JP2020087366A - 制御システム、警報システム、プログラム及び制御方法 - Google Patents

制御システム、警報システム、プログラム及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】施設の関係者が外出中であっても災害が発生しているか否かを知ることができる制御システム、警報システム、プログラム及び制御方法を提供する。【解決手段】制御システム1は、第1取得部101と、第2取得部102と、出力処理部103と、を備える。第1取得部101は、施設5での災害の発生を検知する警報器20,21からの検知結果を取得する。第2取得部102は、第1取得部101が警報器20,21から災害を検知したことを表す情報を検知結果として取得した場合に、施設5に関連する領域を撮影する撮影装置30が撮影した撮影画像を撮影装置30から取得する。出力処理部103は、少なくとも撮影画像を、外部に送信する。【選択図】図1

Description

本開示は、一般に制御システム、警報システム、プログラム及び制御方法に関し、より詳細には災害検知に関する情報を通知する制御システム、警報システム、プログラム及び制御方法に関する。
従来例として、特許文献1に記載の火災警報器を例示する。この火災警報器は、温度が火災閾値を超えているか否かを判定して超えている場合に火災と判定して火災の発生を検出する火災検出部と、火災の発生を検出することで、火災警報として表示灯を点灯し、火災の発生を音声警報する警報部と、を備えている。これにより、火災が発生すると、火災警報器が設置された住居内において音声警報が報知される。
特開2016−192117号公報
ところで、住居(施設)内の住人(関係者)が外出しているときに、住人は住居にて災害が発生しているか否かを知りたい場合がある。しかしながら、特許文献1に記載の火災警報器が火災の発生を知らせる音声警報は、住居内で報知されるので、外出中の住人は知ることができない。
本開示は上記課題に鑑みてなされ、施設の関係者が施設内にいない場合であっても災害が発生しているか否かを施設の関係者が知ることができる制御システム、警報システム、プログラム及び制御方法を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る制御システムは、第1取得部と、第2取得部と、処理部とを備える。前記第1取得部は、施設での災害の発生を検知する防災機器からの検知結果を取得する。前記第2取得部は、前記第1取得部が前記防災機器から災害を検知したことを表す情報を前記検知結果として取得した場合に、前記施設に関連する領域を撮影する撮影装置が撮影した撮影画像を前記撮影装置から取得する。前記処理部は、少なくとも前記撮影画像を、外部に送信する。
本開示の一態様に係る警報システムは、前記制御システムと、施設での災害の発生を検知する前記防災機器を、備える。
本開示の一態様に係るプログラムは、コンピュータを、前記制御システムとして機能させるためのプログラムである。
本開示の一態様に係る制御方法は、第1取得ステップと、第2取得ステップと、処理ステップと、を含む。前記第1取得ステップは、施設での災害の発生を検知する防災機器からの検知結果を取得する。前記第2取得ステップは、前記第1取得ステップが前記防災機器から災害を検知したことを表す情報を前記検知結果として取得した場合に、前記施設に関連する領域を撮影する撮影装置が撮影した撮影画像を前記撮影装置から取得する。前記処理ステップは、少なくとも前記撮影画像を、外部に送信する。
本開示によると、施設の関係者は、施設内にいない場合であっても災害が発生しているか否かを知ることができる。
図1は、本開示の一態様に係る制御システム及び警報システムの構成を説明する図である。 図2は、同上の制御システム及び警報システムの一適用例を説明する図である。 図3は、同上の警報システムが備える親機としての警報器の構成を示す図である。 図4は、同上の警報システムが備える子機としての警報器の構成を示す図である。 図5は、同上の親機としての警報器が火災を検知した場合での警報システムの動作を説明する図である。 図6は、同上の子機としての警報器が火災を検知した場合での警報システムの動作を説明する図である。
以下に説明する各実施形態及び変形例は、本開示の一例に過ぎず、本開示は、各実施形態及び変形例に限定されない。これらの実施形態及び変形例以外であっても、本開示に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(実施形態)
以下、本実施形態に係る制御システム1としての制御装置10、及び制御装置10を備える警報システム2について、図1〜図6を用いて説明する。
(1)概要
本実施形態に係る警報システム2は、本実施形態の制御システム1としての制御装置10と、複数(本実施形態では5つ)の警報器20,21(防災機器)と、複数(本実施形態では5つ)の撮影装置30とを備える。
本実施形態の制御システム1としての制御装置10は、複数の警報器20,21、及び複数の撮影装置30と通信可能である。以下、複数(本実施形態では4つ)の警報器21を区別する場合には、警報器21a,21b,21c,21dと記載する。また、複数の撮影装置30を区別する場合には、撮影装置30a,30b,30c,30d,30eと記載する。
複数の警報器20,21は、施設5での災害の発生を検知する検知機能(つまり、災害を検知する機能)と、施設5での災害の発生を検知した場合に報知する警報機能とを有し、災害に関する報知動作を行う。ここで、複数の警報器20,21は、災害として、火災、水害、地震のうち少なくとも1つを検知する。本実施形態では、一例として、複数の警報器20,21は、火災に関する報知動作を行う。すなわち、複数の警報器20,21は、火災の発生時に警報音等の音を出力する。しかし、警報器20,21における警報音の発報対象は、火災に限定されず、ガス漏れ、又は不完全燃焼によるCO(一酸化炭素)の発生等であってもよい。
複数の警報器20,21は、施設5において互いに異なる空間に設けられている。具体的には、複数の警報器20,21は、設置対象の空間にある天井や壁等に設置される。本実施形態では、複数の警報器20,21は、図2に示すように、施設5内の空間E1〜E5にそれぞれ設置される。具体的には、警報器20は空間E1に、警報器21aは空間E2に、警報器21bは空間E3に、警報器21cは空間E4に、警報器21dは空間E5に、それぞれ設置される(図1及び図2参照)。
本実施形態では、施設5として戸建の住宅を想定している。しかしながら、施設5は、集合住宅(マンション)であってもよい。更に、施設5は、住宅に限らず、非住宅、例えば、オフィスビル、劇場、映画館、公会堂、遊技場、複合施設、飲食店、百貨店、学校、ホテル、旅館、病院、老人ホーム、幼稚園、図書館、博物館、美術館、地下街、駅、空港等であってもよい。
さらに、本実施形態では、複数の警報器20,21の間で、通信可能なネットワークが形成されている。ここでは、警報器20を親機とし、複数の警報器21を子機として、親機と子機との間で通信可能である。
複数の警報器20,21は、いわゆる連動型の防災機器であり、いずれの警報器で火災を検出しても、他の警報器と連動して(他の警報器と共に)、警報音の発報を行うように構成されている。火元の位置にある警報器(連動元)は、例えば、「ビュービュー火事です。」という警報音の発報を行う。一方、他の警報器(連動先)は、火元の位置を特定できるような警報音の発報を行う。
