JPH05344726A - スイッチング電源回路 - Google Patents
スイッチング電源回路Info
- Publication number
- JPH05344726A JPH05344726A JP4173654A JP17365492A JPH05344726A JP H05344726 A JPH05344726 A JP H05344726A JP 4173654 A JP4173654 A JP 4173654A JP 17365492 A JP17365492 A JP 17365492A JP H05344726 A JPH05344726 A JP H05344726A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- power supply
- voltage
- switching
- circuit
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M1/00—Details of apparatus for conversion
- H02M1/36—Means for starting or stopping converters
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J9/00—Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting
- H02J9/04—Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting in which the distribution system is disconnected from the normal source and connected to a standby source
- H02J9/06—Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting in which the distribution system is disconnected from the normal source and connected to a standby source with automatic change-over, e.g. UPS systems
- H02J9/062—Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting in which the distribution system is disconnected from the normal source and connected to a standby source with automatic change-over, e.g. UPS systems for AC powered loads
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B70/00—Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
- Y02B70/30—Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y04—INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
- Y04S—SYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
- Y04S20/00—Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
- Y04S20/20—End-user application control systems
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スイッチング電源回路の効率を改善し、小型
化を図る。 【構成】 トランジスタＱ１、定電圧ダイオードＤ１、
抵抗Ｒ１で補助電源回路４ａを構成する。トランスＴ１
の補助巻き線５、電圧レギュレータ６で補助電源回路７
を構成する。トランジスタＱ１がトランジスタＱ２のス
イッチングが定常でないときにオン、定常のときにオフ
するように電圧レギュレータ６の出力電圧を設定する。
トランジスタＱ２のスイッチングが定常状態でないとき
は補助電源回路４ａからＰＷＭ制御回路３に電力を供給
し、トランジスタＱ２のスイッチングが定常状態のとき
