JP2010147790A - 装置、方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】複合機の機能を遠隔地から管理するための装置や情報機器上で動作する管理アプリケーションを新たに開発する為には、コストが係る。
【解決手段】市場に既に存在する管理装置に対して、管理装置が要求した管理装置の管理対象では無い機能情報含む情報を管理装置が解釈可能なフォーマットで返却する。さらに、管理装置が要求した処理では無い処理を行うことにより管理装置の管理対象ではない装置の機能を管理させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、複数の機能を搭載した装置において、外部からの要求を受けて機能の有効化/無効化、起動/停止を行う装置、方法、プログラム及び記憶媒体に関する。
近年のネットワーク対応複合機は、コピー、プリント、ファックスなどに加えて、スキャン文書の外部送信機能や、部門毎に使用回数をカウントする部門管理機能、省電力モードなどの多くのオプション機能を備えている。これらのオプションの中には、工場出荷時から機能自体は備わっているが、別途ユーザがライセンスを購入して、ライセンスキーを複合機に入力しないと、機能がアクティベートされないものがある。
さらに、従来から、アプリケーションをインストールしたりアンインストールすることが可能な複合機が提案されている(特許文献1)。個々の複合機にアプリケーションをインストールする煩わしさを解消するものとして、遠隔地から複数台の計算機にソフトウェアをインストールする装置が提案されている(特許文献2)。
さらに、遠隔地からジョブの状態の問い合わせ及びキャンセルを行える複合機として例えば、特許文献3が提案されている。
特開2002−287990号公報 特開平6−12348号公報 特開平11−22524号公報
近年の製品出荷時から複合機に備わっている機能は、機能によって管理方法が異なることがあり、例えば遠隔地からの機能設定ができるものと出来ないものが混在する。また、遠隔地からの機能設定が可能であっても、設定するための通信プロトコルが機能毎に異なる場合がある。また、複合機が新しくなる度に、新しい機能が搭載され、これらの機能を遠隔地からも設定可能にすることが望まれる。以上のことを踏まえると、複合機の機能を遠隔地から管理するための装置や情報機器上で動作する管理アプリケーションを新たに開発する為には、コストがかかるという問題がある。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものである。その課題は、市場に既に存在する管理装置や管理プリケーションを用いて、工場出荷時から搭載されている機能を管理するための手段を提供する装置、方法、プログラム及び記録媒体を提供することである。
本発明に係る装置は、他の装置と通信可能な装置であって、前記装置が有する機能についての情報の取得要求を前記他の装置から受信する受信手段と、前記受信手段による前記取得要求の受信に応じて、当該取得要求に係る機能とは異なる機能についての情報を前記他の装置に送信する送信手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る装置は、管理装置と通信可能な装置であって、前記装置にインストールされたソフトウェアの機能に関する情報の取得要求を前記管理装置から受信する受信手段と、前記受信手段による前記取得要求の受信に応じて、当該取得要求に係るソフトウェアの機能とは異なる機能であって、前記装置の出荷後にインストール又はアンインストールされない前記装置の機能である本体機能に関する情報を前記管理装置に送信する送信手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る装置は、管理装置にジョブを管理される装置であって、前記装置のジョブ情報の一覧の取得要求を前記管理装置から受信する受信手段と、前記受信手段による前記取得要求の受信に応じて、ジョブではない前記装置が有する機能に関する情報を前記管理装置に送信する送信手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る装置は、管理装置にジョブを管理される装置であって、第1のジョブ一覧の取得要求を受信する手段と、前記受信した第1のジョブ一覧の取得要求に応じて、前記装置の出荷後にインストール又はアンインストールされない前記装置の機能である本体機能のうち起動中の本体機能に関する情報を前記管理装置に送信する手段と、第2のジョブ一覧の取得要求を受信する手段と、前記受信した第2のジョブ一覧の取得要求に応じて、前記本体機能のうち停止中の本体機能に関する情報を前記管理装置に送信する手段と、を有することを特徴とする。
本発明に係る方法は、他の装置と通信可能な装置において実施される方法であって、前記装置が有する機能についての情報の取得要求を前記他の装置から受信する受信工程と、前記受信工程による前記取得要求の受信に応じて、当該取得要求に係る機能とは異なる機能についての情報を前記他の装置に送信する送信工程とを有することを特徴とする。
本発明に係る方法は、管理装置と通信可能な装置において実施される方法であって、前記装置にインストールされたソフトウェアの機能に関する情報の取得要求を前記管理装置から受信する受信工程と、前記受信工程による前記取得要求の受信に応じて、当該取得要求に係るソフトウェアの機能とは異なる機能であって、前記装置の出荷後にインストール又はアンインストールされない前記装置の機能である本体機能に関する情報を前記管理装置に送信する送信工程とを有することを特徴とする。
本発明に係る方法は、管理装置にジョブを管理される装置において実行される方法であって、前記装置のジョブ情報の一覧の取得要求を前記管理装置から受信する受信工程と、前記受信工程による前記取得要求の受信に応じて、ジョブではない前記装置が有する機能に関する情報を前記管理装置に送信する送信工程とを有することを特徴とする。
本発明に係る方法は、管理装置にジョブを管理される装置において実行される方法であって、第1のジョブ一覧の取得要求を受信する工程と、前記受信した第1のジョブ一覧の取得要求に応じて、前記装置の出荷後にインストール又はアンインストールされない前記装置の機能である本体機能のうち起動中の本体機能に関する情報を前記管理装置に送信する工程と、第2のジョブ一覧の取得要求を受信する工程と、前記受信した第2のジョブ一覧の取得要求に応じて、前記本体機能のうち停止中の本体機能に関する情報を前記管理装置に送信する工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、市場に既に存在する装置のアプリケーション管理装置やジョブ管理装置を用いて、工場出荷時から搭載されている機能を管理するための手段を提供する装置、方法、プログラム及び記録媒体を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。ただし、これらの説明は例示であり、発明の範囲は本実施形態に限定されない。
(第1の実施の形態)
「画像形成装置1の説明」
図1は本発明の実施の形態に係る装置の一例として、画像形成装置の構成を示すブロック図である。
画像形成装置1は、印刷装置11及び画象処理装置12からなる。
画像処理装置1は、CPU121と直接記憶部122(例、RAM)と間接記憶部123(例、ROMやHDD)とユーザインタフェース124と外部インタフェース125等からなる。
直接記憶部122は、CPU121と直接データをやり取りする記憶部であり、間接記憶部123は直接記憶部122を介してCPU121とデータをやり取りする記憶部である。
直接記憶部122には、種々のアプリケーション(ソフトウェア)プログラム及びプラットフォームプログラムが記憶されている。
ユーザインタフェース124は、キーボード、マウス、ディスプレイ(操作部及び表示部)等からなり、ユーザからの指示の受付け、データ(画面データ)の表示をすることが可能となっている。
外部インタフェース125は、外部装置からのデータの受信や外部装置へのデータの送信が可能となっている。例えば、外部装置としては、外付けHDDや外付けUSBメモリ等の外付け記憶装置や、ネットワークを介して接続された別体のホストコンピュータや画像形成装置等の別体装置が含まれる。
「プラットフォーム部20の説明」
