JP2010154608A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力電圧が変動しても所望の出力電圧の安定化を図ることが可能で、その出力電圧のリプルも低減可能な電源装置の提供。
【解決手段】第1の期間には、SW2、SW3のみがオンとなり、入力電圧VINでキャパシタC1が充電される。コンパレータ2は、キャパシタC1の充電電圧VCを許容充電電圧(VOS−VIN)と比較し、キャパシタC1の充電電圧VCが許容充電電圧になると、充電完了信号S1を出力する。信号S1に基づき、SW2、SW3がオンからオフになってキャパシタC1の充電が停止され、キャパシタC1の充電電圧VCは許容充電電圧となる。第2の期間には、SW1、SW4のみがオンとなり、入力電圧VINにキャパシタC1の充電電圧VCが電圧加算され、この加算された電圧が出力電圧VOUTになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、DC−DCコンバータなどの電源装置に関する。
従来、DC−DCコンバータの一例として、昇圧型のチャージポンプ回路が知られている(例えば特許文献1参照)。
チャージポンプ回路は、第1の期間にキャパシタを入力電圧で充電し、キャパシタの充電電圧は入力電圧と同じになる。第2の期間に入力電圧とそのキャパシタの充電電圧とを電圧加算して出力電圧として出力するようになっている。
このようなチャージポンプ回路の出力電圧は、入力電圧に入力電圧と同じ電圧であるキャパシタの充電電圧が電圧加算された電圧になる。従って、入力電圧が電池電圧のように電圧低下する電源の場合、その電圧低下によって出力電圧が変動するため、入力電圧に依存しない安定化された電源にならない回路構成であった。
このため、チャージポンプ回路を使用して出力電圧の安定化を図るために、以下のような方法を採用していた。
(1)第1の方法は、チャージポンプ回路の後段に新たにシリーズレギュレータを接続し、出力電圧の安定化を図る。
(2)第2の方法は、チャージポンプ回路の出力電圧をモニタし、出力電圧が所定値より電圧が高い場合には、チャージポンプ回路のスイッチング素子の動作を停止させて昇圧動作(電圧変換動作)を停止させ、出力電圧が所定値より電圧が低い場合には、チャージポンプ回路のスイッチング素子の動作を開始させて昇圧動作(電圧変換動作)を開始させて出力電圧の安定化を図る。
しかし、第1の方法では、チャージポンプ回路の出力電圧の安定化を図るために、チャージポンプ回路の後段に新たにシリーズレギュレータを接続する必要がある。
また、第2の方法では、出力電圧の安定化のために、出力に設けられた出力キャパシタが過充電の場合にはスイッチング動作の停止、あるいは出力に設けられた出力キャパシタが充電不足の場合には、スイッチング動作を開始させる必要がある。このため、スイッチング動作のオンオフ動作を繰り返すため、特に負荷電流が大きくなると出力キャパシタの充電過不足が頻繁になり、出力電圧のリプル電圧が大きくなり、そのリプル電圧の低減化が望まれる。
特開2006−271191号公報
そこで、本発明の幾つかの態様の目的は、シリーズレギュレータなどを設けることなく入力電圧に依存しない安定化された出力電圧を得ることが可能で、その出力電圧の電圧変換動作に起因するリプル電圧も低減可能な電源装置を提供することにある。
上記の課題を解決し本発明の目的を達成するために、本発明の各態様は、以下のように構成される。
本発明の第1の態様は、第1の期間にキャパシタを入力電圧で充電し、第2の期間に前記入力電圧と前記キャパシタの充電電圧とを電圧加算して出力電圧として出力する電源装置であって、前記第1の期間に前記キャパシタの充電電圧を許容充電電圧と比較し、前記キャパシタの充電電圧が前記許容充電電圧になったときに、前記キャパシタの充電を停止させる充電制御回路を備える。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記許容充電電圧は、設定出力電圧と前記入力電圧との差の電圧である。
