JP5502271B2 - 双方向光モジュールおよび光パルス試験器 - Google Patents

双方向光モジュールおよび光パルス試験器 Download PDF

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Description

本発明は、双方向光モジュールに関し、より詳細には、光ファイバ通信網の破断点測定等に用いられる光パルス試験器に用いる双方向光モジュールに関する。
光通信システムや、光を用いた例えば光ファイバセンサ等の測定機器は、光を出射する光源および光を感知する受光部を備える。また、光通信システムの保守・管理等に用いられる測定機器は、被測定光ファイバに測定用の光を出射する光源および被測定光ファイバによって伝送された光を感知する受光部を備えている。
例えば、光信号によりデータ通信等を行う光通信システムでは、光信号を伝送する光ファイバの状態を監視するため、光ファイバの敷設や保守等において、例えばOTDR(Optical Time Domain Reflectometer)と呼ばれる光パルス試験器が用いられる。OTDRは、被測定光ファイバに対してパルス光を繰り返し入力し、被測定光ファイバからの反射光および後方散乱光のレベルと受光時間とを測定することで、被測定光ファイバの断線や損失等の状態を測定する。
光パルス試験器は、送信部および受信部を同一のケースに収め、ひとつにモジュール化した双方向光モジュールやBi−Directionalモジュール等を備えている。これらのモジュールは、近年のFTTH(Fiber To The Home)の普及に伴い低価格となり、OTDRに限らず、その他の測定機器や光通信システムにも多く使用されている。
例えば、双方向光モジュールを用いたOTDRは、図4に示すように、双方向光モジュール1と、LD駆動部2と、サンプリング部3と、信号処理部4と、表示部5とを備えて構成される。
双方向光モジュール1は、測定コネクタ6を介して被測定光ファイバ7にパルス光を出力し、被測定光ファイバ7からの戻り光を感知するモジュールである。LD駆動部2は、双方向光モジュール1内の光源を駆動する駆動部である。サンプリング部3は、双方向光モジュール1内の受光部からの電気信号(光電流)を電圧に変換してサンプリングする機能部である。信号処理部4は、LD駆動部2を介して双方向光モジュール1にパルス光を出力させ、また、サンプリング部3にサンプリングを行わせる機能部である。さらに、信号処理部4は、サンプリング部3によるサンプリング結果の電気信号の演算処理を行う。表示部5は、信号処理結果を表示する機能部であり、例えばディスプレイ等を用いることができる。
従来の双方向光モジュール1は、例えば、図5に示すように、光分離器10a、10bと、合分波カプラ20、30と、レンズ40と、受光素子50とから構成される(例えば、特許文献1)。
光分離器10aは、例えば図6に示すように、半導体レーザ11と、非相反部13と、光ファイバ15、18と、屈折プリズム16と、レンズ12、14、17とから構成される。光分離器10aの半導体レーザ11から出射された光は、レンズ12により平行光にされた後、非相反部13へ入射する際の入射面に対して所定方向の偏波面を有する光が、所定の角度θで入射する。非相反部13に入射した光は、非相反部13を通過し、レンズ14を介して、図5に示す合分波カプラ20と接続された光ファイバ15に結合される。また、光分離器10bも光分離器10aと同様に構成されている。
光分離器10a、10bは、それぞれ異なる波長λ、λの光を半導体レーザ11から出射する。これらの波長λ、λの光は、光分離器10a、10bの光ファイバ15を介して合分波カプラ20に入射する。合分波カプラ20により合波された光は、測定コネクタ6を介して被測定光ファイバ7に出力され、被測定光ファイバ7内の破断点(あるいは接続点)において反射される。反射された光は、戻り光として測定コネクタ6を介して合分波カプラ20に入射する。合分波カプラ20は、被測定光ファイバ7からの戻り光を分波して、波長λの光を光分離器10aに、波長λの光を光分離器10bに出力する。
分波された波長λの戻り光は、光分離器10a内のレンズ14を介して非相反部13を通過して屈折プリズム16に入射する。屈折プリズム16に入射した光は屈折プリズム16内を屈折して進み、レンズ17を介して合分波カプラ30と接続された光ファイバ18に結合される。光分波カプラ20により分波された波長λの戻り光も同様に、光分離器10bを通過して、合分波カプラ30と接続された光ファイバ18に結合される。そして、光分離器10a、10bの光ファイバ18から合分波カプラ30に入射された波長λ、λの光は、合分波カプラ30により合波された後、レンズ40により集光されて受光素子50に結合される。