CPU121は、間接記憶部123に記憶されたプラットフォームプログラムを直接記憶部122に移動する(記憶させる)ことができる。移動が完了すると、CPU121がプラットフォームプログラムを実行することができる状態になる。
本実施形態では、このように「CPU121がプラットフォームプログラムを実行することができる状態になること」を、プラットフォーム部20が起動すると称する。
なお、本実施形態では、以下の構成の組み合わせをプラットフォーム部20と称している。CPU121。直接記憶部122のうちのプラットフォームプログラムを記憶している領域。CPU121が上記プラットフォームプログラムを処理した際に得られる情報(計算結果等)を記憶する(直接記憶部122及び間接記憶部123のうちの)領域。
「アプリケーションプログラムの説明」
プラットフォーム部20は、間接記憶部123に記憶された第一のアプリケーションプログラムを直接記憶部122に移動する(記憶させる)ことができる。移動が完了すると、プラットフォーム部20が第一のアプリケーションプログラムを実行することができる状態になる。本実施形態ではこのことを、プラットフォーム部20が第一のアプリケーションプログラムを起動すると称する。
逆に、プラットフォーム部20は、直接記憶部122に記憶された第一のアプリケーションプログラムを直接記憶部122から削除することができる。本実施形態ではこのことを、プラットフォーム部20が第一のアプリケーションプログラムを停止すると称する。
プラットフォーム部20は、外部インタフェース部125を介して第一のアプリケーションプログラムであるデータを受信し記憶することができる。このときプラットフォーム部20は、第一のアプリケーションプログラムの存在を記憶し、自己の管理下に収める。本実施形態ではこのことを、プラットフォーム部20に第一のアプリケーションプログラムをインストールすると称する。
逆に、プラットフォーム部20は、(プラットフォーム部20の内部にある)間接記憶部123に記憶された第一のアプリケーションプログラムを間接記憶部123から削除することができる。本実施形態ではこのことを、プラットフォーム部20が第一のアプリケーションプログラムをアンインストールすると呼称する。尚、プラットフォーム部20が第一のアプリケーションプログラムをアンインストールする際に、第一のアプリケーションプログラムが起動している場合には、これを停止した後にアンインストールを行う。
プラットフォーム部20は、第一のアプリケーションのライセンス(使用許諾情報)を管理することができる。ライセンスには、使用可能な期間、使用可能な回数が含まれており、プラットフォーム部20は、ライセンスが無いアプリケーションや、使用可能な期間や使用可能な回数を超えてアプリケーションが使用されないように、アプリケーションの起動を制御する。プラットフォーム部は、外部インタフェース部125を介して第一のアプリケーションのライセンスを受信し、アプリケーションと関連付けて間接記憶部123に記憶することができる。本実施形態ではこのことを、プラットフォーム部20に第一のアプリケーションのライセンスをインストールすると称する。
また、以上の説明は、第一のアプリケーションプログラムを例にして説明を行ったが、他のアプリケーションプログラム(例、第二のアプリケーションプログラム)であっても同様であることは当業者には明白であろう。
プラットフォーム部20は、外部インタフェース125を介して外部から送信されてきたアプリケーションのインストール/アンインストール、インストールされたアプリケーションの起動/停止、ライセンスのインストール、インストールされたアプリケーションの情報の問い合わせに関する要求を受信して、これを解釈し実行する。
プラットフォーム部20は、製品出荷時からいくつかの機能を備えている。例えば、省電力機能、部門管理機能、文書の外部送信機能、デバイス再起動機能などがある。
これらの機能はプラットフォーム部20及びハードウェア部の連携により実行される。以降、製品出荷時からプラットフォーム部20が持つ機能を総称して「本体機能と称す。本体機能は、画像形成装置の出荷後に、一般ユーザによってはインストール又はアンインストールされない、画像形成装置が持つ機能である。プラットフォーム部20は、本体機能の起動・停止、設定の変更などを行うことができる。プラットフォーム部20は、各本体機能を本体機能IDと関連付けて管理を行う。例えば、省電力機能、部門管理機能、文書の外部送信機能、デバイス再起動機能、デバイス電源にはそれぞれ本体機能IDが関連付けられる。なお、アプリケーションも、プラットフォーム部20やハードウェア部との連携により一種の機能を実現するものであるから、機能の一種であるということができる。本実施形態では、本体機能とアプリケーションとの差を明確に表現するため、アプリケーションについては別体機能と称する。
プラットフォーム部20は、本体機能の存在を示す情報をユーザインタフェース124に表示したり非表示にしたりすることができる。本実施形態ではこのことを、プラットフォーム部20が機能を可視化する(表示する)、不可視化する(非表示にする)と称する。また、機能を不可視化状態になっていることを、機能がマスクされていると称す。すなわち、可視化状態のとき、ユーザインタフェース124を介して機能を操作可能な状態となり、不可視化状態のとき、ユーザインタフェース124を介して機能を操作不可能な状態となる。
プラットフォーム部20は、本体機能に対するライセンスを外部インタフェース125を介して受信し、本体機能を使用可能状態にする。実施形態ではこのことを、プラットフォーム部20が本体機能を有効化すると称する。
(ネットワーク構成の説明)
図2は、本実施形態におけるネットワーク構成を表す簡略図である。管理装置200は、画像形成装置1、2及び3などの画像形成装置へインストールしたアプリケーションを管理する機能を備える。管理装置200は、ネットワーク201を介して通信可能な複数の画像形成装置のインストール可能なアプリケーションを管理することができる。管理装置200は、例えば、PC(パーソナルコンピュータ)などの一般的な情報処理装置と、PCアプリケーションで構成される。画像形成装置の管理者は、管理装置200上でUI画面の操作を行うことにより、ネットワーク上に接続された画像形成装置のアプリケーションの有効化/無効化、起動/停止、インストール/アンインストールなどを管理することができる。管理装置200は、既存の周知の技術で構成された管理装置である。
(PC上の管理UIの説明)
図3は、管理装置200上に表示される画像形成装置のアプリケーションを管理するUI画面を表す図である。画像形成装置のアプリケーション管理画面300には、画像形成装置選択ビュー301、選択された画像形成装置にインストールされたアプリケーションの情報表示ビュー302、アプリケーション操作ボタン群303が配置される。アプリケーション情報表示ビュー302には、アプリケーションの名前、アプリケーションを一意に特定するためのID、アプリケーションの起動/停止などの状態、ライセンスの状態などを表示する。管理装置200は、選択された画像形成装置に対して、アプリケーション情報表示ビュー302に表示するための情報等の取得要求を送信することができる。さらに、ユーザがアプリケーション操作ボタン押下することにより、管理装置200は、選択中の画像形成装置に対して、例えば、以下のような処理を行う。
・インストールボタン:アプリケーションファイルと伴に、アプリケーションのインストール要求を送信する。
・アンインストールボタン:選択されたアプリケーションのアプリケーションIDと伴に、アンインストール要求を送信する。
・ライセンスボタン:選択されたアプリケーションのライセンスファイルと伴に、ライセンスインストール(ライセンス更新)要求を送信する。
・起動ボタン:選択されたアプリケーションの選択されたアプリケーションのアプリケーションIDと伴に、起動要求を送信する。
・停止ボタン:選択されたアプリケーションの選択されたアプリケーションのアプリケーションIDと伴に、停止要求を送信する。
(アプリケーションファイルフォーマットの説明)
図4は、前述のアプリケーションファイル(ソフトウェアフォーマットファイル)のフォーマットを示す概略図である。アプリケーションファイル400は、1つ以上のファイルから構成される。アプリケーションファイル400を構成するいずれかのファイルには、例えば次のものが含まれる。アプリケーションファイルを一意に識別するアプリケーションファイルID401。アプリケーション名402。アプリケーションを一意に特定するアプリケーションID403。アプリケーションのバージョン404。アプリケーションを作成した会社を示す会社名405。画像形成装置上で動作するアプリケーションプログラム407。アプリケーションファイル400が正規のアプリケーションであることを示す電子署名408。アプリケーション作成者が任意の情報を格納する拡張領域409。
