JP2010162117A - パチンコ遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】潜伏確変遊技又は小当たり遊技終了後、電チューへの遊技球の入球により特別図柄表示器の特別図柄が変動した場合に、演出制御手段41により、大当たり判定手段31の大当たり判定確率が高確率である期待度を示唆する示唆演出を行うことで、潜伏確変又は小当たり後にあっては、遊技球が比較的入球し難い電チューに遊技球が入球したときのみ、確変遊技状態の期待度を示唆する示唆演出を行うようにしているので、従来のように、単に遊技モードにより確変遊技状態の期待度を示唆する場合と比較しても面白みのある遊技演出を実現することができる。
【選択図】図3
Description
また昨今のパチンコ遊技機は、一概に大当たりと言っても幾つかの種類が設けられている。例えば、一定期間、大入賞口が開放状態となるか、もしくは大入賞口に遊技球が規定数入賞されるまでを一回の開放動作として、この開放動作を所定回数繰り返す長大当たりや、大入賞口の開放時間が極めて短く、しかも開放動作が少ない短大当たりなどがある。
確変遊技とは、大当たり遊技状態の当選確率が通常遊技状態より高い遊技状態を指す。
また、時短遊技とは、特別図柄の始動条件の成立確率も高めた遊技状態を指す。このため、時短遊技機能を備えたパチンコ遊技機では、遊技球が入球し難い閉状態から遊技球が入球し易い開状態に変化可能な変動入賞装置、例えば電動チューリップ(以下、「電チュー」と称する)を備え、時短遊技のときは、電チューの可動片の開放時間を延長するなどして、遊技球が入賞し易い構成になっている。
上記した確変短大当たりは、大入賞口の一回あたりの開放時間が極端に短く(例えば0.4秒)設定されているため、大当たりによる出球は期待できないものの、大当たり終了後は確率変動状態に移行する。このような確変短大当たりは、あたかも突然確率変動遊技状態に移行したかのような感覚を遊技者に与えるため、「突確(突然確率変動)大当たり」と呼ばれている。同様に時短短大当たりは、あたかも突然時短遊技状態に移行したかのような感覚を遊技者に与えるため、「突時(突然時短変動)大当たり」と呼ばれ、通常短大当たりは「突通(突然通常)大当たり」と呼ばれている。
さらに、近年のパチンコ遊技機の中には、上記短大当たり以外にも、ハズレの一種であるものの、短大当たりと同様の大入賞口の開成動作を行う小当たりが設けられてものがある。このような小当たり機能は、上記した潜伏確変大当たりと共に備えることで、外見上は潜伏確変大当たりであるか、小当たりであるか判断できないようにすることで、その後の遊技状態を遊技者に推測させるという新たなゲーム性を実現している。
なお、特許文献1には、確変状態である可能性を示唆する特別モードが一旦終了されたとしても、その特別モードの終了後、第1上限値または第2上限値の図柄変動ゲームが経過されるまでにおいて、再開抽選の当選を契機に特別モードが再開されるようにしたことで、特別モードの終了後であっても遊技の継続意欲を持続させるようにした遊技機が開示されている。
しかしながら、複数の遊技モードにより現在の遊技状態を示唆した場合は、選択される遊技モードと実際の遊技状態とは対応した関係、つまり、潜伏確変遊技状態のときは期待度が高い演出モードが選択される割合が高く、通常遊技状態のときは期待度が低い演出モードが選択される割合が高くなるため、遊技者が判別し易く面白みに欠けるという問題点があった。
また、上記したような時短遊技機能を備えたパチンコ遊技機では、時短遊技状態以外では電動チューの開放時間が極めて短く、遊技球が入賞し難いにも関わらず、遊技球が入賞しても始動口への入賞による特別図柄の変動以外は、遊技者に何らメリットがなかった。
そこで、本発明は、上記したような点を鑑みてなされたものであり、潜伏確変大当たり機能と小当たり機能を備えたパチンコ遊技機において、時短遊技状態以外のときは遊技球が入賞し難い電チューを利用して遊技者に現在の遊技状態を推測させるという新たな遊技演出を提供することを目的とする。
即ち、本発明の第1の形態は、特別図柄を変動表示させる特別図柄変動表示手段と、遊技球の入球を契機に前記特別図柄変動表示手段の特別図柄の変動表示を開始させる権利を発生させる第1及び第2始動口と、遊技球が入賞し難い閉状態から遊技球が入賞し易い開状態に変化可能な大入賞装置と、前記第1始動口又は前記第2始動口に遊技球が入球することにより大当たりか否かの判定を行う大当たり判定手段と、前記大当たり判定手段により大当たりと判定された場合に、前記大入賞装置を所定期間、開状態に変化させる第1特別遊技を実行する第1特別遊技実行手段と、前記大当たり判定手段により大当たりと判定された場合に、前記大入賞装置を前記第1特別遊技より短期間、開状態に変化させる第2特別遊技を実行する第2特別遊技実行手段と、前記大当たり判定手段の判定結果に基づいて、前記大入賞装置を前記第2特別遊技と略同一態様に変化させる第3特別遊技を実行する第3特別遊技実行手段と、少なくとも前記第2特別遊技終了後、前記大当たり判定手段が大当たりと判定する確率を低確率から高確率に変更する高確率遊技変更手段と、前記第2特別遊技又は第3特別遊技終了後、前記第2始動口へ遊技球が入球した場合、当該入球による前記特別図柄変動表示手段の特別図柄変動時に前記大当たり判定手段の大当たり判定確率が高確率である期待度を示唆する示唆演出を行う演出制御手段と、を備えたことを特徴とする。