は補助電源回路７からＰＷＭ制御回路３に電力を供給す
る。
化を図る。 【構成】 トランジスタＱ１、定電圧ダイオードＤ１、
抵抗Ｒ１で補助電源回路４ａを構成する。トランスＴ１
の補助巻き線５、電圧レギュレータ６で補助電源回路７
を構成する。トランジスタＱ１がトランジスタＱ２のス
イッチングが定常でないときにオン、定常のときにオフ
するように電圧レギュレータ６の出力電圧を設定する。
トランジスタＱ２のスイッチングが定常状態でないとき
は補助電源回路４ａからＰＷＭ制御回路３に電力を供給
し、トランジスタＱ２のスイッチングが定常状態のとき
は補助電源回路７からＰＷＭ制御回路３に電力を供給す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はスイッチング電源回路に
関し、特に直流出力電圧が一定になるようにトランジス
タをオン／オフさせる制御回路に電力を供給する補助電
源回路に関するものである。
関し、特に直流出力電圧が一定になるようにトランジス
タをオン／オフさせる制御回路に電力を供給する補助電
源回路に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２は交流電圧を直流電圧に変換する従
来のスイッチング電源回路の回路図である。１は交流入
力電圧を整流して直流入力電圧を出力する整流回路、Ｑ
２はその直流入力電圧をスイッチングして、例えば数１
０ｋＨｚの高周波の交流に変換するトランジスタ、Ｔ１
は一時側（入力）と二次側（出力）とを絶縁し、かつそ
の高周波の交流を二次側に伝えるトランス、２はその高
周波の交流を整流して直流出力電圧に変換する整流平滑
回路である。この整流平滑回路２の出力に図示しない負
荷を接続して、負荷に直流出力を供給するようになって
いる。
来のスイッチング電源回路の回路図である。１は交流入
力電圧を整流して直流入力電圧を出力する整流回路、Ｑ
２はその直流入力電圧をスイッチングして、例えば数１
０ｋＨｚの高周波の交流に変換するトランジスタ、Ｔ１
は一時側（入力）と二次側（出力）とを絶縁し、かつそ
の高周波の交流を二次側に伝えるトランス、２はその高
周波の交流を整流して直流出力電圧に変換する整流平滑
回路である。この整流平滑回路２の出力に図示しない負
荷を接続して、負荷に直流出力を供給するようになって
いる。
【０００３】３はトランジスタＱ２をオン／オフさせる
制御信号を出力するＰＷＭ制御回路であり、整流平滑回
路２から出力される直流出力電圧と自己の発振器で発生
する三角波電圧とを比較し、パルスからなる制御信号の
幅を変えてトランジスタＱ２がオン／オフする時間を変
えることにより、直流出力電圧が一定になるようにす
る。Ｒ２は、交流入力電圧の投入、すなわち直流入力電
圧の投入時にＰＷＭ制御回路３に電力を供給する起動時
用の補助電源回路４を構成する抵抗である。５はトラン
スＴ１の補助巻き線、６は補助巻き線５の出力を定電圧
にするダイオードＤ２，Ｄ３を接続した電圧レギュレー
タであり、これらでトランジスタＱ２がスイッチングを
開始した後の定常動作時にＰＷＭ制御回路３に電力を供
給する定常動作時用の補助電源回路７を構成する。
制御信号を出力するＰＷＭ制御回路であり、整流平滑回
路２から出力される直流出力電圧と自己の発振器で発生
する三角波電圧とを比較し、パルスからなる制御信号の
幅を変えてトランジスタＱ２がオン／オフする時間を変
えることにより、直流出力電圧が一定になるようにす
る。Ｒ２は、交流入力電圧の投入、すなわち直流入力電
圧の投入時にＰＷＭ制御回路３に電力を供給する起動時
用の補助電源回路４を構成する抵抗である。５はトラン
スＴ１の補助巻き線、６は補助巻き線５の出力を定電圧
にするダイオードＤ２，Ｄ３を接続した電圧レギュレー
タであり、これらでトランジスタＱ２がスイッチングを
開始した後の定常動作時にＰＷＭ制御回路３に電力を供
給する定常動作時用の補助電源回路７を構成する。
【０００４】次に、このスイッチング電源回路の動作を
説明する。まず、交流入力電圧を投入すると、整流回路
１を通して直流入力電圧が投入されることになる。最初
はトランジスタＱ２がオフしていてスイッチングを開始
していないので、トランスＴ１の補助巻き線５には電圧
が発生しない。そのため、交流入力電圧の投入、すなわ
ち直流入力電圧の投入時は、抵抗Ｒ２からなる起動時用
の補助電源回路４がＰＷＭ制御回路３に始動電流を供給
し、これによりＰＷＭ制御回路３が起動する。
説明する。まず、交流入力電圧を投入すると、整流回路
１を通して直流入力電圧が投入されることになる。最初
はトランジスタＱ２がオフしていてスイッチングを開始
