JP6224365B2 - 電源装置及び半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電源装置及び半導体装置に関するものである。
近年、携帯型電子機器をはじめとする電子機器では、省電力化が求められている一方、回路の複雑化により使用する内部電源電圧が多電源化している。これら複数の電源電圧を効率良く発生させることが、電子機器の消費電流を削減する上で重要になっている。
そこで、負荷の大きさに応じてシリーズレギュレータとチャージポンプとを組み合わせて動作させることにより、電源電圧を効率良く生成するようにした電源回路が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。例えば、上記電源回路では、シリーズレギュレータを常時動作させるとともに、負荷が軽負荷である場合にチャージポンプの動作を停止させ、負荷が重負荷である場合にチャージポンプを動作させる。これにより、軽負荷時にはシリーズレギュレータのみが動作し、重負荷時にはシリーズレギュレータとチャージポンプの双方が動作する。但し、上記電源回路では、シリーズレギュレータにおける出力電圧の目標値が、チャージポンプにおける出力電圧の目標値よりもわずかに小さくなるように設定されている。このため、重負荷時においては、出力電圧がチャージポンプにおける目標値に近づくと、シリーズレギュレータの出力トランジスタがオフ状態に維持される。これにより、重負荷時においては、実質的には、チャージポンプのみによって出力電圧が生成される。このように、上記電源回路では、軽負荷時にはシリーズレギュレータによって出力電圧が生成され、重負荷時にはチャージポンプによって出力電圧が生成される。
特開2004−007994号公報 特開2002−300769号公報
ところで、上記電源回路では、上述したように、シリーズレギュレータにおける出力電圧の目標値と、チャージポンプにおける出力電圧の目標値とが異なる電圧値に設定されている。このため、シリーズレギュレータにより出力電圧を生成する動作モードと、チャージポンプにより出力電圧を生成する動作モードとで出力電圧の電圧値が変動するという問題が生じる。すなわち、上記電源回路では、負荷の軽重によって出力電圧の電圧値が変動するため、ロードレギュレーションが悪いという問題がある。
本発明の一観点によれば、出力電圧に基づいて第1制御信号を生成する制御部と、前記第1制御信号及び第1入力電圧に基づいて第1出力電流を、前記出力電圧が出力される出力端子に出力する出力部と、を有するシリーズレギュレータと、第2入力電圧に基づいて、前記出力端子に第2出力電流を出力するスイッチングレギュレータと、前記第1制御信号に基づいて、前記スイッチングレギュレータのスイッチング周波数を制御する第2制御信号を生成する制御回路と、を有する。
本発明の一観点によれば、ロードレギュレーションを改善することができるという効果を奏する。
第1実施形態の電源回路を示すブロック図。 第1実施形態の電源回路を示すブロック回路図。 第1実施形態の電源回路の動作を示す波形図。 第1実施形態の電源回路の変換効率を示す特性図。 電源回路の適用例を示すブロック回路図。 第2実施形態の電源回路を示すブロック回路図。 (a)〜(c)は、第2実施形態の電源回路の変換効率を示す特性図。
(第1実施形態)
以下、図1〜図5に従って第1実施形態を説明する。
図1に示すように、電源回路1は、出力電圧Voが出力される出力端子Toに出力端子が接続されたシリーズレギュレータ10と、出力端子Toに出力端子が接続されたスイッチングレギュレータ20と、制御回路30と、出力端子Toに接続されたコンデンサC1とを有している。
シリーズレギュレータ10は、出力電圧Voに基づいて制御信号SG1を生成する制御部11と、入力電圧Vinを入力し、その入力電圧Vinと制御信号SG1に基づいて、出力電流Io1を出力端子Toに出力する出力部12とを有している。ここで、入力電圧Vinは、出力電圧Voよりも高い電圧である。例えば入力電圧Vinは、出力電圧Voの目標値よりも高い電圧値の電圧である。
制御回路30は、制御信号SG1に基づいて、スイッチングレギュレータ20のスイッチング周波数を制御する制御信号SG2を生成する。
スイッチングレギュレータ20は、入力電圧VDDを入力し、その入力電圧VDDと制御信号SG2に基づいて、出力電流Io2を出力端子Toに出力する。ここで、入力電圧VDDは、例えば入力電圧Vinとは異なる電圧である。例えば、入力電圧VDDは、入力電圧Vinよりも低く、且つ出力電圧Voよりも低い電圧である。すなわち、この場合の入力電圧VDDは、出力電圧Voの目標値よりも低い電圧値の電圧である。このような入力電圧VDDは、例えば図示しない電源回路により入力電圧Vinから生成された電圧である。
コンデンサC1の第1端子は、出力端子Toに接続されている。このコンデンサC1の第2端子は、入力電圧Vin及び入力電圧VDDよりも低い電位の電源線(例えば、グランドGND)に接続されている。そして、出力端子ToからコンデンサC1の両端電圧である出力電圧Voが、出力端子Toに接続される負荷(図示略)に供給される。このコンデンサC1は、出力電圧Voを平滑化する平滑化回路に含まれる。なお、入力電圧Vin、入力電圧VDD及び出力電圧Voの電圧値の一例としては、例えば入力電圧Vinが2.5V、入力電圧VDDが1.0V、出力電圧Voの目標値が1.3Vに設定されている。
また、出力端子Toには、出力電流Ioが出力される。すなわち、出力端子Toに接続される負荷(図示略)には、出力電流Ioが出力される。この出力電流Ioは、シリーズレギュレータ10から出力される出力電流Io1と、スイッチングレギュレータ20から出力される出力電流Io2とを足し合わせた電流である。
このような電源回路1では、シリーズレギュレータ10とスイッチングレギュレータ20とが協動して、入力電圧Vinよりも低く、入力電圧VDDよりも高い出力電圧Voを生成するようになっている。
次に、図2に従ってシリーズレギュレータ10の内部構成の一例について説明する。
シリーズレギュレータ10は、抵抗R1,R2と、誤差増幅回路13と、基準電源E1とを含む制御部11と、出力トランジスタTP10を含む出力部12と、上記コンデンサC1とを有している。このように、本例のシリーズレギュレータ10は、低電圧降下(LDO:Low Drop Out)レギュレータである。
