JP4380342B2 - 画像形成システム及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成システム及び画像形成装置に関する。
従来より、サーバ装置(以下、単にサーバともいう)と、クライアントであるプリンタとを通信可能に接続し、サーバに格納されているデータをプリンタにダウンロードし、そのデータを利用して印刷を行う技術が提供されている。例えば特許文献1では、プリンタで利用可能なフォントデータをサーバに格納しておき、そのフォントデータをプリンタにダウンロードして用いる技術が開示されている。この構成では、プリンタで使用するフォントデータを全てプリンタの記憶手段に設けておかなくてもよく、必要に応じてサーバから取得すればよいため、プリンタに記憶されるデータ量を効果的に抑制でき、安価なプリンタを提供可能となる。
特許第3135094号公報
ところで、上記特許文献1のようにクライアント(即ち、画像形成装置)でサーバの情報を利用する構成においては、サーバとクライアントの通信が何らかの要因で遮断された場合の対処が問題となる。特に、使用に際しライセンスが必要となる要ライセンスデータがサーバから提供されるような場合、サーバとクライアントの通信が遮断された場合には、クライアントはサーバの管理下から外れ、サーバで要ライセンスデータが管理できなくなってしまうため、何らかの処置を講じない場合には要ライセンスデータの不正使用などの不具合が懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、画像形成装置が要ライセンスデータをサーバ装置から取得して利用する構成において、通信不良が生じた場合であっても、要ライセンスデータを不正に使用されることがなく、ライセンスを厳格に管理できる構成を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、サーバ装置と、画像形成装置とが通信可能に接続された画像形成システムであって、前記サーバ装置は、使用に際しライセンスが必要となる要ライセンスデータを記憶するデータ記憶手段と、前記要ライセンスデータを送信するデータ送信手段とを備え、前記画像形成装置は、前記サーバ装置から送信される前記要ライセンスデータを受信する受信手段と、前記受信手段により受信した前記要ライセンスデータを、複数回の画像の形成に利用できるよう、画像の形成に利用された後も記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている前記要ライセンスデータを利用して画像を形成する画像形成手段と、前記サーバ装置と前記画像形成装置との通信状態を確認する確認手段と、前記確認手段により、前記サーバ装置と前記画像形成装置との通信状態が不良であると確認された場合に、前記画像形成手段による前記記憶手段に記憶されている前記要ライセンスデータを用いた印刷を禁止する禁止手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の画像形成システムにおいて、前記禁止手段は、前記サーバ装置と前記画像形成装置との通信状態が不良であると確認された場合に、前記記憶手段に記憶される前記要ライセンスデータを消去することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の画像形成システムにおいて、前記画像形成手段は、前記画像形成装置の外部から送られてくる画像データに基づいて画像を形成するように構成されており、かつ、前記画像データおいて前記要ライセンスデータを用いた画像形成を指示する指示情報が含まれている場合に、前記記憶手段に記憶される前記要ライセンスデータを利用して前記画像を形成することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の画像形成システムにおいて、前記画像形成手段は、特定種類のデータについて、前記要ライセンスデータと、ライセンスが不要な通常データとを併用して、又は選択的に利用して画像を形成可能に構成されており、前記禁止手段は、前記確認手段により前記サーバ装置と前記画像形成装置との通信状態が不良であると確認された場合、前記記憶手段に記憶される前記要ライセンスデータを消去し、前記画像形成手段は、前記要ライセンスデータを用いず前記通常データを用いて前記画像の形成を行うことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4に記載の画像形成システムにおいて、前記特定種類のデータは、フォントデータ、又はファームウェアのデータ、若しくはマクロデータのうちのいずれかの種類のデータであることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の画像形成システムにおいて、前記確認手段は、予め定められた所定の確認条件を満たす場合に前記サーバ装置と前記画像形成装置との通信状態を確認することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成システムにおいて、前記画像形成装置は、前記サーバ装置に対して所定情報を送信可能な送信手段を有し、前記確認手段は、前記送信手段によって前記所定情報の送信が試みられた場合に、前記サーバ装置から前記所定情報に対する所望の通信結果が得られるか否かを確認し、前記禁止手段は、前記確認手段により前記所望の通信結果が得られないものと確認された場合に、前記画像形成手段による前記要ライセンスデータを用いた印刷を禁止することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の画像形成システムにおいて、前記サーバ装置は、前記データ記憶手段に記憶される前記要ライセンスデータを使用不可に設定する設定手段を有し、前記確認手段は、前記設定手段によって前記要ライセンスデータが使用不可に設定されているか否かを確認し、前記禁止手段は、前記要ライセンスデータが使用不可に設定されていると確認された場合に前記要ライセンスデータを用いた印刷を禁止することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の画像形成システムにおいて、前記画像形成装置は、前記禁止手段により前記要ライセンスデータを用いた印刷が禁止された旨をユーザに通知する通知手段を備えたことを特徴とする。
請求項10の発明は、使用に際しライセンスが必要となる要ライセンスデータが記憶されるデータ記憶手段と前記要ライセンスデータを送信する送信手段とを備えたサーバ装置に対し、通信可能に接続された画像形成装置であって、前記サーバ装置から送信される前記要ライセンスデータを受信する受信手段と、前記受信手段により受信した前記要ライセンスデータを、複数回の画像の形成に利用できるよう、画像の形成に利用された後も記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている前記要ライセンスデータを利用して画像を形成する画像形成手段と、前記サーバ装置と前記画像形成装置との通信状態を確認する確認手段と、前記確認手段により、前記サーバ装置と前記画像形成装置との通信状態が不良であると確認された場合に、前記記憶手段に記憶されている前記要ライセンスデータを用いた印刷を禁止する禁止手段とを備えたことを特徴とする。
さらに、請求項10に記載の画像形成装置において、請求項2ないし請求項9と同様の構成を付加してもよい。例えば、手段1として、請求項10に記載の画像形成装置において、前記受信手段により受信した前記要ライセンスデータを記憶する記憶手段を設け、前記サーバ装置と前記画像係止装置との通信状態が不良であると確認された場合に、前記記憶手段に記憶される前記要ライセンスデータを消去するように前記禁止手段を構成できる。これにより請求項2の効果(後述)と同様の効果を得ることができる。
また、上記手段1をさらに限定する手段2として、上記手段1に記載の画像形成装置において、前記画像形成手段は、前記画像形成装置の外部から送られてくる画像データに基づいて画像を形成するように構成されており、かつ、前記画像データおいて前記要ライセンスデータを用いた画像形成を指示する指示情報が含まれている場合に、前記記憶手段に記憶される前記要ライセンスデータを利用して前記画像を形成するように構成できる。これにより請求項3の効果(後述)と同様の効果を得ることができる。
また、上記手段1又は手段2をさらに限定する手段3として、上記手段1又は手段2に記載の画像形成装置において、特定種類のデータについて、前記要ライセンスデータと、ライセンスが不要な通常データとを併用して、又は選択的に利用して画像が形成可能となるように前記画像形成手段を構成し、前記確認手段により前記サーバ装置と前記画像形成装置との通信状態が不良であると確認された場合、前記禁止手段により前記記憶手段に記憶される前記要ライセンスデータが消去され、前記画像形成手段により前記要ライセンスデータを用いず前記通常データを用いて前記画像の形成が行われるように構成することができる。これにより請求項4の効果(後述)と同様の効果を得ることができる。
また、上記手段3をさらに限定する手段4として、上記手段3に記載の画像形成装置において、前記特定種類のデータが、フォントデータ、又はファームウェアのデータ、若しくはマクロデータのうちのいずれかの種類のデータとされた構成とすることができる。これにより請求項5の効果(後述)と同様の効果を得ることができる。
また、上記構成をさらに限定する手段5として、請求項10若しくは手段1ないし手段4のいずれかに記載の記載の画像形成装置において、予め定められた所定の確認条件を満たす場合に、前記確認手段により、前記サーバ装置と前記画像形成装置との通信状態の確認がなされるように構成することができる。これにより請求項6の効果(後述)と同様の効果を得ることができる。
また、上記構成をさらに限定する手段6として、請求項10若しくは手段1ないし手段5のいずれかに記載の記載の画像形成装置において、前記サーバ装置に対して所定情報を送信可能な送信手段を有し、前記確認手段は、前記送信手段によって前記所定情報の送信が試みられた場合に、前記サーバ装置から前記所定情報に対する所望の通信結果が得られるか否かを確認し、前記禁止手段は、前記確認手段により前記所望の通信結果が得られないものと確認された場合に、前記画像形成手段による前記要ライセンスデータを用いた印刷を禁止するように構成されていてもよい。これにより請求項7の効果(後述)と同様の効果を得ることができる。
