか一方或いは双方と、これと共重合可能な他のビニルモノマーとの共重合体などが挙げられ、アクリル酸アルキルエステルモノマー又はメタクリル酸アルキルエステルモノマーの何れか一方或いは双方と、これと共重合可能な他のビニルモノマーとの共重合体が好ましい。
更に、上記(メタ)アクリル酸エステル系樹脂のGPC(Gel Permeation Chromatography:ゲルパーミエーションクロマトグラフィ)法によりポリスチレン換算分子量として測定された重量平均分子量は、小さいと、形成される粘着剤層が、被着体の変形に伴って生じる剥離応力によって被着体から剥離し易くなる一方、大きいと、粘着剤の粘着力が低下し、更に、形成される粘着剤層が、被着体の変形に伴って生じる剥離応力によって被着体から剥離し易くなるので、50万〜120万が好ましく、50万〜100万がより好ましく、55万〜90万が特に好ましい。
なお、上記(メタ)アクリル酸エステル系樹脂のGPC法によりポリスチレン換算分子量として測定された重量平均分子量は、アクリル酸エステル系樹脂をテトラヒドロフラン(THF)によって50倍希釈して得られた希釈液をフィルターで濾過し、得られた濾液に基づいて、アクリル酸エステル系樹脂のポリスチレン換算分子量をゲルパーミエーションクロマトグラフによって測定することにより得ることができる。上記ゲルパーミエーションクロマトグラフとしては、例えば、Water社から商品名「2690 Separations Model」で市販されているものなどが使用できる。
粘着剤のゲル分率は、高くても低くても、形成される粘着剤層が被着体の変形に伴って生じる剥離応力によって被着体から剥離し易くなるので、10〜40重量%が好ましく、15〜35重量%がより好ましい。
ここで、上記粘着剤のゲル分率の測定方法としては、表示装置組み立て用粘着テープを50mm×100mmの平面長方形状に裁断して試験片を作製し、この試験片を酢酸エチル中に23℃にて24時間浸漬した後、試験片を酢酸エチルから取り出して、110℃の条件下で1時間乾燥させる。そして、乾燥後の試験片の重量を測定し、下記式を用いてゲル分率を算出する。なお、上記試験片には、後述のような離型フィルムは積層されていないものとする。
ゲル分率(重量%)=100×(W2−W0)/(W1−W0
(W0:テープ基材の重量、W1:浸漬前の試験片の重量、W2:浸漬、乾燥後の試験片の重量)
又、上記ゴム系粘着剤としては、天然ゴム、スチレン−イソプレン系ブロック共重合体、スチレン−ブタジエン系ブロック共重合体、ポリイソプレン、ポリブテン、ポリイソブチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのゴム弾性体を50重量%以上含有するものが挙げられる。
上記ゴム弾性体には、例えば、ロジン系樹脂、ポリテルペン樹脂、クマロン−インデン樹脂、石油系樹脂、テルペン−フェノール樹脂などの粘着付与剤が適量、添加され、更に、必要に応じて、液状ポリブテン、鉱油、液状ポリイソプレン、液状ポリアクリレートなどの軟化剤が配合されてもよい。上記シリコーン系粘着剤としては、ポリジメチルシロキサンなどを50重量%以上含有するものが挙げられる。
なお、上記粘着剤には、ブチルヒドロキシトルエンなどの老化防止剤などの各種添加剤が適量、添加されてもよい。又、粘着剤層4は透明であることが好ましいが、光反射層3上に積層一体化される粘着剤層4は白色に、遮光層2上に積層一体化される粘着剤層4は黒色に着色されてもよい。
そして、上記光反射層3及び上記遮光層2上に粘着剤層4、4を積層一体化させる要領としては、特に限定されず、光反射層3及び遮光層2上に、粘着剤を含有する溶液又は分散液をコンマコーター、トップフィードリバースコーターなどを用いて直接塗布して乾燥させる方法、離型フィルムの離型処理面に、粘着剤を含有する溶液又は分散液を上述の要領で直接塗布して乾燥させた後、この離型フィルムをその粘着剤層が光反射層3又は遮光層2に対向した状態に光反射層3又は遮光層2上に重ね合わせて、粘着剤層を光反射層3又は遮光層2に転写して積層一体化させる方法などが挙げられる。
上記粘着剤層4、4の厚さは、薄いと、粘着剤層の粘着性が低下することがある一方、厚いと、表示装置組み立て用粘着テープの厚さが厚くなるので、5〜40μmが好ましい。
