JP2010165147A - 無線式警報器及び電波中継器 - Google Patents

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Abstract

【課題】感知器回線に火災感知器を接続して火災を監視している火災報知設備と無線式火災報知設備とを連携してフレキシブルな増設や置き換えを簡単且つ低コストで可能な無線受信用中継器および電波中継器を提供する。
【解決手段】無線受信用中継器16は、ベース嵌合構造により感知器ベース14に電気的且つ機械的に着脱できる。無線受信用中継器16は感知器ベース14を介して感知器回線12との間の電気的インターフェースを確立し、無線式感知器20から異常を示すイベント信号を受信した際に、感知器回線12に発報電流を流してP型受信機10に火災警報を行わせる。無線受信用中継器16には更に有線式感知器18を嵌合して火災を監視することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線式の感知器または警報器からの無線信号を受信して火災などの異常を火災報知設備の受信機側に中継して警報させる無線受信用中継器及び電波中継器に関する。
従来、ビルなどの火災報知設備にあっては、受信機から引き出された感知器回線に火災感知器(有線式感知器)を接続し、火災感知器で火災を検出した時、感知器回線に発報電流を流すことで受信機に火災発報信号を送信して火災警報を行うようにしている。警戒区域となる各フロアの天井面等には感知器回線に接続された感知器ベースが設置されており、火災感知器は嵌合構造により感知器ベースに対し機械的に着脱可能且つ電気的に接続可能に取り付けられている。
またマンション等の共同住宅向けの火災報知設備にあっては、受信機からの信号線に各住戸に設置された住宅情報盤(住戸受信機)を接続し、住宅情報盤から引き出された感知器回線に、感知器ベースを介して着脱可能に火災感知器を取り付けて火災を監視している。
また、火災を監視する無線式の火災報知設備にあっては、ビルの各フロアといった警戒区域に複数の無線式火災感知器を設置し、無線式火災感知器で火災を検出した時、火災を示す無線信号をフロア単位に設置した無線受信用中継器に送信する。無線受信用中継器は防災センター等に設置されている火災受信機からの感知器回線に接続されており、火災無線信号を受信すると、リレー接点やスイッチング素子のオンにより感知回線間に発報電流を流すことにより火災発報信号を受信機に送信して火災警報を出すようにしている。
更に、住宅における火災やガス漏れなどの異常を検出して警報する住宅用警報器(以下「住警器」という)が普及しており、近年にあっては、1つの住戸に複数の無線式住警器を設置して部屋毎に火災などの異常を監視するシステムも実用化されている。
国際公開WO2006−120732A1パンフレット 特開平5−274580号公報 特開2001−292089号公報
しかしながら、このような従来の火災報知設備にあっては、感知器回線に感知ベースを介して火災感知器を取り付けているため、ビルのフロアなどの間仕切り変更などにより火災感知器を増設したり、設置場所を変更しようする場合、感知回線の配線と感知器ベースの取り付けを必要とするため、変更に伴う作業が煩雑でコストがかかる問題がある。
また、感知器回線からの電源供給能力や受信機の電源バックアップ能力等の問題から、感知器回線に接続出来る感知器の台数には制限がある。即ち増設出来る感知器の台数にも制限がある。これを超えて増設を行う場合には、受信機を増設したり、受信機を大型のものに入れ替える必要があるので、更に大幅なコストアップとなる。
同様に、共同住宅の火災報知設備にあっても、例えば台所や寝室といった決まった場所に火災感知器が設置されているが、家族構成によっては子供部屋とか高齢者の部屋などに火災感知器を増設したい場合が生じても、簡単に対応することは困難であった。
一方、従来の無線式火災報知設備にあっては、無線式感知器からの無線信号を受信して感知器回線により受信機に火災信号を中継する無線受信用中継器を各フロアの全体を見渡せるような壁面に設置しているが、フロアに設置している全ての無線式感知器からの無線信号を受信できるような場所を見つけることが難しく、電波の届きにくい無線式感知器が存在する場合には、その間に電波中継器を設置して無線信号を受信する必要があり、電波中継器の設置に伴い設備コストが増加する問題や感知器とは別に電波中継器を設置するスペースを割かなければならない問題がある。
さらに、電波中継器を設置した場合には、電波中継器と感知器回線とを接続する配線が別途必要になる。
