JP2010149399A - ボールペンチップ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、巻き径及び線径の小さな螺旋体であってもインク流動孔内に確実に装填させるようにしたボールペンチップを提供する。
【解決手段】ボールペンチップ1のチップ部2は、先端にボール3が配置されると共に、チップ部2の軸線L方向に延在する第1のインク流動孔8と、第1のインク流動孔より大きな径で軸線方向に延在する第2のインク流動孔9とを有している。チップ部2内に収容された付勢手段4は、ボール3を押圧すると共に、線材が螺旋状に巻かれて、後端側が第1のインク流動孔内で保持される第1の螺旋体11と、線材が螺旋状に巻かれて、後端側が第2のインク流動孔内で支持されると共に、先端側で第1の螺旋体を保持する第2の螺旋体12とを有している。第1の螺旋体11の線径は第2の螺旋体12の線径より小さく、第1の螺旋体11と第2の螺旋体12との少なくとも一方はバネ性を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、中芯と呼ばれるリフィールの先端に設けられる金属(例えばステンレス)製のボールペンチップに関するものである。
従来、このような分野の技術として、特開2004−160986号公報がある。この公報に記載されたボールペンチップでは、金属からなるチップ部の先端にボールが保持されている。金属材料(例えばステンレス鋼)からなるチップ部の前端部には、切削加工によりボール抱持孔とボール受け座が形成され、このボール受け座には、インクの通過を可能にするために、中心孔と、中心孔に連通する放射状のインキ流通間隙とが形成されている。また、リフィールの構成としては、チップ部の後側が樹脂製のホルダーに圧入固定され、ホルダーの後側がインク収容部の先端に圧入固定されている。さらに、チップ部内には、ボールの閉弁機能を達成させるためのスプリングが収容され、このスプリングには、ボールを押圧するためのロッド部が設けられ、このロッド部は、チップ部内で中心孔を通過してボールまで達している。
特開2004−160986号公報(図6) 特許第3333059号公報
前述した従来のボールペンチップにあっては、チップ部の略全長に渡ってスプリングが延在し、チップ部のほぼ後半部分に弾性部が延在し、チップ部のほぼ前半部分にロッド部が延在している。この弾性部は、ボールの径に対してかなり大きな巻き径を有しているので、棒状の治具を利用してチップ部内に装填させ易い。しかしながら、インク流動孔の径が小さくなっていくと、スプリングの巻き径を小さくすることは勿論のこと、インクの流動性を良好にするために弾性部の線径も小さくなるので、スプリングを小型化させてゆくに従って、スプリングをインク流動孔内に装填し難いといった問題が発生する。
本発明は、巻き径及び線径の小さな螺旋体であってもインク流動孔内に確実に装填させるようにしたボールペンチップを提供することを目的とする。
本発明は、チップ部の先端にボールが設けられたボールペンチップにおいて、
チップ部は、先端にボールが配置されると共に、チップ部の軸線方向に延在する第1のインク流動孔と、第1のインク流動孔より大きな径で軸線方向に延在する第2のインク流動孔とを有し、
チップ部内に収容された付勢手段は、ボールを押圧すると共に、線材が螺旋状に巻かれて、後端側が第1のインク流動孔内で保持される第1の螺旋体と、線材が螺旋状に巻かれて、後端側が第2のインク流動孔内で支持されると共に、先端側で第1の螺旋体を保持する第2の螺旋体とを有し、
第1の螺旋体の線径は第2の螺旋体の線径より小さく、第1の螺旋体と第2の螺旋体との少なくとも一方はバネ性を有することを特徴とする。
このボールペンチップにおいては、線径の異なる第1の螺旋体と第2の螺旋体とを有しているので、第1の螺旋体と第2の螺旋体との何れか一方または両方にバネ性をもたせるような仕様が可能であり、様々なインクの種類(水性、油性、ゲル等)やボール径に対応するバネ特性を得やすく、汎用性が極めて高い。しかも、小径側の第1のインク流動孔内でインクの流動性を良好にするために、第1の螺旋体の線径を小さくしなければならない場合であっても、線径の大きな第2の螺旋体で線径の小さな第1の螺旋体を保持させるので、第1の螺旋体を小さな径の第1のインク流動孔内に容易かつ確実に装填させることができる。このような構成は、第1のインク流動孔が小さくなるにつれて第1の螺旋体の線径を小さくしなければならない場合に効果的な構成である。