このようなOTDRを用いることにより、被測定光ファイバ7の破断点位置を、半導体レーザ11において出射パルス光を発生してから破断点において反射した戻り光が受光素子50に到達するまでの時間に基づいて検出することができる。図5に示す構成のOTDR用双方向光モジュール1は、サーキュレータ機能を有しており低損失で光分離が可能なため、光出力が高く、かつ高い感度を有する。
特開2004−145136号公報
しかし、図6に示すように、1つの光分離器10aには1つの半導体レーザ11しか設けられていない。このため、一般に多波長の測定が要求されるOTDRでは、図5に示すように、複数の光分離器10a、10bを合分波カプラ20、30にて結合する必要がある。すなわち、被測定光ファイバ7からの戻り光を合分波カプラ20により一旦波長分波した後、専用波長の光分離器10a、10bを通過させ、再び合分波カプラ30により合波しなければならなかった。
このように双方向光モジュール1の構成が複雑になると、その構成部品数が増加する。このため、製造コストが高くなり、部品の結合損失が増加して双方向光モジュール1の性能に悪影響を与える。また、合分波カプラ20、30には一般に溶融型光ファイバカプラが使用されるため、光ファイバの融着作業、余長光ファイバの収納処理などの煩雑な作業が発生する。このため、製造工程における作業工数が増加し、双方向光モジュール1の小型化が困難であるという問題があった。さらに、3波以上のOTDR用双方向光モジュール1を構成する場合は、合分波カプラ20、30の構成が非常に複雑となり、製造コストが高くなるという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、高光出力かつ高感度を有するとともに小型化することの可能な、新規かつ改良された双方向光モジュールおよび光パルス試験器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、光ファイバに光を出射し、光ファイバから戻り光が入射される双方向光モジュールが提供される。かかる双方向光モジュールは、光ファイバに入射する光を発する複数の発光素子と、光ファイバから出射された光を受光する受光素子と、発光素子から光ファイバへ向かう順方向における光路と光ファイバから受光素子へ向かう逆方向における光路とを相違させる非相反部と、を備える。このとき、複数の発光素子から発せられ、光ファイバに入射する光の偏波面は互いに直交し、非相反部は、複数の発光素子から発せられ、光ファイバから受光素子へ向かう戻り光を1つの受光素子へ出射することを特徴とする。
本発明によれば、複数の発光素子から出射された光の偏波面は互いに直交する。発光素子から出射されたこのような偏波面を有する光は、非相反部を介して光ファイバに入射する。そして、光ファイバからの戻り光は、非相反部を介して1つの受光素子に入射する。このように、複数の発光素子から発せられる光の偏波面の方向を直交させることにより、非相反部における順方向と逆方向の光路を相違させることができ、少ない部品数で双方向光モジュールを構成することができる。
ここで、複数の発光素子から発せられた光は、第1のポートまたは第2のポートから出射される。このとき、第1のポートから出射される光は、非相反部の光軸に対して正方向に所定の角度の傾きを有して入射され、第2のポートから出射される光は、非相反部の光軸に対して負方向に所定の角度の傾きを有して入射される。これにより、非相反部の光軸に対して垂直方向における発光素子と受光素子との間隔を広げることができる。
また、第1のポートから出射される光の偏波面と、第2のポートから出射される光の偏波面とは、互いに直交するように構成される。第1のポートから出射される光は、少なくとも2つの発光素子から発せられ、少なくとも2つの発光素子から発せられた光の偏波面の方向が同一となるようにされる。なお、第2のポートから出射される光についても、少なくとも2つの発光素子から発せられ、少なくとも2つの発光素子から発せられた光の偏波面の方向が同一となるようにすることができる。
ここで、非相反部は、ファラデー回転子と、ファラデー回転子の両側に反転配置された楔形状の複屈折光学素子とから構成することができる。ファラデー回転子は、非相反部に入射した光の偏波面を所定の角度回転させるように機能する。また、複屈折光学素子は、楔形状として傾斜面を形成することにより、複屈折光学素子に入射した光を屈折させるように機能する。
また、発光素子と非相反部との間には、光路を屈折させる屈折光学素子を備えることもできる。これにより、発光素子と非相反部との間の距離を短くすることができ、光双方向モジュールをより小型化することができる。