例えば、子機である警報器21aで火災を検出すると、警報器21aは、親機である警報器20に、施設5の火災を検知したことを表す情報を検知結果として送信する。警報器20は、検知結果を受け取ると、警報音を発報し、他の子機(警報器21b〜21d)に発報指示を送信する。さらに、警報器20は、警報器21aの検知結果を制御装置10に送信する。警報器20から発報指示を受け取った警報器21(警報器21b〜21d)は、警報音を発報する。ここで、検知結果は、送信元の警報器に割り当てられた識別子(警報器用識別子)を含む。
また、警報器20で火災を検出すると、警報器20は、警報音を発報し、子機(警報器21a〜21d)に発報指示を送信する。さらに、警報器20は、警報器20の検知結果を制御装置10に送信する。警報器20から発報指示を受け取った警報器21(警報器21a〜21d)は、警報音を発報する。
複数の撮影装置30は、複数の警報器20,21がそれぞれ設けられた複数の空間E1〜E5に、それぞれ設けられている。本実施形態では、撮影装置30aは、空間E1に、撮影装置30bは、空間E2に、撮影装置30cは、空間E3に、撮影装置30dは、空間E4に、撮影装置30eは、空間E5に、それぞれ設けられている(図1参照)。
撮影装置30は、施設5に関連する領域を撮影する。具体的には、撮影装置30は、当該撮影装置30が設置された空間である領域を撮影する。本実施形態では、撮影装置30は、常時撮影を行っている。
制御装置10は、警報器20及び各撮影装置30と無線による通信が可能に構成されている。制御装置10と、警報器20との間では、920MHz帯の電波を利用した無線通信が行われる。制御装置10と、各撮影装置30との間では、例えばWi−Fi(登録商標)を利用した無線通信が行われる。また、上述したように、警報器20と各警報器21との間では通信が可能である。本実施形態では、警報器20と各警報器21との間では420MHz帯の電波を利用した無線通信が行われる。これにより、制御装置10は、警報器20を介して各警報器21と通信可能となる。
制御装置10は、警報器20又は警報器21から施設5の火災を検知したことを表す情報を検知結果として取得すると、撮影装置30が撮影した撮影画像を取得する。具体的には、制御装置10は、複数の警報器20,21のうち少なくとも1つの警報器から検知結果を取得すると、検知結果を送信した送信元の警報器と同一の空間に設置された撮影装置30が撮影した撮影画像を取得する。
制御装置10は、少なくとも撮影画像を外部に、ネットワーク3を介して送信する。具体的には、制御装置10は、少なくとも撮影画像を含む警報情報を、外部サーバ50に送信する。本実施形態では、制御装置10は、撮影画像と、情報端末40に関する情報と、警報器20又は警報器21が災害を検知したこと(つまり、災害の発生を検知したこと)を表す検知情報とを含む警報情報を、外部サーバ50に送信する。ここで、情報端末40は、施設5の関係者(例えば、住人)が所有するスマートフォン、タブレット端末等である。本実施形態では、情報端末40は、スマートフォンを想定している。情報端末40に関する情報とは、一例として電話番号である。
外部サーバ50は、警報情報に含まれる撮影画像を記憶する。外部サーバ50は、警報情報に含まれる情報端末40に関する情報を基に、検知情報と外部サーバ50にアクセスして撮影画像の取得を促す通知情報とを、情報端末40にネットワーク3を介して送信する。外部サーバ50は、検知情報及び通知情報を送信する際には、プッシュ通知を利用する。通知情報は、例えば撮影画像の格納先を表すリンク情報を含む。
情報端末40は、通知情報を基に、外部サーバ50に記憶されている撮影画像を、ネットワーク3を介して取得し、表示する。
(2)構成
(2−1)制御装置
制御装置10は、例えば、HEMS(home energy management system)のコントローラであり、施設5に設けられた複数の機器と通信可能である。複数の機器は、上述した撮影装置30を含む。本実施形態では、制御装置10は、さらに、施設5に設けられた複数の警報器20,21と通信可能である。また、制御装置10は、施設5に設けられた照明機器、空調機器等の機器とも通信可能である。
制御装置10は、図1に示すように、第1通信部11、第2通信部12、記憶部13、制御部14及び表示部15を備える。
制御装置10は、例えばプロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムを有している。そして、プロセッサがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが制御部14として機能する。プロセッサが実行するプログラムは、ここではコンピュータシステムのメモリに予め記録されているが、メモリカード等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて提供されてもよい。
第1通信部11は、警報器20及び各撮影装置30と通信を行うための通信インタフェースを含んでいる。第1通信部11は、920MHz帯の電波を利用した無線通信により、警報器20の検知結果及び各警報器21の検知結果を警報器20から受信する。さらには、第1通信部11は、例えばWi−Fi(登録商標)を利用した無線通信により、撮影装置30が撮影した撮影画像を受信する。
第2通信部12は、インターネット等のネットワーク3を介して情報端末40及び外部サーバ50と通信を行うための通信インタフェースを有している。第2通信部12は、外部サーバ50等の他の装置を介して情報端末40と通信を行ってもよい。
記憶部13は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、又はEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等から選択されるデバイスで構成される。
記憶部13は、複数の警報器20,21の各々の警報器用識別子及び複数の撮影装置30の各々の撮影装置用識別子を記憶している。具体的には、記憶部13は、空間E1〜E5のそれぞれに対して、当該空間に設けられる警報器20(又は21)の警報器用識別子と撮影装置30の撮影装置用識別子とを対応付けて記憶する。例えば、記憶部13は、空間E1に対して、警報器20の警報器用識別子と撮影装置30aの撮影装置用識別子とを対応付けて記憶する。記憶部13は、空間E2に対して、警報器21aの警報器用識別子と撮影装置30bの撮影装置用識別子とを対応付けて記憶する。記憶部13は、空間E3に対して、警報器21bの警報器用識別子と撮影装置30cの撮影装置用識別子とを対応付けて記憶する。記憶部13は、空間E4に対して、警報器21cの警報器用識別子と撮影装置30dの撮影装置用識別子とを対応付けて記憶する。記憶部13は、空間E5に対して、警報器21dの警報器用識別子と撮影装置30eの撮影装置用識別子とを対応付けて記憶する。ここで、警報器用識別子は、対応する警報器20(又は21)の型番と製造シリアル番号を組み合わせた機器固有ID、又はMacアドレス等である。撮影装置用識別子は、対応する撮影装置30の型番と製造シリアル番号を組み合わせた機器固有ID、又はMacアドレス等である。
制御部14は、図1に示すように、第1取得部101、第2取得部102及び出力処理部103(処理部)を有する。
