JP2009175328A - 遮光反射テープ及びlcdモジュール - Google Patents

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晃 山上
Takamine Sugiura
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Abstract

【課題】 薄型でありながら遮光性と反射性に優れ、且つLCDパネルとバックライト筐体の間に貼着しても高温下で粘着テープのはみ出しによる視認性の低下や光学フィルムの歪みによる視認性の低下が生じにくい遮光反射テープを提供する。
【解決手段】 光反射層と遮光層とを有する支持体と、支持体の少なくとも片面に設けられた粘着剤層とを有し、光反射層が二軸延伸白色樹脂フィルムからなる層を有し、二軸延伸白色樹脂フィルムの周波数0.1Hzでの動的粘弾性スペクトル測定における損失正接の極大値が105〜150℃の範囲にあり、厚さが6〜30μmであり、粘着剤層の周波数1Hzでの動的粘弾性スペクトルにおける85℃の損失正接が0.4〜0.8であり、総厚さが20〜100μmである遮光反射テープにより、高温下での画像表示域へのはみ出しを抑制でき、さらに光学フィルムの歪みによる視認性の低下を抑制できる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、LCD(Liquid Crystal Display)パネルとバックライト筐体の間に貼着して使用される光反射性と遮光性を併有する粘着テープに関する。
LCDモジュール(液晶表示装置)はワープロやパソコンを始めとする広範な分野で用いられており、特に電子手帳、携帯電話、PHS等においては益々小型化された電子機器の表示装置として用いられるようになってきた。このようなLCDモジュールの中で、例えば、サイドライト型バックライト方式のLCDモジュールは、一般に、バックライト筐体の中に反射板、導光板、拡散シート、必要に応じて使用されるプリズムシート(輝度を高める)とLCDパネルが順に積層されており、導光板の側方にランプリフレクタを設けた、LED(Light Emitting Diode)、冷陰極管等の光源が配置されている。
更に、LCDパネルとバックライト筐体の間には粘着テープ(通常額縁状に打ち抜かれ、その幅は通常約0.5mm〜約10mmである)が挟み込まれている。粘着テープは、バックライト筐体のみでなく、プリズムシートにも接し、プリズムシートの下側に設置されている拡散シート等を固定する役割や、ゴミの侵入の防止やクッション性を持たせて衝撃による上記各部品の割れを防ぐ役割も併せ有している。
上記のようなLCDモジュールが組み込まれた電子機器においては、端末自体の軽薄短小化が求められる一方で、情報量の増加や高精細化の要求にともなって画像表示部の大画面化が求められている。このため近年のLCDモジュールは、従来のものに比して光源とLCDパネルとの位置とがより近接した構成がとられるため、粘着テープには更なる薄型化が求められる。
また、LCDパネルとバックライト筐体の間に挟み込まれる粘着テープには高い遮光性が求められ、LCDパネルの表示面の見栄えを向上させると同時に、LCDパネルを駆動するためのドライバーへの光の進入を遮蔽し、誤作動を防止する役目も併せ持つことが要請される。さらには、バックライト筐体の周辺部に進入する光を反射し、光源からの光を効率良くLCDパネルの背面に導くための高い光反射性能も求められる。これにより薄型の携帯機器に対応でき、また省電力化が達成可能となる。
従って、LCDパネルとバックライト筐体の間に挟み込まれる粘着テープには薄膜であって、かつ光反射性と遮光性を有することが強く求められている。
薄型で優れた遮光性と反射性とを有する反射遮光性の粘着テープとしては、例えば、光反射層が10〜30μmの膜厚と10.0N/10mm以上の引張強度とを有する白色着色剤が混練された二軸延伸白色樹脂フィルムで構成され、層厚さが20〜100μmの粘着テープが開示されている(特許文献1参照)。
しかし、当該粘着テープは85℃や100℃の高温下では、粘着テープが変形する場合があった。このため、当該粘着テープを、画像表示部が大画面化された携帯表示端末に適用した場合には、高温下での変形を粘着剤層が押さえ込めない場合があり、画像表示域に粘着テープが入り込み、画像表示部の見栄えが低下する場合があった。
さらに近年、更なるLCDモジュールの薄型化が要求され、内部部材である光学フィルムの薄型化が進んでいる。これにより、両面粘着テープで周囲を固定された光学フィルムが信頼性試験で高温に放置された時に光学フィルムの歪みが発生する問題が生じている。このような歪んだ箇所を通過した光で照明されると、LCDパネル中の画像がシャープさを欠くものになってしまう。特に100μm以下の光学フィルムを使用した場合に、この問題が顕著になっている。
特開2004−156015号
本発明の課題は、薄型でありながら遮光性と反射性に優れ、且つLCDパネルとバックライト筐体の間に貼着しても高温下で粘着テープのはみ出しによる視認性の低下や光学フィルムの歪みによる視認性の低下が生じにくい遮光反射テープを提供することにある。
本発明においては、薄い厚さであっても好適な遮光性と反射性とを実現するための薄型多層構成の粘着テープにおいて、特定の厚さで且つ特定の温度範囲に損失正接の極大値を有する光反射層と、高温域で特定の粘弾性特性を示す粘着剤層とを使用することにより、優れた遮光性と反射性を実現できる多層の粘着テープ構成であっても高温下での画像表示域へのはみ出しを抑制でき、さらに光学フィルムの歪みによる視認性の低下を抑制できる。
すなわち本発明は、LCDモジュールのLCDパネルとバックライト筐体との間に貼付して使用される粘着テープであって、光反射層と遮光層とを有する支持体と、前記支持体の少なくとも片面に設けられた粘着剤層とを有し、前記光反射層が二軸延伸白色樹脂フィルムからなる層を有し、前記二軸延伸白色樹脂フィルムの周波数0.1Hzでの動的粘弾性スペクトル測定における損失正接の極大値が105〜150℃の範囲にあり、厚さが6〜30μmであり、前記粘着剤層の周波数1Hzでの動的粘弾性スペクトルにおける85℃の損失正接が0.4〜0.8であり、総厚さが20〜100μmである遮光反射テープを提供するものである。
本発明の光反射性と遮光性を併有する遮光反射テープは薄膜でありながら、高温での熱収縮が小さく、さらに光学フィルムの歪みを低減できるため、LCDモジュールの接合に好適に使用することができる。