さらに、発光素子と屈折光学素子との間には、複数の発光素子から出射された光を合波する合分波フィルタを備えることもできる。すなわち、2以上の発光素子から出射された光を合分波フィルタにより合波し、1つのポートから出射するようにする。これにより、簡単な構成で3波長以上の光を光ファイバに入射させることができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、光ファイバの損失特性を試験する光パルス試験器が提供される。かかる光パルス試験器は、光ファイバに光を出射し、光ファイバから戻り光が入射される双方向光モジュールと、光を所定のタイミングで発生させるように双方向光モジュールを駆動する双方向光モジュール駆動部と、双方向光モジュールに入射した光を電気信号に変換する電気信号変換部と、電気信号変換部にて変換された電気信号に基づいて、光ファイバの損失特性を算出する信号処理部とを備える。そして、双方向光モジュールは、光ファイバに入射する光を発する複数の発光素子と、光ファイバから出射された光を受光する受光素子と、発光素子から光ファイバへ向かう順方向における光路と光ファイバから受光素子へ向かう逆方向における光路とを相違させる非相反部と、を備える。このとき、複数の発光素子から発せられ、光ファイバに入射する光の偏波面は互いに直交し、非相反部は、複数の発光素子から発せられ、光ファイバから受光素子へ向かう戻り光を1つの受光素子へ出射することを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、高光出力かつ高感度を有するとともに小型化することの可能な双方向光モジュールおよび光パルス試験器を提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
まず、図1に基づいて、本発明の第1の実施形態にかかる双方向光モジュール100の構成について説明する。なお、図1は、本実施形態にかかる双方向光モジュール100の構成を示す説明図である。
<双方向光モジュールの構成>
本実施形態にかかる双方向光モジュール100は、図1に示すように、光を発する発光素子110、120と、光を平行光にするレンズ131、132と、光を集光するレンズ133、134と、屈折プリズム141、142と、光を一方向にのみ通過させる非相反部150と、光ファイバ160と、光を感知する受光素子170とを備える。本実施形態にかかる双方向光モジュール100は、第1ポートP1に発光素子110、第2ポートP2に発光素子120、第3ポートP3に光ファイバ160、第4ポートP4に受光素子170が配置されている。かかる双方向光モジュール100において、第1ポートP1および第2ポートP2から出射した光は非相反部150を介して第3ポートP3から出射される。また、第3ポートP3から入射した戻り光は、非相反部150を介して第4ポートP4から出射される。
発光素子110、120は、光ファイバ160に入射する光を発する素子であり、例えばレーザダイオード(Laser Diode)を用いることができる。発光素子110、120は、各発光素子110、120からの出射光の光軸を中心とする同軸構造を有しており、当該光軸回りに自由に回転させて双方向光モジュール100の筐体等に実装することができる。したがって、発光素子110、120は、発光素子110、120からの出射光の直線偏波の偏波面の方向を所定の回転角φ、φだけ回転させた状態で実装することができる。本実施形態において、発光素子110は、非相反部150へ入射する際の入射面に対して垂直方向の偏波面を有する直線偏光、すなわちs波を出射するように備えられる。また、発光素子120は、非相反部150へ入射する際の入射面に対して水平方向の偏波面を有する直線偏光、すなわちp波を出射するように備えられる。
レンズ131、132は、光を平行光にするためのレンズであり、例えばコリメータレンズ等を用いることができる。レンズ131は発光素子110から出射された光を平行光にし、レンズ132は発光素子120から出射された光を平行光にする。
レンズ133、134は、光を集光するためのレンズであり、例えば平凸レンズ等を用いることができる。レンズ133は、非相反部150を通過した光を集光して光ファイバ160に結合させる。レンズ134は、非相反部150を通過した光ファイバ160からの戻り光を集光して受光素子170に結合させる。
屈折プリズム141、142は、光路を屈折させる光学素子であって、例えば平行四辺形プリズムや全反射ミラーなどを用いることができる。屈折プリズム141、142は、双方向光モジュール100を小型化するために設けられる素子であり、発光素子110、120から出射された光を屈折させることにより後述する受光素子170との間隔を大きくし、発光素子110と非相反部150とを近づけることを可能にする。
