JP2010161279A - 発光装置 - Google Patents

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将志 小川
Hirofumi Kanda
浩文 神田
Masahito Sumikawa
雅人 住川
Toyonori Uemura
豊徳 植村
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Abstract

【課題】複数種類の発光素子を有する場合においても、各発光素子の放射エネルギーの低下を防止することができる発光装置を提供する。
【解決手段】この発光装置20Aは、基板1と、基板1の一面に配置される複数の第1の発光素子5および複数の第2の発光素子6と、全ての第1の発光素子5を覆うカバー層3と、カバー層3、第1の発光素子5および第2の発光素子6を覆う第1の樹脂層7とを備えている。カバー層3の屈折率は、第1の樹脂層7の屈折率よりも小さい。
【選択図】図1A

Description

この発明は、例えば、携帯電話、デジタルカメラ、または、携帯型ゲーム機等の装置において、バックライトとして使用される発光装置に関する。
従来、発光装置としては、例えば、特開2002−299697号公報(特許文献1)に記載されているものがある。図15に示すように、この発光装置101は、色の異なる複数個のLEDチップ103と、該LEDチップ全体を覆うように形成された透明樹脂部104とを備えている。
また、特開2006−269088号公報(特許文献2)によれば、図16に示すように、この発光装置201では、三色の発光素子203が長尺状の基板202の長手方向に沿って複数個配置され、該発光素子203から出射されたそれぞれの光を出射方向へ反射させる反射体204が該発光素子203と交互に配置され、該発光素子203はそれぞれが該反射体204と等距離となるように、列状に配置されている。この発光装置201によれば、三色の発光素子203から出射された光を導光板に入射させたときに白色の演色性を向上させつつ混色性もよい。
さらに、特開2005−183727号公報(特許文献3)によれば、図17に示すように、この発光装置301では、発光素子304を第1の透光性部材305(低屈折率樹脂)で封止し、第1の透光性部材305を第2の透光性部材306(高屈折率樹脂)で封止する。上記発光装置301によれば、光取り出し効率を向上させることができる。
特開2002−299697号公報 特開2006−269088号公報 特開2005−183727号公報
しかしながら、図16に示される発光装置201によれば、白色の演色性を向上させるために反射体204を配置する必要があることから、部品点数の増加および部品を基板202に貼り付けるための工数が増加する。さらに、反射体204を配置するために、発光素子203を狭ピッチに配置することが困難である。
また、図15に示される発光装置101によれば、発光素子103を狭ピッチに配置した場合に、発光素子103からの出射光の一部が透明樹脂部104中を進行し隣接する発光素子103に達して吸収され、発光装置101全体の放射エネルギーが小さくなる。よって、発光素子103同士の間隔を小さくすることができないという課題がある。ここで、複数種類の発光素子103を設置し、それぞれ個別に発光し、それぞれの特性が必要となる場合には、配置する発光素子103の個数の増加により隣接する発光素子103同士の間隔が小さくなり、隣接する発光素子103に吸収されることにより放射エネルギーが低下する。隣接する発光素子103同士によるお互いの放射エネルギーの吸収を防止するために、基板102の短手方向に対して異なる位置に配置(つまり、千鳥配置)も考えられるが、基板102の短手方向が長くなり、携帯電話等に使用する場合の厚さ増加に繋がるため困難である。
また、図17に示される発光装置301では、枠体303が必要となり、複数の発光素子304を狭ピッチに配置することができない。よって、放射エネルギーが小さく、例えば、液晶パネルのバックライト等に使用する場合に、明るさが不足するという課題がある。
よって、高密度に複数種類の発光素子を設置し、該複数種類の発光素子それぞれの放射エネルギー低下を防止することは困難である。放射エネルギーが低下した場合には、消費電力の増加に繋がる。近年、携帯電話、携帯型ゲーム機等においては、高機能化が進んでいることから消費電力の低減が最も大きな課題のひとつとなっており望ましくない。
そこで、この発明の課題は、複数種類の発光素子を有する場合においても、各発光素子の放射エネルギーの低下を防止することができる発光装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の発光装置は、