本発明は、これらの問題点を解決し、感知器回線に火災感知器を接続して火災を監視している火災報知設備と無線式火災報知設備とを連携してフレキシブルな増設や置き換えを簡単且つ低コストで可能とし、更に、省スペースを実現しつつ無線式の感知器や警報器との間で最適な無線通信環境を確保可能とする無線受信用中継器および電波中継器を提供することを目的とする。
(無線受信用中継器)
本発明の無線受信用中継器は、
電気的且つ機械的な接続により感知器ベースに着脱可能とするベース嵌合構造と、
感知器または警報器からの無線信号を受信する無線受信部と、
感知器ベースを介して感知器回線との間の電気的インターフェースを確立する回線インターフェース部と、
無線受信部により警報器から異常を示す無線信号を受信した際に、回線インターフェース部により異常を示すイベント信号を前記感知器回線に出力させる中継処理部と、
を備えたことを特徴とする。
本発明の無線受信用中継器は、更に、ベース嵌合構造による感知ベースへの嵌合状態で、感知器回線から内部回路に電源を供給する電源部を備える。
本発明の無線受信用中継器は、少なくとも機械的な接続により感知器または警報器を着脱可能とする第2の嵌合構造を設ける。
本発明の無線受信用中継器は、電気的且つ機械的な接続により感知器または警報器を着脱可能とする第2の嵌合構造を設けても良い。
ベース嵌合構造による感知器ベースへの嵌合状態及び第2の嵌合構造による感知器または警報器の嵌合状態において、感知器または警報器は感知器回線に電気的に接続されている。
感知器または警報器に代えてバッテリーパックを嵌合する。バッテリーパックの嵌合状態で、電源部はバッテリーパックと前記感知器回線とから並列的に電源を供給する。
(電波中継器)
本発明は電波中継器に於いて、
電気的且つ機械的な接続により感知器ベースに着脱可能とするベース嵌合構造と、
感知器または警報器からのベント信号を受信すると共に無線受信用中継器にイベント信号を送信する無線通信部と、
無線通信部により感知器または警報器から受信したイベント信号から解読した送信元IDと予め登録した子ノードIDとの照合一致が得られた際に、受信したイベント信号を前記無線通信部により送信する中継処理部と、
を備えたことを特徴とする。
本発明の電波中継器は、少なくとも機械的な接続によりバッテリーパックを着脱可能とする第2の嵌合構造を設ける。
本発明の電波中継器は、電気的且つ機械的な接続によりバッテリーパックを着脱可能とする第2の嵌合構造を設けても良い。
第2の嵌合構造によるバッテリーパックの嵌合状態で、バッテリーパックから内部回路に電源を供給する電源部を備える。
ベース嵌合構造により受信機からの感知器回線に接続した感知ベースへの嵌合状態で、電源部はバッテリーパックと感知器回線とから並列的に電源供給を受ける。
第2の嵌合構造により、バッテリーパックに代えて感知器または警報器を嵌合し、ベース嵌合構造による感知器ベースへの嵌合状態及び第2の嵌合構造による感知器または警報器の嵌合状態において、感知器または警報器は感知器回線に電気的に接続されている。
本発明によれば、火災報知設備における受信機からの感知器回線を接続している感知器ベースに本発明の無線受信用中継器を嵌合することで、監視区域に設置している無線式の感知器または警報器を火災報知設備にリンクして受信機で集中監視することができ、新たに無線受信用中継器の設置場所を割くことなく、また無線受信用中継器と感知器回線を接続する配線も不要として、既設ビルのリニューアル等に伴う火災感知器の増設や設置場所変更に柔軟に対応できる。
また集合住宅の火災報知設備にあっても、既設の感知器ベースに本発明の無線受信用中継器を嵌合することで、火災感知器が設置されていない部屋などに設置した無線式警報器を既存の火災報知設備にリンクさせて火災監視ができる。
また火災報知設備におれる感知器ベースの設置場所は、例えば部屋の中央付近の天井面といった警戒区域全体を見渡すことのできる位置であり、この位置に無線受信用中継器を簡単且つ容易に設置できることで、警戒区域に設置している無線式の感知器や警報器との間の電波の伝播経路が最適化でき、伝播障害を回避するための電波中継器の設置を必要最小限に抑え、有線式の火災報知設備に無線式の火災報知設備を連携させる際の設備コストを大幅に低減できる。
また無線式の感知器や警報器からの電波を中継して無線受信用中継器に無線送信する電波中継器についても、例えば部屋の中央付近の天井面といった警戒区域全体を見渡すことのできる位置に設置している感知器ベースの位置に電波中継器を簡単且つ容易に設置できることで、警戒区域に設置している無線式の感知器や警報器との間の電波の伝播経路が最適化できる。