また、上記構成をさらに限定する手段7として、請求項10若しくは手段1ないし手段6のいずれかに記載の記載の画像形成装置において、前記サーバ装置は、前記データ記憶手段に記憶される前記要ライセンスデータを使用不可に設定する設定手段を有するものであり、前記確認手段は、前記設定手段によって前記要ライセンスデータが使用不可に設定されているか否かを確認し、前記禁止手段は、前記要ライセンスデータが使用不可に設定されていると確認された場合に前記要ライセンスデータを用いた印刷を禁止するように構成することができる。これにより請求項8の効果(後述)と同様の効果を得ることができる。
また、上記構成をさらに限定する手段8として、請求項10若しくは手段1ないし手段7のいずれかに記載の記載の画像形成装置において、前記禁止手段により前記要ライセンスデータを用いた印刷が禁止された旨をユーザに通知する通知手段をさらに備えた構成とすることができる。これにより請求項9の効果(後述)と同様の効果を得ることができる。
<請求項1、10の発明>
この構成では、画像形成装置が要ライセンスデータをサーバ装置から取得するように構成されているため、使用可能性のある全ての要ライセンスデータを予め画像形成装置に設けておく必要がなく、画像形成装置のデータ量を効果的に抑制でき、その一方で、サーバ装置と画像形成装置との通信状態が不良となった場合に、要ライセンスデータを用いた印刷を禁止するようにしているため、要ライセンスデータを不正に使用されることがなく、ライセンスを厳格に管理できる構成となる。
<請求項2の発明>
この構成によれば、要ライセンスデータのデータ自体を消去するようにしているため、より確実に不正使用を防止できる。
<請求項3の発明>
このようにすれば、要ライセンスデータが必要か否かを画像形成装置において適切に判断でき、必要に応じて要ライセンスデータを印刷に用いることのできる構成となる。
<請求項4の発明>
この構成によれば、画像形成装置において、要ライセンスデータのみが消去され、その一方で、ライセンスが不要な通常データを用いて印刷が行われるため、要ライセンスデータについての不正使用防止やライセンスの厳格管理を実現しつつも、印刷機能を確保できる構成となる。
<請求項5の発明>
フォントデータ、ファームウェアのデータ、マクロデータのような経済的価値の大きいデータは、不正使用による経済的損失が大きいが、上記構成によれば、その経済的損失を効果的に防ぐことができる。
<請求項6の発明>
この構成によれば、確認条件に従って通信状態を適切に確認することができる。
<請求項7の発明>
このように、画像形成装置から所定情報の送信を実際に行った上で、サーバ装置から所望の通信結果が得られるか否かを確認するように構成すれば、通信状態の不良をより確実に知ることができることとなる。
<請求項8の発明>
このようにすれば、サーバ装置内の設定変更のみによって、画像形成装置での要ライセンスデータの使用を確実に中止できる構成となる。
<請求項9の発明>
この構成によれば、サーバ装置と画像形成装置との通信状態が不良となり、要ライセンスデータを用いないように設定変更された場合であっても、その旨をユーザに確実に伝えることができ、急な設定変更に起因する不安等のストレスをユーザに与えにくい構成となる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図8によって説明する。
図1は本発明に係る画像形成システムの構成を例示するブロック図である。この画像形成システム1は、LAN(ローカルエリアネットワーク)2に接続されたサーバ装置30と、このサーバ装置30に対してLAN2を介して通信可能に接続されたクライアントとしての複数台のプリンタ10(例えばレーザプリンタ)とを備えた構成をなしている。即ち、サーバ装置30と各々のプリンタ10は互いにデータ通信可能となっている。
サーバ装置30は、コンピュータとして構成されるものであり、データの読み書き及び消去が可能なハードディスクドライブ(以下、HDDとも称する)42が設けられている。ハードディスクドライブ42は、使用に際しライセンスが必要となる要ライセンスデータを記憶可能に構成されており、特許請求の範囲でいうデータ記憶手段に相当している。そして、このハードディスクドライブ42に記憶される要ラーセンスデータがLAN2を介してプリンタ10に提供可能とされている。また、サーバ装置30は、外部からの入力操作を受け付ける操作部32(キーボード、マウス等)と、周知のROM36、RAM38、CPU40及びネットワークインターフェイス44とを備えている。このネットワークインターフェース44によって要ライセンスデータをプリンタ10に送信するように構成されており、ネットワークインターフェース44が特許請求の範囲でいう送信手段に相当する。
プリンタ10は特許請求の範囲でいう画像形成装置に相当するものであり、外部からの入力操作を受け付ける操作部12(ボタン、テンキー、タッチパネル等)と、用紙への印刷を行う印字部14と、周知のROM16、RAM18、CPU20及びネットワークインターフェイス22とを備えている。RAM18には、ネットワークインターフェイス22により受信した要ライセンスデータが記憶されるようになっており、このRAM18が記憶手段に相当している。また、ネットワークインターフェイス22によってサーバ装置30から送信される要ライセンスデータを受信できるようになっており、ネットワークインターフェイス22が特許請求の範囲でいう受信手段に相当する。また、ネットワークインターフェイス22はサーバ装置30に対して所定情報を送信するという機能をも有しており、特許請求の範囲でいう送信手段としての機能をも果たす。