誤差増幅回路13の非反転入力端子には、出力電圧Voに応じた帰還電圧VFBが供給される。本実施形態では、誤差増幅回路13の非反転入力端子に、抵抗R1,R2により生成された帰還電圧VFBが供給される。具体的には、抵抗R1の第1端子には、出力端子Toが接続されることにより、出力電圧Voが帰還される。また、抵抗R1の第2端子が抵抗R2の第1端子に接続され、その抵抗R2の第2端子がグランドGNDに接続されている。そして、これら抵抗R1,R2間の接続点が誤差増幅回路13の非反転入力端子に接続されている。ここで、抵抗R1,R2は、それぞれの抵抗値に応じて、出力電圧Voを分圧した帰還電圧VFBを生成する。この帰還電圧VFBの値は、抵抗R1,R2の抵抗値の比と、出力電圧VoとグランドGNDの電位差とに対応する。このため、抵抗R1,R2は、出力電圧Voに比例した帰還電圧VFBを生成することになる。
誤差増幅回路13の反転入力端子には、基準電源E1にて生成される基準電圧Vr1が供給される。なお、基準電圧Vr1の電圧値は、出力電圧Voの目標値(目標電圧)に応じて設定されている。誤差増幅回路13の出力端子は、出力トランジスタTP10の制御端子(例えば、ゲート端子)に接続されている。
誤差増幅回路13は、帰還電圧VFBと基準電圧Vr1とを比較し、両電圧の差電圧を増幅した上記制御信号SG1を出力トランジスタTP10のゲート端子に供給する。
出力トランジスタTP10は、例えばPチャネルMOSトランジスタである。出力トランジスタTP10の第1端子(例えば、ソース端子)には、入力電圧Vinが供給される電源線(以下、Vin電源線とも称する。)に接続されている。出力トランジスタTP10の第2端子(例えば、ドレイン端子)には、出力端子Toが接続されている。すなわち、出力トランジスタTP10は、Vin電源線と出力端子Toとの間に接続されている。また、出力トランジスタTP10の第2端子は、抵抗R1を介して誤差増幅回路13の非反転入力端子に接続されるとともに、抵抗R1,R2を介してグランドGNDに接続されている。
このようなシリーズレギュレータ10では、制御信号SG1によって、抵抗R1,R2間の接続点の電圧(帰還電圧VFB)が基準電圧Vr1と等しくなるように出力トランジスタTP10のオン抵抗が制御される。そして、出力トランジスタTP10のオン抵抗と入力電圧Vinとに応じた出力電流Io1を、シリーズレギュレータ10の出力端子(ここでは、出力トランジスタTP10の第2端子)から出力端子Toに出力する。
次に、制御回路30の内部構成の一例について説明する。
制御回路30は、シリーズレギュレータ10の出力トランジスタTP10に流れる出力電流Io1を検出する電流検出回路31と、電流検出回路31の検出結果に基づいて上記制御信号SG2を生成する比較回路32とを有している。
電流検出回路31は、トランジスタTP30と、抵抗R3とを有している。トランジスタTP30は、例えば出力トランジスタTP10と同じ導電型のMOSトランジスタである。本例では、トランジスタTP30は、PチャネルMOSトランジスタである。このトランジスタTP30の制御端子(例えば、ゲート端子)には、誤差増幅回路13の出力端子が接続されており、制御信号SG1が供給される。このトランジスタTP30の制御端子は出力トランジスタTP10の制御端子と接続されている。また、トランジスタTP30の第1端子(例えば、ソース端子)は、Vin電源線に接続されている。そして、トランジスタTP30の第2端子(例えば、ドレイン端子)は、抵抗R3の第1端子に接続されている。このように、トランジスタTP30は、出力トランジスタTP10にカレントミラー接続されている。したがって、これらトランジスタTP30と出力トランジスタTP10とはカレントミラー回路に含まれる。
これらトランジスタTP30と出力トランジスタTP10を含むカレントミラー回路は、トランジスタTP30と出力トランジスタTP10との電気的特性に応じて、出力トランジスタTP10に流れる出力電流Io1に比例した電流IsをトランジスタTP30に流す。すなわち、トランジスタTP30には、出力電流Io1に応じた電流Isが流れる。ここで、トランジスタTP30と出力トランジスタTP10との素子サイズ比は、例えばトランジスタTP30の素子サイズ:出力トランジスタTP10の素子サイズ=1:Nに設定されている。すなわち、上記カレントミラー回路では、ミラー比が1/Nに設定されている。このため、例えばNを「1000」に設定した場合には、出力電流Io1の1/1000倍の電流値を持つ電流IsがトランジスタTP30に流れる。
上記抵抗R3の第2端子はグランドGNDに接続されている。トランジスタTP30と抵抗R3との間のノードN1は、比較回路32の非反転入力端子に接続されている。これにより、抵抗R3の第1端子の電圧が検出電圧Vsとして比較回路32の非反転入力端子に供給される。すなわち、出力電流Io1に応じた電流Isが抵抗R3によって電流電圧変換され、その電流電圧変換された検出電圧Vsが比較回路32の非反転入力端子に供給される。
比較回路32の反転入力端子には、基準電源E2にて生成される基準電圧Vr2が供給される。ここで、基準電圧Vr2は、シリーズレギュレータ10のみで出力電圧Voを生成する動作モードと、シリーズレギュレータ10とスイッチングレギュレータ20とによって出力電圧Voを生成する動作モードとを切り替えるタイミングを決定するための基準信号である。
比較回路32の出力端子は、スイッチングレギュレータ20内のアンド回路21に接続されている。比較回路32は、検出電圧Vsと基準電圧Vr2との比較結果に応じた制御信号SG2を生成する。例えば、比較回路32は、検出電圧Vsが基準電圧Vr2よりも高い場合にはHレベル(例えば、入力電圧Vinレベル)の制御信号SG2を生成し、検出電圧Vsが基準電圧Vr2よりも低い場合にはLレベル(例えば、グランドGNDレベル)の制御信号SG2を生成する。この制御信号SG2は、スイッチングレギュレータ20内のアンド回路21に供給される。
次に、スイッチングレギュレータ20の内部構成の一例について説明する。
スイッチングレギュレータ20は、アンド回路21と、インバータ回路23,24と、コンデンサC2と、ダイオードD1,D2と、上記コンデンサC1とを有している。このように、本例のスイッチングレギュレータ20は、昇圧型のチャージポンプである。
アンド回路21には、上記制御信号SG2が供給される。また、アンド回路21には、発振器40から所定の周期Tを有する周期信号CKが供給される。この周期信号CKは、例えばパルス信号である。