また、第2の螺旋体の先端内に第1の螺旋体の後端側が嵌入され、第2の螺旋体によって第1の螺旋体が保持されていると好適である。
このような構成は、第1の螺旋体の後端側を第2の螺旋体の先端側に嵌め込むだけ、第2の螺旋体による第1の螺旋体の確実な保持を良好な作業性で達成することができる。
また、第1の螺旋体の先端及び後端には、ボールの押圧が選択的に可能なロッド部がそれぞれ設けられていると好適である。
ロッドが第1の螺旋体の両端に設けられているので、第1の螺旋体と第2の螺旋体とを組み合わせるときに第1の螺旋体の組み付け方向性を無くすことができ、これによって、ボールペンチップの組立て作業性が良好になる。
また、第2の螺旋体の先端に設けられたロッド部が第1の螺旋体の後端から挿入され、第1の螺旋体が第2の螺旋体によって保持されていると好適である。
このような構成は、第2の螺旋体による第1の螺旋体の保持を簡単な構成をもって達成することができる。
また、第1の螺旋体と第2の螺旋体とを連結する連結部材の一端は、第1の螺旋体の後端に嵌入され、連結部材の他端は、第2の螺旋体の先端に嵌入され、連結部材を介して第1の螺旋体が第2の螺旋体により支持されていると好適である。
このような構成は、第2の螺旋体による第1の螺旋体の保持を簡単な構成をもって達成することができる。
また、第2の螺旋体の後端は、第2のインク流動孔内に突出するカシメ部によって支持されていると好適である。
この場合、カシメ作業によって第2の螺旋体を第2のインク流動孔内に簡単に配置させることできる。
また、第2の螺旋体の後端は、チップ部の後端から挿入された筒状部材によって支持されていると好適である。
この場合、筒状部材によって2の螺旋体を第2のインク流動孔内で簡単に固定させることができる。
本発明によれば、小さな巻き径の螺旋体であってもインク流動孔内に確実に装填させることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るボールペンチップの好適な実施形態について詳細に説明する。各実施形態において、同一又は同等な構成部分については、同一の符号を付し、重複した説明は行わない。なお、ペン先側を「前方側」として以下説明する。
(第1の実施形態)
図1及び図2に示すように、中芯と呼ばれるリフィールの先端に設けられるボールペンチップ1は、全長が約11.3mm、大径部直径が約2.3mm以下で、通称、ニードルタイプと呼ばれ、金属(例えばステンレス鋼)製のチップ部2と、チップ部2の先端に設けられた金属(例えば超鋼)製のボール3と、ボール3を押圧する付勢手段4とからなる。
チップ部2は、途中に段部2aが設けられた直状のチップ本体6と、チップ本体6の先端から軸線Lに沿って直状に延在するニードル部7とからなる。このニードル部7には、先端にボール3が配置されて軸線L方向に延在する第1のインク流動孔8が形成され、チップ本体6内には、第1のインク流動孔8より大きな径で軸線L方向に延在する第2のインク流動孔9が形成され、第1のインク流動孔8と第2のインク流動孔9によってチップ部2のインク流動孔10を構成している。
この第1のインク流動孔8の後端は、第2のインク流動孔9の先端に設けられた円錐台形状のテーパ面9aに連結されている。このテーパ面9aにより、小径側の第1のインク流動孔8と大径側の第2のインク流動孔9との間での径の変化に伴って残留するインク中の気泡の溜まりを抑制することができる。
第1のインク流動孔8の先端には、ボール3を抱持するためのボールハウスSが形成され、このボールハウスSの壁面の一部は、ボール受け座面8aとして形成されている。さらに、このボール受け座面8a側には、ボールハウスSと連通する中心孔8bと、中心孔8bに連通して放射状に延在するスリット部(図示せず)とが形成されている。
