JP2010162165A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成かつ簡単な操作で、容器間の液体の流通をさせることができるコネクタを提供する。
【解決手段】第1の容器と第2の容器20とに接続し、第1の容器と第2の容器20との間で軸部7を介して液体を流通させるコネクタ1であって、軸部7に、軸部7を貫通する複数の貫通流路8、9を備えており、複数の貫通流路8、9は、軸部7の両端部に開口14−17を形成しており、軸部7は、開口14、15間、及び開口16、17間に介在させた分離部18を形成しており、軸部7の軸方向と直交する方向の平面を水平面とすると、分離部18は、開口14、15を含む水平面より軸部7の先端側に延出部18aがある。
【選択図】図5

Description

本発明は、容器間に介在させて液体を流通させるコネクタに関し、例えば薬液バッグとバイアル瓶との間で、液体を流通させる医療用のコネクタに関する。
抗がん剤等の薬剤は、保存の安定性のため、粉末の状態で保存し、使用する際に溶解することが行われている。この場合、薬剤入りのバイアル瓶に溶解液を注入し、溶解させた薬液を薬液バッグに注入することになる。そして、薬液バッグ内の薬液は、薬液バッグに取り付けたチューブを介して体内に投与されることになる。バイアル瓶内の薬液を薬液バッグに注入させるための用具が、例えば下記特許文献1、2に提案されている。
特許文献1の用具は、両頭針の一端を薬剤入りの容器(バイアル瓶)の口部に穿刺し、両頭針の他端を希釈液入りの容器(薬液バッグ)の口部に穿刺した状態で、薬剤入りの容器と希釈液入りの容器との間で、希釈液又は希釈液で溶解させた薬液を流通させるといういうものである。この流通の際には、用具のポート部にシリンジのルアーを挿入し、プランジャーを可動させ、容器内への空気の送り込み又は容器内の空気の吸引をすることになる。
特許文献2の用具は、移注用具に形成した瓶針をガラス瓶(バイアル瓶)の口栓に刺通し、中空針を空袋(薬液バッグ)の口栓に刺通した状態で、ガラス瓶内の内容液を空袋に移注するというものである。この移注の際には、ポンプの圧縮と伸長を繰返して外部の空気をガラス瓶内へ送入することになる。
特開2002−238979号公報 実開昭56−95247号公報
しかしながら、特許文献1、2に提案されている用具では、シリンジやポンプを必要とし、これらの接続のために構造も複雑であった。また、容器間における液体の流通の際には、シリンジやポンプの操作が必要であった。
本発明は、前記のような従来の問題を解決するものであり、簡単な構成かつ簡単な操作で、容器間の液体の流通をさせることができるコネクタを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のコネクタは、第1の容器と第2の容器とに接続し、前記第1の容器と前記第2の容器との間で軸部を介して液体を流通させるコネクタであって、前記軸部に、前記軸部を貫通する貫通流路を複数備えており、前記複数の貫通流路は、前記軸部の両端部に開口を形成しており、前記軸部は、前記開口間に介在させて前記開口間を分離する分離部を形成しており、前記軸部の軸方向と直交する方向の平面を水平面とすると、前記分離部は、前記分離部で分離した前記開口を含む前記水平面より前記軸部の先端側に延出した延出部があることを特徴とする。
本発明のコネクタによれば、簡単な構成かつ簡単な操作で、容器間の液体の流通をさせることができる。
本発明の一実施の形態に係るコネクタ1の使用例を示した図。 図1を矢印A方向から見た図。 本発明の一実施の形態に係るコネクタ1の分解斜視図。 図3のコネクタ1を、図3とは別の角度から見た分解斜視図。 本発明の一実施の形態に係るコネクタの断面図。 (a)図は図5に示した軸部7の端部の縦断面の拡大図、(b)図は比較例に係る軸部100の端部の縦断面の拡大図。 本発明の一実施の形態に係る軸部の端部形状の別の例を示す断面図。 本発明の一実施の形態において、バイアル瓶20内で粉末状の薬剤を溶解して生成した薬液を、薬液バック10に注入する状態を示す断面図。 本発明の一実施の形態において、第1接続部3と薬液バッグ10との接続前の状態を示す断面図。 本発明の一実施の形態において、第1接続部3をポート部41に接続した状態を示す断面図。 本発明の一実施の形態において、第2接続部4とバイアル瓶20との接続前の状態を示す断面図。 本発明の一実施の形態において、第2接続部4とバイアル瓶20とを接続した状態を示す断面図。 本発明の実施の形態2に係るコネクタ50の斜視図。 図13に示したコネクタ50の縦断面図。 本発明の実施の形態2において、第1接続部51を薬液バック10側に接続する前の状態を示した部分拡大図。
