JP2812824B2 - 直流−直流変換器 - Google Patents
直流−直流変換器Info
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- G05F1/46—Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
- G05F1/56—Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices
- G05F1/563—Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices including two stages of regulation at least one of which is output level responsive, e.g. coarse and fine regulation
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- H02M3/33507—Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of the output voltage or current, e.g. flyback converters
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、出力電圧を可変とし
うる直流−直流変換器に関するものである。
うる直流−直流変換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は例えば実用電源回路設計ハンド
ブック(昭和63年5月、CQ出版株式会社)P.51
に示された従来の直流−直流変換器(以下、DC−DC
コンバータという。)の一例であるシリーズレギュレー
タを示す構成図である。図において、1は入力電圧を供
給する直流電源であり、2はコレクタが直流電源1の+
側に接続されて電圧変換を行うトランジスタである。3
はこのトランジスタ2のエミッタに接続され、変換され
た電圧の高電位側が出力される出力端子であり、4は直
流電源1の−側に接続された低電位側の出力端子であ
る。
ブック(昭和63年5月、CQ出版株式会社)P.51
に示された従来の直流−直流変換器(以下、DC−DC
コンバータという。)の一例であるシリーズレギュレー
タを示す構成図である。図において、1は入力電圧を供
給する直流電源であり、2はコレクタが直流電源1の+
側に接続されて電圧変換を行うトランジスタである。3
はこのトランジスタ2のエミッタに接続され、変換され
た電圧の高電位側が出力される出力端子であり、4は直
流電源1の−側に接続された低電位側の出力端子であ
る。
【0003】5および6は出力端子3と出力端子4との
間に直列に接続された出力電圧検出用の抵抗であり、7
は指令電圧が設定される指令電源である。8は抵抗5と
抵抗6との接続点より得た出力電圧の分圧値をこの指令
電源7からの指令電圧と比較し、トランジスタ2のベー
ス電流を制御する誤差増幅器である。9は出力端子3と
出力端子4との間に接続された負荷である。
間に直列に接続された出力電圧検出用の抵抗であり、7
は指令電圧が設定される指令電源である。8は抵抗5と
抵抗6との接続点より得た出力電圧の分圧値をこの指令
電源7からの指令電圧と比較し、トランジスタ2のベー
ス電流を制御する誤差増幅器である。9は出力端子3と
出力端子4との間に接続された負荷である。
【0004】次に動作について説明する。出力端子3と
出力端子4との間の出力電圧は、抵抗5および抵抗6で
分圧検出される。その検出電圧は、誤差増幅器8に入力
される。誤差増幅器8は、指令電源7からの指令電圧と
検出電圧とを比較してその差分を増幅し、トランジスタ
2のベース電流を制御する。ベース電流によってトラン
ジスタ2のコレクタ・エミッタ間電圧が変化するため、
出力電圧を制御することが可能となる。この場合、出力
電圧は直流電源1からの入力電圧より高くすることはで
きないが、その範囲においてかなり高い周波数にまで応
答して変化させることが可能である。
出力端子4との間の出力電圧は、抵抗5および抵抗6で
分圧検出される。その検出電圧は、誤差増幅器8に入力
される。誤差増幅器8は、指令電源7からの指令電圧と
検出電圧とを比較してその差分を増幅し、トランジスタ
2のベース電流を制御する。ベース電流によってトラン
ジスタ2のコレクタ・エミッタ間電圧が変化するため、
出力電圧を制御することが可能となる。この場合、出力
電圧は直流電源1からの入力電圧より高くすることはで
きないが、その範囲においてかなり高い周波数にまで応
答して変化させることが可能である。
【0005】また、図16は従来のDC−DCコンバー
タの他の一例である。フォーワードコンバータによるス
イッチング電源を示す構成図である。図において、1は
直流電源、9は負荷であり、10,11はこの負荷9が
接続される高電位側および低電位側の出力端子である。
タの他の一例である。フォーワードコンバータによるス
イッチング電源を示す構成図である。図において、1は
直流電源、9は負荷であり、10,11はこの負荷9が
接続される高電位側および低電位側の出力端子である。
【0006】12および13は出力端子10と出力端子
11の間に直列に接続された出力電圧検出用の抵抗であ
り、14は指令電圧が設定される指令電源である。15
は抵抗12,13の接続点より得た出力電圧の分圧値を
この指令電源14からの指令電圧と比較する誤差増幅器
であり、16はこの誤差増幅器15の出力の電気的な分
離をはかるホトカプラである。
11の間に直列に接続された出力電圧検出用の抵抗であ
り、14は指令電圧が設定される指令電源である。15
は抵抗12,13の接続点より得た出力電圧の分圧値を
この指令電源14からの指令電圧と比較する誤差増幅器
であり、16はこの誤差増幅器15の出力の電気的な分
離をはかるホトカプラである。
【0007】17はこのホトカプラ16の出力側に接続
されたパルス幅制御回路であり、18はこのパルス幅制
御回路17の出力によってその開閉が制御されるスイッ
チング素子である。19は1次巻線19a、2次巻線1
9b、および1次巻線19aと直列に接続されたリセッ
ト巻線19cとを有するトランスであり、その1次巻線
19aとリセット巻線19cの接続点は直流電源1の+
側に接続され、1次巻線19aの他方はスイッチング素
子18に2次巻線19bの一方は低電位側の出力端子1
1に接続されている。20はそのアノードが直流電源1
の−側に、カソードがトランス19のリセット巻線19
cに接続されたダイオードである。
されたパルス幅制御回路であり、18はこのパルス幅制
御回路17の出力によってその開閉が制御されるスイッ
チング素子である。19は1次巻線19a、2次巻線1
9b、および1次巻線19aと直列に接続されたリセッ
ト巻線19cとを有するトランスであり、その1次巻線
19aとリセット巻線19cの接続点は直流電源1の+
側に接続され、1次巻線19aの他方はスイッチング素
子18に2次巻線19bの一方は低電位側の出力端子1
1に接続されている。20はそのアノードが直流電源1
の−側に、カソードがトランス19のリセット巻線19
cに接続されたダイオードである。
【0008】21,22は互いのカソードが共通に接続
され、アノードがトランス19の2次巻線19bのそれ
ぞれの側に接続されたダイオードである。23はダイオ
ード21およびダイオード22のカソードと高電位側の
出力端子10の間に接続されたチョークコイルであり、
24は高電位側の出力端子10と低電位側の出力端子1
1の間に接続された平滑コンデンサである。
され、アノードがトランス19の2次巻線19bのそれ
ぞれの側に接続されたダイオードである。23はダイオ
ード21およびダイオード22のカソードと高電位側の
出力端子10の間に接続されたチョークコイルであり、
24は高電位側の出力端子10と低電位側の出力端子1
1の間に接続された平滑コンデンサである。
【0009】次に動作について説明する。スイッチング
素子18のスイッチング動作によって直流電源1から送
り出される断続エネルギーは、トランス19の2次巻線
19bに接続されたダイオード21,22で整流され
る。さらに、チョークコイル23および平滑コンデンサ
24で平滑され、出力端子10,11間への直流出力と
なる。
素子18のスイッチング動作によって直流電源1から送
り出される断続エネルギーは、トランス19の2次巻線
19bに接続されたダイオード21,22で整流され
る。さらに、チョークコイル23および平滑コンデンサ
24で平滑され、出力端子10,11間への直流出力と
なる。
【0010】この時、トランス19の2次巻線19b側
へのエネルギーの伝達は、スイッチング素子18がオン
の時に行われる。トランス19のリセット巻線19c
は、スイッチング素子18がオンの時にトランス19に
蓄積されたエネルギーを、スイッチング素子18がオフ
の時にリセット用ダイオード20を介して直流電源1に
回生するためのものである。
へのエネルギーの伝達は、スイッチング素子18がオン
