JP2010142076A - 蓄電・非常用発電電源装置を活用した自立運転システム - Google Patents

蓄電・非常用発電電源装置を活用した自立運転システム Download PDF

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Abstract

【課題】 商用系統異常等の非常時が長時間継続しても、自立運転を可能とし、重要負荷でも特にサーバなどの最重要負荷に対しては高品質な電力を継続して供給できるようにする。
【解決手段】 商用電源1の給電ラインに接続される一般負荷2と、蓄電電源装置5に接続される第1の負荷3と、非常用発電電源装置6に接続される第2の負荷4を備えると共に、一般負荷2と第1の負荷3との間を第1の遮断器CB1を介して接続し、第1の負荷3と第2の負荷4との間を第2の遮断器CB2を介して接続して、給電ラインからの給電時には第1の遮断器CB1及び第2の遮断器CB2を投入し、給電ラインの異常時には、第1の遮断器CB1を遮断すると共に非常用発電電源装置6を運転し、非常用発電電源装置6が運転状態にないことを条件に第2の遮断器CB2を遮断する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、商用電源の給電ラインに接続される一般負荷と、蓄電電源装置に接続される第1の負荷と、非常用発電電源装置に接続される第2の負荷を備えると共に、一般負荷と第1の負荷との間を第1の遮断器を介して接続し、第1の負荷と第2の負荷との間を第2の遮断器を介して接続した蓄電・非常用発電電源装置を活用した自立運転システムに関する。
近年、CO2 削減を目的として太陽光発電や風力発電に代表される自然エネルギーの活用技術への取り組みが活発化している。太陽光発電を有効に活用する方法としては、通常時は商用系統と連繋して電力供給を行い、商用系統停電等の非常時にBCP(Business Continuity Plan :事業継続計画)用の電源として利用することが考えられる。太陽光発電は天候によって発電出力が大きく変動するため、非常時のBCP電源として利用するためにはベース電力を供給する分散型電源と組み合わせて電力供給を行う必要がある。ベース電力の供給には、一定規模以上の建物では法的に設置が義務づけられている非常用発電機(以下、「非発」ともいう) を利用することが効率的である。これにより、非常時に非発はベース電力の供給を行い、太陽光発電は非発の燃料消費を抑制するための補助的電源として活用することが可能となる。
従来のシステムとしては、例えば太陽電池の直流を交流に変換して電力ラインを介して出力し電力系統と連系して負荷に交流電力を供給し、停電時に太陽電池と蓄電池を併設して、太陽電池の出力変動を補償して負荷に交流電力を供給する太陽光発電用パワーコンデショナ(例えば、特許文献1参照)、発電機電源と太陽電池を備え、商用電源の停電時に発電機電源に切り換えて発電機電源と太陽電池から負荷に電力を供給する発電機連系機能付系統連系形システム(例えば、特許文献2参照)などが提案されている。
特開2002−354677号公報 特開2004−104851号公報
しかし、上記従来の特許文献1で提案されている太陽光発電用パワーコンデショナでは、日照の関係で太陽電池が出力が少ない場合、自立負荷には実質的に蓄電池の蓄電容量しか電力が供給できない。また、特許文献2で提案されている発電機連系機能付系統連系形システムでは、停電直後の発電機電源が起動するまでの10秒から40秒程度の時間帯は電力供給が停止し、その間、太陽電池だけでは安定した電力が供給できない。そのため、電力品質が悪化し、重要負荷にサーバなどのような高品質な電力が必要な機器が含まれる場合には、個別にUPS(Uninterruptible Power Supply :無停電電源装置)等の設備を設置することが必要になる。また、発電機電源が燃料枯渇によって停止すると、同様に安定した電力が供給できなくなる。
