JP2021043256A - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021043256A JP2021043256A JP2019163189A JP2019163189A JP2021043256A JP 2021043256 A JP2021043256 A JP 2021043256A JP 2019163189 A JP2019163189 A JP 2019163189A JP 2019163189 A JP2019163189 A JP 2019163189A JP 2021043256 A JP2021043256 A JP 2021043256A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- subject
- area
- region
- focusing
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V10/00—Arrangements for image or video recognition or understanding
- G06V10/70—Arrangements for image or video recognition or understanding using pattern recognition or machine learning
- G06V10/82—Arrangements for image or video recognition or understanding using pattern recognition or machine learning using neural networks
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V10/00—Arrangements for image or video recognition or understanding
- G06V10/70—Arrangements for image or video recognition or understanding using pattern recognition or machine learning
- G06V10/764—Arrangements for image or video recognition or understanding using pattern recognition or machine learning using classification, e.g. of video objects
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/60—Control of cameras or camera modules
- H04N23/63—Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders
- H04N23/633—Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders for displaying additional information relating to control or operation of the camera
- H04N23/635—Region indicators; Field of view indicators
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/60—Control of cameras or camera modules
- H04N23/667—Camera operation mode switching, e.g. between still and video, sport and normal or high- and low-resolution modes
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/60—Control of cameras or camera modules
- H04N23/67—Focus control based on electronic image sensor signals
- H04N23/675—Focus control based on electronic image sensor signals comprising setting of focusing regions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Evolutionary Computation (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Databases & Information Systems (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Computing Systems (AREA)
- Software Systems (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Artificial Intelligence (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Studio Devices (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Focusing (AREA)
Abstract
