JP2010143369A - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る空気入りタイヤ1において、ベルト層4は、カーカス3の頂部のタイヤ径方向外側に配置された第1ベルト10と、該第1ベルト10のタイヤ径方向外側に配置され、タイヤ幅方向に沿った幅寸法が第1ベルト10よりも小さく形成された第2ベルト11とからなり、この第2ベルト11のタイヤ幅方向両側における幅方向端縁11aは、第1ベルト10の幅方向端縁10aからタイヤ幅方向内側に向けて10〜15mmの範囲に位置している。
【選択図】図2
Description
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
ベルト層4は、カーカス3の頂部のタイヤ径方向外側に配置された第1ベルト10と、該第1ベルト10のタイヤ径方向外側に配置され、タイヤ幅方向に沿った幅寸法が第1ベルト10よりも小さく形成された第2ベルト11とからなり、この第2ベルト11のタイヤ幅方向両側における幅方向端縁11aは、第1ベルト10の幅方向端縁10aからタイヤ幅方向内側に向けて10〜15mmの範囲に位置している。
次いで、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態では、第2ベルト11に設けられたスチールコード22の引張強度は、第1ベルト10に設けられたスチールコード21の引張強度よりも大きい値に設定されている。従って、第1実施形態において第2ベルト11の幅寸法を第1ベルト10の幅よりも小さくしたことで低下したタイヤ剛性を向上させることができる。これにより、乾燥した通常の路面上の走行性能を向上させることができる。
次いで、本発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態では、交差角θ2を交差角θ1よりも大きく設定しているため、車両走行時において車両に横方向の荷重がかかった場合に、横力に対する抗力が増大してタイヤ変形を抑制することができる。即ち、第2ベルト11の引張強度を第1ベルト10の引張強度よりも大きくすることによって、ショルダー部12の剛性が低下して車両の直進走行性が低下するが、交差角θ2を交差角θ1よりも大きく設定することによって、その直進走行性が低下を抑制することができる。
前述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。例えば、ベルト層4の上にキャップや補強層を設けても良い。
まず、実施例1では、第2ベルトを第1ベルトよりも幅狭に設定した実験例を示す。
次いで、実施例2では、第2ベルトに設けられたスチールコードの強度を第1ベルトのものよりも大きくした実験結果を示す。
3 カーカス
4 ベルト層
5 トレッド部
6 サイドウォール部
9 ビード部
10 第1ベルト
10a,11a 幅方向端縁
11 第2ベルト
21,22 スチールコード
Claims (4)
- タイヤ幅方向に離間して配置された一対のビード部と、前記一対のビード部同士をクラウン状に結ぶカーカスと、前記カーカスの頂部のタイヤ径方向外側に配設されたベルト層と、前記カーカスを覆うように配設されたトレッド部およびサイドウォール部とを備えた空気入りタイヤであって、
前記ベルト層は、前記カーカスの頂部のタイヤ径方向外側に配置された第1ベルトと、前記第1ベルトのタイヤ径方向外側に配置され、タイヤ幅方向に沿った幅寸法が前記第1ベルトよりも小さく形成された第2ベルトとからなり、
前記第2ベルトのタイヤ幅方向両側における幅方向端縁は、前記第1ベルトの幅方向端縁からタイヤ幅方向内側に向けて10〜15mmの範囲に位置していることを特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記第1ベルトおよび前記第2ベルトには、それぞれ複数のスチールコードが設けられており、
前記第2ベルトに設けられたスチールコードの引張強度は、前記第1ベルトに設けられたスチールコードの引張強度よりも大きい値に設定されたことを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。 - 前記第2ベルトにおけるスチールコードのタイヤ周方向に対する交差角θ2を、前記第1ベルトにおけるスチールコードのタイヤ周方向に対する交差角θ1よりも大きく設定したことを特徴とする請求項2に記載の空気入りタイヤ。
- 前記第2ベルトのタイヤ幅方向両側における前記幅方向端縁は、前記第1ベルトの前記幅方向端縁からタイヤ幅方向内側に向けて5〜15mmの範囲に位置していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
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JP2008322058A JP2010143369A (ja) | 2008-12-18 | 2008-12-18 | 空気入りタイヤ |
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Citations (6)
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2008
- 2008-12-18 JP JP2008322058A patent/JP2010143369A/ja active Pending
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