本発明による無線受信用中継器を用いた火災報知設備を示した説明図 本発明による無線受信用中継器を用いた火災報知設備の他の例を示した説明図 本発明による無線受信用中継器の実施形態を示した説明図 感知器ベース及び火災感知器を嵌合した本発明による無線受信用中継器を示した説明図 本発明による無線受信用中継器の感知器ベース及び火災感知器との嵌合組立状態を分解して示した説明図 本発明による無線受信用中継器の側面及び内部構造を示した説明図 本発明による無線受信用中継器のベース取付側および感知取付側の平面を示した説明図 本発明による無線受信用中継器の回路構成を無線式感知器と共に示したブロック図 バッテリーパックを嵌合した本発明の無線受信用中継器を用いた火災報知設備を示した説明図 図9の感知器ベース及びバッテリーパックと嵌合した無線受信用中継器を取り出して示した説明図 図10の無線受信用中継器の感知器ベースおよびバッテリーパックとの嵌合状態を分解して示した説明図 図9の無線受信用中継器の回路構成を無線式感知器と共に示したブロック図 本発明の無線受信用中継器に加えて電波中継器を設けた火災報知設備を示した説明図 図13の電波中継器の回路構成を無線式感知器及び無線受信用中継器と共に示したブロック図 本発明の無線受信用中継器に無線信号を送信する無線式住警器の回路構成を示したブロック図
図1は本発明による無線受信用中継器を用いた火災報知設備を示した説明図である。図1において、監視対象となる建物11には火災受信機としてP型受信機10が設置されており、P型受信機からは階別に感知器回線12−1〜12−3が引き出されている。
1F〜3Fには感知器ベース14が設置されており、その内の1つにP型受信機10からの感知器回線12−1〜12−3がフロアごとに接続されており、感知器回線12−1〜12−3を接続した感知器ベース14に対し、本発明の無線受信用中継器16を接続している。また無線受信用中継器16の下側には有線式感知器18が装着されている。
無線受信用中継器16は、ベース嵌合構造により感知器ベース14に対し機械的に着脱可能且つ電気的に接続可能に取り付けられ、必要に応じて着脱することができる。同様に、無線受信用中継器16に対し嵌合構造により有線式感知器18が機械的に着脱可能且つ電気的に接続可能に取り付けられ、必要に応じて着脱することができる。
1F〜3Fに設置した無線受信用中継器16に対しては、フロアごとに複数の無線式感知器20が設置されており、無線式感知器20は天井面に取り付けた感知器ベース14に対する嵌合で設置されている。無線式感知器20を取り付けた感知器ベース14は取付け用の冶具として使用しており、P型受信機10からの感知器回線12−1〜12−3は接続されていない。
無線受信用中継器16は内蔵バッテリー動作としても良いが、本例では感知器回線12−1〜12−3からの電源供給を感知器ベース14を介して受けることで動作している。一方、無線式感知器20は内蔵したバッテリーにより動作している。したがってこの場合、無線式感知器20は感知器回線からの電源供給を受けていない。もちろん、内蔵バッテリー以外の、専用電源装置や商用電源によって動作するものでも良い。
図1の有線式火災報知設備に無線式火災報知設備をリンクさせた設備にあっては、各フロアに設置している無線式感知器20で火災を検出すると、火災を示すイベント信号が無線により無線受信用中継器16に送信される。無線受信用中継器16は無線式感知器20からの無線信号を受信し、火災を判別すると、感知器ベース14を介して対応するP型受信機10からの感知器回線12−1〜12−3に発報電流を流し、この発報電流をP型受信機10で受信して火災警報を行う。
また無線受信用中継器16に取り付けている有線式感知器18は有線式火災報知設備に使用する火災感知器であり、有線式感知器18で火災を検出すると、無線受信用中継器16及び感知器ベース14を介して接続している対応する感知器回線に発報電流を流し、P型受信機10で火災警報を行わせる。
図2は本発明による無線受信用中継器を用いた火災報知設備の他の形態を示した説明図である。
図2において、既設設備の感知器回線12による有線式感知器回線網がある場合、無線式感知器20を増設したり、既設設備の有線式感知器18の一部または全部を無線式感知器20に代える様な場合、また初めから有線式感知器18と無線式感知器20を混在させるシステムとする場合等は、感知器回線12に配線接続された感知器ベース14に有線式感知器18を取り付け、また同じく感知器回線12に配線接続された感知器ベース14のうちから必要に応じ適宜に選択して無線受信用中継器16を取り付け、無線式感知器20からの信号を中継させることで対応出来る。
無線受信用中継器16は有線式感知器18を取り付けても取り付けなくても無線受信中継機能を果たすことが出来る。また無線式感知器20に直接感知器回線12からの電源が供給されないよう、設計上の配慮が必要とはなるが、無線受信用中継器16には、有線式感知器18の代わりに無線式感知器20を取り付けることも出来る。このとき当然に、無線受信用中継器16は、自己に取り付けられた無線式感知器20の無線中継動作をも行うことになる。