本発明は、上記課題を解決するものであって、商用系統停電等の異常状態が長時間継続しても、自立運転を可能とし、重要負荷でも特にサーバなどの最重要負荷に対しては高品質な電力を継続して供給できるようにするものである。
そのために本発明に係る蓄電・非常用発電電源装置を活用した自立運転システムは、商用電源の給電ラインに接続され停電を含む給電の異常状態の検出を行う給電検出装置と、
前記給電ラインに接続される一般負荷と、前記給電ラインに接続される第1の遮断器と、前記第1の遮断器に接続される蓄電電源装置と、前記第1の遮断器に接続される第1の負荷と、前記第1の遮断器に接続される第2の遮断器と、前記第2の遮断器に接続される非常用発電電源装置と、前記第2の遮断器に接続される第2の負荷と、前記第1の遮断器及び前記第2の遮断器の投入・遮断を制御すると共に前記蓄電電源装置の充放電を制御し、前記非常用発電電源装置の起動・停止を制御する制御装置とを備え、前記第1の遮断器及び前記第2の遮断器を投入して前記給電ラインより給電中、前記制御装置は、前記給電検出装置により前記給電ラインの異常が検出されたことを条件に、少なくとも前記第1の遮断器を遮断して前記非常用発電電源装置を起動し、前記非常用発電電源装置が運転状態にないことを条件に前記第2の遮断器を遮断することを特徴とする。
前記給電検出装置は、前記給電状態として給電量を検出し、前記制御装置は、前記給電量及び前記蓄電電源装置の蓄電残存容量に応じて前記蓄電電源装置の充放電量を制御することを特徴とし、前記制御装置は、前記異常状態の検出時に前記非常用発電電源装置の出力及び前記蓄電電源装置の蓄電残存容量に応じて前記蓄電電源装置の充放電量を制御し、また、前記異常状態の検出時で前記第1の遮断器及び前記第2の遮断器が遮断されていることを条件に前記蓄電電源装置を電圧制御モードにしてCVCF運転にて前記第1の負荷に給電することを特徴とする。
さらに、蓄電・非常用発電電源装置を活用した自立運転システムとして、商用電源の給電ラインに接続される一般負荷と、蓄電電源装置に接続される第1の負荷と、非常用発電電源装置に接続される第2の負荷を備えると共に、前記一般負荷と前記第1の負荷との間を第1の遮断器を介して接続し、前記第1の負荷と前記第2の負荷との間を第2の遮断器を介して接続して、前記給電ラインからの給電時には前記第1の遮断器及び前記第2の遮断器を投入し、前記給電ラインの異常時には、前記第1の遮断器を遮断すると共に前記非常用発電電源装置の起動を開始し、前記非常用発電電源装置が運転状態にないことを条件に前記第2の遮断器を遮断することを特徴とする。
さらに、蓄電・非常用発電電源装置を活用した自立運転システムとして、商用電源の給電ラインに一般負荷を接続し、前記給電ラインに第1の遮断器を介して蓄電電源装置及び第1の負荷を接続すると共に、さらに前記給電ラインに接続された前記第1の遮断器に第2の遮断器を介して非常用発電電源装置及び第2の負荷を接続して、前記第1の遮断器及び前記第2の遮断器を投入して前記給電ラインに前記第1の負荷及び前記第2の負荷を接続し、前記給電ラインの異常時は、前記第1の遮断器を遮断して前記非常用発電電源装置の起動を開始し、前記給電ラインの異常時で前記非常用発電電源装置が運転状態にないことを条件に前記第2の遮断器を遮断して、前記第1の負荷に前記蓄電電源装置から給電することを特徴とする。
前記蓄電電源装置は、前記給電ラインから前記各負荷への給電量が低下した時の余剰電力により充電して蓄電し、前記給電量が増大した時に放電することを特徴とし、前記蓄電電源装置は、蓄電池と自然エネルギー発電装置を有し、前記自然エネルギー発電装置は、前記蓄電池の蓄電残存容量に基づき運転台数及び運転停止が制御されることを特徴とし、前記非常用発電電源装置は、発電燃料の枯渇が検出されたとき、あるいは起動が完了するまで前記運転状態にないと判定されることを特徴とする。
本発明によれば、第1の負荷に対して、連系運転時には商用電源の給電ラインと蓄電電源装置から電力を供給し、商用電源の給電ラインの異常時(自立運転時)には、非常用発電電源装置を運転して非常用発電電源装置と蓄電電源装置から電力を供給して非常用発電電源装置が停止すると蓄電電源装置から電力を供給するので、商用系統の停電等の異常時
