JP2010153584A - 光モジュールおよび波長制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光モジュールにおいて、波長を高精度に制御しつつ、小型化を可能とすることを目的としている。
【解決手段】 光モジュールにおいて、制御された波長の光を発光する発光素子と、互いに平行でない平面としての第1および第2の端面を有するプリズムにおいて、前記発光素子で発光した光が入射光線として第1の端面に入射し、前記入射光線が第1および第2の端面を透過した第1の光線を射出し、前記入射光線が第1の端面で反射した第2の光線を射出し、前記入射光線が第1の端面を透過してから第2の端面で反射した後に第1の端面を透過した第3の光線を射出する光分岐部と、前記プリズムからの第1の光線を集光する集光レンズおよび前記集光レンズで集光した第1の光線を出力する光ファイバを有する出力部と、前記プリズムからの第2および第3の光線を受光し前記発光素子が発光する光の波長を制御するための受光結果を出力する受光部と、を備えた。
【選択図】 図1

Description

この発明は、制御された波長の光を出力する光モジュールおよび波長制御方法に関するものである。
従来、波長可変型半導体レーザ素子の波長を可変制御する波長可変光送信器において、波長可変光源素子と、この波長可変光源素子から出射された前方出射光を平行ビームに変換するレンズと、この平行ビームをファイバ入射用と波長モニタ用に分岐するためのビームスプリッタと、このビームスプリッタにより分岐した平行ビームの一部を入射光とするエタロンフィルタと、このフィルタを通過した平行ビームを受光し電気信号に変換する第1光検出器と、ビームスプリッタの分岐光を直接受光して電気信号に変換する第2光検出器とを有するモジュール部、および、発振波長の安定化の制御を行う制御部から構成されたものが知られている(特許文献1参照)。
特開2002−185074号公報
特許文献1に開示されている従来の波長可変光送信器のモジュール部としての光モジュールにおいては、ビームスプリッタによりファイバ入射用平行ビームと垂直な方向に分岐された波長モニタ用平行ビームが、エタロンフィルタや第1および第2光検出器に入射するように配置されているので、光モジュールの寸法が大きくなり、光モジュールの小型化の妨げになっているという問題点があった。また、波長モニタ用平行ビームを受光する第1および第2光検出器が隣接した位置に配置されているので、内部反射による迷光の影響を受けやすいという問題点もあった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、光モジュールにおいて、波長を高精度に制御しつつ、小型化を可能とすることを目的としている。
この発明に係る光モジュールは、制御された波長の光を発光する発光素子と、互いに平行でない平面としての第1および第2の端面を有するプリズムにおいて、前記発光素子で発光した光が入射光線として第1の端面に入射し、前記入射光線が第1および第2の端面を透過した第1の光線を射出し、前記入射光線が第1の端面で反射した第2の光線を射出し、前記入射光線が第1の端面を透過してから第2の端面で反射した後に第1の端面を透過した第3の光線を射出する光分岐部と、前記プリズムからの第1の光線を集光する集光レンズおよび前記集光レンズで集光した第1の光線を出力する光ファイバを有する出力部と、前記プリズムからの第2および第3の光線を受光し前記発光素子が発光する光の波長を制御するための受光結果を出力する受光部と、を備えたものである。
この発明は、光モジュールにおいて、プリズムで3分岐された光線のうち、プリズムを透過した第1の光線を第2の端面側に出力し、プリズムの第1の端面で反射された第2の光線およびプリズムの第2の端面で反射された第3の光線を第1の端面側で波長制御のために受光するようにしたので、波長を高精度に制御しつつ、小型化を可能とすることができる。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1による光モジュールは、発振波長が可変制御可能なLD(Laser Diode)素子からの入射光線をプリズムで3分岐し、プリズムを透過した第1の光線を、集光レンズおよび光ファイバを介して出力し、入射端面側に2分岐された平行でない光線のうち、プリズムの入射端面で反射された第2の光線を、エタロンフィルタを介して第1の受光素子で受光して電気信号に変換し、プリズムの射出端面で反射された第3の光線を第2の受光素子で受光して電気信号に変換し、LD素子の発振波長を制御するための電気信号として発振波長制御部に出力するように構成したものである。これにより、迷光の影響を低減して波長を高精度に制御しつつ、小型化を可能とすることができる。