アンド回路21は、制御信号SG2と周期信号CKとを論理積演算した結果を持つ出力信号SG3を、インバータ回路23に出力する。ここで、出力信号SG3は、スイッチングレギュレータ20のクロック信号となる。すなわち、出力信号SG3の周波数がスイッチングレギュレータ20のスイッチング周波数と等しくなる。
例えば、アンド回路21は、Hレベルの制御信号SG2に応答して、周期信号CKと同等の信号レベルを持つ出力信号SG3をインバータ回路23に出力する。また、アンド回路21は、Lレベルの制御信号SG2に応答して、周期信号CKの信号レベルに関わらず、Lレベル(例えば、グランドGNDレベル)固定の出力信号SG3を出力する。すなわち、この場合のアンド回路21は、周期信号CKを無効化する無効化回路として機能する。このため、Lレベルの制御信号SG2によって、出力信号SG3の周波数、つまりスイッチングレギュレータ20のスイッチング周波数が可変されることになる。
インバータ回路23は、出力信号SG3を論理反転した出力信号SG4をインバータ回路24に出力する。
インバータ回路24は、PチャネルMOSトランジスタTP20とNチャネルMOSトランジスタTN20とを有している。これらトランジスタTP20,TN20の制御端子(例えば、ゲート端子)には、インバータ回路23の出力端子が接続されており、インバータ回路23の出力信号SG4が供給される。トランジスタTP20の第1端子(例えば、ソース端子)には、入力電圧VDDが供給される電源線(以下、VDD電源線とも称する)が接続されている。トランジスタTP20の第2端子(例えば、ドレイン端子)には、トランジスタTN20の第1端子(例えば、ドレイン端子)が接続されている。トランジスタTN20の第2端子(例えば、ソース端子)には、グランドGNDが接続されている。このインバータ回路24は、入力電圧VDDにより動作する。
トランジスタTP20とトランジスタTN20との間のノードN2は、コンデンサC2の第1端子に接続されている。コンデンサC2の第2端子は、ダイオードD1のカソードに接続されている。ダイオードD1のアノードはVDD電源線に接続されている。コンデンサC2とダイオードD1との間の接続点は、ダイオードD2のアノードに接続されている。ダイオードD2のカソードは、出力端子Toに接続されている。このダイオードD2のカソードは、シリーズレギュレータ10の出力端子に接続されるとともに、コンデンサC1の第1端子にも接続されている。すなわち、スイッチングレギュレータ20の出力端子は、出力端子Toと、シリーズレギュレータ10の出力端子と、コンデンサC1の第1端子に接続されている。
このようなスイッチングレギュレータ20では、出力信号SG3がLレベルになると、つまり出力信号SG4がHレベル(例えば、入力電圧VDDレベル)になると、VDD電源線からダイオードD1及びコンデンサC2を通じてグランドGNDに向かって電流が流れる。この電流によりコンデンサC2が充電され、コンデンサC2の端子電圧が入力電圧VDDと等しくなる。一方、出力信号SG3がHレベル(例えば、入力電圧VDDレベル)になると、つまり出力信号SG4がLレベル(例えば、グランドGNDレベル)になると、VDD電源線からダイオードD1,D2を通じて出力端子Toに向かって出力電流Io2が流れる。この出力電流Io2によりコンデンサC1が充電される。なお、出力信号SG3がHレベルとなる期間では、シリーズレギュレータ10からも出力電流Io1が出力されるため、その出力電流Io1と上記出力電流Io2とによってコンデンサC1が充電されることになる。
このようなスイッチングレギュレータ20のみで生成される出力電圧は、出力端子Toに接続される負荷と、出力電流Io2の平均値とを乗算した電圧値となる。なお、本例のスイッチングレギュレータ20のみで生成される出力電圧の上限は、(入力電圧VDD×2−ダイオードD1,D2の順方向降下電圧×2)で制限される。また、出力電流Io2の平均値は、クロック入力として入力される出力信号SG3の周波数(つまり、スイッチング周波数)に比例する。このため、スイッチングレギュレータ20のみで生成される出力電圧は、出力信号SG3の周波数(つまり、スイッチング周波数)に比例する。したがって、上述のように制御信号SG2によって出力信号SG3の周波数が可変されると、出力電流Io2の平均値が調整されるとともに、スイッチングレギュレータ20のみで生成される出力電圧の電圧値が調整される。
本実施形態において、電源回路1は電源装置の一例、出力トランジスタTP10は第1トランジスタの一例、トランジスタTP30は第2トランジスタの一例、抵抗R3は電流電圧変換回路の一例、アンド回路21は無効化回路の一例である。また、制御信号SG1は第1制御信号の一例、制御信号SG2は第2制御信号の一例、入力電圧Vinは第1入力電圧の一例、入力電圧VDDは第2入力電圧の一例、出力電流Io1は第1出力電流の一例、出力電流Io2は第2出力電流の一例、基準電圧Vr1は第2基準電圧の一例、基準電圧Vr2は第1基準電圧の一例である。また、出力信号SG3は出力信号の一例、Vin電源線は第1電源線の一例、電流値Ithは所定値の一例である。
次に、図3に従って上記電源回路1の動作について説明する。なお、図3において、縦軸及び横軸は、説明を簡潔にするため、適宜拡大、縮小して示している。
まず、出力端子Toに接続される負荷が軽負荷であり、出力電流Ioが小さくなる期間Taにおける電源回路1の動作について説明する。
図3の時刻t1のように出力電流Ioが小さい場合には、出力電流Io1の電流値も小さいため、その出力電流Io1に応じた検出電圧Vsも低くなる。このとき、検出電圧Vsが基準電圧Vr2よりも低いと、比較回路32からLレベルの制御信号SG2が出力される。すると、アンド回路21は、Lレベルの制御信号SG2に応答して、周期信号CKの信号レベルに関わらず、Lレベル固定の出力信号SG3を出力する。このとき、スイッチングレギュレータ20では、Lレベルの出力信号SG3に応答して、インバータ回路23からHレベルの出力信号SG4が出力され、トランジスタTP20がオフされトランジスタTN20がオンされる。すると、VDD電源線からダイオードD1及びコンデンサC2を通じてグランドGNDに向かって電流が流れ、コンデンサC2が充電される。このため、この出力信号SG3がLレベルの期間では、スイッチングレギュレータ20から出力電流Io2は出力されない。このように、出力電流Ioが小さく、検出電圧Vsが基準電圧Vr2よりも低い場合には、スイッチングレギュレータ20のクロック入力となる出力信号SG3がLレベル固定となるため、スイッチングレギュレータ20の動作が停止状態となる。