第1取得部101は、警報器20(又は21)からの検知結果を取得する。具体的には、第1取得部101は、警報器20が火災を検知した場合には、第1通信部11を介して警報器20の検知結果を取得する。第1取得部101は、警報器21が火災を検知した場合には、第1通信部11を介して警報器21の検知結果を警報器20から取得する。
第2取得部102は、第1取得部101が災害を検知したことを表す情報を検知結果として取得した場合に、撮影装置30が撮影した撮影画像を撮影装置30から取得する。
例えば、第2取得部102は、警報器20が火災を検知した場合には、検知結果の送信元である警報器20が設けられた空間E1の撮影装置30aが撮影した撮影画像を、第1通信部11を介して取得する。第2取得部102は、警報器21(例えば警報器21a)が火災を検知した場合には、検知結果の送信元である警報器21が設けられた空間(例えば空間E2)の撮影装置30(例えば撮影装置30b)が撮影した撮影画像を、第1通信部11を介して取得する。
具体的には、第2取得部102は、記憶部13が記憶する複数の警報器用識別子のうち、第1取得部101が取得した検知結果に含まれる警報器用識別子と一致する警報器用識別子に対応付けられた撮影装置用識別子を記憶部13から取得する。第2取得部102は、取得した撮影装置用識別子を有する撮影装置30に画像を要求する要求情報を、第1通信部11を介して送信する。第2取得部102は、要求情報を受け取った撮影装置30から撮影画像を、第1通信部11を介して取得する。
出力処理部103は、撮影画像を、外部に送信する。具体的には、出力処理部103は、撮影画像と、情報端末40に関する情報(例えば、電話番号)と、検知情報とを含む警報情報を、外部サーバ50に送信する。
表示部15は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(electroluminescence)ディスプレイのような薄型のディスプレイ装置である。表示部15は、第2取得部102が取得した撮影画像を表示する。
(2−2)警報器(親機)
ここでは、親機である警報器20の構成について説明する。
警報器20は、施設5での災害(ここでは、火災)の発生を検知する検知機能と、施設5での災害の発生を検知した場合に報知する警報機能を有する。警報器20は、図3に示すように、検知部201、報知部202、記憶部203、第1通信部204、第2通信部205及び制御部206を有する。警報器20は、バッテリー(例えばリチウム電池)を有しており、バッテリーから供給される電力によって動作する。
警報器20は、例えばプロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムを有している。そして、プロセッサがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが制御部206として機能する。プロセッサが実行するプログラムは、ここではコンピュータシステムのメモリに予め記録されているが、メモリカード等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて提供されてもよい。
検知部201は、警報音の発報対象となる火災に関する情報を検知する機能(検知機能)を有している。ここでは、検知部201は、一例として、煙を検知する光電式のセンサである。したがって、上記情報は、例えば、煙に関する情報を含む。検知部201は、例えば、LED等の発光部211と、フォトダイオード等の受光部212とを備えている。発光部211及び受光部212は、自機の筐体のラビリンス内において、受光部212の受光面が、発光部211の照射光の光軸上から外れるように配置されている。火災の発生時には、煙が筐体に設けられた孔を通じて、ラビリンス内に導入され得る。
筐体のラビリンス内に煙が存在しない場合、発光部211の照射光は、受光部212の受光面にほとんど到達しない。一方、筐体のラビリンス内に煙が存在する場合、発光部211の照射光が煙によって散乱し、散乱した光の一部が受光部212の受光面に到達する。つまり、検知部201は、煙によって散乱された発光部211の照射光を受光部212で受光する。
検知部201は、受光部212で受光された光量に応じた電圧レベルを示す電気信号(検知信号)を制御部206に出力する。
報知部202は、表示部221及び音響部222を有する。報知部202は、施設5での災害の発生を検知した場合に、火災の発生を報知する機能(報知機能)を有している。本実施形態では、報知部202は、光及び音で報知を行う。
音響部222は、火災の発生を報知する機能を有している。音響部222は、音(音波)を出力する。音響部222は、制御部206にて火災が発生したと判定したときに、火災の発生を報知するように警報音を出力する。
音響部222は、電気信号を音に変換するスピーカにより構成される。スピーカは、振動板を有し、電気信号に従って振動板を機械的に振動させることにより警報音を発する。音響部222は、制御部206による制御下で、警報音(例えば「ピー」音)を出力する。音響部222は、警報音の大きさ(音圧レベル)を変化させて警報音を出力することが好ましい。警報音は、例えば、低音から高音にスイープさせたスイープ音を含んでもよい。警報音は、例えば「火事です。火事です。」といった音声メッセージを含んでもよい。また、警報音は、スイープ音と、スイープ音に連続する音声メッセージとから構成されてもよい。
なお、警報中(警報音を発報中)に警報器20が外部からの操作入力を受け付けると、音響部222は、警報音の出力を停止する。
表示部221は、火災の発生を報知する機能を有している。表示部221は、光源として赤色LED(Light Emitting Diode)223を有している。表示部221は、通常時(火災の監視時)には消灯しており、制御部206にて火災が発生したと判定したときに点滅(又は点灯)を開始する。以下、火災発生を報知する点滅を「作動点滅」と呼ぶこともある。作動点滅は、警報音の発報が停止すると、制御部206の制御の下、停止する。
記憶部203は、ROM、RAM、又はEEPROM等から選択されるデバイスで構成される。記憶部203は、警報音として出力する音声メッセージに係る警報メッセージデータを記憶している。また、記憶部203は、通知情報として情報端末に送信する送信メッセージデータを記憶している。さらに、記憶部203は、自機に割り当てられた警報器用識別子を記憶している。
第1通信部204は、無線により、子機である警報器21と通信するための通信インタフェースを有している。第1通信部204は、420MHz帯の電波を利用した無線通信により、警報器21と通信を行う。第1通信部204は、警報器21の検知結果を受信する。さらには、第1通信部204は、1つの警報器21(例えば警報器21a)から検知結果を受信すると、他の警報器21(警報器21b〜21d)へ発報指示を送信する。
第2通信部205は、無線により、制御装置10と通信するための通信インタフェースを有している。第2通信部205は、920MHz帯の電波を利用した無線通信により、制御装置10と通信を行う。第2通信部205は、自機が火災を検知した場合には、自機の検知結果を、制御装置10に送信する。第2通信部205は、第1通信部204が警報器21の検知結果を受信した場合には、警報器21の検知結果を、制御装置10に送信する。