の時に行われる。トランス19のリセット巻線19c
は、スイッチング素子18がオンの時にトランス19に
蓄積されたエネルギーを、スイッチング素子18がオフ
の時にリセット用ダイオード20を介して直流電源1に
回生するためのものである。
【0011】一方、出力電圧の制御は以下のようにして
行われる。すなわち、抵抗12,13で分圧検出された
電圧と指令電源14からの指令電圧との差分が、誤差増
幅器15で増幅された後ホトカプラ16に送られる。ホ
トカプラ16を介してその信号を受けたパルス幅制御回
路17は、受け取った信号に対応した開閉比でスイッチ
ング素子18の開閉を制御する。これによって、出力端
子10,11の間の出力電圧は、指令電圧により直流電
源1からの入力電圧の昇圧または降圧がなされたものと
することができる。
行われる。すなわち、抵抗12,13で分圧検出された
電圧と指令電源14からの指令電圧との差分が、誤差増
幅器15で増幅された後ホトカプラ16に送られる。ホ
トカプラ16を介してその信号を受けたパルス幅制御回
路17は、受け取った信号に対応した開閉比でスイッチ
ング素子18の開閉を制御する。これによって、出力端
子10,11の間の出力電圧は、指令電圧により直流電
源1からの入力電圧の昇圧または降圧がなされたものと
することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のDC−DCコン
バータは以上のように構成されているので、シリーズレ
ギュレータでは出力電圧は入力電圧より高くすること
(昇圧)が不可能であり、スイッチング電源ではスイッ
チング周波数や出力を平滑するためのフィルタのカット
オフ周波数に制限されて、出力電圧を可変できる周波数
を高くすることが困難であるといった問題点があった。
また、図17に示すように、昇圧型のスイッチング電源
25とシリーズレギュレータ26とを縦列接続してDC
−DCコンバータを構成しても、電力変換効率がそれぞ
れの効率の積となるため、総合効率が非常に悪くなるな
どの問題があった。
バータは以上のように構成されているので、シリーズレ
ギュレータでは出力電圧は入力電圧より高くすること
(昇圧)が不可能であり、スイッチング電源ではスイッ
チング周波数や出力を平滑するためのフィルタのカット
オフ周波数に制限されて、出力電圧を可変できる周波数
を高くすることが困難であるといった問題点があった。
また、図17に示すように、昇圧型のスイッチング電源
25とシリーズレギュレータ26とを縦列接続してDC
−DCコンバータを構成しても、電力変換効率がそれぞ
れの効率の積となるため、総合効率が非常に悪くなるな
どの問題があった。
【0013】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、入力電圧よりも高い出力電圧を
得ることができ、かつ、高い周波数の可変指令に追従し
て出力電圧を可変することができる、電力変換効率の良
いDC−DCコンバータを得ることを目的とする。
ためになされたもので、入力電圧よりも高い出力電圧を
得ることができ、かつ、高い周波数の可変指令に追従し
て出力電圧を可変することができる、電力変換効率の良
いDC−DCコンバータを得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るDC−DCコンバータは、シリーズレギュレータと絶
縁型のスイッチング電源との入力側が直流電源に並列接
続され、シリーズレギュレータの高電圧側の出力端子と
スイッチング電源の低電位側の出力端子とを、または、
シリーズレギュレータの低電位側の出力端子とスイッチ
ング電源の高電位側の出力端子とを接続し、電圧供給端
子とするシリーズレギュレータおよびスイッチング電源
の他方の出力端子間に負荷を接続したものである。
るDC−DCコンバータは、シリーズレギュレータと絶
縁型のスイッチング電源との入力側が直流電源に並列接
続され、シリーズレギュレータの高電圧側の出力端子と
スイッチング電源の低電位側の出力端子とを、または、
シリーズレギュレータの低電位側の出力端子とスイッチ
ング電源の高電位側の出力端子とを接続し、電圧供給端
子とするシリーズレギュレータおよびスイッチング電源
の他方の出力端子間に負荷を接続したものである。
【0015】また、請求項2記載の発明に係るDC−D
Cコンバータは、シリーズレギュレータとスイッチトキ
ャパシタ回路との入力側が直流電源に並列接続され、シ
リーズレギュレータの高電位側の出力端子とスイッチト
キャパシタ回路の低電位側の出力端子とを、または、シ
リーズレギュレータの低電圧側の出力端子とスイッチト
キャパシタ回路の高電位側の出力端子とを接続し、電圧
供給端子とするシリーズレギュレータおよびスイッチト
キャパシタ回路の他方の出力端子間に負荷を接続したも
のである。
Cコンバータは、シリーズレギュレータとスイッチトキ
ャパシタ回路との入力側が直流電源に並列接続され、シ
リーズレギュレータの高電位側の出力端子とスイッチト
キャパシタ回路の低電位側の出力端子とを、または、シ
リーズレギュレータの低電圧側の出力端子とスイッチト
キャパシタ回路の高電位側の出力端子とを接続し、電圧
供給端子とするシリーズレギュレータおよびスイッチト
キャパシタ回路の他方の出力端子間に負荷を接続したも
のである。
【0016】
【作用】請求項1記載の発明におけるDC−DCコンバ
ータは、シリーズレギュレータにおいて高い周波数によ
る出力電圧の可変指令に対応し、負荷に対してシリーズ
レギュレータの出力電圧と絶縁型のスイッチング電源の
出力電圧とが加わり合ったものを供給し、全体として、
高い周波数の可変指令に応答し、かつ、入力電圧を昇降
圧した電圧を負荷に供給する。
ータは、シリーズレギュレータにおいて高い周波数によ
る出力電圧の可変指令に対応し、負荷に対してシリーズ
レギュレータの出力電圧と絶縁型のスイッチング電源の
出力電圧とが加わり合ったものを供給し、全体として、
高い周波数の可変指令に応答し、かつ、入力電圧を昇降
圧した電圧を負荷に供給する。
【0017】また、請求項2記載の発明におけるDC−
DCコンバータは、シリーズレギュレータにおいて高い
周波数による出力電圧の可変指令に対応し、負荷に対し
てシリーズレギュレータの出力電圧とスイッチトキャパ
シタ回路の出力電圧とが加わり合ったものを供給し、全
体として、高い周波数の可変指令に応答し、かつ、入力
電圧を昇降圧した電圧を負荷に供給する。
DCコンバータは、シリーズレギュレータにおいて高い
周波数による出力電圧の可変指令に対応し、負荷に対し
てシリーズレギュレータの出力電圧とスイッチトキャパ
シタ回路の出力電圧とが加わり合ったものを供給し、全
体として、高い周波数の可変指令に応答し、かつ、入力
電圧を昇降圧した電圧を負荷に供給する。
【0018】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1は直流電源、9は負荷、26は
シリーズレギュレータ、3,4はその高電位側および低
電位側の出力端子である。27は入力端子が直流電源1
にシリーズレギュレータ26と並列に接続されるととも
に、その出力側が互いの出力電圧を加え合わせられるよ
うにシリーズレギュレータ26の出力側に直列に接続さ
れた絶縁型のスイッチング電源であり、28,29はそ
の高電位側および低電位側の出力端子である。なお、こ
の実施例では、シリーズレギュレータ26の高電位側の
出力端子3とスイッチング電源27の低電位側の出力端
子29とが接続されている。
する。図1において、1は直流電源、9は負荷、26は
シリーズレギュレータ、3,4はその高電位側および低
電位側の出力端子である。27は入力端子が直流電源1
にシリーズレギュレータ26と並列に接続されるととも
に、その出力側が互いの出力電圧を加え合わせられるよ
うにシリーズレギュレータ26の出力側に直列に接続さ
れた絶縁型のスイッチング電源であり、28,29はそ
の高電位側および低電位側の出力端子である。なお、こ
の実施例では、シリーズレギュレータ26の高電位側の
出力端子3とスイッチング電源27の低電位側の出力端
子29とが接続されている。
【0019】30,31は負荷9が接続されたDC−D
Cコンバータの高電位側および低電位側の出力端子(電
圧供給端子)である。この高電位側の出力端子30はス
イッチング電源27の高電位側の出力端子28に、低電
位側の出力端子31はシリーズレギュレータ26の低電
位側の出力端子4にそれぞれ接続されている。
Cコンバータの高電位側および低電位側の出力端子(電
圧供給端子)である。この高電位側の出力端子30はス
イッチング電源27の高電位側の出力端子28に、低電
位側の出力端子31はシリーズレギュレータ26の低電
位側の出力端子4にそれぞれ接続されている。
【0020】また、図2は絶縁型のスイッチング電源と
して、図16に示すフォワードコンバータを用いた場合
の具体的な構成を示す回路図である。図において、27
Aは絶縁型のスイッチング電源を示し、シリーズレギュ
レータ26はその入力側リップル除去用のフィルタを介
して直流電源1に間接的に接続されている。図におい
て、32はそのフィルタであり、33はこのフィルタ3