また、第1のインク流動孔8は、中心孔8bより大径の主孔8cと中心孔8bとの間で円錐台形状のテーパ面8dを有している。このテーパ面8dによってインクを流れ易くしている。ボール3の直径が0.3mmの場合、この中心孔8bの直径は約0.17mmであり、主孔8cの直径は0.6〜0.7mmである。
このような形状のチップ部2では、その外形が切削加工により形成され、インク流動孔10及びボールハウスSは、ドリル加工により形成されている。そして、このように成形されたチップ部2内には、ボール3を押圧する付勢手段4が収容されている。
この付勢手段4は、線材が螺旋状に巻かれて、後端側が第1のインク流動孔8内の主孔8cで保持される第1の螺旋体11と、線材が螺旋状に巻かれて、後端側が第2のインク流動孔9内で支持されると共に、先端側で第1の螺旋体11を保持する第2の螺旋体12とを有する。そして、第1の螺旋体11の線径及び巻き径は第2の螺旋体12より小さく、第1の螺旋体11と第2の螺旋体12は、それぞれバネ性を有する。
このボールペンチップ1においては、線径の異なる第1の螺旋体11と第2の螺旋体12とを有しているので、第1の螺旋体11と第2の螺旋体12との何れか一方または両方にバネ性をもたせるような仕様が可能であり、様々なインクの種類(水性、油性、ゲル等)やボール径に対応するバネ特性を得やすく、汎用性が極めて高い。しかも、小径側の第1のインク流動孔8内でインクの流動性を良好にするために、第1の螺旋体11の線径を小さくしなければならない場合であっても、線径の大きな第2の螺旋体12で線径の小さな第1の螺旋体11を保持させるので、第1の螺旋体11を小さな径の第1のインク流動孔8内に容易かつ確実に装填させることができる。このような構成は、第1のインク流動孔8が小さくなるにつれて第1の螺旋体11の線径を小さくしなければならない場合に効果的な構成である。
さらに、径の小さな第1のインク流動孔8内でインクの流動の妨げにならないように、第1の螺旋体11は、第2の螺旋体12より線径が小さくなっているが、線径の大きな第2の螺旋体12で弾性力の調整が容易になり、主たる弾性力を、第2の螺旋体12側に受け持たせることができる。従って、第1の螺旋体11の小型化の促進を容易に達成することができる。
第2の螺旋体12は、第2のインク流動孔9内に配置される大径部12aと、大径部12aの後端側に設けられた座巻き部12bと、大径部12aの先端から突出して第1のインク流動孔8内に挿入される小径部12cとからなる。
図3に示すように、第1の螺旋体11は、第1のインク流動孔8内に配置される弾性部11aと、弾性部11aの両端に設けられた座巻き部11bと、座巻き部11bから突出して中心孔8b内に選択的に挿入可能な小さな線径(例えば0.1mm未満)のロッド部11cとからなる。そして、第2の螺旋体12の先端内に第1の螺旋体11の後端側を嵌入させるために、第1の螺旋体11の座巻き部11bの外径と第2の螺旋体12の小径部12cの内径とを略同じにして、座巻き部11bは小径部12cの先端口12d内に圧入される。
このような構成によって、第1の螺旋体11が第2の螺旋体12によって確実に保持され、第1の螺旋体11の座巻き部11bを第2の螺旋体の小径部12cの先端口12d内に嵌め込むだけでよく、第2の螺旋体12による第1の螺旋体11の確実な保持を、良好な作業性をもって達成することができる。
また、第1の螺旋体11の先端及び後端には、ボール3の押圧が選択的に可能なロッド部11cがそれぞれ設けられているので、第1の螺旋体11と第2の螺旋体12とを組み合わせるときに第1の螺旋体11の組み付け方向性を無くすことができ、これによって、ボールペンチップ1の組立て作業性が更に良好になる。
図4に示すように、付勢手段4をチップ部2内に装着するための棒状の治具13を利用するにあたって、第1の螺旋体11の座巻き部11bを第2の螺旋体12の小径部12cの先端口12d内に圧入し、その後、棒状の治具13を第2の螺旋体12の後端から差し込む。この状態で、チップ部2の後端から付勢手段4を挿入させ、ロッド部11cの先端をボール3に押し付けるようにして、付勢手段4に所望の弾性力を発生させた状態を維持しつつ、チップ本体6のカシメ部14によって、第2の螺旋体12の後端を第2のインク流動孔9内で固定させる。