基板と、
上記基板の一面に配置される複数の第1の発光素子と、
上記基板の一面に配置されると共に上記第1の発光素子のピーク波長と異なるピーク波長を有する複数の第2の発光素子と、
上記第1の発光素子の少なくとも1つを覆うカバー層と、
上記カバー層、上記第1の発光素子および上記第2の発光素子を覆う第1の樹脂層と
を備え、
上記カバー層の屈折率は、上記第1の樹脂層の屈折率よりも小さく、
上記第2の発光素子は、上記第1の樹脂層に直接に覆われ、または、上記第1の樹脂層と同じ屈折率を有する他の層を介して上記第1の樹脂層に覆われていることを特徴としている。
この発明の発光装置によれば、上記第1の発光素子の少なくとも1つを覆うカバー層を有し、上記カバー層の屈折率は、上記第1の樹脂層の屈折率よりも小さいので、第1の発光素子からの出射光を、カバー層により、基板に直交する方向で第1の樹脂層の上方に立ち上げることができて、第1の発光素子の放射エネルギーを向上させることができる。
また、上記第1の発光素子の少なくとも1つは、上記カバー層により覆われているので、第2の発光素子からの出射光は、カバー層により、第1の発光素子に吸収され難くなって、第2の発光素子の放射エネルギーを向上させることができる。
また、上記第2の発光素子は、上記第1の樹脂層に直接に覆われ、または、上記第1の樹脂層と同じ屈折率を有する他の層を介して上記第1の樹脂層に覆われているので、第1の発光素子にのみ、低屈折率のカバー層を設け、第2の発光素子には、低屈折率のカバー層を設けていない。したがって、カバー層の数量を低減することで、カバー層と第1の発光素子との間の界面を低減できて、界面での光の吸収による放射エネルギーの低下を抑制し、発光効率を向上できる。また、工程の増加を抑え、コストを低減できる。
したがって、複数種類の発光素子を有する場合においても、各発光素子の放射エネルギーの低下を防止することができる。
また、一実施形態の発光装置では、上記第1の発光素子と上記第2の発光素子とは、上記基板の一方向に沿って、互いに間隔をおいて配置されている。
この実施形態の発光装置によれば、上記第1の発光素子と上記第2の発光素子とは、上記基板の一方向に沿って、互いに間隔をおいて配置されているので、基板の短手方向の寸法を小さくできる。
また、一実施形態の発光装置では、上記第1の発光素子と上記第2の発光素子とは、上記基板の一方向に沿って、交互に配置されている。
この実施形態の発光装置によれば、上記第1の発光素子と上記第2の発光素子とは、上記基板の一方向に沿って、交互に配置されているので、発光される色むらを防止できる。
また、一実施形態の発光装置では、上記第1の発光素子と上記第2の発光素子とは、上記基板の一方向に沿って、一直線状に、配置されている。
この実施形態の発光装置によれば、上記第1の発光素子と上記第2の発光素子とは、上記基板の一方向に沿って、一直線状に、配置されているので、基板の短手方向の寸法を一層小さくできる。
また、一実施形態の発光装置では、上記カバー層と上記第1の樹脂層との間の界面の形状は、上記基板の一方向に沿った断面において、上記基板の一面から離隔する方向(上方向)に凸となると共に上記界面の曲率半径が上記基板の一面から離隔するに従って次第に小さくなるようなドーム形状である。
この実施形態の発光装置によれば、上記カバー層と上記第1の樹脂層との間の界面の形状は、ドーム形状であるので、凸レンズの作用により、第1の発光素子からの出射光を基板の上方に効率よく指向できる。
また、一実施形態の発光装置では、上記基板の一面には、上記カバー層における上記基板の一方向の両側のそれぞれに、凸部が設けられている。
この実施形態の発光装置によれば、上記基板の一面には、上記カバー層における上記基板の一方向の両側のそれぞれに、凸部が設けられているので、発光装置の製造時に、凸部により、カバー層の形成領域を決定できる。
また、一実施形態の発光装置では、上記カバー層は、第2の樹脂層である。また、一実施形態の発光装置では、上記カバー層は、気体層を含む。また、一実施形態の発光装置では、上記カバー層は、気体層である。
また、一実施形態の発光装置では、上記基板の一面は、光を反射する性質を有する。
この実施形態の発光装置によれば、上記基板の一面は、光を反射する性質を有するので、各発光素子から出射される光の取り出し効率を向上させることができる。
また、一実施形態の発光装置では、上記他の層は、蛍光体物質を含む蛍光体層である。
この発明の面発光装置は、上記発光装置を備えることを特徴としている。
この発明の面発光装置によれば、上記発光装置を備えるので、発光装置の放射エネルギーの低下を防止することができる。
この発明の液晶表示装置は、上記面発光装置を備えることを特徴としている。