制御部206は、検知部201が出力した検知信号に基づいて、火災の発生の有無を判断する。例えば、制御部206は、検知信号が示す電圧レベルが予め定められた閾値以上である場合には、火災が発生したと判断する。
制御部206は、火災が発生したと判断する場合には、災害検知を表す情報、言い換えると施設5の火災を検知したことを表す情報であって、自機の警報器用識別子を含む検知結果を、第2通信部205を介して、制御装置10に送信する。さらに、制御部206は、火災が発生したと判断する場合には、子機である各警報器21に第1通信部204を介して発報指示を送信する。
制御部206は、火災が発生したと判断した場合、音響部222から警報音の出力を開始させる。例えば、制御部206は、音声メッセージを警報音として音響部222から出力させる場合には、記憶部203に記憶されているメッセージデータに基づいて、音声メッセージに対応した音声信号を生成する。このとき、音響部222は、制御部206が生成した音声信号に基づいた音声メッセージ(警報音)を出力する。
また、制御部206は、火災が発生したと判断した場合、表示部221を点滅させるように、表示部221を制御する。
制御部206は、施設5の火災を検知したことを表す情報を検知結果として警報器21から第1通信部204を介して取得すると、警報器21の検知結果を、第2通信部205を介して、制御装置10に送信する。さらに、制御部206は、子機である他の警報器21に第1通信部204を介して発報指示を送信する。
制御部206は、警報器21から施設5の火災を検知したことを表す情報を検知結果として受け取ると、音響部222から警報音の出力を開始する。さらに、制御部206は、表示部221を点滅させるように、表示部221を制御する。
(2−3)警報器(子機)
ここでは、子機である警報器21の構成について説明する。なお、警報器20と同一の構成要素については、警報器20と同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。
警報器21は、警報器20と同様に、施設5での災害(ここでは、火災)の発生を検知する検知機能と、施設5での災害の発生を検知した場合に報知する警報機能を有する。警報器21は、図4に示すように、検知部201、報知部202、記憶部203、通信部250及び制御部251を有する。警報器21は、バッテリー(例えばリチウム電池)を有しており、バッテリーから供給される電力によって動作する。
警報器21は、例えばプロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムを有している。そして、プロセッサがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが制御部251として機能する。プロセッサが実行するプログラムは、ここではコンピュータシステムのメモリに予め記録されているが、メモリカード等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて提供されてもよい。
通信部250は、無線により、親機である警報器20と通信するための通信インタフェースを有している。通信部250は、420MHz帯の電波を利用した無線通信により、警報器20と通信を行う。通信部250は、警報器21の検知結果を送信する。さらには、通信部250は、警報器20から発報指示を受信する。
制御部251は、自機の検知部201が出力した検知信号に基づいて、火災の発生の有無を判断する。例えば、制御部251は、検知信号が示す電圧レベルが予め定められた閾値以上である場合には、火災が発生したと判断する。
制御部251は、火災が発生したと判断する場合には、災害検知を表す情報、言い換えると施設5の火災を検知したことを表す情報であって、自機の警報器用識別子を含む検知結果を、通信部250を介して、警報器20に送信する。
制御部251は、火災が発生したと判断した場合、自機の音響部222から警報音の出力を開始させる。例えば、制御部251は、音声メッセージを警報音として自機の音響部222から出力させる場合には、自機の記憶部203に記憶されているメッセージデータに基づいて、音声メッセージに対応した音声信号を生成する。このとき、音響部222は、制御部251が生成した音声信号に基づいた音声メッセージ(警報音)を出力する。
また、制御部251は、火災が発生したと判断した場合、自機の表示部221を点滅させるように、自機の表示部221を制御する。
制御部251は、通信部250を介して警報器20から発報指示を受け取ると、自機の音響部222から警報音の出力を開始する。さらに、制御部251は、自機の表示部221を点滅させるように、自機の表示部221を制御する。
(2−4)撮影装置
ここでは、撮影装置30について説明する。
撮影装置30は、CCD(Charge Coupled Devices)イメージセンサ、又はCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の二次元イメージセンサ等の撮像素子を有し、撮影装置30が設置された空間を撮影するためのカメラを備える。本実施形態では、撮影装置30は、設置された空間を常時撮影する。また、本実施形態では、撮影装置30が備えるカメラは、動画を撮影するカメラであるが、静止画を撮影するカメラであってもよい。さらに、撮影装置30が備えるカメラは、カラー画像を撮影するカメラである。
撮影装置30は、無線により、制御装置10と通信するための通信インタフェースを有している。具体的には、撮影装置30は、Wi−Fi(登録商標)を利用した無線通信により、制御装置10と通信を行う。
撮影装置30は、要求情報を制御装置10から受け取ると、要求情報を受け取った時刻で撮影された撮影画像(静止画像)を、制御装置10に送信する。
(2−5)情報端末
情報端末40は、例えばプロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムを有している。そして、プロセッサがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが情報端末40として機能する。プロセッサが実行するプログラムは、ここではコンピュータシステムのメモリに予め記録されているが、メモリカード等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて提供されてもよい。
情報端末40は、制御装置10と通信可能に構成されている。情報端末40は、制御装置10から通知情報を、ネットワーク3を介して受信すると、通知情報を、情報端末40が備える表示部に表示する。
情報端末40は、通知情報の表示後、操作者の操作により、外部サーバ50へ撮影画像を要求する。情報端末40は、要求に応じた撮影画像を、外部サーバ50から受信すると、自機の表示部に表示する。
(2−6)外部サーバ
外部サーバ50は、例えばプロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムを有している。そして、プロセッサがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが外部サーバ50として機能する。プロセッサが実行するプログラムは、ここではコンピュータシステムのメモリに予め記録されているが、メモリカード等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて提供されてもよい。
