JP5739112B2 - インテリジェント分電盤、分電装置、停電対策システム及び分電方法 - Google Patents

インテリジェント分電盤、分電装置、停電対策システム及び分電方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5739112B2
JP5739112B2 JP2010104122A JP2010104122A JP5739112B2 JP 5739112 B2 JP5739112 B2 JP 5739112B2 JP 2010104122 A JP2010104122 A JP 2010104122A JP 2010104122 A JP2010104122 A JP 2010104122A JP 5739112 B2 JP5739112 B2 JP 5739112B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
power supply
power failure
distribution board
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010104122A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011234561A (ja
Inventor
岳生 相薗
岳生 相薗
聡 菊原
聡 菊原
淑夫 金成
淑夫 金成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NF CORP
Original Assignee
NF CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NF CORP filed Critical NF CORP
Priority to JP2010104122A priority Critical patent/JP5739112B2/ja
Publication of JP2011234561A publication Critical patent/JP2011234561A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5739112B2 publication Critical patent/JP5739112B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles

Description

本発明は、商用電源等の給電系統の停電時における分電に関し、例えば、停電時、ハイブリッド車等の給電機能を活用するインテリジェント分電盤、分電装置、停電対策システム及び分電方法に関する。
家屋等の建物には商用電源に代表される給電系統から需要者に対して必要な電力が供給されている。この電力供給は例えば、屋内配線母線から分電盤の主幹ブレーカに導かれ、この主幹ブレーカから複数の分岐ブレーカを経て屋内配線の複数の分岐線に導かれ、屋内の機器に電力が供給される。
このような電力供給について、使用電力量の削減や遠隔地から特定の機器に対する電力供給の遮断に関し、通信機能、各機器の電力使用量の監視機能、ブレーカの遮断機能等を備える分電盤が知られている(特許文献1、2)。
特開2006−87167 特開2009−254219
ところで、商用電源等の給電系統が停電した場合、電気自動車やハイブリッド車等に搭載された蓄電池や発電機能を利用した補助的な給電の利用が考えられる。このような補助的な給電を給電系統に直結した場合、給電系統が復旧した際に補助給電を継続すると補助給電が直接給電系統に流れ込むことにより、給電系統の安定的な給電に対して大きな影響を与えることになる。このため、従来の分電盤では、給電系統の停電時、蓄電池、太陽電池、燃料電池等の分散型電源から給電供給への切替えを行うことが出来なかった。
従来のインテリジェントな分電盤では、給電系統からの電力で稼動する構成であり、系統の停電時には制御機能や通信機能が停止する不都合があった。
また、既存の分電盤を設置している場合、従来のインテリジェントな分電盤を導入するには、分電盤の交換が必要であるため、導入コストが掛かる。
斯かる要求や課題について、特許文献1や特許文献2にはその開示や示唆はなく、それを解決する構成等についての開示や示唆はない。
そこで、本発明の目的は、給電系統への影響を回避できるとともに、停電時に分散型電源から負荷への給電を可能にし、給電系統の給電復旧時には給電系統からの給電に安全に切り替えることにある。
上記目的を達成するため、本発明の構成は以下の通りである。
(1) 給電系統に接続され、該給電系統からの給電により導通状態に保たれ、前記給電系統の停電時に前記給電系統から給電されなくなり、停電発生から第1の遅延時間が経過しても停電が継続している場合に、遮断状態に移行して前記給電系統を遮断する第1の開閉手段と、
停電発生から前記第1の遅延時間と同一又は該第1の遅延時間よりも短い所定時間が経過しても停電が継続している場合に、該停電発生を分散型電源に通知する通信部と、
前記分散型電源と接続され、前記給電系統からの給電により遮断状態に保たれ、前記給電系統の停電時に前記給電系統から給電されなくなると導通状態に移行して、前記通信部からの通知に基づき放電を開始した前記分散型電源から負荷に給電する第2の開閉手段とを備え、
前記給電系統が給電復旧時、前記第2の開閉手段を遮断状態に移行して前記分散型電源からの給電を遮断するとともに、前記第1の開閉手段の遮断を解除し、前記給電系統から前記負荷に対する給電を復旧させることを特徴とするインテリジェント分電盤。
(2) 上記インテリジェント分電盤において、
前記第1の開閉手段は前記第1の遅延時間が設定された第1の遅延回路を、前記第2の開閉手段は第2の遅延時間が設定された第2の遅延回路を備え、
