JP2010156547A - レーダ追尾装置、レーダ追尾方法及びプログラム - Google Patents

レーダ追尾装置、レーダ追尾方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010156547A
JP2010156547A JP2008333379A JP2008333379A JP2010156547A JP 2010156547 A JP2010156547 A JP 2010156547A JP 2008333379 A JP2008333379 A JP 2008333379A JP 2008333379 A JP2008333379 A JP 2008333379A JP 2010156547 A JP2010156547 A JP 2010156547A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tracking
time
aircraft
landing guidance
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008333379A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5422998B2 (ja
Inventor
Kunio Matsumoto
邦男 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2008333379A priority Critical patent/JP5422998B2/ja
Publication of JP2010156547A publication Critical patent/JP2010156547A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5422998B2 publication Critical patent/JP5422998B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

【課題】探知能力を向上させることが可能なレーダ管制装置、レーダ追尾方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】PARを用いたレーダ管制装置において、外部システム1から入力した航空機の飛行情報に基づいて、時刻毎の着陸誘導機数を算出し、前記着陸誘導機数に応じてPAR3の時刻毎の追尾ビーム数を制御する制御手段2を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーダによる目標追尾(レーダ追尾)に関し、特に、精測進入レーダを用いたレーダ追尾装置、レーダ追尾方法及びプログラムに関する。
発明の背景
本発明の関連技術として、二次元電子走査により目標を捕捉し追尾を行う精測進入レーダ(Precision Approach Radar:「PAR」という。)を用いるレーダ管制装置が知られている(特許文献1、2)。
図10は本発明の関連技術のPARのビーム走査方法の一原理を示す図である。本ビーム走査方法では、追尾ビームの照射に先立ち、捜索平面内を捜索ビームにより順次捜索し、追尾する目標を事前に探知する方式である。
PAR100は、捜索モードでは、図10(a)に示すように捜索面200の左上から下に向かって走査し、順次ビームを右にずらしながら同様の走査により右端まで捜索する。追尾モードでは、追尾ビーム300により探知した目標A、B方向にビームを向け追尾する。本例では図10(b)に示すように1捜索データレートの期間に目標A、Bについて3回ずつ追尾走査を行っている(特許文献1、第3図参照)。
また、特許文献1には、ASR(Airport Surveillance Radar:空港監視レーダ)/SSR(Secondary Surveillance Radar:二次監視レーダ)で得られる目標の航跡データをPARに利用することにより、PARで必要な捜索ビームを無くし、その空いた時間を追尾ビームに割り当てて、目標A、Bに対する追尾ビームの照射時間を増加させることも開示されている。
図11は本発明の関連技術のPARの追尾ビームの設定方法の例を示す図である。追尾ビーム数に関し、要求される最大同時追尾目標数に等しい数の追尾ビームを予め時分割により固定的にスケジュール化して追尾する方式である(特許文献2、図5参照)。モード切替SWにより最大同時追尾目標数を15機から7機に半減させることにより、目標1機に対して更新レートを擬似的に2倍となるよう2つの追尾を割り当てることも開示されている(特許文献2、段落0029)。
特開平3−242579号公報 特開2008−197034号公報
追尾ビームに関しては、特許文献2に記載されているように最大同時追尾目標数に等しい数の追尾ビームを予め時分割により固定的にスケジュール化する方式があるが、この方式では追尾処理の継続に必要な限られた追尾周期(追尾処理結果を更新するデータレート)内に、捜索ビームと最大追尾目標数分の追尾ビームを送受信する。
このように、固定的な最大追尾目標数と追尾周期(追尾結果の更新時間間隔)を確保する方式では、1機当たりの追尾ビーム照射時間は限定されるから、探知能力も限定的になるという問題がある。このことは、最大同時追尾目標数をモード切替SWで最大同時追尾目標数を15機から7機に半減させたとしても基本的には同様である。
また、特許文献1には、ASR/SSRで得られる目標の航跡データをPARに利用することにより、PARで必要とした捜索ビームを無くし、その空いた時間を追尾ビームに割り当てて、追尾ビームの照射時間を増加させることが開示されている。
しかし、特許文献1の発明では、覆域に進入し着陸する目標に関する時々刻々変化する着陸誘導状況に対する追尾ビームの数やそのスケジュール等の制御に関しては全く考慮されていない。
精測進入レーダにおいては、Xバンドの高周波数帯のマイクロ波を使用しているため、ASRやSSRに比べて降雨における電力減衰の影響を受け易い。降雨時における探知能力を向上させるには、送受信パルスヒット数を増加することが有効であるが、その一方で、同時に着陸誘導できる航空機数は多い方が望ましいため、ビームスケジュールを適切に割り当てることは重要である。
以上のことから、レーダ追尾装置の装置規模を大幅に増やすことなく、目標の着陸誘導状況に応じて、探知能力の向上と、同時追尾目標数の増加とを両立できる方式が求められる。
(目的)
本発明の目的は、以上の課題を解決する点にあり、探知能力を向上させることが可能なレーダ追尾装置、レーダ追尾方法及びプログラムを提供することにある。
本願の第1の発明のレーダ追尾装置は、PARを用いたレーダ追尾装置において、外部システムから入力した航空機の飛行情報に基づいて、時刻毎の着陸誘導機数を算出し、前記着陸誘導機数に応じてPARの時刻毎の追尾ビーム数を制御する制御手段を備えることを特徴とする。
本願の第1の発明のレーダ追尾方法は、PARを用いたレーダ追尾方法において、外部システムから航空機の飛行情報を入力する第1のステップと、前記飛行情報に基づいて時刻毎の着陸誘導機数を算出する第2のステップと、前記着陸誘導機数に応じてPARの時刻毎の追尾ビーム数を制御する第3のステップと、を含むことを特徴とする。
本願の第1の発明のプログラムは、PARを用いたレーダ追尾装置のプログラムにおいて、コンピュータに、外部システムから航空機の飛行情報を入力する第1のステップと、前記飛行情報に基づいて時刻毎の着陸誘導機数を算出する第2のステップと、前記着陸誘導機数に応じてPARの時刻毎の追尾ビーム数を制御する第3のステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、着陸誘導機数に応じた時分割送受信を行う追尾ビームの数を必要最小限とし、1目標当たりのパルスヒット数(追尾ビーム照射時間)を増やすことが可能であるから、着陸誘導対象機数が少ないときにPARの探知能力を向上させることが可能である。