していないので、トランスＴ１の補助巻き線５には電圧
が発生しない。そのため、交流入力電圧の投入、すなわ
ち直流入力電圧の投入時は、抵抗Ｒ２からなる起動時用
の補助電源回路４がＰＷＭ制御回路３に始動電流を供給
し、これによりＰＷＭ制御回路３が起動する。
【０００５】起動直後のＰＷＭ制御回路３は、三角波電
圧と比較している直流出力電圧が低いので、オン時間の
長い制御信号を出力し、トランジスタＱ２がスイッチン
グを開始する。トランジスタＱ２のこのスイッチングに
より直流入力電圧は高周波の交流に変換され、トランス
Ｔ１によって昇圧または降圧された後、整流平滑回路２
を通って安定した直流出力電圧が出力される。初期のオ
ン時間の長いスイッチングにより直流出力電圧が上昇す
ると、ＰＷＭ制御回路３はオン時間の短い制御信号を出
力するので、直流出力電圧の上昇が止まる。このように
トランジスタＱ２のオン／オフ時間を変えることにより
直流出力電圧は定電圧化される。
圧と比較している直流出力電圧が低いので、オン時間の
長い制御信号を出力し、トランジスタＱ２がスイッチン
グを開始する。トランジスタＱ２のこのスイッチングに
より直流入力電圧は高周波の交流に変換され、トランス
Ｔ１によって昇圧または降圧された後、整流平滑回路２
を通って安定した直流出力電圧が出力される。初期のオ
ン時間の長いスイッチングにより直流出力電圧が上昇す
ると、ＰＷＭ制御回路３はオン時間の短い制御信号を出
力するので、直流出力電圧の上昇が止まる。このように
トランジスタＱ２のオン／オフ時間を変えることにより
直流出力電圧は定電圧化される。
【０００６】なお、トランジスタＱ２がスイッチングを
開始してトランスＴ１に交流が流れ始めると、トランス
Ｔ１の補助巻き線５から交流が出力され、ダイオードＤ
２で整流されて電圧レギュレータ６に定電圧が発生す
る。この結果、定常動作時用の補助電源回路７からＰＷ
Ｍ制御回路３に電力が供給される。
開始してトランスＴ１に交流が流れ始めると、トランス
Ｔ１の補助巻き線５から交流が出力され、ダイオードＤ
２で整流されて電圧レギュレータ６に定電圧が発生す
る。この結果、定常動作時用の補助電源回路７からＰＷ
Ｍ制御回路３に電力が供給される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】トランジスタＱ２がス
イッチングを開始してトランスＴ１の補助巻き線５から
電力供給が開始された後も、常に抵抗Ｒ２には電流が流
れ続けており、電力損失となる。又、電源装置の種類及
び用途によっては、直流出力が無負荷の場合でも定電圧
を発生させる必要がある。しかし、無負荷時においては
トランジスタＱ２がスイッチングしたり、スイッチング
しなかったりの不連続状態になっており、トランスＴ１
の補助巻き線５から十分な電圧が発生できないことがあ
る。この場合は、ほとんど抵抗Ｒ２を介して電流が供給
されることになる。よって、抵抗Ｒ２の消費電力、特に
直流出力の無負荷時の電力損失が大きく、例えば数Ｗに
達するものもあり、電源装置全体としての効率を悪化さ
せている。又、このために抵抗Ｒ２は大電力用の抵抗、
例えば１０Ｗの抵抗を使用しなければならず、電源装置
の小型化に支障をきたすことになる。
イッチングを開始してトランスＴ１の補助巻き線５から
電力供給が開始された後も、常に抵抗Ｒ２には電流が流
れ続けており、電力損失となる。又、電源装置の種類及
び用途によっては、直流出力が無負荷の場合でも定電圧
を発生させる必要がある。しかし、無負荷時においては
トランジスタＱ２がスイッチングしたり、スイッチング
しなかったりの不連続状態になっており、トランスＴ１
の補助巻き線５から十分な電圧が発生できないことがあ
る。この場合は、ほとんど抵抗Ｒ２を介して電流が供給
されることになる。よって、抵抗Ｒ２の消費電力、特に
直流出力の無負荷時の電力損失が大きく、例えば数Ｗに
達するものもあり、電源装置全体としての効率を悪化さ
せている。又、このために抵抗Ｒ２は大電力用の抵抗、
例えば１０Ｗの抵抗を使用しなければならず、電源装置
の小型化に支障をきたすことになる。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、上記起動時用の補助電源回路を、例えば
ＮＰＮトランジスタ、定電圧ダイオード、抵抗によるド
ロッパ型レギュレータで構成し、トランジスタＱ２のス
イッチングが定常動作をしているときは電力供給を停止
する開閉手段を有するようにしたものである。
決するために、上記起動時用の補助電源回路を、例えば
ＮＰＮトランジスタ、定電圧ダイオード、抵抗によるド
ロッパ型レギュレータで構成し、トランジスタＱ２のス