この発明の液晶表示装置によれば、上記面発光装置を備えるので、面発光装置の放射エネルギーの低下を防止することができる。
この発明の発光装置によれば、上記第1の発光素子の少なくとも1つを覆うカバー層を有し、上記カバー層の屈折率は、上記第1の樹脂層の屈折率よりも小さいので、複数種類の発光素子を有する場合においても、各発光素子の放射エネルギーの低下を防止することができる。
本発明の発光装置の第1実施形態を示す斜視図である。 発光装置の基板長手方向の断面図である。 発光装置の基板短手方向の断面図である。 発光装置の製造方法の第1の工程を示す斜視図である。 発光装置の製造方法の第2の工程を示す断面図である。 発光装置の製造方法の第3の工程を示す断面図である。 発光装置の製造方法の第4の工程を示す斜視図である。 面発光装置の斜視図である。 面発光装置の断面図である。 光学シミュレーションのモデル図である。 光学シミュレーションのモデル図である。 光学シミュレーション結果を示す説明図である。 光学シミュレーション結果を示す説明図である。 カバー層の作用を説明する概念図である。 光学シミュレーション結果を示す説明図である。 光学シミュレーション結果を示す説明図である。 本発明の発光装置の第2実施形態を示す斜視図である。 発光装置の基板長手方向の断面図である。 発光装置の基板短手方向の断面図である。 本発明の発光装置の第3実施形態を示す斜視図である。 発光装置の基板長手方向の断面図である。 発光装置の基板短手方向の断面図である。 発光装置の製造方法を示す断面図である。 カバー層の作用を説明する概念図である。 本発明の発光装置の第4実施形態を示す斜視図である。 発光装置の基板長手方向の断面図である。 発光装置の製造方法を示す断面図である。 カバー層の作用を説明する概念図である。 従来の発光装置を示す斜視図である。 従来の発光装置を示す斜視図である。 従来の発光装置を示す断面図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1Aは、この発明の発光装置の第1実施形態である斜視図を示している。図1Bは、発光装置の基板長手方向の断面図を示している。図1Cは、発光装置の基板短手方向の断面図を示している。
図1A、図1Bおよび図1Cに示すように、この発光装置20Aは、基板1と、上記基板1の一面に配置される複数の第1の発光素子5と、上記基板1の一面に配置される複数の第2の発光素子6と、上記全ての第1の発光素子5を覆うカバー層3と、上記カバー層3、上記第1の発光素子5および上記第2の発光素子6を覆う第1の樹脂層7とを備えている。
上記基板1は、配線基板としての細長い短冊状のプリント基板である。基板1の一面は、光を反射する性質を有する。したがって、第1の発光素子5および第2の発光素子6から出射された光が基板1で吸収されることを抑制できて、光の放射エネルギーの損失を低減することができる。つまり、各発光素子5,6から出射される光の取り出し効率を向上させることができる。
上記基板1は、平面視四角形のプリント板材を、ダイシングによって細長く角棒状に切断して形成される。基板1の幅方向の両端部付近には、正極の電極端子および負極の電極端子が設けられている。正極の電極端子および負極の電極端子は、第1の発光素子5および第2の発光素子6をそれぞれ別個に電気的に直列接続している。各発光素子5,6には、正極の電極端子および負極の電極端子を介して、電力が通電されるようになっている。
上記第2の発光素子6は、蛍光体層2を介して、第1の樹脂層7に覆われている。この蛍光体層2は、第1の樹脂層7と同じ屈折率を有する。蛍光体層2は、蛍光体を含んだシリコーン樹脂などの透光性樹脂からなる。蛍光体層2は、第2の発光素子6の表面に塗布して形成される。
上記第2の発光素子6は、上記第1の発光素子5のピーク波長と異なるピーク波長を有する。例えば、上記第1の発光素子5は、赤外光を出射するGaAs系の赤外LEDであり、上記第2の発光素子6は、白色光を出射するためのGaN系の青色LEDである。上記各発光素子5,6は、ワイヤ4によって、基板1の配線パターンにボンディングされている。
上記カバー層3は、第2の樹脂層であり、第2の樹脂層の屈折率は、第1の樹脂層7の屈折率よりも小さい。第1の樹脂層7の屈折率は、例えば、1.50から1.55の間であり、第2の樹脂層の屈折率は、例えば、1.40から1.48の間である。第1の樹脂層7は、蛍光体を含まず、透光性を有する。第1の樹脂層7および第2の樹脂層は、シリコーン樹脂からなり、耐光性を有し、屈折率を大きくできる。カバー層3は、第1の発光素子5の表面に塗布して形成される。