また、着陸誘導対象機数が多い場合は、予め定めた上限以内の範囲で追尾ビーム数を増加させ、時分割での追尾処理ができるから、多目標の同時追尾が可能である。
(発明の実施形態)
本発明のレーダ追尾装置、レーダ追尾方法及びプログラムの実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態のレーダ追尾装置及びレーダ追尾方法の構成を示す図である。第1の実施形態のレーダ追尾装置は、図1(a)に示すように、例えばASR/SSR(空港監視レーダ及び二次監視レーダ)の目標データ、飛行計画データ等の飛行情報(目標追尾情報)を提供する外部システム1と、前記飛行情報に基づいて、時刻毎の着陸誘導機数を算出し、前記着陸誘導機数に応じてPARの時刻毎の追尾ビーム数を設定する制御手段2と、前記制御手段2により時刻毎の追尾ビーム数が制御されるPAR(精測進入レーダ)3と、から構成される。
より具体的には、制御手段2は外部システム1の飛行計画データ又はASR/SSR等の航空機の航跡データから、自空港に向かっている各航空機のPAR3覆域内への進入時刻と自空港への着陸時刻を算出する手段、各到着機の進入時刻と着陸時刻の関係から、時刻毎にPAR3の覆域内に存在する航空機の数(航空機数)を求める手段、その航空機数に応じたビームスケジュールに係る動作モード管理データを作成してPAR3に出力しPAR3を制御する手段、等を備える。PAR3は、この動作モード管理データに従って時刻毎に追尾ビームの数を増減する。
第1の実施形態のレーダ追尾方法は、図1(b)に示すように、外部システムから飛行情報を入力する第1のステップ(s1)と、前記飛行情報に基づいて、時刻毎の着陸誘導機数を算出する第2のステップ(s2)と、算出された着陸誘導機数に応じてPARの時刻毎の追尾ビーム数を制御する第3のステップ(ステップs3)と、から成る。
本実施形態によれば、着陸誘導を行う機数に応じて追尾ビームの数を増減することにより、PAR用アンテナを大型化する等、装置規模の大型化によらずに、最大同時追尾目標数を確保しつつ、更に追尾目標の探知能力を改善することが可能である。
つまり、着陸誘導機数が少ない時間帯は、追尾ビームの数を減らし、着陸誘導が必要な航空機に対して集中的に追尾ビームを照射することが可能となり、その結果探知能力を増すことができる。また、着陸誘導機数が多い場合は、通常のPARと同様に追尾ビーム数を増加することにより時分割での同時追尾が可能である。
(第2の実施形態)
(構成の説明)
次に、本発明のレーダ追尾装置、レーダ追尾方法の第2の実施形態として、レーダ管制装置へ適用した構成例により詳細に説明する。
図2は本発明の第2の実施形態のレーダ管制装置の構成を示す図である。本レーダ管制装置は、目標データを出力する外部システムのASR/SSR(空港監視レーダ及び二次監視レーダ)10と、飛行計画データを出力する外部システム40と、時刻毎にPAR(精測進入レーダ)の追尾ビーム数(時分割による同時追尾を行う目標数)を自動または手動で設定する機能を有する中央管制装置20と、中央管制装置20から得られる時刻と所要追尾ビーム数の関係を含む動作モード管理データに基づいて、追尾ビームのスケジュールとシステムタイミング(動作モード)が制御されるPAR30と、から構成される。
以下、中央管制装置20及びPAR30の構成及び各部の機能を説明する。
中央管制装置20は、通常のレーダ管制装置の中央管制装置と同等の機能を有する他、時刻毎のPARの追尾ビーム数を自動または手動で設定する手段として、追尾処理部21と、飛行計画操作卓22と、管制卓23と、座標変換部24と、着陸誘導時刻管理部25と、前記飛行計画操作卓22と管制卓23の何れか又は両方に設置された着陸誘導時刻表示制御部26と、を備える。各部の機能は以下の通りである。
追尾処理部21は、ASR/SSR10からの目標データ及び飛行計画データを元に追尾・識別して得られるASR/SSR座標の航跡データ(予測位置や追尾処理の速度ベクトル情報を含む)を生成する機能を有する。
座標変換部24は、前記航跡データをPAR30で原点とする座標系(PAR座標)のデータに変換する機能を有する。
飛行計画操作卓22は、外部システム40から飛行計画データを入力し、到着機分の飛行計画データを着陸誘導時刻管理部25に出力する機能を有し、管制卓23は、ASR/SSR座標の航跡データとPAR座標の航跡データを入力し、切り換え可能なASR/SSR画面とPAR画面によるレーダ表示を行う機能を有する。
着陸誘導時刻管理部25は、本発明の制御手段を構成するものであり、飛行計画による自動設定手段として、外部システム40から入力される飛行計画データの到着機の到着予定時刻(ETA:Estimate Time of Arrival)等を元に、PAR30の覆域内に入る時刻(進入時刻)と着陸する時刻(着陸時刻)を予測することにより、自空港に到着する目標の数や着陸誘導所要時間を算出し、時刻と追尾ビーム数の関係を示す動作モード管理データを作成し、PAR30に出力する機能を有する。
着陸誘導時刻表示制御部26は、本発明の表示制御手段を構成するものであり、操作性の観点から操作員が常時使用する飛行計画操作卓22と管制卓23の一方又はその両方に実装され、着陸誘導時刻管理部25が作成したPAR30に対する動作モード管理データ等の内容を表示する表示画面により、手動設定手段として、操作員の手動入力の操作により動作モード管理データ等の内容を変更する機能を有する。図2に示す構成例では、着陸誘導時刻表示制御部26を飛行計画操作卓22及び管制卓23の両方に実装しており、操作員の操作による手動データは何れかから着陸誘導時刻管理部25に出力可能である。
PAR30は、追尾制御部31と、送受信部32と、アンテナ33と、目標検出部34と、から構成される。各部の機能は以下の通りである。
追尾制御部31は、中央管制装置20から得られる動作モード管理データを元に、追尾ビーム数が変更される時刻に動作モードデータを更新し、PAR30の各構成装置に出力する機能を有する。また、この動作モードデータに応じて、追尾ビーム数、すなわち時分割での同時追尾目標数の変更を行う機能を有する。更に、目標検出部34から入力した目標検出データの中から予測位置付近の目標検出データを抽出し、その予測方向に対するビーム制御データをアンテナ33に対して設定する機能を有する。
送受信部32は、追尾制御部31から入力した動作モードデータに従い、システムタイミングを当該動作モードのタイミングに変更し、PAR30の各構成装置に出力する機能を有する。
アンテナ33は、追尾制御部31から受信した動作モードデータとビーム制御データ及び送受信部34からのシステムタイミングに基づいて追尾ビームを送受信し、受信信号を送受信部34に出力する機能を有する。
目標検出部34は、送受信部32から入力した受信ビデオデータから振幅に対するしきい値検出等の手法により目標を検出し、追尾等のための目標検出データとして追尾制御部31に出力する機能を有する。
(動作の説明)
次に、本発明の第2の実施形態の動作について図面を参照して詳細に説明する。
本実施形態の中央管制装置20における動作の概要は、ASR/SSR10の目標データから航跡データを生成して表示する動作と、飛行計画データからPAR30を制御する動作モード管理データを生成する動作に分かれる。
そこで最初に、追尾処理部21、座標変換部24及び管制卓23における航跡データの生成及び表示動作について説明する。
中央管制装置20の追尾処理部21は、ASR/SSR10から入力した目標の位置データ(距離、方位、高度)の中から、飛行計画操作卓22経由で入力した飛行計画データと一致するデータを真の目標データとして識別し、該目標データの追尾処理を行う。