以下に、本発明の光反射性と遮光性を併有する遮光反射テープを、その構成要素に基づいて、更に詳しく説明する。
[光反射層]
本発明の遮光反射テープにおける光反射層は、二軸延伸白色樹脂フィルムからなる層を有し、当該二軸延伸白色樹脂フィルムにより好適な光反射性を実現できる。
本発明の遮光反射テープの光反射層側の光反射率は60%以上であることが好ましい。中でも可視光反射率が65%以上であることがより好ましく、さらに好ましくは、70%以上である。可視光反射率が60%以上であるとLCDパネルの輝度が高くなり好ましい。なお、遮光反射テープの光反射率とは、光反射層上に粘着剤層が積層されている場合には、粘着剤層を通して測定される光反射率の値をいう。
光反射率は、分光式色差計SE−2000型(日本電色工業(株)製)を用い、JIS Z−8722に準じて400〜700nmの範囲の分光反射率を10nm間隔で測定し、その平均値(平均反射率)として算出する。
(二軸延伸白色樹脂フィルム)
本発明においては、二軸延伸白色樹脂フィルムとして、周波数0.1Hz、縦方向伸縮の条件での動的粘弾性スペクトル測定における損失正接の極大値が105〜150℃の範囲である。好ましくは105〜120℃の範囲にある二軸延伸白色樹脂フィルムを使用する。二軸延伸白色樹脂フィルムの損失正接の極大値が上記範囲のものを使用することで、得られる遮光反射テープの耐熱性が良好で、熱収縮率が小さくなる。また85℃の弾性率(E’)は1.0×10Pa〜9.0×10Paが好ましい。このため、得られる遮光反射テープは好適な反射率を有しながら高温下でも変形の少ない遮光反射テープを実現できLCDモジュール用途として好適に使用できる。このような二軸延伸白色樹脂フィルムとしては、例えば、東レ(株)製のE20#12FやE20#9F(いずれもポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム)等が挙げられる。
二軸延伸白色樹脂フィルムの動的粘弾性特性は、特定周波数、及び特定温度における、動的粘弾性スペクトルの損失正接及び貯蔵弾性率により規定し、さらに、0.1Hzの周波数における動的粘弾性スペクトルの損失正接の極大値及び23℃における貯蔵弾性率により規定する。動的粘弾性の測定は、例えば、粘弾性試験機(レオメトリックス社製、商品名:RSA II)を用いて、同試験機の測定部に6mm幅×標線間隔21mmの長さの試験片を挟み込み、試験片の長手方向に周波数0.1Hz、昇温条件2℃/分の条件で0℃から150℃までの貯蔵弾性率(E’)と損失弾性率(E”)を測定すればよい。
本発明に使用する二軸延伸白色樹脂フィルムの厚みは6〜30μmであり、好ましくは、9〜25μmである。厚みを上記範囲とすることで、薄い厚さであっても、光反射性に優れ、かつ加工性の良い遮光反射テープを実現し易くなる。
本発明に使用する二軸延伸白色樹脂フィルムの23℃から100℃に変化させた際の収縮率は流れ方向・幅方向とも1.0%以下が好ましく、さらに好ましくは0.7%以下である。ここで、二軸延伸白色樹脂フィルムの収縮率Xは23℃の状態の長さL23と100℃に24時間放置した後の長さをL100とした時、X=100×(L23−L100)/L23で求められる。尚、通常の二軸延伸白色樹脂フィルムは流れ方向の収縮率が幅方向より大きい。
本発明に使用する二軸延伸白色樹脂フィルムは、樹脂中に白色着色剤を微分散させ、これを溶融押出して未延伸フィルムを製造し、これを二軸延伸した二軸延伸白色樹脂フィルムを使用できる。
二軸延伸白色樹脂フィルムに使用する白色着色剤としては、硫酸バリウム、二酸化チタン、炭酸カルシウム、シリカ、タルク、クレー等が挙げられ、これらを単独、あるいは複数種類添加しても良い。特に、390nm以下の光の波長領域における反射効率を考えると、二酸化チタンが好ましく、薄膜であっても反射性・隠蔽性に優れるルチル型二酸化チタンが最も好ましい。
二酸化チタンの平均粒径としては、0.1〜0.4μmが好ましい。粒径が当該範囲であると、光の吸収等により生じる青味や黄色味などの白色を阻害する色味が視認されにくく好適な白色樹脂フィルムが得られ易い。二酸化チタンの添加量としては、白色樹脂フィルム100%に対して、10〜20質量%、更に13〜17質量%の範囲で添加することが好ましい。白色着色剤の添加量が上記の範囲であると光反射層の反射率を好適に調整しやすく、また、延伸性が好適であるため生産性及び加工性が良好となる。
本発明の遮光反射テープにおける光反射層は、上記の如く粒子形の微細な白色着色剤を含有する二軸延伸白色樹脂フィルム層構成として有することにより、光反射層を高散乱性の反射層とすることができる。その結果、部分的に強い反射光を生じることなく、光源からの光を広範囲に反射させ、均一な強度の光をLCDパネル側に送ることができる。
(フィルムの樹脂組成)
二軸延伸白色樹脂フィルムに使用する樹脂としてはポリエステルであることが好ましい。ポリエステルは、ジオールとジカルボン酸の縮重合によって得られるポリマーであり、ジカルボン酸としては、例えばテレフタル酸、イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、4,4’−ジフェニルジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸等が挙げられ、またジオールとしては、例えばエチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、1,6−ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコール、ポリオキシアルキレングリコール等が挙げられる。本発明で用いる二軸延伸白色樹脂フィルムとしては、イソフタル酸等を共重合していないテレフタル酸とエチレングリコールを原料として製造されるポリエチレンテレフタレート(PET)が耐熱性・強度・価格の点から最も好ましい。
本発明の遮光反射テープで使用する二軸延伸白色樹脂フィルムの引張強度は、10.0N/10mm以上であることが好ましい。より好ましくは、15.0N/10mm以上である。その中でも20.0N/10mm以上が特に好ましい。上記範囲であると、加工性・リワーク性に優れる。
(白色インキ層)