前記第2の遅延時間は前記第1の遅延時間よりも長く設定され、前記第1の開閉手段が遮断状態に移行した後に、前記第2の開閉手段が導通状態に移行して前記分散型電源から前記負荷に給電することを特徴とするインテリジェント分電盤。
(3) 上記インテリジェント分電盤において、
前記分散型電源が蓄電池であって、この分散型電源を交流に変換して給電されることを特徴とするインテリジェント分電盤。
(4) 上記インテリジェント分電盤が主幹ブレーカ及び分岐ブレーカを備える分電盤の前記分岐ブレーカと前記負荷との間に追加設置されることを特徴とするインテリジェント分電盤。
(5) 給電系統から受電する第1の受電部と、
補助電源手段から受電する第2の受電部と、
前記給電系統からの給電により導通状態に保たれ、前記給電系統の停電時に前記給電系統から給電されなくなり、停電発生から第1の遅延時間が経過しても停電が継続している場合に、遮断状態に移行して前記給電系統を遮断する第1の開閉手段と、
前記給電系統が停電した際に、停電発生から前記第1の遅延時間と同一又は該第1の遅延時間よりも短い所定時間が経過しても停電が継続している場合に、その停電を前記補助電源手段に通知する通知手段と、
前記補助電源手段と接続され、前記給電系統からの給電により遮断状態に保たれ、前記給電系統が停電した際に前記給電系統から給電されなくなると導通状態に移行する第2の開閉手段と、
前記給電系統が停電した際に、前記第2の開閉手段の導通状態への移行により、前記通知手段からの通知に基づき放電を開始した前記補助電源手段から負荷側に給電する給電部と、
を備えたことを特徴とする分電装置。
(6) 上記分電装置において、
前記第1の開閉手段は前記第1の遅延時間が設定された第1の遅延回路を、前記第2の開閉手段は第2の遅延時間が設定された第2の遅延回路を備え、
前記第2の遅延時間は前記第1の遅延時間よりも長く設定され、前記第1の開閉手段が遮断状態に移行した後に、前記第2の開閉手段が導通状態に移行して前記補助電源手段から前記負荷に給電することを特徴とする分電装置。
(7) 上記インテリジェント分電盤を備え、前記給電系統の停電時、前記分散型電源から前記負荷に給電し、前記給電系統の給電復旧時、前記負荷に対する前記分散型電源からの給電を停止し、前記負荷に前記給電系統の給電を行わせることを特徴とする停電対策システム。
(8) 主幹ブレーカ及び分岐ブレーカを備える既存の分電盤の前記分岐ブレーカと前記負荷との間に前記インテリジェント分電盤を備えることを特徴とする停電対策システム。
(9) 給電系統の停電を検知するステップと、
前記給電系統からの給電により導通状態の第1の開閉手段が、前記給電系統が停電した際に前記給電系統から給電されなくなり、停電発生から第1の遅延時間が経過しても停電が継続している場合に、遮断状態に移行して給電系統を遮断するステップと、
停電発生から前記第1の遅延時間と同一又は該第1の遅延時間よりも短い所定時間が経過しても停電が継続している場合に、分散型電源に停電を通知するステップと、
前記分散型電源と接続され前記給電系統からの給電により遮断状態の第2の開閉手段が、前記給電系統が停電した際に導通状態に移行し、前記給電系統の給電に代わって停電の通知に基づき放電を開始した前記分散型電源から受電し、前記分散型電源から負荷側に給電するステップと、
を含むことを特徴とする分電方法。
(10)上記分電方法において、
前記第2の開閉手段が備える第2の遅延回路に設定された第2の遅延時間は前記第1の開閉手段が備える遅延回路に設定された前記第1の遅延時間よりも長く設定され、前記第1の開閉手段が遮断状態に移行した後に、前記第2の開閉手段が導通状態に移行して前記分散型電源から前記負荷に給電することを特徴とする分電方法。
本発明によれば、次のような効果が得られる。
(1) 給電系統の停電時、蓄電池等の分散型電源による給電により、家屋内の負荷に対して給電でき、例えば、電灯や冷蔵庫等、停電を回避したい機器への給電を可能にし、給電系統の停電時にも家電製品の利用を確保できる。
(2) 既存の分電盤を併存させて利用でき、商用電源等の給電系統と、分散型電源による補助給電とを利用でき、配電の利便性を高めることができる。
そして、本発明の他の目的、特徴及び利点は、添付図面及び各実施の形態を参照することにより、一層明確になるであろう。
第1の実施の形態に係る停電対策システムの一例を示す図である。 第2の実施の形態に係るインテリジェント分電盤の一例を示す図である。 拡張分電盤の処理手順の一例を示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る拡張分電盤の回路構成例を示す図である。 拡張分電盤の動作タイムチャートである。 第4の実施の形態に係る拡張分電盤の回路構成例を示す図である。 拡張分電盤の動作タイムチャートを示す図である。 拡張分電盤の処理手順の一例を示すフローチャートである。 第5の実施の形態に係る拡張分電盤の回路構成例を示す図である。 拡張分電盤の動作タイムチャートを示す図である。
〔第1の実施の形態〕
第1の実施の形態は、停電対策システムであって、本発明のインテリジェント分電盤を備えた構成例である。
本発明の第1の実施の形態について、図1を参照する。図1は停電対策システムの一例を示している。
この停電対策システム2は、本発明の停電対策システムの一例であって、家屋4の内部に既存の住宅用分電盤6を備え、家屋4の外壁に拡張分電盤8を備えている。拡張分電盤8は、本発明のインテリジェント分電盤の一例である。この場合、電力系統10は給電系統の一例であるが、自家発電等の給電系統を用いてもよい。