追尾処理部21で得られたASR/SSR座標の航跡データ(予測位置や追尾処理の速度ベクトル情報を含む)は、座標変換部24においてPAR30で原点とする座標系(距離、方位、仰角)に変換され、着陸誘導時刻管理部25、管制卓23及びPAR30の追尾制御部31に出力される。
管制卓23は、ASR/SSR画面とPAR画面とに切り換え可能なレーダ表示画面を備えており、PAR画面において、ASR/SSR10の航跡データを元にしたPAR座標の航跡データを選択的に表示することが可能である。
これにより、操作員はPAR30がまだ追尾ビームの送受信を開始していない目標であっても、管制卓23のPAR画面で、ASR/SSR10で追尾中の目標として、当該目標を視認することができる。
次に、飛行計画操作卓22及び着陸誘導時刻管理部25における飛行計画データから動作モード管理データを生成する動作について説明する。
本実施形態の動作モード管理データを生成する動作は、第一に飛行計画を用いて目標航空機のPAR30の覆域内への進入時刻と自空港への着陸時刻とを予測し、第二に予測した進入時刻と着陸時刻とから着陸誘導予測時刻内の目標数を予測し、PAR30の動作モード管理データを生成するものである。
まず、飛行計画操作卓22及び着陸誘導時刻管理部25における飛行計画データから目標航空機の進入時刻と着陸時刻を算出(予測)する動作について説明する。
図3は飛行計画操作卓22及び着陸誘導時刻管理部25で扱う各種データを示す図である。同図(A)は飛行計画データ(一部)、着陸時の平均速度、着陸誘導予測時刻及び着陸誘導時刻の時間割等の各種データ、同図(B)は追尾ビーム数等を含む動作モード管理データである。
ここで飛行計画データには、到着機名、機種及び最終FIX(最終位置)が示されており、他に到着予定時刻(ETA)が含まれる。また、動作モード管理データは時刻対追尾ビーム数、動作モード等として示されている。
飛行計画操作卓22は、外部システムから入力された飛行計画データを参照し、その中から到着機分の飛行計画データを抽出し、着陸誘導時刻管理部25に出力する。
着陸誘導時刻管理部25は、入力された飛行計画データの内、到着機の機種、到着予定時刻(ETA)及び飛行経路FIX(飛行経路上の各座標)と、予めデータベースとして登録済みのPAR30の覆域、機種毎の平均速度及び最大遅延時間とに基づいて、到着機毎に進入時刻と着陸時刻を予測する。
まず、飛行計画データの最終FIXが自空港(記号RJZZで表す)の場合の例として、図3の到着機A1について述べる。
飛行計画データのETA(到着予定時刻)0020(時刻0時20分)は、自空港(またはその上空)への到着予定時刻である。このためPAR覆域内への進入時刻Ts1及び着陸時刻Te1は、次式により求められる。
Ts1=ETA(時刻0020)−R/v1
但し、
R:PAR覆域最大距離
v1:機種XXの平均速度
Te1=ETA(時刻0020)+Td1
但し、Td1:機種XXの最大遅延時間
なお、上式は簡易な例を示しており、飛行計画に登録された飛行経路データや、滑走路方向により定められた進入経路を用いて、より正確にPAR覆域境界から自空港までの飛行経路の距離を合算して上式のRを求めても良い。
次に、飛行計画データの最終FIXが自空港でない(最終FIX=FIX9で表す)場合の例として、図3の到着機A2について述べる。
図4は飛行計画データの最終FIXが自空港でない場合のPAR覆域の飛行例を示す図である。覆域最大距離R内の自空港からR9(FIX9〜RJZZ間)の経路距離に最終FIX=FIX9が位置している。
この場合は、到着機A2のPAR覆域内への進入時刻Ts2及び着陸時刻Te2は、簡易的には次式により求められる。
Ts2=(Te2−Td2)−R/v2
Te2=(ETA(FIX9の通過(到着)予定時刻0015)+R9/v2)+Td2
但し、R9:FIX9〜RJZZ間の経路距離
R:PAR覆域最大距離
v2:機種YYの平均速度
Td2:機種YYの最大遅延時間
ここでも、飛行計画データの飛行経路や進入経路を利用して、より詳細にTs2及びTe2を求めても良い。
以上のようにして着陸誘導時刻管理部25は、飛行計画データを元に各到着機A1、A2、A3等について、図3に示すような誘導機毎の進入時刻と着陸時刻、着陸誘導時刻の時間割を生成することが可能である。
次に、図3(A)に示す時間割データからPAR30に対する動作モード管理データを生成する動作を説明する。
着陸誘導時刻管理部25は、図3(A)に示す時間割から時刻毎に必要となる追尾ビームの数を求め、PAR30に対する時刻対追尾ビーム数等を含む動作モード管理データを生成し、PAR30の追尾制御部31及び中央管制装置20の着陸誘導時刻表示制御部26に出力する。
着陸誘導時刻表示制御部26はレーダ表示画面を備え、例えば図3(A)(B)に示す形態で各到着機に係る時間割を表示する。そのため操作員が手動により各到着機の時間割を編集することも可能である。
ここで着陸誘導時刻管理部25が生成する動作モード管理データの内容については、操作員が着陸誘導時刻表示制御部26において、図3(B)の各ケース(a)〜(c)から選択することを可能とする。
以下、図3(B)に示す各ケース(a)〜(c)について詳細に説明する。
図3(a):探知能力を重視するケース(追尾ビーム数最小)
探知能力を最優先とする場合は、追尾ビームの数を減らし、対象目標に集中的に追尾ビームを照射することが有効となる。従って、各目標の進入時刻から着陸時刻までに同時に存在する目標数を数えることにより、時刻毎の最小所要追尾目標数(最小所要追尾ビーム数)Nminが得られる。このNminの数に従ってPARの動作モードを設定する。このケースの場合、前記追尾ビーム数は時刻毎の着陸誘導機数とすることができる。
図3(b):動作モードの制御を簡易化するケース(追尾ビーム数最大)
動作モードの制御を簡略化するためには追尾ビーム照射中の動作モードの変更を禁止することが有効である。この場合は、着陸誘導時間帯が重なり合う航空機の最大数Nmaxに合わせ、動作モードを設定する。
このケースの場合としては、複数の着陸誘導時間帯が少なくとも一部で重なり合う場合として、前記複数の着陸誘導時間帯の前記追尾ビーム数は、前記複数の着陸誘導時間帯の着陸誘導機数の最大数とすることができる。
図3(c):上記(a)(b)の中間ケース
着陸誘導の初期は目標が比較的遠方に存在するので極力探知能力を重視するが、着陸誘導の終末では探知能力よりも制御簡易化を重視したい場合が考えられる。この場合は、図3(c)のように、追尾開始時はNminを優先し、追尾終了時はNmaxを優先(すなわち、動作モードを変更せず継続)するように、動作モードを設定する。
このケースの場合としては、複数の着陸誘導時間帯が一部で重なり合う場合として、前記複数の着陸誘導時間帯の前記追尾ビーム数は、前記複数の着陸誘導時間帯の最も早い追尾開始時から最も遅い追尾開始時までの期間は、該期間の時刻毎の着陸誘導機数とし、前記最も遅い追尾開始時から最も遅い追尾終了時までの期間は、該期間の着陸誘導機数の最大数とすることができる。
更に、図3(B)の各ケース(a)〜(c)の動作モードT1、T2の内容例について、以下、詳細に説明する。
図5は動作モードの例を示す図である。捜索無モード、捜索有モード及び高データレートモードの例である。これらの各動作モードについても、操作員が着陸誘導時刻表示制御部26により選択可能とする。
図5(1)(2):捜索無モード(T1、T2)
目標の探知性能を最重視する場合、追尾周期内の時間を、所要追尾目標数分の追尾ビームに割り当てる。
図5(3)(4):捜索有モード(ST1、ST2)
追尾と同時にPAR30でその覆域内を監視したい場合は、追尾周期内に捜索と追尾の両方の時間を割り当てる。すなわち図3のT1及びT2を、それぞれ図5(3)(4)のST1、ST2に置き換える。但し、この場合は、前記捜索無モードに比べ、追尾ビームの探知能力は低下する。