が長時間継続しても、第1の負荷を特にサーバなどの最重要負荷として高品質な電力供給を継続できる。さらに、連系運転時に蓄電電源装置を活用してピークカット運転や電力変動補償運転等の各種制御を行うことにより、契約電力を削減することができる。
また、第2の負荷に対しても、商用電源の給電ラインの異常時、非常用発電電源装置が停止するまで非常用発電電源装置から電力を供給するので、第2の負荷を防災負荷や保安負荷として、商用電源の給電ラインの異常状態になっても非常用発電電源装置が燃料切れになるまで安定して電力を供給することができ、異常時の防災対策や保安対策に対応することができる。
したがって、サーバなどの最重要負荷に対しては、異常発生直後の非常用発電電源装置が起動するまでの10秒から40秒程度の時間帯も高品質な電力供給が継続されるため、UPSや整流器等の設備が不要となる。さらに、蓄電電源装置として、蓄電池と自然エネルギー発電装置を備えることにより、非常用発電電源装置の燃料が枯渇した後も、自然エネルギー発電装置の出力を利用しながら高品質な電力供給を継続できるため、自然エネルギー発電装置の出力を最大限に活用することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る蓄電・非常用発電電源装置を活用した自立運転システムの実施の形態を説明する図であり、1は商用電源、2は一般負荷、3は第1の負荷、4は第2の負荷、5は蓄電電源装置、6は非常用発電機、11は統合制御装置、12は給電検出装置、CB1〜3は遮断器を示す。
図1において、一般負荷2は、商用電源1の給電ラインに接続され、商用電源1の給電ラインが停電その他の異常状態に陥った時には給電が遮断されるものである。第1の負荷3は、例えばサーバなど、最も重要度の高い負荷として、商用電源1の給電ラインに遮断器CB1を介して接続されると共に、蓄電電源装置5に接続され、商用電源1の給電ラインが異常状態に陥っても蓄電電源装置5から給電することによって、蓄電電源装置5の蓄電残存容量がある間は給電の中断を回避可能にするものである。第2の負荷4は、例えば防災負荷や保安負荷など、第1の負荷の次に重要度の高い負荷として、給電ラインに接続された遮断器CB1に、さらに遮断器CB2を介して接続されると共に、非常用発電機6に接続され、商用電源1の給電ラインが異常状態に陥っても非常用発電機6から給電することにより給電の中断を最小限に回避可能にするものである。
蓄電電源装置5は、繰り返し充放電が可能なコンデンサや二次電池などの蓄電池からなり、商用電源1や非常用発電機6により充電され、一般負荷2や第1の負荷3、第2の負荷4に放電するものである。蓄電電源装置5は、商用電源1の給電ラインからの給電量、非常用発電機6からの発電量、自身の蓄電残存容量に基づき充放電が制御される。また、蓄電電源装置5には、太陽光発電や風力発電などの自然エネルギー発電の設備も蓄電池と併設して適宜組み合わせて用いられる。この場合には、負荷変動や自然エネルギー発電の出力変動に対して、蓄電池の出力を適切に制御して補償することによって、高品質な電力供給を実現することができる。蓄電池は、交−直変換器を備え、直流から交流に変換して放電することにより電力を供給し、商用電源の交流から直流に逆変換して充電することにより蓄電する。また、太陽光発電の太陽電池も、交−直変換器を備え、直流から交流に変換して電力を供給する。
非常用発電機6は、重油やその他の燃料を動力源として商用電源1の給電ラインが異常状態に陥った時に起動され、異常発生中は継続して運転されるものである。したがって、商用電源1の給電ラインが長時間にわたり異常状態が継続して、非常用発電機6が長時間運転を継続すると、燃料枯渇(燃料切れ)になり、運転停止に至ることもある。遮断器C
B3は、非常用発電機6の出力ラインに接続されたものであり、非常用発電機6と共に非常用発電電源装置を構成している。
遮断器CB1は、平常運転時に投入され、商用電源1の給電ラインの異常時は遮断されるものである。遮断器CB2も、遮断器CB1と同様に平常運転時に投入され、さらに非常用発電機6の運転時にも投入されるが、商用電源1の給電ラインの異常時で非常用発電機6が停止中は遮断される。