本発明の遮光反射テープにおける光反射層は、上記二軸延伸白色樹脂フィルムからなる層のみから構成されていても良いが、光反射率を向上させるために、二軸延伸白色樹脂フィルムの少なくとも片方の面に白色インキ層が設けられているものが好ましく、特に、二軸延伸白色樹脂フィルムの両面に設けられているものが好ましい。白色インキ層の厚みは0.5〜5μmが好ましい。また、白色インキ層は単層でも良いが、2〜4層に積層するのが好ましい。
白色インキに使用する白色着色剤は、上記二軸延伸白色樹脂フィルムに使用できる顔料と同様のものを使用することができる。なかでも、二酸化チタン、硫酸バリウムが好ましく、その中でも光反射性の点から二酸化チタンが最も好ましい。特に、390nm以下の光の波長領域における反射効率を考えると、二酸化チタンが好ましく、薄膜であっても反射性・隠蔽性に優れるルチル型二酸化チタンが最も好ましい。
白色インキに使用する顔料の平均粒径としては0.1〜0.4μmが好ましい。0.1μm以上とすることで反射光の黄色味を抑制でき、0.4μm以下とすることで、青味を抑制することができる。
本発明の遮光反射テープにおける光反射層1は、上記の如く粒子径の微細な白色着色剤を含有する二軸延伸白色樹脂フィルムを使用するのが好ましい。そのような樹脂フィルムを使用することにより、光反射層1を高散乱性の反射層とすることができる。その結果、部分的に強い反射光を生じることなく、光源からの光を広範囲に反射させ、均一な強度の光をLCDパネル側に送ることができる。
白色着色剤の添加量は、白色インキ層を形成する白色インキ組成物中の40〜70質量%が好ましく、より好ましく55〜65質量%である。顔料の添加量を当該範囲とすることで、好適に反射率を向上でき、またインキの塗工性も良好となる。
また、二軸延伸白色樹脂フィルム中の白色着色剤の含有比率よりも白色着色剤の含有比率が高い白色インキを使用することが望ましい。これにより、遮光反射テープの可視光領域における光反射率を高くすることができる。
白色インキのバインダー樹脂としては、特に限定される物ではないが、例えばポリエステル系樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ニトロセルロース系樹脂、ポリウレタン系樹脂等があげられる。
二軸延伸白色樹脂フィルムへの白色インキ層の積層は公知慣用の印刷方式により印刷する方法が容易であるため好ましい。例えば、凸版印刷、フレキソ印刷、ドライオフセット印刷、グラビア印刷、グラビアオフセット印刷、オフセット印刷、スクリーン印刷等が採用できる。その中でも、グラビア印刷が重ねてコートするのに適している。
インキコートする二軸延伸白色樹脂フィルムの表面は、公知慣用の易接着処理を施すのが好ましい。その中でもコロナ処理・プラズマ処理・プライマー処理から選ばれる易接着処理が好ましい。
(金属薄膜層)
本発明の遮光反射テープにおける光反射層においては、上記白色インキ層に代えて、あるいは上記白色インキ層と併用して、金属薄膜層が設けられていても良い。金属薄膜層としては、特に限定されないが、金属蒸着層又は金属を含有するインキ層が好ましい。金属の種類としては、特に限定されないが、アルミニウム又は銀が好ましい。又、二軸延伸白色樹脂フィルムと積層する際には、金属薄膜層の密着性を向上させる目的で、樹脂層を設けることが好ましい。樹脂層としては、セルロース/ポリウレタン系、セルロース/ポリウレタン系、ポリエステル系、又はポリエステル/メラミン系樹脂が特に好ましい。
[遮光層]
本発明の遮光反射テープにおける遮光層は、LCDモジュールの光源からの光を遮光する機能を有していれば、黒以外の、例えば、紫や紺色等の暗色であっても良く、その構成も特に制限されない。好適な遮光性能としては、遮光反射テープの光透過率が200〜1100nmにわたり0.1%以下であることが好ましく、0.01%以下であることが最も好ましい。光透過率が上記範囲であると、LCDパネルを駆動するドライバーへの光の進入を遮蔽してLCDパネルの見栄えが向上し、誤作動を防止する役目も有する。
遮光反射テープの光透過率は、分光光度計V−520−SR型(日本分光(株)製)を用い、JIS Z−8722に準じて400〜700nmの範囲の分光透過率を10nm間隔で測定し、その平均値(平均透過率)として算出する。なお、遮光反射テープの光透過率とは、遮光層上に粘着剤層が積層されている場合には、粘着剤層を通して測定される光透過率の値をいう。
遮光反射テープの遮光層は、例えば、暗色のインキ組成物、好ましくは黒色インキ組成物による黒色インキ層を、二軸延伸白色樹脂フィルムに積層することで形成できる。黒色インキ層の厚みは、その総厚さが0.5〜5μmであることが好ましい。黒色インキ層は単層でも良いが、ピンホールの防止の点から2〜4層に積層するのが好ましい。
黒色インキ組成物に使用するバインダー樹脂としては、特に限定される物ではないが、例えばポリエステル系樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ニトロセルロース系樹脂、ポリウレタン系樹脂等があげられる。
また、その中でもポリウレタン系樹脂とカーボンブラックを組み合わせることで、遮光性と、粘着剤との密着性が高度に両立できるため最も好ましい。
ポリウレタン系樹脂は、ジイソシアネート化合物とポリオール化合物及び低分子量の鎖伸長剤等の縮重合反応により得られ、分子内にウレタン結合を多数持った柔軟性、弾性に富んだ樹脂である。本発明に用いるポリウレタン系樹脂としては、質量平均分子量1,000〜500,000のものが好ましく、より好ましくは30,000〜100,000である。
本発明で好適に用いられるジイソシアネート化合物の具体例としては、例えば、メチレンジイソシアネート、イソプロピレンジイソシアネート、ブタン−1,4−ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、ダイマー酸のカルボキシル基をイソシアネート基に置換したダイマージイソシアネートなどの鎖状脂肪族ジイソシアネート;シクロヘキサン−1,4−ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジイソシアネート、1,3−ジ(イソシアネートメチル)シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンジイソシアネートなどの環状脂肪族ジイソシアネート;4,4’−ジフェニルジメチルメタンジイソシアネートなどのジアルキルジフェニルメタンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルテトラメチルメタンジイソシアネートなどのテトラアルキルジフェニルメタンジイソシアネート、1,5−ナフチレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルジメチルメタンジイソシアネート、4,4’−ジベンジルイソシアネート、1,3−フェニレンジイソシアネート、1,4−フェニレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、m−テトラメチルキシリレンジイソシアネートなどの芳香族ジイソシアネート;リジンジイソシアネートなどのアミノ酸ジイソシアネートなどが挙げられる。これらのジイソシアネート化合物をはじめとする前記ポリイソシアネート化合物は、単独でまたは2種以上を混合して用いられる。
