JP2006246648A - 電源系統連系システム - Google Patents

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Abstract

【課題】非常用電源で発電された電力が常用電源側に逆流することを防止し、常用電源と非常用電源との系統連系を実現し、効率的な発電設備の運用を実現する。
【解決手段】本発明の一態様に係る電源系統連系装置6は、常用電源1からの交流電力を直流電力に変換し、逆の変換を行わない手段19と、この直流電力を交流電力に変換し、変換後の交流電力を負荷10に供給する手段20と、常用電源1に停電が発生したか判断する手段13aと、常用電源1に停電が発生した場合に、非常用電源2を起動させ、非常用電源2からの電力を負荷10に供給させる手段13bと、常用電源1から負荷10への電力が不足している場合に、非常用電源2を起動させる手段13fと、常用電源1から負荷10に供給される電力と非常用電源2から負荷10に供給される電力とを同期させる手段15と、非常用電源2からの同期後の電力を負荷10に供給させる手段13gとを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の電源の系統連系を行う電源系統連系システムに関する。
例えば、商用電源などの常用電源と非常用発電機などの非常用電源とについては、常用電源と非常用電源とを同時並列運転(連系運転)しないとするインターロックが義務付けられている。このインターロックを実現するために、常用電源と非常用電源とは、系統連系しないとする規則が定められている。
常用電源が正常の場合、例えば消火栓ポンプなどの重要負荷は、常用電源から電力供給を受ける。
従来の常用電源から非常用電源への切り替え方法では、常用電源について停電が発生した場合、まず、常用電源と重要負荷との間に設置されている連絡遮断機がOFF状態とされる。
その後、非常用電源と重要負荷との間に設置されている連絡遮断機がON状態とされ、非常用電源からの電力が重要負荷に供給される。
このように常用電源から非常用電源への切り替えを行うことで、インターロックが実現されている。
特開2002−354666号(特許文献1)では、発電設備を配電線に系統連系する場合に、系統保護リレー装置の設置を不要にする装置について開示されている。
特開2002−354666号公報
上記のような従来の常用電源から非常用電源への切り替え方法では、常用電源から供給される電力が遮断された後でなければ、非常用電源から重要電源に電力が供給されていない。
したがって、例えば、夜間などの使用電力量の少ない時間帯を基準に電力会社との契約電力を設定し、昼間などの使用電力量の多い時間帯においては、常用電源と非常用電源とを組み合わせて使用することで、使用電力のピーク時においても十分な電力を供給するなどの運用は、行われない。
すなわち、電力会社との契約電力を低くして電気料金の節約を図り、使用電力量の多い時間帯に非常用電源を運転させてピークカットを行うことは、実施されていない。
従来において、ピークカットを行う場合には、上記特許文献1のように、非常用電源を用いるのではなく、常用発電可能な機能を備えた発電設備と系統連系保護リレー装置とを備える必要がある。
このため、ピークカットを行うためには、上記のような常用発電可能な機能を備えた発電設備及び系統連系保護リレー装置などの装置を追加する必要があり、経済的な負担が生じる。
上記のような従来の常用電源から非常用電源への切り替え方法では、非常用電源の使用頻度が少なくなり、非常用電源の有効活用は困難である。
本発明は、以上のような実情に鑑みてなされたもので、非常用電源で発電された電力が常用電源側に逆流しないように、常用電源と非常用電源との間に非可逆型コンバータを設置し、常用電源と非常用電源との系統連系を実現し、効率的な発電設備の運用を実現させる電源系統連系装置を提供することを目的とする。
本発明を実現するにあたって講じた具体的手段について以下に説明する。
上記課題は、常用電源からの交流電力を直流電力に変換し、この逆の変換を行わない非可逆型の第1電力変換手段と、直流電力を交流電力に変換し、変換後の交流電力を負荷に供給する第2電力変換手段と、常用電源に停電が発生したか否かを判断する停電判断手段と、常用電源に停電が発生した場合に、非常用電源を起動させ、非常用電源からの電力を負荷に供給させる第1起動手段と、常用電源から負荷に供給される電力が負荷にとって不足している状態か否か判断する不足判断手段と、常用電源から負荷に供給される電力が不足している状態と判断された場合に、非常用電源を起動させる第2起動手段と、常用電源から負荷に供給される電力と非常用電源から負荷に供給される電力とを同期させる同期検定手段と、非常用電源からの同期後の電力を負荷に供給させる供給指令手段とを具備する電源系統連系装置により、解決される。