また、図2(a)にて説明されるように、各々のプリンタ10にはそれぞれ固有のIPアドレス(Internet Protocolアドレス)が設定されている。このIPアドレスによってサーバ装置30はプリンタを特定付けることができるようになっている。一方、図2(b)に示すように、サーバ装置30のRAM38には、LAN2に接続された機器のうち、ライセンスを与えている機器に関する情報を管理するためのテーブル(後述のライセンス使用クライアントテーブル)が記憶されるようになっている。具体的には、要ライセンスデータを提供した機器のIPアドレスを記憶するように構成されている。なお、このテーブルを利用した具体的処理の流れについては後述する。
本実施形態では要ライセンスデータとしてライセンスが必要となるフォントデータを例に挙げて説明する。また、ライセンスが必要なフォントデータを要ライセンスフォントデータ、サーバ装置30から取得するものではあるがライセンスが不要なフォントデータをライセンス不要フォントデータ、そして、プリンタ10内に予め記憶されているフォントデータを通常フォントデータと称して説明する。プリンタ10の印字部14は、プリンタ10の外部から送られてくる画像データに基づいて画像を形成するように構成されており、かつ、画像データに要ライセンスデータを用いた画像形成を指示する指示情報が含まれている場合は、RAM18に記憶される要ライセンスデータを利用して画像を形成する。なお、具体的な印刷処理については後述する。RAM18に記憶されるフォントデータは、図8にて概念的に示すような状態で格納されており、画像データの構成に応じて、通常フォントデータ、ライセンス不要フォントデータ、及び要ライセンスフォントデータが併用又は選択的に利用されるようになっている。
次に、サーバ装置30とプリンタ10との間でなされる要ライセンスデータの受け渡しに関する処理の流れについて説明する。図3及び図4は、プリンタ10でなされる設定処理についての流れの一例を示すフローチャートである。設定処理は、具体的にはサーバとの間の送受信状態を設定する処理であり、図5にて説明されるように、プリンタ10の状態を「無し」「使用不可」「無反応」「使用中止」「ライセンス付き使用中」「ライセンス無し使用中」の6つの状態に設定する処理である。
プリンタ10では、所定条件の成立に基づいて図3及び図4に示すようなプログラムが実行される。所定条件とは電源投入、所定時間の経過、ユーザによる指令などいくつかの例が考えられるが、ここでは電源投入されることによってプログラムが開始されるものとしている。プログラムが開始されると、まず、初期設定として読み込みステータスを「無し」に設定する(S110)。そして、S120においてサーバ装置30に対してデータの使用要求を通知する。このデータ使用要求に対しては、サーバ装置30から何らかの応答がある場合と何も応答が得られない場合とが想定されるが、応答状況に応じて異なった処理が行われることとなる。まず、サーバ装置30からどのように応答がなされるかについて先に説明する。
サーバ装置30では、図6のフローチャートに示すような処理がなされるようになっている。このプログラムは、プログラムの開始後において、まずライセンス数の記憶がなされ、次いで、初期状態としてライセンス使用数が0に設定される。ライセンス数とは、サーバから要ライセンスデータを提供し得るプリンタの最大数のことであり、本実施形態では10に設定される。ここでのライセンス数の記憶は、ユーザからの入力に基づいてなされるようになっているが(即ち、ユーザが10と入力することによりライセンス数が10と設定されるようになっているが)、このような処理を行わないように不変の一定値として設定されていてもよい。そして、ライセンス使用クライアントテーブルの初期化を行う(S430)。
ライセンス使用クライアントテーブルは、ライセンスを与えている機器に関する情報を管理するためのテーブルであり、ライセンス数と同数のIPアドレスを格納できるようにデータ格納領域が確保されている。具体的には、現在ライセンスを与えている機器のIPアドレスが各々の格納領域に記憶されるようになっており、サーバ装置30は、IPアドレスが登録されている機器に対してのみ要ライセンスデータを提供するようになっている。S430の処理では、まず全ての格納領域を初期化して、一旦IPアドレスデータが登録されていない状態とする。そして、上述したようなプリンタ10からの使用要求があるか否かをS440にて判断する。この判断処理では、図3のS120においてなされた使用要求がサーバ装置30にて取得されたかの判断がなされ、取得された場合(S440:YES)にはS450に進み、取得されていない場合(S440:NO)には、無反応のプリンタの確認(S540)と、サーバからの提供状況の確認(S570)がなされる。
クライアントから使用要求があった場合、それが、ライセンスが必要なデータ(即ち要ライセンスデータ)の要求か否かを判断する。使用要求としては、要ライセンスデータの使用要求と、ライセンスが不要ではあるがサーバ装置から取得すべきデータ(以下ライセンス不要データともいう)の使用要求とが想定されるが、このうちのいずれであるのかをS450にて判断する。ライセンスの必要なデータではない場合、S450にてNOに進み、クライアントに「ライセンス不要使用可能」を通知する。一方、S450にてYESに進んだ場合、S470にてライセンスに空きがあるか否かを判断する。即ち、現在登録使用されている使用数がライセンス数(ここでは10)よりも大きいか否かをS470にて判断する。