住宅用分電盤6は、電力系統10からの受電手段の一例であって、電力系統10から受電し、負荷12のうち一般負荷12Aへの給電、拡張分電盤8への給電、充放電コンセント14への給電を行う。一般負荷12Aは、洗濯機、テレビ等、家電製品が含まれる。充放電コンセント14は、電力系統10からのハイブリッド車16(以下「HEV16」と称する。)への充電出力、HEV16からの放電出力を受ける手段の一例である。
拡張分電盤8は、電力系統10の停電時、HEV16の接続に基づき、蓄電池18の放電による電力を充放電コンセント14から受電し、負荷12のうち特定負荷12Bに給電する。そこで、この拡張分電盤8には、電力系統10の停電検出機能と、停電検出時、通信部20により停電情報をHEV16等に通知する機能とを備えている。特定負荷12Bには、電灯、冷蔵庫、エアコン等、停電を回避したい負荷が含まれる。
HEV16は、分散型電源の一例であって、既述の蓄電池18、通信部22とともに、電子制御ユニット(ECU)24、コンバータ(DC→AC、AC→DC)26、インバータ28、モータ30等を備えている。通信部22は既述の通信部20と無線又は有線により接続され、電力系統10の停電時、通信部20からの停電通知を受け、ECU24に電力系統10の停電を通知する。ECU24は、インバータ28、モータ30等のHEV16の制御の他、停電時、コンバータ26を動作させる。コンバータ26には充放電ケーブル31及び充放電プラグ32が接続され、この充放電プラグ32が充放電コンセント14に接続される。従って、通常時には、充放電コンセント14から充放電プラグ32を介して電力系統10からの電力が蓄電池18に給電されるが、電力系統10の停電時には、蓄電池18の放電によるコンバータ26の出力が充放電プラグ32から充放電コンセント14に給電される。
コンバータ26は、電力系統10からの交流ACを直流DCに変換して蓄電池18を充電する機能と、蓄電池18の放電出力である直流DCを交流ACに変換して出力する機能とを備えている。このような機能は、ECU24によって切り替えられる。
なお、蓄電池18の放電出力はインバータ28を介してモータ30に加えられ、走行出力に変換される。
斯かる構成では、通常時、電力系統10から家屋4内の負荷12の一般負荷12Aに給電するともに、拡張給電盤8に給電する。この場合、分電盤6から充放電コンセント14に給電されるので、充放電プラグ32を接続すれば、HEV16の蓄電池18が電力系統10からの電力によって充電される。
また、停電時には、拡張分電盤8に対する電力系統10からの給電が停止されるので、その停電を通信部20から通知し、この通知により通信部22はHEV16のECU24に停電を通知する。ECU24はコンバータ26を動作させ、蓄電池18を放電状態に切り替える。蓄電池18の放電はコンバータ26によって交流出力に変換され、この放流出力は充放電プラグ32及び充放電コンセント14を介して拡張分電盤8に供給される。蓄電池18の放電により、負荷12の特定負荷12Bに対する給電が開始される。停電時の不都合が解消される。
そして、電力系統10の復旧時には、負荷12の一般負荷12Aには電力系統10からの給電が開始され、通信部20からの復旧通知によりHEV16からの給電が解除される。このとき、HEV16の蓄電池18は充電が開始される。
〔第2の実施の形態〕
第2の実施の形態は住宅用分電盤6及び拡張分電盤8の構成について開示している。
この第2の実施の形態について、図2を参照する。図2は住宅用分電盤及び拡張分電盤の構成例を示している。
住宅用分電盤6は、主幹ブレーカ34と、分岐ブレーカ36、38、40とを備えている。主幹ブレーカ34は、電力系統10と、屋内配線とを開閉する開閉手段である。
分岐ブレーカ36は、一般負荷12Aに給電する手段である。分岐ブレーカ38は、HEV16に給電する手段である。また、分岐ブレーカ40は、拡張分電盤8に給電する手段である。
拡張分電盤8は、インテリジェント分電盤又は分電盤装置の一例であって、第1の開閉手段として電磁開閉器42、第2の開閉手段として電磁開閉器44と、停電検出部54と、通信部20と、手動復帰ボタン46とを備えている。電磁開閉器42は給電系統10側に接続される給電部(第1の給電部)に設置された第1の開閉手段の一例であって、電力系統10の停電時(系統遮断時)にOFF状態となるが、瞬停時には例えば、1〜4〔秒〕の保持機能を備える。
電磁開閉器44は第2の開閉手段の一例であって、分散型負荷からの給電を受ける給電部及び特定負荷12Bへの給電部に設置されている。この電磁開閉器44は、電力系統10の停電時(系統遮断時)にON状態に切り替えられ、分散型電源から特定負荷12Bに給電する手段である。
停電検出部54は、電磁開閉器42の開閉に基づき、電力系統10の停電を検出する手段の一例である。
通信部20は、既述の停電検出部54を通して電磁開閉器42のOFFを検出し、電力系統10の停電を通知する手段である。また、手動復帰ボタン46は、手動復帰回路に設置されたスイッチの操作手段の一例であって、ON状態にある電磁開閉器44をOFF(HEV16からの給電遮断)して電磁開閉器42をON状態(系統復帰)に切り替えるスイッチである。
この拡張分電盤8の処理について、図3を参照する。図3は拡張分電盤の処理手順の一例を示している。
この処理手順は、本発明の分電方法の一例であって、図3に示すように、数秒間の瞬間停電を超える一定時間以上の停電が発生すると(ステップS11)、電磁開閉器42がOFF(電力系統10の遮断)、電磁開閉器44がON(HEV16の接続)となる(ステップS12)。
電磁開閉器42のOFFを検知し、通信部20により停電発生を無線通信でHEV16に通知する(ステップS13)。HEV16の電力が供給され、特定負荷12Bが稼働する(ステップS14)。
電力系統10からの給電が復旧した後、手動復帰ボタン46が押された場合(ステップS15)、電磁開閉器44がOFF(HEV16の遮断)、電磁開閉器42がON(電力系統10の復帰)となり(ステップS16)、電力系統10からの給電が行われる。