外部サーバ50は、制御装置10及び情報端末40と通信可能に構成されている。外部サーバ50は、制御装置10から撮影画像を受信すると、外部サーバ50が備える記憶部に蓄積する。
外部サーバ50は、警報情報を制御装置10から受信すると、警報情報に含まれる情報端末40に関する情報を基に、通知情報と、警報情報に含まれる検知情報とを、情報端末40に送信する。
外部サーバ50は、撮影画像の要求を情報端末40から受信すると、要求に応じた撮影画像を、情報端末40に送信する。
(3)動作
ここでは、火災を検知した場合における警報システム2の動作について、説明する。
(3−1)動作例1
まず、親機である警報器20が火災を検知した場合の警報システム2の動作について、図5を用いて説明する。
警報器20は、火災を検知する(ステップS1)。警報器20は、施設5の火災を検知したことを表す情報であって、自機の警報器用識別子を含む検知結果を制御装置10に送信する(ステップS2)。さらに、警報器20は、自機で発報を行うとともに、子機である各警報器21に発報指示を送信する。
制御装置10の第2取得部102は、制御装置10の第1取得部101が警報器20からの検知結果を取得すると、撮影装置30が撮影した撮影画像を要求する要求情報を、検知結果の送信元である警報器20が設けられた空間E1の撮影装置30aに送信する(ステップS3,S4)。
撮影装置30aは、要求情報を制御装置10から受け取ると、要求情報を受け取った時刻で撮影された撮影画像(静止画像)を取得し、制御装置10に送信する(ステップS5)。
制御装置10の第2取得部102が撮影装置30aから撮影画像を取得すると、制御装置10の出力処理部103は、撮影画像と、情報端末40に関する情報(例えば、電話番号)と、検知情報とを含む警報情報を、外部サーバ50に送信する(ステップS6)。
制御装置10の表示部15は、第2取得部102が取得した撮影画像を表示する(ステップS7)。
外部サーバ50は、警報情報を制御装置10から受信すると、警報情報に含まれる情報端末40に関する情報を基に、通知情報と、警報情報に含まれる検知情報とを、情報端末40に送信する。
情報端末40は、通知情報を基に、外部サーバ50に記憶されている撮影画像を、ネットワーク3を介して取得し、表示する。
これによると、情報端末40は、制御装置10が送信した警報情報を、外部サーバ50を介して受信する。さらに、情報端末40は、制御装置10が外部サーバ50に送信した撮影画像を、外部サーバ50から受信する。つまり、情報端末40は、警報情報及び撮影画像を、制御装置10から外部サーバ50を介して受信する。制御装置10の観点で見ると、制御装置10は、警報情報及び撮影画像を、情報端末40に送信する。
(3−2)動作例2
次に、子機である警報器21(ここでは、警報器21a)が火災を検知した場合の警報システム2の動作について、図6を用いて説明する。
警報器21aは、火災を検知する(ステップS11)。警報器21aは、施設5の火災を検知したことを表す情報であって、自機の警報器用識別子を含む検知結果を、親機である警報器20に送信する(ステップS12)。さらに、警報器21aは、自機で発報を行う。
警報器20は、警報器21aから検知結果を受け取ると、受け取った検知結果を制御装置10に送信する(ステップS13)。さらに、警報器20は、自機で発報を行うとともに、他の警報器21(21b〜21d)に発報指示を送信する。
制御装置10の第2取得部102は、制御装置10の第1取得部101が警報器20からの検知結果を取得すると、撮影装置30が撮影した撮影画像を要求する要求情報を、検知結果の送信元である警報器21aが設けられた空間E2の撮影装置30bに送信する(ステップS14,S15)。
撮影装置30bは、要求情報を制御装置10から受け取ると、要求情報を受け取った時刻で撮影された撮影画像(静止画像)を取得し、制御装置10に送信する(ステップS16)。
制御装置10の第2取得部102が撮影装置30bから撮影画像を取得すると、制御装置10の出力処理部103は、撮影画像と、情報端末40に関する情報(例えば、電話番号)と、検知情報とを含む警報情報を、外部サーバ50に送信する(ステップS17)。
制御装置10の表示部15は、第2取得部102が取得した撮影画像を表示する(ステップS18)。
外部サーバ50は、警報情報を制御装置10から受信すると、警報情報に含まれる情報端末40に関する情報を基に、通知情報と、警報情報に含まれる検知情報とを、情報端末40に送信する。
情報端末40は、通知情報を基に、外部サーバ50に記憶されている撮影画像を、ネットワーク3を介して取得し、表示する。
動作例2においても、動作例1と同様に、制御装置10の観点で見ると、制御装置10は、警報情報及び撮影画像を、情報端末40に送信する。
(4)利点
上記本実施形態では、複数の警報器20,21のうち1つの警報器が災害(ここでは、火災)を検知すると、制御装置10は、災害を検知した警報器が設置された空間の撮影装置30が撮影した撮影画像を取得する。制御装置10は、取得した撮影画像を外部に送信する。ここでは、制御装置10は、外部サーバ50を介して情報端末40に撮影画像を送信する。
これにより、施設5の住居者等は、施設5内にいない場合であっても災害が検知された施設5の状況を知ることができる。
また、上記実施形態では、親機である警報器20は、他の警報器21を介することなく制御システム1(制御装置10)に災害を検知したことを表す検知結果を送信する。子機である警報器21は、警報器20を介して、災害を検知したことを表す検知結果を制御システム1(制御装置10)に送信する。
これにより、複数の警報器のうち1つの警報器を親機とし、他の警報器を子機としてネットワークを形成して連動報を実現する従来の構成を変更することなく、各警報器を制御システム1(制御装置10)と通信可能とすることができる。
また、上記実施形態では、複数の警報器20,21は、複数の空間E1〜E5にそれぞれ配置される。施設5には、複数の防災機器がそれぞれ設けられた複数の空間E1〜E5に複数の撮影装置30がそれぞれ設けられている。制御システム1(制御装置10)は、検知結果の送信元である防災機器と同一の空間に設けられた撮影装置30が撮影した撮影画像を、外部に送信する。
これにより、施設5の住居者等は、施設5内にいない場合であっても災害が検知された空間の状況を知ることができる。
(5)変形例
以下に、変形例について列記する。なお、以下に説明する変形例は、上記実施形態と適宜組み合わせて適用可能である。
(5−1)変形例1
上記実施形態では、制御装置10は、撮影装置30が制御装置10の要求情報を受信した時刻の撮影画像を撮影装置30から取得し、外部サーバ50を介して情報端末40に送信する構成としたが、この構成に限定されない。
制御装置10は、撮影装置30が制御装置10の要求情報を受信した時刻(第1時刻)の撮影画像(第1撮影画像)の取得及び送信に加えて、撮影装置30が第2時刻で撮影した第2撮影画像の取得及び送信を行ってもよい。第2時刻は、第1時刻から所定時間(例えば、5分)経過した時刻である。
この場合、例えば、制御装置10は、第1撮影画像を取得した後、予め決められた時間が経過すると、第1撮影画像を撮影した撮影装置30に、要求情報を再度送信する。第1撮影画像を撮影した撮影装置30は、要求情報を再度受信すると、受信した第2時刻で撮影した第2撮影画像を制御装置10に送信する。これにより、制御装置10は、制御装置10が検知結果を取得した後に撮影装置30が第1時刻で撮影した第1撮影画像の取得、及び撮影装置30が第1時刻から所定時間経過した第2時刻で撮影した第2撮影画像の取得を行うことができる。
