JP2010163987A - 排気系部材の支持構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】サポートゴム4の車体側挿入孔42に、車体フロアから延びる車体側サポート部材3の支持ピン部32を挿入する。この支持ピン部32に近接して回転防止ストッパ5を設け、この回転防止ストッパ5によりサポートゴム4の回転を阻止する。上記支持ピン部32の先端に形成された大径部33の外周面と回転防止ストッパ5との間の間隔寸法を、回転防止ストッパ5と支持ピン部32との間を通過するサポートゴム4の肉厚部分の寸法に略一致させる。
【選択図】図2
Description
上記の目的を達成するために講じられた本発明の解決原理は、マフラ等の排気系部材を弾性支持するサポートゴムの回転を規制するための回転規制部材と、サポートゴムに形成された挿入孔に挿入される支持ピン(サポート部材)との位置関係を規定することにより、サポートゴム回転規制機能とサポートゴムの良好な組み付け作業性とを両立できるようにしている。
具体的に、本発明は、車体側から延びる第1支持ピンがサポートゴムの第1挿入孔に、排気系部材側から延びる第2支持ピンがサポートゴムの第2挿入孔にそれぞれ挿入されて、排気系部材を車体側に弾性支持する排気系部材の支持構造を前提とする。この排気系部材の支持構造に対し、上記第1支持ピンの近傍に、この第1支持ピンを回転軸として回転しようとする上記サポートゴムの外面に当接することによってサポートゴムの回転を規制するための回転規制部材を配設する。また、上記サポートゴムの第1挿入孔に第1支持ピンを挿入する際における、上記回転規制部材と上記第1支持ピンとの間の寸法を、この回転規制部材と上記第1支持ピンとの間を通過するサポートゴムの肉厚部分の寸法に略一致させている。
図1は、本実施形態におけるマフラ支持部の構成を示す斜視図であって、マフラ周辺部を車体後方側から見た図である。また、図2は、このマフラ支持部を拡大して示す側面図(図1における矢印II方向から見た図)である。
次に、第2実施形態について説明する。本実施形態は、上記車体側サポート部材3の支持ピン部32と上記回転防止ストッパ5のストッパ部52との相対位置が、上記第1実施形態のものと異なっている。従って、ここでは、上記第1実施形態との相違点について主に説明する。
次に、第3実施形態について説明する。上述した各実施形態では、本発明に係る支持構造を車体側サポート部材3に適用したものであった。本実施形態は、それに代えて、本発明に係る支持構造をマフラ側サポート部材2に適用した場合である。
以上説明した各実施形態はマフラ1の支持構造に本発明を適用した場合について説明した。本発明はこれに限らず、排気管の支持構造や触媒コンバータの支持構造としても適用可能である。
2 マフラ側サポート部材(第2支持ピン)
23 大径部
3 車体側サポート部材(第1支持ピン)
33 大径部
4 サポートゴム
41 マフラ側挿入孔(第2挿入孔)
42 車体側挿入孔(第1挿入孔)
5 回転防止ストッパ(回転規制部材)
Claims (6)
- 車体側から延びる第1支持ピンがサポートゴムの第1挿入孔に、排気系部材側から延びる第2支持ピンがサポートゴムの第2挿入孔にそれぞれ挿入されて、排気系部材を車体側に弾性支持する排気系部材の支持構造において、
上記第1支持ピンの近傍には、この第1支持ピンを回転軸として回転しようとする上記サポートゴムの外面に当接することによってサポートゴムの回転を規制するための回転規制部材が配設されており、上記サポートゴムの第1挿入孔に第1支持ピンを挿入する際における、上記回転規制部材と上記第1支持ピンとの間の寸法は、この回転規制部材と上記第1支持ピンとの間を通過するサポートゴムの肉厚部分の寸法に略一致していることを特徴とする排気系部材の支持構造。 - 車体側から延びる第1支持ピンがサポートゴムの第1挿入孔に、排気系部材側から延びる第2支持ピンがサポートゴムの第2挿入孔にそれぞれ挿入されて、排気系部材を車体側に弾性支持する排気系部材の支持構造において、
上記第2支持ピンの近傍には、この第2支持ピンを回転軸として回転しようとする上記サポートゴムの外面に当接することによってサポートゴムの回転を規制するための回転規制部材が配設されており、上記サポートゴムの第2挿入孔に第2支持ピンを挿入する際における、上記回転規制部材と上記第2支持ピンとの間の寸法は、この回転規制部材と上記第2支持ピンとの間を通過するサポートゴムの肉厚部分の寸法に略一致していることを特徴とする排気系部材の支持構造。 - 上記請求項1記載の排気系部材の支持構造において、
上記第1支持ピンの先端部分には、サポートゴム抜け止めのための大径部が設けられており、大径部の外周端と上記回転規制部材の先端との間隔寸法が、上記回転規制部材と上記第1支持ピンとの間を通過するサポートゴムの肉厚部分の寸法に略一致していることを特徴とする排気系部材の支持構造。 - 上記請求項3記載の排気系部材の支持構造において、
上記回転規制部材の先端位置は、上記第1支持ピンの先端位置よりも、その軸心方向に沿って後退した位置に設定されていることにより、上記大径部の外周端と上記回転規制部材の先端との間隔寸法としては、第1支持ピンの軸心に直交する面に対して傾斜した方向での寸法として規定されていることを特徴とする排気系部材の支持構造。 - 上記請求項2記載の排気系部材の支持構造において、
上記第2支持ピンの先端部分には、サポートゴム抜け止めのための大径部が設けられており、大径部の外周端と上記回転規制部材の先端との間隔寸法が、上記回転規制部材と上記第2支持ピンとの間を通過するサポートゴムの肉厚部分の寸法に略一致していることを特徴とする排気系部材の支持構造。 - 上記請求項4記載の排気系部材の支持構造において、
上記回転規制部材の先端位置は、上記第2支持ピンの先端位置よりも、その軸心方向に沿って後退した位置に設定されていることにより、上記大径部の外周端と上記回転規制部材の先端との間隔寸法としては、第2支持ピンの軸心に直交する面に対して傾斜した方向での寸法として規定されていることを特徴とする排気系部材の支持構造。
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