非相反部150は、光の伝搬方向によって物質から受ける効果が異なる非相反性を有する偏波無依存型の光アイソレータである。本実施形態にかかる非相反部150は、複屈折、自然旋光性、およびファラデー効果を利用したものである。なお、複屈折とは、光の2つの成分の一方はまっすぐ進み、それに対して直角な他方の成分は進む方向が変わる現象をいう。自然旋光性とは、一方から入射した光の偏波方向が回転する性質をいう。ファラデー効果とは、一方から入射した光の偏波方向が回転し、反対方向から入射した光の偏波方向は元に戻さず、さらに同じ方向に回転させる磁性材料の性質による現象をいう。本実施形態にかかる非相反部150は、順方向から入射した光に対しては低損失で通過させるが、逆方向から入射した光に対しては偏波の状態により光路を切り替えるように作用する。
本実施形態にかかる非相反部150は、図2Aに示すように、複屈折光学素子151、152と、ファラデー回転子153と、永久磁石154a、154bとから構成される。複屈折光学素子151、152は、後述するファラデー回転子153を挟んで光軸AX(図1参照)方向に並んで反転対向配置された、略楔形形状の光学素子である。複屈折光学素子151、152は、進行する光の偏波面により屈折率が異なる性質を有し、例えばルチル結晶を用いることができる。複屈折光学素子151、152は、光軸AX方向に対向する2つの面のうちファラデー回転子153側の面は光軸AXに対して略垂直に形成され、他方の面は所定の角度(例えば22.5°)だけ傾斜を有するように形成されている。
ファラデー回転子153は、光軸AXに対して垂直方向に配置された永久磁石154a、154bの間に設けられ、光軸AXと同一方向に磁化された素子である。ファラデー回転子153は、その内部を進行する光の偏波面を光軸AX回りに所定の角度、例えば45°回転させる。このとき、偏波面の回転方向は、光の進行方向に依存する。ファラデー回転子153には、例えばガーネット結晶を用いることができる。
非相反部150は、非相反部150に入射された光を非測定光ファイバと接続された光ファイバ160へ入射させる。一方、非測定光ファイバからの戻り光が非相反部150に入射されると、非相反部150は、かかる戻り光を受光素子170へ出力する。なお、非相反部150内における光の進行の詳細な説明については、後述する。
受光素子170は、光を感知する素子であり、例えば、アバランシェフォトダイオード(Avalanche PhotoDiode;以下、「APD」とする。)を用いることができる。APDは、雪崩増幅効果を利用した受光素子であり、微弱な光も高感度に検出することができる。このため、APD(特に、小口径のAPD)は、微弱な戻り光を高い距離分解能で検出しなければならないOTDR等の受光素子に適している。
このような双方向光モジュール100は、図1に示すように、非相反部150を挟んで、一側に発光素子110、120、および受光素子170が配置され、他側に被測定光ファイバ7と接続される光ファイバ160が配置されている。また、光軸AX上に光ファイバ160および受光素子170が配置される。そして、発光素子110、レンズ131および屈折プリズム141は、光軸AXに対して角度θを有して非相反部150に入射するように配置され、発光素子120、レンズ132および屈折プリズム142は、光軸AXに対して角度−θを有して非相反部150に入射するように配置される。
以上、本実施形態にかかる双方向光モジュール100の構成について説明した。次に、本実施形態にかかる双方向光モジュール100の機能を、この双方向光モジュール100を備えた光パルス試験器の動作とともに説明する。ここで、光パルス試験器の構成は図4と同様であり、双方向光モジュール1の代わりに本実施形態にかかる双方向光モジュール100が適用されているとする。また、図1において、破線は発光素子110、120から非相反部150への光路を示し、実線は光ファイバ160から受光素子170への光路を示す。
<双方向光モジュールを備えた光パルス試験器の動作>
本実施形態にかかる光パルス試験器は、まず、光パルス試験器OTDRの信号処理部4により、LD駆動部2に対してあらかじめパルス光のパルス幅を設定する。次いで、信号処理部4内のタイミング発生手段(図示せず。)により、所定の間隔でタイミング信号をLD駆動部2に送信する。タイミング信号を受信したLD駆動部2は、タイミング信号に同期するように、双方向光モジュール100の発光素子110または発光素子120にパルス光を出力させる。