2を構成するチョークコイル、34は同じくコンデンサ
である。その他の部分は図1,図15および図16に同
一符号を付したものと同一、もしくは相当部分であるた
め、その説明は省略する。
して、図16に示すフォワードコンバータを用いた場合
の具体的な構成を示す回路図である。図において、27
Aは絶縁型のスイッチング電源を示し、シリーズレギュ
レータ26はその入力側リップル除去用のフィルタを介
して直流電源1に間接的に接続されている。図におい
て、32はそのフィルタであり、33はこのフィルタ3
2を構成するチョークコイル、34は同じくコンデンサ
である。その他の部分は図1,図15および図16に同
一符号を付したものと同一、もしくは相当部分であるた
め、その説明は省略する。
【0021】次に動作について説明する。図3はその動
作を説明するための波形図であり、同図(a)はシリー
ズレギュレータ26の出力端子3,4間の電圧V1 の、
(b)はスイッチング電源27Aの出力端子28,29
間の電圧V2 の、(c)は出力端子30,31より負荷
9に出力される出力電圧V0 のそれぞれ時間変化を示し
ている。
作を説明するための波形図であり、同図(a)はシリー
ズレギュレータ26の出力端子3,4間の電圧V1 の、
(b)はスイッチング電源27Aの出力端子28,29
間の電圧V2 の、(c)は出力端子30,31より負荷
9に出力される出力電圧V0 のそれぞれ時間変化を示し
ている。
【0022】図2に示すように構成されたDC−DCコ
ンバータにおいて、シリーズレギュレータ26の指令電
源7による指令電圧を高い周波数で変動させると、この
シリーズレギュレータ26の出力端子3,4間には、そ
れに追従して図3(a)に示すような出力電圧V1 が得
られる。この出力電圧V1は直流電源1からの入力電圧
以下、0V以上の範囲で、指令電圧と同一の高い周波数
で変動する。
ンバータにおいて、シリーズレギュレータ26の指令電
源7による指令電圧を高い周波数で変動させると、この
シリーズレギュレータ26の出力端子3,4間には、そ
れに追従して図3(a)に示すような出力電圧V1 が得
られる。この出力電圧V1は直流電源1からの入力電圧
以下、0V以上の範囲で、指令電圧と同一の高い周波数
で変動する。
【0023】一方、絶縁型のスイッチング電源27Aの
出力電圧は、従来の技術の項にて説明したように、その
基準電源14の指令電圧に応じて決定される。従って指
令電源14の指令電圧を一定にしておけば、スイッチン
グ電源27Aは、図3(b)に示すような一定の直流電
圧V2 を出力端子28,29間に出力する。
出力電圧は、従来の技術の項にて説明したように、その
基準電源14の指令電圧に応じて決定される。従って指
令電源14の指令電圧を一定にしておけば、スイッチン
グ電源27Aは、図3(b)に示すような一定の直流電
圧V2 を出力端子28,29間に出力する。
【0024】ここで、シリーズレギュレータ26の高電
位側の出力端子3とスイッチング電源27Aの低電位側
の出力端子29が接続されている。また、スイッチング
電源27Aでは、直流電源側がトランス19の1次巻線
19aに、負荷側がトランス19の2次巻線19bに接
続されて、互いに絶縁され、その制御系もホトカプラ1
6で両側が分離されている。よって、出力端子3,4間
の電圧と出力端子28,29間の電圧を単純に加え合わ
せることができる。従って、DC−DCコンバータの出
力端子30,31間には図3(c)に示すような、電圧
V2 に電圧V1 を重畳した出力電圧V0 すなわち高い周
波数の交流分が重畳されかつ昇圧された直流電圧である
ものが得られる。
位側の出力端子3とスイッチング電源27Aの低電位側
の出力端子29が接続されている。また、スイッチング
電源27Aでは、直流電源側がトランス19の1次巻線
19aに、負荷側がトランス19の2次巻線19bに接
続されて、互いに絶縁され、その制御系もホトカプラ1
6で両側が分離されている。よって、出力端子3,4間
の電圧と出力端子28,29間の電圧を単純に加え合わ
せることができる。従って、DC−DCコンバータの出
力端子30,31間には図3(c)に示すような、電圧
V2 に電圧V1 を重畳した出力電圧V0 すなわち高い周
波数の交流分が重畳されかつ昇圧された直流電圧である
ものが得られる。
【0025】この出力電圧V0 の波高値を直流電源1か
らの入力電圧よりも高い電圧とすることができ、スイッ
チング電源27Aではスイッチング周波数やフィルタの
カットオフ周波数に制限されて不可能であった高周波数
による出力電圧の可変が可能となる。また、この場合に
は、直流電源1のグランド(−側)とDC−DCコンバ
ータの低電位側の出力端子31が共通にできる特徴を有
する。ここで、フィルタ32はスイッチング電源27A
のスイッチング動作により直流電源1の入力電圧がリプ
ルを持つため、その影響がシリーズレギュレータ26の
出力端子3,4の間に出ないようにするために設けたも
のである。
らの入力電圧よりも高い電圧とすることができ、スイッ
チング電源27Aではスイッチング周波数やフィルタの
カットオフ周波数に制限されて不可能であった高周波数
による出力電圧の可変が可能となる。また、この場合に
は、直流電源1のグランド(−側)とDC−DCコンバ
ータの低電位側の出力端子31が共通にできる特徴を有
する。ここで、フィルタ32はスイッチング電源27A
のスイッチング動作により直流電源1の入力電圧がリプ
ルを持つため、その影響がシリーズレギュレータ26の
出力端子3,4の間に出ないようにするために設けたも
のである。
【0026】なお、上記実施例では、シリーズレギュレ
ータ26の出力端子3,4間の電圧V1 とスイッチング
電源27Aの出力端子28,29間の電圧V2 をそれぞ
れ検出し、DC−DCコンバータの出力端子30,31
間の電圧V0 の制御を行なうものを示したが、出力端子
30,31間の電圧V0 を検出し、その検出電圧によっ
てシリーズレギュレータ26の出力端子3,4間の電圧
V1 、またはスイッチング電源27Aの出力端子28,
29間の電圧V2 を制御するように構成してもよい。
ータ26の出力端子3,4間の電圧V1 とスイッチング
電源27Aの出力端子28,29間の電圧V2 をそれぞ
れ検出し、DC−DCコンバータの出力端子30,31
間の電圧V0 の制御を行なうものを示したが、出力端子
30,31間の電圧V0 を検出し、その検出電圧によっ
てシリーズレギュレータ26の出力端子3,4間の電圧
V1 、またはスイッチング電源27Aの出力端子28,
29間の電圧V2 を制御するように構成してもよい。
【0027】実施例2. 上記実施例では、スイッチング電源としてフォワードコ
ンバータを用いたものを示したが、他の種類の絶縁型の
スイッチング電源を用いてもよい。図4はスイッチング
電源としてフライバックコンバータを用いた場合の実施
例を示す回路図であり、図2のそれらに相当する部分に
は同一符号を付してその説明を省略している。図におい
て、27Bはスイッチング電源を示し、35は1次巻線
35aと2次巻線35bを備えたトランスであり、その
1次巻線35aは直流電源1の+側とスイッチング素子
18とに接続されている。36はこのトランス35の2
次巻線35bの一方にアノードが、高電位側の出力端子
28にカソードが接続されたダイオード、37は出力端
子28と29の間に接続された平滑コンデンサであり、
トランス35の2次巻線35bは低電位側の出力端子2
9に接続されている。
ンバータを用いたものを示したが、他の種類の絶縁型の
スイッチング電源を用いてもよい。図4はスイッチング
電源としてフライバックコンバータを用いた場合の実施
例を示す回路図であり、図2のそれらに相当する部分に
は同一符号を付してその説明を省略している。図におい
て、27Bはスイッチング電源を示し、35は1次巻線
35aと2次巻線35bを備えたトランスであり、その
1次巻線35aは直流電源1の+側とスイッチング素子
18とに接続されている。36はこのトランス35の2
次巻線35bの一方にアノードが、高電位側の出力端子
28にカソードが接続されたダイオード、37は出力端
子28と29の間に接続された平滑コンデンサであり、
トランス35の2次巻線35bは低電位側の出力端子2
9に接続されている。
【0028】また、38はそのアノードが、スイッチン
グ素子18とトランス35の1次巻線35aとの接続点
に接続されたダイオードであり、39,40は互いに並
列に接続されて、ダイオード38のカソードと直流電源
1の+側との間に接続されたコンデンサと抵抗である。
グ素子18とトランス35の1次巻線35aとの接続点
に接続されたダイオードであり、39,40は互いに並
列に接続されて、ダイオード38のカソードと直流電源
1の+側との間に接続されたコンデンサと抵抗である。
【0029】この場合にも、スイッチング電源27Bの
直流電源側と負荷側とがトランス35で互いに絶縁さ
れ、その制御系もホトカプラ16によって両側が分離さ
れているので、出力端子30,31間には、シリーズレ
ギュレータ26の出力電源V1 とスイッチング電源27
Bの出力電圧V2 とを単純に加え合わせた出力電圧V0
を得ることができる。