制御装置10は、第1撮影画像を取得したタイミングで第1撮影画像を含む通知情報を外部サーバ50に送信し、第2撮影画像を取得したタイミングで第2撮影画像を含む通知情報を外部サーバ50に送信する。情報端末40は、第1撮影画像の表示、及び第2撮影画像の表示を行うことで、火災検知時の空間の状況と、所定時間経過したときの空間の状況を知ることでき、火災の進行状況を把握することができる。なお、制御装置10は、第1撮影画像及び第2撮影画像を同一のタイミングで送信してもよい。
また、撮影装置30が制御装置10の要求情報を受信した時刻(第1時刻)の撮影画像の取得及び送信に加えて、第1時刻よりも過去の撮影画像を取得してもよい。この場合、撮影装置30は、撮影した撮影画像を記憶する。制御装置10から要求情報を受信すると、受信した第1時刻で撮影した撮影画像、及び第1時刻よりも所定時間前に撮影された過去の撮影画像(第3撮影画像)を記憶している記憶領域から取得する。撮影装置30は、第1撮影画像及び第3撮影画像を、制御装置10に送信する。これにより、制御装置10は、制御装置10が検知結果を取得した後に撮影装置30が第1時刻で撮影した第1撮影画像、及び第1時刻よりも所定時間前に撮影した過去の第3撮影画像を取得することができる。
制御装置10は、第1撮影画像及び第3撮影画像を含む通知情報を外部サーバ50に送信する。情報端末40は、第1撮影画像の表示、及び第3撮影画像の表示を行うことで、火災の原因である火元等を知ることができる。
(5−2)変形例2
上記実施形態で説明した制御装置10は集合住宅に適用してもよい。この場合、制御装置10は、集合住宅の各住戸(施設5に相当)に設けられる。制御装置10は、通知情報を、外部サーバ50に送信するのに加えて、集合住宅の管理人室に設けられた管理装置に送信してもよい。
また、集合住宅の共用部(例えば、ロビー、廊下等)に戸外表示灯及び撮影装置(戸外撮影装置)との一対が設けられている場合には、制御装置10は、警報器20(又は21)に対応する撮影装置30の撮影画像の代わりに、戸外撮影装置が撮影した撮影画像を、通知情報に含めて送信してもよい。または、制御装置10は、警報器20(又は21)に対応する撮影装置30の撮影画像に加えて、戸外撮影装置が撮影した撮影画像を、通知情報に含めて送信してもよい。
(5−3)変形例3
上記実施形態で説明した制御装置10は、空間E1〜E5に設けられた照明器具と通信可能に構成されてもよい。この場合、照明器具は、制御装置10と通信可能に構成されている。
制御装置10は、火災を検知した警報器20(又は21)が設置された空間の撮影装置に対して要求情報を送信するに先立って、当該空間に設けられた照明器具に対して、点灯指示を送信する。その後、制御装置10は、要求情報を、当該空間の撮影装置30に送信する。火災を検知した警報器20(又は21)が設置された空間の照明器具を点灯することで、当該照明器具からの光を撮影装置30が撮影する際のフラッシュとして利用することができる。
制御装置10は、空間E1〜E5のそれぞれに対して、当該空間で火災を検知した場合での避難経路及び当該避難経路に設けられた1つ以上の照明器具の照明用識別子を記憶してもよい。この場合、制御装置10は、火災を検知すると、火災が検知された空間に対応する非難経路に設けられた照明器具を点灯する。例えば、制御装置10は、避難経路に対応する1つ以上の照明器具の照明用識別子を用いて、照明の点灯を指示する点灯指示を当該1つ以上の照明器具に送信する。避難経路に設けられた1つ以上の照明器具は、点灯指示を受け取ると、照明を点灯する。例えば、制御装置10を集合住宅に適用した場合、制御装置10は、集合住宅の住戸(施設5)の各空間に対して当該住戸から集合住宅の外に出るまでの避難経路を記憶している。制御装置10は、当該制御装置10が設置された住戸で火災が検知されると、避難経路に設けられた照明器具を点灯する。これにより、施設5内に居る人は、照明器具が点灯している経路に従って避難することができる。
(5−4)変形例4
上記実施形態では、撮影装置30は、常時撮影する構成としたが、この構成に限定されない。撮影装置30は、要求情報を制御装置10から受け取ったタイミングで撮影を開始してもよい。
上記実施形態では、警報器20,21は、検知機能及び報知機能の双方を有する構成としたが、この構成に限定されない。警報器20,21は、検知機能のみを有する構成であってもよい。
上記実施形態では、制御装置10は、一例として、HEMSのコントローラとする構成としたが、この構成に限定されない。制御装置10は、ネットワーク3と接続可能な装置であればよい。または、制御装置10は、警報器20(又は21)に含まれてもよい。つまり、制御装置10と警報器20(又は21)とは一体型の装置であってもよい。
上記実施形態では、警報器20を親機とし、警報器21を子機として、子機は親機を介して制御装置と通信する構成としたが、この構成に限定されない。警報器21は、他の警報器(警報器20)を介することなく制御装置10と通信する構成であってもよい。
上記実施形態では、警報システム2は、複数の警報器20,21を備える構成としたが、この構成に限定されない。警報システム2は、制御装置10と通信可能な1つの警報器のみを備えてもよい。要は、警報装置は、制御装置10と通信可能な少なくとも1つの警報器を備えていればよい。
上記実施形態で説明した制御装置10は、外部サーバ50を介してプッシュ通知を利用して、撮影画像を情報端末40に送信してもよい。
上記実施形態では、制御装置10は、撮影画像と警報情報とを含む通知情報を外部サーバに送信する構成としたが、この構成に限定されない。制御装置10は、警報情報を含まず、撮影画像を含む通知情報を、外部サーバ50を介して情報端末40に送信してもよい。要は、制御装置10は、少なくとも撮影画像を情報端末40に送信してもよい。この場合、外部サーバ50は、撮影画像を取得したことを、リンク情報とともに情報端末40に送信してもよいし、プッシュ通知を利用して撮影画像を情報端末40に送信してもよい。
上記実施形態では、撮影装置30は、静止画像を送信する構成としたが、この構成に限定されない。撮影装置30は、動画像を送信する構成としてもよい。例えば、撮影装置30は、要求情報を受信してから所定期間(例えば、30秒)の動画像を、制御装置10に送信する。この場合、制御装置10は、動画像を含む通知情報を外部サーバ50に送信する。
上記実施形態で説明した撮影装置30は、災害(火災)検知用として利用するだけでなく、防犯用に利用してもよい。つまり、撮影装置30は、火災検知用と防犯用の双方に利用されてもよい。
上記実施形態の警報システム2では、撮影装置30は必須の構成要素ではない。
上記実施形態では、火災検知を災害検知の一例として制御システム1及び警報システム2について説明した。制御システム1及び警報システム2は、災害検知として水害検知に適用されてもよい。この場合、警報器は、水害の発生を検知する検知機能を有する水位センサを有する。
または、制御システム1及び警報システム2は、災害検知として地震検知に適用されてもよい。この場合、警報器は、地震の発生を検知する検知機能を有する震撼センサを有する。制御システム1及び警報システム2は、外部から地震発生速報を受信する機能を警報器として有してもよい。