そして、図2(b)のようにライセンス数が使用数よりも大きいと判断された場合(S470:YES)、S480にてライセンス使用数を+1し、S490にてライセンス使用クライアントテーブルにクライアントを登録する。具体的には、使用要求がなされたプリンタ10のIPアドレスをライセンス使用クライアントテーブルの空き領域に書き込み、クライアントに対して「ライセンス付き使用可能」である旨を通知する(S500)。そして、プリンタ10からデータの読み込み要求が有るか否かを判断し(S510)、有るのであればS520にてクライアントに対してデータ送信を行う。一方、S470にてNOの場合、即ち、ライセンス使用数とライセンス使用数とが同じである場合には、ライセンスが不足していることとなりプリンタ10に対して「使用不可」である旨を通知する。
一方、S460、S500、S530の通知がなされた場合には、図3のS130、S220、S260の判断処理がなされることとなる。S130、S220、S260はそれぞれ、サーバ装置30からの返答が、「ライセンス付き使用可能」の通知であるか、「ライセンス無し使用可能」の通知であるか、若しくは「使用不可」の通知であるかを判断する処理であり、この判断処理によってサーバ装置30とプリンタ10との通信状態の確認がなされるようになっている。即ち、判断処理S130、S220、S260と、これら処理を実行するCPU20が特許請求の範囲でいう確認手段に相当する。
まず、S130にて「ライセンス付き使用可能」の返答があったものと判断された場合には、YESに進み、S140において、サーバ装置30に対しデータ読み込み要求を通知すると共に、サーバ装置30からデータを読み込む。S140では要ライセンスデータの読み込み要求がなされており、この要求に応じてS520の処理が行われ、サーバ装置30からプリンタ10に対して要ライセンスデータが送信される。そして、読み込みステータスを「ライセンス付き使用中」に設定する。この設定後においては、S160にてサーバ装置30からの応答の確認がなされ、サーバ装置30の稼動がプリンタ10にて検知できるか否かを確認する。
サーバ側では、図6のS570及びS580に示すように、略定期的にプリンタ10からの応答要求を検出しており、図3のS160ではサーバ装置30に対して応答要求を送信すると共にそれに対するサーバからの応答要求を待つように処理がなされる。サーバ装置30側では図6のS570、S580に示すようにプリンタ10からの応答要求を受けると(S570YES)、プリンタ10に対して正常に稼動している旨の応答信号を送信する(S580)。プリンタ10は、応答要求を送信したもののサーバ装置30からの正常応答が得られない場合(例えば、応答要求から一定期間しても正常応答が得られない場合)には、通信状態が不良であるとしてS170でNOに進むこととなる。なお、サーバ装置30では、S440にて使用要求がないものと判断され、さらにS540において無反応クライアントが無いものと判断(判断処理については後述)された場合に、上述の分岐S570に移行することとなる。
そして、正常応答がある間(即ち、プリンタ10でサーバ装置30からの正常応答を検知できる間)はS170からS150に戻るループを繰り返し、読み込みステータスを「ライセンス付き使用中」に維持し続ける。なお、S170の判断処理によってもサーバ装置30と画像形成装置との通信状態の確認がなされるようになっているため、判断処理S170と、この処理を実行するCPU20も確認手段に相当することとなる。また、この確認手段は、予め定められた所定の確認条件を満たす場合にサーバ装置30とプリンタ10との通信状態を確認するようになっている。確認条件としては、例えば「所定枚数の印刷が経過したか否か」、「所定時間が経過したか否か」等が挙げられ、このうちの「所定時間が経過したか否か」を確認条件とする構成としては、S150とS160の間に所定の待機時間を設定するような構成が挙げられ、この場合、待機時間経過に応じてほぼ一定間隔でS150、S160及びS170のループがなされることとなる。このように、確認手段は、サーバ装置30に対し所定情報(応答を要求する情報)の送信が試みられた場合に、サーバ装置30からその所定情報に対する所望の通信結果(正常に稼動している旨の情報の取得)が得られるか否かを確認するようにしているが、さらに、本実施形態では、この確認手段により所望の通信結果が得られないものと確認された場合(即ち、正常に稼動している旨の情報が取得されなかった場合)に、印字部14による要ライセンスデータを用いた印刷を禁止手段によって禁止するようにしている。
具体的には、S170において、正常応答が無いものと判断された場合(即ち、プリンタ10でサーバ装置30からの正常応答が検知できなくなった場合)、S170においてNOに進み、図4のS180においてユーザにサーバ装置30が無反応となったため要ライセンスデータが使えなくなった旨を通知する。この通知は例えば表示部19にその旨の説明情報を表示することにより行うことができる。その後、S190において、サーバ装置30から読みこんだデータ(要ライセンスデータ及びライセンス不要データ)を記憶手段たるRAM18から消去する。このような処理がなされることにより、要ライセンスデータを用いた印刷が禁止される。