本発明の第3の態様は、キャパシタと、第1の期間にオンし、前記キャパシタを入力電圧で充電させる第1のスイッチング素子と、第2の期間にオンし、前記入力電圧と前記キャパシタの充電電圧とを電圧加算し、当該加算電圧を出力電圧として出力させる第2のスイッチング素子と、前記第1の期間に、前記キャパシタの充電電圧を許容充電電圧と比較し、前記キャパシタの充電電圧が前記許容充電電圧になったときに、前記第1のスイッチング素子をオンからオフに切り換える充電制御回路と、を備える。
本発明の第4の態様は、第3の態様において、前記充電制御回路は、設定出力電圧と前記入力電圧と差の電圧を、前記許容充電電圧として生成する許容充電電圧生成回路と、前記第1の期間に、前記キャパシタの充電電圧を前記許容充電電圧生成回路が生成する前記許容充電電圧と比較し、前記キャパシタの充電電圧が前記許容充電電圧になったときに、充電完了信号を出力するコンパレータと、前記コンパレータから前記充電完了信号が出力されたときに、前記充電完了信号に基づいて前記第1のスイッチング素子をオンからオフに切り換えるゲート回路と、を備える。
このような構成の本発明の態様によれば、シリーズレギュレータなどを設けることなく入力電圧に依存しない安定化された出力電圧を得ることが可能で、その出力電圧の電圧変換動作に起因するリプル電圧も低減することが可能となる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(本発明の原理)
図1は、本発明の原理を説明する図である。
本発明は、図1に示すように、スイッチSW1〜SW4と、キャパシタC1と、出力キャパシタC2と、許容充電電圧生成回路1と、コンパレータ2とを備え、入力電圧VINに基づいて所望の入力電圧に依存しない安定化された出力電圧VOUTを生成する。
許容充電電圧生成回路1は、入力電圧VINと設定出力電圧VOSとの差の電圧である許容充電電圧(VOS−VIN)を生成し、この許容充電電圧(VOS−VIN)をコンパレータ2に出力する。ここで、設定出力電圧VOSとは、負荷として接続されるIC等のデバイスから要求される電圧値や、負荷電流となるデバイスの消費電流等による電圧降下分等を考慮した上で、出力電圧VOUTとして設定する所望の電圧値をいう。
コンパレータ2は、キャパシタC1の充電電圧VCを許容充電電圧(VOS−VIN)と比較し、キャパシタC1の充電電圧VCが許容充電電圧(VOS−VIN)になると、充電完了信号S1を出力する。
次に、このような構成の本発明の動作原理について、図1および図2を参照して説明する。
本発明は、第1の期間(充電期間)の動作と第2の期間(転送期間)の動作とを交互に繰り返すようになっている。
第1の期間では、スイッチSW2、SW3がオンし、スイッチSW1、SW4がオフすることにより、入力電圧VINによってキャパシタC1の充電が行われる。また、第1の期間では、コンパレータ2は、キャパシタC1の充電電圧VCを許容充電電圧生成回路1が生成する許容充電電圧(VOS−VIN)と比較し、キャパシタC1の充電電圧VCが許容充電電圧(VOS−VIN)になると、充電完了信号S1を出力する。
その充電完了信号S1に基づいて、スイッチSW2、SW3がオンからオフに切り換わる(図2参照)。これにより、キャパシタC1は充電が停止(完了)する。このとき、キャパシタC1の充電電圧VCは、許容充電電圧(VOS−VIN)となる。
一方、第2の期間では、図2に示すように、スイッチSW2、SW3はオフを継続し、スイッチSW1、SW4がオフからオンに切り換わる。これにより、入力電圧VINにキャパシタC1の充電電圧VCが電圧加算され、この加算された電圧(VIN+VC)が出力電圧VOUTになる。
このように得られる出力電圧VOUTは、次の(1)式のようになる。
VOUT=VIN+VC
=VIN+(VOS−VIN)
=VOS ・・・・(1)
ここで、例えば、設定出力電圧VOSを3.3〔V〕、入力電圧VINを2.5〔V〕とすると、許容充電電圧(VOS−VIN)は0.8〔V〕となり、キャパシタC1の充電電圧VCは0.8〔V〕となる。このため、出力電圧VOUTは設定出力電圧VOSの3.3〔V〕となる。