図5(3)(4):高データレートモード(DT1、DT2)
追尾の継続性を優先したい場合は、図5(5)(6)のように追尾データレート(追尾周期)を向上させる。すなわち図3のT1及びT2を、それぞれ図5(5)(6)のDT1、DT2に置き換える。
ここで、1追尾周期内の追尾ビーム数(追尾目標数)が増える毎に、1目標当たりのパルスヒット数が制限され探知能力が減少する。従って、追尾ビーム数に対しては、PAR30の運用上の要求に応じて、上限を設定する必要がある。
以上のような動作モードの動作を実現するために、着陸誘導時刻管理部25では時刻と追尾ビーム数の関係に加えて、PAR30の追尾周期内の航空機毎の追尾回数及び航空機の追尾順等を制御するデータを含む動作モード管理データを生成し、該動作モード管理データを着陸誘導時刻表示制御部26とPAR30の追尾制御部31に出力し、PAR30の航空機毎の追尾回数及び航空機の追尾順等の動作モードを制御することができる。
次に、PAR30の全般動作について説明する。
PAR30の追尾制御部31は、着陸誘導開始に先立ち着陸誘導時刻管理部25から動作モード管理データを入手し、その中の着陸誘導対象目標の進入時刻になった時点で、動作モード管理データで指定された追尾ビーム数を含む動作モードで当該目標機に対する追尾処理を行うよう待ち受けている。
着陸誘導対象機の位置は、ASR/SSR10で探知され、その航跡データが中央管制装置20の座標変換部24経由でPAR座標系に変換され、追尾制御部31に逐次入力される。
PAR30の追尾制御部31は、動作モード管理データとして事前入力した目標のPAR覆域内への進入時刻に達した時点で、動作モードデータを更新し、PAR30の各構成装置に送付すると共に、座標変換部24から入手した目標予測位置の方向に対するビーム制御データを生成し、アンテナ33に出力する。また送受信部32に対して、送信開始指示信号を出力する。
送受信部32は、追尾制御部31から入力した動作モードデータに応じたシステムタイミング信号を生成し、PAR30の各構成装置に出力すると共に、アンテナ33に対し、追尾ビームの送受信処理を行う。
これによりPAR30は、動作モード管理データに従って時刻毎に動作モードを変更して動作することが可能となる。
動作モードが変更された後の本実施形態のPARの動作は以下の通りである。
すなわち、アンテナ33は追尾ビームによる送受信を行い、送受信部32に受信信号を出力する。送受信部32はアンテナ33から受信した受信信号を受信ビデオデータとして目標検出部34に出力する。目標検出部34は前記受信ビデオデータにより目標検出処理を行い、その結果を目標検出データとして追尾制御部31に出力する。
次いで追尾制御部31は目標検出データの中から予測位置付近の目標検出データを抽出し、その予測方向に対するビーム制御データをアンテナ33に対して設定し、アンテナ33は次の追尾ビームを送受信する。以上の動作を繰り返すことにより追尾ビームによる目標追尾処理がなされる。
以下、本実施形態のPAR30の動作モード変更動作について、図3(B)のモード(a)、(c)の時刻Ts1及びTs2付近に着目して詳細に説明する。
図6は1目標当たりの追尾周期毎に動作モードを制御する動作例を示す図である。追尾制御部31がPAR内の各構成装置に動作モードの内容を指示した次の追尾周期に、その動作モードを適用する例を示している。但し、これらのタイミング制御手順は一例を示すものであり、本発明の実施形態の動作として制限するものではない。
まず、時刻Ts1付近の動作について説明する。
時刻Ts1よりも前の時刻では、操作員が着陸誘導時刻表示制御部26で設定した内容に従い、捜索有時は捜索ビームによりPAR覆域内の捜索処理を行い、捜索無時はビーム非送信状態で待機する。なお、捜索無時に非送信状態にすることはPARの電力消費量の低下にも寄与する。
追尾制御部31は、図6(1)に示すように、Ts1に達した次の追尾周期で、動作モード管理データ「T1」を送受信部32、アンテナ33、目標検出部34等のPAR各構成装置に送出する。更に追尾制御部31は、アンテナ33に対し、送受信開始前に、ASR/SSR10から入力した航跡データに基づいたビーム制御データを送出し、送受信部32に対して追尾ビームの送受信開始指示を出力する。
送受信部32は、図6(2)に示すように、追尾制御部31から動作モード管理データ「T1」を受けた次の追尾周期において、PAR30内部の各構成装置に動作モードに対応するシステムタイミング信号を出力する。また、そのシステムタイミングで送信信号をアンテナ33に送出し、アンテナ33経由で受信した信号から、受信ビデオデータを作成し、目標検出部34に出力する。
目標検出部34は、受信ビデオの振幅に対するしきい値検出等の手法により目標検出処理を行い、その結果として得られる目標検出データを追尾制御部31に出力する。
追尾制御部31は、目標検出データの中から最も目標として信頼性が高いデータ(例えば最も予測位置に近いデータ)を抽出し、次の追尾周期における目標位置を予測すると共に、その予測方向に対するビーム制御データをアンテナ33に対して設定する。
以上の動作を繰り返すことにより、動作モード「T1」での目標追尾処理がなされる。
次に、時刻Ts2での動作を説明する。
時刻Ts2に達した時点では、図6(1)に示すように、追尾制御部31は、次の動作モード管理データ「T2」をPAR30内の各構成装置に出力する。
また、図6(2)に示すように、この次の追尾周期において、各構成装置は動作モードを「T2」に一斉に切り替え、送受信部32から入力されるシステムタイミングに同期して動作する。ここで、システムタイミング制御を容易にするために、動作モード「T1」と「T2」の1パルス当たりの送受信タイミングは同一としても良い。
動作モード「T2」が適用されると、図6(3)(4)に示すように追尾周期内の時間を到着機A2とA1に対する処理に分割し、到着機A2とA1のそれぞれに対して追尾ビームの送受信処理を実施する。
ここで、到着機A2の初期追尾開始時は、ASR/SSR10の到着機A2に対する航跡データに基づきビーム制御データを生成する。
また、到着機A1に対しては、送受信パルスヒット数は、動作モード「T1」の約1/2に減少するが、減少したパルスヒット数での目標検出結果を元に、到着機A1に対する追尾処理を継続する。
以上の処理により、PAR30は到着機A1とA2の両目標を追尾する。
なお、目標をロストした場合は、通常のPARや一般的な追尾レーダと同様に、追尾処理部31は予め設定した追尾周期に渡り、予測位置に対する追尾を継続(コースト追尾)する。但し、コースト追尾終了後、目標を完全にロストした場合は、ASR/SSR10から当該目標の航跡データが継続的に入力されている場合、その航跡データに基づきビーム制御データを生成し、新たに追尾処理を再開する。
また、追尾終了については、図3で予測した着陸時刻Te1やTe2に追尾を終了するのではなく、当該目標がPARの覆域内に検出される限り、追尾処理を継続するものとする。
以上のように、本発明によれば、着陸誘導を行う目標数に応じて追尾ビーム数を変更できる。従って、着陸誘導対象機数が少ないときは1目標当たりの探知能力や追尾データレートを向上することができ、着陸誘導対象機数が多いときは、時分割での追尾ビーム送受信により多目標の同時着陸誘導が可能となる。
本実施形態によれば、着陸誘導を行う機数に応じて追尾ビームの数を増減する手段を提供しているから、PAR用アンテナを大型化する等の装置規模の大型化によらずに、最大同時追尾目標数を確保しつつ、追尾目標の探知能力を更に改善することが可能である。
これにより、着陸誘導機数が少ない時間帯は追尾ビームの数を減らし、当該着陸誘導目標に対して集中的に追尾ビームを照射することが可能となる。また、着陸誘導機数が多い場合は、追尾ビーム数を多くすることにより、時分割での同時追尾を可能としている。
(第3の実施形態)