【課題】被写体の位置に応じて合焦領域を所望の領域に設定することができる撮像装置を提供すること。【解決手段】撮像装置は、被写体を撮像して撮像画像を生成する撮像部と、撮像画像において被写体を認識する認識部と、撮像画像において設定される合焦領域に基づいて合焦動作を制御する制御部と、を備え、制御部は、合焦領域が撮像画像上に固定的に配置された所定領域に設定された状態で、被写体が第1判定領域にあることが認識されると、所定領域に代えて、認識部の認識結果に応じて合焦領域を設定する。【選択図】図2
Description
本開示は、合焦動作を行う撮像装置に関する。
特許文献1は、オートフォーカス(AF)機能を有するデジタルカメラを開示している。特許文献1のデジタルカメラは、オートフォーカスを制御するAF制御部を備える。AF制御部は、操作部で指定されたオートフォーカスモードに応じて、撮影画面内に設定された複数の合焦領域の中から合焦動作の対象とする合焦領域を決定する。
本開示は、被写体の位置に応じて合焦領域を所望の領域に設定することができる撮像装置を提供する。
本開示に係る撮像装置は、被写体を撮像して撮像画像を生成する撮像部と、前記撮像画像において被写体を認識する認識部と、前記撮像画像において設定される合焦領域に基づいて合焦動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記合焦領域が前記撮像画像上に固定的に配置された所定領域に設定された状態で、前記被写体が第1判定領域にあることが認識されると、前記所定領域に代えて、前記認識部の認識結果に応じて前記合焦領域を設定する。
本開示に係る撮像装置によると、合焦領域を所定領域に設定している状態で被写体が第1判定領域に入ったときに、所定領域に代えて、認識部の認識結果に応じて合焦領域を設定することで、被写体の位置に応じて合焦領域を所望の領域に設定することができる。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
実施の形態1では、本開示に係る撮像装置の一例として、画像認識技術に基づき被写体を認識して合焦動作を制御するデジタルカメラについて説明する。
実施の形態1では、本開示に係る撮像装置の一例として、画像認識技術に基づき被写体を認識して合焦動作を制御するデジタルカメラについて説明する。
〔1−1.構成〕
実施の形態1に係るデジタルカメラの構成について、図1を用いて説明する。
実施の形態1に係るデジタルカメラの構成について、図1を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係るデジタルカメラ100の構成を示す図である。本実施形態のデジタルカメラ100は、イメージセンサ115と、画像処理エンジン120と、表示モニタ130と、コントローラ135とを備える。さらに、デジタルカメラ100は、バッファメモリ125と、カードスロット140と、フラッシュメモリ145と、操作部150と、通信モジュール155とを備える。また、デジタルカメラ100は、例えば光学系110及びレンズ駆動部112を備える。
光学系110は、フォーカスレンズ、ズームレンズ、光学式手ぶれ補正レンズ(OIS)、絞り、シャッタ等を含む。フォーカスレンズは、イメージセンサ115上に形成される被写体像のフォーカス状態を変化させるためのレンズである。ズームレンズは、イメージセンサ115上に形成される被写体像の倍率を変化させるためのレンズである。フォーカスレンズ等は、それぞれ1枚又は複数枚のレンズで構成される。
レンズ駆動部112は、光学系110におけるフォーカスレンズ等を駆動する。レンズ駆動部112はモータを含み、コントローラ135の制御に基づいてフォーカスレンズを光学系110の光軸に沿って移動させる。レンズ駆動部112においてフォーカスレンズを駆動する構成は、DCモータ、ステッピングモータ、サーボモータ、または超音波モータなどで実現できる。
イメージセンサ115は、光学系110を介して形成された被写体像を撮像して、撮像データを生成する。撮像データは、イメージセンサ115による撮像画像を示す画像データを構成する。イメージセンサ115は、所定のフレームレート(例えば、30フレーム/秒)で新しいフレームの画像データを生成する。イメージセンサ115における、撮像データの生成タイミングおよび電子シャッタ動作は、コントローラ135によって制御される。イメージセンサ115は、CMOSイメージセンサ、CCDイメージセンサ、またはNMOSイメージセンサなど、種々のイメージセンサを用いることができる。
イメージセンサ115は、静止画像の撮像動作、スルー画像の撮像動作等を実行する。スルー画像は主に動画像であり、ユーザが静止画像の撮像のための構図を決めるために表示モニタ130に表示される。スルー画像及び静止画像は、それぞれ本実施形態における撮像画像の一例である。イメージセンサ115は、本実施形態における撮像部の一例である。
画像処理エンジン120は、イメージセンサ115から出力された撮像データに対して各種の処理を施して画像データを生成したり、画像データに各種の処理を施して、表示モニタ130に表示するための画像を生成したりする。各種処理としては、ホワイトバランス補正、ガンマ補正、YC変換処理、電子ズーム処理、圧縮処理、伸張処理等が挙げられるが、これらに限定されない。画像処理エンジン120は、ハードワイヤードな電子回路で構成してもよいし、プログラムを用いたマイクロコンピュータ、プロセッサなどで構成してもよい。
本実施形態において、画像処理エンジン120は、撮像画像の画像認識によって被写体の認識機能を実現する画像認識部122を含む。画像認識部122の詳細については後述する。
表示モニタ130は、種々の情報を表示する表示部の一例である。例えば、表示モニタ130は、イメージセンサ115で撮像され、画像処理エンジン120で画像処理された画像データが示す画像(スルー画像)を表示する。また、表示モニタ130は、ユーザがデジタルカメラ100に対して種々の設定を行うためのメニュー画面等を表示する。表示モニタ130は、例えば、液晶ディスプレイデバイスまたは有機ELデバイスで構成できる。