斯かる構成によれば、既存の住宅用分電盤6に拡張分電盤8を併設すれば、既存の分散型電源を停電時の補助給電に活用し、特定負荷12Bの家電機器が停電時に使用不能となる不都合を回避でき、利便性が高められる。
〔第3の実施の形態〕
第3の実施の形態について、図4を参照する。図4は、三相3線式又は単相3線式の電力系統10に対応する拡張分電盤の一例を示している。図4において、図2と同一部分には同一符号を付してある。
この拡張分電盤8は、配電線50と、既述の電磁開閉器42、44と、第3の開閉手段として電磁開閉器52と、停電検出部54と、既述の通信部20とを備えている。
通信部20は、停電検出回路56、CPU(Central Processing Unit )58及び通信モジュール60を備えている。停電検出回路56は、既述の停電検出部54の停電検出を認識する認識手段の一例であり、その認識出力をCPU58に通知する。CPU58は、通信モジュール60の制御手段の一例であって、電力系統10の停電時、その停電情報をアンテナ62を通じて無線により通知する。通信部20には、電力系統10と独立した動作を確保するため、電池64が接続され、電力系統10が遮断されても、停電検出及び停電通知を行うことができる。
電磁開閉器42は、励磁コイル421、遅延回路422、接点423、424、425を備えている。電磁開閉器44は、励磁コイル441、接点442、443を備えている。配電線50は、電力系統10と特定負荷12Bとの間に設置された配線系統である。また、電磁開閉器52は、励磁コイル521及び接点522を備えている。また、停電検出部54は、励磁コイル541及び接点542を備えている。
接点442は常閉であり、励磁コイル441が駆動されているときは遮断となり、励磁が解除されると導通する。(図4の他の接点は常開であり、励磁コイルが駆動されると導通し、励磁が解除されると遮断する。)
そこで、励磁コイル421は遅延回路422及び接点443を介して配電線50に接続され、励磁コイル441は復帰ボタン46を介して配電線50に接続され、復帰ボタン46には接点424が並列に接続されている。復帰ボタン46は、ボタンスイッチの一例である。また、停電検出部54は、励磁コイル541が配電線50に接続されているので、電力系統10が停電した際、その励磁が解除され、接点542が開き、停電状態を通信部20の停電検出回路56に通知する。
この拡張分電盤8の処理について、図5を参照する。図5は拡張分電盤の処理を表すタイムチャートである。
図5において、Aは電力系統10の給電状態、Bは電磁開閉器42の動作、Cは電磁開閉器44の動作、Dは電磁開閉器52の動作、Eは停電検出部54の動作、FはHEV16の動作を示している。
図5において、A1 、C1 、D1 、E1 は瞬停動作、t1 は停電時点、t2 は停電検出及び通知時点、t3 は電力系統10の遮断時点、t4 はHEV16の放電開始時点、t5 は電力系統10の復旧時点、t6 は復帰ボタン46の操作時点、t7 は電磁開閉器44の接点442の遮断及びHEV16の遮断時点、t8 は電磁開閉器42の接点423の導通時点、t9 は電磁開閉器52の接点522の導通時点、t9 ’は停電検出部54の接点542の導通時点、t10は復旧通知時点、t11はHEV16の放電停止時点である。
このように電磁開閉器42はオフディレイ機能を備えているので、電力系統10の瞬停の影響はない。
時点t1 からオフディレイ時間の経過した時点t3 で接点423が開き、電力系統10と配電線50とが遮断となり、復帰ボタン46の操作時点t6 の後、時点t8 で接点423が閉じ、さらに時点t9 で接点522が閉じて、系統復帰となる。
時点t1 で停電状態となると、電磁開閉器44の接点442が瞬時に導通し、復帰ボタン46が押下される時点t6 の後、時点t7 まで導通状態となる。即ち、HEV16が特定負荷12Bに給電可能状態となる。
この場合、電磁開閉器52は時点t1 直後から系統復帰後復帰ボタン46が押された後t9 まで接点522が開状態となる。
そして、停電状態が停電検出部54で検出されると、接点542が開き、通信部20から停電が通信部22に通知される。この通知に基づき、蓄電池18の放電による電力が特定負荷12Bに供給される。この放電は停電通知後の時点t4 から復旧通知後の時点t11まで継続する。
従って、電力系統10の瞬停の影響を受けることなく、停電の後、復旧するまでの間、分散型負荷であるHEV16の蓄電池18の放電により、家屋4内の特定負荷12Bへの給電が得られ、停電による不都合を回避できる。
〔第4の実施の形態〕
第4の実施の形態は、単相2線式の電力系統10に対応する拡張電盤8の構成例を示している。
この第4の実施の形態について、図6を参照する。図6は拡張分電盤の一例を示している。図6において、図2と同一部分には同一符号を付してある。
この拡張電盤8は、本発明のインテリジェント分電盤又は分電装置の一例であって、単相2線式の電力系統に対応するものである。この拡張分電盤8においても、単相2線式の配電線50と、既述の電磁開閉器42、44、52と、停電検出部54と、通信部20とを備えている。
電磁開閉器42は、この場合、励磁コイル421、遅延回路422、接点423、424、425を備え、手動復帰ボタン46が接点425に並列に接続さている。電磁開閉器44は、励磁コイル441、接点442、443を備えている。また、電磁開閉器52は、励磁コイル521及び接点522を備えている。停電検出部54の構成は、第2の実施の形態と同様である。
接点424は、励磁コイル421が駆動されているときは遮断となり、励磁が解除されると導通する。また接点443は、励磁コイル441が駆動されているときは遮断となり、励磁が解除されると導通する。(図6の他の接点は、励磁コイルが駆動されると導通し、励磁が解除されると遮断する。)