本発明のコネクタは、容器間に介在させる軸部に貫通流路を複数備えている。この構成によれば、複数の貫通流路のうち、少なくとも1つは、空気を流通させる貫通流路の役割を果たし、少なくとも1つは、液体を流通させる貫通流路の役割を果たすことになる。このため、簡単な構成でかつ特別な操作をすることなく、容器間の液体の流通をさせることができる。
また、軸部には開口間に介在させて開口を分離する分離部を形成しており、この分離部は、分離した前記開口を含む水平面より軸部の先端側に延出した延出部がある。この構成によれば、空気溜まりが分離部で分離した開口の両方を同時に塞ぐことを防ぎ、容器間の液体の流通が妨げられることを防止することができる。
前記本発明のコネクタにおいては、前記軸部の両端部に、前記軸部の先端から離れるにつれて、前記軸部の中心軸から遠ざかるように傾斜した傾斜面を形成しており、前記傾斜面上に、前記分離部で分離した前記開口を形成していることが好ましい。この構成によれば、空気溜まりが分離部で分離した開口の両方を同時に塞ぐことの防止により有利になる。
また、前記分離部で分離した前記開口は、平面状の前記傾斜面上に形成していることが好ましい。この構成によれば、円錐面に開口を形成した場合と比べ、軸部の周方向において、分離部で分離した開口の間隔を大きくすることができ、空気溜まりが分離部で分離した開口を同時に塞ぐことの防止に有利になる。
また、前記分離部で分離した前記開口は、前記軸部の側面に形成していることが好ましい。この構成によっても、空気溜まりが分離部で分離した開口の両方を同時に塞ぐことの防止により有利になる。
また、前記分離部で分離した前記開口は、前記軸部の中心軸を挟むように配置していることが好ましい。この構成によれば、分離部で分離した開口を結ぶ最短距離が長くなり、空気溜まりが分離部で分離した開口を同時に塞ぐことの防止により有利になる。
また、前記第1の容器と係合する第1の接続部と、前記第2の容器と係合する第2の接続部とを備えており、前記第2の接続部は、前記第2の容器に係合する係合部と、前記軸部とが一体になっており、前記軸部の両端部のうち、前記第2の接続部側の端部に、前記第2の容器を刺通する針状部を形成していることが好ましい。この構成によれば、容器間の液体の流通作業の際における容器の外れを防止でき、特に第2の容器の安易な取り外しを防止できるとともに、第2の容器との接続が容易になる。
また、前記第1の接続部は、前記第1の容器との係合を解除する解除機構を備えており、前記第2の接続部は、前記第2の容器との係合を解除する解除機構を備えていないことが好ましい。この構成によれば、第1の接続部の第1の容器からの取り外しを容易にしつつ、第2の容器の安易な取り外しを防止することができる。このことにより、第2の容器の廃棄の際には、第2の容器をコネクタと一体に取り外すという作業手順の実行が容易になり、第2の容器を単体で取り外すことによる第2の容器の内容物の漏洩を防止することができる。
また、前記第2の接続部の前記係合部は、前記第2の容器と係合する筒状の接続口であり、前記接続口は、前記接続口の内周面から突出した突出部を形成していることが好ましい。この構成によれば、第2の接続部と第2の容器との係合がより確実になり、第2の容器の外れ防止により有利になる。
また、前記接続口は、前記接続口の側面を切り欠いたスリットを形成していることが好ましい。この構成によれば、第2の接続部と第2の容器との係合が容易になる。
また、前記第1の接続部は、前記第1の容器の一部と係合する爪部を備えたレバー式ロックが一体になっており、前記レバー式ロックは前記第1の容器との係合を解除する解除機構を兼ねており、前記レバー式ロックの湾曲により、前記レバー式ロックと前記第1の容器との係合が解除されることが好ましい。この構成によれば、レバー式ロックのレバー部の開閉により、第1の接続部の脱着が容易になる。
また、前記第1の接続部は、回転式ロックであり、前記回転式ロックは、前記第1の容器に形成した凸部に係合する凹部を備えており、前記回転式ロックは前記第1の容器との係合を解除する解除機構を兼ねており、前記回転式ロックの軸回りの回転により、前記凸部と前記凹部との係合が解除されることが好ましい。この構成によっても、第1の接続部の脱着が容易になる。また、第1の接続部と第1の容器との係合の解除は容易にはなるが、この解除には回転式ロックの回転動作が必要であるため、不用意な解除は防止することができる。