上記第1の発光素子5と上記第2の発光素子6とは、上記基板1の一方向(長手方向)に沿って、互いに間隔をおいて配置されている。上記第1の発光素子5と上記第2の発光素子6とは、上記基板1の一方向に沿って、一直線状に、配置されている。したがって、基板1の短手方向の寸法を小さくできて、携帯電話等の小型化および薄型化が要求される製品に使用する場合の厚さ低減に貢献することができる。
上記第1の発光素子5と上記第2の発光素子6とは、上記基板1の一方向に沿って、交互に配置されている。したがって、発光される色むらを防止できる。
上記第1の発光素子5は、第1の発光素子5の左右一方側に隣接する第2の発光素子6と、第1の発光素子5の左右他方側に隣接する第2の発光素子6との間の中間に、位置している。ここで、第1の発光素子5の左右方向とは、基板1の一方向をいう。したがって、第1の発光素子5の左右両側のそれぞれの第2の発光素子6からの出射光を、第1の発光素子5を覆うカバー層3により、左右対称に反射させることにより、光強度のムラを抑制することができる。
上記カバー層3は、第1の発光素子5を取り囲むように形成され、上記蛍光体層2は、第2の発光素子6を取り囲むように形成されている。
上記カバー層3と上記第1の樹脂層7との間の界面の形状は、ドーム形状である。つまり、界面の形状は、基板1の一方向に沿った断面において、基板1の一面から離隔する方向(上方向)に凸となると共に界面の曲率半径が基板1の一面から離隔するに従って次第に小さくなっている。したがって、凸レンズの作用により、第1の発光素子5からの出射光を基板1の上方に効率よく指向できる。
基板1の一面には、カバー層3における基板1の一方向の両側のそれぞれに、凸部16が設けられている。凸部16は、発光装置の製造時に、カバー層3の形成領域を決定する。凸部16は、レジストにより形成されるので、凸部16を容易に形成できる。なお、カバー層3の形状は、凸部16以外に、第2の樹脂層の粘度等により決定される。
上記第1の樹脂層7は、上記カバー層3および上記蛍光体層2を取り囲むように形成されている。上記第1の樹脂層7の基板1側とは反対側の表面は、その表面が鏡面化するように、かつ、その表面の反射効率が良くなるように、切断されることが望ましい。上記第1の樹脂層7の基板1側とは反対側の表面が荒れると、この部分で光の乱反射が発生するため、光強度分布の制御を充分に行うことができないためである。
上記第1の樹脂層7には、反射部材としての上反射シート8および下反射シート9が取り付けられている。上反射シート8は、第1の樹脂層7の幅方向(基板1の短手方向)の一方の側の端面に貼り付けられ、下反射シート9は、第1の樹脂層7の幅方向の他方の側の端面に貼り付けられている。
上反射シート8および下反射シート9は、鏡面状のテープ状、または、白色などの高い光反射率のテープ状である。上反射シート8および下反射シート9は、基板1および第1の樹脂層7のそれぞれの幅方向の両端面を覆っている。したがって、第1の発光素子5および第2の発光素子6が幅方向に放出する光を、余すことなく上反射シート8および下反射シート9で反射して、基板1に直交する前方に発光する。
なお、蛍光体層2を形成しない場合には、蛍光体物質含有部を、第2の発光素子6の表面を取り囲むように配置し、もしくは、上記蛍光体物質含有部を、第1の樹脂層7の表面に対して間隔をおいて配置しても構わない。したがって、上記蛍光体物質含有部は、上記第2の発光素子6を取り囲むように配置され、上記蛍光体物質含有部は、第1の樹脂層7の表面に対して間隔をおいて位置しているから、輝度むらを抑制できるのは勿論のこと、色むらを抑制することができ、特に、発光素子5,6近傍での色むらを少なくすることができる。
さらに、第1の樹脂層7の基板1側とは反対側に、蛍光体からなるか、または、蛍光体を含む材料からなる蛍光体部を備えても構わない。したがって、第1の樹脂層7の外部に別途、蛍光体部を配設しているから、蛍光体粒子による散乱の影響を考えなくて良く、樹脂部の内部での光強度の均一化を容易に行うことができる。
次に、図2A〜図2Dを用いて、上記構成の発光装置20Aの製造方法を説明する。
まず、図2Aに示すように、白色のガラスBT(ビスマレイミド トリアジン)銅張積層基板に導電パターンを形成し、プリント板材17とする。
続いて、平面視四角形状のプリント板材17の実装面に発光素子5,6を配列し、各発光素子5,6を接着剤によって機械的に取り付ける。その後、発光素子5,6をダイボンディングして、各発光素子5,6に外部から別個に電力を供給する。
その後、蛍光体を含んだ透光性の樹脂を、第2の発光素子6の配列に沿って塗布することにより、カマボコ状の形状をした蛍光体を含んだ透光性の蛍光体層2を形成する。ディスペンサから所定量の蛍光体を含んだ透光性の樹脂を吐出させながら、第2の発光素子6の配列に沿って移動させて、ライン状に連なった蛍光体層2を形成する。