この実施の形態では、励磁コイル421が遅延回路422及び接点425を介して配電線50に接続されている。励磁コイル441が接点424を介してHEV16に接続されている。励磁コイル521が接点443を介して配電線50に接続されている。
この拡張分電盤8の動作について、図7を参照する。図7は拡張分電盤の処理を表すタイムチャートである。
図7のAは電力系統10の給電状態、図7のBは電磁開閉器42の動作、図7のCは電磁開閉器52の動作、図7のDは電磁開閉器44の動作、図7のEは停電検出部54の動作、図7のFはHEV16の動作を示している。
図7において、A1 、C1 、E1 は瞬停動作、t1 は停電時点、t2 は停電検出及び通知時点、t3 は電力系統10の遮断時点、t4 はHEV16の放電開始及び接続時点、t5 は電力系統10の復旧時点、t6 は復帰ボタン46の操作時点、t7 は電磁開閉器42の接点423の導通及び接点424の遮断時点、t8 は電磁開閉器44の接点442の遮断時点、接点443の導通時点、t8 ’は停電検出部54の接点542の導通時点、t9 は電磁開閉器52の接点522の導通時点、t10は復旧通知時点、t11はHEV16の放電停止時点である。
従って、この実施の形態においても、電力系統10の瞬停の影響を受けることなく、停電の後、復旧するまでの間、分散型負荷であるHEV16の蓄電池18の放電により、家屋4内の特定負荷12Bへの給電が得られ、停電による不都合を回避できる。
〔第5の実施の形態〕
第5の実施の形態は、停電復旧時に自動的に電力系統10からの給電を復旧し、また電磁開閉器に停電検出部を兼用させる等、簡略化した拡張分電盤の構成を示している。
この第5の実施の形態について図8を参照する。図8は、第5の実施の形態に係る拡張分電盤を示している。図8において、図4又は図6と同一部分には同一符号を付してある。
この実施の形態の拡張分電盤8では、電磁開閉器42に既述の停電検出部54(図4、図6)を兼用させるとともに、電磁開閉器44に電磁開閉器52を合体させ、手動復帰ボタン46(図4、図6)を省略した構成である。
そこで、電磁開閉器42は、励磁コイル421、遅延回路422、接点(常開)423、接点(常開)424を備えている。接点424は、既述の停電検出部54の一例であって、既述の接点(常開)542(図4、図6)に対応する。接点424には通信部20の停電検出回路56が接続されている。
電磁開閉器44は、励磁コイル441、接点(常閉)442、接点(常開)443及び遅延回路444を備えている。接点443は遅延回路422に接続され、遅延回路422には給電系統10から接点443を介して給電されている。
この拡張分電盤8の処理について、図9を参照する。図9は拡張分電盤の処理手順の一例を示している。
この処理手順は、本発明の分電方法の一例であって、図9に示すように、数秒間の瞬間停電を超える一定時間以上の停電が発生すると(ステップS21)、電磁開閉器42がOFF(電力系統10の遮断)、電磁開閉器44がOFF(HEV16の接続)となる(ステップS22)。
電磁開閉器42のOFFを検知し、通信部20により停電発生を無線通信でHEV16に通知する(ステップS23)。HEV16の電力が供給され、特定負荷12Bが稼働する(ステップS24)。
電力系統10が停電から復帰したかを監視し(ステップS25)、復帰した場合には、電磁開閉器44がON(HEV16の遮断)、電磁開閉器42がON(電力系統10の復帰)となり(ステップS26)、電力系統10からの給電が行われる。そして、電磁開閉器42のONを検知し、停電終了を無線通信でHEV16に通知し(ステップS27)、ステップS21に戻る。
この拡張分電盤8の動作について、図10を参照する。図10は拡張分電盤の処理を表すタイムチャートである。
図10のAは電力系統10の給電状態、図10のBは電磁開閉器42の動作、図10のCは電磁開閉器44の動作、図10のDはHEV16の動作を示している。
図10において、A1 は瞬停動作、t1 は停電時点、t2 は電力系統10の遮断時点、t3 は停電検出及び通知時点、t4 はHEV16の接続時点、t5 はHEV16からの給電開始(放電)時点、t6 は電力系統10の復旧時点、t7 はHEV16の遮断時点、t8 は系統復帰時点、t9 は復旧通知時点、t10はHEV16の放電停止時点である。
この拡張分電盤8では、電磁開閉器42、44は遅延回路422、444により電源オフディレイ機能を備えている。Tdaは電磁開閉器42の遅延時間、Tdbは電磁開閉器44の遅延時間とし、Tda<Tdbに設定されている。
そこで、瞬停時には電源オフディレイ機能により、Tda未満の瞬停であれば、電磁開閉器42、44はオフしない。停電時には、停電後Tdaが経過すると電磁開閉器42がオフし、停電後Tdb経過すると電磁開閉器44がオフする。ここで Tda<Tdbであるから、電磁開閉器42→電磁開閉器44の順でオフし、特定負荷12B側にHEV16が接続される。電磁開閉器42がオフすると、通信によりHEV16に停電通知を行い、HEV16では放電を開始する。
また、復旧時には、系統復旧により電磁開閉器44がオンすることによりHEV16が遮断され、またこれにより電磁開閉器42が駆動し、電磁開閉器42がオンするので、電磁開閉器44→電磁開閉器42の順でオンし、特定負荷12B側には電力系統10が接続される。
そして、電磁開閉器42がオンすると、通信によりHEV16に復旧通知を行い、HEV16は放電を停止し、HEV16から拡張分電盤8への給電を停止する。
このように、第5の実施の形態においても、電力系統10の瞬停の影響を受けることなく、停電の後、復旧するまでの間、分散型負荷であるHEV16の蓄電池18の放電により、家屋4内の特定負荷12Bへの給電が得られ、停電による不都合を回避できる。
〔上記実施の形態の特徴事項及び他の実施の形態〕
