JP2010141849A5 - - Google Patents

Description

上記目的は、撮像手段により逐次撮像された撮像画像から人物の顔を検出するとともに、直近に検出された顔に対応する顔を検出する顔検出手段と、前記顔検出手段により１つの撮像画像について検出された顔ごとに、前記検出された顔の大きさ及び前記撮像画像における位置の少なくとも一方に基づいて、当該検出された顔を主顔として選択する優先度を算出する算出手段と、前記１つの撮像画像について検出された顔ごとに算出された優先度に基づいて、当該検出された顔の中から主顔を選択する主顔選択手段と、１つの撮像画像で検出された顔について、直近に選択された主顔に対応する顔の優先度と、直近に該主顔として選択されなかった他の顔に対応する顔の優先度とを比較し、前記他の顔に対応する顔の優先度が前記主顔に対応する顔の優先度を上回る回数を、複数の撮像画像にわたって前記他の顔ごとにカウントする計数手段と、を備え、前記主顔選択手段が、前記他の顔ごとに、前記計数手段によりカウントされた回数のうちのいずれか一の顔の前記カウントされた回数が予め設定された閾値を越える場合に、前記いずれか一の顔を新たな主顔として選択することを特徴とする本発明による主顔選択装置によって達成される。

また、上記目的は、主顔選択装置の制御方法であって、前記主顔選択装置の顔検出手段が、撮像手段により逐次撮像された撮像画像から人物の顔を検出するとともに、直近に検出された顔に対応する顔を検出する顔検出工程と、前記主顔選択装置の算出手段が、前記顔検出工程において１つの撮像画像について検出された顔ごとに、前記検出された顔の大きさ及び前記撮像画像における位置の少なくとも一方に基づいて、当該検出された顔を主顔として選択する優先度を算出する算出工程と、前記主顔選択装置の主顔選択手段が、前記１つの撮像画像について検出された顔ごとに算出された優先度に基づいて、当該検出された顔の中から主顔を選択する主顔選択工程と、前記主顔選択装置の計数手段が、１つの撮像画像で検出された顔について、直近に選択された主顔に対応する顔の優先度と、直近に該主顔として選択されなかった他の顔に対応する顔の優先度とを比較し、前記他の顔に対応する顔の優先度が前記主顔に対応する顔の優先度を上回る回数を、複数の撮像画像にわたって前記他の顔ごとにカウントする計数工程と、を含み、前記主顔選択手段が前記主顔選択工程において、前記他の顔ごとに前記計数工程においてカウントされた回数のうちのいずれか一の顔の前記カウントされた回数が予め設定された閾値を越える場合に、前記いずれか一の顔を新たな主顔として選択することを特徴とする本発明による主顔選択装置の制御方法によっても達成される。

Claims (8)

1. 撮像手段により逐次撮像された撮像画像から人物の顔を検出するとともに、直近に検出された顔に対応する顔を検出する顔検出手段と、
   前記顔検出手段により１つの撮像画像について検出された顔ごとに、前記検出された顔の大きさ及び前記撮像画像における位置の少なくとも一方に基づいて、当該検出された顔を主顔として選択する優先度を算出する算出手段と、
   前記１つの撮像画像について検出された顔ごとに算出された優先度に基づいて、当該検出された顔の中から主顔を選択する主顔選択手段と、
   １つの撮像画像で検出された顔について、直近に選択された主顔に対応する顔の優先度と、直近に該主顔として選択されなかった他の顔に対応する顔の優先度とを比較し、前記他の顔に対応する顔の優先度が前記主顔に対応する顔の優先度を上回る回数を、複数の撮像画像にわたって前記他の顔ごとにカウントする計数手段と、
   を備え、
   前記主顔選択手段が、前記他の顔ごとに、前記計数手段によりカウントされた回数のうちのいずれか一の顔の前記カウントされた回数が予め設定された閾値を越える場合に、前記いずれか一の顔を新たな主顔として選択することを特徴とする主顔選択装置。
2. 前記主顔選択手段が、前記顔検出手段において前記主顔に対応する顔が検出できなかった場合に、同一の撮像画像について検出された顔の中から前記優先度が最も高い顔を新たな主顔として選択することを特徴とする請求項１に記載の主顔選択装置。
3. 前記主顔選択手段が、前記他の顔ごとに前記計数手段によりカウントされた回数のうちの複数の顔の前記カウントされた回数が前記閾値を越える場合に、当該複数の顔の中から前記優先度が最も高い顔を新たな主顔として選択することを特徴とする請求項１に記載の主顔選択装置。
4. 前記計数手段が、前記主顔選択手段により前記いずれか一の顔を主顔として選択した際に、前記他の顔ごとに前記計数手段によりカウントされた回数をリセットすることを特徴とする請求項１乃至３のいずれか一項に記載の主顔選択装置。
5. 前記計数手段が、前記比較により前記他の顔に対応する顔の優先度が前記主顔に対応する顔の優先度を下回る場合に、当該他の顔に対応する顔についてそれまでにカウントした回数を減らすことを特徴とする請求項１乃至４のいずれか一項に記載の主顔選択装置。
6. 撮像手段と、
   請求項１乃至５のいずれか一項に記載の主顔選択装置と、
   前記主顔選択装置が選択した主顔への合焦、又は、当該主顔への露出調整を制御する制御手段と、
   を備えることを特徴とする撮像装置。
7. 主顔選択装置の制御方法であって、
   前記主顔選択装置の顔検出手段が、撮像手段により逐次撮像された撮像画像から人物の顔を検出するとともに、直近に検出された顔に対応する顔を検出する顔検出工程と、
   前記主顔選択装置の算出手段が、前記顔検出工程において１つの撮像画像について検出された顔ごとに、前記検出された顔の大きさ及び前記撮像画像における位置の少なくとも一方に基づいて、当該検出された顔を主顔として選択する優先度を算出する算出工程と、
   前記主顔選択装置の主顔選択手段が、前記１つの撮像画像について検出された顔ごとに算出された優先度に基づいて、当該検出された顔の中から主顔を選択する主顔選択工程と、
   前記主顔選択装置の計数手段が、１つの撮像画像で検出された顔について、直近に選択された主顔に対応する顔の優先度と、直近に該主顔として選択されなかった他の顔に対応する顔の優先度とを比較し、前記他の顔に対応する顔の優先度が前記主顔に対応する顔の優先度を上回る回数を、複数の撮像画像にわたって前記他の顔ごとにカウントする計数工程と、
   を含み、
   前記主顔選択手段が前記主顔選択工程において、前記他の顔ごとに前記計数工程においてカウントされた回数のうちのいずれか一の顔の前記カウントされた回数が予め設定された閾値を越える場合に、前記いずれか一の顔を新たな主顔として選択することを特徴とする主顔選択装置の制御方法。
8. コンピュータを、請求項１乃至５のいずれか１項に記載の主顔選択装置の撮像手段を除く各手段として機能させるためのプログラム。