本発明で好適に用いられるポリオール化合物としては、例えば、ポリエーテルポリオール類、ポリエステルポリオール類、ポリカーボネートポリオール類、ポリブタジエンポリオール類等を使用することができる。ポリエーテルポリオール類としては、例えばエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、テトラヒドロフラン等を開環重合したポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリオキシテトラメチレンエーテルグリコール等が挙げられる。ポリエステルポリオール類としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、ペンタンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、オクタンジオール、1,4−ブチンジオール、ジプロピレングリコール、ビスフェノールA、水添ビスフェノールA等の飽和または不飽和の低分子量グリコール類とアジピン酸、マレイン酸、フマル酸、無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、コハク酸、しゅう酸、マロン酸、グルタル酸、ピメリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、スベリン酸等の二塩基酸またはこれらに対応する酸無水物等を脱水縮合して得られる化合物等が挙げられる。
黒色インキ組成物中に分散剤を含有することで、インキ固形分をより均一に分散させ、高い遮光性を得ることができる。分散剤としてセルロース系樹脂を使用することが好ましく、セルロース系樹脂としては、例えば、硝化綿、セルロースアセテートプロピオネートが挙げられる。樹脂の添加量としては、インキ固形分に対し、0.05〜10質量%であることが好ましい。さらに好ましくは0.1〜3質量%である。
黒色インキ組成物に使用する着色材料としては、公知慣用の顔料や染料を使用することができ、黒の場合はカーボンブラック(ファーネスブラック、チャンネルブラック、アセチレンブラック、サーマルブラック、ランプブラック等)以外に、グラファイト、酸化銅、二酸化マンガン、アニリンブラック、ペリレンブラック、チタンブラック、シアニンブラック、活性炭、フェライト、マグネタイト、酸化クロム、酸化鉄、二硫化モリブテン、クロム錯体、複合酸化物系黒色色素、アントラキノン系有機黒色色素などを併用して用いることができる。
着色材料の添加量としては、用途等に応じて適宜調整すればよく、インキ固形分に対して10〜70%が好ましい。より好ましくは、40〜50%である。10%以上あれば、好適に遮光性を示し、70%以下であれば、分散が良好となる。
黒色インキ組成物中には、ブロッキング防止剤を含有することで、ブロッキングによるピンホールの発生を抑制できる。ブロッキング防止剤としては、シリカ、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、タルク等の粒子系ブロッキング防止剤や、ポリエチレンワックス(PEワックス)、脂肪酸アミド、脂肪酸エステル、高級脂肪酸等の有機化合物系ブロッキング防止剤を使用することが好ましい。粒子系ブロッキング防止剤はインキ層表面に凹凸を形成しインキ面と背面の接触面積を減らすことでブロッキングを防止する。一方、有機化合物系ブロッキング防止剤はインキ層表面にブリードアウトすることでブロッキングを防止する。そのため、粒子系ブロッキング防止剤と有機化合物系ブロッキング防止剤を併用することが好ましい。特に粒子系ブロッキング防止剤としては粘着剤との密着性を向上させるシリカが好ましい。また有機化合物系ブロッキング防止剤としては粘着剤との密着性を大きく低下させないPEワックスが特に好ましい。
粒子径ブロッキング防止剤の添加量としては、インキ固形分に対して1〜10質量%であることが好ましい。そのなかでも2〜7質量%がより好ましい。1質量%以上であれば好適にブロッキング防止の効果を発揮し、10質量%以下であるとインキ皮膜が脆弱化するおそれが生じにくい。一方、有機系ブロッキング防止剤の添加量としては、インキ固形分に対して1〜10質量%であることが好ましい。そのなかでも2〜7質量%がより好ましい。1質量%以上であれば好適にブロッキング防止の効果が得られ、10質量%以下であると粘着剤との密着性も良好となる。また、必要に応じてその他の各種添加剤を含有していてもよい。
二軸延伸白色樹脂フィルムや二軸延伸白色樹脂フィルム上に積層された層への黒色インキ層の積層は、上記白色インキ層の積層と同様の公知慣用の印刷方式により印刷する方法が容易であるため好ましい。インキコートする層の表面は、公知慣用の易接着処理を施すのが好ましい。その中でもコロナ処理・プラズマ処理・プライマー処理から選ばれる易接着処理が好ましい。
[支持体]
本発明の遮光反射テープに使用する支持体は、上記の光反射層と遮光層とを有し、一方の面の表層を光反射層、他方の面の表層を遮光層とすることで、遮光性と光反射性とを兼備する。当該支持体には、上記光反射層や遮光層以外の層が設けられていても良いが、薄型化の要請においては、上記光反射層と遮光層とからなる支持体であることが好ましい。
当該支持体の好適な具体的構成としては、例えば、(1)上記二軸延伸白色樹脂フィルムからなる光反射層の一面に、上記黒インキ層からなる遮光層が設けられた構成、(2)上記二軸延伸白色樹脂フィルムの一方の面に白色インキ層が設けられた光反射層の白色インキ層が設けられた面と反対側の面に黒色インキ層からなる遮光層が設けられた構成、(3)上記二軸延伸白色樹脂フィルムの白色インキ層が設けられた光反射層の白色インキ層が設けられた面に黒色インキ層からなる遮光層が設けられた構成、(4)上記二軸延伸白色樹脂フィルムの両面に白色インキ層が設けられた光反射層の一面に、上記黒インキ層からなる遮光層が設けられた構成、などが例示できる。
