JP2010145035A - 冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却水を供給する機器側に大きな負荷変動があったとしても精度の良い冷却水を安定して供給することのできる冷却装置を提供する。
【解決手段】インバータ制御可能な圧縮機2と、凝縮器3と、膨張弁4と、蒸発器5とからなり、蒸発器5で冷媒と被冷却水との熱交換を行って被冷却水を供給する冷却装置1である。蒸発器5における被冷却水の入口側に温度検出器52を設け、温度検出器52で検出される被冷却水の温度Tcと要求された設定温度Tの偏差ΔTtに基づいて、圧縮機2をインバータ制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷却すべき機器から戻る被冷却水を冷却した後、前記機器に被冷却水を再び送り出す冷却装置に関し、特に送り出す被冷却水の温度制御精度を改良した冷却装置に関するものである。
従来、被冷却水を中低温に最小限のエネルギで冷却する冷却装置として特許文献1に開示されたものがある。このものは、伝熱パイプに被冷却流体を通し、ファンによって前記伝熱パイプを冷却する冷却塔において、前記被冷却流体が通過する伝熱パイプにフィンを設けたラジエータを前記冷却塔の外側部に設け、圧縮機、コンデンサ、膨張弁、蒸発器とからなり冷媒を圧縮、膨張を繰り返し運転するチラーを設け、前記コンデンサは伝熱パイプにフィンを設けたフィン付きコンデンサに設けて前記ラジエータの内側に配置し、前記冷却塔のファンによってラジエータとコンデンサに送風し、冷却すべき機器から戻る被冷却流体を前記ラジエータから前記チラーの蒸発器を通して冷却し、冷却すべき機器に送り出す冷却装置である。そして、この冷却装置は、出口管路に取り付けた温度計の温度が設定温度より高くなったときは、まずファンの送風量を増し、なおも温度計の温度が設定温度範囲よりも高くなったときにはチラーの圧縮機の運転台数制御を行う。また温度計の温度が設定温度範囲より低くなったときは、上記とは逆にまず圧縮機の運転台数が順次停止され、なおも温度計の温度が設定温度範囲よりも低くなったときはファンの送風量を減少する制御が行われる(段落番号0015参照)。
特許文献2には、フアンと散水装置とを有す冷却塔内に伝熱パイプを配置し、該伝熱パイプは内部に不凍液を設けて被冷却流体との間で熱交換する熱交換器とポンプを介して循環させ、冷媒を圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器の順に循環するチラーを設け、被冷却流体は前記熱交換器、前記蒸発器の順にポンプを介して循環させて冷却するようにした冷却装置が開示されている。このものも被冷却流体の出口に設けた温度検出器の温度と設定温度とを比較して水温が一定になるように制御している(段落番号0008参照)。
特許文献3には、冷凍機などの熱交換器において、熱交換器内の被冷却媒体流路における中間温度地点に温度検出点を設けるとともに該温度検出点の温度とその設定温度との偏差に基づいて冷却熱量を調整する温度調節装置が記載され、冷却能力の変化に拘わらず出口温度を一定に保つことができ、かつ安定化と調節精度の向上が達成されるとされている。
特開2000−266447号公報 特開平5−157467号公報 特開昭58−68122号公報
ところで冷却水を必要とする機器にはレーザ加工機のように、加工精度に影響する熱的安定性を確保し、加工品質の低下を回避するため、温度変動の少ない高度の冷却水精度と、ワークの材質,板厚,加工速度及び加工面粗度等による比較的大きな負荷変動に対しても十分に追従可能な冷却性能が要求されている。
しかしながら、特許文献1および2記載の冷却装置においては、被冷却水の出口に設けた温度検出器の温度と設定温度とを比較して温度制御を行っているために、圧縮機やファンをPID制御で可変に制御したとしても、ハンチング現象を起こしてしまい、冷却水を必要とする機器へ供給される冷却水の温度精度が十分に安定化しないという問題点があった。
一方、特許文献3に記載のものでは、比較的温度制度が安定化するものの、大きな負荷変動があった場合には、近年要求される冷却水精度(例えば±1℃以下)を満足させるには十分でなかった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、冷却水を供給する機器側に大きな負荷変動があったとしても精度の良い冷却水を安定して供給することのできる冷却装置を提供することを目的としている。
