JP2010158735A - スチールコード入りゴムシート片の搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低角度で切断されたゴムシート片を簡素な装置で円滑に切断装置より搬出して接合装置へ搬入することができるスチールコード入りゴムシート片の搬送装置を提供する。
【解決手段】帯状ゴムシート11Aをそのスチールコードの長手方向に対して所定角度に切断する切断装置12と、この切断したゴムシート片11aを順次接合する接合装置15との間に介装されて、ゴムシート片を切断装置から接合装置へ搬出する搬出コンベア14を備えたスチールコード入りゴムシート片の搬送装置において、切断されたゴムシート片11aの搬出コンベアからのオーバーハング部11cを支持する摺動板25を設置した。
【選択図】図2

Description

本発明は、タイヤ製造工程におけるカーカス・ベルト部の材料加工に使用されるスチールコード入りゴムシート片の搬送装置に関する。
この種装置として、例えば図5に示すようなものが知られている(特許文献1参照)。
これによれば、図示しない巻出装置から巻き出された、スチールコードが長手方向に埋設された帯状ゴムシート100は、切断装置101にてスチールコードの長手方向に対して所定角度に切断される(図中の切断線C参照)。この切断されたゴムシート片100Aは搬送装置102の搬出コンベア103上に載置された後、当該搬出装置102の図中左方へのシフトにより、接合装置104の搬入コンベア105の延長線上に位置される。その後、搬出コンベア103及び搬入コンベア105の正転により、ゴムシート片100Aは搬出コンベア103上から搬入コンベア105上に受け渡されるようになっている。
このようにして受け渡された、先行ゴムシート片100Aの後端と後行ゴムシート片100Aの前端とが接合装置104の図示しない接合ユニットにより順次突合せ接合されて再び帯状ゴムシートとなった後、図示しない卷取装置に巻き取られる。
特許第2923066号公報 特許第3202409号公報
ところで、このような搬送装置においては、搬出コンベア103のベルト端面は、切断装置101の下刃保持構造部106と搬出コンベア103の図示しないベルト支持構造部の介在により、切断線Cの最寄りには配置できず、これによって、切断されたゴムシート片100Aは、寸法Wだけオーバーハングされた形態で搬出コンベア103上に支持されることになる。
そのため、ゴムシート片の切断角度(スチールコードの配列方向と切断線Cとのなす角度θ)が例えば20度以上のゴムシート片100Bであれば、ゴムシート片100Bを構成するスチールコードの剛性のためオーバーハング部も垂れ下がることなく水平状態を保持するので、搬出コンベア103上から搬入コンベア105上に円滑に移載させられる。
ところが、近年、タイヤ構造の高機能化のために、ゴムシート片100Aのように上記切断角度が低角度(例えば約6度)になるものがあり、このようなものにあっては、オーバーハング部の先端側において寸法Lで示す長さに亙って搬出コンベア103のベルトに支持されない部分が生じ、当該部分はスチールコードの剛性では支持できないことから、垂れ下がりが生じ、搬出コンベア103上から搬入コンベア105上に円滑に移載させることができないという問題点があった。
尚、垂れ下がったオーバーハング部を有するゴムシート片100Aを搬出コンベア103上から搬入コンベア105上に円滑に移載させるために、オーバーハング部をマグネットやバキュームパッド(特許文献2参照)等で水平に保持する装置を追設することが可能であるが、これだと構造が複雑になると共にコストアップを招来するという不具合がある。
そこで、本発明は、低角度で切断されたゴムシート片を簡素な装置で円滑に切断装置より搬出して接合装置へ搬入することができるスチールコード入りゴムシート片の搬送装置を提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するための本発明に係るスチールコード入りゴムシート片の搬送装置は、
スチールコードが長手方向に埋設された帯状ゴムシートをスチールコードの長手方向に対して所定角度に切断する切断装置と、この切断したゴムシート片を順次接合する接合装置との間に介装されて、前記ゴムシート片を切断装置から接合装置へ搬出する搬出コンベアを備えたスチールコード入りゴムシート片の搬送装置において、
前記切断されたゴムシート片の前記搬出コンベアからのオーバーハング部を支持する摺動板を設置したことを特徴とする。
前記摺動板は、前記搬出コンベアの切断装置側前方に局所的に設置されることを特徴とする。
前記ゴムシート片の搬送装置のシフト前の前記搬出コンベアの正転により、ゴムシート片のオーバーハング部の先端部が前記摺動板上に支持されることを特徴とする。
本発明に係るスチールコード入りゴムシート片の搬送装置によれば、低角度で切断されたゴムシート片であっても、搬送装置における搬出コンベアからのオーバーハング部の先端部を摺動板を介して円滑に接合装置へ移載させることができる。そして、前記摺動板は簡素でかつ安価に設置することができる。
本発明の一実施例を示すスチールコード入りゴムシート片の搬送装置の構造説明図である。 スチールコード入りゴムシート片の搬送装置の作用説明図である。 スチールコード入りゴムシート片の搬送装置とその周辺装置の配置図である。 図3のA−A矢視図である。 従来のスチールコード入りゴムシート片の搬送装置の作用説明図である。
以下、本発明に係るスチールコード入りゴムシート片の搬送装置を実施例により図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例を示すスチールコード入りゴムシート片の搬送装置の構造説明図、図2はスチールコード入りゴムシート片の搬送装置の作用説明図、図3はスチールコード入りゴムシート片の搬送装置とその周辺装置の配置図、図4は図3のA−A矢視図である。