その一方で、上記期間Taにおけるシリーズレギュレータ10では、出力電圧Voに応じた帰還電圧VFBが基準電圧Vr1と等しくなるように、出力トランジスタTP10のオン抵抗が制御される。すなわち、期間Taにおけるシリーズレギュレータ10は、帰還電圧VFBと基準電圧Vr1との誤差が0(ゼロ)に近づくように、出力トランジスタTP10のオン抵抗が制御される。これにより、期間Taにおける出力電圧Voは、基準電圧Vr1及び抵抗R1,R2に応じた目標値(=(R1+R2)×Vr1/R2)に維持される。
以上説明したように、出力端子Toに接続される負荷が軽負荷の期間Taでは、シリーズレギュレータ10とスイッチングレギュレータ20のうちシリーズレギュレータ10のみが動作し、そのシリーズレギュレータ10によって出力電圧Voが基準電圧Vr1及び抵抗R1,R2に基づく目標値(一定値)に維持される。このように、軽負荷の場合には、スイッチングレギュレータ20を停止させた状態とし、シリーズレギュレータ10のみを動作させて出力電圧Voを生成するため、効率良く出力電圧Voを生成することができる。
次に、出力端子Toに接続される負荷が重負荷になり、出力電流Ioが大きくなる期間Tbにおける電源回路1の動作について説明する。なお、このような重負荷時であっても、シリーズレギュレータ10は、上記軽負荷時と同様に常に動作している。
上記時刻t1の後の時刻t2において、上記負荷が重負荷になると、出力電流Ioが増加する。すると、誤差増幅回路13から出力される制御信号SG1の信号レベルが低下するとともに、出力電流Io1が増加する。このとき、出力電流Io1の1/N倍の電流Isが抵抗R3に流れ、ノードN1に検出電圧Vs(=R3×Io1/N)が生じる。このため、上記出力電流Io1の増加に伴って、検出電圧Vsが上昇する。そして、この検出電圧Vsが基準電圧Vr2に達すると(時刻t3参照)、比較回路32からHレベルの制御信号SG2が出力される。なお、この時刻t3における出力電流Io1の電流値Ithは下記式で表わすことができる。
Ith=(Vr2×N)/R3
上記Hレベルの制御信号SG2に応答して、アンド回路21は、周期信号CKと同等の信号レベルを持つ出力信号SG3を出力する。すなわち、制御信号SG2がHレベルとなる期間Tcでは、出力信号SG3の信号レベルがLレベルとHレベルに周期的に変化する。これにより、制御信号SG2がHレベルとなる期間Tcでは、スイッチングレギュレータ20から出力電流Io2が出力端子Toに供給される。すなわち、上記期間Tcでは、シリーズレギュレータ10と併せてスイッチングレギュレータ20が動作し、期間Tcにおける出力信号SG3の周波数と入力電圧VDDとに応じた出力電流Io2が出力端子Toに供給される。このため、上記期間Tcでは、シリーズレギュレータ10から出力される出力電流Io1とスイッチングレギュレータ20から出力される出力電流Io2とを足し合わせた出力電流Ioが出力端子Toに出力される。このようにスイッチングレギュレータ20から出力電流Io2を供給することにより、所望の出力電流Ioを出力端子Toに供給することができる。
以上説明したように、制御信号SG2がHレベルとなる期間Tcでは、シリーズレギュレータ10と併せてスイッチングレギュレータ20を動作させ、それらシリーズレギュレータ10とスイッチングレギュレータ20とによって1つの出力電圧Voを生成する。これらシリーズレギュレータ10とスイッチングレギュレータ20との双方が動作する場合であっても、軽負荷時と同様に、制御信号SG1に基づいて、出力電圧Voに応じた帰還電圧VFBが基準電圧Vr1と等しくなるように、シリーズレギュレータ10内の出力トランジスタTP10のオン抵抗が制御される。これにより、期間Tcにおける出力電圧Voも上記期間Taと同様に、基準電圧Vr1及び抵抗R1,R2に応じた目標値(=(R1+R2)×Vr1/R2)に維持される。
続いて、上記期間Tcにおいてスイッチングレギュレータ20のスイッチング動作が繰り返され、出力電流Io2の平均値が増加すると、出力電流Io1が徐々に減少し、検出電圧Vsが徐々に低下する(時刻t4参照)。この検出電圧Vsが基準電圧Vr2よりも低くなると(時刻t5参照)、比較回路32からLレベルの制御信号SG2が出力される。この時刻t5における出力電流Io1の電流値は上記電流値Ithとなる。
上記Lレベルの制御信号SG2に応答して、スイッチングレギュレータ20の動作が停止される(期間Td参照)。すると、スイッチングレギュレータ20から出力される出力電流Io2の平均値が徐々に減少し、出力電流Io1と出力電流Io2とを足し合わせた出力電流Ioの電流値が所望の電流値よりも少なくなり始める。すなわち、スイッチングレギュレータ20の動作停止による出力電流Io2の減少に伴って、出力電流Ioが不足し始める。このため、このときのシリーズレギュレータ10は、出力電流Ioが不足しないように、出力電流Io2の減少分を補うべく出力電流Io1を再度増加させるように動作する(時刻t6参照)。これにより、検出電圧Vsが徐々に上昇する。そして、検出電圧Vsが基準電圧Vr2よりも高くなると(時刻t7参照)、比較回路32からHレベルの制御信号SG2が出力され、スイッチングレギュレータ20のスイッチング動作が再開される。このような動作を繰り返すことにより、シリーズレギュレータ10から出力される出力電流Io1と、スイッチングレギュレータ20から出力される出力電流Io2とを足し合わせた出力電流Ioを所望の電流値に維持することができる。すなわち、上記動作を繰り返すことにより、所望の出力電流Ioを出力端子Toに供給することができる。