給電検出装置12は、商用電源1の給電ラインに接続され給電状態の検出を行うものであり、給電状態としては、少なくとも停電の検出を含む給電ラインの異常状態の検出、給電量の検出を行う。給電ラインの異常検出では、例えば電圧の異常(UVR:不足電圧リレーやOVR:過電圧リレー)、周波数の異常(UFRやOFR)の検出により行う。
統合制御装置11は、平常運転時か、商用電源1の給電ラインの異常時に応じて、遮断器CB1〜3の投入・遮断を制御すると共に蓄電電源装置5の充放電を制御し、非常用発電機6の起動・停止を制御するものである。そのために統合制御装置11は、給電検出装置12による異常状態の検出、給電量の検出を監視し、遮断器CB1〜3の補助接点による開閉状態を監視し、蓄電電源装置5の充放電量や電圧により蓄電残存容量を監視し、非常用発電機6の運転状態、出力(給電量)、燃料残量などを監視する。
本実施形態のシステムでは、平常運転時に遮断器CB1、CB2を投入することにより、商用電源1の給電ラインから一般負荷2、第1の負荷3、第2の負荷4に給電すると共に、蓄電電源装置5にも給電して所定の蓄電残存容量になるまで充電する。そして、商用電源1の給電ラインが異常状態に陥ると、遮断器CB1、CB2を遮断することにより、第1の負荷3にのみ蓄電電源装置5から継続して給電する。同時に非常用発電機6を起動して起動が完了した後、遮断器CB2を投入することにより、非常用発電機6から第1の負荷3、第2の負荷4に給電すると共に、蓄電電源装置5にも給電して所定の蓄電残存容量になるまで充電する。
商用電源1の給電ラインが長時間にわたり異常状態にあって、非常用発電機6が長時間運転を継続し、燃料枯渇(燃料切れ)になると、遮断器CB2、CB3を遮断して非常用発電機6を停止させることにより、第1の負荷3にのみ蓄電電源装置5から継続して給電する。したがって、第1の負荷3は、商用電源1の給電ラインの異常状態が長時間にわたり継続し、非常用発電機6の燃料が枯渇しても、さらに引き続き蓄電電源装置5から放電することにより給電を継続することができる。
このように蓄電電源装置5は、商用電源1の給電ラインが異常状態に陥り、さらにそれが長時間にわたることにより非常用発電機6の燃料が枯渇しても、第1の負荷3への給電を確保することを第1に使用される。そのため、上記のように所定の蓄電残存容量を保持するように充電されるが、平常運転時には、負荷の平準化運転を行うようにしてもよい。すなわち、一般負荷2や第1の負荷3、第2の負荷4の増大に伴い、商用電源1の給電ラインから給電量が増大し上限となる所定の給電量を越える場合には、蓄電電源装置5から放電して負荷の平準化を行う。そして、商用電源1の給電ラインから給電量が所定の水準まで低下しているときに蓄電電源装置5を充電しておく。このような連系運転によりピークカット運転や電力変動補償運転等の各種制御を行うと、契約電力を削減することができる。
例えば蓄電池と太陽電池を備えた蓄電電源装置5では、蓄電池が所定の蓄電残存容量になるまで太陽電池の発電した電力、商用電源1の給電ラインから供給される電力、さらに非常用発電機6の発電した電力により充電される。そして、太陽電池は、余剰電力を負荷
に供給するように制御される。同様に商用電源1の給電ラインの異常時も、蓄電池が所定の蓄電残存容量になるまで太陽電池の発電した電力、非常用発電機6の発電した電力により充電される。そして、太陽電池は、余剰電力を負荷に供給するように制御される。なお、太陽電池に代えて風力発電機や他の自然エネルギー発電装置を組み合わせた場合にも同様である。
さらに、本発明に係る蓄電・非常用発電電源装置を活用した自立運転システムの実施の形態を制御処理の流れと回路構成により説明する。図2は統合制御装置の実施の形態を制御処理の流れにより説明する図、図3は非常用発電電源装置の燃料枯渇に対応する制御処理の流れを説明する図、図4は統合制御装置の実施の形態を回路構成により説明する図である。