図1は、この発明の実施の形態1による光モジュールを示す構成図としての上面図である。なお、各図において、同一符号は同一または相当部分を示す。図1において、光モジュールとしての波長可変LD(Laser Diode)モジュール1は、外部制御により発振波長が可変制御可能な発光素子としてのLD(Laser Diode)素子2と、LD素子2からの出力光をコリメート光とするコリメートレンズ3と、コリメート光を入射光線として入射し、入射光線を3分岐する光分岐部としての楔形プリズム4と、楔形プリズム4の頂角をはさむ2つの平面である入射側の第1の端面および射出側の第2の端面のうち、第1の端面で反射する第2の光線を入射し波長に応じた損失を与えて透過する光フィルタとしてのエタロンフィルタ5と、エタロンフィルタ5を透過後の第2の光線を受光して電気信号に変換する波長検出用の第1の受光素子6と、楔形プリズム4の第2の端面で反射した後、第1の端面を透過した第3の光線を受光して電気信号に変換するパワーモニタ用の第2の受光素子7と、気密窓8と、楔形プリズム4の第1の端面および第2の端面を透過した第1の光線を後述の光ファイバ11に結合させるための集光レンズ9と、LD素子2への光ファイバ11からの反射戻光を防ぐための光アイソレータ10と、外部出力用の光ファイバ11と、で構成されている。なお、エタロンフィルタ5と第1の受光素子6と第2の受光素子7とで受光部を構成する。集光レンズ9と光ファイバ11とで出力部を構成する。
また、図1において、波長可変LDモジュール1とは別に、第1の受光素子6および第2の受光素子7で変換された各電気信号の出力比に従ってLD素子2の発振波長をLD素子2への注入電流もしくは温度調整により制御する発振波長制御部12を設けている。なお、発振波長制御部12による制御は、波長を可変調整するためのものでも、固定波長に安定化するためのものでも良い。
次に動作について説明する。波長可変LDモジュール1では、LD素子2からのコリメート光を光分岐手段により3分岐して、光ファイバ11から光を出力し、波長検出用の第1の受光素子6とパワーモニタ用の第2の受光素子7に光を入力する。実施の形態1による波長可変LDモジュール1では、その光分岐手段として図2に示すような楔形プリズム4を用いている。楔形プリズム4の材料は入手性が良く安価なコーティング膜無しのガラスBK7であり、光波長1.55μm帯での屈折率はn = 1.501である。図2において、13は集光レンズ9の光軸に一致させているパッケージ軸、14は楔形プリズム4の第1の端面に入射する入射光線、15は楔形プリズム4の第1の端面および第2の端面を透過した第1の光線、16は楔形プリズム4の第1の端面で反射した第2の光線、17は楔形プリズムの第1の端面を透過し第2の端面で反射した後第1の端面を透過した第3の光線である。図2に示すθ1〜θ4は以下の式で計算できる。
Figure 2010153584
なお、θ0は入射光線14または第3の光線16と第1の端面の垂線とのなす角であり、θは第1の端面を透過した楔形プリズム4内の光線と第1の端面の垂線とのなす角であり、θは第1の端面を透過した楔形プリズム4内の光線と第2の端面の垂線とのなす角であり、θは第1の光線15と第2の端面の垂線とのなす角であり、θは第3の光線17と第1の端面の垂線とのなす角であり、φは楔形プリズム4の頂角である。
この楔形プリズム4の頂角φをφ=16°としてパッケージ軸13に対してθ0/2=8°で配置し、LD素子2からパッケージ軸13に対してθ0/2=8°傾斜させたコリメート光線としての入射光線14を入射すると、楔形プリズム4を透過する第1の光線15はパッケージ軸13と平行となり、気密窓8を通過後に集光レンズ9、光アイソレータ10および光ファイバ11を介して外部へ出力される。なお、θが以下の式を満足するとき、第1の光線15はパッケージ軸13と平行となる。
Figure 2010153584