なお、上記粘着剤層4、4上には剥離フィルムが剥離可能に積層されていてもよい。このような剥離フィルムとしては、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルムなどの合成樹脂フィルム、紙などが挙げられる。そして、剥離フィルムの表面には、粘着剤層4、4からの剥離性を高めるため、必要に応じて、シリコーン処理、長鎖アルキル処理、フッ素処理などの離型処理が施されていてもよい。
次に、上記表示装置組み立て用粘着テープの使用要領について説明する。上記表示装置組み立て用粘着テープAは、バックライト筐体5内に表示パネル6を配設一体化して表示モジュールユニットBを構成するために用いられる。
上記バックライト筐体5は、図4及び図5に示したように、合成樹脂製の矩形枠状に形成され、上端部には表示パネル6を載置するための平面矩形枠状のパネル配設用段部51がバックライト筐体5の上端面に開口した状態に形成されていると共に、下端部には反射板を配設するための反射板配設用段部52が下端面に開口した状態に平面矩形枠状に形成されている。
そして、バックライト筐体5のパネル配設用段部51上には、バックライト筐体5の上端開口部よりも僅かに小さい大きさの平面矩形状の表示パネル6が表示装置組み立て用粘着テープAを介して配設一体化されていると共に、バックライト筐体5内には複数枚の光学フィルムが互いに積層された状態で配設されている。なお、表示装置組み立て用粘着テープAの光反射層3が導光板7に、遮光層2が表示パネル6に対向した状態に配設されている。
詳細には、表示装置組み立て用粘着テープAがバックライト筐体5のパネル配設用段部51のパネル受止面51a上に配設された状態において、バックライト筐体5のパネル配設用段部51のパネル受止面51aと、表示パネル6とがこれらの全周において表示装置組み立て用粘着テープAを介して貼着一体化されている。
そして、導光板7は、平面矩形状に形成されていると共に表示パネル6に対向している面の端部にはその端縁の全長に亘って断面直角三角形状の受光部71が突出、形成されており、この受光部71の側方に光源として発光ダイオード(LED)(図示せず)が配設されている。
そして、導光板7における受光部71を除いた部分の略全面には、拡散シート8、及び、輝度を向上させるための一枚或いは複数枚のプリズムシート9,9・・・が、この順序で積層されている。なお、上記以外の光学フィルムが適宜、積層されていてもよい。
又、バックライト筐体5のパネル配設用段部51に配設された表示装置組み立て用粘着テープAはその四方内周部が全周に亘ってパネル配設用段部51の四方内周縁から内方に向かって突出した状態となっており、この突出部分が導光板7の受光部71に直接、対向した状態となっている。
更に、バックライト筐体5の反射板配設用段部52には反射板10が配設一体化されている。そして、導光板7の受光部71の側方に配設された光源から導光板7に向かって光が放射され、導光板7内において光を拡散させた上で、導光板7から表示パネル6に向かって光が放射される。なお、一部の光は導光板7から反射板10側に向かって進行するが、反射板10によって表示パネル6側に向かって反射される。
そして、導光板7から表示パネル6に向かって放射された光の大部分は表示パネル6に進入するが、導光板7の受光部71から表示パネル6側に向かって放射された光は、表示パネル6に進入せずに、表示装置組み立て用粘着テープAの光反射層3に到達し、この光反射層3によって再度、導光板7側に向かって反射される。
一方、導光板7は、その側方から入射した光を導光板7内において拡散させた上で導光板7の表面全体から略均一な光束量でもって光を放射させるものであるから、導光板7にその表面、即ち、表示パネル6側から入射する光は、導光板7内において充分に拡散されることなく、導光板7の背後に配設された反射板10にて表示パネル6側に反射されて再度、表示パネル6に入射する。
従って、導光板7の受光部71から放射された光は、表示装置組み立て用粘着テープA及び反射板10によって反射されて表示パネル6に入射するまでに充分に拡散されず、導光板7の受光部71の近傍部が他の部分に比して明るく光りすぎ、導光板7の受光部71の近傍部を表示パネル6側に投影した部分に相当する表示パネル6部分が他の部分よりも明るく照射されて視認ムラが発生する虞れがある。