操作部150は、デジタルカメラ100の外装に設けられた操作ボタンや操作レバー等のハードキーの総称であり、使用者による操作を受け付ける。操作部150は、例えば、レリーズボタン、モードダイヤル、タッチパネルを含む。操作部150はユーザによる操作を受け付けると、ユーザ操作に対応した操作信号をコントローラ135に送信する。
コントローラ135は、デジタルカメラ100全体の動作を統括制御する。コントローラ135はCPU等を含み、CPUがプログラム(ソフトウェア)を実行することで所定の機能を実現する。コントローラ135は、CPUに代えて、所定の機能を実現するように設計された専用の電子回路で構成されるプロセッサを含んでもよい。すなわち、コントローラ135は、CPU、MPU、GPU、DSU、FPGA、ASIC等の種々のプロセッサで実現できる。コントローラ135は1つまたは複数のプロセッサで構成してもよい。また、コントローラ135は、画像処理エンジン120などと共に1つの半導体チップで構成してもよい。
バッファメモリ125は、画像処理エンジン120やコントローラ135のワークメモリとして機能する記録媒体である。バッファメモリ125は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などにより実現される。フラッシュメモリ145は不揮発性の記録媒体である。また、図示していないが、コントローラ135は各種の内部メモリを有してもよく、例えばROMを内蔵してもよい。ROMには、コントローラ135が実行する様々なプログラムが記憶されている。また、コントローラ135は、CPUの作業領域として機能するRAMを内蔵してもよい。
カードスロット140は、着脱可能なメモリカード142が挿入される手段である。カードスロット140は、メモリカード142を電気的及び機械的に接続可能である。メモリカード142は、内部にフラッシュメモリ等の記録素子を備えた外部メモリである。メモリカード142は、画像処理エンジン120で生成される画像データなどのデータを格納できる。
通信モジュール155は、通信規格IEEE802.11またはWi−Fi規格等に準拠した通信を行う通信モジュール(回路)である。デジタルカメラ100は、通信モジュール155を介して、他の機器と通信することができる。デジタルカメラ100は、通信モジュール155を介して、他の機器と直接通信を行ってもよいし、アクセスポイント経由で通信を行ってもよい。通信モジュール155は、インターネット等の通信ネットワークに接続可能であってもよい。
〔1−1−1.画像認識部について〕
本実施形態における画像認識部122の詳細を、以下説明する。
本実施形態における画像認識部122の詳細を、以下説明する。
画像認識部122は、例えば畳み込みニューラルネットワーク等のニューラルネットワークによる学習済みモデルを採用する。画像認識部122は、イメージセンサ115の撮像画像Imを示す情報を学習済みモデルに入力して、当該モデルによる画像認識処理を実行する。画像認識部122は、本実施形態における認識部の一例である。画像認識部122は、画像処理エンジン120とコントローラ135との協働によって構成されてもよい。また、画像認識部122としての画像処理エンジン120が、時系列に入力される画像に基づき動き量等を出力してもよい。
画像認識部122における学習済みモデルの処理は、例えば入力された画像Imにおいて、予め設定された複数のカテゴリの何れかに分類される被写体が映っている領域を示す位置情報を、各カテゴリに対応付けて出力する。複数のカテゴリは、例えば、人の体、顔および瞳といった人の各部、並びに動物の体、顔および瞳といった動物の各部を含む。位置情報は、例えば処理対象の画像Im上の水平座標及び垂直座標で規定され、例えば認識された被写体を矩形状に囲む領域を示す(図面では一点鎖線で図示)。
画像認識部122は、各カテゴリについて、予め設定された最大の個数までの被写体を同時に認識してもよい。また、上記の動物のカテゴリは、さらに、動物の種類に応じて分類されてもよい。
以上のような画像認識部122の学習済みモデルは、例えば、各カテゴリの被写体が映った画像を正解とする正解ラベルを関連付けた画像データを教師データとして用いた教師あり学習によって得ることができる。学習済みモデルは、各カテゴリの認識結果に関する信頼度或いは尤度を生成してもよい。
画像認識部122の学習済みモデルはニューラルネットワークに限らず、種々の画像認識に関する機械学習モデルであってもよい。また、画像認識部122は機械学習に限らず、種々の画像認識アルゴリズムを採用してもよい。また、画像認識部122は、例えば人の顔および瞳などの一部のカテゴリに対する認識がルールベースの画像認識処理によって行われるように構成されてもよい。また、画像認識部122は、DFD(Depth From Defocus)、追尾、及びME等の各種アルゴリズムにより、被写体の動きを認識してもよい。画像認識部122は、例えばDSP等で構成されてもよい。また、画像認識部122は、画像処理エンジン120とは別に構成されてもよく、コントローラ135と一体的に構成されてもよい。
〔1−2.動作〕
以上のように構成されるデジタルカメラ100の動作について、以下説明する。
以上のように構成されるデジタルカメラ100の動作について、以下説明する。
デジタルカメラ100は、光学系110を介して形成された被写体像をイメージセンサ115で撮像して撮像データを生成する。画像処理エンジン120は、イメージセンサ115により生成された撮像データに対して各種処理を施して画像データを生成する。コントローラ135は、例えば静止画像の撮像動作において、画像処理エンジン120にて生成された画像データをカードスロット140に装着されたメモリカード142に記録する。