また、前記軸部に、伸縮により開閉可能なシールドで覆われた部分があることが好ましい。この構成によれば、第1接続部を第1の容器から取り外した後においても、軸部からの液体の漏洩を防止することができる。このため、第2の接続部と第2の容器との接続状態を維持した状態で、第2の容器を廃棄するようにすれば、第2の容器の液体の漏洩は防止されることになる。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の一実施の形態に係るコネクタ1の使用例を示した図である。図2は、図1を矢印A方向から見た図である。図1、2の例では、コネクタ1を介して第1の容器である薬液バッグ10と第2の容器であるバイアル瓶20とを接続している。
以下の説明において、薬液バッグ10に取り付けた部品、例えば図5における接続口40、ポート部41は、説明の便宜上、薬液バッグ10とは別個の符号を付しているが、これらは薬液バッグ10の構成部品である。このため、図5では第1の接続口3はポート部41に係合しているが、これは第1の接続口3は薬液バッグ10に係合していることを意味している。
同様に、図5において、バイアル瓶10に取り付けたゴム栓23及びキャップ24は、バイアル瓶10の構成部品である。図5の図示では、第2の接続口4は、キャップ24に係合しているとも、バイアル瓶10の口部22に係合しているとも考えることができるが、バイアル瓶20に係合していることには変りない。
薬液バッグ10は、柔軟な樹脂製シートを袋状に形成したものである。薬液バッグ10は、例えば、2枚の樹脂製シートを重ね合わせて、周縁部を熱溶着等により接合して形成することができる。バイアル瓶20は、薬剤の入った容器であり、例えばガラス製の瓶の口部をゴム栓及びキャップで封止したものである。
図3は、コネクタ1の分解斜視図である。図3に示したように、コネクタ1は、コネクタ本体2と、第1接続部3とに分解することができる。コネクタ本体2は、軸部7に第2接続部4が一体になったものである。
軸部7の内部には、一対の貫通流路8、9(図5)を形成しており、軸部7の端部に、一対の開口14、15を形成している。開口14と開口15との間には、分離部18が介在している。詳細は後に説明するが、貫通流路8、9の一方は液体を流通させる貫通流路であり、他方は空気を流通させる貫通流路である。
第1接続部3は、円筒状の接続口11とレバー式ロック12とが一体になっている。第1接続部3は、コネクタ1を薬液バッグ10(図1)に接続させるためのコネクタである。薬液バッグ10との接続の際には、接続口11内に、薬液バッグ10に固定している円筒状のポート部41(図9)を挿入する。
この際、レバー式ロック12の下部が矢印c方向に湾曲しながら、レバー式ロック12の爪部13が、ポート部41の端面41a(図10)に係合することになる。第1接続部3と薬液バッグ10との接続の詳細については、後に図9、10を参照しながら説明する。
図4は、コネクタ1を、図3とは別の角度から見た分解斜視図である。図4では、第1接続部3及びコネクタ本体2の裏面側を図示している。第1接続部3の裏面側には、接続用管状部21を形成している。この接続用管状部21を、コネクタ本体2の軸部7に嵌合させることにより、第1接続部3をコネクタ本体2に接続することができる。
第2接続部4は、筒状の接続口6に、軸部7が一体になったものである。前記の通り、軸部7の内部には、一対の貫通流路8、9(図5)を形成している。軸部7の端部には、一対の開口16、17を形成しており、開口16と開口17との間に、分離部18が介在している。また、この軸部7の端部は、針状部28を形成している。
第2接続部4は、コネクタ本体2をバイアル瓶20に接続させるためのものである。接続口6は、バイアル瓶20の口部22(図5)と係合する係合部である。針状部28の先端は鋭利になっており、針状部28は、バイアル瓶20のゴム栓23(図5)に刺通することができる。
第2接続部4とバイアル瓶20との接続の際には、針状部28をバイアル瓶20のゴム栓23(図5)に刺通しつつ、第2接続部4の接続口6内に、バイアル瓶20の口部22を係合させることになる。この接続の詳細については、後に図11、12を参照しながら説明する。
図5は、コネクタ1の断面図を示している。本図は、図2におけるコネクタ1及びその周辺部分の縦方向の断面図に相当する。第1接続部3の接続用管状部21とコネクタ本体2と一体の軸部7とが嵌合している。このことにより、コネクタ本体2に第1接続部3が接続されている。