図3は本発明による無線受信用中継器の実施形態を示した説明図である。図2において、本発明の無線受信用中継器16は、外周をほぼドーナツ状とした全体形状を持ち、その中に上下に開口したベース取付部32(図5参照)と感知器取付部34を形成している。
またドーナツ状の外周部にはアンテナ22が装着され、アンテナ22は必要に応じて図示のように屈曲可能な折り畳み構造のアンテナとしている。もちろん、外部に露出させず内蔵アンテナとしても良い。またドーナツ状の下側部分には複数の表示灯35が配置され、無線信号の中継動作に伴い、必要な表示を行うようにしている。
またドーナツ形状の本体下側には4箇所に分けて窪み30が形成されており、この窪み30に指を掛けて、天井面に固定されている感知器ベース14に無線受信用中継器16を回し込みで嵌合固定したり、反対側に回すことで感知器ベース14から取り外すことができるようにしている。
更に、下側に開口した感知器取付部34の内面の2箇所には嵌合受け金具28が配置されており、ここに図1に示した有線式感知器18の嵌合金具を押し当てて回すことで、電気的且つ機械的に接続することができる。
図4は感知器ベース及び火災感知器を嵌合した本発明による無線受信用中継器を示した説明図である。図3に示すように、感知器ベース14は予め警戒区域の天井面に固定されており、ここに本発明の無線受信用中継器16を下側から嵌め込んで、そのベース嵌合構造により電気的且つ機械的に接続することで取り付けることができる。また必要に応じて無線受信用中継器16の下側に有線式感知器18を、その嵌合構造により電気的且つ機械的に接続して固定することができる。
図5は本発明による無線受信用中継器の感知器ベース及び火災感知器との嵌合組立状態を分解して示した説明図である。図4において、天井面に固定される感知器ベース14には、その下面側に一対の嵌合受け金具24が設けられている。このため本発明の無線受信用中継器16にあっては、感知器ベース14の嵌合受け金具24に、後の説明で明らかにする無線受信用中継器16のベース嵌合構造として設けた嵌合金具を位置決めして回し込むことで、電気的且つ機械的に感知器ベース14に接続することができる。
一方、無線受信用中継器16の感知器取付部34側には一対の嵌合受け金具28が設けられており、ここに有線式感知器18の図面上部に設けている一対の嵌合金具を位置決めして回し込むことで、無線受信用中継器16に対し有線式感知器18を電気的且つ機械的に接続して取り付けることができる。
図6は本発明による無線受信用中継器の側面及び内部構造を示した説明図である。図6(A)は本発明による無線受信用中継器16の側面であり、感知器ベース14に取り付けた際に、高さ方向のスペースを節減するため扁平な形状としており、その周囲の一部から側方に折り畳み自在にアンテナ22を取り出している。
図6(B)は無線受信用中継器16の内部構造を示した断面図であり、上下のベース取付部32及び感知器取付部34に挟まれた仕切り部分の内側に回路基板36を配置しており、その右側にアンテナ22の接続部を設けている。
ベース取付部32の底部には一対の嵌合金具26が配置され、これによってベース嵌合構造が構成され、図4に示すように、感知器ベース14の嵌合受け金具24に対し嵌合金具26を位置決めして回すことで、電気的且つ機械的に接続できる。
また下側に開口した感知器取付部34の天井部には一対の嵌合受け金具28が配置されており、ここに図4に示した有線式感知器18の嵌合金具を位置決めして回すことで、電気的且つ機械的に接続して取り付けることができる。なお嵌合金具26と嵌合受け金具28は、図面の左側同士および右側同士でそれぞれが電気的に導通している。
図7(A)は本発明による無線受信用中継器16のベース取付部32側の平面図であり、ベース取付部32の底部に一対の嵌合金具26が相対して配置されている。
図7(B)は本発明の無線受信用中継器16の下側に位置する感知器取付部34側の平面図であり、感知器取付部34の天井面の部分に一対の嵌合受け金具28が配置されている。またドーナツ形状を持つ本体下側の外側4箇所には窪み30が形成され、更に右下側の本体下部の5箇所には表示灯35が設けられている。
図8は本発明による無線受信用中継器の回路構成を無線式感知器と共に示したブロック図である。図7において、まず無線式感知器20はプロセッサ40、センサ部42、無線通信部44及びバッテリー46を備え、プロセッサ40にはプログラムの実行により実現される機能としてセンサ処理部48を備えている。