以上の第2の実施形態では、動作モード管理データを飛行計画に基づいて作成する構成例を示したが、本発明のレーダ追尾装置、レーダ追尾方法及びプログラムは、動作モード管理データを追尾処理部21によるASR/SSR10の航跡データに基づいて作成するように構成することが可能である。
図7は本発明の第3の実施形態の中央管制装置の構成を示す図である。第3の実施形態においては、追尾処理部21、座標変換部24及び管制卓23による航跡データの生成及び表示動作は第2の実施形態と同様であるが、中央管制装置20の着陸誘導時刻管理部の構成及び機能は第2の実施形態と異なる。
第3の実施形態の着陸誘導時刻管理部27は、飛行情報として飛行計画データに代えて座標変換部24から出力される追跡データを入力する。つまり、着陸誘導時刻管理部27は、ASR/SSR10の追尾情報による自動設定手段として、ASR/SSR10からの目標データと、飛行計画操作卓22経由で入力された飛行計画データとを元に、追尾処理部21にて追尾・識別して得られるASR/SSR座標の航跡データを座標変換部24でPAR座標の航跡データとし、該航跡データの予測位置や追尾処理の速度ベクトル情報から、当該航跡が予め設定されたPAR30の覆域内に入る進入時刻と着陸する着陸時刻を予測することにより、動作モード管理データを作成してPAR30に出力する機能を有する。
次に、第3の実施形態において、ASR/SSR10の航跡データから目標航空機の進入時刻と着陸時刻を算出(予測)する動作について説明する。
中央管制装置20の追尾処理部21は、ASR/SSR10から入力した目標の位置データ(距離、方位、高度)の中から、飛行計画操作卓22経由で入力した飛行計画データと一致するデータを真の目標データとして識別し、該目標データの追尾処理を行う。
追尾処理部21で得られたASR/SSR座標の航跡データ(予測位置や追尾処理の速度ベクトル情報を含む)は、座標変換部24においてPAR30で原点とする座標系(距離、方位、仰角)に変換され、着陸誘導時刻管理部27、管制卓23及びPAR30の追尾制御部31に出力される。
管制卓23は、ASR/SSR画面とPAR画面とに切り換え可能なレーダ表示画面を備えており、PAR画面において、ASR/SSR10の航跡データを元にしたPAR座標の航跡データを選択的に表示することが可能である。
これにより、操作員はPAR30がまだ追尾ビームの送受信を開始していない目標であっても、管制卓23のPAR画面で、ASR/SSR10で追尾中の目標として、当該目標を視認することができる。
着陸誘導時刻管理部27は、座標変換部24から入力したPAR座標の航跡データの予測位置や追尾処理の速度ベクトル情報を利用することにより、予めデータベースとして登録済みのPAR30の覆域内に入る到着機毎の進入時刻と自空港への着陸時刻とを予測する。更に着陸誘導時刻管理部27は到着機毎の進入時刻と着陸時刻により時刻毎の着陸誘導を行う目標数から追尾ビーム数を算出する。
以上により、飛行計画データとASR/SSRでの航跡データから、図3(A)に示すような、到着機毎の進入時刻、着陸時刻及び着陸誘導時刻の時間割、追尾ビーム数等の時間割を得ることができるから、動作モード管理データを生成することが可能である。
本実施形態においても、着陸誘導時刻表示制御部26からの操作員の手動入力により動作モード管理データの編集が可能である。また、生成された動作モード管理データにより制御されるPAR30の図3、5、6に示す動作は第2の実施形態と同様であるからそれぞれの説明は省略する。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態として、飛行計画データと、飛行計画データとASR/SSRの航跡データとを利用することにより、着陸誘導時刻管理部での動作モード管理データの作成の精度を高めることが可能である。
図8は本発明の第4の実施形態の構成を示す図である。本実施形態では、着陸誘導時刻管理部28は、飛行計画データと追跡データとを入力し、飛行計画データにより第2の実施形態と同等の進入時刻、着陸時刻等を予測するとともに、飛行計画データとASR/SSRの航跡データに基づき、前記進入時刻の予測を修正する機能を有する。
前記航跡データに基づく予測方式では、目標がPAR覆域に近づくほど、その進入時刻の予測精度が高まるから、飛行計画による進入時刻の予測結果を目標がPAR覆域に近づいた時点で修正するために使用する。
例えばPAR覆域の外側に目標が迫ってきたことを検出するための空域を設定しておき、その空域内に目標が進入した時点で、進入(予測)時刻を飛行計画によるものから、航跡データによるものに変更することで実現できる。
着陸誘導時刻管理部28の進入時刻の修正は着陸誘導時刻表示制御部26からの操作員の手動入力により自動的に実行されるように設定可能に構成することができる。
本実施形態では着陸誘導時刻管理部28は、飛行計画データと、前記ASR/SSRの航跡データとを入力しているから、第2の実施形態(図2)と第3の実施形態(図7)の着陸誘導時刻管理部の各機能をも持たせることが可能であり、着陸誘導時刻表示制御部26からの操作員の手動入力により、飛行計画データと、前記ASR/SSRの航跡データの何れかに基づく動作モード管理データを生成可能とし、PAR30及び着陸誘導時刻表示制御部26に出力するように構成することが可能である。
つまり、着陸誘導時刻表示制御部26の手動入力により着陸誘導時刻管理部28によるPAR30の追尾ビーム数の制御のための飛行情報として飛行計画データ又は飛行計画データとASR/SSRに基づく航跡データの何れかを切り替え(選択)可能とすることができる。
更に、着陸誘導時刻表示制御部26は、飛行計画データ又は前記追跡データ等の飛行情報に基づく、航空機毎の着陸時の速度、進入時刻、着陸時刻及び着陸誘導時刻、追尾ビーム数の時間割を表示可能とし、手動入力により何れかを表示画面上で変更可能に構成することができる。
以上により、着陸誘導時刻管理部28は、飛行計画データ、ASR/SSRでの航跡データから、図3に示すような到着機毎の着陸誘導時刻及び追尾ビーム数等の時間割を生成でき、より高精度な動作モード管理データを出力することができる。本実施形態においても生成された動作モード管理データにより制御されるPAR30の図3、5、6に示す動作は第2の実施形態と同様であるからそれぞれの説明は省略する。
(他の実施形態)
次に、以上の実施形態の処理については、ハードウェアにより実行させることが可能であるとともに、ソフトウェアにより実行させることが可能である。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、以上の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶部をレーダ管制装置内の情報処理装置に備え、該装置のコンピュータ(CPU(Central Processing Unit))が前記プログラムコードを読み込み実行する。
また、プログラムコードを記憶した記憶媒体を使用し、この記憶媒体からプログラムコードを読み出し、前記記憶部に格納することができる。この場合、前記記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が以上説明した各実施形態の機能を実現する。
図9は各実施形態の処理をプログラムにより実行する本発明の情報処置装置の構成例を示す図である。本情報処理装置100は、バスにより相互に接続されたコンピュータを構成するCPU101、ROM、RAM(Random Access Memory)等を含む記憶部102、外部システムとの入力インタフェース部103、表示部及び操作部を含む表示制御部104及びPARとの出力インタフェース部105等を備える。