このような本発明によれば、第2特別遊技又は第3特別遊技終了後、第2始動口へ遊技球が入球した場合、当該入球による特別図柄変動表示手段の特別図柄が変動時に、演出制御手段により大当たり判定手段の大当たり判定確率が高確率である期待度を示唆する示唆演出を行うことで、第2始動口への入球を利用して、大当たり判定確率が高確率である期待度の示唆演出を行うというこれまでにない新たな遊技演出を実現することができる。
このような本発明によれば、時短遊技状態以外は、遊技球が入賞し難いにも関わらず、遊技球が入賞しても始動口への入賞による特別図柄の変動する以外は遊技者に何らメリットがなかった変動入賞装置に、大当たり判定確率が高確率である期待度の示唆演出の実行機能を付加することができる。
本発明の第3の形態は、演出画像を表示可能な画像表示手段を備え、前記演出制御手段は、前記画像表示手段に示唆演出を表示する演出制御を行うことを特徴とする。
このような本発明によれば、画像表示手段を利用して、遊技者に分かりやすい示唆演出を行うことが可能になる。
このような本発明によれば、従来の演出モードによる期待度の示唆演出を組み合わせることで、遊技者に分かりやすく、これまでにない示唆演出を行うことが可能になる。
本発明の第5の形態は、前記演出制御手段は、前記第2特別遊技終了後と、前記第3特別遊技終了後では、前記第2特別遊技終了後のほうが、前記大当たり判定確率が高確率である期待度の高い示唆演出が選択される割合が高いことを特徴とする。
このような本発明によれば、従来の演出モードによる期待度の示唆演出を組み合わせることで、遊技者により分かりやすく、しかもこれまでにない示唆演出を行うことが可能になる。
図1は本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機の全体正面図である。
この図1に示すパチンコ遊技機100は、矩形形状の枠101を有し、この枠101の窓孔に対して遊技盤10が着脱可能に取り付けられている。
遊技盤10の前面側には、図示しないガラス枠が開閉可能に取り付けられている。また遊技盤10の下部には遊技球を貯留する受け皿部102と、この受け皿部102の遊技球を発射する発射レバー103等が設けられている。
受け皿部102の上面には、例えば遊技者自身に操作を行わせて遊技に対する参加感を演出する演出ボタン104が設けられている。また、図示しないが受け皿部102の上面には遊技球の購入ボタン、購入取り消しボタン、受け皿部102内の遊技球を下方から外部に抜くための球抜きボタン等が設けられている。
遊技盤10のほぼ中央には、画像表示器11が配置されている。画像表示器11は、例えば、液晶表示装置等の液晶表示パネルにより構成され、通常動作状態の時は、特別図柄に応じた画像が表示される。また、所謂リーチ状態や特別遊技状態の時は、それぞれの遊技状態であることを示す演出画像等が表示される。画像表示器11の下方には、可変入賞装置12が配置されている。
可変入賞装置12は、上始動口13と、左右一対の開閉爪(可動片)を有する電動式チューリップ(以下、「電チュー」と称する)14とを備えて構成される。上始動口13の内部には、特別図柄表示器21の特別図柄を変動表示する権利を発生させる第1始動口スイッチ(SW)13a(図2参照)が設けられている。また電チュー14の内部には、特別図柄表示器21の特別図柄を変動表示する権利を発生させる第2始動口スイッチ(SW)14a(図2参照)が設けられている。
可変入賞装置12の下方には、特別遊技状態の一つである大当たり状態のときに開成状態になる大入賞装置の大入賞口16が設けられている。
さらに遊技盤10の遊技領域10aには、普通入賞口17が設けられていると共に、風車や図示しない多数の遊技釘が突設されている。遊技釘は、遊技球の落下速度を遅くすると共に、落下方向を複雑に変化させて遊技進行上の興趣を高めている。
特別図柄表示器21の特別図柄が変動中に第1始動口スイッチSW13aまたは第2始動口SW14aによって遊技球の入球が検知された場合は、当該入球によって得られる特別図柄の変動表示を開始させる権利(保留球)をそれぞれ4個、最大8個留保可能に構成される。この保留球の留保数は、特別図柄保留ランプ24により表示される。
また普通図柄が変動中にゲートSW15aを通過した場合も、ゲートSW15aの通過によって得られる普通図柄の変動表示を開始させる権利が最大4個留保される。この権利は普通図柄保留ランプ26により表示される。
この図2に示す遊技制御装置には、主制御基板として、遊技の進行を制御するメイン制御基板111が設けられている、また副(サブ)制御基板として、演出制御基板121、画像制御基板131、ランプ制御基板141、払出制御基板151等が設けられている。
メイン制御基板111は、メインCPU112、ROM113、及びRAM114を有し、当該パチンコ遊技機の主たる制御を行う。
メイン制御基板111には、上始動口13に設けられた第1始動口SW13a、電チュー14に設けられた第2始動口SW14a、電チュー14を開閉動作させるための電チューソレノイド14b、ゲート15に設けられたゲートSW15a、大入賞口16に入賞した遊技球を検出する大入賞口SW16aが接続されている。また大入賞口16の開閉扉を開閉動作させるための大入賞口ソレノイド16b、普通入賞口SW17a、特別図柄保留ランプ24、普通図柄保留ランプ26、特別図柄表示器21、普通図柄表示器23等が接続されている。