[粘着剤層]
本発明の遮光反射テープにおける粘着剤層は、周波数1Hzでの動的粘弾性スペクトルにおける85℃の損失正接が0.4〜0.8である。上記範囲であると、得られる遮光反射テープの耐熱性が良好で熱収縮率が小さく、且つ、粘着剤の追従性が優れ光学フィルムの歪みを抑制できる。また60℃の損失正接は0.4〜0.8が好ましく、100℃の損失正接は0.4〜0.8が好ましい。粘着剤層の損失正接の極大値は−30℃〜0℃が好ましい。
粘着剤層の動的粘弾性特性は、特定周波数、及び特定温度における、動的粘弾性スペクトルの損失正接、又は損失正接及び貯蔵弾性率により規定し、さらに、周波数1Hzにおける動的粘弾性スペクトルの85℃での損失正接の値により規定する。動的粘弾性の測定は、粘弾性試験機(レオメトリックス社製、商品名:アレス2KSTD)を用いて、同試験機の測定部である平行円盤の間に試験片を挟み込み、周波数1Hzで−50℃から150℃までの貯蔵弾性率(G’)と損失弾性率(G”)を測定すればよい。試験片は厚み0.5〜2.5mmの粘着剤を単独で平行円盤の間に挟んでも良いが、基材と粘着剤の積層体を幾重にも重ねて平行円盤の間に挟んでも良い。なお、後者の場合は粘着剤のみの厚さが前記の範囲となるように調整する。粘着剤としての厚さを上記の範囲に調整すると、中間に基材が挟まっていても粘着剤の損失正接の値に影響がないことを本発明者等は確認している。
(粘着剤組成物)
本発明の遮光反射テープにおける粘着剤層は、粘着剤組成物から形成され、当該粘着剤組成物には、公知のアクリル系、ゴム系、シリコン系の粘着樹脂を使用することができる。そのなかでも、反復単位として炭素数2〜14のアルキル基を有するアクリル酸エステルに由来する反復単位を含有するアクリル系共重合体を使用した粘着剤組成物が、耐光性・耐熱性の点から好ましい。例えば、n−ブチルアクリレート、イソオクチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、イソノニルアクリレート、エチルアクリレート等に由来する反復単位を含むのアクリル系共重合体があげられる。
さらに反復単位として、側鎖に水酸基、カルボキシル基、アミノ基などの極性基を有するアクリル酸エステルやその他のビニル系単量体に由来する反復単位を0.01〜15質量%の範囲で含有するのが好ましい。アクリル系共重合体は、溶液重合法、塊状重合法、懸濁重合法、乳化重合法、紫外線照射法、電子線照射法によって共重合させることにより得ることができる。アクリル系共重合体の平均分子量は、40万〜140万が好ましく、更に好ましくは、60万〜120万である。
さらに粘着剤層の凝集力をあげるために、粘着剤組成物に架橋剤を添加するのが好ましい。架橋剤としては、例えば、イソシアネート系架橋剤、エポキシ系架橋剤、キレート系架橋剤等があげられる。架橋剤の添加量としては、粘着剤層のゲル分率が10〜50%になるよう調整するのが好ましい。さらに好ましいゲル分率は、20〜45%である。そのなかでも25〜40%が最も好ましい。上記範囲にすることで接着性と耐熱性を両立することができる。ゲル分率は、養生後の粘着剤層の組成物をトルエン中に浸漬し、24時間放置後に残った不溶分の乾燥後の質量を測定し、元の質量に対する百分率で表す。
さらに粘着剤層の粘着力を向上させるため、粘着剤組成物に粘着付与樹脂を添加しても良い。本発明の遮光反射テープの粘着剤層に添加する粘着付与樹脂は、ロジンやロジンのエステル化物等のロジン系樹脂;ジテルペン重合体やα−ピネン−フェノール共重合体等のテルペン系樹脂;脂肪族系(C5系)や芳香族系(C9)等の石油樹脂;その他、スチレン系樹脂、フェノール系樹脂、キシレン樹脂、低分子量のアクリル樹脂等が挙げられる。100℃14日放置後の粘着剤層のb*値を6以下にするためには、不飽和二重結合が少ない、水添ロジンや不均化ロジンのエステル化物や、脂肪族や芳香族系石油樹や低分子量のアクリル樹脂等を粘着剤層に添加することが好ましい。
接着性と耐黄変性を両立させるには、高不均化ロジンエステルと重合ロジンエステルと石油樹脂を併用するのが好ましい。
粘着付与樹脂の添加量としては、粘着剤樹脂がアクリル系共重合体である場合は、アクリル系共重合体100質量部に対して10〜60質量部を添加するのが好ましい。接着性を重視する場合は、20〜50質量部を添加するのが最も好ましい。また、粘着剤樹脂がゴム系の樹脂である場合は、ゴム系の樹脂100質量部に対して、粘着付与樹脂を80〜150質量部添加するのが好ましい。なお、一般的に粘着剤樹脂がシリコン系樹脂である場合は、粘着付与樹脂を添加しない。
本発明の遮光反射テープの遮光層側に使用する粘着剤層には、カーボンブラック等の黒色着色剤を添加することができる。
粘着剤組成物には、上記以外に公知慣用の添加剤を添加することができる。例えば、可塑剤、軟化剤、充填剤、顔料、難燃剤等が添加できる。
粘着剤層は、粘着シートの塗布に一般的に使用されている方法で支持体上に形成することができる。粘着剤組成物を支持体に直接塗布し、乾燥するか、或いは、いったんセパレータ上に塗布し、乾燥後、支持体に貼り合わせる。
粘着剤層の厚みは、5〜50μmが好ましく、さらに好ましくは、10〜30μmである。5μm未満では、充分な接着性が得られない。また50μmを超えると、遮光反射テープの厚みが厚くなるため、一段と軽薄短小化が進む電子機器への使用には向かない。
[遮光反射テープ]
本発明の遮光反射テープは、上記光反射層と遮光層とを有する支持体の少なくとも片面に上記粘着剤層が設けられた遮光反射テープであり、LCDモジュールのLCDパネルとバックライト筐体との間に貼付して使用される。LCDモジュールに用いられるバックライト筐体中には、光源や導光板、反射板等の画像表示に必要な構成が設けられ、薄型LCDモジュールのバックライト筐体中に設けられる構成の最表部には、通常、光学フィルムが設けられる。本発明においては、遮光反射テープをLCDモジュールのLCDパネルとバックライト筐体との間に貼付して使用する際に、遮光反射テープのバックライト筐体と接する粘着剤層表面(遮光反射テープの反射面)が、光学フィルム表面とも接することにより、光学フィルムの歪みを抑制できる。