センサ部42は例えば火災による煙を検出する光電式検煙部であり、煙濃度に応じた検出信号をプロセッサ40に出力する。プロセッサ40のセンサ処理部48は、センサ部42から出力された煙検出信号を予め定めた火災閾値と比較し、火災閾値を超える煙検出信号が得られたときに火災と判断し、無線通信部44よりアンテナ45を介して火災を示すイベント信号を無線送信する。このイベント信号の信号フォーマットは、無線式感知器20に予め割り当てられた送信元ID、イベント内容例えば火災を示すイベント符号、及びチェック符号が含まれている。
本発明の無線受信用中継器16はプロセッサ50を備え、プロセッサ50に対し無線受信部52、表示部54、操作部56、メモリ58、回線インターフェース部60及び電源部61を設けている。またプロセッサ50には、プログラムの実行により実現される機能として受信中継処理部62が設けられている。
無線受信部52は無線式感知器20からの無線信号、例えば火災検出等に伴うイベント信号を受信する。無線受信部52で受信されたイベント信号はプロセッサ50の受信中継処理部62に与えられる。受信中継処理部62は無線式感知器20から受信したイベント信号を解読し、イベント符号から火災を判別すると、回線インターフェース部60に設けているスイッチング回路を動作し、感知器ベース14を介して接続している感知器回線12に発報電流を流し、これを受信機側で受信して火災警報を行わせる。
このとき、表示部54は表示灯35を制御して火災表示を行う。この火災表示により、この無線受信用中継器16と無線通信している無線式感知器20のうちいずれかが火災を検出したことが判る。そして、無線式感知器20にも火災表示を設けておけば、どの無線式感知器20が火災を検出したかを特定することが出来る。
さらに、無線受信用中継器16に、火災を検出した無線式感知器20のIDを表示させるようにすれば、その無線受信用中継器16を見るだけで、どの無線式感知器20が火災を検出したか、直ちに知ることが出来る。
ここで無線受信用中継器16の内部回路に対する電源供給は、感知器ベース14を介して接続している感知器回線12から電源部61で電源供給を受け、電源部61において無線受信用中継器16の回路部に必要な所定の電源電圧Vcに調整して各回路部に供給している。このため、無線受信用中継器16に電池を設けたり商用AC100ボルトなどによる交流電源を供給したりする必要がなく、感知器ベース14に取り付けるだけで簡単に動作電源を得ることができる。
もちろん、内蔵電池を搭載して電源を供給するようにしても、感知器回線12と内蔵電池から並列的に電源供給をするようにしても良い。さらに、感知器ベース14に対し無線受信用中継器16を取り付ける際に感知器ベース14側との接触による押圧を受けて接点が切り替わる機械式の切替スイッチを設けて、或いは、感知器ベース14側にマグネットを配置して、マグネットに対する近接で接点が切り替わるようにして、さらに或いはユーザーが操作出来るディップスイッチ等の設定選択手段を設けて、バッテリーからの電源供給と感知器回線12からの電源供給、また双方からの並列電源供給を切り替えるようにしても良い。
また図8の無線受信用中継器16にあっては、その下側に有線式感知器18を取り付けており、感知器ベース14に対するベース嵌合構造と有線式感知器18に対する第2の嵌合構造を通じて、有線式感知器18は無線受信用中継器16及び感知器ベース14を介して感知器回線12に接続されて電源供給を受けており、また有線式感知器18で火災を検出した場合には、内蔵するスイッチング回路の動作により感知器回線12に発報電流を流し、無線受信用中継器16の設置と同時に、その場所で火災を監視することができる。
図9はバッテリーパックを嵌合した本発明の無線受信用中継器を用いた火災報知設備を示した説明図である。図9において、建物11には、図1の実施形態と同様、P型受信機10から各階に引き出された感知器回線12−1〜12−3を接続した感知器ベース14に本発明の無線受信用中継器16を接続しているが、図1が有線式感知器18を接続していたのに対し、図8の実施形態にあっては無線受信用中継器16にバッテリーパック64を接続している。
図10は図9の感知器ベース及びバッテリーパックを嵌合した本発明の無線受信用中継器を取り出して示した説明図である。図9において、本発明の無線受信用中継器16は天井面に固定された感知器ベース14に取り付けられており、その図面下側には、有線式感知器18に代えてバッテリーパック64を取り付けている。
図11は図10の無線受信用中継器の感知器ベース及びバッテリーパックとの嵌合状態を分解して示した説明図である。図11において、感知器ベース14は下側に一対の嵌合受け金具24を持ち、ここに無線受信用中継器16をベース嵌合構造により取り付けることができる。
無線受信用中継器16の下側の感知器取付部34に対してはバッテリーパック64を取り付けることができる。即ちバッテリーパック64は、有線式感知器18と同様の嵌合金具を有している。バッテリーパック64は、その分解構造から明らかなように、パック本体66とカバー68で構成される。パック本体66の内部にはバッテリー収納部70が設けられ、ここに2本のバッテリー72を収納した状態で、下側からカバー68を装着するようにしている。