また、デジタルカメラ100は、動画あるいは静止画像の撮像動作において、表示モニタ130にスルー画像を表示させる。表示モニタ130のスルー画像に基づいて、ユーザは動画の撮影、あるいは、静止画像の撮像のための構図を確認することができる。スルー画像を表示しているときに、コントローラ135は、光学系110のフォーカスレンズを駆動するようにレンズ駆動部112を制御する合焦動作を行う。合焦動作は、例えば動画の撮像動作では自動で行い、静止画像の撮像動作ではユーザによるレリーズボタンの操作に応じて行われる。
以上のような合焦動作を行う際に、本実施形態のデジタルカメラ100は、例えばスルー画像等の撮像画像Imに対する画像認識によって被写体を認識し、認識された被写体に応じて、撮像画像Im上で合焦の対象とする範囲の画像領域を示す合焦領域を設定する。合焦領域は「AF枠」と称してもよい。図2(A),(B)を用いて、本実施形態に係るデジタルカメラ100の動作の概要を説明する。
図2(A)は、デジタルカメラ100の被写体20が撮像画像Imの中央から離れた位置にいる状態の表示モニタ130の表示例を示す。図2(B)は、図2(A)の被写体20が、撮像画像Imの中央へ近付いた状態の表示例を示す。
本実施形態のデジタルカメラ100は、撮像画像Im上に第1判定領域30を設定している。第1判定領域30は、後述する多点AFモードの実行時において、撮像画像Im上に設定すべき合焦領域を被写体20の位置に応じて決定・判定するための領域である。第1判定領域30の位置に関する座標情報は予め、フラッシュメモリ145に記憶されている。本実施形態の第1判定領域30は、撮像画像Imの中心Cを含み、中心Cから矩形状に広がった固定の領域として記憶されている。
図2(A)の例では、被写体20が第1判定領域30の外にいることから、本実施形態のデジタルカメラ100は、撮像画像Im上の多点エリア41に合焦領域を配置、すなわち設定して、合焦動作を行う。図2(A)に示す多点エリア41は、撮像画像Im上に固定的に配置された所定領域であって、多点AFモードにおいてデフォルトの合焦領域として使用される。多点エリア41は中心Cを含み、横方向に長い矩形状の領域として設定され、その内部が略正方形状の複数の領域に分割されている。多点エリア41に合焦領域が設定されると、コントローラ135は、多点エリア41の各領域におけるコントラスト値などの評価値に基づいて、レンズ駆動部112を制御する合焦動作を行う。
このような制御によれば、図2(A)に示すように、例えば被写体20が撮像画像Im上の端にいる場合など、被写体20に合焦すべきでない状況のときに、被写体20への合焦を抑制することができる。撮像画像Imの中央の広い領域を合焦領域に用いることで、撮像画像Imの中央付近にある物体や背景など、ユーザが合焦を望む他の対象物に合焦させることができる。
図2(B)の例では、被写体20が第1判定領域30の中にいることから、本実施形態のデジタルカメラ100は、多点エリア41に代えて、後述する自動認識AFモード用の被写体エリア43に合焦領域を設定する。被写体エリア43は、画像認識部122の認識結果に応じて設定される領域である(「被写体認識領域」と称してもよい)。被写体エリア43は、撮像画像Im上で認識される被写体20の少なくとも一部(本実施形態では顔)を囲む領域として設定される。被写体エリア43は、移動する被写体20を追従するように変化する。
被写体エリア43を合焦領域に用いて合焦動作を行う際には、コントローラ135は、被写体エリア43における評価値に基づいてレンズ駆動部112を制御する。このような制御によれば、多点AFモードが設定された場合でも、図2(B)に示すように例えば被写体20が撮像画像Im上の中央付近にいる場合など、被写体20に合焦すべき状況のときに、背景などの他の対象物への合焦を抑制し、被写体20への合焦を促進することができる。
上述した合焦領域の設定によれば、図2(A)に示すように被写体20が撮像画像Imの端にいる場合は撮像画像Imの中央付近の他の対象物に優先的に合焦しながら、その後、図2(B)に示すように被写体20が中央に入ったときは、被写体20に優先的に合焦させるように合焦動作を実行することができる。このような合焦動作によれば、例えばウェディングパーティや運動会、自然環境における定点観測など、撮像画像Im上に様々な対象物が登場する状況で多点AFモードを実行した際に、所望の対象物への合焦領域の設定・切替を自動で行うことができる。
以下、本実施形態のデジタルカメラ100の動作の詳細を説明する。
〔1−2−1.モード設定について〕
本実施形態のデジタルカメラ100は、以上のような合焦領域の設定を行う多点AFモードを含めて、複数のAFモードを有している。本実施形態のデジタルカメラ100におけるモード設定について、図3を用いて説明する。
本実施形態のデジタルカメラ100は、以上のような合焦領域の設定を行う多点AFモードを含めて、複数のAFモードを有している。本実施形態のデジタルカメラ100におけるモード設定について、図3を用いて説明する。
図3は、本実施形態のデジタルカメラ100におけるモード設定画面の表示例を示す。
図3の例において、表示モニタ130は、オートフォーカスのモード設定画面において、複数の設定キー61〜64を表示する。設定キー61〜64は、デジタルカメラ100が有する複数のAFモードの中から1つのAFモードをユーザが選択するための選択操作部である。例えば、操作部150を介して、表示部モニタ130に表示された設定キー61〜64のアイコンのいずれかを選択することにより、選択した設定キー61〜64に対応するAFモードが実行される。
図3に示す例では、設定キー61、62、63、64はそれぞれ、自動認識AFモード、追尾AFモード、多点AFモード、一点AFモードに対応する。
設定キー61に対応する自動認識AFモードは、画像認識部122の認識結果に応じて合焦領域を設定するモードである。自動認識AFモードでは、例えば、画像認識部122によって認識される被写体のうち、合焦対象とする被写体をコントローラ135又はユーザが選択し、選択した被写体に対応する被写体エリア(図2(B))に合焦領域を設定する。