バックライト筐体中に設けられる光学フィルムとしては、LCDモジュールの輝度を向上させたり光を均一化させるものが使用され、例えば、プリズムシートや拡散フィルム等の光学フィルムが使用される。LCDモジュールの薄型化に際しては、100μm以下の薄型の光学フィルムが好ましく使用できる。薄型化された光学フィルムをテープで固定すると、高温下の信頼性試験で光学フィルムの歪みが発生しやすいが、本発明の遮光反射テープによれば、当該歪みを好適に抑制できる。歪みが生じやすい100μm以下の光学フィルムとしては、例えば3M社製Thin BEF(62μm)が挙げられる。
本発明の遮光反射テープの厚みは20〜100μmである。好ましくは、30〜75μmであり、中でも、40〜65μmであることが特に好ましい。
本発明の遮光反射テープをLCDモジュールのLCDパネルとバックライト筐体との間に貼付して適用する際には、通常、光反射層側をバックライト筐体に、遮光層側をLCDパネルに貼り付ける。このような態様においては、光反射層側に設けられた粘着剤層のバックライト筐体に対する接着力と、遮光層側に設けられた粘着剤層のLCDパネルに対する接着力との比の好適な範囲としては、10:1〜10:9が好ましく、さらに好ましくは10:2〜10:8である。なかでも、10:3〜10:7が最も好ましい。
また、光反射層側に設けられた粘着剤層のバックライト筐体に対する接着力は、10N/10mm未満であることが好ましく、3〜9N/10mmであることがより好ましい。中でも4〜8N/10mmであることが特により好ましい。
(本発明の遮光反射テープの構成)
本発明の遮光反射テープの具体的な実施形態について、貼付図面を例示して説明する。
図1は、光反射層1と遮光層2を積層した支持体3の遮光層2側に粘着剤層4が積層されている実施形態である。図2は、光反射層1と遮光層2を積層した支持体3の光反射層1側に粘着剤層4が積層されている実施形態である。また、図3は、光反射層1と遮光層2を積層した支持体3の両面に粘着剤層4を設けた本発明の遮光反射テープの一例を示す実施形態である。本発明の遮光反射テープは、図1、及び図2のような片面遮光反射テープ、あるいは図3のような両面遮光反射テープの形態を採ることができる。なお、粘着剤層4は単層の粘着剤の層であっても良いが、両面テープのような複数の粘着剤の層及びシートからなる多層の材料であっても良い。また、図4は、両面に白色インキ層6を設けた白色樹脂フィルム5を光反射層1として使用し、遮光層2と積層した支持体3の両面に粘着剤層4を設けた構成の遮光反射テープである。
更に、図5〜6は、光反射層1として金属薄膜層7を有する層を使用した実施形態を示す。金属薄膜層7は光反射層1で十分に反射できずに当該層内を透過してくる光を光源13側に反射する。それにより本発明の遮光反射テープの光反射性、及び遮光性はより一層向上する。金属薄膜層7上に遮光層2として黒色インキ層8を設けた例が図5及び図6である。図7の実施形態を用いる場合は、金属薄膜層7に積層されている粘着剤層4を黒色の粘着剤層とすることが好ましい。
本発明の遮光反射テープは、図3、図4、図6で例示されている光反射層1と遮光層2を積層した支持体3の両方の面に粘着剤層4を設けた光反射性と遮光性を併有する遮光反射テープであることが好ましい。両面粘着型のテープの場合、LCDパネルがバックライト筐体から脱離するのを防ぐための部品を用いなくてもLCDパネルをバックライト筐体に固定することができる。
(LCDモジュールでの使用方法)
本発明の光反射性と遮光性を併有する遮光反射テープは、LCDパネル17とバックライト筐体16の間に額縁状に打ち抜かれて挟み込まれた態様を好ましい態様として例示できる。図7で示される「遮光反射テープ10」の位置に貼られる。当該形態で適用される本発明の遮光性粘着テープは、LCDパネル17とバックライト筐体16の間に額縁状に打ち抜かれて挟み込まれた態様を好ましい態様として例示できる。その際、本発明の遮光反射テープの遮光層2はLCDパネル17の方向になるように、又光反射層1は光源13の方向になるようにバックライト筐体16及びプリズムシート11に接するように貼着する。その際、本発明の遮光反射テープが両面遮光反射テープである場合は、LCDパネル17及びバックライト筐体16に貼着する(図7はプリズムシート11を使用している例であり、この場合は、本発明の遮光反射テープはプリズムシート11の面にも貼着されている)。また、片面の遮光反射テープである場合は、LCDパネル17又はバックライト筐体16に貼着する。なお、本発明の遮光反射テープが片面の遮光反射テープである場合は、LCDパネルは、押さえ具等の部品によりバックライト筐体16に固定される。本発明の遮光反射テープは、光反射性及び遮光性にも優れているため、光源13の光を有効にLCDパネル17側に反射させることができると共に、駆動するドライバー9への光の進入を防止することができる。
以下に実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。尚、以下に表示する部は、質量部である。
(黒色インキの調整)
大日本インキ化学工業社製スミインキ「パナシアCVL−SP805スミ」(塩化ビニル・酢酸ビニル系)100部に、大日本インキ化学工業社製「CVLハードナーNo.10」を4部、大日本インキ化学工業社製「ダイレジューサーV No.20」を35部添加して黒色インキAを調整した。
(白色インキの調整)
大日本インキ化学工業社製白色インキ「パナシアCVL−SP709白」(塩化ビニル・酢酸ビニル系)100部に、大日本インキ化学工業社製「CVLハードナーNo.10」を2部、大日本インキ化学工業社製「ダイレジューサーV No.20」を35部添加して白色インキWを調整した。
(基材の作製)
東レ(株)製白色ポリエステルフィルムE20#12Fを濡れ張力が50dyne/cmとなるようにコロナ処理し、コロナ処理面に白色インキWを乾燥厚みが2μmになるよう2回グラビアコートした。更に白色インキ層の上に黒色インキAを乾燥厚みが4μmになるよう2回グラビアコートした。
さらに40℃で2日間養生し、インキコートフィルム(a)を得た。
東レ(株)製白色ポリエステルフィルムE20#12Fの代わりに帝人デュポンフィルム(株)製テフレックス#13FW2を使用した以外は、インキコートフィルム(a)と同様にしてインキコートフィルム(b)を得た。
(アクリル系共重合体1の調製)
冷却管、攪拌機、温度計、滴下漏斗を備えた反応容器にn−ブチルアクリレート93.4部、アクリル酸3.5部、β−ヒドロキシーエチルアクリレート0.1部と、重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2部とを酢酸エチル100部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合して質量平均分子量80万のアクリル系共重合体1を得た。
