JP2010155558A - ヘッドレストを備えた車両用シート構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ヘッドレスト下端部を中心に該ヘッドレスト本体8を前方へ回動させる回動機構15と、該ヘッドレストの上端部の前方への回動を付勢する付勢手段、該付勢手段の付勢に抗して該ヘッドレストの回動をロックするロック手段、シートバックに加わる乗員の後方荷重が所定大きさ以上になったときに該ロック手段によるロックを解除する応動手段からなる後突時回動手段を設けて車両シートを構成し、車両の後突を予知又は検出したときに、上記回動機構15により、上記ヘッドレスト本体8を前方へ回動させる。
【選択図】図8
Description
上記ヘッドレストの下端部を中心に該ヘッドレストの上端部を前方へ回動させる回動機構と、
車両の後突を予知又は検出したときに、上記回動機構により、上記ヘッドレスト上端部を前方へ回動させる後突時回動手段とを備えていることを特徴とする。
上記シートバックは、略水平状態になるまで前方へ倒れるように設けられており、
上記回動機構は、上記ヘッドレスト上端部を、上記シートバックが前方へ倒れて略水平状態になったときには上記ヘッドレストが上記シートバックの上端部において下方へ折れた格納状態になるまで前方へ回動することができるように構成されていることを特徴とする。
上記後突時回動手段は、上記ヘッドレスト上端部の前方への回動を付勢する付勢手段と、該付勢手段の付勢に抗して上記ヘッドレスト上端部の前方への回動をロックするロック手段と、上記シートバックに加わる乗員の後方荷重が所定大きさ以上になったときに上記ロック手段によるロックを解除するように応動する応動手段とを備えていることを特徴する。
上記ヘッドレストは、その内部にフレームを備え、
上記ロック手段は、上記ヘッドレスト内部のフレームの後側に配置されていることを特徴とする。
上記ヘッドレストは、上記シートバックに支持される基部と、該基部に支持され上記回動機構によって前方へ回動する回動部とからなり、
上記ロック手段は、上記基部及び回動部のうちの一方に固定された固定係合部と、上記基部及び回動部のうちの他方に設けられ上記固定係合部に係合して上記ヘッドレスト上端部が前方へ回動することをロックする可動係合部とを備え、
上記応動手段と上記可動係合部とは、該応動手段の上記応動によって該可動係合部が上記固定係合部に対する係合位置から離脱するように連結されていることを特徴とする。
上記シートバックは、略水平状態になるまで前方へ倒伏するように設けられており、
上記回動機構は、上記シートバックが前方へ倒伏したときに上記ヘッドレストが上記シートバックの上端部において下方へ折れた格納状態になるまで、上記ヘッドレスト上端部を前方へ回動することができるように構成されており、
上記応動手段とは別に、上記ヘッドレスト上端部を該ヘッドレストが上記格納状態になるまで前方へ回動させる格納操作手段を備え、
上記格納操作手段は、上記ヘッドレストの格納操作時に上記ロック手段の可動係合部が固定係合部に対する係合位置から離脱するように、該可動係合部に連結していることを特徴とする。
上記後突時回動手段による上記ヘッドレスト上端部の前方への回動角度は、上記格納操作手段による上記ヘッドレスト上端部の前方への回動角度よりも小さく、
上記応動手段によって上記可動係合部を上記固定係合部に対する係合位置から離脱させる方向と、上記格納操作手段によって上記可動係合部を上記固定係合部に対する係合位置から離脱させる方向とが相異なることを特徴とする。
図7に示すように、固定係合部材27が第1可動係合部材21に係合し、後席シート2のヘッドレスト本体8はシートバック3に起立状態に保持されている。
車両後面に衝突が発生し、後席シート2のシートバック3に凭れている乗員による後方荷重が所定大きさ以上になると、受圧板17は、その前方への撓み量が小さくなるように変形する。その結果、受圧板17の下側突出部17bが付勢手段28の付勢に抗して下方へ移動して、操作ケーブル18のインナケーブル17aが下方へ牽引される。そのため、第1可動係合部材21は、固定係合部材27に対する係合位置から下方へ移動して外れる。これにより、ヘッドレスト本体8は、ヒンジピン15の部分に設けた付勢手段16の付勢により前方へ回動する。