本実施形態における具体的な制御処理の流れは、例えば図2に示すように各負荷への給電、運転の開始により、まず、遮断器CB1、2を投入すると共に(ステップS11)、蓄電電源装置5を電流制御モードに設定する(ステップS12)。この電流制御モードは、例えば給電検出装置12により検出される給電量に応じて、軽負荷時で給電量が少なくなり、蓄電電源装置5の蓄電残存容量が少ない場合には、所定の電流で蓄電電源装置5の充電を行い、給電量が多くなった場合には、蓄電電源装置5から放電することにより負荷の要求に応じた給電の補充を行うものである。このような連系運転によりピークカット運転や電力変動補償運転等の各種制御を行うことにより、契約電力は削減される。この間、給電検出装置12により商用電源1の給電ラインの異常が検出されているか否かを判定し(ステップS13)、異常が検出されなければ運転終了までその状態を維持し(ステップS14→S13→S14→……)、運転終了により遮断器CB1、2を遮断して運転を終了する(ステップS15)。
ステップS13で商用電源1の給電ラインの異常が検出されると、遮断器CB1、2を遮断して(ステップS16)、蓄電電源装置5を電流制御モードから電圧制御モードに切り替える(ステップS17)。この電圧制御モードは、第1の負荷3に対して、遮断器CB1を介して商用電源1の給電ラインからの給電が、蓄電電源装置5のみからの給電の回路に切り替わるので、第1の負荷3に所定の定格電圧の給電を行うように蓄電電源装置5を電圧制御するものである。
しかる後、例えば遮断器CB1の補助接点の状態から遮断器CB1が開放されたか否かを判定し(ステップS18)、遮断器CB1が開放されると、非常用発電機6を起動すると共に(ステップS19)、遮断器CB3を投入する(ステップS20)。その後、非常用発電機6の起動が完了したか否かを判定し(ステップS21)、起動が完了すると、遮断器CB2を投入すると共に(ステップS22)、蓄電電源装置5を電圧制御モードから再び電流制御モードに切り替える(ステップS23)。この電流制御モードは、蓄電電源装置5の蓄電残存容量が少ない場合に非常用発電機6の出力により充電して蓄電できるようにするものである。
したがって、商用電源1の給電ラインの異常が検出されてから非常用発電機6の起動が完了するまでの間、一般には10秒乃至40秒の間、第1の負荷3は、蓄電電源装置5を電源とする単独運転となり、第2の負荷4は、給電が一時停止された異常状態となる。なお、非常用発電機6の起動が完了したか否かは、例えば非常用発電機6の出力電圧の立ち上がり具合、出力電圧の値を基準値と比較することによって判定される。
以後、商用電源1の給電ラインの異常が解除されたか否かを判定し(ステップS24)異常状態が継続して解除されなければ運転終了までその状態を維持し(ステップS25→S24→S25→……)、遮断器CB1、2を遮断して運転を終了する(ステップS15
)。ステップS24で商用電源1の給電ラインの異常状態が解除されると、非常用発電機6を停止し(ステップS27)、遮断器CB3を遮断してから(ステップS28)、ステップS11の処理に戻る。
また、商用電源1の給電ラインの異常状態が長時間に及び、非常用発電機6が長時間にわたり運転されると、燃料切れが生じる。この場合には、非常用発電機6が運転不能になるので、例えば図3に示すような制御処理が行われる。この制御処理は、図2におけるステップS25の前段、又はステップS25からステップS24の処理に戻るときに、燃料枯渇か否かを判定し(ステップS31)、燃料枯渇と判定された場合には、遮断器CB2を遮断して(ステップS32)、蓄電電源装置5を電流制御モードから電圧制御モードに切り替える(ステップS33)。
燃料枯渇か否かは、例えば燃料タンクのレベルにより残量で判定される。また、燃料切れにより、非常用発電機6の出力が徐々に低下するのを検出して判定してもよい。さらに、非常停止など非常用発電機6の異常事態による運転停止の場合を含めてもよい。したがって、燃料枯渇により遮断器CB2を直ちに遮断しても、暫時非常用発電機6の運転が継続される場合、遮断器CB3は、最終的に非常用発電機6の停止により遮断し、それまでの間は、第2の負荷4に給電を継続させるようにしてもよい。