本発明においては、非常用電源で発電された電力が常用電源側に逆流することを防止し、常用電源と非常用電源との系統連系を実現し、効率的な発電設備の運用を実現できる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の説明において、同一の部分については同一の符号を付して説明を省略する。
(第1の実施の形態)
本実施の形態では、非常用電源を常用電源に系統連系する電源系統連系装置について説明する。
図1は、本実施の形態に係る電源系統連系装置の一例を示すブロック図である。
本実施の形態において、常用電源は商用電源1とし、非常用電源は非常用発電機2とする。
この図1の発電設備において、商用電源1は、変圧器3、第1母線4、第2母線5経由で、電源系統連系装置6と接続されている。変圧器2次遮断器7は、第1母線4における遮断を行う。母線連絡遮断器8は、第2母線5における遮断を行う。
また、電源系統連系装置6は、第3母線9経由で、重要負荷10と接続されている。重要負荷10としては、例えば商用電源の停電時においても継続して電力供給を必要とする計算機、非常電灯、消火栓ポンプなどがある。
第3母線9には、変流器11と第1計器用変成器12とが備えられる。変流器11は、例えば第3母線9の電流値などを示す信号を電源系統連系装置6の電力制御装置13に提供する。第1計器用変成器12は、例えば、第3母線9の電圧値などを示す信号を電源系統連系装置6の不足電圧リレー14、電力制御装置13、同期検定装置15に提供する。
非常用発電機2は、第4母線16経由で、重要負荷10と接続されている。非常用発電機遮断機17は、第4母線16における遮断を行う。
第4母線16には、第2計器用変成器18が備えられる。第2計器用変成器18は、例えば、第4母線16の電圧値などを示す信号を電源系統連系装置6の同期検定装置15に提供する。
この図1において、商用電源1の正常時には、変圧器2次遮断器7はON、母線連絡遮断器8はON、非常用発電機遮断器17はOFFの状態とされ、商用電源1から変圧器3、第1母線4、第2母線5、電源系統連系装置6、第3母線9経由で重要負荷10に電力が供給される。
電源系統連系装置6は、第2母線5と第3母線9との間に設置される。電源系統連系装置6は、交直電力変換部(コンバータ:AC/DC変換部)19、直交電力変換部(インバータ:DC/AC変換部)20、不足電圧リレー14、電力制御装置13、同期検定装置(ASD)15、タイマ21を具備する。電源系統連系装置6において、交直電力変換部19と直交電力変換部20との間は、直流母線22で接続されている。
すなわち、電源系統連系装置6は、商用電源1の交流電力を直流電力に変換する非可逆型の交直電力変換部19と、この直流電力をさらに交流電力に変換する直交電力変換部20と、非常用発電機2の発電電力を制御する電力制御装置13と、非常用発電機遮断器17を同期投入する同期検定装置15とを含む。電源系統連系装置6は、商用電源1と接続され、また非常用発電機2と接続される。
電源系統連系装置6は、昼間などの重要負荷の使用電力量の多い時間帯に非常用発電機2を運転させ、非常用発電機2を同期併入した後、所定の負荷分担を行い、電力の供給を行う。
交直電力変換部19は、商用電源1から変圧器3、第1母線4、第2母線5経由で、交流電力を受け付ける。
また、交直電力変換部19は、この受け付けた交流電流を直流電力に変換し、かつ直流電力から交流電力への変換(逆変換)はできない非可逆型とする。
さらに、交直電力変換部19は、変換後の直流電力を直流母線22経由で直交電力変換部20に供給する。
直交電力変換部20は、交直電力変換部19から直流母線22経由で直流電力を受け付け、この直流電流を交流電力変換し、第3母線9経由で重要負荷10に供給する。
不足電圧リレー14は、第1計器用変圧器12からの信号の示す電圧値に基づいて商用電源1の停電を検出し、停電が検出された場合に停電信号を、停電が検出されていない場合に正常信号を電力制御装置13に提供する。
電力制御装置13は、停電判断機能13a、非常時起動機能13b、第2母線遮断機能13c、第4母線接続機能13dを具備する。
停電判断機能13aは、商用電源1がなんらかの理由で停電した旨を示す停電信号を不足電圧リレー14から受け付けた場合に、タイマ21によりこの停電状態が一定時間継続したか判断する。