この処理の流れからもわかるように、本実施形態では、サーバ装置30とプリンタ10との通信状態が不良あると確認された場合(ここではプリンタ10でサーバ装置30からの正常応答が検知できなくなった場合)に記憶手段(RAM18)に記憶される要ライセンスデータを消去し、これによってプリンタ10による要ライセンスデータを用いた印刷の禁止がなされるようになっており、処理S170、S190及びこれらの処理を実行するCPU20が禁止手段に相当している。また、S180、表示部19、及びCPU20は、このような禁止手段により要ライセンスデータを用いた印刷が禁止された旨をユーザに通知する通知手段としての役割を果たす。そして、S190の消去処理後に読み込みステータスを「無し」に設定する(S200)。そして、少なくともサーバへの使用要求がなされるまでの間(即ち、S210でYESとなるまでの間)、読み込みステータスは「無し」で維持される。
図3に戻り、サーバ装置30から「ライセンス無し使用可能」の返答があった場合(図6のS460参照)には、S130において「ライセンス付き使用可能」の返答が無いものと判断され、かつS220にてYESと判断される。そして、S230において、サーバ装置30に対するデータ読み込み要求がなされ、かつサーバ装置30からライセンス不要データのダウンロードがなされる。そして、S240において、読み込みステータスが「ライセンス無し使用中」に設定される。このステータスは、少なくともサーバ装置30に使用要求がなされるまで(即ち、S250でYESとなるまでの間)維持される。
また、一方、サーバ装置30から「使用不能」の返答があった場合(図6のS530参照)には、S130において「ライセンス付き使用可能」の返答が無いものと判断され、かつS220にてNOと判断され、さらにS260においてYESとされる。そして、S270においてユーザにライセンスが足りず使えない旨を通知する。この通知は例えば表示部19にその旨の説明情報を表示することにより行うことができる。そして、S250において読み込みステータスが「使用不可」に設定され、このステータスは、少なくともサーバ装置30に使用要求がなされるまで(即ち、S290でYESとなるまでの間)維持される。また、S130、S220でNOとされ、かつS260でもNOとされた場合には、サーバ装置30が無反応状態であるので、ユーザにサーバ装置30が無反応のためサーバ装置30からのデータを使えない旨を通知する(S300)。この通知も例えば表示部19にその旨の説明情報を表示することにより行うことができる。そして、読み込みステータスを「無反応」に設定する。このステータスも、少なくともサーバ装置30に使用要求がなされるまで(即ち、S320でYESとなるまでの間)維持される。
なお、S200、S240、S260、及びS310の読み込みステータスは、少なくともサーバ装置30に新たなデータ要求がなされるまでは維持されるようになっている。即ち、サーバ装置30に対して新たな使用要求がなされるまではそのままの設定が維持される。このサーバ装置30に対するデータの使用要求の発生条件としては、様々な条件が考えられるが、例えば、ステータス設定から所定時間経過したか否かという条件、或いは、ユーザによってサーバ装置30に対する使用要求のための設定入力が行われたか否かという条件などが挙げられる。ここではその一例として、各ステータス設定処理S200、S240、S260、及びS310から所定時間経過した場合に、サーバ装置30に対して使用要求をするようにしており、経過するまではループを繰り返して各ステータス設定が維持される。なお、ここでは、条件成立に基づいて再びサーバ装置に30に使用要求を促すようにしているが、S200、S240、S260、及びS310の分岐処理を省略するような流れであってもよい。
なお、図6に示すように、サーバ装置30は、S540ないしS560に示すように使用ライセンス数を管理する処理を行っている。ここでは、S440にて使用要求が無いものと判断された場合に、その都度、ライセンス使用クライアントテーブルに登録されたプリンタ10のなかに無反応なプリンタがあるか否かを判断し(S540)、もしあればS540にてYESに進み、ライセンス使用数を無反応なクライアント数分減らすと共に、図2(b)に示すようなライセンス使用クライアントテーブルから無反応なプリンタのIPアドレスを削除する。このように、無反応なプリンタを所定条件成立ごとに監視し、無反応が検出された場合に登録を削除するようにすれば、不要と想定されるプリンタを効果的に削除でき、ライセンスの適切な管理を行うことができる。
次に図7を参照して印刷処理について説明する。
図7は印刷処理の一例を概念的に示すフローチャートである。プリンタ10にはLAN2又は別のラインを介して図示しないコンピュータが接続されており、プリンタ10はこのコンピュータから画像データを受けとって印刷を行うように構成されている。印刷処理では、まず印刷データ(画像データ)を受信し(S710)、この印刷データ(画像データ)の内容を確認する。画像データは図9にて概念的に例示するように、どのフォントが使用されているかを特定可能に構成されており、図9の画像データでは、使用されているフォントの種類に関する情報と、その他の情報(文字データや文字サイズデータ等)とを含んで構成されている。このフォントの種類に関する情報が要ライセンスデータを用いた画像形成を指示する指示情報に相当している。即ち、要ライセンスフォントが含まれていれば、要ライセンスフォントデータを用いた印刷を指示しているということである。なお、フォントの種類に関する情報は、どの種類のフォントが用いられているか特定できる情報であればどのようなデータ構成であってもよい。