統合制御装置の実施の形態を接点回路構成により示したのが図4であり、aは開にある非動作時から動作により閉となるノーマルオープンの接点を示し、bは逆に閉にある非動作時から動作により開となるノーマルクローズの接点を示している。
図4に示す回路によれば、まず、遮断器CB1〜3が遮断、非常用発電機6が停止にある状態から、運転の開始に伴い接点aが閉になると、商用電源1の給電ラインの異常が検出されていない(接点bが閉)ことを条件に遮断器CB1、2の投入指令が出力され、系統連系運転が開始される。
この状態において、商用電源1の給電ラインの異常が検出されると接点aが閉になるので、遮断器CB1、2の遮断指令が出力される。さらに遮断器CB1が開放されその補助接点bが閉に戻ると、燃料枯渇でない(接点bが閉)ことを条件に非常用発電機6の起動指令及び遮断器CB3の投入指令が出力される。
その後、非常用発電機6が起動され起動が完了することにより、その接点aが閉(接点bは開)になると、遮断器CB2の投入指令が出力される。燃料枯渇が検出され、接点aが閉になると、遮断器CB2の遮断指令が出力される。さらに、非常用発電機6の停止指令及び遮断器CB3の遮断指令が出力される。これらの指令は、例えば遅延回路(タイマー回路)を使って一定時間後に出力されるようにしてもよい。
商用電源1の給電ラインの異常が解除されると、非常用発電機6が運転中で遮断器CB3が投入されている状態(補助接点aが閉)であれば、非常用発電機6の停止指令及び遮断器CB3の遮断指令が出力され、同時に遮断器CB1、2の投入指令が出力される。
また、蓄電電源装置5の制御モードの切り替えは、遮断器CB1、2が開放されいずれの補助接点bも閉にあると、電圧制御モードの設定指令が出力され、遮断器CB1、2のいずれかが接続されてその補助接点aが閉にあると、電流制御モードの設定指令が出力される。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記実施の形態では、商用電源1の給電ラインの異常が検出されてから非常用発
電機6の起動が完了するまでの間、遮断器CB2を遮断して第2の負荷4へ放電するのを阻止したが、この間も遮断器CB2を投入したままで維持し、非常用発電機6が燃料枯渇などで運転状態でなくなった時に遮断器CB2を遮断するように制御してもよい。
本発明に係る蓄電・非常用発電電源装置を活用した自立運転システムの実施の形態を説明する図 統合制御装置の実施の形態を制御処理の流れにより説明する図 非常用発電電源装置の燃料枯渇に対応する制御処理の流れを説明する図 統合制御装置の実施の形態を回路構成により説明する図
符号の説明
1…商用電源、2…一般負荷、3…第1の負荷、4…第2の負荷、5…蓄電電源装置、6…非常用発電機、11…統合制御装置、12…給電検出装置、CB1〜3…遮断器

Claims (11)

  1. 商用電源の給電ラインに接続され停電を含む給電の異常状態の検出を行う給電検出装置と、
    前記給電ラインに接続される一般負荷と、
    前記給電ラインに接続される第1の遮断器と、
    前記第1の遮断器に接続される蓄電電源装置と、
    前記第1の遮断器に接続される第1の負荷と、
    前記第1の遮断器に接続される第2の遮断器と、
    前記第2の遮断器に接続される非常用発電電源装置と、
    前記第2の遮断器に接続される第2の負荷と、
    前記第1の遮断器及び前記第2の遮断器の投入・遮断を制御すると共に前記蓄電電源装置の充放電を制御し、前記非常用発電電源装置の起動・停止を制御する制御装置と
    を備え、前記第1の遮断器及び前記第2の遮断器を投入して前記給電ラインより給電中、前記制御装置は、前記給電検出装置により前記給電ラインの異常が検出されたことを条件に、少なくとも前記第1の遮断器を遮断して前記非常用発電電源装置を起動し、前記非常用発電電源装置が運転状態にないことを条件に前記第2の遮断器を遮断することを特徴とする蓄電・非常用発電電源装置を活用した自立運転システム。