(ライセンスファイルフォーマットの説明)
図5は、前述のライセンスファイル(ライセンスフォーマットファイル)のフォーマットを示す簡略図である。ライセンスファイル500は、1つ以上のファイルから構成される。ライセンスファイル500を構成するいずれかのファイルには、例えば次のものが含まれる。ファイルを一意に識別するライセンスファイルID501。ライセンスを一意に識別するライセンスID502。どのアプリケーション用のライセンスかを示すアプリケーション名503。アプリケーションID504。ライセンスの有効期限505。ライセンスファイル500が正規のアプリケーションであることを示す電子署名507。暗号化された機密データや、任意の情報を格納する拡張領域506。
(画像形成装置がアプリケーション情報取得要求を受信した際の動作の説明)
次に、図6のフローチャートを参照しながら、管理装置200が管理する任意の画像形成装置1が、管理装置200からアプリケーション情報取得要求を受信した際の動作を説明する。プラットフォーム部20は、外部インタフェース部125を介して管理装置200からのアプリケーション情報取得要求を受信することにより動作を開始する(S601)。プラットフォーム部20は、自己の管理下にあるインストール済みのアプリケーションの情報(アプリケーション名、アプリケーションID、状態、ライセンスの状態)を収集する(S602)。次に、プラットフォーム部20は、複数の本体機能の情報を収集する(S603)。プラットフォーム部20は、S602とS603で収集した情報をまとめて、管理装置200に送信する(S604)。このように、本実施形態においては、アプリケーションについての情報取得要求があった場合に、アプリケーションについての情報だけでなく、本体機能についての情報(この情報には、本体機能の起動/停止などの状態が含まれる)も併せて送信するのである。なお、アプリケーションも、本体機能と同じく一種の機能である。そのため、このS601やS603やS604では、一種の機能を実現するアプリケーションについての情報取得要求があった場合に、当該アプリケーションについての情報に併せて、他の種類の機能を実現する本体機能についての情報も送信するのである。なお、アプリケーションについての情報には、アプリケーションの起動/停止などの状態が含まれ、本体機能についての情報には、本体機能の起動/停止などの状態が含まれる。
管理装置200に送信する情報の一例を、図7を参照して説明する。Application001(701)、Application002(702)、Application003(703)は、S602で収集した画像形成装置1にインストール済みのアプリケーションの情報である。文書送信(704)、省電力モード(705)、デバイス再起動(706)、デバイス電源(707)は、S603で収集した本体機能の情報である。本体機能に関しては、例えば、以下のようにアプリケーションの情報を送信するフォーマットと対応付けて設定する。
・アプリケーション名:各本体機能の機能名
・アプリケーションID:本体機能ID
・状態:各本体機能の状態にマッチした状態
・ライセンス:各本体機能のライセンス状態にマッチした状態
このような対応付けは、プラットフォーム部20の制御により、間接記憶部123等に記憶された制御プログラムに基づいて、又はユーザインタフェース124に入力されたユーザの指示に基づいて行われる。
以上のように、本実施形態によれば、異なる機能(例えば、アプリケーション及び本体機能)間の情報の(例えば、フォーマットの)対応付けを行う。このように情報の関連付けを行うことで、画像形成装置1は、先に説明したアプリケーション情報取得要求を受信した際の動作において、アプリケーションについての情報に併せて、本体機能についての情報も管理装置200へ送信することができる。
画像形成装置1から図7のような情報を受け取った管理装置200は、受け取った情報を管理装置のUI画面のアプリケーション情報表示ビューに表示する(図8)。すなわち、管理装置200は、アプリケーションの機能ではない機能(例えば、本体機能)の情報を受け取った場合であっても、その情報をアプリケーション管理用のUI画面に表示し、管理することができる。その結果、管理装置200は、アプリケーションの機能ではない機能を管理するための構成を別途備えなくとも、画像形成装置1が有する機能を管理することができる。
S603の本体機能の情報収集の方法は、本体機能によって異なる場合がある。以下に、各本体機能の情報取得の詳細フローの例を説明する。
(文書送信機能情報の取得の例)
本体機能の一種である文書送信(704)機能は、以下のような特徴をもつものとする。
・有償の機能であり、ユーザが対価を払って下記のようなライセンスキーを取得する。
1234-5678-9123-5678-5678
ユーザが、ライセンスキーを画像形成装置のユーザインタフェース124(図9)から入力することによって、文書送信機能が有効になる。
・ライセンスキー入力によって有効化されると自動的に文書送信機能を使用できる状態になる。ライセンスキー入力以外のON/OFF設定は持たない。
以下、図10のフローチャートを参照して、本体機能情報の収集(S603)の動作の詳細フローの一例として、文書送信機能情報の取得動作を説明する。文書送信機能情報取得では、プラットフォーム部20は、ライセンスキーが過去に入力されたことによって機能が有効化されているか否かを調べる(S1001)。有効化されている場合は、プラットフォーム部20は、ライセンスの状態の情報を「有効」、状態を「起動」として取得する(S1002)。有効化されていない場合は、プラットフォーム部20は、ライセンスの状態の情報を「無効」、状態を「停止」として取得する(S1003)。プラットフォーム部20は、S1001の判定結果に応じて取得した情報、本体機能名、及び本体機能IDを含む送信情報(704)を作成する(S1004)。
(省電力モード機能情報取得の例)
省電力モード送信(705)機能は、以下のような特徴をもつものとする。
・無償の機能であり、特にライセンスキーの入力を行うことなく使用できる。
・機能のON/OFF設定を持ち、通常は、画像形成装置のユーザインタフェース124部に表示された、例えば、機器設定メニュー画面(図11)により設定のON/OFFを切り替えることができる。
・機能がONの場合は、一定時間画像形成装置の利用が無い場合に自動的に省電力モードに移行する。
以下、図12のフローチャートを参照して、本体機能情報の収集(S603)の動作の詳細フローの一例として、省電力モード機能情報の取得動作を説明する。省電力モード機能情報取得では、プラットフォーム部20は、省電力モードの設定がONになっているかOFFになっているかを調べる(S1201)。ONの場合は、プラットフォーム部20は、状態の情報を「起動」として取得する(S1202)。OFFの場合は、プラットフォーム部20は、状態の情報を「停止」として取得する(S1203)。プラットフォーム部20は、ライセンスの状態の情報を、ライセンスキーが不要の機能であるため、設定のON/OFFに関わらず「有効」として取得する。プラットフォーム部20は、S1201の判定結果に応じて取得した情報、本体機能名、及び本体機能IDを含む送信情報(705)を作成する(S1204)。
(デバイス再起動機能情報取得の例)
デバイス再起動(706)機能は、以下のような特徴をもつものとする。
・無償の機能であり、特にライセンスキーの入力を行うことなく使用できる。
・機能のON/OFF設定はない。
・通常は、画像形成装置のユーザインタフェース124部のディスプレイに表示された設定画面(例えば、図13)において再起動を実行するとデバイスの再起動処理を開始する。
デバイス再起動機能は、常に、状態を「停止」、ライセンスの状態を「有効」とする情報を含む送信情報(706)を作成する。
(部門管理機能情報取得の例)
部門管理機能は、以下のような特徴を持つものとする。
・工場出荷時は、隠し機能としてマスクされている。
・無償の機能であり、特にライセンスキーの入力を行うことなく使用できる。