直流電源側と負荷側とがトランス35で互いに絶縁さ
れ、その制御系もホトカプラ16によって両側が分離さ
れているので、出力端子30,31間には、シリーズレ
ギュレータ26の出力電源V1 とスイッチング電源27
Bの出力電圧V2 とを単純に加え合わせた出力電圧V0
を得ることができる。
【0030】実施例3. ところで、上記各実施例では、シリーズレギュレータ2
6の高電位側の出力端子3とスイッチング電源27A,
27Bの低電位側の出力端子29を接続し、シリーズレ
ギュレータ26の低電位側の出力端子4をDC−DCコ
ンバータの低電位側の出力端子31、スイッチング電源
27A,27Bの高電位側の出力端子28をDC−DC
コンバータの高電位側の出力端子30に接続した場合に
ついて説明したが、図5に示すようにシリーズレギュレ
ータ26の低電位側の出力端子4とスイッチング電源2
7の高電位側の出力端子28を接続し、シリーズレギュ
レータ26の高電位側の出力端子3をDC−DCコンバ
ータの高電位側の出力端子30、スイッチング電源27
の低電位側の出力端子29をDC−DCコンバータの低
電位側の出力端子31に接続してもよい。この場合、そ
の動作は前述の場合と同様であるが、直流電源1のグラ
ンド(−側)とDC−DCコンバータの低電位側の出力
端子31とを共通にすることはできない。
6の高電位側の出力端子3とスイッチング電源27A,
27Bの低電位側の出力端子29を接続し、シリーズレ
ギュレータ26の低電位側の出力端子4をDC−DCコ
ンバータの低電位側の出力端子31、スイッチング電源
27A,27Bの高電位側の出力端子28をDC−DC
コンバータの高電位側の出力端子30に接続した場合に
ついて説明したが、図5に示すようにシリーズレギュレ
ータ26の低電位側の出力端子4とスイッチング電源2
7の高電位側の出力端子28を接続し、シリーズレギュ
レータ26の高電位側の出力端子3をDC−DCコンバ
ータの高電位側の出力端子30、スイッチング電源27
の低電位側の出力端子29をDC−DCコンバータの低
電位側の出力端子31に接続してもよい。この場合、そ
の動作は前述の場合と同様であるが、直流電源1のグラ
ンド(−側)とDC−DCコンバータの低電位側の出力
端子31とを共通にすることはできない。
【0031】なお、上記各実施例ではスイッチング電源
部の出力電圧が一定電圧なものについて述べたが、低周
波で出力電圧を可変するものであっても良い。図6はそ
のような場合の動作を説明するための波形図であり、横
軸は時間軸、縦軸は電圧である。
部の出力電圧が一定電圧なものについて述べたが、低周
波で出力電圧を可変するものであっても良い。図6はそ
のような場合の動作を説明するための波形図であり、横
軸は時間軸、縦軸は電圧である。
【0032】シリーズレギュレータ26の出力電圧V1
を同図(a)に示すように高い周波数で変化させる。一
方、スイッチング電源27の出力電圧V2 も同図(b)
に示すように、スイッチング周波数およびフィルタのカ
ットオフ周波数に対し十分低い周波数にて変化させる。
これら各出力電圧V1 ,V2 の変化は、それぞれの指令
電源7もしくは14の指令電圧を所定の周波数で変動さ
せることによって制御している。
を同図(a)に示すように高い周波数で変化させる。一
方、スイッチング電源27の出力電圧V2 も同図(b)
に示すように、スイッチング周波数およびフィルタのカ
ットオフ周波数に対し十分低い周波数にて変化させる。
これら各出力電圧V1 ,V2 の変化は、それぞれの指令
電源7もしくは14の指令電圧を所定の周波数で変動さ
せることによって制御している。
【0033】これにより、DC−DCコンバータの出力
端子30と31の間には同図(c)に示すような、直流
電源1の入力電圧よりも波高値の高い最大電圧を出力
し、しかも高い周波数の指令電圧に応じた出力電圧の可
変が行なえる。
端子30と31の間には同図(c)に示すような、直流
電源1の入力電圧よりも波高値の高い最大電圧を出力
し、しかも高い周波数の指令電圧に応じた出力電圧の可
変が行なえる。
【0034】実施例4.上記各実施例では、高周波数の
電圧V1 が重畳された直流電圧V0 を出力するDC−D
Cコンバータについて説明したが、波高値一定の直流電
圧を出力するDC−DCコンバータとすることもでき
る。図7はそのようなDC−DCコンバータを示す構成
図である。
電圧V1 が重畳された直流電圧V0 を出力するDC−D
Cコンバータについて説明したが、波高値一定の直流電
圧を出力するDC−DCコンバータとすることもでき
る。図7はそのようなDC−DCコンバータを示す構成
図である。
【0035】図7において、44は直流電源1に直列に
接続した電圧比較器であり、45はこの比較器44から
の信号を受け絶縁型のスイッチング電源27のスイッチ
ング動作を制御する制御回路である。46はそのスイッ
チング電源27の出力端子28と29の間に接続された
逆電圧防止用のダイオードである。
接続した電圧比較器であり、45はこの比較器44から
の信号を受け絶縁型のスイッチング電源27のスイッチ
ング動作を制御する制御回路である。46はそのスイッ
チング電源27の出力端子28と29の間に接続された
逆電圧防止用のダイオードである。
【0036】このように構成されたDC−DCコンバー
タは、直流電源1からの入力電圧に左右されずに、入力
電圧が出力電圧V0 に対して高い時にはシリーズレギュ
レータとして働き、入力電圧が低下し出力電圧V0 以下
になった場合には、スイッチング電源とシリーズレギュ
レータの合成回路として働くものである。すなわち、直
流電源1からの入力電圧は比較器44にて基準電圧と比
較される。また基準電圧より高い場合は制御回路45よ
り出力される信号によってスイッチング電源27のスイ
ッチ動作が停止する。これによってシリーズレギュレー
タ26のみが動作して、負荷9に安定した一定の出力電
圧V0 が供給される。
タは、直流電源1からの入力電圧に左右されずに、入力
電圧が出力電圧V0 に対して高い時にはシリーズレギュ
レータとして働き、入力電圧が低下し出力電圧V0 以下
になった場合には、スイッチング電源とシリーズレギュ
レータの合成回路として働くものである。すなわち、直
流電源1からの入力電圧は比較器44にて基準電圧と比
較される。また基準電圧より高い場合は制御回路45よ
り出力される信号によってスイッチング電源27のスイ
ッチ動作が停止する。これによってシリーズレギュレー
タ26のみが動作して、負荷9に安定した一定の出力電
圧V0 が供給される。
【0037】また、入力直流電源1の電圧が基準電圧よ
り低くなると、比較器44の比較結果に基づく制御回路
45からの制御信号により、スイッチング電源27のス
イッチング動作が再開する。これによって、シリーズレ
ギュレータ26の出力端子3,4間の電圧V1 と、スイ
ッチング電源27の出力端子28と29の間の電圧V2
とが加え合わせられて出力電圧V0 が合成される。この
安定した一定の出力電圧V0 が出力端子30,31より
負荷9に供給される。ここで、基準電圧は出力電圧に相
当するものである。
り低くなると、比較器44の比較結果に基づく制御回路
45からの制御信号により、スイッチング電源27のス
イッチング動作が再開する。これによって、シリーズレ
ギュレータ26の出力端子3,4間の電圧V1 と、スイ
ッチング電源27の出力端子28と29の間の電圧V2
とが加え合わせられて出力電圧V0 が合成される。この
安定した一定の出力電圧V0 が出力端子30,31より
負荷9に供給される。ここで、基準電圧は出力電圧に相
当するものである。
【0038】実施例5.図8はこの発明の他の実施例に
よるDC−DCコンバータを示す構成図である。図にお
いて、51は入力端子が直流電源1にシリーズレギュレ
ータ26と並列に接続されるとともに、その出力側が互
いの出力電圧を加え合わせられるようにシリーズレギュ
レータ26の出力側に直列に接続されたスイッチトキャ
パシタ回路(チャージポンプ回路)である。55,56
はその高電位側及び低電位側の出力端子である。なお、
この実施例では、シリーズレギュレータ26の高電位側
の出力端子3とスイッチトキャパシタ回路51の低電位
側の出力端子56とが接続されている。
よるDC−DCコンバータを示す構成図である。図にお
いて、51は入力端子が直流電源1にシリーズレギュレ
ータ26と並列に接続されるとともに、その出力側が互
いの出力電圧を加え合わせられるようにシリーズレギュ
レータ26の出力側に直列に接続されたスイッチトキャ
パシタ回路(チャージポンプ回路)である。55,56
はその高電位側及び低電位側の出力端子である。なお、
この実施例では、シリーズレギュレータ26の高電位側
の出力端子3とスイッチトキャパシタ回路51の低電位
側の出力端子56とが接続されている。
【0039】図9は図8に示したものの詳細な一例を示
す回路図である。図において、51Aはスイッチトキャ
パシタ回路を示し、61〜64はトランジスタ等による
スイチであり、スイッチ61は、一端が直流電源の+側
に、他端がスイッチ62の一端に接続されている。ま
た、スイッチ63は、一端が直流電源1の−側に、他端