同様にして、第2の樹脂を第1の発光素子5の配列に沿って塗布することにより、カマボコ状の形状をしたカバー層3を形成する。第2の樹脂としては、付加硬化型シリコーン樹脂(屈折率1.41)を使用する。ここで、上記プリント部材17上に凸部16を形成することにより、蛍光体層2およびカバー層3の塗布領域を決定する。なお、凸部16は、レジストにより形成される。
続いて、図2Bに示すように、プリント板材17、蛍光体層2およびカバー層3を、成型用金型10で覆い、成型樹脂注入用空間を形成する。その後、この空間に、第1の樹脂を充填後、硬化して成型した樹脂から成型用金型10を離型して、第1の樹脂層7(屈折率1.53)を形成する。第1の樹脂層7を形成した後の断面形状を、図2Cに示す。
その後、図2Dに示すように、平面視四角形状のプリント板材17から、各発光装置20Aが短冊状になるように、ダイシングで切り出す。ダイシングの際、ブレードの粒度と、回転スピードと、切削スピードとを適宜選択することで、樹脂切断面を鏡面化することができる。
続いて、図1Cに示すように、上反射シート8および下反射シート9によって、基板1および第1の樹脂層7の端面を覆う。
次に、図3Aおよび図3Bを用いて、上記構成の発光装置20Aを有する面発光装置を説明する。図3Aは、面発光装置の分解斜視図を示し、図3Bは、面発光装置20Aの要部断面図を示す。
図3Aおよび図3Bに示すように、面発光装置は、平面視短矩形状の下反射シート9と、下反射シート9の上面において、その一方の端部を除く部位に貼り付けられた平板状の導光板11と、下反射シート9の一方の端部であって、かつ、導光板11の側面12に沿うように設けられた線状の発光装置20Aの発光部と、線状の発光部および導光板11の上面(すなわち、発光部の発光面の端部上側)を覆うように貼り付けられた細長い帯状の上反射シート8とを有する。
下反射シート9は、例えば、鏡面状のテープ、又は、白色などの光反射率の高いテープ状の部材からなる。下反射シート9によって、導光板11から基板1までの領域、更に正確には、導光板11の一方の反射面から基板1の下面までの領域が覆われることになる。このため、線状の発光部から下方向に放出する光が下反射シート9で反射されて導光板11の中に戻される。
導光板11は、例えば、アクリル樹脂やポリカーボネイト樹脂からなると共に、0.2〜1.0mmの厚みを有する透明の板である。この面発光装置は、液晶表示装置の一部をなしており、導光板11の上方には、液晶表示パネル(図示せず)が配置されている。更に詳しくは、液晶パネルは、その下面が、導光板11の上面に沿っている状態で、導光板11の上方に配置されている。
上反射シート8は、下反射シート9と同一の材質が使用されている。上反射シート8によって、線状の発光部の上側において、導光板11の端部から基板1までの領域、すなわち、導光板11の側面12(発光素子5,6側の端部)、発光素子5,6の上方、および、基板1の上面が、覆われるようになっている。
下反射シート9および上反射シート8によって、上下方向に放出される各発光素子5,6の光を、導光板11と、線状の発光部との隙間から漏れ無いように反射させることができて、各発光素子5,6からの光を余すことなく導光板11に入射できるようになっている。
次に、第1の発光素子5をカバー層3で覆うことによる、第1の発光素子5からの出射光の取り出し効率向上効果(第1の発光素子5からの出射光のカバー層3による第1の樹脂層7表面上方への立ち上げ効果)を、簡易的な光学シミュレーションにより算出した。なお、シミュレーションは、ライトツールズ(サイバーネット社製)を用いて実施した。
採用したモデルの概略図を、図4Aおよび図4Bに示す。図4Aは、第1の発光素子5を第1の樹脂層7で覆う場合(つまり、カバー層3を設置しない場合)を示し、図4Bは、第1の発光素子5をカバー層3で覆う場合を示す。
図4Aおよび図4Bに示すモデルにより、第1の発光素子5からの出射光を1000本とし、この出射光のうち隣接する第2の発光素子6の第1の発光素子5側の側面Sに当る光の割合を算出した。
シミュレーション結果を図5Aおよび図5Bに示す。カバー層3がない場合には、第1の発光素子5からの出射光(1000本)のうち、86本が隣接する発光素子6の側面Sに当る。一方、カバー層3を設けることにより、隣接する発光素子6の側面Sに当る本数は55本となり、カバー層3で覆わない場合と比べて、隣接する発光素子6の側面Sに当る本数を約36%低減することができる。
よって、第1の発光素子5をカバー層3で覆うことにより、第1の発光素子5からの出射光を第1の樹脂層7上面(基板1と反対側の第1の樹脂層7表面側)に立ち上げることができ、第1の発光素子5の放射エネルギーを向上させることができる。