本発明は、インバータ制御可能な圧縮機と、凝縮器と、膨張弁と、蒸発器とからなり、前記蒸発器で冷媒と被冷却水との熱交換を行って被冷却水を供給する冷却装置において、前記蒸発器における被冷却水の入口側に温度検出器を設け、前記温度検出器で検出される蒸発器入口温度と要求された設定温度の偏差に基づいて、前記圧縮機をインバータ制御することを特徴とする冷却装置である。
上記の構成によれば、入口温度と設定温度との偏差に基づいて圧縮機の冷却能力を可変に制御するので、冷却水を供給する機器側に大きな負荷変動があったとしても精度の良い冷却水を安定して供給することができる。
本発明において、前記膨張弁は開度調整可能な電子膨張弁であり、前記蒸発器における被冷却水の出口側に出口温度検出器を設け、前記出口温度検出器で検出される出口温度と要求された設定温度の偏差に基づいて、前記電子膨張弁の開度を調整制御することができる。
上記構成によれば、出口温度と要求された設定温度の偏差に基づいて、電子膨張弁の開度を調整制御するので、冷却水の温度精度を更に向上させることができる。
また本発明において、前記圧縮機の入口と出口とを連通するバイパス回路と、該バイパス回路に設けた開閉弁とを備え、前記圧縮機がインバータ制御可能な周波数領域では、前記入口温度検出器で検出される入口温度と要求された設定温度の偏差に基づいて、前記圧縮機をインバータ制御するとともに、前記圧縮機がインバータ制御不可能な低周波数領域では、前記開閉弁を開となし、前記出口温度検出器で検出される出口温度と要求された設定温度の偏差に基づいて、前記電子膨張弁の開度を調整制御することが好ましい。
上記構成によれば、インバータ制御が不可能な周波数領域であっても、精度の良い冷却水を安定して供給することができる。
前記凝縮器は、外気が通過可能な凝縮器であって、外気を通過させるための凝縮器ファンを有し、前記圧縮機の出口側には冷媒の圧力を検出する出口圧力検出器を備え、前記凝縮器ファンはインバータ制御可能なモータに接続されており、前記凝縮気ファンの回転数を前記出口圧力検出器で検出される出口冷媒圧力に基づいて制御することが好ましい。
また本発明において、前記蒸発器の前記被冷却水の入口上流側に熱交換器を設け、前記熱交換器と、外気が通過可能なラジエータと、循環ポンプとの密閉回路を構成し、前記ラジエータに外気を導入するためのラジエータファンを有し、前記熱交換器における被冷却水の入口側に設けた入口温度検出器で検出される熱交換器入口温度と要求された設定温度の偏差に基づいて、前記循環ポンプの吐出流量を可変に制御することができる。
さらに本発明において、前記ラジエータファンの回転数は、前記熱交換器における被冷却水の入口側に設けた前記入口温度検出器で検出される熱交換器入口温度と要求された設定温度の偏差に基づいて、インバータ制御することができる。
或いはまた本発明は、インバータ制御可能な圧縮機と、凝縮器と、膨張弁と、蒸発器とからなり、前記蒸発器で冷媒と被冷却水との熱交換を行って被冷却水を供給する冷却装置において、前記蒸発器の前記被冷却水の入口上流側に被冷却水が流動するラジエータを設け、前記ラジエータには外気を導入するためのラジエータファンを有し、前記蒸発器における被冷却水の入口側に温度検出器を設け、前記温度検出器で検出される蒸発器入口温度と要求された設定温度の偏差に基づいて、前記圧縮機をインバータ制御することを特徴とする冷却装置である。
本発明に係る冷却装置によれば、蒸発器の入口温度と被冷却水の設定温度との偏差に基づいて圧縮機の冷却能力を可変に制御するので、冷却水を供給する機器側に大きな負荷変動があったとしても精度の良い被冷却水を安定して供給することができる。
<第一の実施の形態>
本発明の第一の実施の形態を図1から図7を用いて説明する。図1は本発明の冷却装置の第一実施例の概念模式図を、図2は本発明の冷却装置の第一実施例の主制御フローチャートを、図3は本発明の一部を構成するラジエータ回路の冷却制御のフローチャートを、図4はラジエータ回路における低温度差制御を説明する概念図を、図5は本発明の一部を構成する冷凍回路の冷却制御のフローチャートを、図6は本発明の一部を構成する圧縮機の冷却制御を説明する概念図を、図7は冷凍回路を構成する開閉弁の制御のフローチャートを示している。
