JP6991343B2 - フリークーリングユニット - Google Patents

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Description

本発明は、熱媒体を循環させるフリークーリング回路を備えたフリークーリングユニットに関するものである。
従来、例えば特許文献1に開示されているように、冬期において外気温が低いときに、冷凍機を使用せず冷却塔を熱源として利用するフリークーリングシステムが知られている。例えば工場等では、生産機器からの放熱を処理するために、年間を通じて昼夜問わず冷房が必要である。このような場合に、室内の空気を冷やすための冷水を製造する冷凍機と、冷凍機からの排熱を大気に放出するための冷水を製造する冷却塔の両方を年中運転していた。しかし、外気温度が低いときは、冷却塔からの冷水温度も低下する。フリークーリングシステムでは、冷却塔からの冷水を直接負荷側に供給し、冷凍機を使用しないので、年間冷房が必要な建物等に効果的な省エネルギーシステムである。
特開2016-194386号公報
特許文献1に開示されたフリークーリングシステムでは、冷却塔の他に、外部機器として、例えばポンプ、水熱交換器、膨張タンク、バイパス弁及び水配管等が必要となり、冷却塔と各種の外部機器とが、現場で配置されて接続される。そのため、現場での配管接続及び配置設計等が複雑となり、設置作業に手間と時間が掛かるため、施工性に問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、現場での配管接続及び配置設計等を容易なものとし、設置作業の施工性を向上させることができる、フリークーリングユニットを提供することを目的とする。
本発明に係るフリークーリングユニットは、空気熱交換器と、水熱交換器と、ポンプと、が配管で接続され、当該配管内に熱媒体を循環させるフリークーリング回路を有するフリークーリングユニットであって、上部に配置された空気熱交換器室と、下部に配置された機械室と、を備え、前記空気熱交換器室には、少なくとも前記空気熱交換器、送風機及び送風機モータが設けられ、前記機械室には、少なくとも前記水熱交換器、前記ポンプ、前記フリークーリング回路の制御を行う制御装置、膨張タンク電源装置及び水配管が設けられており、前記電源装置、前記制御装置、前記水熱交換器及び前記水配管は、前記電源装置、前記制御装置、前記水熱交換器、前記水配管の順に並べて配置されているものである。
本発明に係るフリークーリングユニットは、必要となる構成機器類を1つにまとめてユニットとした構成なので、現場での配管接続及び配置設計等が容易となり、設置作業の施工性を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係るフリークーリングユニットを有するフリークーリングシステムの概略構成図である。 本発明の実施の形態に係るフリークーリングユニットを模式的に示した正面図である。 本発明の実施の形態に係るフリークーリングユニットを模式的に示した側面図である。 本発明の実施の形態に係るフリークーリングユニットの機械室を模式的に示した内部構成図である。 本発明の実施の形態に係るフリークーリングユニットであって、複数の送風機を有する構成を模式的に示した平面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付して、その説明を適宜省略又は簡略化する。また、各図に記載の構成について、その形状、大きさ、及び配置等は、本発明の範囲内で適宜変更することができる。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係るフリークーリングユニットを有するフリークーリングシステムの概略構成図である。本実施の形態におけるフリークーリングユニット1は、図1に示すように、フリークーリング回路10を有しており、冷媒回路20を有するチラーユニット2と共に、フリークーリングシステム100を構成するものである。このフリークーリングユニット1は、従来の冷却塔の代替品として構成されたものである。