イッチングが定常動作をしているときは電力供給を停止
する開閉手段を有するようにしたものである。
【０００９】
【作用】本発明によれば、直流入力電圧の投入時及び直
流出力の無負荷時は、開閉手段は導通状態となって起動
時用の補助電源回路からＰＷＭ制御回路に電力を供給す
る。トランジスタのスイッチングの定常動作時は、開閉
手段は遮断状態となって起動時用の補助電源回路からの
電力供給を停止し、トランスの補助巻き線による定常動
作時用の補助電源回路のみからＰＷＭ制御回路に電力を
供給する。
流出力の無負荷時は、開閉手段は導通状態となって起動
時用の補助電源回路からＰＷＭ制御回路に電力を供給す
る。トランジスタのスイッチングの定常動作時は、開閉
手段は遮断状態となって起動時用の補助電源回路からの
電力供給を停止し、トランスの補助巻き線による定常動
作時用の補助電源回路のみからＰＷＭ制御回路に電力を
供給する。
【００１０】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。従来例を示す図２と同様の部分には、同一の符号が
付してある。
る。従来例を示す図２と同様の部分には、同一の符号が
付してある。
【００１１】図１は本発明の一実施例を示すスイッチン
グ電源回路の回路図である。この回路で図２と異なるの
は、抵抗Ｒ２に代えて、トランジスタＱ１と定電圧ダイ
オードＤ１と抵抗Ｒ１とによりドロッパ型レギュレータ
を構成し、起動時用の補助電源回路４ａとしていること
である。
グ電源回路の回路図である。この回路で図２と異なるの
は、抵抗Ｒ２に代えて、トランジスタＱ１と定電圧ダイ
オードＤ１と抵抗Ｒ１とによりドロッパ型レギュレータ
を構成し、起動時用の補助電源回路４ａとしていること
である。
【００１２】トランジスタＱ１のベースは定電圧ダイオ
ードＤ１でクランプしている。電圧レギュレータ６の出
力電圧がない場合、トランジスタＱ１のエミッタ電圧Ｖ
E は、定電圧ダイオードＤ１のツェナ電圧をＶZ 、トラ
ンジスタＱ１のベース―エミッタ間電圧をＶBEとする
と、 ＶE ＝ＶZ −ＶBE となる。ここで、トランスＴ１の補助巻き線５に電圧レ
ギュレータ６が定電圧を発生するのに十分な交流が出力
されるとき、電圧レギュレータ６を通してダイオードＤ
３のカソードに出力される電圧を、上記式のトランジス
タＱ１のエミッタ電圧ＶE より高く設定しておく。
ードＤ１でクランプしている。電圧レギュレータ６の出
力電圧がない場合、トランジスタＱ１のエミッタ電圧Ｖ
E は、定電圧ダイオードＤ１のツェナ電圧をＶZ 、トラ
ンジスタＱ１のベース―エミッタ間電圧をＶBEとする
と、 ＶE ＝ＶZ −ＶBE となる。ここで、トランスＴ１の補助巻き線５に電圧レ
ギュレータ６が定電圧を発生するのに十分な交流が出力
されるとき、電圧レギュレータ６を通してダイオードＤ
３のカソードに出力される電圧を、上記式のトランジス
タＱ１のエミッタ電圧ＶE より高く設定しておく。
【００１３】交流入力電圧の投入時、すなわち直流入力
電圧の投入時は、トランジスタＱ２が定常のスイッチン
グ動作をしておらず、トランスＴ１の補助巻き線５から
電圧レギュレータ６を通してダイオードＤ３のカソード
に出力される電圧が小さいので、トランジスタＱ１のベ
ース―エミッタ間は順バイアスとなってトランジスタＱ
１はオンする。よって、起動時用の補助電源回路４ａか
らＰＷＭ制御回路３へ電力が供給される。
電圧の投入時は、トランジスタＱ２が定常のスイッチン
グ動作をしておらず、トランスＴ１の補助巻き線５から
電圧レギュレータ６を通してダイオードＤ３のカソード
に出力される電圧が小さいので、トランジスタＱ１のベ
ース―エミッタ間は順バイアスとなってトランジスタＱ
１はオンする。よって、起動時用の補助電源回路４ａか
らＰＷＭ制御回路３へ電力が供給される。
【００１４】トランジスタＱ２のスイッチングが定常状
態になると、トランスＴ１の補助巻き線５から十分大き
い交流が出力されるため、電圧レギュレータ６を通して
ダイオードＤ３のカソードに出力される電圧は、電圧レ
ギュレータ６によってあらかじめ決められた定電圧とな
る。この電圧は上記のようにトランジスタＱ１のエミッ
タ電圧ＶE より高くなるので、トランジスタＱ１のベー
ス―エミッタ間は逆バイアスとなってトランジスタＱ１
はオフする。よって、トランジスタＱ２のスイッチング
の定常動作時におけるＰＭＷ制御回路３への電力供給
は、定常動作時用の補助電源回路７のみからとなる。
態になると、トランスＴ１の補助巻き線５から十分大き
い交流が出力されるため、電圧レギュレータ６を通して
ダイオードＤ３のカソードに出力される電圧は、電圧レ