図3に示すように、例えば約6度の低角度切断用の巻出装置10Aと例えば約30度の高角度切断用の巻出装置10Bが設置され、これらから巻き出された、スチールコードが長手方向に埋設された低角度切断用の帯状ゴムシート11Aと高角度切断用の帯状ゴムシート11Bは、後述する切断装置12にてスチールコードの長手方向に対して上述した所定角度に切断される(図中の切断線C参照)。
これらの低角度で切断されたゴムシート片11aと高角度で切断されたゴムシート片11bは、後述する搬送装置13の搬出コンベア14上に載置された後、当該搬出コンベア14の図中左方へのシフトにより、接合装置15の搬入コンベア16の延長線上に位置され、その後の搬出コンベア14及び搬入コンベア16の正転により、ゴムシート片11a,11bは搬出コンベア14上から搬入コンベア16上に受け渡されるようになっている。
そして、上述したように受け渡された、先行ゴムシート片11a,11bの後端と後行ゴムシート片11a,11bの前端とが接合装置15の図示しない接合ユニットにより順次突合せ接合されて再び帯状ゴムシートとなった後、卷取装置17に巻き取られる。
図4に示すように、前記切断装置12は、帯状ゴムシート11A,11Bが送出されるテーブル20と断面矩形の長尺刃物からなる下刃22と該下刃取付用の取付台23と該取付台23に付設された下刃保持構造部23aと前記下刃22上に対設されたディスクカッターからなる上刃21とを備え、該上刃21は適宜の押付装置及び駆動装置で下刃22の長手方向に移動操作されかつ回転駆動されることで、上述した帯状ゴムシート11A,11Bが切断されてゴムシート片11a,11bとなり、搬送装置13の搬出コンベア14上に載置されるようになっている。
図1及び図2に示すように、前記搬送装置13には、低角度で切断されたゴムシート片11aの搬出コンベア14からのオーバーハング部(その先端部11c参照)を当該オーバーハング部の下面側から支持する摺動板25が設置される。
図示例では、前記摺動板25は、搬出コンベア14のベルト14cが掛け回されるローラ14bとの干渉を回避するべく切欠き25aを有した方形小片状に形成されて切断装置側前方に位置したベルト支持構造部14a上に固設される。即ち、搬出コンベア14の切断装置側前方に局所的に設置されるのである。
従って、前記切断装置12で切断されたゴムシート片11aのオーバーハング部は、一旦、切断装置12の下刃保持構造部23上に担持され、この状態で搬送装置13の搬出コンベア14を正転し、所定距離だけ送り出すことで、ゴムシート片11aにおけるオーバーハング部の先端部11cが前記摺動板25上に支持される。
この後、搬出コンベア14の回転停止下で搬出装置13を図中左方へシフトして接合装置15の搬入コンベア16の延長線上に位置させる。即ち、ゴムシート片11aの切断線Cが接合装置15の接合基準線に合致する位置へ搬出されるのである。
次いで、搬出コンベア14を再度正転させれば、オーバーハング部の先端部11cが摺動板25上を摺動して同じく正転下にある接合装置15の搬入コンベア16におけるベルト上に移載され、ゴムシート片11aは搬送装置13の搬出コンベア14上から接合装置15の搬入コンベア16上へ受け渡される。
このようにして本実施例によれば、低角度で切断されたゴムシート片11aであっても、搬送装置13における搬出コンベア14からのオーバーハング部の先端部11cを摺動板25を介して円滑に接合装置15へ移載させることができる。
そして、オーバーハング部をマグネットやバキュームパッド等で水平に保持する装置を追設することなく、摺動板25を設置するというは簡素な構造で済むので、大きなコストアップも招来しない。
尚、本発明は上記実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、各種変更が可能であることはいうまでもない。例えば、摺動板は局所的でなく、ゴムシート片のオーバーハング部の全域(全長)に亙る長さを有しても良い。
本発明に係るスチールコード入りゴムシート片の搬送装置は、自動車等の空気入りタイヤの製造工程において用いられると好適である。
10A 低角度切断用の巻出装置
10B 高角度切断用の巻出装置
11A 低角度切断用の帯状ゴムシート
11B 高角度切断用の帯状ゴムシート
11a 低角度で切断されたゴムシート片
11b 高角度で切断されたゴムシート片
11c 低角度で切断されたゴムシート片のオーバーハング部
12 切断装置
13 搬送装置
14 搬出コンベア
14a ベルト支持構造部
15 接合装置
16 搬入コンベア
17 卷取装置
20 テーブル
21 上刃
22 下刃
23 取付台
23a 下刃保持構造部
25 摺動板
25a 切欠き

Claims (3)

  1. スチールコードが長手方向に埋設された帯状ゴムシートをスチールコードの長手方向に対して所定角度に切断する切断装置と、この切断したゴムシート片を順次接合する接合装置との間に介装されて、前記ゴムシート片を切断装置から接合装置へ搬出する搬出コンベアを備えたスチールコード入りゴムシート片の搬送装置において、
    前記切断されたゴムシート片の前記搬出コンベアからのオーバーハング部を支持する摺動板を設置したことを特徴とするスチールコード入りゴムシート片の搬送装置。
  2. 前記摺動板は、前記搬出コンベアの切断装置側前方に局所的に設置されることを特徴とする請求項1に記載のスチールコード入りゴムシート片の搬送装置。
  3. 前記ゴムシート片の搬送装置のシフト前の前記搬出コンベアの正転により、ゴムシート片のオーバーハング部の先端部が前記摺動板上に支持されることを特徴とする請求項1に記載のスチールコード入りゴムシート片の搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04305440A (ja) * 1991-04-02 1992-10-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ゴム引きスチールコードの切断・接合装置
JPH11221860A (ja) * 1998-02-06 1999-08-17 Bridgestone Corp タイヤ構成部材の成形方法および装置

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