図7に示すように、画像データに、サーバデータ(ここでは要ライセンスフォントデータ及びライセンス不要フォントデータ)の使用が指示されていない場合にはS720にてNOに進み、フォントに関しては通常フォントデータのみを用いて印刷を行う。一方、要ライセンスフォントデータ及びライセンス不要フォントデータの少なくともいずれか一方を使用する場合には、S720にてYESに進み、要ライセンスフォントデータを用いる場合にはS730にてYESに進み、現在のステータスが「ライセンス付き使用中」であるかを確認する。
「ライセンス付き使用中」であれば、S740にてYESに進み、図8のように要ライセンスフォントデータがRAM18に記憶されているため、これを用い、さらに必要ならば通常データ及びライセンス不要フォントデータをも用いて印刷を行う。一方、「ライセンス付き使用中」ではない場合には、S760に進み代用データ(例えば通常フォントデータのうちから選ばれる要ライセンスフォントデータの代用データ)を用いて印刷を行うこととなる。S730にて要ライセンスフォントデータを利用しないものと判断された場合には、S770にてステータスが「ライセンス無し使用中」であるか否かを確認する。ステータスが「ライセンス無し使用中」であればライセンス不要データがLAM18にあるためこれを利用し、必要に応じて通常フォントデータを利用して印刷を行う(S780)。一方、「ライセンス無し使用中」でなければ、ライセンス不要フォントデータの代用となる通常のフォントデータを利用して印刷を行うこととなる。
本実施形態では、特定種類のデータ(ここではフォントデータ)について、要ライセンスデータと、ライセンスが不要な通常データとを併用して、又は選択的に利用して画像を形成可能に構成されており、禁止手段は、確認手段によりサーバ装置30とプリンタ10との通信状態が不良であると確認された場合、LAM18に記憶される要ライセンスデータを消去し、画像形成手段(即ち印字部14)は、要ライセンスデータを用いず通常データ(代用データ)を用いて画像の形成を行うようになっている。
上記構成によれば、画像形成装置が要ライセンスデータをサーバ装置から取得するように構成されているため、使用可能性のある全ての要ライセンスデータを予め画像形成装置に設けておく必要がなく、画像形成装置のデータ量を効果的に抑制できるようになっている。その一方で、サーバ装置と画像形成装置との通信状態が不良となった場合に、要ライセンスデータを用いた印刷を禁止するようにしているため、要ライセンスデータを不正に使用されることがなく、ライセンスを厳格に管理できる構成となる。一方、他の方法としては、要ライセンスデータに有効期限を設け、その期限が過ぎる度にダウンロードを再度実行させる形式も考えうるが、それと比べダウンロード回数を増加させずに、効果的な管理を行える構成となっている。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本実施形態では、特定種類のデータとしてフォントデータを例に挙げたが、ファームウェアのデータ、若しくはマクロデータなどであってもよい。
(2)上記実施形態では、サーバ装置としてコンピュータを例に挙げて説明したが、サーバ機能(要ライセンスデータを格納しておく機能、プリンタ10と互いにデータ通信する機能、及び複数のプリンタ10を管理する機能)をもった画像形成装置(サーバ機能をもったプリンタ等)を用いてもよい。
本発明の第1実施形態に係る画像形成システムの電気的構成を例示するブロック図 データ構成を概念的に説明する説明図 プリンタでのステータス設定処理について説明するフローチャート 図3に続く図 読み込みステータスについて説明する説明図 サーバ装置での応答処理について説明するフローチャート 印刷処理の一例について概念的に例示するフローチャート RAMに記憶されるフォントデータ構成を概念的に例示する説明図 画像データの構成を概念的に説明する概念図
1…画像形成システム
10…プリンタ(画像形成装置)
14…印字部(画像形成手段)
18…RAM(記憶手段)
19…表示部(通知手段)
20…CPU(確認手段、禁止手段)
22…ネットワークインターフェース(受信手段、送信手段)
30…サーバ装置
42…ハードディスクドライブ(データ記憶手段)
44…ネットワークインターフェース(データ送信手段)

Claims (10)

  1. サーバ装置と、画像形成装置とが通信可能に接続された画像形成システムであって、
    前記サーバ装置は、
    使用に際しライセンスが必要となる要ライセンスデータを記憶するデータ記憶手段と、
    前記要ライセンスデータを送信するデータ送信手段とを備え、
    前記画像形成装置は、