(アクリル系共重合体2の調製)
冷却管、攪拌機、温度計、滴下漏斗を備えた反応容器にn-ブチルアクリレート44.9部、2-エチルヘキシルアクリレート50部、酢酸ビニル3部、アクリル酸2部、4−ヒドロキシエチルアクリレート0.1部と、重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.1部とを酢酸エチル100部に溶解し、窒素置換後、70℃で10時間重合して質量平均分子量80万のアクリル系共重合体2を得た。
(アクリル系共重合体3の調製)
冷却管、攪拌機、温度計、滴下漏斗を備えた反応容器にn−ブチルアクリレート92.8部、酢酸ビニル5部、アクリル酸2部、β−ヒドロキシーエチルアクリレート0.2部と、重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2部とを酢酸エチル100部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合して質量平均分子量80万のアクリル系共重合体3を得た。
(アクリル系粘着剤組成物1の調製)
上記アクリル系共重合体1を100部、荒川化学社製「スーパーエステルA100」を10部、及び荒川化学社製「ペンセルD135」を10部をトルエンで希釈し、固形分40%のアクリル系粘着剤組成物1を得た。
(アクリル系粘着剤組成物2の調製)
上記アクリル系共重合体2を100部、荒川化学社製「ペンセルD135」を10部をトルエンを加えて均一に混合して、不揮発分40%のアクリル系粘着剤組成物2を得た。
(アクリル系粘着剤組成物3の調製)
上記アクリル系共重合体3を100部、荒川化学社製「スーパーエステルA100」を20部、及び三井石油化学工業社製「FTR6100」20部をトルエンを加えて均一に混合して、不揮発分40%のアクリル系粘着剤組成物3を得た。
(実施例1)
(遮光反射テープの作製)
アクリル系粘着剤組成物1に日本ポリウレタン工業社製「コロネートL−45」(イソシアネート系架橋剤)を1.5部配合し、充分に撹拌した後、離型処理した厚さ75μmのポリエステルフィルム上に、乾燥後の厚さが18μmとなるよう塗工して、100℃で2分間乾燥して粘着剤層を得た。これをインキコートフィルム(a)の両面に転写し、80℃の熱ロールで4kgf/cmの圧力でラミネートし、さらに、40℃で2日間養生して、両面遮光反射テープを得た。
(実施例2)
アクリル系粘着剤組成物1の代わりにアクリル系粘着剤組成物2を、日本ポリウレタン工業社製「コロネートL−45」(イソシアネート系架橋剤)の配合量を1.5部の代わりに1.1部を用いた以外は、実施例1と同様にして、両面遮光反射テープを得た。
(比較例1)
インキコートフィルム(a)の代わりにインキコートフィルム(b)を、アクリル系粘着剤組成物1の代わりにアクリル系粘着剤組成物3を用いた以外は、実施例1と同様にして両面遮光反射テープを得た。
(比較例2)
インキコートフィルム(a)の代わりにインキコートフィルム(b)を、アクリル系粘着剤組成物1の代わりにアクリル系粘着剤組成物2を用いた以外は、実施例1と同様にして両面遮光反射テープを得た。
(比較例3)
アクリル系粘着剤組成物1の代わりにアクリル系粘着剤組成物2を用い、日本ポリウレタン工業社製「コロネートL−45」(イソシアネート系架橋剤)の配合量を1.5部の代わりに0.6部を用いた以外は、実施例1と同様にして両面遮光反射テープを得た。
白色ポリエステルフィルムは以下の方法により各物性値を測定した。測定結果を表1に記載した。
(白色ポリエステルフィルムの損失正接・貯蔵弾性率)
損失正接および貯蔵弾性率は、レオメトリックス社製粘弾性測定機「RSA II」に6mm幅×標線間隔21mmの長さの試験片を挟み込み、該試験片に振動数0.1Hzの縦方向(試験片の長手方向)の歪みを加えて、2℃/分の昇温条件下0℃〜150℃の温度範囲にて測定した。「RSA II」に付属しているソフトウェアを使用して温度と損失正接、及び温度と貯蔵弾性率の関係をグラフ上にプロットし、0℃〜150℃の温度範囲における損失正接が極大値を示す温度を測定した。
(白色ポリエステルフィルムの収縮率)
23℃下24時間放置した白色ポリエステルフィルムを100mm×100mmに切り、その長さL23をノギスで正確に測定した。その後に100℃に24時間放置する。さらに23℃に24時間放置し、収縮後の長さL100をノギスで測定した。試験は流れ方法と幅方向の両方を行い、それぞれについて下記式より収縮率を算出した。
収縮率X=100×(L23−L100)/L23
粘着剤は以下の方法により各物性値を測定した。測定結果を表1に記載した。
(粘着剤の損失正接)
40℃2日養生した粘着剤を、粘着剤のみで2mm厚まで重ね合わせた試験片を粘弾性試験機(レオメトリックス社製、商品名:アレス2KSTD)を用いて、直径7.9mmの平行円盤形の測定部に試験片を挟み込み、周波数1Hz、昇温時間1℃/1分の条件で−50℃から150℃までの貯蔵弾性率(G’)と損失弾性率(G”)を測定した。損失正接は、以下の計算式より算出した。表1に85℃の損失正接の値を記載した。
損失正接=G”/G’
実施例、比較例で作成した両面遮光反射テープについて、以下に示す方法により、接着力、テープ厚み、光反射性、遮光性、遮光反射テープの縮み、光学フィルムの歪みを評価した。評価結果は、表1、2に記載した。
(接着力)
接着力はJIS−Z0237(2000)の180度引き剥がし接着力の試験方法に従って下記の手順により求めた。
(1)被着体にポリエステルフィルム25μmで裏打ちした25mm幅の実施例及び比較例の遮光反射テープを、環境温度23℃、湿度50%の条件下において、2kgのローラーで1往復加圧貼付し1時間放置後、テンシロン万能引張試験機(オリエンテック製、RTA100)を用い、同一の温度湿度条件下で300mm/minの速度で引っ張って、180度引き剥がし接着力S25を測定した。
(2)接着力Sを下記の式により求めた。(接着力Sは、JIS Z 8401に従い、N/10mmに換算した値として求める。なお、Sは小数点以下第3位を四捨五入して、小数点以下第2位までの値として計算する。)
S=(10×S25)÷W=(10×S25)÷25
ここで、S:接着力(N/10mm)