(1)式によれば、仮に入力電圧VINが変動しても、その入力電圧VINの変動は相殺されて、出力電圧VOUTは所望の値である設定出力電圧VOSに維持され、入力電圧に依存しない出力電圧VOUTが得られて安定化電源とすることができる。
すなわち、例えば入力電圧VINが2.5〔V〕の場合には、上記のように出力電圧VOUTは設定出力電圧VOSの3.3〔V〕となる。
一方、例えば入力電圧VINが2.5〔V〕から2.3〔V〕に低下したとすると、許容充電電圧(VOS−VIN)は1.0〔V〕に増加し、キャパシタC1の充電電圧VCは1.0〔V〕となる。このため、出力電圧VOUTは設定出力電圧VOSの3.3〔V〕となって低下することはなく、安定化が図れる。
なお、接続されるデバイスによる負荷電流が大きく、電圧変換スイッチング動作に使用するスイッチSW1〜SW4のオン抵抗及びコンデンサの等価直列抵抗等による電圧降下分が無視できなくなる場合は、この電圧降下分をあらかじめ考慮した設定出力電圧値にする必要がある。
(実施形態)
本発明の電源装置の実施形態について、図3を参照して説明する。
本発明の実施形態は、図3に示すように、スイッチング素子であるMOSトランジスM1〜M4と、充電用のキャパシタC1と、出力キャパシタC2と、許容充電電圧生成回路1と、コンパレータ2と、ゲート回路3、4とを備え、入力電圧VINに基づいて所望の出力電圧VOUTを生成する。
ここで、図3のMOSトランジスタM1〜M4は、図1のスイッチSW1〜SW4に相当する。また、許容充電電圧生成回路1、コンパレータ2、およびゲート回路3、4などが充電制御回路を構成する。
MOSトランジスタM1、M3は、入力端子5とグランドとの間に直列に接続される。MOSトランジスタM1のゲートにはクロックCLKが入力され、クロックCLKによってMOSトランジスタM1はオンオフ制御される。MOSトランジスタM3のゲートにはゲート回路3の出力信号が入力され、ゲート回路3の出力信号によってMOSトランジスタM3はオンオフ制御される。
MOSトランジスタM2、M4は、入力端子5と出力端子6との間に直列に接続される。MOSトランジスタM2のゲートにはゲート回路4の出力信号が入力され、ゲート回路の出力信号によってMOSトランジスタM2はオンオフ制御される。MOSトランジスタM4のゲートにはクロックCLKが入力され、クロックCLKによってMOSトランジスタM4はオンオフ制御される。
許容充電電圧生成回路1およびコンパレータ2は、図1の許容充電電圧生成回路1およびコンパレータ2と同様に構成する。
ゲート回路3は、MOSトランジスタM3のゲートに入力されるクロックCLKの通過を制御する回路であり、クロックCLKの通過はコンパレータ2からの充電完了信号S1によって後述のように制御される。
ゲート回路4は、MOSトランジスタM2のゲートの入力信号、すなわち、クロックCLKをインバータ7で論理反転した反転信号の通過を制御する回路であり、そのクロックCLKの反転信号の通過はコンパレータ2からの充電完了信号S1によって後述のように制御される。
次に、このような構成の実施形態の動作について、図3を参照して説明する。
この実施形態は、図3に示すようにクロックCLKによって動作し、例えばクロックCLKがHレベルの期間には図2の第1の期間の動作を行い、クロックCLKがLレベルの期間には図2の第2の期間の動作を行う。
まず、クロックCLKがHレベルの期間には、MOSトランジスタM2、M3がオンになり、MOSトランジスタM1、M4がオフになるので、入力電圧VINによってキャパシタC1の充電が行われる。
また、クロックCLKがHレベルの期間では、コンパレータ2がキャパシタC1の充電電圧VCを許容充電電圧生成回路1が生成する許容充電電圧(VOS−VIN)と比較し、キャパシタC1の充電電圧VCが許容充電電圧(VOS−VIN)になると、充電完了信号S1を出力する。