図6に、第1の発光素子5がカバー層3で覆われている場合の出射光の導波方向の概念図を示す。カバー層3の屈折率nが、カバー層3を覆う第1の樹脂層7の屈折率nより小さいため、第1の樹脂層7へ入射する角度θが、第1の発光素子5からの出射光のカバー層3と第1の樹脂層7との間の界面での角度θより小さくなり、カバー層3で覆わない場合と比べて、出射光の導波方向を基板1と反対側の第1の樹脂層7表面側に立ち上げることができる。
同様にして、第1の発光素子5をカバー層3で覆うことによる、隣接する第2の発光素子6の光取り出し効率向上効果(第2の発光素子6からの出射光のカバー層3による第1の発光素子5への吸収抑制効果)を算出した。
前述のように、第1の発光素子5がGaAsからなる。GaAsは第2の発光素子6からの出射光を吸収するため、第2の発光素子6の放射エネルギー低下を抑制するためには、第1の発光素子5による吸収の抑制が必要となる。
シミュレーション結果を、図7Aおよび図7Bに示す。図7Aに示されるように、第1の発光素子5がカバー層3で覆われていない場合には、第2の発光素子6からの出射光(1000本)のうち、51本が直接第1の樹脂層7上面(基板1と反対側の第1の樹脂層7表面側)に出射する。一方、図7Bに示されるように、第1の発光素子5をカバー層3で覆う場合には、70本が直接第1の樹脂層7上面に出射する。
よって、隣接する第1の発光素子5をカバー層3で覆うことにより、第2の発光素子6からの出射光のうち直接第1の樹脂層7上面に出射する割合は、カバー層3で覆わない場合と比較して、37%増加させることができる。よって、第2の発光素子6の放射エネルギーを向上させることができる。
上記構成の発光装置によれば、上記第1の発光素子5の少なくとも1つを覆うカバー層3を有し、上記カバー層3の屈折率は、上記第1の樹脂層7の屈折率よりも小さいので、第1の発光素子5からの出射光を、カバー層3により、基板1に直交する方向で第1の樹脂層7の上方に立ち上げることができて、第1の発光素子5の放射エネルギーを向上させることができる。
また、上記第1の発光素子5の少なくとも1つは、上記カバー層3により覆われているので、第2の発光素子6からの出射光は、カバー層3により、第1の発光素子5に吸収され難くなって、第2の発光素子6の放射エネルギーを向上させることができる。
また、上記第2の発光素子6は、上記蛍光体層2を介して上記第1の樹脂層7に覆われているので、第1の発光素子5にのみ、低屈折率のカバー層3を設け、第2の発光素子6には、低屈折率のカバー層3を設けていない。したがって、カバー層3の数量を低減することで、カバー層3と第1の発光素子5との間の界面を低減できて、界面での光の吸収による放射エネルギーの低下を抑制し、発光効率を向上できる。また、工程の増加を抑え、コストを低減できる。
したがって、複数種類の発光素子5,6を有する場合においても、各発光素子5,6の放射エネルギーの低下を防止することができる。
上記構成の面発光装置によれば、上記発光装置20Aを備えるので、発光装置20Aの放射エネルギーの低下を防止することができる。
上記構成の液晶表示装置によれば、上記面発光装置を備えるので、面発光装置の放射エネルギーの低下を防止することができる。
(第2の実施形態)
図8A、図8Bおよび図8Cは、この発明の発光装置の第2の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第2の実施形態では、蛍光体層がない。なお、この第2の実施形態において、上記第1の実施形態と同一の部分には、同一の参照番号を付して、詳細な説明を省略する。
図8A、図8Bおよび図8Cに示すように、この発光装置20Bでは、第2の発光素子6は、第1の樹脂層7に直接に覆われている。
したがって、蛍光体層2を無くすことで、蛍光体層2と第1の発光素子5との間の界面を無くすことができて、界面での光の吸収による放射エネルギーの低下を抑制し、発光効率を向上できる。また、工程の増加を抑え、コストを低減できる。
(第3の実施形態)
図9A、図9Bおよび図9Cは、この発明の発光装置の第3の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第3の実施形態では、カバー層の構成が異なる。なお、この第3の実施形態において、上記第1の実施形態と同一の部分には、同一の参照番号を付して、詳細な説明を省略する。
図9A、図9Bおよび図9Cに示すように、この発光装置20Cでは、カバー層3Aは、第3の樹脂層14と、この第3の樹脂層14を覆う気体層13とを有する。気体層13の屈折率は、第1の樹脂層7の屈折率よりも小さい。
次に、上記構成の発光装置20Cの製造方法を説明する。