図1に示すように冷却装置1は、圧縮機2と凝縮器3と電子膨張弁4と蒸発器5とでなり内部に冷媒が循環する冷凍回路10と、これらを制御するための図示しない制御装置を有する。圧縮機2は動作周波数をインバータ制御可能なもので、制御装置からの指示信号によって周波数を可変にすることができる。凝縮器3は冷媒の流れる銅管等を曲げ加工し、冷却フィンを取り付けたもので、外気を通過させることが可能なように凝縮器ファン31を有する。電子膨張弁4は、制御装置から発せられるパルス信号によって弁の開度を調整できるものである。蒸発器5は、例えばステンレス鋼製で、冷却すべき(図示しない)機器から主ポンプ90を介して循環する循環回路91に流れる被冷却水と熱交換する。
圧縮機2の出口と蒸発器5の入口を接続するバイパス回路21が設けられており、その途中に開閉弁23を備え、圧縮機2から排出された高圧冷媒の一部を蒸発器5の入口側へ導入できるようになっている。
また蒸発器5と主ポンプ90との間にはステンレス製の熱交換器6が設けられ、ラジエータ61と循環ポンプ63とで冷媒水回路65が形成され、内部には冷媒として不凍液が循環している。ラジエータ61には、外気を通過させることが可能なようにラジエータファン67が設けられている。
そして循環回路91の熱交換器6における被冷却水の入口側には入口温度検出器51が、熱交換器6における被冷却水の出口側と、蒸発器5における被冷却水の入口側との間にはには中間温度検出器52が、蒸発器5における被冷却水の出口側には出口温度検出器53が設けられている。また冷媒回路10の圧縮機2の出口側には冷媒の圧力を検出する出口圧力検出器11が設けられている。さらに図示しない外気乾球温度検出器が冷却装置1には備えている。
なお循環回路91には、貯水タンク93と純水器95を設け、被冷却水の導電率を所定の値以下に維持するようにすることもできる。特に被冷却水の導電率が問題になる場合には、上述のように蒸発器5および熱交換器6をステンレス製にしておくことが好ましい。
続いて図2を用いて冷却装置1の主動作を詳細に説明する。
図示するように、まず主ポンプ90を起動させる(S1:ステップ1)。そして循環回路91内の被冷却水を所定の時間(例えば30秒)循環させて(S2:ステップ2)、被冷却水の温度の測定を開始する。出口温度検出器53で検出された出口温度TOUTが設定温度Tよりも低い場合には、被冷却水を冷却する必要がないので、その状態を維持し、出口温度TOUTが設定温度T以上になったら次の工程に進む(S3:ステップ3)。
続いて、冷媒水回路65と冷媒回路10の冷却制御の起動条件を同時にチェックする。このようにステップ3までで冷媒水回路65と冷媒回路10を起動できる準備を行っておき、それぞれの起動条件を同時にチェックすると、被冷却水を最適な冷却条件で、かつ最短時間で冷却を開始することができる。
便宜上、冷媒水回路65の制御を先ず説明する。
まず外気乾球温度検出器で検出した外気乾球温度DBと入口温度検出器51で検出した入口温度(熱交換器入口温度)TINとを比較して、入口温度TINから外気乾球温度DBを引いた値が、所定の冷媒水起動温度Tfonよりも小さい場合合には、この状態を維持し、大きい場合には次の工程に進む(S4:ステップ4)。そして、ラジエータファン67を起動させてラジエータファン67のインバータ制御を開始する(S5:ステップ5)。このとき同時に循環ポンプ63も起動させる。循環ポンプ63の回転数を規定するインバータからは定格の60Hzが出力されている。
具体的には、図3に示すように、熱交換器6における被冷却水の出口側温度(中間温度検出器52で検出される中間温度)Tcと被冷却水に要求される設定温度Tとの偏差に基づいて、PID指令値を発生させる(S51)。つまり中間温度Tcと設定温度Tとの偏差が大きければラジエータファン67の回転数を増すためのPID指令値が発生し、逆に偏差が小さければ回転数を減少させるためのPID指令値が発生する。
次に設定温度Tと外気乾球温度DBとの差が所定値T以上であるかを判断する(S52)。この所定値Tは、ラジエータ61による冷却が過剰になり過ぎないかを判断する値で、例えば15℃である。すなわち設定温度Tと外気乾球温度DBとの差が所定値Tより大であると冷媒水が冷えすぎ、熱交換器6で熱交換された被冷却水の温度が必要以上に低下するためである。そして、設定温度Tと外気乾球温度DBとの差が所定値Tよ以下である場合には、冷媒水の冷えすぎがないと判断して、そのままPID指令値の周波数でラジエータファン67の運転を継続しステップ6に進む(S53)。