記憶部102には以上の実施形態の制御プログラムを含む各種プログラムが格納され、CPU102は記憶部102のプログラムを読み込み、読み込んだプログラムにより制御され、入力インタフェース部103から入力される外部システムからの飛行計画データやASR/SSRの航跡データ等の飛行情報と、表示制御部104からの指令に応じて、前述した各種機能を実現する処理を実行し、動作モード管理データを生成して出力インタフェース部103からPARに出力し、PARの追尾ビーム数等の動作モードを制御する。
以上のように本発明では、電子走査式アンテナ等を用いるPAR(精測進入レーダ)において、着陸誘導を行う航空機の数に応じて、追尾ビーム数を制御することにより、着陸誘導対象機に対する追尾ビームの照射時間を増し、探知能力を改善することができる。
具体的には、外部システム(外部機関)から入力される飛行計画の到着機に関するデータや、ASR(空港監視レーダ)及びSSR(二次監視レーダ)から得られる目標の航跡データに基づき、各到着機がPARの覆域内に在空する時刻範囲を求め、次に各時刻範囲における所要追尾ビーム数を求め、この追尾ビームを時分割で送受信するようPARの動作を制御する。
これにより、着陸誘導を行う目標機に対し、集中的に追尾ビームを照射することが可能となり、その結果パルスヒット数や追尾データレートが増加し、PARの探知能力を向上させることができる。
このように、時刻毎の着陸誘導機数に応じて追尾ビーム数を変更することができるため、着陸誘導機数が少ないときは探知能力を向上できる。また、着陸誘導機数が多いときは、通常のPARと同様に時分割で送受信する追尾ビーム数を多く設定し、多目標の着陸誘導が可能となる。
本発明の実施形態は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることはいうまでもない。
本発明は、航空機の飛行情報に基づいて、時刻毎にPARの追尾ビーム数を制御するものであるから、航空管制用のレーダ装置に適用可能である。
本発明の第1の実施形態のレーダ追尾装置及びレーダ追尾方法の構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態のレーダ管制装置の構成を示す図である。 飛行計画操作卓及び着陸誘導時刻管理部で扱う各種データを示す図である。 飛行計画データの最終FIXが自空港でない場合のPAR覆域の飛行例を示す図である。 動作モードの例を示す図である。 1目標当たりの追尾周期毎に動作モードを制御する動作例を示す図である。 本発明の第3の実施形態の中央管制装置の構成を示す図である。 本発明の第4の実施形態の構成を示す図である。 各実施形態の処理をプログラムにより実行する本発明の情報処置装置の構成例を示す図である。 本発明の関連技術のPARのビーム走査方法の一原理を示す図である。 本発明の関連技術のPARの追尾ビームの設定方法の例を示す図である。
符号の説明
1、40 外部システム
2 制御手段
3、30 PAR(Precision Approach Radar)
10 ASR/SSR
20 中央管制装置
21 飛行計画操作卓
22 追尾処理部
23 管制卓
24 座標変換部
25、27、28 着陸誘導時刻管理部
26 着陸誘導時刻表示制御部
30 PAR
31 追尾制御部
32 送受信部
33 アンテナ
34 目標検出部
100 情報処理装置
101 CPU
102 記憶部
103 入力インタフェース部
104 表示制御部
105 出力インタフェース部

Claims (34)

  1. PARを用いたレーダ追尾装置において、
    外部システムから入力した航空機の飛行情報に基づいて、時刻毎の着陸誘導機数を算出し、前記着陸誘導機数に応じてPARの時刻毎の追尾ビーム数を制御する制御手段を備えることを特徴とするレーダ追尾装置。
  2. 前記制御手段は、前記着陸誘導機数を航空機毎の覆域への進入時刻と着陸時刻を予測して算出し、前記時刻毎の追尾ビーム数を含む動作モード管理データを生成し、該動作モード管理データにより前記PARを制御することを特徴とする請求項1記載のレーダ追尾装置。
  3. 前記動作モード管理データには、前記PARの追尾周期内の航空機毎の追尾回数及び航空機の追尾順を制御するデータを含むことを特徴とする請求項1又は2記載のレーダ追尾装置。
  4. 前記制御手段が生成する前記動作モード管理データを手動入力により表示画面上で変更可能な表示制御手段を備えることを特徴とする請求項2又は3記載のレーダ追尾装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記飛行情報に基づく、航空機毎の着陸時の速度、進入時刻、着陸時刻及び着陸誘導時刻の時間割を表示可能であり、手動入力により何れかを表示画面上で変更可能であることを特徴とする請求項4記載のレーダ追尾装置。
  6. 前記追尾ビーム数は、時刻毎の着陸誘導機数とすることを特徴とする請求項1から5の何れかの請求項記載のレーダ追尾装置。
  7. 複数の着陸誘導時間帯が少なくとも一部で重なり合う場合、前記複数の着陸誘導時間帯の前記追尾ビーム数は、前記複数の着陸誘導時間帯の着陸誘導機数の最大数とすることを特徴とする請求項1から5の何れかの請求項記載のレーダ追尾装置。
  8. 複数の着陸誘導時間帯が一部で重なり合う場合、前記複数の着陸誘導時間帯の前記追尾ビーム数は、前記複数の着陸誘導時間帯の最も早い追尾開始時から最も遅い追尾開始時までの期間は、該期間の時刻毎の着陸誘導機数とし、前記最も遅い追尾開始時から最も遅い追尾終了時までの期間は、該期間の着陸誘導機数の最大数とすることを特徴とする請求項1から5の何れかの請求項記載のレーダ追尾装置。
  9. 前記飛行情報は、飛行計画データであることを特徴とする請求項1から8の何れかの請求項記載のレーダ追尾装置。
  10. 前記飛行情報は、飛行計画データとASR/SSRに基づく航跡データであることを特徴とする請求項1から8の何れかの請求項記載のレーダ追尾装置。
  11. 前記飛行情報は、前記表示制御手段の手動入力により飛行計画データ又は飛行計画データとASR/SSRに基づく航跡データの何れかに切り替え可能であることを特徴とする請求項1から8の何れかの請求項記載のレーダ追尾装置。
  12. 前記飛行情報は、飛行計画データ及び飛行計画データとASR/SSRに基づく航跡データであり、前記制御手段は、飛行計画データにより生成した少なくとも進入時刻を前記航跡データに基づく進入時刻により補正することを特徴とする請求項2から5の何れかの請求項記載のレーダ追尾装置。
  13. PARを用いたレーダ追尾方法において、
    外部システムから航空機の飛行情報を入力する第1のステップと、前記飛行情報に基づいて時刻毎の着陸誘導機数を算出する第2のステップと、前記着陸誘導機数に応じてPARの時刻毎の追尾ビーム数を制御する第3のステップと、を含むことを特徴とするレーダ追尾方法。
  14. 前記第2のステップは、前記着陸誘導機数を航空機毎の覆域への進入時刻と着陸時刻を予測して算出し、前記時刻毎の追尾ビーム数を含む動作モード管理データを生成し、前記第3のステップは前記動作モード管理データにより前記PARを制御することを特徴とする請求項13記載のレーダ追尾方法。
  15. 前記動作モード管理データには、前記PARの追尾周期内の航空機毎の追尾回数及び航空機の追尾順を制御するデータを含むことを特徴とする請求項14記載のレーダ追尾方法。
  16. 前記動作モード管理データは手動入力により表示画面上で変更可能であることを特徴とする請求項14又は15記載のレーダ追尾方法。
  17. 前記第3のステップは、前記追尾ビーム数を時刻毎の着陸誘導機数として制御することを特徴とする請求項13から16の何れかの請求項記載のレーダ追尾方法。
  18. 前記第3のステップは、複数の着陸誘導時間帯が少なくとも一部で重なり合う場合、前記複数の着陸誘導時間帯の前記追尾ビーム数を、前記複数の着陸誘導時間帯の着陸誘導機数の最大数として制御することを特徴とする請求項13から16の何れかの請求項記載のレーダ追尾方法。