図5に示す状態において、操作紐11が牽引操作されると、まず、第2可動係合部材22が、スプリング26の牽引付勢に抗して、操作紐11の前側部分11bにより上方へ引かれ、固定係合部材27に対する係合位置から上方へ移動して外れる。さらに、操作紐11の後側部分11aの弛みがなくなって、該後側部分11aを介して第1可動係合部材21が上方へ引かれ、固定可動部材27に対する係合位置から上方へ移動して外れる。このとき、受圧板17はその撓み量が大きくなるように変形する。
2 後席シート
3 シートバック
4 シートクッション
6 ヘッドレスト
7 ポール
8 ヘッドレスト本体
9 ロック支持体
11 操作紐
14 ヘッドレストフレーム
15 ヒンジピン(回動機構)
16 付勢手段(巻きバネ)
17 受圧板(応動手段)
21 第1可動係合部材
22 第2可動係合部材
27 固定係合部材
Claims (7)
- シートバックの上端部にヘッドレストを備えた車両用シート構造であって、
上記ヘッドレストの下端部を中心に該ヘッドレストの上端部を前方へ回動させる回動機構と、
車両の後突を予知又は検出したときに、上記回動機構により、上記ヘッドレスト上端部を前方へ回動させる後突時回動手段とを備えていることを特徴とするヘッドレストを備えた車両用シート構造。 - 請求項1において、
上記シートバックは、略水平状態になるまで前方へ倒れるように設けられており、
上記回動機構は、上記ヘッドレスト上端部を、上記シートバックが前方へ倒れて略水平状態になったときには上記ヘッドレストが上記シートバックの上端部において下方へ折れた格納状態になるまで前方へ回動することができるように構成されていることを特徴とするヘッドレストを備えた車両用シート構造。 - 請求項1において、
上記後突時回動手段は、上記ヘッドレスト上端部の前方への回動を付勢する付勢手段と、該付勢手段の付勢に抗して上記ヘッドレスト上端部の前方への回動をロックするロック手段と、上記シートバックに加わる乗員の後方荷重が所定大きさ以上になったときに上記ロック手段によるロックを解除するように応動する応動手段とを備えていることを特徴するヘッドレストを備えた車両用シート構造。 - 請求項3において、
上記ヘッドレストは、その内部にフレームを備え、
上記ロック手段は、上記ヘッドレスト内部のフレームの後側に配置されていることを特徴とするヘッドレストを備えた車両用シート構造。 - 請求項3において、
上記ヘッドレストは、上記シートバックに支持される基部と、該基部に支持され上記回動機構によって前方へ回動する回動部とからなり、
上記ロック手段は、上記基部及び回動部のうちの一方に固定された固定係合部と、上記基部及び回動部のうちの他方に設けられ上記固定係合部に係合して上記ヘッドレスト上端部が前方へ回動することをロックする可動係合部とを備え、
上記応動手段と上記可動係合部とは、該応動手段の上記応動によって該可動係合部が上記固定係合部に対する係合位置から離脱するように連結されていることを特徴とするヘッドレストを備えた車両用シート構造。 - 請求項5において、
上記シートバックは、略水平状態になるまで前方へ倒れるように設けられ、
上記回動機構は、上記ヘッドレスト上端部を、上記シートバックが前方へ倒れて略水平状態になったときには上記ヘッドレストが上記シートバックの上端部において下方へ折れた格納状態になるまで前方へ回動することができるように構成されており、
上記応動手段とは別に、上記ヘッドレスト上端部を上記ヘッドレストが上記格納状態になるまで前方へ回動させる格納操作手段を備え、
上記格納操作手段は、上記ヘッドレストの格納操作時に上記ロック手段の可動係合部が固定係合部に対する係合位置から離脱するように、該可動係合部に連結されていることを特徴とするヘッドレストを備えた車両用シート構造。 - 請求項6において、
上記後突時回動手段による上記ヘッドレスト上端部の前方への回動角度は、上記格納操作手段による上記ヘッドレスト上端部の前方への回動角度よりも小さく、
上記応動手段によって上記可動係合部を上記固定係合部に対する係合位置から離脱させる方向と、上記格納操作手段によって上記可動係合部を上記固定係合部に対する係合位置から離脱させる方向とが相異なることを特徴とするヘッドレストを備えた車両用シート構造。
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JP2004008493A (ja) * | 2002-06-07 | 2004-01-15 | Toyo Seat Co Ltd | 車両用シートのヘッドレスト装置 |
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