更に、上述のように、導光板7の受光部71の近傍部が他の部分に比して明るく光すぎるので、表示装置組み立て用粘着テープの光反射層にぎらつきを生じ、その結果、表示パネルの表示性能が低下する虞れがある。
そこで、本発明の表示装置組み立て用粘着テープAでは、光反射層3の光反射率を50〜70%と従来の表示装置組み立て用粘着テープに比較して低くし、導光板7の受光部71から放射された光を光反射層3によって適度に反射させて光の有効利用を図りつつ、導光板7がその受光部71近傍部において他の部分よりも明るく光らないようにして全体的に略均一に光るようにしている。
そして、全面的に均一な明るさで光る導光板7から放射された光によって表示パネルは全体的に略均一に照らされ、表示パネルには視認ムラは殆ど発生することがないと共に充分な光量で照らされていることから充分な輝度を有しており、本発明の表示モジュールユニットを用いた表示装置は優れた表示性能を有している。
上記では、表示パネル6に対向する光学フィルムがプリズムシート9であるとして説明したが、表示パネル6に対向する光学フィルムは必ずしもプリズムシートである必要はなく、他の光学フィルムであってもよい。又、上記では、表示装置組み立て用粘着テープAを用いて液晶表示モジュールユニットBを構成した場合を説明したが、表示パネルとして有機EL(electroluminescence)パネルを用いて表示モジュールユニットBを構成してもよい。なお、有機EL(electroluminescence)パネルを用いた場合は光源が不要となる。
(実施例1)
厚みが12μmの無色透明なポリエチレンテレフタレートフィルム(フタムラ化学株式会社製 商品名「PET#12(FE2002)」、全光線透過率:89%)を透明基材層として用意した。なお、ポリエチレンテレフタレートフィルムは、有色顔料を一切、含有していなかった。
そして、上記ポリエチレンテレフタレートフィルムの両面に、スチレン−イソプレン−スチレンゴム(日本ゼオン社製 商品名「クインタック」)5重量%、アクリル樹脂(日本触媒社製 商品名「ポリメントNK−350」)5重量%及び溶剤90重量%を含有するゴム溶液をグラビア印刷により塗布し乾燥させて溶剤を除去して厚みが0.1μmの中間層を形成した。
そして、バインダーとしてウレタン樹脂(ハロゲン元素含有量:50ppm未満)30重量%、黒色着色材として平均粒径が0.03μmのカーボンブラック10重量%、並びに、酢酸エチル、トルエン及びイソプロピルアルコールを混合してなる溶剤60重量%からなる黒色インキ(カーボンブラック:10重量%)からなる黒色インキを用意した。
上記ポリエチレンテレフタレートフィルムの一面に積層一体化した中間層上に、黒色インキをグラビア印刷により塗布、乾燥させて、厚みが1.0μmの黒色着色基層を形成した。この黒色着色基層上にグラビア印刷により上記黒色インキを重ねて塗布、乾燥させることによって、黒色着色基層上に、別の厚み1.0μmの遮光基層を積層一体化させた。黒色着色基層上に黒色インキを塗布、乾燥させる要領を合計4回繰り返して行い、遮光基層が5層、互いに積層一体化してなる厚みが5.0μmの遮光層を形成した。
同様の要領で、上記ポリエチレンテレフタレートフィルムの他面に積層一体化した中間層上に、黒色着色基層が5層、互いに積層一体化してなる厚みが5.0μmの黒色着色層を形成した。
次に、バインダーとしてウレタン樹脂(ハロゲン元素含有量:50ppm未満)25重量%、白色着色材として二酸化チタン25重量%、並びに、酢酸エチル、トルエン及びイソプロピルアルコールを混合してなる溶剤50重量%を含有する白色インキ(二酸化チタン:25重量%)を、ポリエチレンテレフタレートフィルムの他面に積層一体化させた黒色着色層上にグラビア印刷により塗布し乾燥させて、厚みが2.0μmの白色着色基層を形成した。
更に、上記白色着色基層上にグラビア印刷法を用いて上記白色インキを重ねて塗布、乾燥させることによって、白色着色基層上に、別の厚み1.3μmの光反射基層を積層一体化させて、白色着色基層が2層、互いに積層一体化してなる厚みが3.3μmの白色着色層を形成し、上記黒色着色層上に白色着色層が積層一体化されてなる光反射層を形成した。なお、各白色着色基層中における二酸化チタンの含有率は、50重量%であった。
次に、テープ基材の光反射層及び遮光層上に、アクリル系粘着剤を塗布、乾燥させ、厚みが20μmの粘着剤層を形成して表示装置組み立て用粘着テープを製造した。