画像認識部122の認識結果に応じて合焦領域を設定する際には、被写体20の顔、全体、瞳など、被写体20の少なくとも一部に対応する領域を合焦領域に用いてもよい。本実施形態では、被写体20の顔に対応する領域を合焦領域に用いる場合を例示する。
設定キー62に対応する追尾AFモードは、撮像画像Im上の対象物をユーザが選択し、選択した対象物に類似する形状として画像認識部122が認識する形状を追跡するように合焦領域を設定するモードである。対象物の選択は例えば、表示モニタ130に表示された対象物の表示領域をユーザがタッチすることにより、実行することができる。
上述した自動認識AFモードおよび追尾AFモードに対して、設定キー63に対応する多点AFモード、および設定キー64に対応する一点AFモードは、撮像画像Im上に固定的に配置された所定領域を合焦領域に用いるモードである。
多点AFモードでは、例えば図2(A)に示したように撮像画像Im上に固定的に配置された多点エリア41を複数の領域に分割し、分割した各領域におけるコントラスト値などの評価値を算出し、最も良い評価値を有する領域などに基づいて合焦動作を行う。一点AFモードでは、例えば、撮像画像Im上に固定的に配置された所定領域の全体における評価値に基づいて合焦動作を行う。
本実施形態のデジタルカメラ100は、操作部150を介して表示モニタ130の設定キー63が選択され、多点AFモードが設定された場合に、図2を用いて説明したAF動作を実行する。
〔1−2−2.動作の詳細〕
図4〜図7を用いて、本実施形態に係るデジタルカメラ100の多点AFモードの動作の詳細を説明する。以下では、デジタルカメラ100の動作の一例として、多点AFモードによる動画撮影の動作例を説明する。なお、動画撮影に限らず、静止画像の撮影やスルー画像の撮影などにおけるAFC(Auto Focus Continuous)モードにも適用可能である。AFCモードは、デジタルカメラ100において、例えばレリーズボタンが半押しのときに、フォーカスを調整し続けるように合焦動作を行う動作モードである。
図4〜図7を用いて、本実施形態に係るデジタルカメラ100の多点AFモードの動作の詳細を説明する。以下では、デジタルカメラ100の動作の一例として、多点AFモードによる動画撮影の動作例を説明する。なお、動画撮影に限らず、静止画像の撮影やスルー画像の撮影などにおけるAFC(Auto Focus Continuous)モードにも適用可能である。AFCモードは、デジタルカメラ100において、例えばレリーズボタンが半押しのときに、フォーカスを調整し続けるように合焦動作を行う動作モードである。
図4、図5は、本実施形態に係るデジタルカメラ100の多点AFモードの動作例を示すフローチャートである。
図4,図5のフローチャートによる各処理は、デジタルカメラ100のコントローラ135によって実行される。
まず、コントローラ135は、動画撮影中にライブビュー表示が行われるように表示モニタ130を制御する(S1)。具体的には、イメージセンサ115により出力される一連の画像データを順次、表示モニタ130にスルー画像として表示させる。
コントローラ135は、画像認識部122から認識情報を取得する(S2)。認識情報は例えば、撮像画像Im上で画像認識部122によって認識される被写体の有無に関する情報、および認識された被写体がある場合には被写体が認識された領域の位置情報(例えば座標)などを含む。
取得した認識情報に基づいて、コントローラ135は、画像認識部122によって認識された被写体があるか否かを判断する(S3)。
画像認識部122によって認識された被写体がない場合(S3でNO)、コントローラ135は、撮像画像Im上に固定的に配置された所定領域としての多点エリア41(図2(A))に合焦領域を設定して、合焦動作を行う(S4)。
画像認識部122によって認識された被写体がある場合(S3でYES)、コントローラ135は、主要被写体があるかどうかを判断する(S5)。主要被写体は、画像認識部122によって認識される被写体のうち合焦対象とする被写体としてコントローラ135により特定される情報である。コントローラ135は、主要被写体を特定する際に、主要被写体の位置情報など主要被写体の識別情報を記憶する。
ステップS5を最初に実行するときは、主要被写体はコントローラ135により特定されていないため(S5でNO)、ステップS7に移行する。コントローラ135は、画像認識部122によって認識した被写体が第1判定領域30にいるか否かを判断する(S7)。図2(A)に示すように、被写体20が第1判定領域30に重なっていない場合、被写体20は第1判定領域30にいないと判断される。図2(B)に示すように、被写体20が第1判定領域30に重なっている場合、被写体20は第1判定領域30にいると判断される。被写体20が第1判定領域30にいるかどうかの判断は、被写体20が第1判定領域30と重複する領域に基づいて判断してもよい。例えば、被写体20が占める全領域のうち、被写体20と第1判定領域30との重複領域の割合が所定割合以上の場合に、被写体20が第1判定領域30にいると判断してもよい。
被写体20が第1判定領域30にいないと判断された場合(S7でNO)、コントローラ135は、ステップS4と同様に、多点エリア41に合焦領域を設定して合焦動作を行う(S8)。
一方で、被写体20が第1判定領域30にいると判断されると(S7でYES)、コントローラ135は、主要被写体を特定する(S9)。具体的には、画像認識部122によって認識した被写体20により、主要被写体を特定する。コントローラ135は、主要被写体を特定する際に、ステップS2で取得した認識情報に含まれる被写体の位置情報などの識別情報を、例えばバッファメモリ125に記録する。