非常時起動機能13bは、停電状態が一定時間継続した場合に、非常用発電機2を起動させる。
第2母線遮断機能13cは、停電状態が一定時間継続した場合に、母線連絡遮断器8をOFF状態とする。
第4母線接続機能13dは、母線連絡遮断器8をOFFした後さらにタイマ21を用いて所定時間経過が検出され、母線連絡遮断器8のOFF状態とのアンド条件を満たすように非常用発電機遮断器17をON状態とする。
これにより、商用電源1の停電発生時に、非常用発電機2からの電力を重要負荷10に供給される。
さらに、電力制御装置13は、電力不足判断機能13e、不足時起動機能13f、供給指令機能13gを具備する。
電力不足判断機能13eは、商用電源1が正常である旨を示す正常信号を不足電圧リレー14から受け付けている場合に、変流器11からの信号と第1計器用変成器12からの信号とに基づいて、重要負荷10の使用電力量が所定の電力量(例えば、契約電力の最大電力量)を超えるか否か判断する。
すなわち、この電力不足判断機能13eは、商用電源1から重要負荷10に供給される電力量がこの重要負荷10にとって不足か否か判断する。
不足時起動機能13fは、重要負荷10の使用電力量が所定の電力量を超えた場合に、非常用発電機2を起動させる。
なお、不足時起動機能13fは、タイマ21を用いて重要負荷10の使用電力量が上昇する時間帯(例えば昼間など)になったことを検出し、この時間帯において非常用発電機2を起動させるとしてもよい。
非常用発電機2が電圧確立すると、同期検定装置15は、第1計器用変成器12からの信号及び第2計器用変成器18からの信号に基づいて、第3母線9における商用電源1からの電力と第4母線16における非常用発電機2からの電力とが同期するように非常用発電機2の電圧、周波数、位相を調整する。
そして、同期検定装置15は、第3母線9における商用電源1からの電力と第4母線16における非常用発電機2からの電力とが同期した場合に、非常用発電機遮断器17をON状態とする。これにより、非常用発電機遮断器17が同期投入される。
非常用発電機2の同期併入後においても、まだ非常用発電機2は重要負荷10に電力を供給しておらず、無負荷で系統連系している状態である。
供給指令機能13gは、重要負荷10の使用電力量が所定の電力量を超えた場合に、非常用発電機2のガバナー回路に負荷取りする旨の信号を提供する。これにより、非常用発電機2から重要負荷10への電力の供給が開始される。
なお、供給指令機能13gは、タイマ21を用いて重要負荷10の使用電力量が上昇する時間帯(例えば昼間など)であることを検出し、さらに重要負荷10の使用電力量が所定の電力量を超えた場合に、非常用発電機2のガバナー回路に負荷取りする旨の信号を提供するとしてもよい。
図2は、重要負荷10の一日の電力負荷曲線の例を示すグラフである。
重要負荷10については、昼間の時間帯(例えば9:00〜17:00)において使用電力量が大きくなる。
電源系統連系装置6は、使用電力量の大きい時間帯になると、その使用電力量を検出し、非常用発電機2による発電を行わせる。
図3は、停電発生時における発電設備の動作の一例を示すフロー図である。
ステップS1において、不足電圧リレー14は、商用電源1の停電を検出する。
ステップS2において、電源系統連系装置6は、タイマ21を用いて一定時間の停電を確認する。
一定時間の停電が確認された後、ステップS3において、電源系統連系装置6は、非常用発電機2を起動させ、ステップS4において、非常用発電機2は、電圧確立する。
上記ステップS3,S4に併せて、ステップS5において、電源系統連系装置6は、母線連絡遮断器8をOFF状態にする。
さらに、一定時間経過すると、ステップS6において、電源系統連系装置6は、母線連絡遮断器8のOFF状態とのアンド条件をもって非常用発電機遮断器17をON状態とする。
ステップS7において、非常用発電機2は、重要負荷10に電力を供給する。
図4は、重要負荷10の使用電力量増加時の発電設備の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップT1において、商用電源1は、正常に電力を重要負荷10に供給する。
ステップT2において、電源系統連系装置6は、変流器11からの信号及び第1計器用変成器12からの信号に基づいて重要負荷10の使用電力量が一定以上に増加したことを検出する。または、電源系統連系装置6は、タイマ21を用いて重要負荷10の使用電力量が増加する時間帯になったことを検出する。
重要負荷10の増加の検出信号が確認されると、ステップT3において、電源系統連系装置6は、非常用発電機2を起動させる。