発光素子110から発光された波長λのパルス光は、レンズ131により平行光とされ、屈折プリズム141により屈折される。そして、屈折プリズム141を通過した光は、非相反部150へ入射する際の入射面に対して垂直方向の偏波面を有する直線偏光として、所定の角度θで入射する。一方、発光素子120から発光された波長λのパルス光は、レンズ132により平行光とされ、屈折プリズム142により屈折される。そして、屈折プリズム142を通過した光は、非相反部150へ入射する際の入射面に対して水平方向の偏波面を有する直線偏光として、所定の角度−θで入射する。なお、発光素子110から発光された光の波長λは例えば約1310nm、発光素子120から発光された光の波長λは例えば約1550nmとすることができる。
非相反部150に入射した、互いに直交する直線偏光である波長λ、λの光は、図2Aに示すように、複屈折光学素子151、152およびファラデー回転子153の内部を進行する。発光素子110から発光された波長λの直線偏光は、複屈折光学素子151に、所定の角度θで入射した後、複屈折光学素子151の反射面で屈折して光軸AXと略平行に複屈折光学素子151、ファラデー回転子153、複屈折光学素子152内を進行する。このとき、ファラデー回転子153を通過することにより光の偏波面が所定の角度、例えば45°だけ回転される。なお、図2Aおよび図2Bにおいて、楕円形の内部に示す矢印は、偏波面の方向を表している。
一方、発光素子120から発光された波長λの直線偏光は、複屈折光学素子151に、所定の角度−θで入射した後、複屈折光学素子151の反射面で屈折して複屈折光学素子151を進行する。複屈折光学素子151から出射した波長λの直線偏光は、ファラデー回転子153内を光軸AXと略平行に進行した後、複屈折光学素子152の反射面において屈折して複屈折光学素子152内を進行する。このとき、ファラデー回転子153を通過することにより光の偏波面が所定の角度、例えば45°だけ回転される。
波長λの直線偏光および波長λの直線偏光は、複屈折光学素子152の出射面において合波され、レンズ133によって光ファイバ160の端面に結合される。光ファイバ160に入射した光は、測定コネクタ6を介して被測定光ファイバ7に入力される。このようにして第1ポートP1および第2ポートP2から出射した光は、第3ポートに入射される。そして、被測定光ファイバ7の破断点(あるいは接続点)において光が反射されると、戻り光として、被測定光ファイバ7から測定コネクタ6、レンズ133を介して再び非相反部150に入射する。
非相反部150に入射した戻り光は、図2Bに示すように、複屈折光学素子151、152およびファラデー回転子153の内部を進行する。すなわち、複屈折光学素子152に入射した戻り光は、非相反部150に入射する際の入射面に対して垂直方向の偏波面を有する直線偏光s波と、入射面に対して水平方向の偏波面を有する直線偏波p波とに分かれる。
直線偏波s波は複屈折光学素子152の反射面において屈折した後、複屈折光学素子152およびファラデー回転子153内を光軸AXと略平行に進行する。そして、複屈折光学素子151の反射面において屈折して複屈折光学素子151内を進行する。一方、直線偏波p波は、複屈折光学素子152の反射面において屈折して複屈折光学素子152内を進行する。そして、ファラデー回転子153および複屈折光学素子151内を光軸AXと略平行に進行する。ここで、s波およびp波は、ファラデー回転子153を通過することにより光の偏波面が所定の角度、例えば45°だけさらに回転される。
その後、戻り光のs波およびp波は、複屈折光学素子151の出射面において合波され、レンズ134によって受光素子170の受光面に結合される。ここで、複屈折光学素子152において分かれた2つの偏波の分離幅はごく僅かである。したがって、2つの偏波は、ほとんど損失を生じることなく結合することができる。すなわち、本実施形態にかかる非相反部150は、第3ポートP3から第4ポートへ光が進行する場合には偏光状態の如何にかかわらず結合することができるという偏波無依存性を有する。
なお、図1では、非相反部150の光の入射側と出射側における光路は光軸AXと同一であるように記載したが、実際の光路は、図2A、図2Bに示すように、非相反部150の光の入射側と出射側において光軸AXから微少量だけずれる。しかし、本実施形態において、第1ポートP1から第3ポートP3、および第2ポートP2から第3ポートP3への結合損失が約3.0dB以下であり、第3ポートP3から第4ポートP4への結合損失が約1.0dB以下であることから、微少量とみなして、図1では結合損失をゼロとして示した。