(1) 停電時に電力系統10を切り離してから分散型電源を接続することができ、分散型電源による給電とともに、分散型電源を用いることによる電力系統10への影響を回避できる。上記実施の形態に記載した通り、第2の実施の形態では、分岐ブレーカ10を介在し、第3及び第4の実施の形態では、分岐ブレーカ40に加え、電磁開閉器42、52(図4、図6)を介在したことにより、電力系統10に対して分散型電源が直結されることがなく、電力系統10に対する安全性を維持することができる。
(2) 停電発生や復旧を拡張分電盤8からHEV16に通知し、電力系統10とHEV16との接続、その接続遮断の信頼性を高めている。しかも、通信部20には電力系統10と完全に独立した電池64を電源に用いているので、通信部20の動作が電力系統10と独立させることができ、動作の信頼性を確保している。この電池64が消耗したことによる動作不良が生じた場合でも、第3乃至第5の実施の形態ではHEV16が遮断されたあとで電力系統10が復帰するため、不都合を生じることはない。
(3) 拡張分電盤8は既設の住宅用分電盤6と分離独立しているので、分散型電源を使用する場合には、拡張分電盤8の増設のみで停電対策システム2(図1)を実現することができる。
(4) 上記実施の形態では、家屋4に拡張分電盤8を常設する形態で説明したが、この拡張分電盤8を家屋4に着脱可能な分電装置として構成し、必要に応じて住宅用分電盤6に着脱し、停電時、特定負荷12Bに給電する構成としてもよい。
(5) 分散型電源としてHEV16の蓄電池18を例示したが、蓄電池18とDC−ACコンバータを備えた補助電源を用いてもよい。また、DC−ACコンバータを家屋4に設置することも可能であり、この場合、分散型電源は蓄電池18のみの構成でもよい。
(6) 上記実施の形態では、電力系統10に商用交流電源を例示したが、自家発電装置であってもよい。
(7) 第1の実施の形態では、拡張分電盤8を家屋4の外壁に設置しているが、家屋4内に設置してもよい。
(8) 上記実施の形態では、通信部20、22間の通信を無線で行っているが、有線であってもよく、無線の場合、通信媒体は電波、音波(超音波)でもよく、電波の場合、可視光や赤外線を用いてもよい。通信確立のためのプロトコルは既存のものを用いればよい。有線の場合、充放電コンセント14と接続する充電プラグ32を介在する給電線搬送を用いてもよい。
(9) 上記実施の形態では、HEV16に搭載されたコンバータ26がDC−ACコンバータ、AC−DCコンバータの双方の機能を備えているが、コンバータ26に代え、それぞれのコンバータを備えてもよい。この場合、充放電コンセント14及び充放電プラグ32を充放電共用型としているが、充電用及び放電用を別個に構成してもよい。また、コンバータ26の全部又は一部を、HEV16の外部に設けるようにしてもよい。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、又は発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明は、停電時の非常電源装置等に利用でき、分散型電源を幅広く活用することができる等、利便性を高めることができる。
2 停電対策システム
8 拡張分電盤
10 電力系統
12 負荷
16 HEV
20 通信部
42 電磁開閉器(第1の開閉手段)
44 電磁開閉器(第2の開閉手段)

Claims (10)

  1. 給電系統に接続され、該給電系統からの給電により導通状態に保たれ、前記給電系統の停電時に前記給電系統から給電されなくなり、停電発生から第1の遅延時間が経過しても停電が継続している場合に、遮断状態に移行して前記給電系統を遮断する第1の開閉手段と、
    停電発生から前記第1の遅延時間と同一又は該第1の遅延時間よりも短い所定時間が経過しても停電が継続している場合に、該停電発生を分散型電源に通知する通信部と、
    前記分散型電源と接続され、前記給電系統からの給電により遮断状態に保たれ、前記給電系統の停電時に前記給電系統から給電されなくなると導通状態に移行して、前記通信部からの通知に基づき放電を開始した前記分散型電源から負荷に給電する第2の開閉手段とを備え、
    前記給電系統が給電復旧時、前記第2の開閉手段を遮断状態に移行して前記分散型電源からの給電を遮断するとともに、前記第1の開閉手段の遮断を解除し、前記給電系統から前記負荷に対する給電を復旧させることを特徴とするインテリジェント分電盤。
  2. 請求項1に記載のインテリジェント分電盤において、
    前記第1の開閉手段は前記第1の遅延時間が設定された第1の遅延回路を、前記第2の開閉手段は第2の遅延時間が設定された第2の遅延回路を備え、
    前記第2の遅延時間は前記第1の遅延時間よりも長く設定され、前記第1の開閉手段が遮断状態に移行した後に、前記第2の開閉手段が導通状態に移行して前記分散型電源から前記負荷に給電することを特徴とするインテリジェント分電盤。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のインテリジェント分電盤において、
    前記分散型電源が蓄電池であって、この分散型電源を交流に変換して給電されることを特徴とするインテリジェント分電盤。
  4. 請求項1又は請求項2に記載のインテリジェント分電盤において、
    主幹ブレーカ及び分岐ブレーカを備える分電盤の前記分岐ブレーカと前記負荷との間に追加設置されることを特徴とするインテリジェント分電盤。
  5. 給電系統から受電する第1の受電部と、
    補助電源手段から受電する第2の受電部と、
    前記給電系統からの給電により導通状態に保たれ、前記給電系統の停電時に前記給電系統から給電されなくなり、停電発生から第1の遅延時間が経過しても停電が継続している場合に、遮断状態に移行して前記給電系統を遮断する第1の開閉手段と、