またメイン制御基板111には、演出制御基板121及び払出制御基板151が接続されている。
画像制御基板131は、CPU132、ROM133、RAM134を有し、演出制御基板121の指示に基づいて画像及び音声の制御を行う。このため、画像制御基板131には画像表示器11及びスピーカ105が接続されている。
ランプ制御基板141は、CPU142、ROM143、RAM144を有し、枠ランプ145や盤ランプ146、可動役物147等の制御を行う。
払出制御基板151は、CPU152、ROM153、RAM154を有し、遊技球を払い出す払出装置の払出駆動モータ155等の駆動制御を行う。
図3(a)に示すメイン制御基板111のROM113は、大当たり判定手段31、特別遊技実行手段32、高確率遊技変更手段33、及び時短遊技付与手段34を備えている。また特別遊技実行手段32は、第1特別遊技実行手段35、第2特別遊技実行手段36、及び第3特別遊技実行手段37を備えている。
一方、図3(b)に示す演出制御基板121のROM123は、演出モード選択手段41及び演出制御手段42を備えている。また、RAM124は、第1示唆演出テーブル43及び第2示唆演出テーブル44を備えている。
図3(a)に示す大当たり判定手段31は、遊技球が上始動口13の第1始動口SW13aまたは電チュー14の第2始動口SW14aを通過したときに取得される遊技データに含まれる大当たり乱数に基づいて大当たりに当選したか否かの判定を行う。なお、遊技データについては後述する。
特別遊技実行手段32は、長大当たりゲームを実行する第1特別遊技実行手段35と、短大当たりゲームを実行する第2特別遊技実行手段36と、小当たりゲームを実行する第3特別遊技実行手段37とを備えている。
第2特別遊技実行手段36は、大当たり判定手段31により潜伏確変大当たりに当選したと判定された場合に、第2特別遊技として、大入賞装置の大入賞口16を所定時間(例えば0.2秒)開状態とする開放動作を所定ラウンド(例えば2ラウンド)繰り返す短大当たりゲームを実行する。なお、第2特別遊技実行手段36は、潜伏確変大当たりの他にも、大当たり判定手段31により、突確大当たり、突時大当たり、或いは突通大当たりに当選したと判定された場合も第2特別遊技を実行する。
第3特別遊技実行手段37は、大当たり判定手段31により、小当たりに当選したと判定された場合に、第3特別遊技として、大入賞装置の大入賞口16を、上記した第2特別遊技と略同一態様の動作、即ち大入賞口16を、例えば0.2秒間、開状態とする開放動作を2ラウンド繰り返す小当たりゲームを実行する。
時短遊技付与手段34は、第1特別遊技終了後、或いは第2特別遊技として突確大当たり又は突時大当たりを備えている場合は、これらの大当たり遊技終了後、電チュー14の可動片の開放パターンを延長する時短遊技を所定回数だけ付与するようにしている。例えば、大当たりが確変大当たりである場合は、次の大当たりまで時短遊技を付与する。一方、大当たりが時短(通常)大当たりである場合は、所定回数(例えば100回)の時短遊技を付与する。
なお、通常演出モードは、通常遊技状態のときのみ選択される演出モードである。また潜伏期待演出モードは、通常遊技状態又は潜伏確変遊技状態のときに選択される演出モードである。但し、通常遊技状態のときに潜伏期待演出モードが選択された場合は、所定期間経過後に通常演出モードに移行するように構成しておくことが好ましい。この場合の所定期間は、予め設定した特別図柄の変動回数、或いは予め設定した時間によって決定することが考えられる。また、特別図柄の変動タイミングで抽選を行い、その抽選結果に基づいて潜伏期待演出モードから通常演出モードへ戻すタイミングを決定しても良い。
第1示唆演出テーブル43は、潜伏確変遊技状態の期待度が高い旨を示唆する示唆演出が選択されやすいテーブルである。一方、第2示唆演出テーブル44は、潜伏確変遊技状態の期待度が高い旨を示唆する示唆演出が選択され難いテーブルである。
但し、演出制御手段42は、小当たり遊技終了後と潜伏確変大当たり遊技終了後では、潜伏確変大当たり遊技終了後のほうが、潜伏確変遊技状態の期待度が高い旨を示唆する示唆演出が選択される割合が高くなるように構成しておくことが好ましい。
図4は、遊技データの各種乱数を取得するための乱数テーブルであり、図4(a)は大当たり乱数を取得するための大当たり乱数テーブル、図4(b)は大当たり図柄乱数を取得するための大当たり図柄乱数テーブル、図4(c)はリーチ乱数を取得するためのリーチ乱数テーブルの一例を示した図である。
本実施形態のパチンコ遊技機の遊技データは、大当たり乱数、大当たり図柄乱数、及びリーチ乱数により構成されており、図4(a)に示す大当たり乱数テーブルでは、始動口入球時、「0」〜「299」までの300個の乱数の中からから一つの乱数値が取得される。この場合、通常遊技状態(低確率遊技状態)では、大当たりの割合が、例えば1/300に設定され、取得した大当たり乱数値が「3」のときに大当たりと判定される。一方、確変遊技状態(高確率遊技状態)では、大当たりの割合が10倍の10/300に設定され、取得した大当たり乱数値が「3」、「7」、「37」、「67」、「97」、「127」、「157」、「187」、「217」、「247」のときに大当たりと判定される。さらに、図4(a)に示す大当たり乱数テーブルでは、ハズレの一種である小当たりの割合が6/300に設定され、取得した大当たり乱数値が「0」、「50」、「100」、「150」、「200」、「250」のときに小当たりと判定される。