フリークーリングシステム100は、フリークーリング回路10の配管15内を循環する液状の熱媒体と、冷媒回路20の配管26内を循環する冷媒とが、水回路3の水配管30内をポンプ31の駆動によって循環する冷水と熱交換を行い、冷水を冷却する構成である。図1に示すフリークーリングシステム100では、熱媒体の流れと冷水の流れとが対向流となり、冷媒の流れと冷水の流れとが対向流となるように構成している。これらの流れを対向流とすることで、温度差が大きくなり、熱交換率が高くなるからである。但し、冷媒の流れと冷水の流れは、並行流でもよい。なお、フリークーリングシステム100では、冷水の流れに対して、フリークーリング回路10が上流側に配置され、冷媒回路20が下流側に配置されている。
フリークーリング回路10は、図1に示すように、第1空気熱交換器11と、第1水熱交換器12の熱源側と、膨張タンク13と、ポンプ14と、が配管15で接続されており、配管15内を液状の熱媒体としてブラインが循環する構成である。なお、液状の熱媒体は、ブラインの他に水等でもよい。フリークーリング回路10は、制御装置16によって制御される。
第1空気熱交換器11は、伝熱管と多数のフィンとを含んで構成されたフィンアンドチューブ型熱交換器である。第1空気熱交換器11は、第1空気熱交換器11に供給されたブラインと、第1送風機17の送風によって第1空気熱交換器11を通過する空気とを熱交換させて、ブラインを冷却させる。第1送風機17は、フリークーリングユニット1の内部に外気を吸入し、吸入した外気を外部に向かって吹出す機能を有するものであり、例えばプロペラファン等で構成される。第1送風機17は、送風機モータ17aによって駆動される。
第1水熱交換器12は、プレート内を流れるブラインと、プレート内を流れる水回路3の冷水との間で熱交換するプレート型熱交換器である。第1水熱交換器12は、第1水熱交換器12に供給されたブラインと、水回路3を循環する冷水とを熱交換させて、冷水を冷却させる。
膨張タンク13は、温度上昇により膨張したブラインを吸収するものであり、例えば密閉式膨張タンク等で構成される。温度が相対的に低くなった膨張タンク13内のブラインは、フリークーリング回路10へ流出される。なお、膨張タンク13は、ポンプ14の下流側に配置されているが、種々の回路構成に応じて、設置箇所を適宜変更して配置される。ポンプ14は、ブラインを循環させるために設けられている。
なお、図1に示したフリークーリング回路10では、一例として、第1水熱交換器12の上流側と下流側とを繋ぐバイパス回路15aが設けられている。バイパス回路15aには、弁15bが設けられている。但し、フリークーリング回路10は、バイパス回路15a及び弁15bを省略した構成でもよい。
また、図示することは省略したが、フリークーリングユニット1には、冷水の温度を検知する水温検知センサ及び外気温度を検知する外気温検知センサが、それぞれ少なくとも1つ設けられている。水温検知センサ及び外気温検知センサは、例えばサーミスタで構成される。また、フリークーリングユニット1には、冷水の流量を検知する流量計を設けてもよい。
制御装置16は、例えば上記の各センサ及び流量計が検知した検知値に基づいて、ポンプ14の回転数を制御して、ブラインの流量を調整したり、送風機モータ17aを制御して第1送風機17を回転駆動させたりする。制御装置16は、例えばマイコン又はCPUのような演算装置と、その上で実行されるソフトウェアとにより構成される。なお、制御装置16は、その機能を実現する回路デバイスのようなハードウェアにより構成してもよい。
冷媒回路20は、図1に示すように、圧縮機21と、第2空気熱交換器22と、膨張機構23と、第2水熱交換器24の熱源側と、アキュムレーター25と、が配管26で接続されており、配管26内を冷媒が循環する構成である。冷媒回路20は、制御装置27によって制御される。
圧縮機21は、吸入した冷媒を圧縮し、高温高圧の状態にして吐出するものである。圧縮機21は、一例として、運転容量(周波数)を可変させることが可能とした構成であり、例えばインバータにより制御されるモータによって駆動される容積式圧縮機を使用する。
第2空気熱交換器22は、凝縮器として機能するものであり、例えば伝熱管と多数のフィンとを含んで構成されたフィンアンドチューブ型熱交換器である。第2空気熱交換器22は、圧縮機21から吐出されて第2空気熱交換器22に供給された冷媒と、第2送風機28の送風によって第2空気熱交換器22を通過する空気とを熱交換させて、冷媒を冷却させる。第2送風機28は、チラーユニット2の内部に外気を吸入し、吸入した外気を外部に向かって吹出す機能を有するものであり、例えばプロペラファン等で構成される。第2送風機28は、送風機モータ28aによって駆動される。