薬液バッグ10に取り付けられた接続口40の先端部に、ポート部41が取り付けられている。ポート部41は、第1接続部3の接続口11に挿入されている。本図の断面状態では、図示されていないが、第1接続部3と一体のレバー式ロック12の爪部13(図3)を、ポート部41の端面41aに係合させて、第1接続部3をポート部41に接続している(図10)。前記の通り、この接続の詳細は、後に図9、10を用いて説明する。
軸部7には、一対の貫通流路8、9を形成している。貫通流路8は軸部7の両端に、開口14、16を形成しており、貫通流路9は軸部7の両端に、開口15、17を形成している。
軸部7の先端部は、ポート部41に取り付けられたセプタム(隔壁)42を押し上げている。セプタム42は、軟質材にスリットを形成したものである。図5の状態では、軸部7の先端部が、セプタム42を押し上げることにより、セプタム42のスリットを割って開いている。このことにより、接続口40の内部空間と、軸部7の一対の貫通流路8、9とがつながっている。
バイアル瓶20の口部22は、ゴム栓23及びキャップ24により封止している。ゴム栓23は、バイアル瓶20の開口に圧入している。キャップ24は例えば金属製の薄板を加工したものであり、バイアル瓶20の口部22を覆っている。図5に示したように、第2接続部4によって、バイアル瓶20とコネクタ本体2とを接続している。この接続の詳細は後に、図11、12を参照しながら説明する。
図5の状態において、軸部7を介して、バイアル瓶20と薬液バッグ10との間で液体を流通させることになる。図5の状態では、薬液バッグ10が上側にあり、バイアル瓶20が下側にある。この場合、薬液バッグ10内の溶解液は、下側のバイアル瓶20側に向かって流動することになる。より具体的には、薬液バッグ10内の溶解液は、接続口40を経て、貫通流路8又は貫通流路9内を下降して、バイアル瓶20内に注入されることになる。
この場合、バイアル瓶20内への溶解液の注入量が増加するにつれて、バイアル瓶20内の空気は外部に放出されることになる。より具体的には、バイアル瓶20内の空気は、貫通流路8又は貫通流路9内を上昇して、接続口40を経て、薬液バッグ10内に注入されることになる。
したがって、図5の状態では、貫通流路8又は貫通流路9のうち、一方の貫通流路内を薬液バッグ10内の溶解液が下降し、他方の貫通流路内をバイアル瓶20内の空気が上昇することになる。このため、特別な操作をすることなく、薬液バッグ10内の溶解液をバイアル瓶20内に注入することが可能になる。
バイアル瓶20内に溶解液が注入されると、バイアル瓶20内の粉末状の薬剤は、溶解液で溶解されることになる。バイアル瓶20を振ることにより、この溶解を促進させることができる。
次に、図5に示した軸部7の端部形状によれば、前記のような溶解液のバイアル瓶20内への注入の確実性が高まることになる。このことについて、図6を参照しながら説明する。図6(a)は、図5に示した軸部7の端部の縦断面の拡大図であり、図6(b)は、比較例に係る軸部100の端部の縦断面の拡大図である。
図6(a)に示した軸部7の縦断面において、開口14と開口15との間に介在させて開口14と開口15とを分離する分離部18を形成している。符号25は、軸部7の軸方向と直交する方向の水平面である。水平面25は、開口14と開口15の両方を含んでいる。軸部7の端部には、軸部7の先端から離れるにつれて、軸部7の中心軸29から遠ざかるように傾斜した傾斜面19を形成している。この傾斜面19に、開口14と開口15とを形成している。
ここで、図6(a)において、軸部7が液中にあり、貫通流路9から空気が上昇した場合、開口15を塞ぐように、空気溜まり26が形成される場合がある。しかしながら、図6(a)の構成では、分離部18は、水平面25より軸部7の先端側に延出した延出部18aがある。このことにより、空気溜まり26が2点鎖線で示した空気溜まり31に拡大すること、すなわち、開口14、15の両方が同時に塞がれ容器間の液体の流通が妨げられることを防止することができる。
これは、空気溜まり26が、空気溜まり31の状態に拡大するには、空気溜まり26の空気が、分離部18の延出部18aを乗り越えなければならないためである。また、図6(a)の構成では、開口14、15は傾斜面19上に形成しており、空気溜まり26は、上方へ拡大しにくくなっている。このことも、空気溜まりが開口部14、15の両方を同時に塞ぐことの防止に有利になっている。