取得した大当たり図柄の乱数値が「0」、「1」、「2」、「3」の場合は、大当たり図柄として通常図柄がセットされる。
また、取得した大当たり図柄の乱数値が「4」、「5」、「6」、「7」の場合は、大当たり図柄として確変図柄A(確変長大当たり図柄)がセットされ、乱数値が「8」の場合は、大当たり図柄として、確変図柄B(突確大当たり図柄)がセットされ、乱数値が「9」の場合は、大当たり図柄として、確変図柄C(潜伏確変大当たり図柄)がセットされる。つまり、図4(b)に示す大当たり図柄乱数テーブルでは、通常図柄、確変図柄Aがセットされる割合がそれぞれ4/10、確変図柄B、Cがセットされる割合がそれぞれ1/10となっている。
また、大当たり図柄として、確変図柄Bがセットされた場合は、大当たり遊技として出球を伴わない短大当たり遊技を行い、その大当たり遊技終了後、確変遊技と時短遊技との両方を付与した遊技状態に移行する。
更に、大当たり図柄として、確変図柄Cがセットされた場合は、大当たり遊技として出球を伴わない短大当たり遊技を行い、その大当たり遊技終了後、確変遊技のみを付与した遊技状態に移行する。
また従来のパチンコ遊技機では、時短遊技状態以外は、遊技球が入賞し難いにも関わらず、遊技球が入賞しても始動口への入賞による特別図柄の変動する以外は遊技者に何らメリットがなかった電チュー14に、潜伏確変遊技状態の期待度を示唆する示唆演出の実行機能を付加することができる。
また、上記したような示唆演出は、画像表示器11を利用して行うようにすれば、遊技者に分かりやすいものとすることができる。
さらに本実施の形態では、潜伏確変大当たり終了後に示唆演出を選択する第1示唆演出テーブル43と、小当たり終了後に示唆演出を選択する第2示唆演出テーブル44とを備え、潜伏確変大当たり遊技終了後と小当たり遊技終了後では、潜伏確変大当たり遊技終了後のほうが潜伏確変遊技状態の期待度の高い示唆演出が選択される割合が高くなるように構成すると、遊技者により分かりやすく、しかもこれまでにない示唆演出を行うことが可能になる。
図5は、メインCPUが実行するタイマ割込処理の一例を示したフローチャートである。
メインCPU112は、割込処理として、乱数更新処理(S1)、始動口SW処理(S2)、ゲートSW処理(S3)、特別図柄処理(S4)、普通図柄処理(S5)、大入賞口処理(S6)、電チュー処理(S7)、賞球処理(S8)、出力処理(S9)を行った後、繰り返し初期値乱数の更新を行う(S10)を行う。
[第1始動口SW処理]
図6は、第1始動口SW処理の一例を示したフローチャートである。
メインCPU112は、第1始動口SW13aがONであるか否かの判別を行い(S21)、第1始動口SW13aがONであると判別した場合は(S21:Yes)、第1始動口SW13aの検知回数をカウントしたカウント値U1が、U1<4であるか否かの判別を行う(S22)。カウント値U1が「4」より小さい場合は(S22:Yes)、カウント値U1に「1」を加算する(S23)。
次に、各種乱数(大当たり乱数、大当たり図柄乱数、リーチ乱数)を取得してRAM114に格納する(S24)。この後、賞球3個コマンドをセットして(S25)、メイン処理に戻る。なお、ステップS22において、カウント値U1が「4」であると判別した場合は(S22:No)、ステップS25に移行して、賞球3個コマンドをセットしてメイン処理に戻る。また、ステップS21において、第1始動口SW13aがONでないと判別した場合は(S21:No)、そのままメイン処理に戻る。
図7は、第2始動口SW処理の一例を示したフローチャートである。
メインCPU112は、第2始動口SW14aがONであるか否かの判別を行い(S31)、第2始動口SW14aがONであると判別した場合は(S31:Yes)、第2始動口SW14aの検知回数をカウントしたカウント値U2が、U2<4であるか否かの判別を行う(S32)。カウント値U2が「4」より小さい場合は(S32:Yes)、カウント値U2に「1」を加算する(S33)。
次に、各種乱数(大当たり乱数、大当たり図柄乱数、リーチ乱数)を取得してRAM114に格納する(S34)。この後、第2始動口への入球であることを示す第2始動口フラグをONにし(S35)、賞球3個コマンドをセットして(S36)、メイン処理に戻る。なお、ステップS32において、カウント値U2が「4」であると判別した場合は(S32:No)、ステップS36に進み、賞球3個コマンドをセットしてメイン処理に戻る。また、ステップS31において、第2始動口SW14aがONでないと判別した場合は(S31:No)、そのままメイン処理に戻る。
図8は、ゲートSW処理の一例を示したフローチャートである。