膨張機構23は、冷媒回路20内を流れる冷媒を減圧して膨張させるものであり、一例として開度が可変に制御される電子式膨張弁等で構成される。
第2水熱交換器24は、蒸発器として機能するものであり、例えばプレート内を流れる冷媒と、プレート内を流れる水回路3の冷水との間で熱交換するプレート型熱交換器である。第2水熱交換器24は、第2水熱交換器24に供給された冷媒と、水回路3を循環する冷水とを熱交換させて、冷水を冷却させる。アキュムレーター25は、第2水熱交換器24から流出した冷媒を貯留するものである。
上記構成のフリークーリングシステム100では、例えば夏期において、フリークーリングユニット1の運転を停止してチラーユニット2のみを運転させる。つまり、冷媒回路20を循環する冷媒と、水回路3を循環する冷水とが熱交換を行うことで、冷水が冷却される。
また、フリークーリングシステム100は、例えば中間期において、チラーユニット2とフリークーリングユニット1の両方を運転させる。つまり、冷媒回路20を循環する冷媒と、水回路3を循環する冷水とが熱交換を行うと共に、フリークーリング回路10を循環するブラインと、水回路3を循環する冷水とが熱交換を行うことで、冷水が冷却される。このように、チラーユニット2とフリークーリングユニット1の両方を運転させるハイブリッドシステムとすることで、冷媒回路20の負荷を軽減させることができ、運転効率の向上を図ることができる。
また、フリークーリングシステム100は、例えば冬期において、チラーユニット2を停止してフリークーリングユニット1のみを運転させる。つまり、フリークーリング回路10を循環するブラインと、水回路3を循環する冷水とが熱交換を行うことで、冷水が冷却される。このように、フリークーリングユニット1のみを運転させることで、超効率運転を行うことができ、省エネルギー化を実現できる。
次に、図2~図4に基づいて、本実施の形態に係るフリークーリングユニット1の具体的な構造について説明する。図2は、本発明の実施の形態に係るフリークーリングユニットを模式的に示した正面図である。図3は、本発明の実施の形態に係るフリークーリングユニットを模式的に示した側面図である。図4は、本発明の実施の形態に係るフリークーリングユニットの機械室を模式的に示した内部構成図である。
フリークーリングユニット1は、図2及び図3に示すように、上部に配置された空気熱交換器室Aと、下部に配置された機械室Bと、を備えている。空気熱交換器室Aには、2列の第1空気熱交換器11と、第1送風機17と、送風機モータ17aとが設けられている。また、図示することは省略したが、空気熱交換器室Aの上部には、配管15内のエア抜きを行うエア抜き部が設けられている。空気熱交換器室Aの上面には、吸気した外気の排気口6が形成されている。更に、フリークーリングユニット1の筐体の外部には外気温を検知する外気温センサが設けられている。
機械室Bには、図2~図4に示すように、第1水熱交換器12と、膨張タンク13と、ポンプ14と、電源箱18と、制御箱19と、水回路3の水配管30とが設けられている。電源箱18には、電源装置18aが内蔵されている。制御箱19には、フリークーリング回路10を制御する制御装置16が内蔵されている。つまり、本実施の形態に係るフリークーリングユニット1は、必要となる構成機器類を1つにまとめてユニットとした構成を特徴としている。
なお、機械室Bでは、図3及び図4に示すように、制御装置16を内蔵した制御箱19及び電源装置18aを内蔵した電源箱18と、第1水熱交換器12とが、膨張タンク13及びポンプ14を間に挟んで配置されている。このように配置することで、水配管30から水が漏れた場合でも制御装置16及び電源装置18aに水が掛かり難くなり、故障の原因を未然に防ぐことができる。
空気熱交換器室Aと機械室Bとは、図2及び図3に示すように、ドレンパン4によって仕切られている。つまり、フリークーリングユニット1では、空気熱交換器室Aに侵入した雨水等をドレンパン4で受け止めて、機械室Bに雨水が侵入する事態を抑制することができるので、漏電を防ぐことができるし、各種構成部材の錆等を抑制することもできる。また、フリークーリングユニット1では、ドレンパン4によって機械室Bの断熱効果を高めることもできる。