25:25mm幅のテープを剥がした時の接着力(N)
W:試験片の幅(mm)
遮光層2側の接着力を測定する場合は、LCDパネル(ヨウ素系偏光フィルム:住友化学工業社製ハイルミナンスSRグレード)を被着体とし、光反射層1側の接着力を測定する場合は、バックライト筐体(PC:ポリカーボネート)を被着体とした。
(テープ厚み)
厚み計で、両面テープの厚みを測定した。厚みが75μm以下の場合を適合とした。
(光反射性)
波長400〜700nmにおける実施例及び比較例の遮光反射テープの光反射層1側の反射率を、日本電色工業株式会社製分光式色差計「SE−2000」を用い、10nm間隔で測定し、平均反射率を算出した。
(ライトボックスによるテープの遮光性評価)
電通産業(株)製ライトボックス「フラットイルミネーターHF−SL−A48LCG」が10000cd/mになるよう調整し、その上に遮光反射テープを置き、遮光反射テープを透過する光を(株)アイ・システム製輝度計「アイスケール3」で測定した。
(遮光反射テープの縮み)
23℃下で遮光反射テープを100mm(流れ)×10mm(幅)に切り、2mm厚のアルミ板に貼り付け、24時間放置し、流れ方向の長さLをノギスで正確に測定する。その後に85℃に500時間放置する。さらに23℃に24時間放置し、遮光反射テープの流れ方向の長さLをノギスで正確に測定する。収縮率が0.5%未満であるものを良好と判断した。
収縮率=100×(L―L)/L
(光学フィルムの歪み)
23℃下で図8のように額縁状に打ち抜き加工した遮光反射テープ(外形:32mm×42mm、幅:2mm)の遮光層側をガラスに貼付し、反射層側を3M社製の薄型光学フィルム「Thin−BEF」(62μm)(外形:30mm×40mm)に貼付する。尚、テープと光学フィルムが接する幅は各辺とも1mmにする。この部品を85℃に72時間放置し、その後23℃に1時間放置する。85℃に放置前後で外観が変化するかを観察する。
◎:光学フィルムに全く歪みが発生しない。
○:光学フィルムに僅かな歪みが発生する。
×:光学フィルムに大きな歪みが発生する。
Figure 2009175328
Figure 2009175328
表1、2に示した結果から明らかなように、実施例の遮光反射テープは、特定の粘弾性特性をもつ基材と粘着剤を使用しているため、いずれも薄型でありながら縮みが少なく、光学フィルムの歪みが発生しない。一方、比較例1、2の遮光反射テープは白色ポリエステルフィルムの損失正接のピーク温度が高いため、縮みが大きい。比較例3の遮光反射テープは粘着剤の損失正接の値が大きいため、縮みが大きい。
白色樹脂フィルム5からなる光反射層1と遮光層2を積層した支持体3の遮光層2側に粘着剤層4を設けた本発明の粘着テープの一例を示す断面図である。 白色樹脂フィルム5からなる光反射層1と遮光層2を積層した支持体3の光反射層1側に粘着剤層4を設けた本発明の粘着テープの一例を示す断面図である。 白色樹脂フィルム5からなる光反射層1と遮光層2を積層した支持体3の両面に粘着剤層4を設けた本発明の粘着テープの一例を示す断面図である。 両面に白色インキ層6を設けた白色樹脂フィルム5を光反射層1として使用し、遮光層2と積層した支持体3の両面に粘着剤層4を設けた本発明の粘着テープの一例を示す断面図である。 白色樹脂フィルム5の表面に金属薄膜層7を有する光反射層1に、黒色インキ層8からなる遮光層2を積層した支持体3の遮光層2側に粘着層4を有する本発明の粘着テープの一例を示す断面図である。 白色樹脂フィルム5の表面に金属薄膜層7を有する光反射層1に、黒色インキ層8からなる遮光層2を積層した支持体3の両面に粘着剤層4を設けた本発明の粘着テープの一例を示す断面図である。 粘着テープ10を使用してLCDパネル17等の各部品をバックライト筐体16に固定したLCDモジュールの断面図である。 実施例における光学フィルムの歪みの測定方法を示す概念図である。
符号の説明
1:光反射層
2:遮光層
3:支持体
4:粘着層
5:白色樹脂フィルム
6:白色インキ層
7:金属薄膜層
8:黒色インキ層
9:ドライバー
10:遮光反射テープ
11:プリズムシート
12:拡散シート
13:光源
14:導光板
15:反射板
16:バックライト筐体
17:LCDパネル
20:遮光反射テープ
21:光学フィルム
22:ガラス

Claims (8)

  1. LCDモジュールのLCDパネルとバックライト筐体との間に貼付して使用される粘着テープであって、
    光反射層と遮光層とを有する支持体と、前記支持体の少なくとも片面に設けられた粘着剤層とを有し、
    前記光反射層が二軸延伸白色樹脂フィルムからなる層を有し、
    前記二軸延伸白色樹脂フィルムの周波数0.1Hzでの動的粘弾性スペクトル測定における損失正接の極大値が105〜150℃の範囲にあり、厚さが6〜30μmであり、
    前記粘着剤層の周波数1Hzでの動的粘弾性スペクトルにおける85℃の損失正接が0.4〜0.8であり、
    総厚さが20〜100μmであることを特徴とする遮光反射テープ。
  2. 前記二軸延伸白色樹脂フィルムが、23℃から100℃へ温度上昇させ、100℃で24時間放置した際の流れ方向の収縮率が、1.0%以下である請求項1に記載の遮光反射テープ。
  3. 光反射層側の反射率が60%以上である請求項1又は2記載の遮光反射テープ。
  4. 前記二軸延伸白色樹脂フィルムが、白色着色剤を含有するポリエステル系二軸延伸樹脂フィルムである請求項1〜3のいずれかに記載の遮光反射テープ。
  5. 前記光反射層が、白色着色剤を含有するポリエステル系二軸延伸樹脂フィルム上に白色インキ層が設けられた光反射層である請求項1〜3のいずれかに記載の遮光反射テープ。
  6. 前記白色着色剤として、平均粒径0.1〜0.4μmのルチル型二酸化チタンを含有する請求項1〜5のいずれかに記載のいずれかに記載の遮光反射テープ。
  7. 前記バックライト筐体中に光学フィルムが設けられ、前記バックライト筐体と前記光学フィルムとに光反射層側表面が接するように、LCDパネルとバックライト筐体との間に貼付して使用される請求項1〜6のいずれかに記載の遮光反射テープ。
  8. LCDパネルとバックライト筐体とを有するLCDモジュールであって、前記LCDパネルと前記バックライト筐体とが、請求項1〜7のいずれかに記載の遮光反射テープで貼着されたことを特徴とするLCDモジュール。
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