がスイッチ64の一端に接続されている。65はスイッ
チ61とスイッチ62の接続点と、スイッチ63とスイ
ッチ64の接続点との間に接続されたコンデンサ、66
はスイッチ62の他端と出力端子55の接続点と、スイ
ッチ64の他端と出力端子56の接続点との間に接続さ
れたコンデンサである。なお、シリーズレギュレータ2
6およびフィルタ32は、第1の実施例におけるものと
同一のものである。
す回路図である。図において、51Aはスイッチトキャ
パシタ回路を示し、61〜64はトランジスタ等による
スイチであり、スイッチ61は、一端が直流電源の+側
に、他端がスイッチ62の一端に接続されている。ま
た、スイッチ63は、一端が直流電源1の−側に、他端
がスイッチ64の一端に接続されている。65はスイッ
チ61とスイッチ62の接続点と、スイッチ63とスイ
ッチ64の接続点との間に接続されたコンデンサ、66
はスイッチ62の他端と出力端子55の接続点と、スイ
ッチ64の他端と出力端子56の接続点との間に接続さ
れたコンデンサである。なお、シリーズレギュレータ2
6およびフィルタ32は、第1の実施例におけるものと
同一のものである。
【0040】次に動作について説明する。図10はその
動作を説明するための波形図であり、同図(a)はシリ
ーズレギュレータ26の出力端子3,4間の電圧V
11の、(b)はスイッチトキャパシタ51Aの出力端子
55,56間の電圧V12の、(c)は出力端子30,3
1より負荷9に出力される出力電圧V0 のそれぞれ時間
変化を示している。
動作を説明するための波形図であり、同図(a)はシリ
ーズレギュレータ26の出力端子3,4間の電圧V
11の、(b)はスイッチトキャパシタ51Aの出力端子
55,56間の電圧V12の、(c)は出力端子30,3
1より負荷9に出力される出力電圧V0 のそれぞれ時間
変化を示している。
【0041】図9に示すように構成されたDC−DCコ
ンバータにおいて、シリーズレギュレータ26の指令電
源7により指令電圧を高い周波数で変動させると、この
シリーズレギュレータ26の出力端子3,4間には、そ
れに追従して図10(a)に示すような出力電圧V11が
得られる。この出力電圧11は直流電源1からの入力電圧
以下、0V以上の範囲で、指令電圧と同一の高い周波数
で変動する。
ンバータにおいて、シリーズレギュレータ26の指令電
源7により指令電圧を高い周波数で変動させると、この
シリーズレギュレータ26の出力端子3,4間には、そ
れに追従して図10(a)に示すような出力電圧V11が
得られる。この出力電圧11は直流電源1からの入力電圧
以下、0V以上の範囲で、指令電圧と同一の高い周波数
で変動する。
【0042】一方、スイッチトキャパシタ回路51Aに
おいて、スイッチの制御部(図示せず)内の発振器から
の信号に応じて、スイッチ61,63が同時にオンす
る。このとき、スイッチ62,64はオフしているの
で、コンデンサ65は、スイッチ61に接続された側が
高電位、スイッチ63に接続された側が低電位となっ
て、直流電源1の電源電圧に充電される。
おいて、スイッチの制御部(図示せず)内の発振器から
の信号に応じて、スイッチ61,63が同時にオンす
る。このとき、スイッチ62,64はオフしているの
で、コンデンサ65は、スイッチ61に接続された側が
高電位、スイッチ63に接続された側が低電位となっ
て、直流電源1の電源電圧に充電される。
【0043】次に、発振器からの信号に応じて、所定時
間経過後に、スイッチ61,63が同時にオフし、スイ
ッチ62,64が同時にオンする。このスイッチング動
作によって、コンデンサ65に蓄えられていた電荷は、
コンデンサ66に移動する。すなわち、コンデンサ66
が、スイッチ62に接続された側が高電位にスイッチ6
4に接続された側が低電位となって、直流電源1の電源
電圧に充電される。
間経過後に、スイッチ61,63が同時にオフし、スイ
ッチ62,64が同時にオンする。このスイッチング動
作によって、コンデンサ65に蓄えられていた電荷は、
コンデンサ66に移動する。すなわち、コンデンサ66
が、スイッチ62に接続された側が高電位にスイッチ6
4に接続された側が低電位となって、直流電源1の電源
電圧に充電される。
【0044】以上のようにして、スイッチトキャパシタ
回路51Aは、図10(b)に示すようなレベルがほぼ
直流電源1の電源電圧に等しい直流電圧を出力端子5
5,56間に出力する。ここで、スイッチ61とスイッ
チ63のオンオフ動作は、スイッチング時間に比べては
るかに短いタイミング差であれば、完全に同時でなくて
もよい。また、スイッチ62とスイッチ64のオンオフ
動作も同様である。ただし、スイッチ61とスイッチ6
2、およびスイッチ63とスイッチ64とは、それぞれ
同時にオンする期間のないように制御される。
回路51Aは、図10(b)に示すようなレベルがほぼ
直流電源1の電源電圧に等しい直流電圧を出力端子5
5,56間に出力する。ここで、スイッチ61とスイッ
チ63のオンオフ動作は、スイッチング時間に比べては
るかに短いタイミング差であれば、完全に同時でなくて
もよい。また、スイッチ62とスイッチ64のオンオフ
動作も同様である。ただし、スイッチ61とスイッチ6
2、およびスイッチ63とスイッチ64とは、それぞれ
同時にオンする期間のないように制御される。
【0045】ここでシリーズレギュレータ26の高電位
側の出力端子3とスイッチトキャパシタ回路51Aの低
電位側の出力端子56が接続されているので、DC−D
Cコンバータの出力端子30,31間には図10(c)
に示すような、電圧V12に電圧V11を重畳した出力電圧
V0 すなわち高い周波数の交流分が重畳されかつ昇圧さ
れた直流電圧であるものが得られる。
側の出力端子3とスイッチトキャパシタ回路51Aの低
電位側の出力端子56が接続されているので、DC−D
Cコンバータの出力端子30,31間には図10(c)
に示すような、電圧V12に電圧V11を重畳した出力電圧
V0 すなわち高い周波数の交流分が重畳されかつ昇圧さ
れた直流電圧であるものが得られる。
【0046】この出力電圧V0 の波高値を直流電源1か
らの入力電圧よりも高い電圧を出力することができ、こ
のように構成した場合にも、スイッチング電源27では
スイッチング周波数やフィルタのカットオフ周波数に制
限されて不可能であった高周波数による出力電圧の可変
が可能となる。また、直流電源1のグランド(−側)と
DC−DCコンバータの低電位側の出力端子31が共通
にできる特徴を有する。
らの入力電圧よりも高い電圧を出力することができ、こ
のように構成した場合にも、スイッチング電源27では
スイッチング周波数やフィルタのカットオフ周波数に制
限されて不可能であった高周波数による出力電圧の可変
が可能となる。また、直流電源1のグランド(−側)と
DC−DCコンバータの低電位側の出力端子31が共通
にできる特徴を有する。
【0047】なお、上記実施例では、シリーズレギュレ
ータ26の出力端子3,4間の電圧V11を検出し、DC
−DCコンバータの出力端子30,31間の電圧V0 の
制御を行なうものを示したが、出力端子30,31間の
電圧V0 を検出し、その検出電圧によってシリーズレギ
ュレータ26の出力端子3,4間の電圧V11を制御する
ように構成してもよい。その場合には、直流電源1の電
源電圧変動によるスイッチトキャパシタ回路51Aの出
力端子55,56間の電圧V12を補償できる効果も生ず
る。
ータ26の出力端子3,4間の電圧V11を検出し、DC
−DCコンバータの出力端子30,31間の電圧V0 の
制御を行なうものを示したが、出力端子30,31間の
電圧V0 を検出し、その検出電圧によってシリーズレギ
ュレータ26の出力端子3,4間の電圧V11を制御する
ように構成してもよい。その場合には、直流電源1の電
源電圧変動によるスイッチトキャパシタ回路51Aの出
力端子55,56間の電圧V12を補償できる効果も生ず
る。
【0048】実施例6.上記実施例では、スイッチトキ
ャパシタ回路51Aの出力端子55,56間の電圧V12
が直流電源の電源電圧とほぼ等しくなるものについて説
明したが、異なる電圧を出力するような構成としてもよ
い。図11は、スイッチトキャパシタ回路51Bの出力
電圧を直流電源1の電源電圧よりも低くなるようにした
DC−DCコンバータの構成を示したものである。
ャパシタ回路51Aの出力端子55,56間の電圧V12
が直流電源の電源電圧とほぼ等しくなるものについて説
明したが、異なる電圧を出力するような構成としてもよ
い。図11は、スイッチトキャパシタ回路51Bの出力
電圧を直流電源1の電源電圧よりも低くなるようにした
DC−DCコンバータの構成を示したものである。
【0049】図11において、70,71,72はトラ
ンジスタ等によるスイッチであり、スイッチ70はスイ
ッチ61と高電位側の出力端子55の間に、スイッチ7
2はスイッチ63と低電位側の出力端子56の間に接続
されている。また、73はアノードがスイッチ63に接
続されカソードがコンデンサ65の一端に接続されたダ
イオードであり、74はダイオード73のカソードにア
ノードが、コンデンサ75の一端にカソードが接続され
たダイオードである。そして、コンデンサ75の他端は