また、フリークーリングユニット1は、第1空気熱交換器11の下部に膨張タンク13とポンプ14を配置しているので、配管15の中に膨張タンク13から空気が入りづらくなり、エア噛みのリスクを低減することができる。これは、ポンプ14を空気熱交換器室Aに設けて、膨張タンク13よりも上方に配置してしまうと、配管15の中に膨張タンク13から流出した空気が入りやすくなり、空気の滝が発生して、エア噛みの原因となるからである。なお、ポンプ14は、膨張タンク13内の水面の位置と同じ高さとなるように配置するか、又は膨張タンク13内の水面の位置よりも下方となるように配置することが望ましい。
また、フリークーリングユニット1は、配管15の中に膨張タンク13からの空気が入りづらくなることにより、第1水熱交換器12に侵入する空気を抑えることができるので、侵入した空気に含まれる水分が凍結するリスクを低減することもできる。
また、フリークーリング回路10では、熱媒体としてブラインを循環させるので、冷媒回路20と比較して太くて重量のある配管15を使用することになる。フリークーリングユニット1は、下部に配置した機械室Bに、重量のあるポンプ14、第1水熱交換器12、膨張タンク13、電源箱18及び制御箱19を配置して重心位置を低くしているので、太くて重量のある配管15を使用しても、設置状態の安定性を高めることができる。
図5は、本発明の実施の形態に係るフリークーリングユニットであって、複数の送風機を有する構成を模式的に示した平面図である。図5に示すフリークーリングユニット1は、4つの第1送風機17を備えた構成である。空気熱交換器室Aは、左右方向の中間部が仕切り板5で仕切られて第1空気熱交換器室A1と、第2空気熱交換器室A2とに区画されている。第1空気熱交換器室A1と第2空気熱交換器室A2とには、それぞれ2列の第1空気熱交換器11と、2台の第1送風機17が配置されている。フリークーリングユニット1は、仕切り板5を設けて空気熱交換器室Aを区画することで、複数台の第1送風機17が互いに外気を吸い込み合う事態を抑制することができ、性能を高めることができる。また、必要となる冷却能力に応じて、例えば第1空気熱交換器室A1の第1送風機17のみを駆動させたり、4台すべての第1送風機17を駆動させたりすることができる。つまり、フリークーリングユニット1は、必要となる冷却能力に応じて、区画された第1送風機17を駆動させることができるので、電力の無駄を省くことができ、省エネ効果を高めることができる。なお、空気熱交換器室Aは、3つ以上に区画してもよい。また、第1送風機17は、各区画に1台以上あればよい。
以上のように、本実施の形態のフリークーリングユニット1は、第1空気熱交換器11と、第1水熱交換器12と、ポンプ14と、が配管15で接続され、配管15内に熱媒体を循環させるフリークーリング回路10を有している。そして、フリークーリングユニット1は、上部に配置された空気熱交換器室Aと、下部に配置された機械室Bと、を備えている。空気熱交換器室Aには、少なくとも第1空気熱交換器11、第1送風機17及び送風機モータ17aが設けられている。機械室Bには、少なくとも第1水熱交換器12、ポンプ14、及びフリークーリング回路10の制御を行う制御装置16が設けられている。つまり、フリークーリングユニット1は、必要となる構成機器類を1つにまとめてユニットとした構成なので、現場での配管接続及び配置設計等が容易となり、設置作業の施工性を向上させることができる。
また、フリークーリングユニット1は、空気熱交換器室Aと機械室Bとが、ドレンパン4によって仕切られている。よって、フリークーリングユニット1は、空気熱交換器室Aに侵入した雨水等をドレンパン4で受け止めて、機械室Bに雨水が侵入する事態を抑制することができるので、漏電を防ぐことができるし、各種構成部材の錆等を抑制することもできる。また、フリークーリングユニット1は、ドレンパン4によって機械室Bの断熱効果を高めることもできる。
また、機械室Bには、膨張タンク13が更に設けられている。つまり、フリークーリングユニット1は、第1空気熱交換器11の下部に膨張タンク13とポンプ14を配置しているので、配管15の中に膨張タンク13から空気が入りづらくなり、エア噛みのリスクを低減することができる。