上記繰り返し動作において、スイッチングレギュレータ20が動作状態となる期間Tcに移行する際には、出力電流Io1の電流値が電流値Ithよりも大きくなるとともに、検出電圧Vsが基準電圧Vr2よりも高くなる。その一方で、スイッチングレギュレータ20が停止状態となる期間Tdに移行する際には、出力電流Io1の電流値が電流値Ith以下になるとともに、検出電圧Vsが基準電圧Vr2以下に低下する。このため、期間Tcと期間Tdとが交互に繰り返されることにより、出力電流Io1が電流値Ithを境にして増加と減少を繰り返すとともに、検出電圧Vsが基準電圧Vr2を境にして上昇と下降を繰り返す。このような動作により、検出電圧Vsが結果的に基準電圧Vr2に制限される。このため、シリーズレギュレータ10から出力される出力電流Io1の電流値I1が、結果的に、上記電流値Ithにおおよそ制限されることになる。ここで、電流値Ithは、シリーズレギュレータ10のみが動作する動作モード(例えば、期間Ta,Td)と、シリーズレギュレータ10及びスイッチングレギュレータ20の双方が動作する動作モード(例えば、期間Tc)とを切り替える閾値となる。すなわち、例えば出力電流Io1が電流値Ith以下の場合にはスイッチングレギュレータ20の動作が停止される一方で、出力電流Io1が電流値Ithよりも大きい場合にはシリーズレギュレータ10とスイッチングレギュレータ20の双方が動作される。
上記電流値I1,Ithは、例えばシリーズレギュレータ10を効率良く動作させることができるように設定されている。すなわち、シリーズレギュレータ10から供給される出力電流Io1を、そのシリーズレギュレータ10を効率良く動作させることのできる範囲の電流値に制限するように、基準電圧Vr2の電圧値が設定されている。例えば、Nを1000、抵抗R3の抵抗値を50kΩ、基準電圧Vr2の電圧値を1.0Vに設定した場合には、出力電流Io1の電流値Ithが20mAに設定され、出力電流Io1の電流値I1がおおよそ20mAに制限される。
別の見方をすると、出力端子Toに接続される負荷が重負荷であって出力電流Ioが上記電流値Ithよりも大きくなる期間Tbでは、基準電圧Vr2に基づいて、出力電流Io1を所定の電流値に制限しつつ、所望の出力電流Ioが得られるようにスイッチングレギュレータ20のスイッチング周波数が制御される。詳述すると、所定の電流値に制限された出力電流Io1のみでは所望の出力電流Ioを得ることができない場合(つまり、出力電流Ioが不足する場合)に、スイッチングレギュレータ20を動作させて出力電流Io2を供給することにより、上記不足する電流分を補うようにしている。このため、スイッチングレギュレータ20のスイッチング周波数は、上記不足する電流の大きさに応じて調整されることになる。
以上説明した動作により、出力端子Toに接続される負荷が重負荷である期間Tbであっても、出力電流Io1を所定の電流値I1に制限することにより、シリーズレギュレータ10を効率良く動作させることができる。さらに、シリーズレギュレータ10と併せてスイッチングレギュレータ20を動作させることにより、出力電流Io1で不足する分を出力電流Io2によって補うことができ、所望の出力電流Ioを得ることができる。
図4に示すように、シリーズレギュレータ10(ここでは、LDOレギュレータ)を単独で動作させて出力電圧Voを生成した場合には、出力電流Ioが大きくなるほど変換効率が低くなる(破線参照)。その一方で、スイッチングレギュレータ20(ここでは、チャージポンプ)を単独で動作させて出力電圧Voを生成した場合には、出力電流Ioが小さくなるほど変換効率が低くなる(図示略)。これに対し、本例の電源回路1では、出力電流Ioが電流値Ithよりも大きくなった場合(期間Tb)に、シリーズレギュレータ10を変換効率の良好な範囲で動作させつつ、そのシリーズレギュレータ10と併せて、重負荷時に変換効率の良いスイッチングレギュレータ20を動作させるようにした。また、電源回路1では、出力電流Ioが電流値Ith以下の場合(期間Ta)に、スイッチングレギュレータ20の動作を停止させ、軽負荷時に変換効率の良いシリーズレギュレータ10を単独で動作させるようにした。これらにより、図中の実線で示すように、出力電流Ioが電流値Ith以下の軽負荷の場合であっても、出力電流Ioが電流値Ithよりも大きい重負荷の場合であっても、高い変換効率を得ることができる。
また、本例の電源回路1では、出力電圧Voに応じた帰還電圧VFBと基準電圧Vr1との誤差を増幅した制御信号SG1に基づいて、シリーズレギュレータ10とスイッチングレギュレータ20との双方が制御されている。すなわち、1つの誤差増幅回路13から出力される制御信号SG1に基づいて、2つのレギュレータ(シリーズレギュレータ10及びスイッチングレギュレータ20)が制御される。具体的には、シリーズレギュレータ10が単独で動作する場合であっても、シリーズレギュレータ10とスイッチングレギュレータ20の双方が動作する場合であっても、出力電圧Voに応じた帰還電圧VFBが基準電圧Vr1と等しくなるように、出力トランジスタTP10のオン抵抗が制御される。これにより、いずれの動作モードであっても、出力電圧Voは、基準電圧Vr1及び抵抗R1,R2に応じた目標値(=(R1+R2)×Vr1/R2)に維持される。このため、シリーズレギュレータ10を単独で動作させる動作モードと、シリーズレギュレータ10とスイッチングレギュレータ20の双方を動作させる動作モードとを切り替える際に、出力電圧Voの電圧値が変動することを好適に抑制することができる。これにより、従来技術に比べて、ロードレギュレーションを改善することができる。
なお、本例の電源回路1において、例えば基準電圧Vr1の電圧値を650mV、抵抗R1,R2の抵抗値を共に500kΩに設定した場合には、出力電圧Voが常に1.3Vに維持されるように制御される。
(適用例)
次に、図5に従って上記電源回路1の適用例について説明する。すなわち、電源回路1を有する半導体装置について説明する。
半導体装置は、基準電源E10と、上記電源回路1と、電源回路2と、負荷3とを有している。ここで、負荷3の例としては、携帯型電子機器(パーソナルコンピュータ、携帯電話、ゲーム機器、デジタルカメラ等)及びその他の電子機器の内部回路などが挙げられる。本例の負荷3は、PチャネルMOSトランジスタTPと、NチャネルMOSトランジスタTNとを有している。
基準電源E10は、入力電圧Vinを生成し、その入力電圧Vinを電源回路1,2に供給する。電源回路2は、入力電圧Vinを降圧した入力電圧VDDを生成する。この電源回路2は、例えば降圧型のDC−DCコンバータである。そして、電源回路2は、入力電圧VDDを電源回路1に供給するとともに、入力電圧VDDを負荷3に供給する。負荷3では、例えば入力電圧VDDが高電位電源電圧としてPチャネルMOSトランジスタTPのソース端子に供給される。また、PチャネルMOSトランジスタTPのドレイン端子はNチャネルMOSトランジスタTNのドレイン端子に接続されている。NチャネルMOSトランジスタTNのソース端子は、グランドGNDに接続されている。このように、本例の負荷3では、入力電圧VDDが供給される高電位側の電源線とグランドGNDとの間に、PチャネルMOSトランジスタTPとNチャネルMOSトランジスタTNとが直列に接続されている。