また、開口14、15を形成した傾斜面19は、平面状であることが好ましい。この構成によれば、円錐面に開口14、15を形成した場合と比べ、軸部7の周方向において、開口14、15の間隔を大きくすることができ、空気溜まりが開口部14、15の両方を同時に塞ぐことの防止に有利になる。
図6(b)の比較例に係る軸部100は、貫通流路101、102の開口103及び104は、いずれも水平面105上にある。図6(a)と同様に、軸部100が液中にあり、貫通流路101から空気が上昇した場合、開口103を塞ぐように、空気溜まり106が形成される場合がある。
一方、軸部100には、水平面105より上側に延出した部分がなく、開口103と104との間には、空気溜まり106の拡大を妨げる介在物がない。このため、空気溜まり106が、空気溜まり107に拡大し、開口103及び104の両方が同時に空気溜まりで塞がれた状態が生じ易い。この状態では、液体の開口部104への流入が妨げられることになる。
図7は、軸部の端部形状の別の例を示す断面図である。説明の便宜上、図6の各符号を付した部分に対応する部分には、同一番号を付している。開口14と開口15は、軸部7の側面7aに形成している。分離部18は、開口14と開口15との間に介在している。分離部18は、開口14と開口15の両方を含む水平面25より軸部7の先端側に延出した延出部18aがある。
図7の構成においても、開口15を塞いだ空気溜まりが、開口14、15の両方を同時に塞ぐ空気溜まりに拡大するには、開口15を塞いだ空気溜まりが、分離部18の延出部18aを乗り越えなければならない。したがって、図7の構成においても、図6(a)の構成と同様に、空気溜まりが開口14、15の両方を同時に塞ぐことを防止することができる。
また、図7の構成では、開口14、15は、軸部7の中心軸29を挟むように配置している。このため、開口14と開口15とを結ぶ最短距離が長くなっている。このことも、空気溜まりが開口部14、15の両方を同時に塞ぐことの防止に有利になっている。
次に、図8を参照しながら、薬液バッグ10に、バイアル瓶20内の薬剤を注入する場合について説明する。図8は、バイアル瓶20内で粉末状の薬剤を溶解して生成した薬液を、薬液バッグ10に注入する状態を示す断面図である。図8では、薬液バッグ10の接続口40とバイアル瓶20との上下関係が、図5と逆になっている。すなわち、図5では、バイアル瓶20が下側にあるのに対して、図8では、バイアル瓶20は上側にある。
この場合、バイアル瓶20側の溶解液は、下側の薬液バッグ10の接続口40側に向かって流動することになる。より具体的には、バイアル瓶20内の薬液は、貫通流路8又は貫通流路9内を下降して、接続口40を経て薬液バッグ10内に注入されることになる。
他方、薬液バッグ10内への薬液の注入量が増加するにつれて、バイアル瓶20内が減圧され、バイアル瓶20内に薬液バッグ10内の空気を引き込むことになる。より具体的には、薬液バッグ10内の空気は、貫通流路8又は貫通流路9内を上昇して、バイアル瓶20内に注入されることになる。
したがって、図8の状態では、貫通流路8又は貫通流路9のうち、一方の貫通流路内をバイアル瓶20内の薬液が下降し、他方の貫通流路内を薬液バッグ10内の空気が上昇することになる。このため、図5の状態から、薬液バッグ10とバイアル瓶20との上下関係を逆にするだけで、特別な操作をすることなく、バイアル瓶20内の薬液を、薬液バッグ10内に注入することが可能になる。
ここで、図5においては、下側を向いていた開口16、17は、図8においては、上側を向いている。この状態は、図6(a)の状態に相当する。また、開口16、17近傍の構成は、図6(a)の構成と同様である。すなわち、図8の状態においても、開口16、17の一方を塞いだ空気溜まりが拡大して開口16、17の両方を同時に塞ぐことを防止している。
前記のような工程を経て、バイアル瓶20内の薬液を薬液バッグ10内に注入することが可能になる。薬液バッグ10内の薬液は、ポート部19(図1)に刺通した針付きチューブのチューブを介して体内に投与されることになる。
なお、本実施の形態では、軸部7に2つの貫通流路8及び9を形成した例で説明したが、貫通流路を3つ以上形成してもよい。この場合、3つ以上の貫通流路のうち、少なくとも1つは、空気を流通させる貫通流路の役割を果たし、少なくとも1つは、液体を流通させる貫通流路の役割を果たすことになる。
より具体的には、貫通流路を3つ以上形成した場合は、軸部7の一端には、3つ以上の開口のうち、2つの開口が例えば図6(a)に示したように分離部18で分離された構成を少なくとも備えていればよい。