・機能がマスクされていない状態では、画像形成装置のユーザインタフェース124部のディスプレイに表示された設定画面(例えば、図14)において機能のON/OFFを設定することができる。
以下、図15のフローチャートを参照して、本体機能情報の収集(S603)の動作の詳細フローの一例として、部門管理機能情報の取得動作を説明する。部門管理機能情報取得では、プラットフォーム部20は、部門管理機能がマスクされているかどうかを調べる(S1501)。マスクされている場合は、機能の存在を外部に見せないため、送信情報の作成を行うことなく処理を終了する。マスクされていない場合に、プラットフォーム部20は、次に、部門管理機能の設定がONになっているかOFFになっているかを調べる(S1502)。ONの場合、プラットフォーム部20は、状態の情報を「起動」として取得する(S1503)。OFFの場合、プラットフォーム部20は、状態の情報を「停止」として取得する(S1504)。ライセンスの状態は、ライセンスキーが不要の機能であるため、プラットフォーム部20は、設定のON/OFFに関わらず「有効」としてライセンスの状態の情報を取得する。プラットフォーム部20は、前記判定結果に応じて取得した情報、本体機能名、及び本体機能IDを含む送信情報を作成する(S1505)。
(アプリケーションインストール要求を受信した際の動作の説明)
画像形成装置1は、管理装置200からインストール要求と共に本体機能用に作られたダミーのアプリケーションファイルを受信して、マスクされた本体機能のマスクを外すことができる。ダミーのアプリケーションファイル400は、アプリケーション名402に、本体機能の名称を格納する。アプリケーションID403に、本体機能IDを格納する。本当のアプリケーションIDと本体機能用のIDは重複しないものとする。アプリケーションプログラム407には、ダミーのアプリケーションプログラムを格納するか、もしくは空にしておく。電子署名408には、本物のアプリケーションファイル同様に、正規のアプリケーションファイルであることを示す電子署名を格納する。
なお、管理装置200は、ユーザや他装置等から(すなわち、外部から)管理装置200に入力された本体機能ID等の情報を用いてダミーのアプリケーションファイル400を生成し、インストール要求と共に当該ファイルを画像形成装置1へ送信する。または、管理装置200は、画像形成装置1のベンダから提供されたダミーのアプリケーションファイル400をインストール要求と共に画像形成装置1へ送信してもよい。
画像形成装置1が、管理装置200からアプリケーションのインストール要求とアプリケーションファイルを受信した際の動作を図16のフローチャートを参照して説明を行う。
プラットフォーム部20は、外部インタフェース部125を介して管理装置200から送信されてきたアプリケーションファイルと共にインストール要求を受信すると動作を開始する(ソフトウェアインストール要求受信)(S1600)。プラットフォーム部20は、受信したアプリケーションファイルを解析し、アプリケーションID403からIDを取得する(S1601)。次にプラットフォーム部20は、前記取得したIDが、画像形成装置1が備える本体機能の本体機能IDかどうかを判定する(S1602)。取得したIDが本体機能IDでは無い場合、プラットフォーム部20は、当該IDは通常のアプリケーションのIDであると判定し、当該IDに対応するアプリケーションのインストール処理を行う(S1603)。ここでプラットフォーム部20は、アプリケーションファイルからアプリケーションプログラム407を取得し、他のアプリケーションファイルに格納された情報と伴に、間接記憶部123に記憶する。S1602で、本体機能IDと判定した場合、プラットフォーム部20は次に、本体機能IDと関連付いた本体機能を特定し、当該本体機能がマスクされているか否かを調べる(本体機能特定)(S1604)。マスクされている場合は、プラットフォーム部20は、該当する本体機能を可視化する(すなわち、ユーザインタフェース124を介して機能を操作可能な状態にする)処理を実行する(S1605)。例えば、本体機能IDと関連付いた本体機能が、部門管理機能であった場合、ユーザインタフェース124に表示する機器設定メニューを、図11から図14のように変更する。最後に、プラットフォーム部20は、処理結果を管理装置200に送信して処理を終了する(S1606)。処理が問題なく終了した場合は成功示す情報を、処理途中でエラーが発生した場合は失敗を示す情報を送信する。
(アプリケーションアンストール要求を受信した際の動作の説明)
画像形成装置1が、管理装置200からアンインストール要求を受信した際の動作を図17のフローチャートを参照して説明する。プラットフォーム部20は、外部インタフェース部125を介して管理装置200から送信されてきたアプリケーションIDと、アンインストール要求を受信すると動作を開始する(ソフトウェアアンインストール要求受信)(S1700)。次に、プラットフォーム部20は、受信したアプリケーションIDが、画像形成装置1に備えるいずれかの本体機能に対応する本体機能IDと一致するか否かを判定する(S1701)。一致しない場合、すなわち、受信したIDが本体機能IDでは無い場合は、通常のアプリケーションのアンインストール処理を行う(S1702)。ここでプラットフォーム部20は、アプリケーションIDと関連づけられたアプリケーションプログラムを間接記憶部123から削除する。S1701で、本体機能と判定した場合は、本体機能IDと関連付いた本体機能を特定し、当該本体機能のマスク(不可視化)を行う(S1703)。すなわち、ユーザインタフェース124を介して機能を操作不可能な状態にする。例えば、本体機能IDと関連付いた本体機能が、部門管理機能であった場合、ユーザインタフェース124に表示する機器設定メニューを、図14から図11のように変更する。最後に、プラットフォーム部20は、処理結果を管理装置200に送信して処理を終了する(S1704)。処理が問題なく終了した場合は成功示す情報を、処理途中でエラーが発生した場合は失敗を示す情報を送信する。
以上のように、図16及び図17に示した処理によれば、管理装置200は、アプリケーションのインストール又はアンインストール要求を送信することで、画像形成装置1の本体機能のマスクを外す、又は本体機能をマスクすることができる。すなわち、管理装置200は、アプリケーションの機能ではない機能を管理するための構成を別途備えなくとも、画像形成装置1が有する機能を管理することができる。
(ライセンスインストール要求を受信した際の動作の説明)
画像形成装置1は、管理装置200からソフトウェアライセンスインストール要求と共に本体機能用に作られたダミーのライセンスファイル500を受信して、本体機能のライセンスを有効にすることができる。ダミーのライセンスファイル500は、アプリケーションID504に、本体機能のIDを格納する。ライセンスID502には、ライセンスキーを格納する(例えば、1234-5678-9123-5678-5678)。ここで格納するライセンスキーは、ユーザインタフェース124のライセンスキー入力画面(図9)に入力するライセンスキーと同等である。電子署名408には、本物のアプリケーションファイル同様に、正規のライセンスファイルであることを示す電子署名を格納する。
画像形成装置1がライセンスインストール要求を受信した際の動作を図18のフローチャートを参照して説明する。
プラットフォーム部20は、外部インタフェース部125を介して管理装置200から送信されてきたライセンスファイル500と、ライセンスインストール要求を受信すると動作を開始する(ライセンスインストール要求受信)(S1800)。次に、プラットフォーム部20は、受信したライセンスファイル500を解析し、アプリケーションID504の領域からIDを取得する(S1801)。次に、プラットフォーム部20は、前記取得したIDが本体機能IDか否かを判定する(S1802)。本体機能IDではない場合に、プラットフォーム部20は、通常のアプリケーションのライセンスインストール処理を行う(S1803)。ここで、プラットフォーム部20は、ライセンスファイル500から取得した情報を、前記取得したIDに該当するアプリケーションと関連付けて、間接記憶部123に記憶する。S1802で本体機能IDと判定した場合は、ライセンスファイル500のライセンスID502の領域からライセンスキーを取得する(S1804)。次に、プラットフォーム部20は、前記取得したライセンスキーを使用して、前記取得した本体機能IDに関連付いた本体機能の有効化処理を行う(S1805)。最後に、プラットフォーム部20は、処理結果を管理装置200に送信して処理を終了する(S1806)。処理が問題なく終了した場合は成功示す情報を、処理途中でエラーが発生した場合は失敗を示す情報を送信する。