受光素子170により戻り光を受光すると、サンプリング部3は、双方向光モジュール100の受光素子170からの電気信号(光電流)を電圧に変換してサンプリングする。そして、信号処理部4によりサンプリング結果の電気信号の演算処理が行われ、演算処理の結果が表示部5に表示される。
以上、本実施形態にかかる双方向光モジュール100の構成とこれを用いた光パルス試験器OTDRの動作について説明した。かかる双方向光モジュール100は、1つの非相反性を有する非相反部150を用いて複数の波長の光を搭載することができる。これにより、部品点数を少なくすることができ、低コスト化が可能となる。また、サーキュレータ機能を有する非相反部である非相反部150を用いることにより、光の結合損失を極めて低く抑えることができるという効果を奏する。さらに、従来必要であった融着作業、余長光ファイバの収納処理などの煩雑な作業が不要となり、製造工程における低コスト化を図ることができる。また、従来用いていた合分波カプラが不要となり、装置の小型化を実現することができる。
(第2の実施形態)
次に、図3に基づいて、本発明の第2の実施形態にかかる双方向光モジュール200について説明する。なお、図3は、本実施形態にかかる双方向光モジュール200の構成を示す説明図である。本実施形態にかかる双方向光モジュール200は、第1の実施形態と比較して、発光素子210を増加して3波長対応の双方向光モジュールとした点で相違する。以下では、第1の実施形態との相違点について主に説明し、同一構成、同一動作については詳細な説明を省略する。
<双方向光モジュールの構成>
本実施形態にかかる双方向光モジュール200は、図3に示すように、光を発する発光素子110、120、210と、光を平行光にするレンズ131、132、231と、光を集光するレンズ133、134と、合分波フィルタ240と、屈折プリズム141、142と、光を一方向にのみ通過させる非相反部150と、光ファイバ160と、光を感知する受光素子170とを備える。本実施形態にかかる双方向光モジュール100は、第1ポートP1に発光素子110および発光素子210、第2ポートP2に発光素子120、第3ポートP3に光ファイバ160、第4ポートP4に受光素子170が配置されている。かかる双方向光モジュール100において、第1ポートP1および第2ポートP2から出射した光は非相反部150を介して第3ポートP3から出射される。また、第3ポートP3から入射した戻り光は、非相反部150を介して第4ポートP4から出射される。
発光素子210は、光ファイバ160に入射する光を発する素子であり、発光素子110、120と同様に、例えばレーザダイオード(Laser Diode)を用いることができる。発光素子210は、発光素子210からの出射光の直線偏波の偏波面の方向を所定の回転角φだけ回転させた状態で、双方向光モジュール200の筐体などに実装される。本実施形態において、発光素子210は、発光素子110と同様、非相反部150へ入射する際の入射面に対して垂直方向の偏波面を有する直線偏光、すなわちs波を出射するように設けられる。発光素子210は、波長λ(例えば約1490nm)の光を出射する。
レンズ231は、光を平行光にするためのレンズであり、例えばコリメータレンズ等を用いることができる。レンズ231は発光素子210から出射された光を平行光にする。
合分波フィルタ240は、光を合波・分波するフィルタであって、例えば誘電体多層膜フィルタを用いることができる。合分波フィルタ240は、発光素子110から入射する光を透過させ、発光素子210から入射する光を反射させるため、波長λの光は透過させ、波長λの光は反射させる特性を有する。また、合分波フィルタ240は、発光素子110から入射された光および発光素子210から入射された光を、屈折プリズム141へ導くように配置される。
<双方向光モジュールを備えた光パルス試験器の動作>
次に、本実施形態にかかる双方向光モジュール200の動作について説明する。双方向光モジュール200は、第1の実施形態と同様に、例えば図4に示す光パルス試験器OTDRに用いることができる。双方向光モジュール200の発光素子110、120、210は、LD駆動部2により駆動制御され、パルス光を出力する。発光素子110から発光された波長λのパルス光は、レンズ131により平行光とされ、合分波フィルタ240に入射する。また、発光素子210から発光された波長λのパルス光は、レンズ231により平行光とされ、合分波フィルタ240に入射する。
このとき、合分波フィルタ240は波長λの光を透過させて波長λの光を反射させるため、合分波フィルタ240の波長λの光の反射面において2つの波長の光が結合される。なお、発光素子110、210は、発光素子110から出射された光と発光素子210から出射された光の偏波面が同一方向となるように、予め配置されている。結合された光は、屈折プリズム141に入射して、屈折プリズム141内を進行する。屈折プリズム141を通過した光は、非相反部150へ入射する際の入射面に対して垂直方向の偏波面を有する直線偏光(s波)として、所定の角度θで入射する。