逆に設定温度Tと外気乾球温度DBとの差が所定値Tより大である場合には、熱交換器6における被冷却水の入口温度(熱交換器入口温度)TINと設定温度Tの偏差が所定値T以上であるか否かを判断する(S54)。この所定値Tも、ラジエータ61による冷却が過剰になり過ぎないかを判断する値で、例えば3℃である。そして、入口温度TINと設定温度Tの偏差が所定値Tより大である場合には、冷媒水の冷えすぎがないと判断して、そのままPID指令値の周波数でラジエータファン67の運転を継続しステップ6に進む(S53)。
逆に入口温度TINと設定温度Tの偏差が所定値T以下である場合には、図4に示す低温度差制御に進む(S55)。図4は低温度差の場合の制御状態を示す一例で、図4(a)は循環ポンプ63のポンプ回転数制御、図4(b)はラジエータファン67のファン回転数制御を示し、横軸ΔTfは被冷却水の入口温度TINと設定温度Tの偏差を示している。
図4(a)に示すように、所定値T(上述の例で3℃)を複数(この例では1℃毎)に区分し、ポンプ回転最低周波数(6Hz)と、区分毎のポンプ回転最大周波数(ここでは、12.7Hz、28.6Hz、50Hz)を設定する。そして、ポンプ回転最低周波数と、区分毎のポンプ回転最大周波数との勾配(D1、D2、D3)を求める。これらポンプ回転最低周波数、ポンプ回転最大周波数、勾配(D1、D2、D3)は予め設定して冷却装置1の制御装置に記憶されている。区分内では、ΔTfとこの勾配(D1、D2、D3)からポンプ回転周波数を求め、このポンプ回転周波数で循環ポンプ63を運転する。
また図4(b)に示すように、所定値T(上述の例で3℃)を複数(この例では1℃毎)に区分し、ファン回転最低周波数(15Hz)と、区分毎のファン回転最大周波数(ここでは、15Hz、25Hz、40Hz)を設定する。そして、ファン回転最低周波数と、区分毎のファン回転最大周波数との勾配(D4、D5、D6)を求める。これらファン回転最低周波数、ファン回転最大周波数、勾配(D4、D5、D6)は予め設定して冷却装置1の制御装置に記憶されている。区分内では、ΔTfとこの勾配(D4、D5、D6)からファン回転周波数を求め、このファン回転周波数でラジエータファン67を運転する。
なお、勾配D1〜D3、勾配D4〜D6の関係は、D1<D2<D3、D4<D5<D6とすることが好ましい。
このように冷却装置1には、ラジエータ61と循環ポンプ63とで冷媒水回路65(所謂フリークーリング回路)を有し熱交換器6で被冷却水を冷却することができるので、省エネルギで所望の被冷却水を得ることができる。特に、外気乾球温度DBが比較的低い秋から春にかけての期間や夜間などは有効に作用する。一般的にフリークーリングは外気温度に冷却能力が左右されるので、被冷却水の温度制御は困難である。しかしながら、図3、図4に示すように、過冷却になるか否かの制御ステップをふみ、過冷却になるおそれのある場合には、循環ポンプ63、ラジエータファン67の回転周波数に最大値を設けインバータ制御するので、非冷却水は精度の良い温度状態(例えば±1℃)で供給することができる。
図2に戻って、外気乾球温度検出器で検出した外気乾球温度DBと入口温度検出器51で検出した入口温度TINとを比較して、入口温度TINから外気乾球温度DBを差し引いた値が所定の冷媒水停止温度Tfoffよりも大きい場合には、ステップ5に戻ってラジエータファン67と循環ポンプ63の制御を継続し、小さい場合には次の工程に進む(S6:ステップ6)。そして、ラジエータファン67を停止させ、PID制御をOFFにする(S7:ステップ7)。
なお、冷媒水起動温度Tfonと冷媒水停止温度Tfoffは予め設定して制御装置内に記憶させておく。概ね、冷媒水起動温度Tfonは2℃、冷媒水停止温度Tfoffは1.5℃に設定する。
続いて、冷媒回路10の冷却制御について説明する。
図2に示すように、設定温度Tと外気乾球温度DBとを比較して、その差が所定のチラー起動温度TCON以上である場合には、その状態を維持し、チラー起動温度TCON以下である場合には、圧縮機2、電子膨張弁4及び開閉弁23の制御運転を開始する(S8:ステップ8からS9:ステップ9)。運転開始時には、圧縮機2の回転数を制御するインバータは所定の周波数(例えば25Hz)にセットして運転を行う。
圧縮機2、電子膨張弁4の制御及び開閉弁23の制御は並列して同時進行するが、まず圧縮機2の制御について詳細に説明する。