なお、アクリル系粘着剤としては、アクリル酸、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル及びアクリル酸2−エチルヘキシルを含有するモノマーを共重合させて得られたアクリル系共重合体(重量平均分子量:70万)と、ロジンエステル系粘着付与剤(荒川化学社製 商品名「パインクリスタルKE359」)と、イソシアネート系架橋剤(日本ポリウレタン社製 商品名「コロネートL45」)とを配合してなるものである。
(実施例2)
黒色着色基層上に形成した厚みが2.0μmの白色着色基層上に、厚みが1.3μmの別の白色着色基層を1層の代わりに2層、積層一体化させて厚みが4.6μmの光反射層を形成したこと以外は、実施例1と同様の要領で表示装置組み立て用粘着テープを製造した。なお、各白色着色基層中における二酸化チタンの含有率は、50重量%であった。
(実施例3)
黒色着色基層上に形成した厚みが2.0μmの白色着色基層上に、厚みが1.3μmの別の白色着色基層を1層の代わりに3層、積層一体化させて厚みが5.9μmの光反射層を形成したこと以外は、実施例1と同様の要領で表示装置組み立て用粘着テープを製造した。なお、各白色着色基層中における二酸化チタンの含有率は、50重量%であった。
(実施例4)
黒色着色基層上に形成した厚みが2.0μmの白色着色基層上に、厚みが1.3μmの別の白色着色基層を1層の代わりに4層、積層一体化させて厚みが7.2μmの光反射層を形成したこと以外は、実施例1と同様の要領で表示装置組み立て用粘着テープを製造した。なお、各白色着色基層中における二酸化チタンの含有率は、50重量%であった。
(比較例1)
黒色着色基層上に形成した厚みが2.0μmの白色着色基層上に、厚みが1.3μmの別の白色着色基層を1層の代わりに5層、積層一体化させて厚みが8.5μmの光反射層を形成したこと以外は、実施例1と同様の要領で表示装置組み立て用粘着テープを製造した。
(比較例2)
黒色着色基層上に形成した厚みが2.0μmの白色着色基層上に、厚みが1.3μmの別の白色着色基層を1層の代わりに6層、積層一体化させて厚みが9.8μmの光反射層を形成したこと以外は、実施例1と同様の要領で表示装置組み立て用粘着テープを製造した。
(比較例3)
厚みが38μmの白色樹脂フィルム(帝人社製 商品名「テフレックス」、全光線透過率:30〜40%)を用意した。
そして、白色樹脂フィルムの一面に、黒色インキをグラビア印刷により塗布、乾燥させて、厚みが1.0μmの黒色着色基層を形成した。この黒色着色基層上にグラビア印刷により上記黒色インキを重ねて塗布、乾燥させることによって、黒色着色基層上に、別の厚み1.0μmの遮光基層を積層一体化させた。黒色着色基層上に黒色インキを塗布、乾燥させる要領を合計4回繰り返して行い、遮光基層が5層、互いに積層一体化してなる厚みが5.0μmの遮光層を形成した。
次に、白色樹脂フィルムの他面及び遮光層上に、アクリル系粘着剤を塗布、乾燥させ、厚みが20μmの粘着剤層を形成して表示装置組み立て用粘着テープを製造した。
なお、アクリル系粘着剤としては、アクリル酸、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル及びアクリル酸2−エチルヘキシルを含有するモノマーを共重合させて得られたアクリル系共重合体(重量平均分子量:70万)と、ロジンエステル系粘着付与樹脂(荒川化学社製 商品名「パインクリスタルKE359」)と、イソシアネート系架橋剤(日本ポリウレタン社製 商品名「コロネートL45」)とを配合してなるものである。
得られた表示装置組み立て用粘着テープの光反射層の光反射率、明度及び視認ムラを下記の要領で測定し、その結果を表1に示した。
(光反射率)
表示装置組み立て用粘着テープの光反射層についてJIS K7105に準拠して500nmにおける全光線反射率を測定した。なお、比較例3については、白色樹脂フィルムの他面の全光線反射率を測定した。
(明度)
表示装置組み立て用粘着テープの光反射層及び遮光層について、L***表色系のうち明度を表すL*をJIS Z8729に準拠して測定した。なお、比較例3について、光反射層の明度として、白色樹脂フィルムの他面の明度を測定した。
(視認ムラ)