ステップS9で主要被写体が特定されると、ステップS2に戻る。ステップS2で現在の認識情報を取得し、ステップS3で被写体ありと判断され(YES)、ステップS5で主要被写体ありと判断される(YES)。これより、「主要被写体に応じた合焦領域の設定処理」に移行する(S6)。当該処理の詳細については、図5を用いて後述する。
コントローラ135は、例えば所定の周期で、図4に示すフローチャートの処理を繰り返す。当該周期をAF周期と称する。AF周期は、例えば撮像画像Imのフレーム周期又はその整数倍である。
上記フローによれば、ステップS2、S3で画像認識部122によって認識される被写体がないと判断される場合、あるいは、ステップS2、S3で画像認識部122が認識した被写体が第1判定領域30にいないと判断される場合は、図2(A)に示した多点エリア41に合焦領域が設定される(S4、S8)。画像認識部122によって被写体を認識し(S3でYES)、且つ認識した被写体20が第1判定領域30に入らない限り(S7でYES)、主要被写体は特定されず、撮像画像Im上に固定的に配置された多点エリア41に合焦領域を設定して合焦動作が行われる(S4、S8)。
このような制御によれば、撮像画像Im上で被写体20が認識されても、認識された被写体20が撮像画像Imの端にいるなど、ユーザが合焦を望んでいない状況の可能性が高い場合に被写体20への合焦を抑制することができる。撮像画像Imの中央の広い領域に合焦領域を設定して合焦動作を行うことで、撮像画像Imの中央付近にある物体や背景など、ユーザが合焦を望むその他の対象物に合焦させることができる。
次に、図4の「主要被写体に応じた合焦領域による合焦動作処理」について、図5のフローチャートを用いて説明する。図5のフローチャートに示す処理は、前回のAF周期の認識結果(認識情報)に基づき、主要被写体ありと判断された状態(S5でYES)で開始する。
図5に示すように、コントローラ135は、主要被写体が第1判定領域30にいたか否かを判断する(S10)。より具体的には、前回のAF周期の認識結果に基づいて、主要被写体が第1判定領域30にいたか否かを判断する。ステップS10を最初に実行するときは、主要被写体は、ステップS7、S9で第1判定領域30にいる被写体20により特定されているため、第1判定領域30にいたと判断され(S10でYES)、ステップS11に移行する。
コントローラ135は、主要被写体の候補が第2判定領域にいるか否かを判断する(S11)。主要被写体の候補とは、現在のAF周期の認識結果に基づく被写体のうち、前回のAF周期で主要被写体を特定した被写体と同一の被写体として画像認識部122が認識するものである。AF周期1回あたりに被写体が移動する距離はわずかであるため、主要被写体の候補は、前回のAF周期の認識結果に基づく主要被写体に近い被写体である。コントローラ135は、現在のAF周期の認識結果に基づいて、主要被写体の候補が第2判定領域にいるか否かを判断する。
ステップS10で用いる第2判定領域は、第1判定領域30と同様に、多点AFモードの実行時に、撮像画像Im上に設定すべき合焦領域を被写体20の位置に応じて決定・判定するための領域である。本実施形態の第2判定領域35の一例を図6(A)、(B)、(C)に示す。
図6(A)は、主要被写体である被写体20が第1判定領域30にいる状態の表示モニタ130の一例を示す。図6(B)は、図6(A)の被写体20が第1判定領域30の外に出て、第2判定領域35にいる状態の表示モニタ130の一例を示す。図6(C)は、図6(B)の被写体20が第2判定領域35の外に出た状態の表示モニタ130の一例を示す。
第2判定領域35は、第1判定領域30と同様に、撮像画像Im上に固定的に配置された領域である。第2判定領域35の位置に関する座標情報は、例えばフラッシュメモリ145に予め記憶されている。本実施形態の第2判定領域35は、第1判定領域30を外側に矩形状に拡張した領域として記憶されており、第1判定領域30の全体を含む。第1判定領域30は撮像画像Imの中心Cを含むため、第2判定領域35も同様に撮像画像Imの中心Cを含む。
後述するように、主要被写体である被写体20が第2判定領域35にいるうちは、コントローラ135は、被写体20を追従するように被写体エリア43を合焦領域に用いて合焦動作を行う。
ステップS11を最初に実行するときは通常の場合、主要被写体の候補は第2判定領域35にあると判断され(S11でYES)、ステップS13に移行する。コントローラ135は、主要被写体の候補により主要被写体を特定し、主要被写体の座標を更新する(S13)。具体的には、コントローラ135は、主要被写体の候補に関する座標情報を、新たな主要被写体の座標情報として例えばバッファメモリ125に記録する。
コントローラ135はさらに、画像認識部122の認識結果に応じて合焦領域を設定して合焦動作を行う(S14)。具体的には、ステップS13で更新された主要被写体の座標に基づいて、主要被写体に対応する被写体エリア43を決定し、決定した被写体エリア43に合焦領域を設定して合焦動作を行う。ステップS14を最初に実行するときは、図6(A)に示すように第1判定領域30等にいる被写体20に対応する被写体エリア43に合焦領域が設定される。その後、図4に示すフローチャートに戻り、ステップS2を再度実行する。
時間の経過に伴って撮像画像Im上の主要被写体の位置は変化し、主要被写体の座標が更新されていく。主要被写体が第1判定領域30にいるうちは、図4のフローチャートにおけるステップS2、S3、S5、および、図5のフローチャートにおけるステップS10、S11、S13、S14を繰り返し実行し、被写体エリア43に合焦領域を設定し続ける。
主要被写体が第1判定領域30にいる場合は、主要被写体が撮像画像Imの中央に位置するため、ユーザが被写体への合焦を意図している可能性が高い。このような場合に、多点エリア41に代えて、主要被写体に対応する被写体エリア43に合焦領域を設定して合焦動作を実行する。これにより、多点AFモードの実行中であっても、主要被写体を追従するように合焦領域を切り替ることができ、所望の被写体への合焦を促進することができる。