  19. 前記第3のステップは、複数の着陸誘導時間帯が一部で重なり合う場合、前記複数の着陸誘導時間帯の前記追尾ビーム数を、前記複数の着陸誘導時間帯の最も早い追尾開始時から最も遅い追尾開始時までの期間は、該期間の時刻毎の着陸誘導機数とし、前記最も遅い追尾開始時から最も遅い追尾終了時までの期間は、該期間の着陸誘導機数の最大数として制御することを特徴とする請求項13から16の何れかの請求項記載のレーダ追尾方法。
  20. 前記飛行情報は、飛行計画データであることを特徴とする請求項13から19の何れかの請求項記載のレーダ追尾方法。
  21. 前記飛行情報は、飛行計画データとASR/SSRに基づく航跡データであることを特徴とする請求項13から19の何れかの請求項記載のレーダ追尾方法。
  22. 前記飛行情報は、手動入力により飛行計画データ又は飛行計画データとASR/SSRに基づく航跡データの何れかに切り替え可能であることを特徴とする請求項13から19の何れかの請求項記載のレーダ追尾方法。
  23. 前記飛行情報は、飛行計画データ及び飛行計画データとASR/SSRに基づく航跡データであり、前記第2のステップは、飛行計画データにより生成した少なくとも進入時刻を前記航跡データに基づく進入時刻により補正することを特徴とする請求項14から16の何れかの請求項記載のレーダ追尾方法。
  24. PARを用いたレーダ追尾装置のプログラムにおいて、コンピュータに、
    外部システムから航空機の飛行情報を入力する第1のステップと、前記飛行情報に基づいて時刻毎の着陸誘導機数を算出する第2のステップと、前記着陸誘導機数に応じてPARの時刻毎の追尾ビーム数を制御する第3のステップと、を実行させることを特徴とするプログラム。
  25. 前記第2のステップは、前記着陸誘導機数を航空機毎の覆域への進入時刻と着陸時刻を予測して算出し、前記時刻毎の追尾ビーム数を含む動作モード管理データを生成し、前記第3のステップは前記動作モード管理データにより前記PARを制御することを特徴とする請求項24記載のプログラム。
  26. 前記動作モード管理データには、前記PARの追尾周期内の航空機毎の追尾回数及び航空機の追尾順を制御するデータを含むことを特徴とする請求項25記載のプログラム。
  27. 前記動作モード管理データは手動入力により表示画面上で変更可能であることを特徴とする請求項25又は26記載のプログラム。
  28. 前記第3のステップは、前記追尾ビーム数を時刻毎の着陸誘導機数として制御することを特徴とする請求項24から27の何れかの請求項記載のプログラム。
  29. 前記第3のステップは、複数の着陸誘導時間帯が少なくとも一部で重なり合う場合、前記複数の着陸誘導時間帯の前記追尾ビーム数を、前記複数の着陸誘導時間帯の着陸誘導機数の最大数として制御することを特徴とする請求項24から27の何れかの請求項記載のプログラム。
  30. 前記第3のステップは、複数の着陸誘導時間帯が一部で重なり合う場合、前記複数の着陸誘導時間帯の前記追尾ビーム数を、前記複数の着陸誘導時間帯の最も早い追尾開始時から最も遅い追尾開始時までの期間は、該期間の時刻毎の着陸誘導機数とし、前記最も遅い追尾開始時から最も遅い追尾終了時までの期間は、該期間の着陸誘導機数の最大数として制御することを特徴とする請求項24から27の何れかの請求項記載のプログラム。
  31. 前記飛行情報は、飛行計画データであることを特徴とする請求項24から30の何れかの請求項記載のプログラム。
  32. 前記飛行情報は、飛行計画データとASR/SSRに基づく航跡データであることを特徴とする請求項24から30の何れかの請求項記載のプログラム。
  33. 前記飛行情報は、手動入力により飛行計画データ又は飛行計画データとASR/SSRに基づく航跡データの何れかに切り替え可能であることを特徴とする請求項24から30の何れかの請求項記載のプログラム。
  34. 前記飛行情報は、飛行計画データ及び飛行計画データとASR/SSRに基づく航跡データであり、前記第2のステップは、飛行計画データにより生成した少なくとも進入時刻を前記航跡データに基づく進入時刻により補正することを特徴とする請求項25から27の何れかの請求項記載のプログラム。
JP2008333379A 2008-12-26 2008-12-26 レーダ追尾装置、レーダ追尾方法及びプログラム Active JP5422998B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008333379A JP5422998B2 (ja) 2008-12-26 2008-12-26 レーダ追尾装置、レーダ追尾方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008333379A JP5422998B2 (ja) 2008-12-26 2008-12-26 レーダ追尾装置、レーダ追尾方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010156547A true JP2010156547A (ja) 2010-07-15
JP5422998B2 JP5422998B2 (ja) 2014-02-19

Family

ID=42574576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008333379A Active JP5422998B2 (ja) 2008-12-26 2008-12-26 レーダ追尾装置、レーダ追尾方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5422998B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012058173A (ja) * 2010-09-13 2012-03-22 Toshiba Corp 精測進入レーダ及びレーダ表示処理方法
CN111458705A (zh) * 2020-03-18 2020-07-28 四川九洲防控科技有限责任公司 一种单脉冲雷达测高方法、电子设备及存储介质
CN111929655A (zh) * 2020-09-08 2020-11-13 中国电子科技集团公司第三十八研究所 一种汽车毫米波雷达道路目标跟踪方法及系统

Citations (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62179682A (ja) * 1986-02-01 1987-08-06 Nec Corp レ−ダ管制権引継方式
JPH01262492A (ja) * 1988-04-13 1989-10-19 Mitsubishi Electric Corp レーダ装置
JPH0392785A (ja) * 1989-09-05 1991-04-17 Nec Corp 到着時刻自動検出装置
JPH03115886A (ja) * 1989-09-29 1991-05-16 Nec Corp 精測進入レーダ
JPH03115885A (ja) * 1989-09-29 1991-05-16 Nec Corp 精測進入レーダ
JPH03170893A (ja) * 1989-11-30 1991-07-24 Nec Corp レーダ管制引継装置
JPH03242579A (ja) * 1990-02-20 1991-10-29 Nec Corp 精測進入レーダ
JPH03282389A (ja) * 1990-03-30 1991-12-12 Nec Corp 精測進入レーダ
JPH049787A (ja) * 1990-04-27 1992-01-14 Nec Corp レーダ装置
JPH04155286A (ja) * 1990-10-18 1992-05-28 Nec Corp 精測進入レーダ