ギュレータ６によってあらかじめ決められた定電圧とな
る。この電圧は上記のようにトランジスタＱ１のエミッ
タ電圧ＶE より高くなるので、トランジスタＱ１のベー
ス―エミッタ間は逆バイアスとなってトランジスタＱ１
はオフする。よって、トランジスタＱ２のスイッチング
の定常動作時におけるＰＭＷ制御回路３への電力供給
は、定常動作時用の補助電源回路７のみからとなる。
【００１５】更に、直流出力の無負荷時においてはトラ
ンジスタＱ２のスイッチングが不連続になって定常のス
イッチング動作を行わないので、トランスＴ１の補助巻
き線５から電圧レギュレータ６を通してダイオードＤ３
に出力される電圧は、トランジスタＱ１のエミッタ電圧
ＶE よりも低くなる。よって、トランジスタＱ１のベー
ス―エミッタ間は順バイアスとなってトランジスタＱ１
はオンし、起動時用の補助電源回路４ａからＰＷＭ制御
回路３へ電力が供給される。すなわち、起動時用の補助
電源回路４ａは、トランジスタＱ２のスイッチング状態
に応じて導通／遮断動作する開閉手段としての働きを持
つことになる。
ンジスタＱ２のスイッチングが不連続になって定常のス
イッチング動作を行わないので、トランスＴ１の補助巻
き線５から電圧レギュレータ６を通してダイオードＤ３
に出力される電圧は、トランジスタＱ１のエミッタ電圧
ＶE よりも低くなる。よって、トランジスタＱ１のベー
ス―エミッタ間は順バイアスとなってトランジスタＱ１
はオンし、起動時用の補助電源回路４ａからＰＷＭ制御
回路３へ電力が供給される。すなわち、起動時用の補助
電源回路４ａは、トランジスタＱ２のスイッチング状態
に応じて導通／遮断動作する開閉手段としての働きを持
つことになる。
【００１６】トランジスタＱ１がオフしている場合、起
動時用の補助電源回路の損失は、抵抗Ｒ１と定電圧ダイ
オードＤ１とを流れるわずかな電流によるものであり、
従来の図２抵抗Ｒ２による損失と比べて、例えばその損
失が数１０ｍＷと大幅に減らすことができる。
動時用の補助電源回路の損失は、抵抗Ｒ１と定電圧ダイ
オードＤ１とを流れるわずかな電流によるものであり、
従来の図２抵抗Ｒ２による損失と比べて、例えばその損
失が数１０ｍＷと大幅に減らすことができる。
【００１７】
【発明の効果】以上の説明のように本発明によれば、直
流入力電圧の投入時及び直流出力の無負荷時は、ドロッ
パ型レギュレータ等による起動時用の補助電源回路から
ＰＷＭ制御回路に電力を供給し、トランジスタのスイッ
チングの定常動作時は、定常動作時用の補助電源回路の
みからＰＷＭ制御回路に電力を供給するようにしたの
で、起動時用の補助電源回路における抵抗による電力損
失を従来に比べて大幅に減らし、電源装置全体としての
効率を向上させることができる。又、大電力用の抵抗を
必要としないので、電源装置が小型化できる。
流入力電圧の投入時及び直流出力の無負荷時は、ドロッ
パ型レギュレータ等による起動時用の補助電源回路から
ＰＷＭ制御回路に電力を供給し、トランジスタのスイッ
チングの定常動作時は、定常動作時用の補助電源回路の
みからＰＷＭ制御回路に電力を供給するようにしたの
で、起動時用の補助電源回路における抵抗による電力損
失を従来に比べて大幅に減らし、電源装置全体としての
効率を向上させることができる。又、大電力用の抵抗を
必要としないので、電源装置が小型化できる。
【図１】本発明の一実施例を示すスイッチング電源回路
の回路図である。
の回路図である。
【図２】従来例のスイッチング電源回路の回路図であ
る。
る。
１ 整流回路 ２ 整流平滑回路 ３ ＰＷＭ制御回路 ４ａ 起動時用の補助電源回路 ５ トランス補助巻き線 ６ 電圧レギュレータ ７ 定常動作時用の補助電源回路 Ｑ１ レギュレータ用トランジスタ Ｑ２ スイッチングトランジスタ Ｄ１ 定電圧ダイオード Ｒ１ レギュレータ用抵抗 Ｔ１ トランス
Claims (1)
- 【請求項１】 直流入力電圧をスイッチングするトラン
ジスタと、前記直流入力電圧をスイッチングすることに
より発生した交流を直流出力電圧に整流する整流平滑回
路と、前記トランジスタのオン／オフする時間を変える
ことにより前記直流出力電圧が一定になるように制御す
る制御回路と、前記直流入力電圧の投入時に前記制御回
路に電力を供給する起動時用の補助電源回路と、前記ト
ランジスタのスイッチングの定常動作時に前記制御回路
に電力を供給する定常動作時用の補助電源回路とを有す
るスイッチング電源回路において、 前記起動時用の補助電源回路は、前記トランジスタのス
イッチングの定常動作時に電力供給を停止する開閉手段