    前記給電系統が停電した際に、停電発生から前記第1の遅延時間と同一又は該第1の遅延時間よりも短い所定時間が経過しても停電が継続している場合に、その停電を前記補助電源手段に通知する通知手段と、
    前記補助電源手段と接続され、前記給電系統からの給電により遮断状態に保たれ、前記給電系統が停電した際に前記給電系統から給電されなくなると導通状態に移行する第2の開閉手段と、
    前記給電系統が停電した際に、前記第2の開閉手段の導通状態への移行により、前記通知手段からの通知に基づき放電を開始した前記補助電源手段から負荷側に給電する給電部と、
    を備えたことを特徴とする分電装置。
  6. 請求項5に記載の分電装置において、
    前記第1の開閉手段は前記第1の遅延時間が設定された第1の遅延回路を、前記第2の開閉手段は第2の遅延時間が設定された第2の遅延回路を備え、
    前記第2の遅延時間は前記第1の遅延時間よりも長く設定され、前記第1の開閉手段が遮断状態に移行した後に、前記第2の開閉手段が導通状態に移行して前記補助電源手段から前記負荷に給電することを特徴とする分電装置。
  7. 請求項1ないし請求項4に記載のインテリジェント分電盤を備え、前記給電系統の停電時、前記分散型電源から前記負荷に給電し、前記給電系統の給電復旧時、前記負荷に対する前記分散型電源からの給電を停止し、前記負荷に前記給電系統の給電を行わせることを特徴とする停電対策システム。
  8. 主幹ブレーカ及び分岐ブレーカを備える既存の分電盤の前記分岐ブレーカと前記負荷との間に前記インテリジェント分電盤を備えることを特徴とする請求項7に記載の停電対策システム。
  9. 給電系統の停電を検知するステップと、
    前記給電系統からの給電により導通状態の第1の開閉手段が、前記給電系統が停電した際に前記給電系統から給電されなくなり、停電発生から第1の遅延時間が経過しても停電が継続している場合に、遮断状態に移行して給電系統を遮断するステップと、
    停電発生から前記第1の遅延時間と同一又は該第1の遅延時間よりも短い所定時間が経過しても停電が継続している場合に、分散型電源に停電を通知するステップと、
    前記分散型電源と接続され前記給電系統からの給電により遮断状態の第2の開閉手段が、前記給電系統が停電した際に導通状態に移行し、前記給電系統の給電に代わって停電の通知に基づき放電を開始した前記分散型電源から受電し、前記分散型電源から負荷側に給電するステップと、
    を含むことを特徴とする分電方法。
  10. 請求項9に記載の分電方法において、
    前記第2の開閉手段が備える第2の遅延回路に設定された第2の遅延時間は前記第1の開閉手段が備える遅延回路に設定された前記第1の遅延時間よりも長く設定され、前記第1の開閉手段が遮断状態に移行した後に、前記第2の開閉手段が導通状態に移行して前記分散型電源から前記負荷に給電することを特徴とする分電方法。
JP2010104122A 2010-04-28 2010-04-28 インテリジェント分電盤、分電装置、停電対策システム及び分電方法 Active JP5739112B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010104122A JP5739112B2 (ja) 2010-04-28 2010-04-28 インテリジェント分電盤、分電装置、停電対策システム及び分電方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010104122A JP5739112B2 (ja) 2010-04-28 2010-04-28 インテリジェント分電盤、分電装置、停電対策システム及び分電方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011234561A JP2011234561A (ja) 2011-11-17
JP5739112B2 true JP5739112B2 (ja) 2015-06-24

Family

ID=45323279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010104122A Active JP5739112B2 (ja) 2010-04-28 2010-04-28 インテリジェント分電盤、分電装置、停電対策システム及び分電方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5739112B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102497006A (zh) * 2011-11-28 2012-06-13 浪潮电子信息产业股份有限公司 一种支持多路冗余的集装箱数据中心供电装置
JP5781012B2 (ja) * 2012-05-29 2015-09-16 三菱電機株式会社 電源切替装置及び住宅
JP5959952B2 (ja) * 2012-06-22 2016-08-02 新電元工業株式会社 蓄電システム
JP6108737B2 (ja) * 2012-09-20 2017-04-05 大和ハウス工業株式会社 電力供給システム
JP6098334B2 (ja) * 2013-04-30 2017-03-22 日産自動車株式会社 電源装置、電源システム、及び電源装置の制御方法
GB2516414A (en) * 2013-05-28 2015-01-28 Meb Engineering & Commercial Services Ltd Residential Domestic Uninterruptable Power Supply