次に、図9、10を参照しながら、第1接続部3と薬液バッグ10との接続構造について説明する。図9は、第1接続部3と薬液バッグ10とを接続する前の状態を示す断面図である。前記の通り、接続口40は薬液バッグ10に取り付けられている。接続口40の先端部に、ポート部41が取り付けられている。ポート部41には、スリット45を形成したセプタム(隔壁)42が取り付けられている。図9に示した第1接続部3は、図3のBB線における断面図に相当する。第1接続部3には、レバー式ロック12が一体になっている。
図10は、第1接続部3をポート部41に係合させて接続した状態を示す断面図である。ポート部41が、接続口11内に挿入されているとともに、レバー式ロック12の爪部13が、ポート部41の端面41aに係合している。ポート部41を接続口11内に挿入する際には、図9において、レバー式ロック12の下部が接続口11の中心軸11a側(矢印c方向)に湾曲しながら、レバー式ロック12の爪部13は、接続口11の中心軸11aから離れるように変位する(矢印h方向)。ポート部41の接続口11内への挿入完了時点で、図10に示したように、爪部13が、ポート部41の端面41aに係合していることになる。
ここで、図9において、軸部7は伸縮により開閉可能なシールド26で覆われている。シールド26には、スリット27を形成しており、シールド26の収縮により、スリット27の形成部分が開き(図10)、収縮したシールド26の復元によりスリット27の形成部分が閉じる(図9)ことになる。
図9の状態では、シールド26は軸部7を覆っているのに対して、図10の状態では、シールド26は収縮し、軸部7がシールド26からはみ出している。これは、ポート部41を接続口11内に挿入する際に、ポート部41の下部がシールド26を押し下げるように、押圧するためである。
シールド26からはみ出した軸部7の先端部は、ポート部41に取り付けられたセプタム42を押し上げ、セプタム42のスリット45(図9)を割って開いている。このことにより、接続口40の内部空間と、接続口40の内部空間と、軸部7の一対の貫通流路8、9とがつながっている。
次に、必要量の薬液を薬液バッグ10内に注入した後は、バイアル瓶20と一体になった第1接続部3を、ポート部41から取り外すことになる。この取り外しの際には、図10において、レバー式ロック12の下部を接続口11の中心軸11a側(矢印c方向)に押圧し、レバー式ロック12の爪部13を、接続口11の中心軸11aから離れるように変位させればよい(矢印h方向)。
第1接続部3を、ポート部41から取り外した後は、図9の状態に戻ることになる。図9の状態では、収縮したシールド26は復元し、再び軸部7を覆っている。この状態では、バイアル瓶20内の薬液の漏洩は防止されることになる。
なお、本実施の形態における第1接続部3は一例であり、各種接続方式を用いることができる。また、第1接続部3をコネクタ本体2と別部品で構成した例で説明したが、第1接続部3の構造によっては、第1接続部3とコネクタ本体2とを一体に成形した構成も考えられる。
次に、図11、12を参照しながら、第2接続部4とバイアル瓶20との接続構造について説明する。図11は、第2接続部4とバイアル瓶20との接続前の状態を示す断面図である。バイアル瓶20の口部22は、ゴム栓23を介して、キャップ24により封止されている。
キャップの24の中央部には開口30を形成している。このことにより、開口30の位置には、ゴム栓23の一部が露出している。
第2接続部4には、接続口6の内周面から突出した突出部46を形成している。バイアル瓶20の口部22には、拡径部47を形成している。後に図12を用いて説明するように、バイアル瓶20の拡径部47に、第2接続部4の突出部46が係合することになる。
図12は、第2接続部4とバイアル瓶20とを接続した状態を示す断面図である。第2接続部4はバイアル瓶20の口部22に係合している。図3、11に示したように、接続口6の側面にはスリット5を形成しており、第2接続部4とバイアル瓶20との係合を容易にしている。
図12では、バイアル瓶20のゴム栓23に、軸部7と一体の針状部28が刺通している。バイアル瓶20の拡径部47には、第2接続部4の突出部46が係合しており、第2接続部4のバイアル瓶20からの外れを防止している。