図5(a)に示すように、中間温度Tcと要求された設定温度Tの偏差ΔTtを求める(S91)。具体的には図6(a)に示すように、中間温度Tc(又は冷媒水回路65が動作している場合には入口温度TIN)は冷却すべき機器(例えばレーザ加工機)の負荷状態によって大きく変動する。そこで、冷媒回路10の蒸発器5における入口温度である中間温度Tcと要求された設定温度Tの偏差ΔTtを求める。図6(b)に示すように、偏差ΔTt(℃)と圧縮機2の回転周波数H(Hz)には、H=K・ΔTt(Kは係数)の関係にある。この式に基づいて回転周波数Hを求める(図5(a)、S92)。即ち、偏差ΔTtが小さい場合には小さな周波数で、偏差ΔTtが大きい場合には、大きな周波数が求まることとなる。
ただし、圧縮機2には、図6(b)に示すように、インバータ制御ができない低周波数領域(例えば、25Hz以下)が存在する。この低周波数領域は偏差ΔTt=H/Kにて求められる。そこで、求めたH1がインバータ制御下限以上にあるか否かを判断し(図5(a)、S93)、H1がインバータ制御下限以上であれば、そのままH1の周波数で圧縮機2を制御する(S94)。H1がインバータ制御下限を下回っていれば、圧縮機2は最低周波数(25Hz)での一定運転を行う(S95)。
次に電子膨張弁4は、図5(b)に示すように、出口温度検出器53で検出される出口温度TOUTと要求された設定温度Tを比較して、電子膨張弁4の開度を調整制御を行う。具体的には、出口温度TOUTが設定温度Tより高い場合には、電子膨張弁4を開弁する信号を送り、逆に出口温度TOUTが設定温度Tより低い場合には、より電子膨張弁4を閉弁する信号を送る(S96、S97、S98)。
電子膨張弁4は例えば開度100%で480パルスとされるような比例制御弁である。そしてステップ97、及びステップ98で電子膨張弁4に出力する開弁又は閉弁の信号は、開度5%の相当する24パルスを出力する。制御温度の精度を更に上げるには、細かなパルス数で出力することが好ましいことは言うまでもない。パルス数の刻みの程度は、要求される制御温度精度と、制御の追従速度で定めればよい。さらに、設定温度Tと出口温度Toutの偏差の大小で電子膨張弁4に出力する開弁又は閉弁の信号を調整することもできる。開弁又は閉弁の信号が出力されると図2のステップ10へ進む。
このように、冷却装置1は、中間温度Tcと設定温度Tとの偏差ΔTtに基づいて圧縮機2の冷却能力を可変に制御するので、被冷却水を供給する機器側に大きな負荷変動があったとしても応答性よく温度制御が追従する。さらに出口温度TOUTと設定温度Tの偏差に基づいて、電子膨張弁4の開度を調整制御するので、微小な温度制御精度が向上して、冷却水を供給する機器側に大きな負荷変動があったとしても温度精度の良い被冷却水を安定して供給することができる。
一方、開閉弁23の制御は、図7に示すように、予め設定しておいた所定の温度と各条件とを比較して、開閉制御を行う。
出口温度検出器53で検出される出口温度TOUTと要求された設定温度Tを比較して、所定温度Tより大きな温度差の場合には、この状態を維持し、所定温度T以下の場合には次のステップに進む(S101)。蒸発器5の入口側で検出される中間温度Tcと要求された設定温度Tを比較して、所定温度Tより大きな温度差の場合には、この状態を維持し、所定温度T以下の場合には、開閉弁23を開弁する(S102、S103)。ここでは、圧縮機2の運転が可能な高負荷状態にあるのか、圧縮機2の運転が不可能な低負荷状態にあるのかを判断し、圧縮機2の運転が不可能な場合に開閉弁23を開弁させる動作を行っている。所定温度T、所定温度Tは圧縮機2の能力や被冷却流体に求められる温度精度で定めればよく、例えば能力や被冷却流体に求められる温度精度が±1℃の場合には、所定温度T=0.2℃、所定温度T=1.2℃である。
そして、蒸発器5の入口側で検出される中間温度Tcと要求された設定温度Tを比較して、所定温度Tより小さな温度差の場合には、この状態を維持し、所定温度T以上の場合には、次のステップに進む(S104)。中間温度Tcと出口温度TOUTとの差が所定温度Tよりも小さいときには、この状態を維持し、所定温度T以上の場合には、開閉弁23を閉弁する(S105、S106)。ここでは、再び圧縮機2が低負荷状態から脱し、インバータ制御運転が可能になったのか否かを判断している。所定温度T、所定温度Tは圧縮機2の能力や被冷却流体に求められる温度精度で定めればよく、例えば能力や被冷却流体に求められる温度精度が±1℃の場合には、所定温度T=0.8℃、所定温度T=0.2℃である。そして、ステップ10に進む。