スイッチ63およびスイッチ72に接続され、スイッチ
71は一端がダイオード74のカソードに接続され他端
が高電位側の出力端子55に接続されている。なお、コ
ンデンサ65の容量とコンデンサ75の容量とは等しい
値に選定されている。
ンジスタ等によるスイッチであり、スイッチ70はスイ
ッチ61と高電位側の出力端子55の間に、スイッチ7
2はスイッチ63と低電位側の出力端子56の間に接続
されている。また、73はアノードがスイッチ63に接
続されカソードがコンデンサ65の一端に接続されたダ
イオードであり、74はダイオード73のカソードにア
ノードが、コンデンサ75の一端にカソードが接続され
たダイオードである。そして、コンデンサ75の他端は
スイッチ63およびスイッチ72に接続され、スイッチ
71は一端がダイオード74のカソードに接続され他端
が高電位側の出力端子55に接続されている。なお、コ
ンデンサ65の容量とコンデンサ75の容量とは等しい
値に選定されている。
【0050】次に動作について説明する。スイッチトキ
ャパシタ回路51Bにおいて、スイッチの制御部(図示
せず)内の発振器からの信号に応じて、スイッチ61,
63が同時にオンする。このとき、スイッチ70,7
1,72はオフしているので、ダイオード74が導通
し、コンデンサ65,75は、それぞれ直流電源1の電
源電圧のほぼ1/2の電圧に充電される。
ャパシタ回路51Bにおいて、スイッチの制御部(図示
せず)内の発振器からの信号に応じて、スイッチ61,
63が同時にオンする。このとき、スイッチ70,7
1,72はオフしているので、ダイオード74が導通
し、コンデンサ65,75は、それぞれ直流電源1の電
源電圧のほぼ1/2の電圧に充電される。
【0051】次に、発振器からの信号に応じて、所定時
間経過後に、スイッチ61,63が同時にオフし、スイ
ッチ70,71,72が同時にオンする。このスイッチ
ング動作によって、コンデンサ75に蓄えられていた電
荷は、コンデンサ66に移動する。また、ダイオード7
3が導通しダイオード74が非導通となることにより、
コンデンサ65に蓄えられていた電荷が、コンデンサ6
6に移動する。この結果、コンデンサ66が、出力端子
55に接続された側が高電位に出力端子56に接続され
た側が低電位となって、直流電源1の電源電圧のほぼ1
/2の電圧に充電される。
間経過後に、スイッチ61,63が同時にオフし、スイ
ッチ70,71,72が同時にオンする。このスイッチ
ング動作によって、コンデンサ75に蓄えられていた電
荷は、コンデンサ66に移動する。また、ダイオード7
3が導通しダイオード74が非導通となることにより、
コンデンサ65に蓄えられていた電荷が、コンデンサ6
6に移動する。この結果、コンデンサ66が、出力端子
55に接続された側が高電位に出力端子56に接続され
た側が低電位となって、直流電源1の電源電圧のほぼ1
/2の電圧に充電される。
【0052】以上のようにして、スイッチトキャパシタ
回路51Bは、レベルがほぼ直流電源1の電源電圧の1
/2に等しい直流電圧を出力端子55,56間に出力す
るので、DC−DCコンバータの出力端子30,31間
の出力電圧V0 は、直流バイアス分V12が小さいものと
なる。
回路51Bは、レベルがほぼ直流電源1の電源電圧の1
/2に等しい直流電圧を出力端子55,56間に出力す
るので、DC−DCコンバータの出力端子30,31間
の出力電圧V0 は、直流バイアス分V12が小さいものと
なる。
【0053】実施例7.また、スイッチトキャパシタ回
路において、定電圧ダイオードによってスイッチトキャ
パシタ回路の出力電圧V12を、直流電源1の電源電圧よ
りも低い任意の値とすることができる。図12は、その
ようなスイッチトキャパシタ回路51Cを用いたDC−
DCコンバータの構成を示したものである。この場合に
は、定電圧ダイオード76によってコンデンサ65およ
びコンデンサ66の充電電圧は、直流電源1の電源電圧
より低い値とされる。なお、動作については、第5の実
施例に示したものの動作と同様である。
路において、定電圧ダイオードによってスイッチトキャ
パシタ回路の出力電圧V12を、直流電源1の電源電圧よ
りも低い任意の値とすることができる。図12は、その
ようなスイッチトキャパシタ回路51Cを用いたDC−
DCコンバータの構成を示したものである。この場合に
は、定電圧ダイオード76によってコンデンサ65およ
びコンデンサ66の充電電圧は、直流電源1の電源電圧
より低い値とされる。なお、動作については、第5の実
施例に示したものの動作と同様である。
【0054】実施例8.なお、スイッチトキャパシタ回
路を複数個用いて、出力電圧V0 を得るようにすること
もできる。図13はそのように構成したDC−DCコン
バータを示す構成図である。この場合には、DC−DC
コンバータの出力電圧V0 は、シリーズレギュレータ2
6の出力電圧V11、スイッチトキャパシタ回路511の
出力電圧V12およびスイッチトキャパシタ回路512の
出力電圧V13が加わりあったものであり、高いレベルの
出力電圧V0 が供給される。なお、スイッチトキャパシ
タ回路511,512として、図9に示したスイッチト
キャパシタ回路51A、図11に示したスイッチトキャ
パシタ回路51B、または図12に示したスイッチトキ
ャパシタ回路51Cを用いることができる。
路を複数個用いて、出力電圧V0 を得るようにすること
もできる。図13はそのように構成したDC−DCコン
バータを示す構成図である。この場合には、DC−DC
コンバータの出力電圧V0 は、シリーズレギュレータ2
6の出力電圧V11、スイッチトキャパシタ回路511の
出力電圧V12およびスイッチトキャパシタ回路512の
出力電圧V13が加わりあったものであり、高いレベルの
出力電圧V0 が供給される。なお、スイッチトキャパシ
タ回路511,512として、図9に示したスイッチト
キャパシタ回路51A、図11に示したスイッチトキャ
パシタ回路51B、または図12に示したスイッチトキ
ャパシタ回路51Cを用いることができる。
【0055】なお、上記各実施例では、スイッチトキャ
パシタ回路51およびシリーズレギュレータ26を用い
た出力電圧可変型のDC−DCコンバータについて説明
したが、波高値一定の直流電圧を出力するDC−DCコ
ンバータとすることもできる。その際、スイッチトキャ
パシタ回路51の出力電圧にシリーズレギュレータ26
の出力電圧を加え合わせることにより、昇圧型DC−D
Cコンバータとしての使用が可能である。また、入力電
源電圧が変動してスイッチトキャパシタ回路51の出力
電圧が変動しても、シリーズレギュレータ26でその変
動分を補償し、常に高精度の一定出力電圧を得る構成と
することができる。
パシタ回路51およびシリーズレギュレータ26を用い
た出力電圧可変型のDC−DCコンバータについて説明
したが、波高値一定の直流電圧を出力するDC−DCコ
ンバータとすることもできる。その際、スイッチトキャ
パシタ回路51の出力電圧にシリーズレギュレータ26
の出力電圧を加え合わせることにより、昇圧型DC−D
Cコンバータとしての使用が可能である。また、入力電
源電圧が変動してスイッチトキャパシタ回路51の出力
電圧が変動しても、シリーズレギュレータ26でその変
動分を補償し、常に高精度の一定出力電圧を得る構成と
することができる。
【0056】次に、この発明によるDC−DCコンバー
タの用途の一例について説明する。図14は例えば携帯
電話機の高周波(以下RFいう)電力増幅器にドレイン
電圧制御法(DVC)を適用したものを示す構成図であ
る。図において、41はこの発明による出力電圧可変形
のDC−DCコンバータすなわち例えば上記各実施例に
よるDC−DCコンバータのいずれかであり、42はこ
のDC−DCコンバータ41よりドレイン電圧の供給を
受け、それに基づいてRF入力の増幅を行う飽和形増幅
器、43はDC−DCコンバータ41に出力電圧制御の
ための電圧信号VS を与える非線形制御回路である。
タの用途の一例について説明する。図14は例えば携帯
電話機の高周波(以下RFいう)電力増幅器にドレイン
電圧制御法(DVC)を適用したものを示す構成図であ
る。図において、41はこの発明による出力電圧可変形
のDC−DCコンバータすなわち例えば上記各実施例に
よるDC−DCコンバータのいずれかであり、42はこ
のDC−DCコンバータ41よりドレイン電圧の供給を
受け、それに基づいてRF入力の増幅を行う飽和形増幅
器、43はDC−DCコンバータ41に出力電圧制御の
ための電圧信号VS を与える非線形制御回路である。
【0057】搬送波と信号を含むRF入力は飽和形増幅
器42に導かれて電力増幅の後、RF出力としてアンテ
ナに導かれ電波となる。ここで、飽和形増幅器42は、
非線形増幅器であるため歪が大きい。そこで、線形化の
ためにRF入力をエンベロープ検波し、その電圧に相関
させた電圧信号VS を非線形制御回路43によって生成
する。この電圧信号VS により、電力変換効率が高い出
力電圧可変形のDC−DCコンバータ41で、飽和形増
幅器42内の出力段電界効果形トランジスタ(以下、F
ETという)のドレイン電圧を変化させ、電力増幅を行