上記実施形態において、警報器21は、警報器20と同一の構成であってもよい。この場合、警報器20,21を設置する際に、例えば設置業者が、警報器20,21のうち1つの警報器を選択し、選択した1つの警報器を親機として、残りの警報器を子機として設定する。
また、上記実施形態において、第1通信部11は、警報器20及び各撮像装置30との通信は、有線であってもよい。
また、上記実施形態では、制御装置10は、火災の発生を検知した警報器20(又は21)に設置された空間の撮影装置30が撮影した画像を送信する構成としたが、この構成に限定されない。制御装置10は、複数の警報器20、21のうち1つの警報器が火災の発生を検知した場合には、施設5内に設置された全ての撮影装置30が撮影した画像を、送信してもよい。これにより、施設5の住居者等は、施設5内にいない場合であっても火災の発生が検知された空間以外の空間における火の回りの状態も知ることができる。要は、制御装置10は、火災の発生が検知されると、施設5内の設置された複数の撮像装置30のうち少なくとも1つの撮像装置30の画像を送信する。
(その他の変形例)
上記実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上記実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、制御システム1(制御装置10)と同様の機能は、制御方法、コンピュータプログラム、又はプログラムを記録した非一時的記録媒体等で具現化されてもよい。一態様に係る制御システム1の制御方法は、第1取得ステップと、第2取得ステップと、処理ステップとを含む。第1取得ステップは、施設5での災害の発生を検知する防災機器(例えば、警報器20,21)からの検知結果を取得する。第2取得ステップは、第1取得ステップが防災機器から災害を検知したことを表す情報を検知結果として取得した場合に、施設5に関連する領域を撮影する撮影装置30が撮影した撮影画像を撮影装置30から取得する。処理ステップは、少なくとも撮影画像を、外部に送信する。一態様に係るプログラムは、コンピュータシステムを、上述した制御システム1として機能させるためのプログラムである。
本開示における制御システム1は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示における制御システム1としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されてもよく、電気通信回線を通じて提供されてもよく、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1ないし複数の電子回路で構成される。ここでいうIC又はLSI等の集積回路は、集積の度合いによって呼び方が異なっており、システムLSI、VLSI(Very Large Scale Integration)、又はULSI(Ultra Large Scale Integration)と呼ばれる集積回路を含む。さらに、LSIの製造後にプログラムされる、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はLSI内部の接合関係の再構成若しくはLSI内部の回路区画の再構成が可能な論理デバイスについても、プロセッサとして採用することができる。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。ここでいうコンピュータシステムは、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するマイクロコントローラを含む。したがって、マイクロコントローラについても、半導体集積回路又は大規模集積回路を含む1ないし複数の電子回路で構成される。
また、制御システム1における複数の機能が、1つの筐体内に集約されていることは制御システム1に必須の構成ではなく、制御システム1の構成要素は、複数の筐体に分散して設けられていてもよい。さらに、制御システム1の少なくとも一部の機能、例えば、制御装置10の一部の機能がクラウド(クラウドコンピューティング)等によって実現されてもよい。
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様の制御システム(1)は、第1取得部(101)と、第2取得部(102)と、処理部(出力処理部103)と、を備える。第1取得部(101)は、施設(5)での災害の発生を検知する防災機器(例えば警報器20,21)からの検知結果を取得する。第2取得部(102)は、第1取得部(101)が防災機器から災害を検知したことを表す情報を検知結果として取得した場合に、施設(5)に関連する領域を撮影する撮影装置(30)が撮影した撮影画像を撮影装置(30)から取得する。処理部は、少なくとも撮影画像を、外部に送信する。
この構成によると、制御システム(1)は、防災機器が施設(5)で災害を検知したことを表す情報を取得すると、施設(5)の撮影装置(30)が撮影した撮影画像を取得し、外部に送信する。これにより、施設(5)の関係者(住居者等)は、施設(5)内にいない場合であっても災害が検知された施設(5)の状況を知ることができる。
第2の態様の制御システム(1)では、第1の態様において、防災機器は、災害として施設(5)の火災を検知する。第2取得部(102)は、防災機器から施設(5)の火災を検知したことを検知結果として第1取得部(101)が取得すると、撮影画像を取得する。
この構成によると、施設(5)の関係者(住居者等)は、施設(5)内にいない場合であっても火災が検知された施設(5)の状況を知ることができる。
第3の態様の制御システム(1)では、第1又は第2の態様において、第2取得部(102)は、第1取得部(101)が防災機器から検知結果を取得した場合、撮影画像であって撮影装置(30)が検知結果を取得した後に第1時刻で撮影した第1撮影画像を取得する。第2取得部(102)は、撮影画像であって撮影装置(30)が第1時刻から所定時間経過した第2時刻で撮影した第2撮影画像を取得する。
この構成によると、第1撮影画像と、第2撮影画像とを比較することで、災害の進行状況を知ることができる。
第4の態様の制御システム(1)では、第1〜第3のいずれかの態様において、処理部は、撮影画像と、防災機器が災害を検知したことを表す警報情報とを、施設(5)の関係者の情報端末(40)に送信する。
この構成によると、施設(5)の関係者(住居者等)は、施設(5)内にいない場合であっても、当該関係者(住居者等)が所有する情報端末(40)を用いて災害が検知された施設(5)の状況を知ることができる。
第5の態様の制御システム(1)は、第1〜第4のいずれかの態様において、表示部を、更に備える。前記処理部は、前記撮影画像を前記表示部にさせる。
この構成によると、制御システム(1)を用いて災害が検知された施設(5)の状況を知ることができる。
第6の態様の警報システム(2)は、第1〜第5のいずれかの態様の制御システム(1)と、施設(5)での災害の発生を検知する防災機器(例えば、警報器20,21)を、備える。
この構成によると、施設(5)の関係者(住居者等)は、施設(5)内にいない場合であっても災害が検知された施設(5)の状況を知ることができる。
第7の態様の警報システム(2)では、第6の態様において、防災機器は、施設(5)での災害の発生を検知した場合には、更に報知する。