以上のように、図18に示した処理によれば、管理装置200は、ライセンスインストール要求を送信することで、画像形成装置1の本体機能のライセンスファイルをインストールし(1804)、そのライセンスファイルに対応する本体機能を有効化(実行可能化)することができる。すなわち、管理装置200は、アプリケーションの機能ではない機能を管理するための構成を別途備えなくとも、画像形成装置1が有する機能を管理することができる。
(アプリケーション起動要求を受信した際の動作の説明)
次に、画像形成装置1がアプリケーションIDと伴に、アプリケーション起動要求を受信した際の動作を図19のフローチャートを参照して説明する。プラットフォーム部20は、外部インタフェース部125を介して管理装置200から送信されてきたアプリケーションIDと、アプリケーション起動要求を受信すると動作を開始する(機能起動要求受信)(S1900)。次に、プラットフォーム部20は、受信したアプリケーションIDが、いずれかの本体機能IDと一致するか否かを判定する(S1901)。本体機能IDでは無い場合は、通常のアプリケーションの起動処理を行う(S1902)。ここでプラットフォーム部20は、アプリケーションIDと関連づけられたアプリケーションプログラムを間接記憶部123から直接記憶部122に移動(記憶)させる。S1901で、本体機能と判定した場合は、本体機能IDと関連付いた本体機能の判別を行う(S1903)。次に、プラットフォーム部20は、本体機能設定の変更を行う(本体機能起動)(S1904)。例えば、本体機能IDと関連付いた本体機能が、部門管理機能であった場合、部門管理機能をOFFからONに変更する。プラットフォーム部20は、処理結果を管理装置200に送信して処理を終了する(S1905)。処理が問題なく終了した場合は成功を示す情報を、処理途中でエラーが発生した場合は失敗を示す情報を送信する。しかしながら、処理に時間がかかるため、速やかに結果の送信を行うことができないような本体機能を実行する場合は、先に、ダミーの処理結果の送信を行う。例えば、S1903において本体機能IDと関連付いた本体機能が、デバイス再起動であると判定した場合は処理結果の送信(S1906)を行ってから、デバイスの再起動処理を行う(S1907)。
以上のように、図19に示した処理によれば、管理装置200は、本体機能IDなどの本体機能に関する情報と共にアプリケーション起動要求(ソフトウェア機能起動要求)を送信することで、画像形成装置1の本体機能を起動することができる(S1904、S1907)。すなわち、管理装置200は、アプリケーションの機能ではない機能を管理するための構成を別途備えなくとも、画像形成装置1が有する機能を管理することができる。
(アプリケーション停止要求を受信した際の動作の説明)
次に、画像形成装置1がアプリケーションIDと伴に、アプリケーション停止要求を受信した際の動作を図20のフローチャートを参照して説明する。プラットフォーム部20は、外部インタフェース部125を介して管理装置200から送信されてきたアプリケーションIDと、アプリケーション停止要求を受信すると動作を開始する(S2000)。次に、プラットフォーム部20は、受信したアプリケーションIDが、いずれかの本体機能IDと一致するか否かを判定する(S2001)。本体機能IDでは無い場合は、通常のアプリケーションの停止処理を行う(S2002)。S2001で、本体機能と判定した場合(本体機能停止要求受信)は、本体機能IDと関連付いた本体機能の判別を行う(S1903)。次に、プラットフォーム部20は、本体機能設定の変更を行う(本体機能停止)(S2004)。例えば、本体機能IDと関連付いた本体機能が、部門管理機能であった場合、部門管理機能をONからOFFに変更する。(S2004)。さらに、プラットフォーム部20は、処理結果を管理装置200に送信して処理を終了する(S2005)。処理が問題なく終了した場合は成功を示す情報を、処理途中でエラーが発生した場合は失敗を示す情報を送信する。しかしながら、処理完了後に結果の送信を行うことができないような本体機能を実行する場合は、先に、ダミーの処理結果の送信を行う。例えば、S2003において本体機能IDと関連付いた本体機能が、デバイス電源であると判定した場合は処理結果の送信(S2006)を行ってから、デバイスの電源OFF処理(シャットダウン処理)を行う(S2007)。
以上のように、図20に示した処理によれば、管理装置200は、本体機能IDなどの本体機能に関する情報と共にアプリケーション停止要求(ソフトウェア機能停止要求)を送信することで、画像形成装置1の本体機能を停止することができる(S2004、S2007)。すなわち、管理装置200は、アプリケーションの機能ではない機能を管理するための構成を別途備えなくとも、画像形成装置1が有する機能を管理することができる。
(第2の実施の形態)
「画像形成装置の説明」
本実施形態における画像形成装置は、画像処理装置、印刷装置、スキャナ装置から構成される。画像処理装置の内部構成は図1と同等である。本実施形態におけるプラットフォーム部20は、実行中や、実行待ち状態の印刷やスキャンに関するジョブを管理する機構を持つ。プラットフォーム部20は、各種ジョブと以下のような状態を関連づけて、直接記憶部122及び間接記憶部123に記憶する。
・ジョブ種別 : 印刷ジョブ/スキャンジョブなどを示す情報
・ジョブ名 : ジョブの名称
・ジョブID : ジョブを一意に特定するための識別子
・ジョブの状態: 実行中/実行待ち
プラットフォーム部20は、外部インタフェース125を介して外部から送信されてきたジョブの一覧取得要求や、ジョブのキャンセル要求を受信して、ジョブ情報の送信や、ジョブの削除処理を実行することができる。
(ネットワーク構成の説明)
本実施形態におけるネットワーク構成は、実施形態1(図2)と同様である。本実施形態における管理装置200は、画像形成装置のジョブを管理する機能を備える。
図21は、管理装置200上に表示される画像形成装置のジョブを管理するUI画面を表す図である。画像形成装置のジョブ管理画面2100には、画像形成装置選択ビュー2101、選択された画像形成装置のジョブ情報表示ビュー2102、ジョブキャンセルボタン2103が配置される。ジョブ情報表示ビュー2102には、ジョブの名前、ジョブを一意に特定するためのID、ジョブの状態、ジョブ種別などを表示する。管理装置200は、選択された画像形成装置に対して、印刷ジョブや、スキャンジョブの情報一覧取得要求を送信することができる。さらに、ユーザが、ジョブ情報表示ビュー2102のジョブを選択し、キャンセルボタン2103を押下することにより、管理装置200は、選択中の画像形成装置に対して、ジョブIDと伴に、ジョブキャンセル要求を送信する。
(ジョブ一覧取得要求を受信した際の処理)
次に、図22および図23のフローチャートを参照して、本実施形態にかかる画像形成装置1の動作を説明する。プラットフォーム部20は、外部インタフェース部125を介して管理装置200から送信されてきた印刷ジョブ一覧(第1のジョブ一覧)情報取得要求を受信することにより動作を開始する(S2200)。次に、プラットフォーム部20は、画像形成装置1内の印刷ジョブの情報を収集する(S2201)。さらに、プラットフォーム部20は、設定がONになっている、もしくは起動中の本体機能の情報を収集し(S2202)、S2201で収集した印刷ジョブの情報と合わせて本体機能の情報を管理装置200へ送信する(S2203)。すなわち、プラットフォーム部20は、印刷ジョブ一覧情報取得要求を受信した後、設定がON又は起動中の本体機能の情報を収集し、管理装置200へ送信する。
図24は、S2203で送信する情報の一例である。例えば、文書1の印刷(2401)、文書2の印刷(2402)は、印刷ジョブの情報であり、部門管理(2403)、デバイス電源(2404)は本体機能の情報である。本体機能に関しては以下のように情報を設定する。
・ジョブ名:各本体機能の機能名
・ジョブID:本体機能ID
・状態:実行待ち
・ジョブ種別:印刷