カバー68の周囲の下方4箇所には窪み74が形成されており、この窪み74に指を入れることで、バッテリーパック64を無線受信用中継器16の下側の嵌合受け金具28に対し位置決めして回し込むことで嵌合することができる。
図12は図9のバッテリーパックを取り付けた無線受信用中継器の回路構成を無線式感知器と共に示したブロック図である。図12において、無線式感知器20及び無線受信用中継器16の回路構成は基本的に図8の実施形態と同じである。無線受信用中継器16の下側にはバッテリーパック64が装着される。バッテリーパック64は2本のバッテリー72を内蔵しており、バッテリー72は感知器ベース14を介して引き込まれた無線受信用中継器からの電源ラインに逆流阻止用のダイオード76を介して接続されている。
このようなバッテリーパック64の取付けにより、無線受信用中継器16は、感知器回線12とバッテリーパック64のバッテリー72の両方から並列的に電源部61に対し電源供給を受け、内部回路部に対し電圧調整された電源電圧Vcを供給することができる。
またバッテリーパック64を無線受信用中継器に取り付けるための嵌合構造とは別に、バッテリーパック64から無線受信用中継器16に電源を供給させる接続構造を設けても良い。嵌合受け金具28と嵌合金具を使用する嵌合構造と同様の構造に依っても良いし、コネクタ等を用いて電気的に接続する方法でも良い。
このようにすれば、嵌合受け金具28と嵌合金具を使用した嵌合構造は無線受信用中継器16とバッテリーパックの機械的接続のみに使用されるので、感知器回線12とバッテリー72の接続関係は無くなり、別の電気的接続によってバッテリー72から無線用中継器16に電源が供給されるので、ダイオード76を設ける必要も無くなる。
また無線受信用中継器16にバッテリーパック64を付けるメリットは、感知器ベース14に対し有線式感知器18を接続した場合に比べ、無線受信用中継器16を接続した場合の方が消費電流が大きくなることが予想され、その分をバッテリーパック64の電源供給で補うことで、本発明の無線受信用中継器16を感知器ベース14に接続しても、P型受信機10における電源容量に及ぼす影響を必要最小限に抑えることができることにある。
また無線受信用中継器が感知器回線からの電源供給を受けず内蔵バッテリーからの電源供給で動作する場合には、電池の総容量を拡張して使用寿命を延長することが出来ることにある。電池電圧を監視して、電圧低下を検出した場合に表示灯35に表示するようにすれば、バッテリーパック交換を円滑に行うことが出来る。
図13は本発明の無線受信用中継器に加えて電波中継器を設けた火災報知設備を示した説明図である。図13において、建物11に対するP型受信機10から1F〜3Fに引き出された感知器回線12−1〜12−3を接続した感知器ベース14に対する無線受信用中継器16と有線式感知器18の接続は図1の実施形態と同じであり、また各フロアに無線式感知器20を感知器ベース14により取り付けた点も同じである。
これに加えて図13の実施形態にあっては、3Fの無線受信用中継器16に対し、無線信号が届き難い例えば壁面に設置した無線式感知器20の電波を中継するため、所定の中継場所の感知器ベース14に電波中継器76を取り付けている。
電波中継器76の構造は図3〜図7に示した本発明による無線受信用中継器16と同じであり、感知器ベース14に対するベース嵌合構造と、下側に感知器を取り付けるための第2の嵌合構造を備えている。
また電波中継器76はバッテリー駆動であることから、図9及び図10に示したように、下側の感知器取付部にバッテリーパック64を取り付けて電源供給を行っている。もちろん、内蔵バッテリーを備えても良い。そしてまた、バッテリーパック64に代えて無線式感知器16を取り付けても良い。
図14は図13の電波中継器の回路構成を無線式感知器及び無線受信用中継器と共に示したブロック図である。図14において、無線式感知器20及び無線受信用中継器16の構成は図8の実施形態と同じである。一方、新たに設置した電波中継器76は、プロセッサ78、メモリ80及び無線通信部82で構成され、プロセッサ78にはプログラムの実行により実現される機能として中継処理部88が設けられている。
電波中継器76の各回路部に対する電源供給は、第2の嵌合構造により取り付けたバッテリーパック64のバッテリー72から逆流阻止用のダイオード89を介して行っている。電波中継器76のメモリ80には、予め定めた中継元となる無線式感知器20のIDが子ノードIDとして登録されており、無線通信部82で受信した無線式感知器からのイベント信号から中継処理部88で送信元IDを判別すると、メモリ80に登録している中継元を示す子ノードIDと照合し、照合一致が得られたときに、受信したイベント信号を中継して無線通信部82より送信することになる。