その後、図6(B)に示すように主要被写体が第1判定領域30の外に出て、第1判定領域30の外側にある第2判定領域35まで移動する場合がある。この場合、前回のAF周期の認識結果に基づく主要被写体は第1判定領域30にいたと判断された後(S10でYES)、現在のAF周期の認識結果に基づく主要被写体の候補は第2判定領域35にいると判断される(S11でYES)。ステップS10を次に実行する際に、前回のAF周期の認識結果に基づく主要被写体は第1判定領域30外の第2判定領域35にいたと判断され(S10でNO)、ステップS12に移行する。
コントローラ135は、第1判定領域30内に一定時間以上、別の被写体があるか否かを判断する(S12)。ステップS12の判断は、主要被写体の自動的な切替を実現するために行われる。図6(B)に示す例では、主要被写体である被写体20とは別の被写体は存在せず、ステップS12で別の被写体なしと判断され、ステップS15に移行する。
コントローラ135は、主要被写体の候補が第2判定領域35にいるか否かを判断する(S15)。主要被写体の候補が第2判定領域35にいると判断した場合は、ステップS16に移行し、第2判定領域35にいないと判断した場合は、ステップS18に移行する。ステップS15を最初に実行するときは、主要被写体の移動が極端に速い場合を除き、主要被写体は第2判定領域35にいるため(S15でYES)、ステップS16に移行する。
コントローラ135は、ステップS13と同様に、主要被写体の候補により主要被写体を特定し、主要被写体の座標を更新する(S16)。コントローラ135は、ステップS14と同様に、認識部の認識結果に応じて合焦領域を設定して合焦動作を行う(S17)。ステップS16で更新された主要被写体の座標に基づいて被写体エリア43を新たに決定し、決定した被写体エリア43に合焦領域を設定して合焦動作を行う。ステップS17を最初に実行するときは、図6(B)に示すように第2判定領域35等にいる被写体20に対応する被写体エリア43に合焦領域が設定される。その後、図4に示すフローチャートに戻り、ステップS2を再度実行する。
上記フローによれば、主要被写体が第1判定領域30の外に出ても、第2判定領域35にいるうちは、図4のステップS2、S3、S5、および、図5のステップS10、S12、S15,S16、S17を繰り返し実行し、被写体エリア43に合焦領域を設定し続ける。主要被写体が第2判定領域35にある場合は、主要被写体が撮像画像Imの中央からそれほど遠く離れておらず、ユーザが被写体への合焦を意図している可能性が、未だ高い状況にある。このような場合に、主要被写体に対応する被写体エリア43を合焦領域に用いて合焦動作を行うことで、主要被写体を追従するように合焦領域を設定することができ、所望の被写体への合焦を促進することができる。
その後、図6(C)に示すように、主要被写体が第2判定領域35の外に出る場合がある。この場合、前回のAF周期の認識結果に基づく主要被写体が第2判定領域35にいたと判断され(S10でNO)、ステップS12、S15に移行するものの、現在のAF周期の認識結果に基づく主要被写体の候補が第2判定領域35にないと判断され(S15でNO)、ステップS18に移行する。コントローラ135は、被写体エリア43に代えて、多点エリア41に合焦領域を設定して合焦動作を行う(S18)。
撮像画像Im上における主要被写体の移動速度が速い場合には、図6(A)に示す状態から、AF周期の一単位で、図6(B)に示す状態を超えて、図6(C)に示す状態となる場合がある。このような場合、前回のAF周期の認識結果に基づく主要被写体が第1判定領域30にいたと判定されてから(S10でYES)、現在のAF周期の認識結果に基づく主要被写体の候補である被写体20が第2判定領域35にいないと判定される(S11でNO)。この場合、ステップS18に移行し、コントローラ135は、被写体エリア43に代えて、多点エリア41に合焦領域を設定して合焦動作を行う。
図6(C)に示すように、主要被写体が第2判定領域35の外にいるときは、撮像画像Im上の端にいる等、ユーザが主要被写体への合焦を意図していない可能性が高い。このような場合に、主要被写体に対応する被写体エリア43に代えて、撮像画像Im上に固定的に配置された多点エリア41を合焦領域に用いて合焦動作を行うことで、撮像画像Imの中央付近の広い領域における物体や背景などの他の対象物へ合焦させつつ、被写体20への合焦を抑制することができる。
以上の処理によると、多点AFモードが開始されるとまず、撮像画像Im上に固定的に配置された多点エリア41に合焦領域を設定して合焦動作が行われる(図4のS4)。その状態で、撮像画像Im上の被写体20が第1判定領域30にいることが認識されると(S7)、認識された被写体20により主要被写体が特定され(S9)、特定された主要被写体に応じた合焦領域の設定処理が行われる(S6)。それに応じて、多点エリア41に代えて、被写体エリア43に合焦領域を設定して合焦動作が行われる(図5のS14、S17)。このような制御によれば、多点AFモードの実行中であっても、被写体20が撮像画像Imの中央にいる場合など被写体20に合焦すべき状況のときに、所望の合焦領域への切替を自動で実行し、被写体20への合焦を促進することができる。
第1判定領域30を含む第2判定領域35に主要被写体がいるうちは、被写体エリア43を合焦領域に用いながら合焦動作を実行する。これにより、主要被写体を追従するように合焦領域を設定することができ、被写体20に合焦すべき状況のときに被写体20への合焦を促進することができる。
その後、主要被写体が第2判定領域35から外れた場合は(図6(C))、被写体エリア43に代えて、多点エリア41に合焦領域を設定して合焦動作が行われる(図5のS18)。これにより、主要被写体20に合焦すべきでない状況のときに、被写体20への合焦を抑制することができる。