次に、画像形成装置1が、スキャンジョブ一覧情報取得要求を受信した際の動作を説明する。プラットフォーム部20は、外部インタフェース部125を介して管理装置200から送信されてきたスキャンジョブ一覧(第2のジョブ一覧)情報取得要求を受信することにより動作を開始する(S2300)。次に、プラットフォーム部20は、画像形成装置1内のスキャンジョブの情報を収集する(S2301)。さらに、プラットフォーム部20は、設定がOFFになっている、もしくは停止中の本体機能の情報を収集し(S2302)、S2301で収集したスキャンジョブの情報と合わせて本体機能の情報を管理装置200へ送信する(S2303)。すなわち、プラットフォーム部20は、スキャンジョブ一覧情報取得要求を受信した後、設定がOFF又は停止中の本体機能の情報を収集し、管理装置200へ送信する。
図25は、S2303で送信する情報の一例である。例えば、文書1のスキャン(2501)、文書2のスキャン(2502)は、スキャンジョブの情報であり、省電力モード(2503)、デバイス再起動(2504)は本体機能の情報である。本体機能に関しては以下のように情報を設定する。
・ジョブ名:各本体機能の機能名
・ジョブID:本体機能ID
・状態:実行待ち
・ジョブ種別:スキャン
画像形成装置1から図24および図25のような情報を受け取った管理装置200は、受け取った情報を管理装置のUI画面のアプリケーション情報表示ビュー表示する(図26)。図26に示したアプリケーション情報表示ビューの例によれば、設定がON又は起動中の本体機能は、「ジョブ種別」が「印刷」と表示されている。また、設定がOFF又は停止中の本体機能は、「ジョブ種別」が「スキャン」と表示されている。
なお、本実施形態では、設定がON又は起動中の本体機能に印刷ジョブ(第1のジョブ)を対応付け、設定がOFF又は停止中の本体機能にスキャンジョブ(第2のジョブ)を対応付けた。しかし、ジョブの種別と本体機能の状態の対応付けはこの方法に限定されず、本体機能の状態が識別できれば良い。
以上のように、図22から図26に示した処理によれば、画像形成装置1は、管理装置200から印刷ジョブ(第1のジョブ)一覧情報取得要求を受信した後、設定がON又は起動中の本体機能の情報を収集し、管理装置200へ送信する。また、画像形成装置1は、管理装置200からスキャンジョブ(第2のジョブ)一覧情報取得要求を受信した後、設定がOFF又は停止中の本体機能の情報を収集し、管理装置200へ送信する。管理装置200は、受信したジョブ情報を第1のジョブ及び第2のジョブに区分して表示する。すなわち、管理装置200は、アプリケーションの機能ではない機能を管理するための構成を別途備えなくとも、画像形成装置1が有する機能を管理することができる。
(第一のジョブキャンセル要求を受信した際の処理)
次に、図27のフローチャートを参照して、本実施形態に係る画像形成装置1の動作を説明する。プラットフォーム部20は、外部インタフェース部125を介して管理装置200から送信されてきたジョブIDと、印刷ジョブキャンセル要求を受信すると動作を開始する(S2700)。次に、プラットフォーム部20は、受信したジョブIDが、いずれかの本体機能IDと一致するか否かを判定する(S2701)。本体機能IDでは無い場合は、ジョブIDと関連付いた印刷ジョブの削除処理を行う(S2702)。S2701で、本体機能と判定した場合は、プラットフォーム部20は、本体機能IDと関連付いた本体機能の判別を行う(S2703)。次に、プラットフォーム部20は、本体機能の設定の変更を行う(S2704)。例えば、本体機能IDと関連付いた本体機能が、部門管理機能であった場合、部門管理機能をONからOFFに、または、部門管理機能を起動中から停止中に変更する。さらに、プラットフォーム部20は、処理結果を管理装置200に送信して処理を終了する(S2705)。処理が問題なく終了した場合は成功示す情報を、処理途中でエラーが発生した場合は失敗を示す情報を送信する。しかしながら、処理完了後に結果の送信を行うことができないような本体機能を実行する場合は、先に、ダミーの処理結果の送信を行う。例えば、S2703において本体機能IDと関連付いた本体機能が、デバイス電源であると判定した場合は処理結果の送信(S2706)を行ってから、デバイスの電源OFF処理(シャットダウン処理)を行う(S2707)。
例えば、上記処理により部門管理機能がONからOFFに変更された場合、管理装置200が再びジョブ一覧情報取得を行うことにより、管理装置200のUI画面上において、部門管理機能のジョブ種別は、印刷からスキャンへ変化する。
(第二のジョブキャンセル要求を受信した際の処理)
次に、図28のフローチャートを参照して、本実施形態に係る画像形成装置の動作を説明する。プラットフォーム部20は、外部インタフェース部125を介して管理装置200から送信されてきたジョブIDと、スキャンジョブキャンセル要求を受信すると動作を開始する(S2800)。次に、プラットフォーム部20は、受信したジョブIDが、いずれかの本体機能IDと一致するか否かを判定する(S2801)。本体機能IDでは無い場合は、ジョブIDと関連付いたスキャンジョブの削除処理を行う(S2802)。S2801で、本体機能と判定した場合は、プラットフォーム部20は、本体機能IDと関連付いた本体機能の判別を行う(S2803)。次に、プラットフォーム部20は、本体機能の設定の変更を行う(S2804)。例えば、本体機能IDと関連付いた本体機能が、省電力モード機能であった場合、省電力モード機能をOFFからONに、または、部門管理機能を停止中から起動中に変更する。(S2804)。プラットフォーム部20は、処理結果を管理装置200に送信して処理を終了する(S2805)。処理が問題なく終了した場合は成功示す情報を、処理途中でエラーが発生した場合は失敗を示す情報を送信する。しかしながら、処理に時間が係るため、速やかに結果の送信を行うことができないような本体機能を実行する場合は、先に、ダミーの処理結果の送信を行う。例えば、S2803において本体機能IDと関連付いた本体機能が、デバイス再起動であると判定した場合は処理結果の送信(S2806)を行ってから、デバイスの再起動処理を行う(S2807)。
例えば、上記処理により省電力モード機能がOFFからONに変更された場合、管理装置200が再びジョブ一覧情報取得を行うことにより、管理装置200のUI画面上において、省電力モード機能のジョブ種別は、スキャンから印刷へ変化する。
(第3の実施の形態)
本実施形態における画像形成装置の構成は、実施形態1と同様である。本実施形態におけるネットワーク構成を表す簡略図を図29に示す。本実施形態のネットワーク構成では、実施形態1のネットワーク構成に加えて、画像形成装置にサービスを提供する機能提供装置202が存在する。機能提供装置202は、PC(パーソナルコンピュータ)などの一般的な情報処理装置で構成することができる。機能提供装置202は、画像形成装置と通信し、画像形成装置を利用するユーザに機能を提供する。例えば、画像形成装置のプラットフォーム部20が備えているウェブブラウザは、外部インタフェース125を介して、機能提供装置202とHTTPプロトコルで通信する。さらに、画像形成装置は、機能提供装置202から受信したHTMLフォーマットのデータを解釈して、画像形成装置のユーザインタフェース124に操作画面を表示する。以下の記載において、画像形成装置のプラットフォーム部20から見て、機能提供装置202が提供する機能を外部機能と称する。プラットフォーム部20は、本体機能と同様に、外部インタフェース125を介して、外部機能の情報の取得することができる。本実施例の構成においては、管理装置からアプリケーション情報取得要求を受信した場合に、本体機能と同様に、外部機能の情報を収集して管理装置に下記のような情報を送信する。
・アプリケーション名:各外部機能の機能名
・アプリケーションID:外部機能ID
・状態:各外部機能の状態にマッチした状態
・ライセンス:各外部機能のライセンス状態にマッチした状態
さらに、管理装置から外部機能IDが含まれる要求を受信した場合、外部機能に対するアクションを実行する。
(その他の実施形態)
本発明は、複数の機器(例えばコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用することも、1つの機器からなる装置(複合機、プリンタ、ファクシミリ装置など)に適用することも可能である。