を有することを特徴とするスイッチング電源回路。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4173654A JPH05344726A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | スイッチング電源回路 |
| US08/073,068 US5341279A (en) | 1992-06-09 | 1993-06-08 | Switching power supply circuit providing reduced power loss upon termination of operation of a starting power supply circuit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4173654A JPH05344726A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | スイッチング電源回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05344726A true JPH05344726A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=15964630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4173654A Pending JPH05344726A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | スイッチング電源回路 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5341279A (ja) |
| JP (1) | JPH05344726A (ja) |
Families Citing this family (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3110208B2 (ja) * | 1993-05-17 | 2000-11-20 | 群馬日本電気株式会社 | パーソナルコンピュータの電源装置 |
| DE4324150C1 (de) * | 1993-07-19 | 1994-10-27 | Bruker Analytische Messtechnik | Feingeregeltes verlustarmes Hochleistungsnetzgerät |
| JP2715921B2 (ja) * | 1994-07-27 | 1998-02-18 | 日本電気株式会社 | スイッチング電源回路 |
| JPH08140260A (ja) * | 1994-11-10 | 1996-05-31 | Nec Corp | 電源装置 |
| KR100241401B1 (ko) * | 1995-02-14 | 2000-02-01 | 전주범 | 보조 전원 공급회로 |
| WO1996031940A1 (en) * | 1995-04-05 | 1996-10-10 | Philips Electronics N.V. | Switched-mode power supply |
| US5638262A (en) * | 1995-09-07 | 1997-06-10 | Dell Usa L.P. | Method and apparatus for providing isolated power sourced from bleeder current |
| EP0765025A3 (de) * | 1995-09-21 | 1998-12-30 | Siemens Aktiengesellschaft | Anlaufschaltung und Halbleiterkörper für eine solche Anlaufschaltung |
| KR0167648B1 (ko) * | 1995-10-10 | 1999-01-15 | 김광호 | 일체형 컴퓨터의 전원 공급 제어 장치 및 그 방법 |
| US6026000A (en) * | 1998-06-17 | 2000-02-15 | Lucent Technologies Inc. | Single transformer power supply with two separated inputs and multiple outputs |
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