一方、被冷却水に予想外の温度変化があった場合に備えて、開閉弁23を強制的に開閉するステップを有する。即ち、設定温度Tから所定温度Tを差し引いた値が出口温度TOUTよりも大きい場合には、開閉弁23を開弁し、一方、設定温度Tに所定温度Tを加えた値が出口温度TOUTよりも小さい場合には、開閉弁23を閉弁する(S107、S108)。例えば、所定温度T=0.6℃、所定温度T=0.7℃である。
図2に戻って、外気乾球温度DBが低下したとき、設定温度Tと外気乾球温度DBとを比較して、その差が所定のチラー停止温度TCoff以下である場合には、その状態を維持し、チラー停止温度TCoff以上である場合には、所定時間(例えば2分)運転したかを確認後に、圧縮機2を停止させる(S10:ステップ10からS12:ステップ12)。すなわち、圧縮機2を運転しなくとも、ラジエータ61によるフリークーリングのみで被冷却水を供給できるためである。
ただし、圧縮機2は停止後、すぐに再起動させることが好ましくないために、一旦停止した後には所定の時間(例えば3分間)のインターバル時間をおく(S13:ステップ13)。
ここで、チラー起動温度TCON(例えば14℃)と、チラー停止温度TCoff(例えば15℃)はラジエータ61の冷却能力によって予め求め、制御装置に記憶させておく値である。ラジエータ61の冷却能力は、ラジエータに流動する冷媒水の管径、フィンの形態、表面積、ラジエータを通過する風速などで決定される。
以上説明したように、冷却装置1は、蒸発器5の入口側で検出される中間温度Tcと設定温度Tとの偏差に基づいて圧縮機2の冷却能力を可変に制御するので、冷却水を供給する機器側に大きな負荷変動があったとしても応答性よく温度制御が追従し、温度精度の良い被冷却水を安定して供給することができる。
<第2の実施の形態>
図8に本発明の冷却装置の第二実施例の主制御フローチャートを示す。
上記した第1の実施の形態においては、ラジエータ61を有する冷媒水回路65の制御と、圧縮機2を有する冷凍回路10の制御とを平行させて運転した。被冷却水を時間送れなく温度制御するためには有効な形態である。一方、省エネルギの観点からは、ラジエータ61を有する冷媒水回路65の運転時間を長くさせるほうが有効である。
第2の実施の形態において、冷却装置の構成は、図1に示した冷却装置1と同一であるので、その詳細な説明は省略し、図8に示す制御フローを有する。即ち、まず主ポンプ90を起動させる(S1A)。そして循環回路91内の被冷却水を所定の時間(例えば30秒)循環させて(S2A)、被冷却水の温度の測定を開始する。出口温度検出器53で検出された出口温度TOUTが設定温度Tよりも低い場合には、被冷却水を冷却する必要がないので、その状態を維持し、出口温度TOUTが設定温度T以上になったら次の工程に進む(S3A)。
まず外気乾球温度検出器で検出した外気乾球温度DBと入口温度検出器51で検出した入口温度(熱交換器入口温度)TINとを比較して、入口温度TINから外気乾球温度DBを引いた値が、所定の冷媒水起動温度Tfonよりも小さい場合には、この状態を維持し、大きい場合には次の工程に進む(S4A)。そして、ラジエータファン67を起動させてラジエータファン67のインバータ制御を開始する(S5A)。このときの制御の詳細は図3に示した制御フローと同一なので、詳細な説明を省略する。
蒸発器5の入口側で検出される中間温度Tcと入口温度検出器51で検出した入口温度TINとを比較して、入口温度TINから中間温度Tcを差し引いた値が所定の冷媒水停止温度Tfoffよりも高い場合には、ステップ5Aに戻ってラジエータファン67と循環ポンプ63の制御を継続し、低い場合には次の工程に進む(S6A)。そして、ラジエータファン67を停止させ、インバータ制御をOFFにする(S7A)。
ステップ3Aと同時に、ラジエータファン67がPID制御稼動中であるか(即ち、ステップ5A実装中であるか)を判断する(S81A)。ラジエータファン67が稼動していない場合には、出口温度Toutと設定温度Tとを比較して(S82A)、出口温度Toutが設定温度T以上であれば、ステップ9Aに進む。