  2. 前記給電検出装置は、前記給電状態として給電量を検出し、前記制御装置は、前記給電量及び前記蓄電電源装置の蓄電残存容量に応じて前記蓄電電源装置の充放電量を制御することを特徴とする請求項1に記載の蓄電・非常用発電電源装置を活用した自立運転システム。
  3. 前記制御装置は、前記異常状態の検出時に前記非常用発電電源装置の出力及び前記蓄電電源装置の蓄電残存容量に応じて前記蓄電電源装置の充放電量を制御することを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の蓄電・非常用発電電源装置を活用した自立運転システム。
  4. 前記制御装置は、前記異常状態の検出時で前記第1の遮断器及び前記第2の遮断器が遮断されていることを条件に前記蓄電電源装置を電圧制御モードにして前記第1の負荷に給電することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の蓄電・非常用発電電源装置を活用した自立運転システム。
  5. 商用電源の給電ラインに接続される一般負荷と、蓄電電源装置に接続される第1の負荷と、非常用発電電源装置に接続される第2の負荷を備えると共に、前記一般負荷と前記第1の負荷との間を第1の遮断器を介して接続し、前記第1の負荷と前記第2の負荷との間を第2の遮断器を介して接続して、前記給電ラインからの給電時には前記第1の遮断器及び前記第2の遮断器を投入し、前記給電ラインの異常時には、前記第1の遮断器を遮断すると共に前記非常用発電電源装置の起動を開始し、前記非常用発電電源装置が運転状態にないことを条件に前記第2の遮断器を遮断することを特徴とする蓄電・非常用発電電源装置を活用した自立運転システム。
  6. 商用電源の給電ラインに一般負荷を接続し、前記給電ラインに第1の遮断器を介して蓄電電源装置及び第1の負荷を接続すると共に、さらに前記給電ラインに接続された前記第1の遮断器に第2の遮断器を介して非常用発電電源装置及び第2の負荷を接続して、前記第1の遮断器及び前記第2の遮断器を投入して前記給電ラインに前記第1の負荷及び前記第2の負荷を接続し、前記給電ラインの異常時は、前記第1の遮断器を遮断して前記非常用発電電源装置の起動を開始し、前記給電ラインの異常時で前記非常用発電電源装置が運転状態にないことを条件に前記第2の遮断器を遮断して、前記第1の負荷に前記蓄電電源装
    置から給電することを特徴とする蓄電・非常用発電電源装置を活用した自立運転システム。
  7. 前記蓄電電源装置は、前記給電ラインから前記各負荷への給電量が低下した時の余剰電力により充電して蓄電し、前記給電量が増大した時に放電することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の蓄電・非常用発電電源装置を活用した自立運転システム。
  8. 前記蓄電電源装置は、蓄電池と自然エネルギー発電装置を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の蓄電・非常用発電電源装置を活用した自立運転システム。
  9. 前記自然エネルギー発電装置は、前記蓄電池の蓄電残存容量に基づき運転台数及び運転停止が制御されることを特徴とする請求項8に記載の蓄電・非常用発電電源装置を活用した自立運転システム。
  10. 前記非常用発電電源装置は、発電燃料の枯渇が検出されたとき前記運転状態にないと判定されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の蓄電・非常用発電電源装置を活用した自立運転システム。
  11. 前記非常用発電電源装置は、起動が完了するまで前記運転状態にないと判定されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の蓄電・非常用発電電源装置を活用した自立運転システム。
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