一方、発光素子120から発光された波長λのパルス光は、レンズ132により平行光とされ、屈折プリズム142により屈折される。そして、屈折プリズム142を通過した光は、非相反部150へ入射する際の入射面に対して水平方向の偏波面を有する直線偏光(p波)として、所定の角度−θで入射する。
非相反部150に入射した、直線偏光である波長λ、λと、これに直交する直線偏波である波長λの光は、第1の実施形態と同様、図2Aに示すように、複屈折光学素子151、152およびファラデー回転子153の内部を進行する。波長λ、λの直線偏光および波長λの直線偏光は、複屈折光学素子152の出射面において合波され、レンズ133によって光ファイバ160の端面に結合される。光ファイバ160に入射した光は、測定コネクタ6を介して被測定光ファイバ7に入力される。このようにして第1ポートP1および第2ポートP2から出射した光は、第3ポートに入射される。そして、被測定光ファイバ7の破断点(あるいは接続点)において光が反射されると、戻り光として、被測定光ファイバ7から測定コネクタ6、レンズ133を介して再び非相反部150に入射する。
非相反部150に入射した戻り光は、第1の実施形態と同様、図2Bに示すように、複屈折光学素子151、152およびファラデー回転子153の内部を進行する。すなわち、複屈折光学素子152に入射した戻り光は、非相反部150に入射する際の入射面に対して垂直方向の偏波面を有する直線偏光s波と、入射面に対して水平方向の偏波面を有する直線偏波p波とに分かれて、非相反部150内を進行する。その後、複屈折光学素子151の出射面において戻り光のs波およびp波は合波され、レンズ134によって受光素子170の受光面に結合される。
このように、合分波フィルタ240を用いることにより、3波長の光に対しても1つの非相反部150で光の合分離をすることができる。したがって、多波長への対応により複雑かつ高価となる合分波カプラが不要となるため、装置の小型化および低コスト化が実現できる。
また、本実施形態にかかる双方向光モジュール200と同様に構成することにより、4波長以上に対応可能な双方向光モジュールを構成することもできる。ここで、非相反部150のファラデー回転子153は、波長依存性を有する素子である。このため、ファラデー回転子については、例えばファラデー回転子153に入射される光の波長の中間波長である波長帯のファラデー回転子153を用いたり、損失を低減させたい特定波長に近い波長帯のファラデー回転子153を用いたりするなど、使用に応じて設計することが望ましい。
さらに、本実施形態にかかる双方向光モジュール200と同様の構成として、第1ポートP1と第2ポートP2から出射される光の波長を同一にして同時発光させることにより、各波長の光出力を約2倍とすることができる。例えば、第1ポートP1および第2ポートP2からそれぞれ2つの発光素子から発せられた光を出射する場合を考える。なお、1つのポートから出射される光の波長は相違する。また、本例では、同一波長の光を出射する発光素子は同一のものを用いるとする。
このとき、まず、第1ポートP1から波長λおよび波長λの光が出射され、合分波フィルタにて合波された後、屈折プリズムを介して非相反部に入射される。一方、第2ポートP2からも同様に波長λおよび波長λの光が出射され、合分波フィルタにて合波された後、屈折プリズムを介して非相反部に入射される。このとき、第1ポートP1から出射される光を発する2つの発光素子および第2ポートP2から出射される光を発する2つの発光素子を同時に発光させることにより、波長λ、λの各光出力を、1つの発光素子から光を出力した場合と比較して約2倍とすることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の第1の実施形態にかかる双方向光モジュールの構成を示す説明図である。 同実施形態にかかる非相反部の構成および発光素子から光ファイバへの光路を示す説明図である。 同実施形態にかかる非相反部の構成および光ファイバから受光素子への光路を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態にかかる双方向光モジュールの構成を示す説明図である。 光パルス試験器の構成を示すブロック図である。 従来の双方向光モジュールの構成を示す説明図である。 従来の光分離器の構成を示す説明図である。
符号の説明