なお、図13の実施形態にあっては、電波中継器76を感知器回線に接続していない感知器ベース14に取り付けているが、無線受信用中継器16と同様に、電波中継器76をP型受信機10からの感知器回線に接続した感知器ベース14に接続しても良く、この場合には、感知器ベース14を介して電波中継器76に電源を供給できることから、バッテリーパック64の代りに、第2の嵌合構造を使用してオンオフ型の有線式感知器18を取り付けることもできる。
また、有線式感知器18を取り付けずにバッテリーパック64を取り付けたままとしても良く、この場合、電源部88は感知器回線とバッテリーパック64から並列的に電源供給を受けることになる。
その他電源供給の方法は、無線受信用中継器16で説明したのと同様の構成が適用出来る。
図15は本発明の無線受信用中継器に無線信号を送信する無線式住警器の回路構成を示したブロック図である。図15に示す回路構成を持つ無線式住警器90は、図1、図9及び図13の火災報知設備に設けている無線式感知器20の代わりに、感知器ベース14に取り付けて使用することができる。
無線式住警器90と無線式感知器20の相違は、無線式住警器90が火災を検出した際に火災警報を警報器自身で出すようにしている点である。
即ち、無線式住警器90にはプロセッサ92が設けられ、プロセッサ92に対し無線通信部94、センサ部96、報知部98、警報停止スイッチ100、不揮発メモリ102、バッテリー104を設けている。報知部98にはスピーカ106とLED108が設けられている。
プロセッサ92には、プログラムの実行により実現される機能として内部イベント処理部110と外部イベント処理部112が設けられている。センサ部96は、図8に示した無線式感知器20の場合のセンサ部42と同様、例えば火災による煙を検出する光電式煙検出部やサーミスタなどの温度検出素子、火災時の物理現象変化を検出する各種の検出手段が用いられる。
内部イベント処理部110は、センサ部96からの例えば煙検出信号が予め定めた火災レベルを超えたときに火災と判断し、報知部98に設けているスピーカ106から自己の火災検出を示す警報音例えば「ウーウー、火災警報器が作動しました。確認して下さい」を繰り返し出力させると共に、火災発報を示すイベント信号を無線通信部94からアンテナ95を介して、他の無線式住警器及び本発明の無線受信用中継器16、電波中継器76に向けて送信する。
外部イベント処理部112は、無線通信部94で他の無線式住警器から火災発報を示すイベント信号を受信したとき、報知部98のスピーカ106から他の住警器での火災検出を示す警報音例えば「ウーウー、別の火災警報器が作動しました。確認して下さい」となる音声メッセージを連続的に出力させる。
内部イベント処理部110及び外部イベント処理部112により、報知部98のスピーカ106から警報音が出された際に警報停止スイッチ100を操作すると、警報を停止することができる。また警報音が出ていない状態で警報停止スイッチ100を操作すると無線住警器90の機能や内部状態の点検動作を行うことができる。警報停止スイッチ100の操作で警報音を停止したとき、内部イベント処理部110は警報停止のイベント信号を無線通信部94から他の住警器に対し送信し、他の住警器における外部イベント処理部112は警報停止のイベント信号の受信を判別して警報停止を行うことになる。このとき当然、電波中継器76も警報停止のイベント信号を中継する。
もちろん、無線式住警器90の内部イベント処理部110の処理により送信された火災を示すイベント信号は、図8に示した無線受信用中継器16の無線受信部52でも受信され、プロセッサ50の受信中継処理部62が回線インターフェース部60のスイッチング回路を作動して感知器回線12に発報電流を流すことで、P型受信機10側に火災警報を行わせることになる。
なお上記の実施形態にあっては、火災検出を対象とした無線式の感知器や住警器を例に取るものであったが、これ以外にガス漏れ警報器や防犯用警報器など、それ以外の適宜の異常を検出する無線式警報器の中継につき、本実施形態の無線受信用中継器や電波中継器をそのまま適用することができる。
また上記の実施形態はP型受信機10を用いた火災報知設備を例に取るものであったが、双方向伝送機能を備えたR型受信機を用いた火災報知設備であってもよく、その場合には無線受信用中継器16の回線インターフェース部60には双方向伝送機能を備えた伝送回路を設けることになる。また本発明は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