メインCPU112は、ゲート15のゲートSW15aがONであるか否かの判別を行い(S41)、ゲートSW15aがONであると判別した場合は(S41:Yes)、ゲートSW15aの検知回数をカウントしたカウント値Gが、G<4であるか否かの判別を行う(S42)。カウント値Gが「4」より小さい場合は(S42:Yes)、カウント値Gに「1」を加算し(S43)、当たり乱数を取得してRAM114に格納して(S44)、メイン処理に戻る。なお、ゲートSW15aがONでない場合(S41:No)、またはカウント値G<4の場合も(S42:No)、メイン処理に戻る。
図9は、特別図柄処理の一例を示したフローチャートである。
メインCPU112は、大当たり中であるか否かの判別を行い(S51)、大当たり中でないと判別した場合は(S51:No)、特別図柄表示器21の特別図柄が変動中であるか否かの判別を行う(S52)。特別図柄が変動中であると判別した場合は(S52:Yes)、次に変動時間が終了したか否かの判別を行い(S53)、変動時間が終了したと判別した場合は(S53:Yes)、特別図柄表示器21に対して変動停止コマンドをセットして(S54)、変動を停止させる(S55)。この後、変動時間をリセットし(S56)、後述する停止中処理(S57)を実行してメイン処理に戻る。
なお、ステップS51において、大当たり中であると判別した場合(S51:Yes)、或いはステップS53において、変動時間が終了していないと判別した場合も(S53:No)、メイン処理に戻る。
また、ステップS58において、カウント値U2が≧1でないと判別した場合は(S58:No)、次に第1始動口SW13aの検知回数をカウントしたカウント値U1が、U1≧1であるか否かの判別を行い(S61)、カウント値U1が≧1であると判別した場合は(S61:Yes)、カウント値U1を「1」減算して(S62)、大当たり判定処理を実行する(S60)。
ステップS60において大当たり判定処理を実行後は、変動パターン選択処理を実行し(S63)、対応する特別図柄表示器に変動開始コマンドをセットする(S64)、この後、特図表示器の変動を開始させ(S65)、変動時間の計測を開始して(S66)、メイン処理に戻る。なお、ステップS61において、カウント値U1が≧1でないと判別した場合は(S61:No)、そのままメイン処理に戻る。
図10は、大当たり判定処理の一例を示したフローチャートである。この処理により大当たり判定手段31の機能が実現される。
メインCPU112は、ステップS71において、大当たり乱数の判定を行う。次に、ステップS72において、大当たり乱数により大当たりであるか否かの判別を行い(S72)、大当たりと判別した場合は(S72:Yes)、次にステップS73において大当たり図柄乱数の判定を行う。そして、続くステップS74において大当たり図柄乱数に基づいて、大当たりが15R大当たり(長大当たり)であるか否かの判別を行う(S74)。
ステップS74において、15R大当たりであると判別した場合は(S74:Yes)、ステップS75において、大当たり図柄乱数が確変図柄であるか否かの判別を行い、確変図柄であると判別した場合は(S75:Yes)、大当たり図柄として確変図柄をセットする(S76)。一方、ステップS75において確変図柄でないと判別した場合は(S75:No)、大当たり図柄として通常図柄をセットして(S77)、処理を終了する。
また、ステップS72において、大当たりでないと判別した場合は、小当たりであるか否かの判別を行い(S81)、小当たりであると判別した場合は(S81:Yes)、小当たり図柄をセットし(S82)、小当たりでないと判別した場合は、ハズレ図柄をセットして(S83)、処理を終了する。
図11は、特図停止中処理を示したフローチャートである。この処理により高確率遊技変更手段33、時短遊技変更手段34の機能の一部が実現される。
メインCPU112は、大当たりであるか否かの判別を行う(S91)。大当たりであると判別した場合は(S91:Yes)、大当たりが確変大当たりであるか否かの判別を行い(S92)、確変大当たりであると判別した場合は(S92:Yes)、次に確変大当たりが潜伏確変大当たりであるか否かの判別を行う(S93)。
ステップS93において、潜伏確変大当たりであると判別した場合は(S93:Yes)、続くステップS94において潜伏確変遊技状態にセットする。この後、大当たり開始コマンドをセットし(S95)、大当たりを開始して(S96)、処理を終了する。
一方、ステップS93において、潜伏確変大当たりでないと判別した場合は(S93:No)、続くステップS97において確変遊技状態にセットして(S97)、ステップS95に進む。
また、ステップS91において、大当たりでないと判別した場合は(S91:No)、次に小当たりであるか否かの判別を行い(S100)、小当たりであれば(S100:Yes)、小当たり開始コマンドして(S101)、ステップS102に進み、小当たりでなければ(S100:No)、小当たり開始コマンドをセットすることなくステップS102に進む。
ステップS102においては、時短カウンタJの値が「0」であるか否かの判別を行い、時短カウンタJの値が「0」であれば(S102:Yes)、処理を終了し、時短カウンタJの値が「0」でなければ(S102:No)、時短カウントJを「1」減算する(S103)。この後、再び時短カウント値Jが「0」であるか否かの判別を行い(S104)、時短カウント値Jが「0」であれば(S104:Yes)、遊技状態を通常遊技状態にセットして(S105)、処理を終了する。