また、第2接続部4は、第1接続部3とは異なり、レバー式ロック12のような接続の解除を容易にする機構は備えていない。このため、第2接続部4とバイアル瓶20との係合を強固にしておけば、第2接続部4はバイアル瓶20から容易には外れないようにすることができる。このことにより、バイアル瓶20の安易な取り外しによる薬液の漏洩を防止することができる。
また、第1接続部3を薬液バッグ10から取り外した後は、図9に示したように、シールド26が軸部7を覆っている。したがって、第1接続部3を薬液バッグ10から取り外した後においても、軸部7からの薬液の漏洩は防止されることになる。
このため、第1接続部3を薬液バッグ10から取り外し、第2接続部4とバイアル瓶20との接続状態を維持した状態でバイアル瓶20を廃棄するようにすれば、バイアル瓶20内の薬剤の漏洩は防止されることになる。
前記のような薬剤の漏洩防止構造は、バイアル瓶20内の薬剤が抗がん剤のような毒性の強い薬剤の場合には、特に有効になる。
なお、本実施の形態における第2接続部4は一例であり、各種接続方式を用いることができる。例えば、図12では第2接続部4は、バイアル瓶20の口部22に係合する構成であるが、胴部に係合する構成としてもよい。
また、第2接続部4は、軸部7と一体に形成しているが、第2接続部4がコネクタ本体2から容易に外れない構造であれば、第2接続部4を軸部7と別部品で構成してもよい。
また、針状部28は、バイアル瓶20の口部22におけるゴム栓23に刺通する構成の例で説明したが、この構成に限るものではなく、針状部28がバイアル瓶20の一部を刺通する構成であればよい。例えば、バイアル瓶20全体が軟質材で形成されており、針状部28がこの軟質材を刺通する構成であってもよい。
(実施の形態2)
実施の形態1では、第1接続部3は、接続口11にレバー式ロック12を一体にした例で説明したが、実施の形態2は、第1接続部を回転式ロック構造とした実施の形態である。
図13は、実施の形態2に係るコネクタ50の斜視図を示している。図14に、図13に示したコネクタ50の縦断面図を示している。コネクタ50の構成は、図3に示した実施の形態1のコネクタ1において、レバー式ロック12を備えた第1接続部3を、回転式ロック構造の第1接続部51に代えた構成に相当する。
実施の形態1のコネクタ1と、本実施の形態のコネクタ50とでは、第1接続部51を除けば、他の構成は形状の一部が異なる部分もあるが、同様の構成である。このため、第1接続部51側(薬液バック10側)と、第2接続部4側(バイアル瓶20側)との間における液体の流通の動作原理も実施の形態1と同様である。
図15は、第1接続部51を薬液バック10側に接続する前の状態を示した部分拡大図である。第1接続部51は、本体52と拡径部53とが一体になっており、拡径部53にフランジ54を立設させている。フランジ54には、切り欠き部54aを形成している。フランジ54には、さらに凹部55を形成している。凹部55は、フランジ54の内周面から窪んだ溝である。この凹部55の窪みは、切り欠き部54aにより形成された窪みと一体になっている。
ポート部48は、実施の形態1の図9におけるポート部41に相当する。ポート部48の外周面には凸部49を形成している。凸部49の外形は、第1接続部51の凹部55に係合する形状にしている。
第1接続部51をポート部48に接続する際には、第1接続部51をポート部48に近づけ、切り欠き部54aの位置に、ポート部48の凸部49を対応させる。この状態で、第1接続部51を軸回りに回転させると、凸部49がフランジ54の内周面側にある状態を維持しながら、凹部55に凸部49が近づくことになる。第1接続部51の軸回りの回転を続けると、凸部49に凹部55が係合し、第1接続部51が、ポート部48に接続されることになる。
第1接続部51の軸回りの回転を、前記の回転方向と逆方向にすれば、凸部49と凹部55との係合を解除して、第1接続部51をポート部48から取り外すことが可能になる。
ここで、図14において、軸部7はシールド34で覆われている。この構成は、形状は異っているが、図9において軸部7がシールド26で覆われている点と同様である。また、図15では図示していないが、ポート部48の内部は、図9のスリット45付きのセプタム42と同様のセプタムを備えている。
このため、本実施の形態においても、図10の接続状態と同様に、第1接続部51が、ポート部48に接続された状態においては、シールド34が圧縮され、軸部7の先端部が、シールド34のスリット35からはみ出すとともに、軸部7の先端部がポート部48内のセプタムのスリットを割って、軸部7の一対の貫通流路8、9と、ポート部48の内部空間とがつながることになる。