前述した実施形態の機能を実現するように前述した実施形態の構成を動作させるプログラムを記憶媒体に記憶させ、該記憶媒体に記憶されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も上述の実施形態の範疇に含まれる。即ちコンピュータ読み取り可能な記憶媒体も実施例の範囲に含まれる。また、前述のコンピュータプログラムが記憶された記憶媒体はもちろんそのコンピュータプログラム自体も上述の実施形態に含まれる。
かかる記憶媒体としてはたとえばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD―ROM、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROMを用いることができる。
また前述の記憶媒体に記憶されたプログラム単体で処理を実行しているものに限らず、他のソフトウェア、拡張ボードの機能と共同して、OS上で動作し前述の実施形態の動作を実行するものも前述した実施形態の範疇に含まれる。
実施例1および実施例2における画像形成装置の構成を示す概略図である。 実施例1および実施例2におけるネットワークの構成を示す概略図である。 管理装置200の画像形成装置のアプリケーション管理画面を示す図である。 アプリケーションファイル構成を示す図である。 ライセンスファイル構成を示す図である。 アプリケーション情報取得要求受信時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 画像形成装置が管理装置に送信するアプリケーション情報を示す図である。 本体機能情報を含むアプリケーション情報受信後の管理装置200のアプリケーション管理画面を示す図である。 画像形成装置のユーザインタフェースに表示する本体機能ライセンスキー入力画面を示す図である。 プラットフォーム部における文書送信機能情報取得動作を表すフローチャートである。 画像形成装置のユーザインタフェースに表示する機器設定メニュー画面(部門管理機能マスク時)を示す図である。 プラットフォーム部における省電力モード機能情報取得動作を表すフローチャートである。 画像形成装置のユーザインタフェースに表示するデバイス再起動画面を示す図である。 画像形成装置のユーザインタフェースに表示する機器設定メニュー画面(部門管理機能可視化後)を示す図である。 プラットフォーム部における部門管理機能情報取得動作を表すフローチャートである。 アプリケーションインストール要求受信時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 アプリケーションアンインストール要求受信時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 ライセンスインストール要求受信時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 アプリケーション起動要求受信時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 アプリケーション停止要求受信時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 管理装置200の画像形成装置のジョブ管理画面を示す図である。 印刷ジョブ一覧情報取得要求受信時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 スキャンジョブ一覧情報取得要求受信時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 画像形成装置が管理装置200に送信する印刷ジョブ一覧情報を示す図である。 画像形成装置が管理装置200に送信するスキャンジョブ一覧情報を示す図である。 本体機能情報を含むジョブ一覧情報受信後の管理装置200の画像形成装置のジョブ管理画面を示す図である。 印刷ジョブキャンセル要求受信時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 スキャンジョブキャンセル要求受信時の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 実施例3におけるネットワークの構成を示す概略図である。
符号の説明
1、2、3 画像形成装置
11 印刷装置
12 画像処理装置
20 プラットフォーム部
121 CPU
122 直接記憶部
123 間接記憶部
124 ユーザインタフェース記憶部
125 外部インタフェース
200 管理装置
201 ネットワーク

Claims (28)

  1. 他の装置と通信可能な装置であって、
    前記装置が有する機能についての情報の取得要求を前記他の装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段による前記取得要求の受信に応じて、当該取得要求に係る機能とは異なる機能についての情報を前記他の装置に送信する送信手段と
    を有することを特徴とする装置。
  2. 管理装置と通信可能な装置であって、
    前記装置にインストールされたソフトウェアの機能に関する情報の取得要求を前記管理装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段による前記取得要求の受信に応じて、当該取得要求に係るソフトウェアの機能とは異なる機能であって、前記装置の出荷後にインストール又はアンインストールされない前記装置の機能である本体機能に関する情報を前記管理装置に送信する送信手段と
    を有することを特徴とする装置。
  3. 前記本体機能に関する情報には、当該本体機能が有効化されているか否かを示す情報が含まれていることを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. ソフトウェアのインストール要求を、前記本体機能に関する情報を含むソフトウェアフォーマットファイルと共に前記管理装置から受信するソフトウェアインストール要求受信手段と、
    前記ソフトウェアインストール要求受信手段により受信した前記本体機能に関する情報に対応する前記本体機能を特定する本体機能特定手段と、
    ユーザインタフェースと、
    前記本体機能特定手段が特定した本体機能を、前記ユーザインタフェースを介して操作可能な状態にする可視化手段と、
    を有することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  5. ソフトウェアのアンインストール要求を前記本体機能に関する情報と共に前記管理装置から受信するソフトウェアアンインストール要求受信手段と、
    前記ソフトウェアアンインストール要求受信手段により受信した前記本体機能に関する情報に対応する前記本体機能を特定する本体機能特定手段と、
    ユーザインタフェースと、
    前記本体機能特定手段が特定した本体機能を、前記ユーザインタフェースを介して操作不可能な状態にする不可視化手段と
    を有することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  6. ソフトウェアライセンスのインストール要求を、前記本体機能に関する情報を含むライセンスフォーマットファイルと共に前記管理装置から受信するライセンスインストール要求受信手段と、
    前記ライセンスインストール要求受信手段により受信した前記本体機能に関する情報に対応する前記本体機能を特定する本体機能特定手段と、
    前記本体機能特定手段が特定した本体機能を実行可能にする実行可能化手段と
    を有することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  7. ソフトウェア機能の起動要求を前記本体機能に関する情報と共に前記管理装置から受信する機能起動要求受信手段と、
    前記機能起動要求受信手段により受信した前記本体機能に関する情報に対応する前記本体機能を特定する本体機能特定手段と、
    前記本体機能特定手段が特定した本体機能を起動する本体機能起動手段と
    を有することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  8. ソフトウェア機能の停止要求を前記本体機能に関する情報と共に前記管理装置から受信する機能停止要求受信手段と、
    前記機能停止要求受信手段により受信した前記本体機能に関する情報に対応する前記本体機能を特定する本体機能特定手段と、