また、ステップS104において、時短カウント値Jが「0」でなければ(S104:No)、通常遊技状態にセットすることなく処理を終了する。
図12は、変動パターン選択処理の一例を示したフローチャートである。
メインCPU112は、先ず、大当たり乱数に基づいて大当たりであるか否かの判別を行い(S111)、大当たりであると判別した場合は(S111:Yes)、次に大当たり図柄に基づいて大当たりが15R大当たりであるか否かの判別を行う(S112)。大当たりが15R大当たりであると判別した場合は(S112:Yes)、15R大当たり用テーブルをRAM114にセットする(S113)。
次に、セットした15R大当たり用テーブルの中から変動パターン乱数を取得してRAM114に格納した後(S114)、変動パターン乱数の判別を行い(S115)、その変動パターン乱数に応じた変動パターンをセットする(S116)。
一方、ステップS112において、15R大当たりでないと判別した場合は(S112:No)、次に大当たりが突確大当たりであるか否かの判別を行い(S117)、大当たりが突確大当たりであると判別した場合は(S117:Yes)、突確大当たり用テーブルをRAM114にセットして(S118)、ステップS114に移行する。
また、ステップS111において、大当たりでないと判別した場合は(S111:No)、リーチ乱数の判別を行う(S120)。そして、リーチ乱数よりリーチであると判別した場合は(S121:Yes)、リーチ用テーブルをRAM114にセットし(S122)、リーチでない場合はハズレ用テーブルをRAM114にセットして(S123)、ステップS114に移行する。
図13は、普通図柄処理の一例を示したフローチャートである。
メインCPU112は、補助遊技中であるか否かの判別を行い(S131)、補助遊技中でなければ(S131:No)、普通図柄が変動中であるか否かの判別を行う(S132)。普通図柄が変動中であると判別した場合は(S132:Yes)、次に変動時間が終了したか否かの判別を行い(S133)、変動時間が終了したと判別した場合は(S133:Yes)、変動を停止する(S134)。
次に、変動時間をリセットし(S135)、普通図柄の停止図柄が当たり図柄であるか否かの判別を行う(S136)。停止図柄が当たり図柄であると判別した場合は(S136:Yes)、補助遊技を開始して(S137)、メイン処理に戻る。
なお、ステップS133において、変動時間が終了していないと判別した場合、或いはステップS136において、停止図柄が当たり図柄でない場合はメイン処理に戻る。
次に、確変/時短遊技状態であるか否かの判別を行い(S144)、確変/時短遊技状態であれば(S144:Yes)、次に潜伏確変状態であるか否かの判別を行い(S145)、潜伏確変状態でなければ(S145:No)、普通図柄表示器26の変動時間を3秒にセットする(S146)。
一方、ステップS144において、確変/時短遊技状態でないと判別した場合(S144:No)、またはステップS145において潜伏確変状態であると判別した場合は、普通図柄表示器26の変動時間を29秒にセットする(S149)。
この後、普通図柄表示器26の変動を開始させ(S147)、変動時間の計測を開始して(S148)メイン処理に戻る。
なお、ステップS138において、カウント値Gが≧1でないと判別した場合は(S138:No)、メイン処理に戻る。
図14は、大入賞装置処理(大当たり時)の一例を示したフローチャートである。この処理により特別遊技実行手段32の機能の一部が実現される。
メインCPU112は、大当たり中であるか否かの判別を行い(S151)、大当たり中であると判別した場合は(S151:Yes)、大当たりのオープニング中であるか否かの判別を行う(S152)。大当たりのオープニング中であると判別した場合は(S152:Yes)、オープニング時間を経過したか否かの判別を行う(S153)。オープニング時間を経過したと判別した場合は(S153:Yes)、大当たりラウンド数をカウントするラウンドカウンタのカウント値Rに「1」を加算し(S154)、大入賞装置の開閉扉を開いて大入賞口16を開放する(S155)。
なお、ステップS151において、大当たりでないと判別した場合(S151:No)、あるいはステップS153において、オープニング時間を経過していないと判別した場合は(S153:No)、メイン処理に戻る。
一方、開放時間が経過していた場合は(S156:Yes)、入賞カウンタのカウント値Cのチェックすることなく、大入賞装置の大入賞口16を閉口する(S158)。
大入賞装置の大入賞口16閉口後は、入賞カウンタのカウント値Cの値を「0」にして(S159)、大当たりラウンド回数が最終ラウンド(例えば15R、或いは2R)であるか否かの判別を行う(S160)。大当たりラウンドが最終ラウンドである場合は(S160:Yes)、エンディングを開始し(S161)、大当たりラウンドが最終ラウンドでない場合は(S160:No)、メイン処理に戻る。
一方、エンディング時間を経過していないと判別した場合は(S163:No)、大当たりを終了することなくメイン処理に戻る。