    前記サーバ装置から送信される前記要ライセンスデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記要ライセンスデータを、複数回の画像の形成に利用できるよう、画像の形成に利用された後も記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記要ライセンスデータを利用して画像を形成する画像形成手段と、
    前記サーバ装置と前記画像形成装置との通信状態を確認する確認手段と、
    前記確認手段により、前記サーバ装置と前記画像形成装置との通信状態が不良であると確認された場合に、前記画像形成手段による前記記憶手段に記憶されている前記要ライセンスデータを用いた印刷を禁止する禁止手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成システム。
  2. 記禁止手段は、前記サーバ装置と前記画像形成装置との通信状態が不良であると確認された場合に、前記記憶手段に記憶される前記要ライセンスデータを消去することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記画像形成手段は、前記画像形成装置の外部から送られてくる画像データに基づいて画像を形成するように構成されており、かつ、前記画像データおいて前記要ライセンスデータを用いた画像形成を指示する指示情報が含まれている場合に、前記記憶手段に記憶される前記要ライセンスデータを利用して前記画像を形成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記画像形成手段は、特定種類のデータについて、前記要ライセンスデータと、ライセンスが不要な通常データとを併用して、又は選択的に利用して画像を形成可能に構成されており、
    前記禁止手段は、前記確認手段により前記サーバ装置と前記画像形成装置との通信状態が不良であると確認された場合、前記記憶手段に記憶される前記要ライセンスデータを消去し、前記画像形成手段は、前記要ライセンスデータを用いず前記通常データを用いて前記画像の形成を行うことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  5. 前記特定種類のデータは、フォントデータ、又はファームウェアのデータ、若しくはマクロデータのうちのいずれかの種類のデータであることを特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
  6. 前記確認手段は、予め定められた所定の確認条件を満たす場合に前記サーバ装置と前記画像形成装置との通信状態を確認することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の画像形成システム。
  7. 前記画像形成装置は、前記サーバ装置に対して所定情報を送信可能な送信手段を有し、
    前記確認手段は、前記送信手段によって前記所定情報の送信が試みられた場合に、前記サーバ装置から前記所定情報に対する所望の通信結果が得られるか否かを確認し、
    前記禁止手段は、前記確認手段により前記所望の通信結果が得られないものと確認された場合に、前記画像形成手段による前記要ライセンスデータを用いた印刷を禁止することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成システム。
  8. 前記サーバ装置は、前記データ記憶手段に記憶される前記要ライセンスデータを使用不可に設定する設定手段を有し、
    前記確認手段は、前記設定手段によって前記要ライセンスデータが使用不可に設定されているか否かを確認し、
    前記禁止手段は、前記要ライセンスデータが使用不可に設定されていると確認された場合に前記要ライセンスデータを用いた印刷を禁止することを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の画像形成システム。
  9. 前記画像形成装置は、前記禁止手段により前記要ライセンスデータを用いた印刷が禁止された旨をユーザに通知する通知手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の画像形成システム。
  10. 使用に際しライセンスが必要となる要ライセンスデータが記憶されるデータ記憶手段と前記要ライセンスデータを送信する送信手段とを備えたサーバ装置に対し、通信可能に接続された画像形成装置であって、
    前記サーバ装置から送信される前記要ライセンスデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記要ライセンスデータを、複数回の画像の形成に利用できるよう、画像の形成に利用された後も記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記要ライセンスデータを利用して画像を形成する画像形成手段と、
    前記サーバ装置と前記画像形成装置との通信状態を確認する確認手段と、
    前記確認手段により、前記サーバ装置と前記画像形成装置との通信状態が不良であると確認された場合に、前記記憶手段に記憶されている前記要ライセンスデータを用いた印刷を禁止する禁止手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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