チップ本体6の周方向で120度毎に形成された3点のカシメ部14によって、第2の螺旋体12の後端を保持するので、簡単なカシメ作業により付勢手段4をインク流動孔10内に固定させることできる。そして、カシメ作業後、棒状の治具13がチップ部2の後端から抜かれる。
さらに、第1の螺旋体11の巻き方向と第2の螺旋体12の巻き方向とが逆になっているので、座巻き部11bを小径部12cの先端口12d内に圧入した後の状態にあっては、弾性部11aと小径部12cとの接触に起因したロッド部11cの倒れ込みを少なくすることができる。換言すれば、ロッド部11cを軸線Lに沿って延在させ易くなる。
なお、図5に示すように、他の実施形態に係るボールペンチップ20では、第2の螺旋体12に対して同一方向に巻かれた第1の螺旋体21を採用している。巻き方向以外については、この第1の螺旋体21と第1の螺旋体11とは同一の構成を有している。
(第2の実施形態)
図6に示すように、第2の実施形態に係るボールペンチップ30では、第2の螺旋体32がバネ性を有さず、密着した状態になっている。図7に示すように、他の実施形態に係るボールペンチップ40では、両端にロッド部41aをもった第1の螺旋体41はバネ性を有さず、密着した状態になっている。
(第3の実施形態)
図8に示すように、第3の実施形態に係るボールペンチップ50において、第2の螺旋体52は、第2のインク流動孔9内に配置される大径部52aと、大径部52aの後端側に設けられた座巻き部52bと、大径部52aの先端から突出して第1のインク流動孔8内に挿入される小径部52cと、小径部52cから軸線L方向に突出するロッド部52dからなる。
第1の螺旋体51は、螺旋状に巻かれて第1のインク流動孔8内に配置される非弾性部51aと、非弾性部51aの先端からボール3に向かって軸線L方向に突出するロッド部51bとからなる。そして、非弾性部51a内には、第2の螺旋体52のロッド部52dが圧入される。このような構成によって、第1の螺旋体51が第2の螺旋体52に確実に保持され、第2の螺旋体52による第1の螺旋体51の保持を簡単な構成をもって達成することができる。
図9に示すように、他の実施形態に係るボールペンチップ60では、第2の螺旋体62は、第2のインク流動孔9内に配置される大径部62aと、大径部62aの後端側に設けられた座巻き部62bと、大径部62aの先端から軸線L方向に突出するロッド部62cからなる。そして、このロッド部62cは、第1の螺旋体51の非弾性部51a内に圧入されている。
(第4の実施形態)
図10及び図11に示すように、第4の実施形態に係るボールペンチップ70において、バネ性を有する第1の螺旋体71と第2の螺旋体12とは連結部材72で連結されている。この連結部材72の一端は、第1の螺旋体71の後端に嵌入され、連結部材72の他端は、第2の螺旋体12の先端に嵌入され、連結部材72を介して第1の螺旋体71が第2の螺旋体12により支持されている。
そして、第1の螺旋体71は、第1のインク流動孔8内に配置される弾性部71aと、弾性部71aの端部に設けられた座巻き部71bと、弾性部71aから突出して中心孔8b内に挿入されるロッド部71cとからなる。
また、樹脂製の連結部材72は、チップ部2の軸線L方向に延在して第1の螺旋体71の後端口71d内に圧入される円柱状の第1の差込み部72aと、チップ部2の軸線L方向に延在すると共に、横断面が十字状をなして第2の螺旋体12の先端口12d内に圧入される第2の差込み部72bと、第1の差込み部72aと第2の差込み部72bとの間で径方向に突出する十字状の着座部72cとからなる。
このような連結部材72を利用することで、第1の螺旋体71と第2の螺旋体12とを確実に連結させることができ、様々な巻き径の螺旋体に対応させることができる。また、第2の差込み部72b及び着座部72cを横断面十字状にすることで、軽量化を図ることができる。
(第5の実施形態)
図12に示すように、第5の実施形態に係るボールペンチップ80において、カシメ部14に代えて、第2の螺旋体62の後端は、チップ部2の後端から挿入された筒状部材81によって支持されている。この筒状部材81は、第2のインク流動孔9の後端側に形成された拡径部9bに圧入される本体部81aと、第2のインク流動孔9の後端9cに圧着されるフランジ部81bとからなる。