また、ステップS152において、大当たりのオープニング中でないと判別した場合は(S152:No)、大入賞装置の開閉扉が開放中であるか否かの判別を行い(S165)、大入賞装置の開閉扉が開放中であれば(S165:Yes)、ステップS156に移行する。また、大入賞装置の開閉扉が開放中でなければ(S165:No)、次にインターバル中であるか否かの判別を行い(S166)、インターバル中でなければ(S166:No)、ステップS163に移行する。また、インターバル中であれば(S166:Yes)、次にインターバル時間が経過したか否かの判別を行い(S167)、インターバル時間経過したと判別した場合は(S167:Yes)、ステップS154に移行し、インターバル時間経過していないと判別した場合は(S167:No)、メイン処理に戻る。
図15は、大入賞装置処理(小当たり時)の一例を示したフローチャートである。この処理により特別遊技実行手段32の機能の一部が実現される。
メインCPU112は、小当たり中であるか否かの判別を行い(S171)、小当たり中であると判別した場合は(S171:Yes)、小当たりのオープニング中であるか否かの判別を行う(S172)。小当たりのオープニング中であると判別した場合は(S172:Yes)、オープニング時間を経過したか否かの判別を行う(S173)。オープニング時間を経過したと判別した場合は(S173:Yes)、大入賞装置の開閉扉を開いて大入賞口16を開放する(S174)。なお、ステップS171において、小当たりでないと判別した場合(S171:No)、或いはステップS173において、オープニング時間を経過していないと判別した場合は(S173:No)、メイン処理に戻る。
大入賞口16閉口後は、エンディングを開始する(S177)。この後、エンディング時間が経過したか否かの判別を行い(S178)、エンディング時間を経過したと判別した場合は(S178:Yes)、小当たりを終了して(S179)、メイン処理に戻る。
一方、エンディング時間を経過していないと判別した場合は(S178:No)、小当たりを終了することなくメイン処理に戻る。
また、ステップS172において、大当たりのオープニング中でないと判別した場合は(S172:No)、大入賞装置の開閉扉が開放中であるか否かの判別を行い(S180)、大入賞装置の開閉扉が開放中であれば(S180:Yes)、ステップS175に移行する。また、大入賞装置の開閉扉が開放中でなければ(S180:No)、次にインターバル中であるか否かの判別を行い(S181)、インターバル中でなければ(S181:No)、ステップS178に移行する。
また、インターバル中であれば(S181:Yes)、次にインターバル時間が経過したか否かの判別を行い(S182)、インターバル時間経過したと判別した場合は(S182:Yes)、ステップS174に移行し、インターバル時間経過していないと判別した場合は(S182:No)、メイン処理に戻る。
図16は、電チュー処理の一例を示したフローチャートである。
メインCPU112は、電チュー14が作動中である補助遊技中であるか否かの判別を行い(S191)、補助遊技中であれば(S191:Yes)、次にオープニング中であるか否かの判別を行う(S192)。ここで、オープニング中であると判別した場合は(S192:Yes)、オープニング時間が経過したか否かの判別を行い(S193)、オープニング時間経過していると判別した場合は(S193:Yes)、次に確変/時短遊技状態であるか否かの判別を行い(S194)、確変/時短遊技状態であれば(S194:Yes)、次に潜伏確変遊技状態であるか否かの判別を行う(S195)。そして、潜伏確変遊技状態でなければ(S195:No)、電チュー14の開放時間を3.5秒にセットする(S196)。
この後、電チュー14の開放を行い(S198)、電チュー14の開放時間が経過したと判別した場合は(S199:Yes)、電チュー14を閉口する(S200)。この後第2変動フラグをOFFにし(S201)、補助遊技を終了して(S202)、メイン処理に戻る。
なお、ステップS192において、オープニング中でないと判別した場合は(S192:No)、ステップS199に移行する。
また、ステップS191において、補助遊技中でないと判別した場合(S191:No)、ステップS193においてオープニング時間が経過していないと判別した場合(S193:No)、或いはステップS199において、電チュー14の開放時間が経過していないと判別した場合は(S199:No)、メイン処理に戻る。
図17は、出力処理の一例を示したフローチャートである。
メインCPU112は、ステップS211において、演出制御基板121に対して変動開始コマンドを送信し、続くステップS212において、演出制御基板121、或いは図示しない外部装置などに対してその他の各種コマンドを送信する。
なお、以下に説明する演出制御基板121の処理は、演出制御基板121のCPU122がROM123に格納されているプログラムを実行することにより実現できる。
図18は、演出制御処理の一例を示したフローチャートである。この処理により演出制御手段42の機能が実現される。
演出制御基板121のCPU122は、変動開始コマンドを受信したか否かの判別を行い(S221)、変動開始コマンドを受信したと判別した場合は(S221:Yes)、ステップS222に進み、変動開始コマンドを受信できなかった場合は(S221:No)、処理を終了する。