なう。その結果、飽和形増幅器42の歪は少なくなり、
従来の線形RF増幅器に比べ効率が良くなる。
器42に導かれて電力増幅の後、RF出力としてアンテ
ナに導かれ電波となる。ここで、飽和形増幅器42は、
非線形増幅器であるため歪が大きい。そこで、線形化の
ためにRF入力をエンベロープ検波し、その電圧に相関
させた電圧信号VS を非線形制御回路43によって生成
する。この電圧信号VS により、電力変換効率が高い出
力電圧可変形のDC−DCコンバータ41で、飽和形増
幅器42内の出力段電界効果形トランジスタ(以下、F
ETという)のドレイン電圧を変化させ、電力増幅を行
なう。その結果、飽和形増幅器42の歪は少なくなり、
従来の線形RF増幅器に比べ効率が良くなる。
【0058】ここで、出力電圧可変形のDC−DCコン
バータ41は、リチウム電池やニッケルカドミウム電池
を直流電源とする場合、RF増幅器の出力電力,効率の
点から飽和形増幅器42内の出力段FETのドレイン電
圧を非線形制御回路43の電圧信号VS に応じ入力電源
電圧以上にすることが望ましいので、昇降圧型であるの
がよい。また、RF増幅器の隣接チャネルや次隣接チャ
ネルに対する漏洩電力を減少させるためには、出力電圧
可変形のDC−DCコンバータ41の出力電圧の変動
は、80kHz 〜100kHz と非常に高い周波数に応答可
能である必要がある。
バータ41は、リチウム電池やニッケルカドミウム電池
を直流電源とする場合、RF増幅器の出力電力,効率の
点から飽和形増幅器42内の出力段FETのドレイン電
圧を非線形制御回路43の電圧信号VS に応じ入力電源
電圧以上にすることが望ましいので、昇降圧型であるの
がよい。また、RF増幅器の隣接チャネルや次隣接チャ
ネルに対する漏洩電力を減少させるためには、出力電圧
可変形のDC−DCコンバータ41の出力電圧の変動
は、80kHz 〜100kHz と非常に高い周波数に応答可
能である必要がある。
【0059】この発明によるDC−DCコンバータは、
直流電源からの入力電圧の昇降圧が可能であり、しか
も、出力電圧が高い周波数の指令電圧にも充分応答でき
るので、携帯電話機等の高周波電力増幅器のドレイン電
圧制御用電源として適している。
直流電源からの入力電圧の昇降圧が可能であり、しか
も、出力電圧が高い周波数の指令電圧にも充分応答でき
るので、携帯電話機等の高周波電力増幅器のドレイン電
圧制御用電源として適している。
【0060】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、DC−DCコンバータを、シリーズレギュレータ
と絶縁型のスイッチング電源の入力側を直流電源に並列
に接続するとともに、シリーズレギュレータの高電圧側
の出力端子とスイッチング電源の低電圧側の出力端子と
を、または、シリーズレギュレータの低電圧側の出力端
子とスイッチング電源の高電圧側の出力端子とを接続
し、電圧供給端子とするシリーズレギュレータおよびス
イッチング電源の他方の出力端子間に負荷を接続するよ
うに構成したので、入力電圧よりも高い出力電圧を得る
ことが可能で、高い周波数に応答して出力電圧を可変に
でき、その際の電力変換効率もよいものが得られる効果
がある。
れば、DC−DCコンバータを、シリーズレギュレータ
と絶縁型のスイッチング電源の入力側を直流電源に並列
に接続するとともに、シリーズレギュレータの高電圧側
の出力端子とスイッチング電源の低電圧側の出力端子と
を、または、シリーズレギュレータの低電圧側の出力端
子とスイッチング電源の高電圧側の出力端子とを接続
し、電圧供給端子とするシリーズレギュレータおよびス
イッチング電源の他方の出力端子間に負荷を接続するよ
うに構成したので、入力電圧よりも高い出力電圧を得る
ことが可能で、高い周波数に応答して出力電圧を可変に
でき、その際の電力変換効率もよいものが得られる効果
がある。
【0061】また、請求項2記載の発明によれば、DC
−DCコンバータを、シリーズレギュレータとスイッチ
トキャパシタ回路の入力側を直流電源に並列に接続する
とともに、シリーズレギュレータの高電圧側の出力端子
とスイッチトキャパシタ回路の低電圧側の出力端子と
を、または、シリーズレギュレータの低電圧側の出力端
子とスイッチトキャパシタ回路の高電圧側の出力端子と
を接続し、電圧供給端子とするシリーズレギュレータお
よびスイッチトキャパシタ回路の他方の出力端子間に負
荷を接続するように構成したので、入力電圧よりも高い
出力電圧を得ることが可能で、高い周波数に応答して出
力電圧を可変できる小型化されたものが得られる効果が
ある。
−DCコンバータを、シリーズレギュレータとスイッチ
トキャパシタ回路の入力側を直流電源に並列に接続する
とともに、シリーズレギュレータの高電圧側の出力端子
とスイッチトキャパシタ回路の低電圧側の出力端子と
を、または、シリーズレギュレータの低電圧側の出力端
子とスイッチトキャパシタ回路の高電圧側の出力端子と
を接続し、電圧供給端子とするシリーズレギュレータお
よびスイッチトキャパシタ回路の他方の出力端子間に負
荷を接続するように構成したので、入力電圧よりも高い
出力電圧を得ることが可能で、高い周波数に応答して出
力電圧を可変できる小型化されたものが得られる効果が
ある。
【図1】この発明の一実施例によるDC−DCコンバー
タを示す構成図である。
タを示す構成図である。
【図2】この発明の第1の実施例によるDC−DCコン
バータを示す回路図である。
バータを示す回路図である。
【図3】図2に示したものの動作を説明するための波形
図である。
図である。
【図4】この発明の第2の実施例によるDC−DCコン
バータを示す回路図である。
バータを示す回路図である。
【図5】この発明の第3の実施例によるDC−DCコン
バータを示す構成図である。
バータを示す構成図である。
【図6】DC−DCコンバータの他の動作例を説明する
ための波形図である。
ための波形図である。
【図7】この発明の第4の実施例によるDC−DCコン
バータを示す回路図である。
バータを示す回路図である。
【図8】この発明のさらに他の実施例によるDC−DC
コンバータを示す構成図である。
コンバータを示す構成図である。
【図9】この発明の第5の実施例によるDC−DCコン
バータを示す回路図である。
バータを示す回路図である。
【図10】図9に示したものの動作を説明するための波
形図である。
形図である。
【図11】この発明の第6の実施例によるDC−DCコ
ンバータを示す回路図である。
ンバータを示す回路図である。
【図12】この発明の第7の実施例によるDC−DCコ
ンバータを示す回路図である。
ンバータを示す回路図である。
【図13】この発明の第8の実施例によるDC−DCコ
ンバータを示す回路図である。
ンバータを示す回路図である。
【図14】この発明によるDC−DCコンバータの用途
の一例を説明するための構成図である。
の一例を説明するための構成図である。
【図15】従来のDC−DCコンバータを示す回路図で
ある。
ある。
【図16】従来の他のDC−DCコンバータを示す回路
図である。
図である。
【図17】従来の昇圧型のDC−DCコンバータを示す
回路図である。
回路図である。
1 直流電源 26 シリーズレギュレータ 27,27A,27B 絶縁型のスイッチング電源 51,511,512,51A,51B,51C スイ
ッチトキャパシタ回路
ッチトキャパシタ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05F 1/56 H02M 3/00
Claims (2)
- 【請求項1】 入力電圧を供給する直流電源と、前記直
流電源に入力端子が接続され、高電位側および低電位側
の出力端子を有しその一方の出力端子が一方の電圧供給
端子となるシリーズレギュレータと、入力端子が前記直
流電源に前記シリーズレギュレータと並列に接続され、
高電位側および低電位側の出力端子を有し、前記一方の
電圧供給端子となる前記シリーズレギュレータの出力端
子の電位側とは逆の電位側の出力端子が他方の電圧供給
端子となるとともに、他方の出力端子が前記シリーズレ
ギュレータの他方の出力端子に接続された絶縁型のスイ
ッチング電源と、前記電圧供給端子間に接続された負荷
とを備えた直流−直流変換器。 - 【請求項2】 入力電圧を供給する直流電源と、前記直
流電源に入力端子が接続され、高電位側および低電位側
の出力端子を有しその一方の出力端子が一方の電圧供給
端子となるシリーズレギュレータと、入力端子が前記直
流電源に前記シリーズレギュレータと並列に接続され、
高電位側および低電位側の出力端子を有し、前記一方の
電圧供給端子となる前記シリーズレギュレータの出力端
子の電位側とは逆の電位側の出力端子が他方の電圧供給
端子となるとともに、他方の出力端子が前記シリーズレ
ギュレータの他方の出力端子に接続されたスイッチトキ
ャパシタ回路と、前記電圧供給端子間に接続された負荷
とを備えた直流−直流変換器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20884091A JP2812824B2 (ja) | 1990-11-14 | 1991-07-26 | 直流−直流変換器 |