また、受光部においては、第1の端面で反射した第2の光線16は、パッケージ軸13との光線角度が3θ0/2=24°となり、パッケージ軸13をはさんで入射光線14とは逆方向への出力となるため、LD素子2とコリメートレンズ3の配置位置と重ならないように、エタロンフィルタ5をパッケージ内部へ有効に設置可能である。また、エタロンフィルタ5からの反射光を、気密窓8を介してパッケージ外部の例えば吸収性のあるニッケルめっき面やステンレス面及び光アイソレータ10に導くことが容易にできる。また、第2の端面で反射した後第1の端面を透過した第3の光線17はパッケージ軸13との光線角度θ4=25°となり、パッケージ軸13をはさんで両側に波長検出用の第1の受光素子6とパワーモニタ用の第2の受光素子7を配置できる。
上述の楔形プリズム4を用いた構成により、エタロンフィルタ5からの反射戻り光を防ぐとともに、高精度に波長安定可能な波長可変LDモジュール1として、非常にコンパクトなパッケージへ収納することを可能としている。例えばエタロンフィルタ5の仕様として、高精度に波長を安定化するため、C帯のITU-Tグリッドで、50GHz間隔、中心波長1550.52nm、波長間隔0.401nmとすると、代表的なエタロンフィルタの材料である石英エタロンや水晶エタロンでは、寸法が約2mmと大きなサイズとなる。特許文献1のようにビームスプリッタで光軸に対し90度曲げてエタロンフィルタを透過させる構造では、パッケージの横幅の寸法が大きくなり、モジュールの小型化が困難である。これに対し、この発明の実施の形態1では、楔形プリズム4を用いることでパッケージ軸13に対し約24°の傾きでエタロンフィルタ5を配置できるため、モジュール内のスペースを有効利用できる。さらに、この発明の実施の形態1では、LD素子2を第2の受光素子7寄りに配置し、楔形プリズム4に、LD素子2からのコリメート光線をパッケージ軸13に対し8°傾けて入射する構成としている。これにより、エタロンフィルタ5の配置スペースを拡大し、モジュールの小型化を容易にしている。
次に、楔形プリズム4の各境界面でのP波とS波のエネルギー反射率RP、RSは、入射角をθin、出射角をθoutとして以下の式で表せる。
Figure 2010153584
図3は第1の端面への光線入射角度に対する第1の端面でのエネルギー反射率、図4は第1の端面への光線入射角度に対する第2の端面でのエネルギー反射率、図5は第1の端面への光線入射角度に対する第2の端面から第1の端面への戻り光への第1端面でのエネルギー反射率である。図3、4において、1回目の反射光と透過光については、第1の端面への光線入射角度が16°と小さいので反射率の偏波依存性は比較的小さく、P波およびS波ともに反射率は4%程度である。第2の端面から第1の端面への戻り光への第1端面でのエネルギー反射率は光線角度が大きくなるため図5に示す通り偏波依存性が比較的大きくなり、P波の反射率は2.1%、S波の反射率は6.3%となる。すなわち、第3の光線として透過するときの透過率は、P波では97.9%、S波の反射率は93.7%となる。LD素子2からの水平偏波が入射する場合はP偏光のみであり、偏波依存性は生じない。また、後述の実施の形態3による構成のように、エタロンフィルタ5からの反射対策として光アイソレータ10をLD素子2の直後に配置する場合には、45%の偏波回転があるためP波とS波の両偏波が発生する。その場合、例えば光アイソレータ10を図示しない温度制御手段に配置して偏波消光比の変化を抑える工夫が有効である。
以上のように、この発明の実施の形態1による光モジュールにおいては、小型なモジュールパッケージ内において、エタロンフィルタの反射光による受光素子への迷光成分を排除し、レーザ光の発振波長を高精度に制御できる。実施の形態1では、LD素子からの出力光の受光部への光分波手段を、楔形プリズムのみで構成し、かつ迷光成分の排除も同時に実現しているため、部品数が少なく、モジュール内部は非常に簡易な構造となり、波長可変LDモジュールの小型化および低コストでの提供が可能である。
なお、プリズムの形状は楔形に限られず、例えば台形でも良く、要するに、入射端面側に2分岐し、射出端面側に1分岐することで、3分岐できる形状のものであれば良い。また、エタロンフィルタ5における透過波長周期性の周波数間隔は、50GHzに限られず、例えば100GHz、25GHzでも良い。また、光フィルタは、エタロンフィルタに限られず、要するに、波長に応じた損失を与えるものであれば良い。また、発光素子は、LD素子に限られず、要するに、波長を可変制御可能な光源であればどのような光源でも良い。また、光源の出力光がほぼ平行光であれば、コリメートレンズ3は省略可能である。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2による光モジュールは、この発明の実施の形態1による光モジュールと同様の構成に加え、エタロンフィルタの反射光を吸収する光吸収ブロックを配置するように構成したものである。これにより、エタロンフィルタの反射光による受光素子への迷光成分を排除し、レーザ光の発振波長をさらに高精度に制御できる。