次に、CPU122は、ステップS222において、潜伏確変大当たりに当選したか否かの判別を行い(S222)、潜伏確変大当たりに当選したと判別した場合は(S222:Yes)、演出モード選択決定し(S223)、その後、演出内容を決定する(S224)。演出内容が決定したら当該演出内容に係る演出確定コマンドをセットして(S225)、処理を終了する。
また、ステップS226において、小当たりに当選していないと判別した場合は(S226:No)、次に演出モードが所定の演出モードであるか否かの判別を行い(S227)、所定の演出モードであれば(S227:Yes)、第2始動フラグがONであるか否かの判別を行う(S228)。
ステップS228において、第2始動フラグがONであると判別した場合は(S228:Yes)、次に現在の遊技状態が潜伏確変遊技状態であるか否かの判別を行い(S229)、潜伏確変遊技状態であると判別した場合は(S229:Yes)、第1示唆演出テーブルをセットする(S230)。また、ステップS229において、潜伏確変遊技状態でないと判別した場合は(S229:No)、第2示唆演出テーブルをセットする(S231)。
この後、CPU122は、演出乱数を1つ無作為に取得し(S232)、取得した乱数と、セットした第1又は第2示唆演出テーブルから演出内容を決定する(S233)。演出内容が決定したら、当該演出内容に係る演出確定コマンドをセットして(S234)、処理を終了する。
一方、ステップS228において、第2始動フラグがONでないと判別した場合は(S228:No)、所定の演出モードに対応した所定演出テーブルをセットする(S235)。この後、ステップS232に移行して、演出乱数を1つ無作為に取得し(S232)、取得した乱数とセットした所定演出テーブルから演出内容を決定し(S233)、当該演出内容に係る演出確定コマンドをセットして(S234)、処理を終了する。
また、ステップS227において、所定の演出モードでないと判別した場合は(S227:No)、通常の演出モードに対応した通常演出テーブルをセットする(S236)。この後、ステップS232に移行して、演出乱数を1つ無作為に取得し(S232)、取得した乱数とセットした通常演出テーブルから演出内容を決定し(S233)、当該演出内容に係る演出確定コマンドをセットして(S234)、処理を終了する。
このようにすれば、上記した本実施形態のパチンコ遊技機の動作を実現することができる。
Claims (5)
- 特別図柄を変動表示させる特別図柄変動表示手段と、
遊技球の入球を契機に前記特別図柄変動表示手段の特別図柄の変動表示を開始させる権利を発生させる第1及び第2始動口と、
遊技球が入賞し難い閉状態から遊技球が入賞し易い開状態に変化可能な大入賞装置と、
前記第1始動口又は前記第2始動口に遊技球が入球することにより大当たりか否かの判定を行う大当たり判定手段と、
前記大当たり判定手段により大当たりと判定された場合に、前記大入賞装置を所定期間、開状態に変化させる第1特別遊技を実行する第1特別遊技実行手段と、
前記大当たり判定手段により大当たりと判定された場合に、前記大入賞装置を前記第1特別遊技より短期間、開状態に変化させる第2特別遊技を実行する第2特別遊技実行手段と、
前記大当たり判定手段の判定結果に基づいて、前記大入賞装置を前記第2特別遊技と略同一態様に変化させる第3特別遊技を実行する第3特別遊技実行手段と、
少なくとも前記第2特別遊技終了後、前記大当たり判定手段が大当たりと判定する確率を低確率から高確率に変更する高確率遊技変更手段と、
前記第2特別遊技又は第3特別遊技終了後、前記第2始動口へ遊技球が入球した場合、当該入球による前記特別図柄変動表示手段の特別図柄変動時に前記大当たり判定手段の大当たり判定確率が高確率である期待度を示唆する示唆演出を行う演出制御手段と、
を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。 - 前記第2始動口は、遊技球が入球し難い閉状態から遊技球が入球し易い開状態に変化可能な変動入球装置であることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
- 演出画像を表示可能な画像表示手段を備え、
前記演出制御手段は、前記画像表示手段に示唆演出を表示する演出制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ遊技機。 - 前記第2特別遊技または前記第3特別遊技終了後、所定の演出モードを選択する演出モード選択手段を備え、
前記演出制御手段は、前記所定の演出モードのときに、前記示唆演出を行うことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のパチンコ遊技機。 - 前記演出制御手段は、前記第2特別遊技終了後と、前記第3特別遊技終了後では、前記第2特別遊技終了後のほうが、前記大当たり判定確率が高確率である期待度の高い示唆演出が選択される割合が高いことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載のパチンコ遊技機。
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