100、200 双方向光モジュール
110、120、210 発光素子
131、132、133、134、231 レンズ
141、142 屈折プリズム
150 非相反部
151、152 複屈折光学素子
153 ファラデー回転子
154a、154b 永久磁石
160 光ファイバ
170 受光素子
240 合分波フィルタ

Claims (6)

  1. 光ファイバに光を出射し、前記光ファイバから戻り光が入射される双方向光モジュールであって、
    光ファイバに入射する、それぞれ波長の異なる光を発する複数の発光素子と、
    前記光ファイバから出射された光を受光する、アバランシェフォトダイオードを用いた受光素子と、
    前記発光素子から前記光ファイバへ向かう順方向における光路と前記光ファイバから前記受光素子へ向かう逆方向における光路とを相違させる非相反部と、
    前記各発光素子と前記非相反部との間にそれぞれ配置され、光路を屈折させる複数の屈折光学素子と、
    を備え、
    前記非相反部は、ファラデー回転子と、前記ファラデー回転子の両側に反転配置された楔形状の複屈折光学素子とからなり、
    前記各発光素子から発せられた光は、それぞれ前記屈折光学素子を介して前記非相反部に入射され、
    前記非相反部から前記光ファイバに入射する光の偏波面は互いに直交し、
    前記非相反部は、波長特性が前記複数の発光素子から発せられる各波長の中間波長近傍の波長に設定されており、前記複数の発光素子から発せられ、前記光ファイバから前記受光素子へ向かう複数の異なる波長の戻り光を1つの前記受光素子へ出射することを特徴とする、双方向光モジュール。
  2. 前記複数の発光素子から発せられた光は、第1のポートまたは第2のポートから出射され、
    前記第1のポートから出射される光は、前記非相反部の光軸に対して正方向に所定の角度の傾きを有して入射され、
    前記第2のポートから出射される光は、前記非相反部の光軸に対して負方向に所定の角度の傾きを有して入射されることを特徴とする、請求項1に記載の双方向光モジュール。
  3. 前記第1のポートから出射される光の偏波面と、前記第2のポートから出射される光の偏波面とは、互いに直交することを特徴とする、請求項2に記載の双方向光モジュール。
  4. 前記第1のポートから出射される光は、少なくとも2つの前記発光素子から発せられ、
    前記少なくとも2つの発光素子から発せられた光の偏波面の方向は同一であることを特徴とする、請求項2または3に記載の双方向光モジュール。
  5. 前記発光素子と前記屈折光学素子との間に、複数の前記発光素子から出射された光を合波する合分波フィルタを備えることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の双方向光モジュール。
  6. 光ファイバの損失特性を試験する光パルス試験器であって、
    前記光ファイバに光を出射し、前記光ファイバから戻り光が入射される双方向光モジュールと、
    光を所定のタイミングで発生させるように前記双方向光モジュールを駆動する双方向光モジュール駆動部と、
    前記双方向光モジュールに入射した光を電気信号に変換する電気信号変換部と、
    前記電気信号変換部にて変換された電気信号に基づいて、前記光ファイバの損失特性を算出する信号処理部と、
    を備え、
    前記双方向光モジュールは、
    光ファイバに入射する、それぞれ波長の異なる光を発する複数の発光素子と、
    前記光ファイバから出射された光を受光する、アバランシェフォトダイオードを用いた受光素子と、
    前記発光素子から前記光ファイバへ向かう順方向における光路と前記光ファイバから前記受光素子へ向かう逆方向における光路とを相違させる非相反部と、
    前記各発光素子と前記非相反部との間にそれぞれ配置され、光路を屈折させる複数の屈折光学素子と、
    を備え、
    前記非相反部は、ファラデー回転子と、前記ファラデー回転子の両側に反転配置された楔形状の複屈折光学素子とからなり、
    前記各発光素子から発せられた光は、それぞれ前記屈折光学素子を介して前記非相反部に入射され、
    前記非相反部から前記光ファイバに入射する光の偏波面は互いに直交し、
    前記非相反部は、波長特性が前記複数の発光素子から発せられる各波長の中間波長近傍の波長に設定されており、前記複数の発光素子から発せられ、前記光ファイバから前記受光素子へ向かう複数の異なる波長の戻り光を1つの前記受光素子へ出射することを特徴とする、光パルス試験器。
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