10:P型受信機
12,12−1〜12−3:感知器回線
14:感知器ベース
16:無線受信用中継器
18:有線式感知器
20:無線式感知器
22,45:アンテナ
24,28:嵌合受け金具
26:嵌合金具
30,74:窪み
32:ベース取付部
34:感知器取付部
36:回路基板
40,50,78,92:プロセッサ
42,96:センサ部
44,82,94:無線通信部
46,72,86,104:バッテリー
48:センサ処理部
52:無線受信部
54:表示部
56:操作部
58,80:メモリ
60:回線インターフェース部
61: 電源部
62:受信中継処理部
64:バッテリーパック
66:パック本体
68:カバー
70:バッテリー収納部
74:電波中継器
88:中継処理部
90:無線式住警器
98:報知部
100:警報停止スイッチ
102:不揮発メモリ
106:スピーカ
108:LED
110:内部イベント処理部
112:外部イベント処理部

Claims (13)

  1. 電気的且つ機械的な接続により感知器ベースに着脱可能とするベース嵌合構造と、
    感知器または警報器からの無線信号を受信する無線受信部と、
    前記感知器ベースを介して感知器回線との間の電気的インターフェースを確立する回線インターフェース部と、
    前記無線受信部により警報器から異常を示す無線信号を受信した際に、前記回線インターフェース部により前記異常を示すイベント信号を前記感知器回線に出力させる中継処理部と、
    を備えたことを特徴とする無線受信用中継器。
  2. 請求項1記載の無線受信用中継器に於いて、更に、前記ベース嵌合構造による感知ベースへの嵌合状態で、前記感知器回線から内部回路に電源を供給する電源部を備えたことを特徴とする無線受信用中継器。
  3. 請求項1又は2記載の無線受信用中継器に於いて、少なくとも機械的な接続により感知器または警報器を着脱可能とする第2の嵌合構造を設けたことを特徴とする無線受信用中継器。
  4. 請求項1又は2記載の無線受信用中継器に於いて、電気的且つ機械的な接続により感知器または警報器を着脱可能とする第2の嵌合構造を設けたことを特徴とする無線受信用中継器。
  5. 請求項4記載の無線受信用中継器に於いて、前記ベース嵌合構造による感知器ベースへの嵌合状態及び前記第2の嵌合構造による感知器または警報器の嵌合状態において、前記感知器または警報器は前記感知器回線に電気的に接続されていることを特徴とする無線受信用中継器。
  6. 請求項4記載の無線受信用中継器に於いて、前記感知器または警報器に代えてバッテリーパックを嵌合したことを特徴とする無線受信用中継器。
  7. 請求項6記載の無線受信用中継器に於いて、前記バッテリーパックの嵌合状態で、前記電源部は前記バッテリーパックと前記感知器回線とから並列的に電源を供給することを特徴とする無線受信用中継器。
  8. 電気的且つ機械的な接続により感知器ベースに着脱可能とするベース嵌合構造と、
    感知器または警報器からのベント信号を受信すると共に無線受信用中継器にイベント信号を送信する無線通信部と、
    前記無線通信部により感知器または警報器から受信したイベント信号から解読した送信元IDと予め登録した子ノードIDとの照合一致が得られた際に、受信したイベント信号を前記無線通信部により送信する中継処理部と、
    を備えたことを特徴とする電波中継器。
  9. 請求項8記載の電波中継器に於いて、少なくとも機械的な接続によりバッテリーパックを着脱可能とする第2の嵌合構造を設けたことを特徴とする電波中継器。
  10. 請求項8記載の電波中継器に於いて、電気的且つ機械的な接続によりバッテリーパックを着脱可能とする第2の嵌合構造を設けたことを特徴とする電波中継器。
  11. 請求項10記載の電波中継器に於いて、前記第2の嵌合構造によるバッテリーパックの嵌合状態で、前記バッテリーパックから内部回路に電源を供給する電源部を備えたことを特徴とする電波中継器。
  12. 請求項10又は11記載の電波中継器に於いて、前記ベース嵌合構造により受信機からの感知器回線に接続した感知ベースへの嵌合状態で、前記電源部は前記バッテリーパックと前記感知器回線とから並列的に電源供給を受けることを特徴とする電波中継器。
  13. 請求項10乃至12のいずれかに記載の電波中継器に於いて、前記第2の嵌合構造により、前記バッテリーパックに代えて感知器または警報器を嵌合し、前記ベース嵌合構造による感知器ベースへの嵌合状態及び前記第2の嵌合構造による感知器または警報器の嵌合状態において、前記感知器または警報器は前記感知器回線に電気的に接続されていることを特徴とする電波中継器。
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