電源回路1は、基準電源E10から供給される入力電圧Vinと、電源回路2から供給される入力電圧VDDとに基づいて、入力電圧Vinよりも低く、且つ入力電圧VDDよりも高い出力電圧Voを出力端子Toに生成する。そして、電源回路1は、出力電圧Voを電源電圧VBBとして負荷3に供給する。負荷3では、PチャネルMOSトランジスタTPのバックゲートに電源電圧VBBが供給される。このように、負荷3では、PチャネルMOSトランジスタTPのバックゲートに、当該PチャネルMOSトランジスタTPのソース電位(つまり、入力電圧VDD)よりも高い電源電圧VBBを供給することにより、リーク電流の発生を抑制している。
本適用例の電源回路1は、負荷3内のPチャネルMOSトランジスタTPのバックゲートに印加するバックゲート電圧用の電源電圧VBBを生成するための電源回路である。このような電源回路に上記電源回路1を適用することにより、出力電流Ioが少ない場合であっても、出力電流Ioが多い場合(例えば、動作している回路が多い場合や高温時)であっても、出力電圧Vo(電源電圧VBB)を効率良く生成することができる。
なお、本適用例において、電源回路1は第2電源回路の一例、電源回路2は第1電源回路の一例、負荷3は内部回路の一例である。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)シリーズレギュレータ10内の誤差増幅回路13で生成される1つの制御信号SG1に基づいて、シリーズレギュレータ10とスイッチングレギュレータ20との双方を制御するようにした。具体的には、1つの制御信号SG1に基づいて、帰還電圧VFBが基準電圧Vr1と等しくなるように、出力トランジスタTP10のオン抵抗を制御するとともに、スイッチングレギュレータ20のスイッチング周波数を制御するようにした。これにより、シリーズレギュレータ10を単独で動作させる場合であっても、シリーズレギュレータ10とスイッチングレギュレータ20の双方を動作させる場合であっても、出力電圧Voを、基準電圧Vr1に応じた目標値(一定値)に維持することができる。このため、シリーズレギュレータ10を単独で動作させる動作モードと、シリーズレギュレータ10とスイッチングレギュレータ20の双方を動作させる動作モードとを切り替える際に、出力電圧Voの電圧値が変動することを好適に抑制することができる。これにより、従来技術に比べて、ロードレギュレーションを改善することができる。
(2)ところで、従来の電源回路では、シリーズレギュレータとチャージポンプとでそれぞれ出力電圧の目標値が設定されている。このため、各素子の製造ばらつきに起因して、シリーズレギュレータにおける出力電圧の目標値と、チャージポンプにおける出力電圧の目標値との誤差が大きくなる場合がある。この場合には、シリーズレギュレータを単独で動作させる動作モードと、実質的にチャージポンプのみを動作させる動作モードとで出力電圧の目標値が大きくずれることになる。このため、それらの動作モードを切り替える際に、出力電圧の電圧値が大きく変動するという問題が生じる。これに対し、上記電源回路1では、1つの制御信号SG1に基づいて、シリーズレギュレータ10とスイッチングレギュレータ20との双方を制御するようにした。このため、各素子の製造ばらつきに起因して動作モードの切り替え時に出力電圧Voが変動することを抑制することができる。
(3)出力電流Io1が電流値Ith以下の場合にスイッチングレギュレータ20の動作を停止させ、出力電流Io1が電流値Ithよりも大きい場合にシリーズレギュレータ10と併せてスイッチングレギュレータ20を動作させるようにした。このため、出力電流Ioが所定の電流値Ith以下の場合にはスイッチングレギュレータ20が停止状態に維持され、出力電流Ioが電流値Ithよりも大きくなった場合にはシリーズレギュレータ10と併せてスイッチングレギュレータ20が間欠的に動作される。これにより、出力電流Ioが大きくなった場合であっても、出力電流Io1が所定の電流値I1(≒Ith)に制限されるように制御されるため、シリーズレギュレータ10を効率良く動作させることができる。さらに、シリーズレギュレータ10と併せてスイッチングレギュレータ20を動作させることにより、出力電流Io1で不足する分を出力電流Io2によって補うことができ、所望の出力電流Ioを得ることができる。
ところで、従来の電源回路では、シリーズレギュレータとチャージポンプの双方を動作させるためには、シリーズレギュレータにおける出力電圧の目標値を、チャージポンプにおける出力電圧の目標値よりもわずかに小さくなるように設定する必要があった。すなわち、従来の電源回路では、出力電圧の目標値の設定に制約があった。
これに対し、上記電源回路1では、出力電流Ioが大きい期間Tbであっても、出力トランジスタTP10をオフ状態に維持させることなく、出力電流Io1を所定の電流値I1に制限してシリーズレギュレータ10を動作させるようにした。さらに、上述したように、1つの誤差増幅回路13で生成される制御信号SG1に基づいて、シリーズレギュレータ10とスイッチングレギュレータ20の双方を制御するようにした。これにより、出力電圧の目標値を制約無く設定することができる。
(4)シリーズレギュレータ10に流れる出力電流Io1を検出し、その検出結果に基づいてスイッチングレギュレータ20のスイッチング周波数を制御するようにした。これにより、出力端子Toに接続された負荷に流れる出力電流Io、つまり出力電流Io1と出力電流Io2とを足し合わせた出力電流Ioを検出することなく、負荷の大きさに応じて動作モードを切り替えることができる。このため、従来の電源回路では必要であった、出力電流Ioを検出するための検出回路を不要とすることができる。
(第2実施形態)
以下、図6及び図7に従って第2実施形態を説明する。この実施形態の電源回路1Aは、制御回路30の内部構成が上記第1実施形態と異なっている。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。なお、先の図1〜図6に示した部材と同一の部材にはそれぞれ同一の符号を付して示し、それら各要素についての詳細な説明は省略する。