また、機械室Bには、電源装置18aが更に設けられている。そして、制御装置16及び電源装置18aと、第1水熱交換器12とが、膨張タンク13及びポンプ14を間に挟んで配置されている。よって、フリークーリングユニット1は、水配管30から水が漏れた場合でも制御装置16及び電源装置18aに水が掛かり難くなり、故障の原因を未然に防ぐことができる。
ポンプ14は、膨張タンク13内の水面の位置と同じ高さとなるように配置され、又は膨張タンク13内の水面の位置よりも下方となるように配置されている。よって、フリークーリングユニット1は、配管15の中に膨張タンク13から空気が入りづらくなり、エア噛みのリスクを低減させる効果を高めることができる。
空気熱交換器室Aは、仕切り板5で仕切られた複数の区画を有している。区画には、それぞれ第1空気熱交換器11、第1送風機17及び送風機モータ17aが設けられている。よって、フリークーリングユニット1は、複数台の第1送風機17が互いに外気を吸い込み合う事態を抑制することができ、性能を高めることができる。また、フリークーリングユニット1は、必要となる冷却能力に応じて、区画された第1送風機17を駆動させることができるので、電力の無駄を省くことができ、省エネ効果を高めることができる。
以上に本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施の形態の構成に限定されるものではない。例えば、フリークーリングユニット1は、上記したフリークーリングシステム100に用いることに限定されず、例えばフリークーリング回路10のみの連結によって、冷却塔として使用してもよい。また、フリークーリングユニット1は、上述した内容に限定されるものではなく、他の構成要素を含んでもよい。要するに、本発明は、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更及び応用のバリエーションの範囲を含むものである。
1 フリークーリングユニット、2 チラーユニット、3 水回路、4 ドレンパン、5 仕切り板、6 排気口、10 フリークーリング回路、11 第1空気熱交換器、12 第1水熱交換器、13 膨張タンク、14 ポンプ、15 配管、15a バイパス回路、15b 弁、16 制御装置、17 第1送風機、17a 送風機モータ、18 電源箱、18a 電源装置、19 制御箱、20 冷媒回路、21 圧縮機、22 第2空気熱交換器、23 膨張機構、24 第2水熱交換器、25 アキュムレーター、26 配管、27 制御装置、28 第2送風機、28a 送風機モータ、30 水配管、100 フリークーリングシステム、A 空気熱交換器室、A1 第1空気熱交換器室、A2 第2空気熱交換器室、B 機械室。

Claims (4)

  1. 空気熱交換器と、水熱交換器と、ポンプと、が配管で接続され、当該配管内に熱媒体を循環させるフリークーリング回路を有するフリークーリングユニットであって、
    上部に配置された空気熱交換器室と、
    下部に配置された機械室と、を備え、
    前記空気熱交換器室には、少なくとも前記空気熱交換器、送風機及び送風機モータが設けられ、
    前記機械室には、少なくとも前記水熱交換器、前記ポンプ、前記フリークーリング回路の制御を行う制御装置、膨張タンク電源装置及び水配管が設けられており、
    前記電源装置、前記制御装置、前記水熱交換器及び前記水配管は、前記電源装置、前記制御装置、前記水熱交換器、前記水配管の順に並べて配置されている、フリークーリングユニット。
  2. 前記電源装置、前記制御装置、前記ポンプ、前記膨張タンク、前記水熱交換器及び前記水配管は、前記電源装置、前記制御装置、前記ポンプ、前記膨張タンク、前記水熱交換器、前記水配管の順に並べて配置されている、請求項1に記載のフリークーリングユニット。
  3. 前記空気熱交換器室と前記機械室とは、ドレンパンによって仕切られている、請求項1又は2に記載のフリークーリングユニット。
  4. 前記空気熱交換器室は、仕切り板で仕切られた複数の区画を有しており、
    前記区画には、それぞれ前記空気熱交換器、前記送風機及び前記送風機モータが設けられている、請求項1~3のいずれか一項に記載のフリークーリングユニット。
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