WO2014203478A1 (ja) 2013-06-19 2014-12-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 電力制御装置、電力制御方法、プログラム、電力制御システム
JP6621004B2 (ja) * 2013-11-05 2019-12-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 分電盤のキャビネット、分電盤、分電盤システム、分電盤の生産方法
EP3101617B1 (en) 2014-01-28 2020-07-15 Patched Conics, LLC. Power control system and method, and information communication ability control system and method
WO2017170782A1 (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 株式会社Gsユアサ スイッチングユニット、電力供給装置、通信基地局バックアップシステム、電源システム及び電力供給装置の製造方法
KR102155422B1 (ko) * 2018-06-18 2020-09-14 한국조선해양 주식회사 저압 배전이 적용된 선박

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3454114B2 (ja) * 1997-10-31 2003-10-06 株式会社日立製作所 家庭用蓄電システム
JP2002359088A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Sanyo Electric Co Ltd 非常誘導灯
JP2006271097A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電力供給制御装置
JP2007043802A (ja) * 2005-08-02 2007-02-15 Tokyo Electric Power Co Inc:The 無停電電源装置及び分電盤
JP5063036B2 (ja) * 2006-06-09 2012-10-31 中国電力株式会社 電力供給システム
JP5240762B2 (ja) * 2008-05-14 2013-07-17 トヨタ自動車株式会社 建物の電源システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011234561A (ja) 2011-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5739112B2 (ja) インテリジェント分電盤、分電装置、停電対策システム及び分電方法
JP5268973B2 (ja) 電力供給システム、電力供給方法及び制御装置
JP4868884B2 (ja) 燃料電池を用いた非常電源システム
JP4868883B2 (ja) 燃料電池を用いた非常電源システム、及び分電盤
US10951038B2 (en) Power supply device, power supply system, and method of controlling power supply
WO2013128986A1 (ja) 蓄電制御装置、蓄電制御装置の制御方法、プログラム、および蓄電システム
JP4979435B2 (ja) 電力貯蔵装置
JP2013176278A (ja) 電源切替装置及び配電盤
JP6024929B2 (ja) 制御装置および配電システム
WO2012165154A1 (ja) 電力供給システム
JP2007043802A (ja) 無停電電源装置及び分電盤
WO2017134773A1 (ja) 電力供給システム
JP2010115004A (ja) 非常用発電システム及び非常用発電システム用プログラム
EP1872460B1 (en) Uninterruptible power supply with additional feeding
JP2019080428A (ja) 充放電装置
WO2013179358A1 (ja) 制御装置、蓄電池制御部および配電システム
JP2014117083A (ja) 蓄電装置の入力電源切り替え方法
JPH08331776A (ja) 直流電源システム
JP2008295133A (ja) 停電対応型太陽光発電システム
WO2013136655A1 (ja) 充放電制御装置
CN112072741A (zh) 一种户用储能系统一键启动系统及其启动方法
JP6145777B2 (ja) 電力変換装置
JP6505258B2 (ja) パワーコンディショナ
JP7272190B2 (ja) 電力変換装置、系統連系システム
JPH06133462A (ja) 系統連系システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130426

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131211

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140624

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150421

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150423

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5739112

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250