その充電完了信号S1は、ゲート回路3、4にそれぞれ供給される。このため、ゲート回路3は、その充電完了信号S1に基づいてクロックCLKの通過を停止させMOSトランジスタM3をオンからオフに切り換えさせる。また、ゲート回路4は、その充電完了信号S1に基づいてインバータ7からの出力信号の通過を停止させMOSトランジスタM2をオンからオフに切り換えさせる。これにより、キャパシタC1は充電が停止(完了)する。このとき、キャパシタC1の充電電圧VCは、許容充電電圧(VOS−VIN)となる。従って、キャパシタC1に所望の出力電圧を得るために必要な電圧以上の過剰な充電を禁止することできる。
一方、クロックCLKがLレベルの期間には、MOSトランジスタM2、M3がオフの状態を継続し、MOSトランジスタM1、M4がオフからオンに切り換わる。これにより、入力電圧VINにキャパシタC1の充電電圧VCが電圧加算され、この加算電圧(VIN+VC)が出力電圧VOUTになる。このように得られる出力電圧VOUTは、上記の(1)式のようになる。従って、従来回路のようなキャパシタC1による所望の出力電圧を得るために必要な電圧以上の過剰な電圧を加算しないのでリプル電圧も低減できる。
以上のように、本実施形態によれば、仮に入力電圧VINが変動しても、その入力電圧VINの変動は許容充電電圧により調節されて、出力電圧VOUTは所望の値である設定出力電圧VOSに維持され、出力電圧VOUTの安定化を図ることができる。
従って、本実施形態によれば、従来のようにシリーズレギュレータなどを設けることなく出力電圧の安定化を図ることができる。更に、出力コンデンサC2に過剰な電荷を蓄積することもなくなるので、出力電圧に含まれるリプル電圧も低減することができる。
次に、許容充電電圧生成回路1の具体的な構成について、図4を参照して説明する。
許容充電電圧生成回路1は、図4に示すように、差動増幅回路8と、出力回路9と、位相補償回路10と、を備えている。
差動増幅回路8は、設定出力電圧VOSの1/2の電圧と、出力回路9の抵抗R1、R2の共通接続部の電圧とを入力し、この入力に基づいて差動増幅を行う。このため、差動増幅回路8は、差動対を構成するP型のMOSトランジスタM11、M12と、定電流源として機能するP型のMOSトランジスタM13と、カレントミラーを構成し負荷として機能するN型のMOSトランジスタM14、M15と、を備えている。
ここで、設定出力電圧VOSの1/2の電圧は、別に用意された基準電圧(図示しない)から所望の設定出力電圧VOSの1/2の電圧を生成する。
MOSトランジスタM11のゲートには、設定出力電圧VOSの1/2の電圧である、(VOS/2)が供給される。MOSトランジスタM12のゲートには、出力回路9の抵抗R1、R2の共通接続部の電圧が供給(帰還)される。MOSトランジスタM13のゲートには、所定のバイアス電圧VBが印加される。また、MOSトランジスタM13のソースには、電源電圧VDDが供給される。
出力回路9は、差動増幅回路8の出力電圧を入力し、この入力に基づいて出力電圧VOを生成出力するとともに、抵抗R1、R2の共通接続部の電圧を差動増幅回路8のMOSトランジスタM12のゲートに帰還させる。このため、出力回路9は、N型のMOSトランジスタM16、および抵抗R1、R2からなる。
MOSトランジスタM16、抵抗R1、および抵抗R2は直列接続され、抵抗R2の一端側に入力電圧VINが供給され、MOSトランジスタM16のソースがグランドに接続されている。ここで、抵抗R1、R2の抵抗値は、1:1になるように設定されている。MOSトランジスタM16のゲートに、MOSトランジスタM14のドレイン電圧が供給される。また、MOSトランジスタM16と抵抗R1の共通接続部から出力電圧VOを得るようになっている。
位相補償回路10は、キャパシタC3と抵抗R3が直列接続され、この直列回路がMOSトランジスタM16のゲートとドレインの間に接続されている。
次に、このような構成からなる許容充電電圧生成回路1の動作について、図4を参照して説明する。
図4に示すように、差動増幅回路8のMOSトランジスタM11、M12は、差動対を構成する。そして、MOSトランジスタM11のゲートには、設定出力電圧VOSの1/2の電圧である(VOS/2)が供給される。さらに、MOSトランジスタM12のゲートには、出力回路9の抵抗R1、R2の共通接続部の電圧が帰還される。このため、出力回路9の抵抗R1、R2の共通接続部の電圧は、(VOS/2)となる。