図6に示すように、制御回路30は、電流検出回路31と、比較回路32と、基準電圧生成回路33とを有している。比較回路32の非反転入力端子には、電流検出回路31から検出電圧Vsが供給される。比較回路32の反転入力端子には、基準電圧生成回路33で生成される基準電圧Vr2が供給される。
基準電圧生成回路33は、入力電圧Vinと出力電圧Voとの電位差に応じた基準電圧Vr2を生成する。例えば、基準電圧生成回路33は、入力電圧Vinと出力電圧Voとの電位差が大きいほど電圧値の低くなる基準電圧Vr2を生成する。
次に、基準電圧生成回路33の内部構成の一例について説明する。
基準電圧生成回路33は、抵抗R4,R5と、オペアンプ34とを有している。オペアンプ34の反転入力端子には、入力電圧Vinに応じた電圧Vn1が供給される。本実施形態では、オペアンプ34の反転入力端子に、抵抗R4,R5により生成された電圧Vn1が供給される。具体的には、抵抗R4の第1端子には、Vin電源線が接続されており、入力電圧Vinが供給される。また、抵抗R4の第2端子が抵抗R5の第1端子に接続され、その抵抗R4の第2端子がグランドGNDに接続されている。そして、これら抵抗R4,R5間の接続点がオペアンプ34の反転入力端子に接続されている。ここで、抵抗R4,R5は、それぞれの抵抗値に応じて、入力電圧Vinを分圧した電圧Vn1を生成する。この電圧Vn1の値は、抵抗R4,R5の抵抗値の比と、入力電圧VinとグランドGNDの電位差とに対応する。このため、抵抗R4,R5は、入力電圧Vinに比例した電圧Vn1を生成することになる。
オペアンプ34の非反転入力端子には、出力電圧Voが供給される。オペアンプ34の出力端子は、比較回路32の反転入力端子に接続されている。オペアンプ34は、入力電圧Vinに比例した電圧Vn1と出力電圧Voとを比較し、両電圧の差電圧を増幅した上記基準電圧Vr2を比較回路32の反転入力端子に供給する。
次に、図7に従って基準電圧生成回路33の動作について説明する。図7(a)は、入力電圧Vinと出力電圧Voとの電位差が大きい場合の電源回路1Aの効率特性を示し、図7(b)は、入力電圧Vinと出力電圧Voとの電位差が上記図7(a)の場合よりも小さい場合の電源回路1Aの効率特性を示している。さらに、図7(c)は、入力電圧Vinと出力電圧Voとの電位差が上記図7(b)の場合よりも小さい場合の電源回路1Aの効率特性を示している。
シリーズレギュレータ(例えば、LDOレギュレータ)では、入力電圧Vinと出力電圧Voとの電位差(=Vin−Vo)が大きくなると損失(=(Vin−Vo)×Io1)が大きくなる。すなわち、入力電圧Vinと出力電圧Voとの電位差が大きくなるほど、図7(a)〜図7(c)に示すように、出力電流Ioの増加に対するシリーズレギュレータ10の変換効率の低下度合が大きくなる(破線参照)。具体的には、図7(b)における上記低下度合は図7(c)における上記低下度合よりも大きく、さらに図7(a)における上記低下度合は図7(b)における上記低下度合よりも大きくなる。このため、入力電圧Vinと出力電圧Voとの電位差が大きくなるほど、軽負荷時であってもシリーズレギュレータ10の効率が悪くなる。
これに対して、基準電圧生成回路33では、入力電圧Vinと出力電圧Voとの電位差が大きいほど、電圧値が低くなる基準電圧Vr2を生成するようにした。これにより、入力電圧Vinと出力電圧Voとの電位差が大きいほど、スイッチングレギュレータ20が常に停止状態となる期間Taと、スイッチングレギュレータ20が間欠的に動作する期間Tbとの切り替えの閾値となる電流値Ithが小さくなる。具体的には、図7(a)〜図7(c)の中において入力電圧Vinと出力電圧Voとの電位差が最も大きい図7(a)における電流値Ith、つまり電流値Ith1が、図7(b)における電流値Ith2及び図7(c)における電流値Ith3よりも小さくなる。なお、図7(b)における電流値Ith2は、図7(c)における電流値Ith3よりも小さくなる。
このように、入力電圧Vinと出力電圧Voとの電位差に基づいて基準電圧Vr2の電圧値を可変して電流値Ith(電流値Ith1〜Ith3)を可変することにより、期間Taと期間Tbとの切り替えタイミングを可変することができる。例えば、図7(a)に示すように、入力電圧Vinと出力電圧Voとの電位差が大きい、つまりシリーズレギュレータ10の変換効率の低下度合が大きい場合には、出力電流Ioが小さい段階で、スイッチングレギュレータ20の動作を開始させることができる。これにより、変換効率の低下度合の大きいシリーズレギュレータ10単独での動作を、出力電流Ioが小さい段階で停止させることができる。また、図7(c)に示すように、入力電圧Vinと出力電圧Voとの電位差が大きい、つまりシリーズレギュレータ10の変換効率の低下度合が小さい場合には、出力電流Ioが大きくなった段階で、スイッチングレギュレータ20の動作を開始させることができる。これにより、出力電流Ioの広い範囲において、変換効率の高いシリーズレギュレータ10を単独で動作させることができる。
以上説明した実施形態によれば、第1実施形態の(1)〜(4)の効果に加えて以下の効果を奏することができる。
(5)入力電圧Vinと出力電圧Voとの電位差に基づいて基準電圧Vr2の電圧値を可変するようにした。これにより、シリーズレギュレータ10の変換効率特性に応じて、シリーズレギュレータ10が単独で動作する期間Taと、シリーズレギュレータ10が常時動作しスイッチングレギュレータ20が間欠的に動作する期間Tbとの切り替えタイミングを可変することができる。したがって、高い変換効率で出力電圧Voを生成することができる。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の態様にて実施することもできる。
・上記各実施形態におけるシリーズレギュレータ10の内部構成は、図2に示した構成に限定されない。例えば、上記各実施形態における制御部11では、出力電圧Voを抵抗R1,R2で分圧した分圧電圧を帰還電圧VFBとした。これに限らず、例えば出力電圧Voそのものを帰還電圧VFBとしてもよい。また、基準電圧Vr1をシリーズレギュレータ10の外部で生成するようにしてもよい。すなわち、基準電源E1をシリーズレギュレータ10の外部に設けるようにしてもよい。
・また、出力トランジスタTP10の一例としてPチャネルMOSトランジスタを開示したが、NチャネルMOSトランジスタを用いてもよい。あるいは、出力トランジスタTP10としてバイポーラトランジスタを用いてもよいし、複数のトランジスタを含むスイッチ回路を用いてもよい。これらの場合には、出力トランジスタTP10の変更と合わせて、トランジスタTP30も同様に変更することが好ましい。