この構成によると、施設(5)において災害が検知された場合には、防災機器が報知することで、施設(5)内にいる人にも災害を検知したことを知らせることができる。
第8の態様の警報システム(2)では、第6又は第7の態様において、制御システム(1)と通信可能であり、施設(5)に設けられた撮影装置(30)を、更に備える。
この構成によると、施設(5)の関係者(住居者等)は、施設(5)内にいない場合であっても災害が検知された施設(5)の状況を知ることができる。
第9の態様の警報システム(2)では、第6〜第8のいずれかの態様において、施設(5)には、複数の防災機器が設けられている。複数の防災機器のうち1つの防災機器である第1防災機器(例えば、警報器20)は、複数の防災機器のうち第1防災機器とは異なる第2防災機器(例えば、警報器21)を介することなく制御システム(1)に災害を検知したことを表す検知結果を送信する。第2防災機器は、第1防災機器を介して、災害を検知したことを表す検知結果を制御システム(1)に送信する。
この構成によると、施設(5)の関係者(住居者等)は、施設(5)内にいない場合であっても施設(5)内のいずれの空間において災害が検知されたかを知ることができる。
第10の態様の警報システム(2)では、第6〜第9のいずれかの態様において、施設(5)には、複数の防災機器が施設(5)において互いに異なる空間に設けられている。施設(5)には、複数の防災機器がそれぞれ設けられた複数の空間に複数の撮影装置(30)がそれぞれ設けられている。制御システム(1)は、検知結果の送信元である防災機器と同一の空間に設けられた撮影装置(30)が撮影した撮影画像を、外部に送信する。
この構成によると、施設(5)の関係者(住居者等)は、施設(5)内にいない場合であっても災害が検知された空間の状況を知ることができる。
第11の態様のプログラムは、コンピュータを、第1〜第5のいずれかの態様の制御システム(1)として機能させるためのプログラムである。
このプログラムによると、施設(5)の関係者(住居者等)は、施設(5)内にいない場合であっても災害が検知された施設(5)の状況を知ることができる。
第12の態様の制御方法は、第1取得ステップと、第2取得ステップと、処理ステップと、を含む。第1取得ステップは、施設(5)での災害の発生を検知する防災機器(例えば、警報器20,21)からの検知結果を取得する。第2取得ステップは、第1取得ステップが防災機器から災害を検知したことを表す情報を検知結果として取得した場合に、施設(5)に関連する領域を撮影する撮影装置(30)が撮影した撮影画像を撮影装置(30)から取得する。処理ステップは、少なくとも前記撮影画像を、外部に送信する。
この制御方法によると、施設(5)の関係者(住居者等)は、施設(5)内にいない場合であっても災害が検知された施設(5)の状況を知ることができる。
1 制御システム
2 警報システム
5 施設
10 制御装置
15 表示部
20 警報器(親機、防災機器、第1防災機器)
21,21a,21b,21c,21d 警報器(子機、防災機器、第2防災機器)
30,30a,30b,30c,30d,30e 撮影装置
40 情報端末
50 外部サーバ
101 第1取得部
102 第2取得部
103 出力処理部(処理部)
E1〜E5 空間

Claims (12)

  1. 施設での災害の発生を検知する防災機器からの検知結果を取得する第1取得部と、
    前記第1取得部が前記防災機器から災害を検知したことを表す情報を前記検知結果として取得した場合に、前記施設に関連する領域を撮影する撮影装置が撮影した撮影画像を前記撮影装置から取得する第2取得部と、
    少なくとも前記撮影画像を、外部に送信する処理部と、を備える、
    制御システム。
  2. 前記防災機器は、前記災害として前記施設の火災を検知し、
    前記第2取得部は、前記防災機器から前記施設の火災を検知したことを前記検知結果として前記第1取得部が取得すると、前記撮影画像を取得する、
    請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記第2取得部は、
    前記第1取得部が前記防災機器から前記検知結果を取得した場合、前記撮影画像であって前記撮影装置が前記検知結果を取得した後に第1時刻で撮影した第1撮影画像を取得し、
    前記撮影画像であって前記撮影装置が前記第1時刻から所定時間経過した第2時刻で撮影した第2撮影画像を取得する、
    請求項1又は2に記載の制御システム。
  4. 前記処理部は、前記撮影画像と、前記防災機器が前記災害を検知したことを表す警報情報とを、前記施設の関係者の情報端末に送信する、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の制御システム。
  5. 表示部を、更に備え、
    前記処理部は、前記撮影画像を前記表示部にさせる、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の制御システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の制御システムと、
    施設での災害の発生を検知する前記防災機器を、備える、
    警報システム。
  7. 前記防災機器は、前記施設での前記災害の発生を検知した場合には、更に報知する、
    請求項6に記載の警報システム。
  8. 前記制御システムと通信可能であり、前記施設に設けられた前記撮影装置を、更に備える、
    請求項6又は7に記載の警報システム。
  9. 前記施設には、複数の前記防災機器が設けられており、
    前記複数の防災機器のうち1つの防災機器である第1防災機器は、前記複数の防災機器のうち前記第1防災機器とは異なる第2防災機器を介することなく前記制御システムに前記災害を検知したことを表す検知結果を送信し、
    前記第2防災機器は、前記第1防災機器を介して、前記災害を検知したことを表す検知結果を前記制御システムに送信する、
    ことを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載の警報システム。
  10. 前記施設には、複数の前記防災機器が前記施設において互いに異なる空間に設けられており、
    前記施設には、前記複数の防災機器がそれぞれ設けられた複数の空間に複数の前記撮影装置がそれぞれ設けられており、
    前記制御システムは、
    前記検知結果の送信元である防災機器と同一の空間に設けられた前記撮影装置が撮影した撮影画像を、外部に送信する、
    請求項6〜9のいずれか一項に記載の警報システム。
  11. コンピュータを、請求項1〜5のいずれか一項に記載の制御システムとして機能させるためのプログラム。
  12. 施設での災害の発生を検知する防災機器からの検知結果を取得する第1取得ステップと、
    前記第1取得ステップが前記防災機器から災害を検知したことを表す情報を前記検知結果として取得した場合に、前記施設に関連する領域を撮影する撮影装置が撮影した撮影画像を前記撮影装置から取得する第2取得ステップと、
    少なくとも前記撮影画像を、外部に送信する処理ステップと、を含む、
    制御方法。
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