まず、上記第1の実施形態で説明したように、例えば、白色のガラスBT(ビスマレイミド トリアジン)銅張積層基板に導電パターンを形成し、平面視四角形状のプリント板材17の実装面に発光素子5,6を配列し、各発光素子5,6を接着剤によって機械的に取り付ける。その後、発光素子5,6をダイボンディングして、第1の発光素子5および第2の発光素子6に外部から別個に電力を供給する。
続いて、シリコーン系樹脂からなる第3の樹脂(屈折率1.53)を、第1の発光素子5の配列に沿って塗布することにより、カマボコ状の形状をした第3の樹脂層14を形成する。ここで、プリント部材17上に凸部16を形成することにより、第3の樹脂層14の形状を決定することができる。なお、凸部16はレジストにより形成される。ディスペンサから所定量の第3の樹脂を吐出させながら、第1の発光素子5の配列に沿って移動させ、ライン状に連なった第3の樹脂層14を形成する。
続いて、図10に示すように、プリント板材17と蛍光体層2とを、成型用金型10で覆い、成型樹脂注入用空間を形成する。その後、この空間に、第1の樹脂を充填後、硬化して成型した樹脂から金型10を離型して、第1の樹脂層7(屈折率1.53)を形成する。
ここで、第3の樹脂層14と第1の樹脂層7との間に気体層13を形成するために、上記第3の樹脂層14の上方に、上記第3の樹脂層14に接触しないように、保護部材15を配置する。この保護部材15は、上記第3の樹脂層14と第1の樹脂層7との間に気体層13を形成するためのものであり、第1の樹脂層7と同じ材質の樹脂を仮硬化させた部材を用いた。
また、上記第3の樹脂層14と第1の樹脂層7との間に気体層13のため空間を形成する別の方法としては、上記第3の樹脂層14表面に離型剤を塗布する方法がある。具体的には、上記第3の樹脂層14表面に離型剤を塗布した後、第1の樹脂層7を形成する。その後、離型剤を除去することにより、第3の樹脂層14と第1の樹脂層7との間に空間を形成する。上記離型剤としては、例えば、シリコーン系離型剤を用いる。シリコーン系離型剤は耐熱性が優れており、熱分解物の付着を少なくすることができる。
上記第3の樹脂層14と第1の樹脂層7との間に形成された空間に、気体を充填して気体層13とする。なお、この気体層13は、第1の樹脂層7より屈折率の低い物質であり、例えば空気層としても構わない。以降の工程は、上記第1の実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図11に、第1の発光素子5が第3の樹脂層14および気体層13により覆われている場合の出射光方向の概念図を示す。
第3の樹脂層14の屈折率nおよび第1の樹脂層7の屈折率nは、それぞれ気体層13の屈折率屈折率nより大きいため、気体層13へ入射する角度θは、第1の発光素子からの出射光の第3の樹脂層14と気体層13との間の界面での角度θより大きくなり、さらに、気体層13からの出射光の気体層13と第1の樹脂層7との間の界面での角度θが、第1の樹脂層7へ入射する角度θより小さくなる。
よって、第1の発光素子5を、第3の樹脂層14および気体層13で覆うことにより、出射光の導波方向を基板1と反対側の第1の樹脂層7表面側に立ち上げることができる。
なお、隣接する第2の発光素子6の光取り出し効率向上効果についての説明は示さないが、上記第1実施形態の場合と同様に、第1の発光素子5をカバー層3で覆うことによる、隣接する第2の発光素子6の光取り出し効率向上効果(第2の発光素子6からの出射光のカバー層3による第1の発光素子5への吸収抑制効果)を得ることができる。
(第4の実施形態)
図12Aおよび図12Bは、この発明の発光装置の第4の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第4の実施形態では、カバー層の構成が異なる。なお、この第4の実施形態において、上記第1の実施形態と同一の部分には、同一の参照番号を付して、詳細な説明を省略する。
図12Aおよび図12Bに示すように、この発光装置20Dでは、カバー層3Bは、気体層13である。気体層13の屈折率は、第1の樹脂層7の屈折率よりも小さい。
次に、上記構成の発光装置20Dの製造方法を説明する。
まず、上記第1の実施形態で説明したように、例えば、白色のガラスBT(ビスマレイミド トリアジン)銅張積層基板に導電パターンを形成し、平面視四角形状のプリント板材17の実装面に発光素子5,6を配列し、各発光素子5,6を接着剤によって機械的に取り付ける。その後、発光素子5,6をダイボンディングして、第1の発光素子5および第2の発光素子6に外部から別個に電力を供給する。
続いて、蛍光体を含んだ透光性の樹脂を第2の発光素子6の配列に沿って塗布することにより、カマボコ状の形状をした蛍光体を含んだ透光性の蛍光体層2を形成する。ここで、上記プリント部材17上に凸部16を形成することにより、蛍光体層2の形状を決定する。なお、上記凸部16は、レジストにより形成される。ディスペンサから所定量の蛍光体を含んだ透光性の樹脂を吐出させながら、第2の発光素子6の配列に沿って移動させ、ライン状に連なった蛍光体層2を形成する。