ステップT4において、非常用発電機2は、電圧確立する。
ステップT5において、同期検定装置15は、第1計器用変成器12からの電圧信号と第2計器用変成器18からの電圧信号とに基づいて、非常用発電機2の電圧、周波数、位相を調整し、第3母線9における商用電源1からの電力と第4母線16における非常用発電機2からの電力との同期を図る。
ステップT6において、同期検定装置15は、非常用発電機遮断器17を同期投入させる。これにより、非常用発電機2が同期併入される。
非常用発電機2の同期併入後、ステップT7において、非常用発電機2は、重要負荷10に電力を供給していない無負荷で系統連系している状態である。
ステップT8において、電源系統連系装置6は、使用電力量の増加または使用電力量の増加する時間帯となった場合に、非常用発電機2のガバナー回路に負荷取りする旨の信号を提供する。
ステップT9において、非常用発電機2は、負荷取りする旨の信号にしたがって発電を行い、重要負荷10に電力を供給する。
この結果、例えば昼間において商用電源1から重要負荷10に供給される電力量を低減可能なピークカットという状態を実現できる。
以上説明した本実施の形態では、商用電源1からの交流電力を直流電力に変換しかつその逆変換は行わない非可逆型の交直電力変換部19と、直流電力をさらに交流電力に変換する直交電力変換部20とが備えられる。直交電力変換部20による電力変換後の交流電力は、重要負荷10に供給される。
本実施の形態に係る電源系統連系装置6は、非可逆型の交直電力変換部19と直交電力変換部20とを具備しているため、非常用発電機2からの電力が商用電源1側に逆流することがない。
本実施の形態において、重要負荷10などの負荷装置の使用電力量が多い場合、直交電力変換部20による電力変換後の商用電源1からの交流電力と非常用発電機2からの交流電力とが合成され、合成後の交流電力が負荷装置に供給される。
したがって、本実施の形態では、負荷装置の使用電力量が増加した場合であっても十分な電力を負荷装置に供給することができ、従来の系統連系と同等以上の電源の信頼性を得ることができ、安定した電力供給を行うことができる。
また、負荷装置の使用電力量が少なく、非常用発電機2から供給される電力のみで十分な場合、この非常用発電機2から商用電源1側に電力が向かう逆潮流が交直電力変換部19で阻止され、逆潮流を防止できる。
経済産業省の資源エネルギー庁編の系統連系ガイドラインでは、系統連系するための義務が定められている。このガイドラインでは、発電電圧の異常時の保護、系統短絡保護、系統地絡保護、単独運転防止、自動負荷制御・発電抑制、線路無電圧確認、常時電圧変動対策、短絡容量対策に関する系統保護リレー装置の設置が必要とされている。
しかしながら、本実施の形態の電源系統連系装置6を用いることで、この系統保護リレー装置の設置を省略させても同様の信頼性により系統連系を行うことができ、系統保護リレー装置の設置に必要となるコストを削減できる。
また、従来、ユーザは、系統保護リレー装置を導入する場合に、この系統保護リレー装置とその設定とについて電力会社と技術的な協議を行う必要がある。しかしながら、本実施の形態に係る電源系統連系装置6を用いる場合、ユーザは、電力会社との技術的な協議をする必要がなくなるため、系統連系を実現するための時間と労力を軽減させることができる。ユーザは専門知識がない場合であっても系統連系を実現させることができる。
本実施の形態では、商用電源1の異常発生時のみではなく、重要負荷10の使用電力量増加時においても非常用発電機2が利用されるため、非常用発電機2を効率的に用いることができる。
本実施の形態において、ユーザは、電力会社との契約電力を低くして電気料金の節約を図ることができ、使用電力量の多い時間帯に非常用発電機2を運転させてピークカットを行うことができる。
(第2の実施の形態)
本実施の形態では、上記第1の実施の形態に係る電源系統連系装置6の変形例について説明する。
図5は、本実施の形態に係る電源系統連系装置の一例を示すブロック図である。
この電源系統連系装置23は、上記第1の実施の形態に係る電源系統連系装置6とほぼ同様であるが、交直電力変換部19と直交電力変換部20との間の直流母線22に充放電が可能な二次電池24が接続されている。
二次電池24は、商用電源1から重要負荷10に電力が供給されている場合に、直流電力を充電する。そして、二次電池24は、商用電源1から重要負荷10へ供給される電力量が減少した場合に、直流電力を放電する。放電された直流電力は、直交電力変換部20によって交流電力に変換され、重要負荷10に供給される。