JPH04168389A (ja) * 1990-10-31 1992-06-16 Nec Corp 精測進入レーダ
JPH06273522A (ja) * 1993-03-23 1994-09-30 Nec Corp 三次元レーダー装置
JPH08248117A (ja) * 1995-03-10 1996-09-27 Nec Corp レーダ装置
JP2000075027A (ja) * 1998-08-28 2000-03-14 Nec Corp 到着時刻算出装置
JP2004340615A (ja) * 2003-05-13 2004-12-02 Toshiba Corp 標定レーダ装置
JP2006242842A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Mitsubishi Electric Corp レーダ装置
JP2008197034A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Nec Corp 電子走査式精測レーダ装置および目標追尾方法

Patent Citations (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62179682A (ja) * 1986-02-01 1987-08-06 Nec Corp レ−ダ管制権引継方式
JPH01262492A (ja) * 1988-04-13 1989-10-19 Mitsubishi Electric Corp レーダ装置
JPH0392785A (ja) * 1989-09-05 1991-04-17 Nec Corp 到着時刻自動検出装置
JPH03115886A (ja) * 1989-09-29 1991-05-16 Nec Corp 精測進入レーダ
JPH03115885A (ja) * 1989-09-29 1991-05-16 Nec Corp 精測進入レーダ
JPH03170893A (ja) * 1989-11-30 1991-07-24 Nec Corp レーダ管制引継装置
JPH03242579A (ja) * 1990-02-20 1991-10-29 Nec Corp 精測進入レーダ
JPH03282389A (ja) * 1990-03-30 1991-12-12 Nec Corp 精測進入レーダ
JPH049787A (ja) * 1990-04-27 1992-01-14 Nec Corp レーダ装置
JPH04155286A (ja) * 1990-10-18 1992-05-28 Nec Corp 精測進入レーダ
JPH04168389A (ja) * 1990-10-31 1992-06-16 Nec Corp 精測進入レーダ
JPH06273522A (ja) * 1993-03-23 1994-09-30 Nec Corp 三次元レーダー装置
JPH08248117A (ja) * 1995-03-10 1996-09-27 Nec Corp レーダ装置
JP2000075027A (ja) * 1998-08-28 2000-03-14 Nec Corp 到着時刻算出装置
JP2004340615A (ja) * 2003-05-13 2004-12-02 Toshiba Corp 標定レーダ装置
JP2006242842A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Mitsubishi Electric Corp レーダ装置
JP2008197034A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Nec Corp 電子走査式精測レーダ装置および目標追尾方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012058173A (ja) * 2010-09-13 2012-03-22 Toshiba Corp 精測進入レーダ及びレーダ表示処理方法
CN111458705A (zh) * 2020-03-18 2020-07-28 四川九洲防控科技有限责任公司 一种单脉冲雷达测高方法、电子设备及存储介质
CN111458705B (zh) * 2020-03-18 2023-06-20 四川九洲防控科技有限责任公司 一种单脉冲雷达测高方法、电子设备及存储介质
CN111929655A (zh) * 2020-09-08 2020-11-13 中国电子科技集团公司第三十八研究所 一种汽车毫米波雷达道路目标跟踪方法及系统
CN111929655B (zh) * 2020-09-08 2023-07-14 中国电子科技集团公司第三十八研究所 一种汽车毫米波雷达道路目标跟踪方法及系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP5422998B2 (ja) 2014-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105842700B (zh) 车辆雷达系统及控制其的方法
JP4925845B2 (ja) マルチセンサ制御システム
JP4962036B2 (ja) 電子走査式精測レーダ装置および目標追尾方法
JP5422998B2 (ja) レーダ追尾装置、レーダ追尾方法及びプログラム
JP2000284049A (ja) レーダ統合追尾方式
JP5846248B2 (ja) レーダ装置、及びその制御方法
KR102197086B1 (ko) 대공 표적 추적을 위한 표적 정밀 추적 장치 및 방법
JP2012168060A (ja) 精測進入レーダ、精測進入レーダ制御方法およびその制御用プログラム
JP2546053B2 (ja) 精測進入レーダ
CN104020468B (zh) 一种基于二次雷达的近距离目标更新周期的计算方法
CN114667459A (zh) 雷达及雷达的数据处理方法、可移动平台、存储介质
JP5549790B1 (ja) レーダ装置、及びその制御方法
JP5003619B2 (ja) 信号処理装置
JPH08248117A (ja) レーダ装置
JP6139193B2 (ja) レーダ表示装置
US20220283291A1 (en) Foreign-object detection system
JP2006258482A (ja) 電子走査レーダのビーム制御装置
JP2006220451A (ja) レーダ装置
JPH03242579A (ja) 精測進入レーダ
JP2775986B2 (ja) レーダ装置
JP2013181737A (ja) 飛しょう体誘導システム及び目標角度情報の取得方法
JP2663708B2 (ja) 電子走査式アンテナ追尾レーダ装置
JP2586808B2 (ja) レーダ装置
JP2012007956A (ja) レーダ情報処理装置及びレーダ情報処理プログラム
JP2001278198A (ja) ビーム指向制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110411

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20110706

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131029

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131111

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5422998

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150