続いて、図13に示すように、プリント板材17と蛍光体層2とを、成型用金型10で覆い、成型樹脂注入用空間を形成する。その後、この空間に、第1の樹脂を充填後、硬化して成型した樹脂から金型10を離型して、第1の樹脂層7(屈折率1.53)を形成する。
ここで、第1の発光素子5と第1の樹脂層7との間に気体層13を形成するために、第1の発光素子5の上方に、保護部材15を配置する。この保護部材15は、第1の発光素子5周囲に気体層13を形成するためのものであり、第1の樹脂層7と同じ材質の樹脂を仮硬化させた部材を用いた。
第1の発光素子5と第1の樹脂層7との間に形成された空間に、気体を充填して気体層13とする。また、この気体層13は、第1の樹脂層7より屈折率の低い物質であり、例えば空気層としても構わない。以降の工程は、第1の実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図14に、第1の発光素子5が気体層13により覆われている場合の出射光方向の概念図を示す。
気体層13の屈折率nが気体層13を覆う第1の樹脂層7の屈折率nより小さいため、第1の樹脂層7へ入射する角度θが、第1の発光素子5からの出射光の気体層13と第1の樹脂層7との間の界面での出射角度θより大きくなり、気体層13で第1の発光素子5を覆わない場合と比べて、基板1と反対側の第1の樹脂層7表面側に立ち上げることができる。
なお、隣接する第2の発光素子6の光取り出し効率向上効果についての説明は示さないが、上記第1実施形態の場合と同様に、第1の発光素子5をカバー層3で覆うことによる、隣接する第2の発光素子6の光取り出し効率向上効果(第2の発光素子6からの出射光のカバー層3による第1の発光素子5への吸収抑制効果)を得ることができる。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、カバー層3は、第1の発光素子5の少なくとも1つを覆っていればよい。また、第2の発光素子6を、蛍光体層2以外に、第1の樹脂層7と同じ屈折率を有する他の層を介して、第1の樹脂層7に覆うようにしてもよい。
1 基板
2 蛍光体層(他の層)
3,3A,3B カバー層
4 ワイヤ
5 第1の発光素子
6 第2の発光素子
7 第1の樹脂層
8 上反射シート
9 下反射シート
10 成型用金型
11 導光板
12 導光板の側面
13 気体層
14 第3の樹脂層
15 保護部材
16 凸部
17 プリント板材
20A,20B,20C,20D 発光装置

Claims (7)

  1. 基板と、
    上記基板の一面に配置される複数の第1の発光素子と、
    上記基板の一面に配置されると共に上記第1の発光素子のピーク波長と異なるピーク波長を有する複数の第2の発光素子と、
    上記第1の発光素子の少なくとも1つを覆うカバー層と、
    上記カバー層、上記第1の発光素子および上記第2の発光素子を覆う第1の樹脂層と
    を備え、
    上記カバー層の屈折率は、上記第1の樹脂層の屈折率よりも小さく、
    上記第2の発光素子は、上記第1の樹脂層に直接に覆われ、または、上記第1の樹脂層と同じ屈折率を有する他の層を介して上記第1の樹脂層に覆われていることを特徴とする発光装置。
  2. 請求項1に記載の発光装置において、
    上記第1の発光素子と上記第2の発光素子とは、上記基板の一方向に沿って、互いに間隔をおいて配置されていることを特徴とする発光装置。
  3. 請求項1または2に記載の発光装置において、
    上記カバー層と上記第1の樹脂層との間の界面の形状は、上記基板の一方向に沿った断面において、上記基板の一面から離隔する方向に凸となると共に上記界面の曲率半径が上記基板の一面から離隔するに従って次第に小さくなるようなドーム形状であることを特徴とする発光装置。
  4. 請求項1から3の何れか一つに記載の発光装置において、
    上記カバー層は、第2の樹脂層であることを特徴とする発光装置。
  5. 請求項1から4の何れか一つに記載の発光装置において、
    上記カバー層は、気体層である、もしくは、気体層を含むことを特徴とする発光装置。
  6. 請求項1から5の何れか一つに記載の発光装置において、
    上記基板の一面は、光を反射する性質を有することを特徴とする発光装置。
  7. 請求項1から6の何れか一つに記載の発光装置において、
    上記他の層は、蛍光体物質を含む蛍光体層であることを特徴とする発光装置。
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