長辺53mm、短辺40mm、厚み1mmの平面長方形状のポリカーボネート板を用意した。このポリカーボネート板の中央部に長辺49mm、短辺36mmの平面矩形枠状の開口部を設けた。
ポリカーボネート板の短辺の一つを切断して光源を配設した。なお、光源としてハロゲンランプ(100W・110V)を用いた。表示装置組み立て用テープをポリカーボネート板と同一形状、同一大きさの平面矩形枠状に切断した。プリズムシート(住友スリーエム株式会社製 商品名「TBEF2-T-62i」)を長辺51mm、短辺38mmの平面矩形枠状に打ち抜いた。
ポリカーボネート板の上面に表示装置組み立て用粘着テープを開口部同士が合致するように重ね合わせて貼着した上で、表示装置組み立て用粘着テープの上面にプリズムシートを貼着した。なお、プリズムシートによってポリカーボネート板及び表示装置組み立て用粘着テープの開口部が完全に閉塞するように調整した。
更に、ポリカーボネート板の開口部を閉塞し得る大きさの平面矩形状の反射シート(住友スリーエム株式会社製 商品名「ESR」)を用意した。そして、両面テープを用いてポリカーボネート板の下面に反射シートをポリカーボネート板及び表示装置組み立て用粘着テープの開口部が完全に閉塞された状態に配設した。
光源を点灯し、プリズムシートの上面を目視観察し、下記基準に基づいて評価した。
◎:部分的なギラツキが見られず、全面的に均一な視認性が得られた。
○:部分的なギラツキは見られないが、視認性が部分的に相違していた。
×:部分的なギラツキが見られた。
Figure 2010167642
1 透明基材層
2 遮光層
21 遮光基層
3a 黒色着色層
31a 黒色着色基層
3b 白色着色層
31b 白色着色基層
3 光反射層
4 粘着剤層
5 バックライト筐体
6 表示パネル
7 導光板
71 受光部
8 拡散シート
9 プリズムシート
10 反射板
A 表示装置組み立て用粘着テープ
A1 テープ基材
B 表示モジュールユニット

Claims (7)

  1. バックライト筐体に表示パネルを配設一体化するための表示装置組み立て用粘着テープであって、透明基材層と、この透明基材層の一面に積層一体化された遮光層と、上記透明基材層の他面に積層一体化され且つ光反射率が50〜70%である光反射層を有するテープ基材と、このテープ基材の両面に積層一体化された粘着剤層とを含むことを特徴とする表示装置組み立て用粘着テープ。
  2. 光反射層は、黒色着色材及び白色着色材を含有していることを特徴とする請求項1に記載の表示装置組み立て用粘着テープ。
  3. 遮光層は黒色着色層であると共に、光反射層は、黒色着色層上に白色着色層を積層一体化させてなることを特徴とする請求項1に記載の表示装置組み立て用粘着テープ。
  4. 白色着色層は、白色着色材を30〜80重量%含有していることを特徴とする請求項3に記載の表示装置組み立て用粘着テープ。
  5. 遮光層及び光反射層を構成している黒色着色層の厚みが2〜6μmであると共に、上記光反射層を構成している白色着色層の厚みが3〜8μmであることを特徴とする請求項3に記載の表示装置組み立て用粘着テープ。
  6. 透明基材層には、粉状の有色顔料が含有されていないことを特徴とする請求項1に記載の表示装置組み立て用粘着テープ。
  7. 枠状のバックライト筐体の内周面にパネル配設用段部が形成され、このパネル配設用段部上に表示装置組み立て用粘着テープを介して表示パネルが配設されていると共に、上記バックライト筐体内に導光板が配設され、この導光板の側方に配設された光源の光を上記導光板を介して上記導光板上に配設された積層状態の複数枚の光学フィルムを通じて上記表示パネルを照射するように構成されている表示モジュールユニットであって、上記表示装置組み立て用粘着テープは、透明基材層と、この透明基材層の一面に積層一体化された遮光層と、上記透明基材層の他面に積層一体化され且つ光反射率が50〜70%である光反射層を有するテープ基材と、このテープ基材の両面に積層一体化された粘着剤層とを含むと共に、上記導光板は、その縁部に受光部が形成されており、この受光部を上記表示装置組み立て用粘着テープの光反射層に対向させて配設されていることを特徴とする表示モジュールユニット。
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