例えば、商用電源1と非常用発電機2との連系時において、商用電源1が停電となった場合、二次電池24は、一定時間電力供給が可能な無停電電源装置として機能し、商用電源1の代わりに、重要負荷10に対して電力を供給する。
これにより、重要負荷10に供給される電力が不足することを一層防止することができ、電源の信頼性を向上させることができる。
上記各実施の形態において、各構成要素は同様の動作を実現可能であれば配置を変更させてもよく、また各構成要素を自由に組み合わせてもよく、各構成要素を自由に分割してもよく、いくつかの構成要素を削除してもよい。
本発明は、常用電源と非常用電源との系統連系を行う分野に有効である。
本発明の第1の実施の形態に係る電源系統連系装置の一例を示すブロック図。 同実施の形態に係る重要負荷の一日の電力負荷曲線の例を示すグラフ。 同実施の形態に係る停電発生時における発電設備の動作の一例を示すフロー図。 同実施の形態に係る重要負荷の使用電力量増加時の発電設備の動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第2の実施の形態に係る電源系統連系装置の一例を示すブロック図。
符号の説明
1…商用電源、2…非常用発電機、3…変圧器、4…第1母線、5…第2母線、6,23…電源系統連系装置、7…変圧器2次遮断器、8…母線連絡遮断器、9…第3母線、10…重要負荷、11…変流器、12…第1計器用変成器、13…電力制御装置、13a…停電判断機能、13b…非常時起動機能、13c…第2母線遮断機能、13d…第4母線接続機能、13e…電力不足判断機能、13f…不足時起動機能、13g…供給指令機能、14…不足電圧リレー、15…同期検定装置、16…第4母線、17…非常用発電機遮断器、18…第2計器用変成器、19…交直電力変換部、20…直交電力変換部、21…タイマ、22…直流母線、24…二次電池

Claims (6)

  1. 常用電源からの交流電力を直流電力に変換し、この逆の変換を行わない非可逆型の第1電力変換手段と、
    前記直流電力を交流電力に変換し、変換後の交流電力を負荷に供給する第2電力変換手段と、
    前記常用電源に停電が発生したか否かを判断する停電判断手段と、
    前記常用電源に停電が発生した場合に、非常用電源を起動させ、前記非常用電源からの電力を前記負荷に供給させる第1起動手段と、
    前記常用電源から前記負荷に供給される電力が前記負荷にとって不足している状態か否か判断する不足判断手段と、
    前記常用電源から前記負荷に供給される電力が不足している状態と判断された場合に、前記非常用電源を起動させる第2起動手段と、
    前記常用電源から前記負荷に供給される電力と前記非常用電源から前記負荷に供給される電力とを同期させる同期検定手段と、
    前記非常用電源からの同期後の電力を前記負荷に供給させる供給指令手段と
    を具備する電源系統連系装置。
  2. 請求項1記載の電源系統連系装置において、
    前記常用電源と前記負荷との間であり、前記常用電源と前記非常用電源との間に、設置されることを特徴とする電源系統連系装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の電源系統連系装置において、
    前記第1電力変換手段と前記第2電力変換手段との間に、前記常用電源に停電が発生していない場合に、前記第1電力変換手段によって変換された直流電力を充電し、前記常用電源に停電が発生した場合に、充電されている直流電力を放電する手段をさらに具備することを特徴とする電源系統連系装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電源系統連系装置において、
    前記不足判断手段は、前記負荷の使用電力量が設定値以上となった場合に、前記常用電源から前記負荷に供給される電力が不足している状態と判断する
    ことを特徴とする電源系統連系装置。
  5. 請求項4記載の電源系統連系装置において、
    前記設定値は、電力会社との契約電力に基づいて設定されていることを特徴とする電源系統連系装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の電源系統連系装置において、
    前記不足判断手段は、所定の時間帯になったら前記常用電源から前記負荷に供給される電力が不足している状態と判断する
    ことを特徴とする電源系統連系装置。
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