ここで、抵抗R2の一端に入力電圧VINが印加され、抵抗R2の他端の電圧、すなわち抵抗R1、R2の共通接続部の電圧は(VOS/2)のため、抵抗R2の両端の電位差は〔VIN−(VOS/2)〕となる。
また、抵抗R1、R2の抵抗値は1:1の関係、すなわち同じ抵抗値であるので、抵抗R1、R2には同じ電流が流れる。このため、抵抗R1の両端の電位差は、抵抗R2の両端の電位差と同様に〔VIN−(VOS/2)〕となる。
従って、出力回路9の出力電圧VOは、(2)式のようになる。
VO=VIN−〔VIN−(VOS/2)〕×2
=VIN−2×VIN−VOS
=VIN−VOS ・・・・(2)
(その他の実施形態)
図3の実施形態では、入力電圧VINで充電するキャパシタC1が1つの場合について説明した。
しかし、他の実施形態として、図5(A)に示すように、キャパシタC1に代えて複数のキャパシタ(例えば2つのキャパシタC1a、C1b)を用意し、第1の期間に、その2つのキャパシタC1a、C1bを直列接続して入力電圧VINで充電するようにしても良い。
この場合には、コンパレータ2は、直列接続される2つのキャパシタC1a、C1bの充電電圧を、許容充電電圧(VOS−VIN)と比較することになる。また、第2の期間には、図5(B)に示すように、キャパシタC1a、C1bは並列接続され、入力電圧VINに並列接続されたキャパシタC1a、C1bの充電電圧が電圧加算され、この加算された電圧が出力電圧となる。
本発明の原理を説明する図である。 本発明の動作を説明する図である。 本発明の実施形態の構成を示す図である。 許容充電電圧生成回路の具体的な構成を示す回路図である。 本発明の他の実施形態の概略構成を説明する図である。
符号の説明
SW1〜SW4・・・スイッチ、C1・・・キャパシタ、M1〜M4・・・MOSトランジスタ、1・・・許容充電電圧生成回路、2・・・コンパレータ、3、4・・・ゲート回路

Claims (4)

  1. 第1の期間にキャパシタを入力電圧で充電し、第2の期間に前記入力電圧と前記キャパシタの充電電圧とを電圧加算して出力電圧として出力する電源装置であって、
    前記第1の期間に前記キャパシタの充電電圧を許容充電電圧と比較し、前記キャパシタの充電電圧が前記許容充電電圧になったときに、前記キャパシタの充電を停止させる充電制御回路を備えることを特徴とする電源装置。
  2. 前記許容充電電圧は、設定出力電圧と前記入力電圧との差の電圧であることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. キャパシタと、
    第1の期間にオンし、前記キャパシタを入力電圧で充電させる第1のスイッチング素子と、
    第2の期間にオンし、前記入力電圧と前記キャパシタの充電電圧とを電圧加算し、当該加算電圧を出力電圧として出力させる第2のスイッチング素子と、
    前記第1の期間に、前記キャパシタの充電電圧を許容充電電圧と比較し、前記キャパシタの充電電圧が前記許容充電電圧になったときに、前記第1のスイッチング素子をオンからオフに切り換える充電制御回路と、
    を備えることを特徴とする電源装置。
  4. 前記充電制御回路は、
    設定出力電圧と前記入力電圧と差の電圧を、前記許容充電電圧として生成する許容充電電圧生成回路と、
    前記第1の期間に、前記キャパシタの充電電圧を前記許容充電電圧生成回路が生成する前記許容充電電圧と比較し、前記キャパシタの充電電圧が前記許容充電電圧になったときに、充電完了信号を出力するコンパレータと、
    前記コンパレータから前記充電完了信号が出力されたときに、前記充電完了信号に基づいて前記第1のスイッチング素子をオンからオフに切り換えるゲート回路と、
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の電源装置。
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