なお、前記の通り、前記各実施の形態に係るコネクタは、容器間に介在させて液体を流通させることが可能になる。このため、コネクタに接続する容器は、薬液バッグとバイアル瓶とに限るものではなく、各種容器を用いて容器間で液体を流通させることができる。
以上のように、本発明に係るコネクタは、簡単な構成かつ簡単な操作で、容器間の液体の流通をさせることができるので、例えば、バイアル瓶内の医薬品を薬液バッグへ注入する際に、薬液バッグとバイアル瓶との間に介在させる医療用のコネクタとして有用である。
1,50 コネクタ
2 コネクタ本体
3,51 第1接続部
4 第2接続部
5 スリット
6 接続口(係合部)
7 軸部
7a 軸部の側面
8,9 貫通流路
11 接続口
10 薬液バック(第1の容器)
12 レバー式ロック
13 爪部
14,15,16,17 開口
18 分離部
18a 延出部
19 傾斜面
20 バイアル瓶(第2の容器)
22 口部
23 ゴム栓
25 水平面
26,34 シールド
29 中心軸
28 針状部
46 突出部
49 凸部
51 回転式ロック(第1接続部)
55 凹部

Claims (12)

  1. 第1の容器と第2の容器とに接続し、前記第1の容器と前記第2の容器との間で軸部を介して液体を流通させるコネクタであって、
    前記軸部に、前記軸部を貫通する貫通流路を複数備えており、
    前記複数の貫通流路は、前記軸部の両端部に開口を形成しており、
    前記軸部は、前記開口間に介在させて前記開口を分離する分離部を形成しており、
    前記軸部の軸方向と直交する方向の平面を水平面とすると、
    前記分離部は、前記分離部で分離した前記開口を含む前記水平面より前記軸部の先端側に延出した延出部があることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記軸部の両端部に、前記軸部の先端から離れるにつれて、前記軸部の中心軸から遠ざかるように傾斜した傾斜面を形成しており、前記傾斜面上に、前記分離部で分離した前記開口を形成している請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記分離部で分離した前記開口は、平面状の前記傾斜面上に形成している請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記分離部で分離した前記開口は、前記軸部の側面に形成している請求項1に記載のコネクタ。
  5. 前記分離部で分離した前記開口は、前記軸部の中心軸を挟むように配置している請求項4に記載のコネクタ。
  6. 前記第1の容器と係合する第1の接続部と、前記第2の容器と係合する第2の接続部とを備えており、
    前記第2の接続部は、前記第2の容器に係合する係合部と、前記軸部とが一体になっており、
    前記軸部の両端部のうち、前記第2の接続部側の端部に、前記第2の容器を刺通する針状部を形成している請求項1から5のいずれかに記載のコネクタ。
  7. 前記第1の接続部は、前記第1の容器との係合を解除する解除機構を備えており、前記第2の接続部は、前記第2の容器との係合を解除する解除機構を備えていない請求項6に記載のコネクタ。
  8. 前記第2の接続部の前記係合部は、前記第2の容器と係合する筒状の接続口であり、前記接続口は、前記接続口の内周面から突出した突出部を形成している請求項6又は7に記載のコネクタ。
  9. 前記接続口は、前記接続口の側面を切り欠いたスリットを形成している請求項8に記載のコネクタ。
  10. 前記第1の接続部は、前記第1の容器の一部と係合する爪部を備えたレバー式ロックが一体になっており、前記レバー式ロックは前記第1の容器との係合を解除する解除機構を兼ねており、前記レバー式ロックの湾曲により、前記レバー式ロックと前記第1の容器との係合が解除される請求項6から9のいずれかに記載のコネクタ。
  11. 前記第1の接続部は、回転式ロックであり、前記回転式ロックは、前記第1の容器に形成した凸部に係合する凹部を備えており、前記回転式ロックは前記第1の容器との係合を解除する解除機構を兼ねており、前記回転式ロックの軸回りの回転により、前記凸部と前記凹部との係合が解除される請求項6から10のいずれかに記載のコネクタ。
  12. 前記軸部に、伸縮により開閉可能なシールドで覆われた部分がある請求項1から11のいずれかに記載のコネクタ。
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