図6は、この発明の実施の形態2による光モジュールを示す構成図としての上面図である。なお、各図において、同一符号は同一または相当部分を示す。図6において、エタロンフィルタ5の反射光が楔形プリズム4の第1の端面および第2の端面を透過後に導かれる位置に、光入射面に対し光吸収性をもった光吸収手段としての光吸収ブロック18を配置している。この光吸収ブロック18を追加するように構成した以外は、この発明の実施の形態1による光モジュールと同様の構成である。
次に動作について説明する。実施の形態1では、気密窓8を介し外部へ反射光を逃がす構成としているが、楔形プリズム4への入射光角度を大きくしたい場合や、エタロンフィルタ5や第1の受光素子6および第2の受光素子7の配置を変更したい場合に、光線を気密窓8に入射させることが困難となる場合がある。また、気密窓8の寸法が非常に小さい場合も光線を気密窓8に入射することが困難となる。これに対し、実施の形態2では、光吸収ブロック18をエタロンフィルタ5の反射光が通過する位置に配置する構成のため、モジュール内の配置変更や、エタロンフィルタ5の設置角度変更にフレキシブルに対応可能である。なお、光吸収ブロック18は、楔形プリズム4とパッケージ壁の間への設置のみならず、反射光が導かれる位置のパッケージ壁面上に配置しても良いし、反射光が導かれる位置のパッケージ壁面自体を光の吸収性がある材料で構成しても良い。
以上のように、この発明の実施の形態2による光モジュールにおいては、エタロンフィルタの反射光を吸収する光吸収ブロックを配置するようにしている。これにより、エタロンフィルタの反射光による受光素子への迷光成分を排除し、レーザ光の発振波長をさらに高精度に制御できる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3による光モジュールは、この発明の実施の形態1による光モジュールの構成において、楔形プリズムと光ファイバの間に配置していた光アイソレータを、LD素子と楔形プリズムの間に配置するように構成を変更したものである。これにより、LD素子への迷光成分を排除し、レーザ光の発振波長をさらに高精度に制御できる。
図7は、この発明の実施の形態3による光モジュールを示す構成図としての上面図である。なお、各図において、同一符号は同一または相当部分を示す。図7において、光アイソレータ10を、コリメートレンズ3を介してLD素子2と楔形プリズム4の間に配置している。この光アイソレータ10の配置を変更するように構成した以外は、この発明の実施の形態1による光モジュールと同様の構成である。
次に動作について説明する。図1に示す実施の形態1による構成では、低コスト化のためにパッケージ軸13に直角に気密窓8を設ける場合、楔形プリズム4の第1の端面および第2の端面を透過した光線が気密窓8に垂直入射されることとなるので、この反射戻り光がLD素子2と結合することが問題となる場合がある。これに対して、図7に示す実施の形態1による構成とすることで、この問題を解決できる。すなわち、気密窓8からの反射戻り光は、光アイソレータ10をほとんど透過しないので、LD素子2と結合しない。なお、この問題に対しては光学系全体を斜めにする対策も考えられる。
また、図1に示す実施の形態1による構成では、コリメートレンズ3、楔形プリズム4およびエタロンフィルタ5の接着固定時の角度ずれや、楔形プリズム4およびエタロンフィルタ5自体の取り付け面の傾きなどによる光軸ずれにより、エタロンフィルタ5からの反射戻り光がLD素子2に結合する可能性がある。これに対して、図7に示す実施の形態1による構成とすることで、この問題を解決できる。すなわち、エタロンフィルタ5からの反射戻り光は、光アイソレータ10をほとんど透過しないので、LD素子2と結合しない。
以上のように、この発明の実施の形態3による光モジュールにおいては、LD素子2への反射戻り光をほとんど透過しない光アイソレータ10を配置するようにしている。これにより、LD素子2への迷光成分を排除し、レーザ光の発振波長をさらに高精度に制御できる。