一方、ラジエータファン67が稼動中である場合には、ラジエータファン67の回転数が最大値になっているかを判断する(S83A)。すなわち、冷媒水回路65による冷却能力が最大値になり、冷凍回路10での補完を必要としているか否かを判断する。そして、ラジエータファン67の回転数が最大値になっていれば、出口温度Toutが設定温度Tに所定温度T20を加えた値以上になっているかを判断する(S84A)。この所定温度T20は、要求される温度精度許容幅(例えば±1℃)よりも小さい値で、例えば0.6℃である。
ステップ84A又はステップ82Aの条件を満たせば、圧縮機2、電子膨張弁4、及び開閉弁23の制御運転を開始する(S9A)。S9Aにおける制御フローは、図5及び図7に示した制御フローと同一なので、詳細な説明を省略する。
外気乾球温度DBが低下してくると再び冷媒水回路65による冷却が可能となってくる。そこで、設定温度Tと外気乾球温度DBとを比較して、その差が所定のチラー停止温度TCoff以上である場合(S10A)、且つ中間温度Tcが設定温度T0に所定温度T21を加えた値よりも小さい場合(S10B)には、所定時間(例えば2分)運転したかを確認後に、圧縮機2を停止させる(S11AからS12A)。すなわち、圧縮機2を運転しなくとも、ラジエータ61によるフリークーリングのみで被冷却水を供給できるためである。
ただし、圧縮機2は停止後、すぐに再起動させることが好ましくないために、一旦停止した後には所定の時間(例えば3分間)のインターバル時間をおく(S13A)。
したがって、冷媒水回路65の冷却能力最大までは冷凍回路10は運転させる必要がないので省エネルギで温度制御された被冷却水を供給することができる。
<第3の実施の形態>
図9に本発明の冷却装置の第三実施例の概念模式図を、図10に本発明の冷却装置の第三実施例の主制御フローチャートを示す。
図1に示した冷却装置1は熱交換器6を有するので、この熱交換器6の熱交換の損失分だけ冷媒水回路65の能力を引き出せていない。そこで更に省エネルギとなる冷却装置1Bは、図9に示すように、熱交換器6及び循環ポンプ63を排除して、被冷却水を直接ラジエータ61に流動させるように構成したものである。冷却装置1と同一の構成は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
そして、ラジエータ61への被冷却水の流動を必要に応じて遮断可能な遮断弁73と、ラジエータ61の被冷却水の流入側と流出側とを導通するが通常は遮断させているバイパス弁71とを有する。
図10に示すように、まず主ポンプ90を起動させる。このときバイパス弁71は閉、遮断弁73は開である。(S1B)。そして循環回路91内の被冷却水を所定の時間(例えば30秒)循環させて(S2B)、被冷却水の温度の測定を開始する。出口温度検出器53で検出された出口温度TOUTが設定温度Tよりも低い場合には、被冷却水を冷却する必要がないので、その状態を維持し、出口温度TOUTが設定温度T以上になったら次の工程に進む(S3B)。
冷凍回路10は、そのまま圧縮機2と開閉弁23の制御を開始する(S9B)。S9Bにおける制御フローは、図5及び図7に示した制御フローと同一なので、詳細な説明を省略する。
一方、冷媒水回路65では、外気乾球温度検出器で検出した外気乾球温度DBと入口温度検出器51で検出した入口温度TINとを比較する。(S4B)。入口温度TINから外気乾球温度DBを引いた値が、所定の冷媒水起動温度Tfonよりも高い場合には、バイパス弁71を閉、遮断弁73を開として、ラジエータに被冷却水を導入して次工程に進む(S21B)。
逆に入口温度TINから外気乾球温度DBを引いた値が、所定の冷媒水起動温度Tfonよりも低い場合には、バイパス弁71を開弁し、遮断弁73を閉弁する(S23B)。例えば夏季のように外気温度が非常に高い場合にはラジエータに被冷却水を導入すると、かえって過熱させてしまう場合がある。したがってバイパス弁71を開弁し、遮断弁73を閉弁し、被冷却水をラジエータに導入せず、直接蒸発器5に導入して冷凍回路10のみで被冷却水の冷却を行う。
ラジエータファン67は、中間温度Tcと被冷却水の設定温度Tに基づいてPID指令値を発生させ、この値によって回転数がインバータ制御される(S5B)。そして、入口温度検出器51で検出した入口温度TINと中間温度検出器52で検出した中間温度Tcとを比較して、入口温度TINから中間温度Tcを差し引いた値が所定温度T10よりも高い場合には、S5Bの制御を継続し、低い場合には次の工程に進む(S6B)。そして、ラジエータファン67を停止させ、インバータ制御をOFFにする(S7B)。