このような構成の筒状部材81を採用することで、第2の螺旋体62を第2のインク流動孔9内で簡単に固定させることができる。なお、第2の螺旋体12,32,52についても、筒状部材81を利用できることは言うまでもない。
本発明は、前述した実施形態に限定されないことは言うまでもない。例えば、先端が鏃のようなアロー型ボールペンチップでも適用可能である。
本発明に係るボールペンチップの第1の実施形態を示す斜視図である。 図1の縦断面図である。 第1の螺旋体を示す拡大図である。 付勢手段を示す正面図である。 第1の実施形態に関連するボールペンチップを示す縦断面図である。 本発明に係るボールペンチップの第2の実施形態を示す縦断面図である。 第2の実施形態に関連するボールペンチップを示す縦断面図である。 本発明に係るボールペンチップの第3の実施形態を示す縦断面図である。 第3の実施形態に関連するボールペンチップを示す縦断面図である。 本発明に係るボールペンチップの第4の実施形態を示す縦断面図である。 連結部材を示す斜視図である。 本発明に係るボールペンチップの第5の実施形態を示す縦断面図である。
符号の説明
1,20,30,40,50,60,70,80…ボールペンチップ、2…チップ部、3…ボール部、4…付勢手段、8…第1のインク流動孔、9…第2のインク流動孔、11,21,41,51,71…第1の螺旋体、11c,41a,51b,52d,71c…ロッド部、12,32,52,62…第2の螺旋体、14…カシメ部、72…連結部材、81…筒状部材、L…軸線。

Claims (7)

  1. チップ部の先端にボールが設けられたボールペンチップにおいて、
    前記チップ部は、先端に前記ボールが配置されると共に、前記チップ部の軸線方向に延在する第1のインク流動孔と、前記第1のインク流動孔より大きな径で前記軸線方向に延在する第2のインク流動孔とを有し、
    前記チップ部内に収容された付勢手段は、前記ボールを押圧すると共に、線材が螺旋状に巻かれて、後端側が前記第1のインク流動孔内で保持される第1の螺旋体と、線材が螺旋状に巻かれて、後端側が前記第2のインク流動孔内で支持されると共に、先端側で前記第1の螺旋体を保持する第2の螺旋体とを有し、
    前記第1の螺旋体の線径は前記第2の螺旋体の線径より小さく、前記第1の螺旋体と前記第2の螺旋体との少なくとも一方はバネ性を有することを特徴とするボールペンチップ。
  2. 前記第2の螺旋体の先端内に前記第1の螺旋体の後端側が嵌入され、前記第2の螺旋体によって前記第1の螺旋体が保持されていることを特徴とする請求項1記載のボールペンチップ。
  3. 前記第1の螺旋体の先端及び後端には、前記ボールの押圧が選択的に可能なロッド部がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のボールペンチップ。
  4. 前記第2の螺旋体の先端に設けられたロッド部が前記第1の螺旋体の後端から挿入され、前記第1の螺旋体が前記第2の螺旋体によって保持されていることを特徴とする請求項1記載のボールペンチップ。
  5. 前記第1の螺旋体と前記第2の螺旋体とを連結する連結部材の一端は、前記第1の螺旋体の後端に嵌入され、前記連結部材の他端は、前記第2の螺旋体の先端に嵌入され、前記連結部材を介して第1の螺旋体が前記第2の螺旋体により支持されていることを特徴とする請求項1記載のボールペンチップ。
  6. 第2の螺旋体の後端は、前記第2のインク流動孔内に突出するカシメ部によって支持されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のボールペンチップ。
  7. 第2の螺旋体の後端は、前記チップ部の後端から挿入された筒状部材によって支持されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のボールペンチップ。
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