    前記本体機能特定手段が特定した本体機能を停止する本体機能停止手段と
    を有することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  9. 管理装置にジョブを管理される装置であって、
    前記装置のジョブ情報の一覧の取得要求を前記管理装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段による前記取得要求の受信に応じて、ジョブではない前記装置が有する機能に関する情報を前記管理装置に送信する送信手段と
    を有することを特徴とする装置。
  10. 管理装置にジョブを管理される装置であって、
    第1のジョブ一覧の取得要求を受信する手段と、
    前記受信した第1のジョブ一覧の取得要求に応じて、前記装置の出荷後にインストール又はアンインストールされない前記装置の機能である本体機能のうち起動中の本体機能に関する情報を前記管理装置に送信する手段と、
    第2のジョブ一覧の取得要求を受信する手段と、
    前記受信した第2のジョブ一覧の取得要求に応じて、前記本体機能のうち停止中の本体機能に関する情報を前記管理装置に送信する手段と、
    を有することを特徴とする装置。
  11. 前記第1のジョブのキャンセル要求を前記本体機能に関する情報と共に前記管理装置から受信する手段と、
    前記受信した本体機能に関する情報に対応する起動中の前記本体機能を停止する手段と
    を有することを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 前記第2のジョブのキャンセル要求を前記本体機能に関する情報と共に前記管理装置から受信する手段と、
    前記受信した本体機能に関する情報に対応する停止中の前記本体機能を起動する手段と
    を有することを特徴とする請求項10に記載の装置。
  13. 前記装置は、当該装置が実行可能な機能である外部機能を提供する機能提供装置と通信可能であり、
    前記本体機能には、前記外部機能が含まれること
    を特徴とする請求項2から請求項12のいずれか1項に記載の装置。
  14. 他の装置と通信可能な装置において実施される方法であって、
    前記装置が有する機能についての情報の取得要求を前記他の装置から受信する受信工程と、
    前記受信工程による前記取得要求の受信に応じて、当該取得要求に係る機能とは異なる機能についての情報を前記他の装置に送信する送信工程と
    を有することを特徴とする方法。
  15. 管理装置と通信可能な装置において実施される方法であって、
    前記装置にインストールされたソフトウェアの機能に関する情報の取得要求を前記管理装置から受信する受信工程と、
    前記受信工程による前記取得要求の受信に応じて、当該取得要求に係るソフトウェアの機能とは異なる機能であって、前記装置の出荷後にインストール又はアンインストールされない前記装置の機能である本体機能に関する情報を前記管理装置に送信する送信工程と
    を有することを特徴とする方法。
  16. 前記本体機能に関する情報には、当該本体機能が有効化されているか否かを示す情報が含まれていることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. ソフトウェアのインストール要求を、前記本体機能に関する情報を含むソフトウェアフォーマットファイルと共に前記管理装置から受信するソフトウェアインストール要求受信工程と、
    前記ソフトウェアインストール要求受信工程により受信した前記本体機能に関する情報に対応する前記本体機能を特定する本体機能特定工程と、
    ユーザインタフェースと、
    前記本体機能特定工程が特定した本体機能を、前記ユーザインタフェースを介して操作可能な状態にする可視化工程と、
    を有することを特徴とする請求項15に記載の方法。
  18. 前記装置はユーザインタフェースを有し、
    前記方法は、
    ソフトウェアのアンインストール要求を前記本体機能に関する情報と共に前記管理装置から受信するソフトウェアアンインストール要求受信工程と、
    前記ソフトウェアアンインストール要求受信工程により受信した前記本体機能に関する情報に対応する前記本体機能を特定する本体機能特定工程と、
    前記本体機能特定工程が特定した本体機能を、前記ユーザインタフェースを介して操作不可能な状態にする不可視化工程と
    を有することを特徴とする請求項15に記載の方法。
  19. ソフトウェアライセンスのインストール要求を、前記本体機能に関する情報を含むライセンスフォーマットファイルと共に前記管理装置から受信するライセンスインストール要求受信工程と、
    前記ライセンスインストール要求受信工程により受信した前記本体機能に関する情報に対応する前記本体機能を特定する本体機能特定工程と、
    前記本体機能特定工程が特定した本体機能を実行可能にする実行可能化工程と
    を有することを特徴とする請求項15に記載の方法。
  20. ソフトウェア機能の起動要求を前記本体機能に関する情報と共に前記管理装置から受信する機能起動要求受信工程と、
    前記機能起動要求受信工程により受信した前記本体機能に関する情報に対応する前記本体機能を特定する本体機能特定工程と、
    前記本体機能特定工程が特定した本体機能を起動する本体機能起動工程と
    を有することを特徴とする請求項15に記載の方法。
  21. ソフトウェア機能の停止要求を前記本体機能に関する情報と共に前記管理装置から受信する機能停止要求受信工程と、
    前記機能停止要求受信工程により受信した前記本体機能に関する情報に対応する前記本体機能を特定する本体機能特定工程と、
    前記本体機能特定工程が特定した本体機能を停止する本体機能停止工程と
    を有することを特徴とする請求項15に記載の方法。
  22. 管理装置にジョブを管理される装置において実行される方法であって、
    前記装置のジョブ情報の一覧の取得要求を前記管理装置から受信する受信工程と、
    前記受信工程による前記取得要求の受信に応じて、ジョブではない前記装置が有する機能に関する情報を前記管理装置に送信する送信工程と
    を有することを特徴とする方法。
  23. 管理装置にジョブを管理される装置において実行される方法であって、
    第1のジョブ一覧の取得要求を受信する工程と、
    前記受信した第1のジョブ一覧の取得要求に応じて、前記装置の出荷後にインストール又はアンインストールされない前記装置の機能である本体機能のうち起動中の本体機能に関する情報を前記管理装置に送信する工程と、
    第2のジョブ一覧の取得要求を受信する工程と、
    前記受信した第2のジョブ一覧の取得要求に応じて、前記本体機能のうち停止中の本体機能に関する情報を前記管理装置に送信する工程と、
    を有することを特徴とする方法。
  24. 前記第1のジョブのキャンセル要求を前記本体機能に関する情報と共に前記管理装置から受信する工程と、
    前記受信した本体機能に関する情報に対応する起動中の前記本体機能を停止する工程と
    を有することを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 前記第2のジョブのキャンセル要求を前記本体機能に関する情報と共に前記管理装置から受信する工程と、
    前記受信した本体機能に関する情報に対応する停止中の前記本体機能を起動する工程と
    を有することを特徴とする請求項23に記載の方法。
  26. 前記装置は、当該装置が実行可能な機能である外部機能を提供する機能提供装置と通信可能であり、
    前記本体機能には、前記外部機能が含まれること
    を特徴とする請求項15から請求項25のいずれか1項に記載の方法。
  27. コンピュータに請求項14から請求項26のいずれか1項に記載の方法を実行させるためのプログラム。
  28. コンピュータにより読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、請求項27に記載のコンピュータプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
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