したがって、冷却装置1Bは被冷却水を一旦ラジエータ61に導入して、設定温度T0よりも若干高い値で蒸発器5に供給され、冷凍回路10の制御によって、一定の温度に制御されて外部機器へと被冷却水が提供されることとなる。フリークーリングを最大限に利用し、省エネルギで、かつ被冷却水の温度精度の安定した供給が可能となる。
本発明の冷却装置の第一実施例の概念模式図である。 本発明の冷却装置の第一実施例の主制御フローチャートである。 本発明の一部を構成するラジエータ回路の冷却制御のフローチャートである。 ラジエータ回路における低温度差制御を説明する概念図である。 本発明の一部を構成する冷凍回路の冷却制御のフローチャートである。 本発明の一部を構成する圧縮機の冷却制御を説明する概念図である。 冷凍回路を構成する開閉弁の制御のフローチャートである。 本発明の冷却装置の第二実施例の主制御フローチャートである。 本発明の冷却装置の第三実施例の概念模式図である。 本発明の冷却装置の第三実施例の主制御フローチャートである。
符号の説明
1:冷却装置、
2:圧縮機、21:バイパス回路、23:開閉弁、
3:凝縮器、31:凝縮器ファン、
4:電子膨張弁、
5:蒸発器、51:入口温度検出器、53:出口温度検出器、
6:熱交換器、61:ラジエータ、63:循環ポンプ、65:冷媒水回路、67:ラジエータファン、
10:冷凍回路、11:出口圧力検出器、
90:主ポンプ、91:循環回路、93:貯水タンク、95:純水器、

Claims (6)

  1. インバータ制御可能な圧縮機と、凝縮器と、膨張弁と、蒸発器とからなり、前記蒸発器で冷媒と被冷却水との熱交換を行って被冷却水を供給する冷却装置において、
    前記蒸発器における被冷却水の入口側に温度検出器を設け、前記温度検出器で検出される蒸発器入口温度と要求された設定温度の偏差に基づいて、前記圧縮機をインバータ制御することを特徴とする冷却装置。
  2. 前記膨張弁は開度調整可能な電子膨張弁であり、前記蒸発器における被冷却水の出口側に出口温度検出器を設け、前記出口温度検出器で検出される出口温度と要求された設定温度の偏差に基づいて、前記電子膨張弁の開度を調整制御することを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記圧縮機の入口と出口とを連通するバイパス回路と、該バイパス回路に設けた開閉弁とを備え、
    前記圧縮機がインバータ制御可能な負荷領域では、前記蒸発器入口温度と要求された設定温度の偏差に基づいて、前記圧縮機をインバータ制御するとともに、
    前記圧縮機がインバータ制御不可能な低負荷領域では、前記開閉弁を開となし、前記出口温度検出器で検出される出口温度と要求された設定温度の偏差に基づいて、前記電子膨張弁の開度を調整制御することを特徴とする請求項2に記載の冷却装置。
  4. 前記蒸発器の前記被冷却水の入口上流側に熱交換器を設け、前記熱交換器と、外気が通過可能なラジエータと、循環ポンプとの密閉回路を構成し、前記ラジエータに外気を導入するためのラジエータファンを有し、
    前記熱交換器における被冷却水の入口側に設けた入口温度検出器で検出される熱交換器入口温度と要求された設定温度の偏差に基づいて、前記循環ポンプの吐出流量を可変に制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の冷却装置。
  5. 前記ラジエータファンの回転数は、前記熱交換器における被冷却水の入口側に設けた前記入口温度検出器で検出される熱交換器入口温度と要求された設定温度の偏差に基づいて、インバータ制御することを特徴とする請求項4に記載の冷却装置。
  6. インバータ制御可能な圧縮機と、凝縮器と、膨張弁と、蒸発器とからなり、前記蒸発器で冷媒と被冷却水との熱交換を行って被冷却水を供給する冷却装置において、
    前記蒸発器の前記被冷却水の入口上流側に被冷却水が流動するラジエータを設け、前記ラジエータには外気を導入するためのラジエータファンを有し、
    前記蒸発器における被冷却水の入口側に温度検出器を設け、前記温度検出器で検出される蒸発器入口温度と要求された設定温度の偏差に基づいて、前記圧縮機をインバータ制御することを特徴とする冷却装置。
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