US07/790,270 US5267136A (en) | 1990-11-14 | 1991-11-12 | DC-DC converter having parallel converter circuits |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30801390 | 1990-11-14 | ||
JP2-308013 | 1990-11-14 | ||
JP20884091A JP2812824B2 (ja) | 1990-11-14 | 1991-07-26 | 直流−直流変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04357509A JPH04357509A (ja) | 1992-12-10 |
JP2812824B2 true JP2812824B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=26517072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20884091A Expired - Fee Related JP2812824B2 (ja) | 1990-11-14 | 1991-07-26 | 直流−直流変換器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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---|---|---|---|---|
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JP2819393B2 (ja) * | 1994-11-09 | 1998-10-30 | 株式会社三社電機製作所 | プラズマアーク電源装置 |
US5629608A (en) * | 1994-12-28 | 1997-05-13 | Intel Corporation | Power regulation system for controlling voltage excursions |
US5629844A (en) * | 1995-04-05 | 1997-05-13 | International Power Group, Inc. | High voltage power supply having multiple high voltage generators |
TW334649B (en) * | 1996-01-30 | 1998-06-21 | Murata Manufacturing Co | Power apparatus includes a compensator which is capable of enabling phase to lead as the frequency increases, even if gain increases, as shown in a Bode diagram, so as to operate stably |
US5883797A (en) * | 1997-06-30 | 1999-03-16 | Power Trends, Inc. | Parallel path power supply |
KR20000009579A (ko) * | 1998-07-27 | 2000-02-15 | 박진규 | 기체 레이저와 전자빔을 이용한 유해 가스 정화방법 및 장치 |
US6134129A (en) * | 1998-09-23 | 2000-10-17 | Ro Associates | Current sharing signal coupling/decoupling circuit for power converter systems |
US6597158B2 (en) * | 2001-01-29 | 2003-07-22 | Seiko Epson Corporation | Adjustable current consumption power supply apparatus |
US7009858B2 (en) * | 2001-01-29 | 2006-03-07 | Seiko Epson Corporation | Adjustable current consumption power supply apparatus |
EP1643611B1 (en) * | 2003-07-07 | 2020-04-22 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Booster |
JP2005198433A (ja) * | 2004-01-08 | 2005-07-21 | Rohm Co Ltd | 電源装置及びこれを用いた携帯機器 |
JP4866133B2 (ja) * | 2006-04-10 | 2012-02-01 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 電力変換装置 |
JP4079178B2 (ja) * | 2006-04-19 | 2008-04-23 | ダイキン工業株式会社 | 電力変換器及びその制御方法並びに空気調和機 |
JP5258344B2 (ja) * | 2008-03-27 | 2013-08-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP6224365B2 (ja) * | 2013-07-10 | 2017-11-01 | サイプレス セミコンダクター コーポレーション | 電源装置及び半導体装置 |
US9825544B2 (en) | 2014-04-01 | 2017-11-21 | Securaplane Technologies, Inc. | Power converters |
TWI558084B (zh) * | 2015-04-17 | 2016-11-11 | Bidirectional power control and dual power module parallel return controller |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE2831093A1 (de) * | 1978-07-14 | 1980-01-24 | Siemens Ag | Roentgendiagnostikgenerator |
DE2907580A1 (de) * | 1979-02-27 | 1980-09-04 | Leybold Heraeus Gmbh & Co Kg | Verfahren und anordnung zur erzeugung einer geglaetteten spannung aus drehstrom |
IT1212825B (it) * | 1983-06-15 | 1989-11-30 | Ates Componenti Elettron | Stabilizzatore di tensione integrabile monoliticamente, a largo campo d'impiego, per applicazioni di tipo automobilistico. |
JPS6031627A (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-18 | Sony Corp | 電源回路 |
JPS6031629A (ja) * | 1983-07-30 | 1985-02-18 | Sony Corp | 電源回路 |
JPH0395898A (ja) * | 1989-06-30 | 1991-04-22 | Toshiba Corp | X線発生装置 |
US5029064A (en) * | 1989-09-29 | 1991-07-02 | Ball Newton E | Phase-controlled reversible power conversion with equal duty cycle substantially constant amplitude square wave excitation of the power transformer |
-
1991
- 1991-07-26 JP JP20884091A patent/JP2812824B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1991-11-12 US US07/790,270 patent/US5267136A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5267136A (en) | 1993-11-30 |
JPH04357509A (ja) | 1992-12-10 |
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