・上記各実施形態における制御回路30の内部構成は、図2及び図6に示した構成に限定されない。例えば、上記各実施形態では、出力トランジスタTP10に流れる出力電流Io1を検出し、その検出結果に基づいて制御信号SG2を生成するようにした。これに限らず、例えば制御信号SG1と所定の基準信号とを比較し、その比較結果に基づいて制御信号SG2を生成するようにしてもよい。また、基準電圧Vr2を制御回路30の外部で生成するようにしてもよい。すなわち、基準電源E2を制御回路30の外部に設けるようにしてもよい。
・上記各実施形態では、シリーズレギュレータ10としてLDOレギュレータを例示したが、シリーズレギュレータとしてはLDOレギュレータ以外のシリーズレギュレータであってもよい。
・上記各実施形態におけるスイッチングレギュレータ20の内部構成は、図2に示した構成に限定されない。例えば、スイッチングレギュレータ20に発振器40を含めるようにしてもよい。
・上記各実施形態では、スイッチングレギュレータ20として昇圧型のチャージポンプを例示したが、スイッチングレギュレータとしては昇圧型のチャージポンプ以外のスイッチングレギュレータであってもよい。
1,1A 電源回路(電源装置、第2電源回路)
2 電源回路(第1電源回路)
3 負荷
10 シリーズレギュレータ
11 制御部
12 出力部
13 誤差増幅回路
20 スイッチングレギュレータ
21 アンド回路(無効化回路)
30 制御回路
31 電流検出回路
32 比較回路
33 基準電圧生成回路
C1 コンデンサ
CK 周期信号
Io 出力電流
Io1 出力電流(第1出力電流)
Io2 出力電流(第2出力電流)
Is 電流(第1電流)
R3 抵抗(電流電圧変換回路)
SG1 制御信号(第1制御信号)
SG2 制御信号(第2制御信号)
TP10 出力トランジスタ(第1トランジスタ)
TP30 トランジスタ(第3トランジスタ)
To 出力端子
VDD 入力電圧(第2入力電圧)
VFB 帰還電圧
Vin 入力電圧(第1入力電圧)
Vo 出力電圧
Vr1 基準電圧(第2基準電圧)
Vr2 基準電圧(第1基準電圧)
Vs 検出電圧

Claims (10)

  1. 出力電圧に基づいて第1制御信号を生成する制御部と、前記第1制御信号及び第1入力電圧に基づいて第1出力電流を、前記出力電圧が出力される出力端子に出力する出力部と、を有するシリーズレギュレータと、
    第2入力電圧に基づいて、前記出力端子に第2出力電流を出力するスイッチングレギュレータと、
    前記第1制御信号に基づいて、前記スイッチングレギュレータのスイッチング周波数を制御する第2制御信号を生成する制御回路と、
    を有することを特徴とする電源装置。
  2. 前記制御回路は、前記第1出力電流を検出する電流検出回路を有し、前記電流検出回路の検出結果に基づいて前記第2制御信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記出力部は、前記第1入力電圧が供給される第1電源線と前記出力端子との間に接続され、前記第1制御信号が制御端子に供給される第1トランジスタを有し、
    前記電流検出回路は、前記第1電源線に第1端子が接続され、前記第1制御信号が制御端子に供給される第2トランジスタを有することを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記制御回路は、前記第2トランジスタに流れる第1電流を電圧に変換して検出電圧を生成する電流電圧変換回路と、前記検出電圧と第1基準電圧との比較結果に応じて前記第2制御信号を生成する比較回路と、を有することを特徴とする請求項3に記載の電源装置。
  5. 前記制御回路は、前記第1入力電圧と前記出力電圧との電位差に基づいて前記第1基準電圧を生成する基準電圧生成回路を有することを特徴とする請求項4に記載の電源装置。
  6. 前記制御回路は、前記第1出力電流が所定値以下の場合に、前記スイッチングレギュレータの動作を停止させる前記第2制御信号を生成することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の電源装置。
  7. 前記スイッチングレギュレータは、前記第2制御信号に基づいて、第1周期を有する周期信号を無効化する無効化回路を有し、前記無効化回路の出力信号及び前記第2入力電圧に基づいて、前記第2出力電流を生成することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の電源装置。
  8. 前記シリーズレギュレータは、前記出力電圧に応じた帰還電圧と第2基準電圧とに基づいて前記第1制御信号を生成する誤差増幅回路を有するLDO(Low DropOut)レギュレータであり、
    前記スイッチングレギュレータは、昇圧型のチャージポンプであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の電源装置。
  9. 前記第1入力電圧は、前記出力電圧よりも高い電圧であり、
    前記第2入力電圧は、前記出力電圧よりも低い電圧であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の電源装置。
  10. 第1入力電圧に基づいて、該第1入力電圧よりも低い第2入力電圧を生成する第1電源回路と、
    前記第1入力電圧と前記第2入力電圧とに基づいて、前記第1入力電圧よりも低く前記第2入力電圧よりも高い出力電圧を生成する第2電源回路と、
    前記第2入力電圧及び前記出力電圧が供給される内部回路と、を有し、
    前記第2電源回路は、
    前記出力電圧に基づいて第1制御信号を生成する制御部と、前記第1制御信号及び前記第1入力電圧に基づいて第1出力電流を、前記出力電圧が出力される出力端子に出力する出力部と、を有するシリーズレギュレータと、
    前記第2入力電圧に基づいて、前記出力端子に第2出力電流を出力するスイッチングレギュレータと、
    前記第1制御信号に基づいて、前記スイッチングレギュレータのスイッチング周波数を制御する第2制御信号を生成する制御回路と、を有することを特徴とする半導体装置。
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