この発明の実施の形態1による光モジュールを示す構成図 この発明の実施の形態1による光モジュールを説明するための説明図 この発明の実施の形態1による光モジュールを説明するための説明図 この発明の実施の形態1による光モジュールを説明するための説明図 この発明の実施の形態1による光モジュールを説明するための説明図 この発明の実施の形態2による光モジュールを示す構成図 この発明の実施の形態3による光モジュールを示す構成図
符号の説明
1 波長可変LDモジュール
2 LD素子
4 楔形プリズム
5 エタロンフィルタ
6 第1の受光素子
7 第2の受光素子
8 気密窓
9 集光レンズ
10 光アイソレータ
11 光ファイバ
12 発振波長制御部
13 パッケージ軸
14 入射光線
15 第1の光線
16 第2の光線
17 第3の光線
18 光吸収ブロック

Claims (8)

  1. 制御された波長の光を発光する発光素子と、
    互いに平行でない平面としての第1および第2の端面を有するプリズムにおいて、前記発光素子で発光した光が入射光線として第1の端面に入射し、前記入射光線が第1および第2の端面を透過した第1の光線を射出し、前記入射光線が第1の端面で反射した第2の光線を射出し、前記入射光線が第1の端面を透過してから第2の端面で反射した後に第1の端面を透過した第3の光線を射出する光分岐部と、
    前記プリズムからの第1の光線を集光する集光レンズおよび前記集光レンズで集光した第1の光線を出力する光ファイバを有する出力部と、
    前記プリズムからの第2および第3の光線を受光し前記発光素子が発光する光の波長を制御するための受光結果を出力する受光部と、
    を備えたことを特徴とする光モジュール。
  2. 前記受光部は、前記プリズムからの第2の光線に波長に応じた損失を与えて透過する光学フィルタ、前記光学フィルタからの第2の光線を受光する第1の受光素子、および、前記プリズムからの第3の光線を受光する第2の受光素子を有し、前記発光素子が発光する光の波長を制御するための前記第1および第2の受光素子による受光結果を出力することを特徴とする請求項1に記載の光モジュール。
  3. 前記第1および第2の受光素子が前記集光レンズの光軸をはさむように配置され、前記発光素子が前記集光レンズの光軸に対して前記第2の受光素子寄りに配置され、前記第1の光線が前記集光レンズの光軸に平行に射出されるように配置されたことを特徴とする請求項2に記載の光モジュール。
  4. エタロンフィルタとしての前記光学フィルタにおける入射面の垂線が前記第2の光線の入射方向に対し傾斜して配置されたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の光モジュール。
  5. エタロンフィルタとしての前記光学フィルタにおける透過波長周期性の周波数間隔が100GHz、50GHzまたは25GHzであることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載の光モジュール。
  6. エタロンフィルタとしての前記光学フィルタによる反射光が入射するように配置された光吸収手段、光アイソレータまたは気密窓と、
    を備えたことを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれかに記載の光モジュール。
  7. 前記発光素子と前記プリズムとの間に配置された光アイソレータと、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の光モジュール。
  8. 制御された波長の光を発光する発光ステップと、
    互いに平行でない平面としての第1および第2の端面を有するプリズムにおいて、前記発光ステップで発光した光が入射光線として第1の端面に入射し、前記入射光線が第1および第2の端面を透過した第1の光線を射出し、前記入射光線が第1の端面で反射した第2の光線を射出し、前記入射光線が第1の端面を透過してから第2の端面で反射した後に第1の端面を透過した第3の光線を射出する光分岐ステップと、
    前記プリズムからの第1の光線を集光レンズで集光し、この集光した第1の光線を光ファイバで出力する出力ステップと、
    前記プリズムからの第2および第3の光線を受光する受光ステップと、
    前記受光ステップによる受光結果に基づいて前記発光ステップで発光する光の波長を制御する波長制御ステップと、
    を備えたことを特徴とする波長制御方法。
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