次に、図5のフローチャートにおいて主要被写体を切り替える制御について、図7(A)、(B)、(C)を参照しながら説明する。
図7(A)に示すように、主要被写体である第1被写体20Aが第2判定領域35内にあり、第1被写体20Aに対応する第1被写体エリア43Aに合焦領域が設定された状態において、第1被写体20Aとは別の第2被写体20Bが認識される場合がある。図7(B)に示すように、第1被写体20Aが第1判定領域30の外側の第2判定領域35にいる状態で、第2被写体20Bが第1判定領域30に入った場合、本実施形態のコントローラ135は、当該状態が所定時間以上継続したかどうかを判定する(S12)。具体的には、第1被写体20Aが第1判定領域30の外側の第2判定領域35にあり、且つ第2被写体20Bが第1判定領域30に入った状態が、所定時間以上継続したかどうかを判断する。
ステップS12でYESと判断されると、第1被写体20Aとは別の第2被写体20Bにより主要被写体を新たに特定する(S19)。さらに図7(C)に示すように、主要被写体を特定した第2被写体20Bに対応する第2被写体エリア43Bに合焦領域を設定して合焦動作を行う(S20)。
このような制御によれば、撮像画像Im上に認識される被写体20が複数ある場合に、撮像画像Imの中心に近い被写体によって優先的に主要被写体を特定するように合焦領域の切替を行うことができる。撮像画像Imの中心に近い被写体20ほど、ユーザが合焦対象としている可能性が高いため、より所望の被写体20への合焦を促進することができる。
また、ステップS12の判断で所定時間の経過を条件とすることで、第2被写体20Bが第1判定領域30に入った場合でもすぐに第1判定領域30の外に出た場合は、合焦領域および主要被写体の切替を行わないように制御できる。これにより、意図しない主要被写体の切替を防止することができ、頑健性の高い制御を実現することができる。
なお、図6(B)に示す状態から、第1被写体20Aが第1判定領域30に戻り、第1被写体20Aと第2被写体20Bの両方が第1判定領域30にいる場合がある。このような場合は、前回のAF周期の認識結果に基づく主要被写体としての第1被写体20Aが第1判定領域30にいたと判断され(S10でYES)、ステップS12に移行せず、ステップS11に移行する。その後、第1被写体20Aが再度、第1判定領域30外の第2判定領域35に移動し、第2被写体20Bのみが第1判定領域30にいる状態となると、ステップS10の判断結果がYESからNOに変わり、ステップS12に移行する。ステップS12に移行すると、所定時間のカウントが改めて開始される。
ステップS12で用いる所定時間は、例えば3秒としてもよい。このような場合に限らず、撮像画像Imのフレーム周期の任意の整数倍に設定してもよい。
本実施形態では、上述した合焦領域としての多点エリア41および被写体エリア43は、表示モニタ130のスルー画像に表示しない。同様に、第1判定領域30および第2判定領域35も表示モニタ130のスルー画像に表示しない。これにより、合焦領域の切替に伴う表示モニタ130の表示の変更によるユーザの混乱を防止することができ、表示モニタ130が見やすくなる。
〔1−3.効果等〕
以上のように、本実施形態において、撮像装置の一例であるデジタルカメラ100は、イメージセンサ115(撮像部)と、画像認識部122(認識部)と、コントローラ135(制御部)とを備える。イメージセンサ115は、被写体を撮像して撮像画像Imを生成する。画像認識部122は、撮像画像Imにおいて被写体20を認識する。コントローラ135は、撮像画像Imにおいて設定される合焦対象に基づいて合焦動作を制御する。コントローラ135は、合焦領域が撮像画像Im上に固定的に配置された多点エリア41に設定された状態で(S4、S8)、主要被写体である被写体20が第1判定領域30にあることが認識されると(S7、S9、S10、S11)、多点エリア41に代えて、画像認識部122の認識結果に応じて合焦領域を設定する(S14)。
以上のように、本実施形態において、撮像装置の一例であるデジタルカメラ100は、イメージセンサ115(撮像部)と、画像認識部122(認識部)と、コントローラ135(制御部)とを備える。イメージセンサ115は、被写体を撮像して撮像画像Imを生成する。画像認識部122は、撮像画像Imにおいて被写体20を認識する。コントローラ135は、撮像画像Imにおいて設定される合焦対象に基づいて合焦動作を制御する。コントローラ135は、合焦領域が撮像画像Im上に固定的に配置された多点エリア41に設定された状態で(S4、S8)、主要被写体である被写体20が第1判定領域30にあることが認識されると(S7、S9、S10、S11)、多点エリア41に代えて、画像認識部122の認識結果に応じて合焦領域を設定する(S14)。
以上のデジタルカメラ100によると、認識された被写体20が第1判定領域30に入ったときに、多点エリア41に代えて、画像認識部122の認識結果に応じて合焦領域を設定する。これにより、被写体20に合焦すべき状況のときに被写体20への合焦を促進することができ、被写体20の位置に応じて合焦領域を所望の領域に設定することができる。
本実施形態において、コントローラ135は、画像認識部122の認識結果に応じて合焦領域を設定する際に、第1判定領域30を含む第2判定領域35の範囲内で被写体20に追従するように合焦領域を設定する。これにより、被写体20が第2判定領域35にあるうちは被写体20を追従するように合焦領域を設定することで、被写体20に合焦すべき状況のときに被写体20への合焦を促進することができる。
また、本実施形態において、コントローラ135は、追従している被写体20が第2判定領域35の範囲内にないことが認識されると、合焦領域を多点エリア41に設定する。被写体20が第2判定領域35から外れた場合は被写体20を追従せずに、合焦領域を再度多点エリア41に設定することで、被写体20に合焦すべきでない状況のときに被写体20への合焦を防止することができる。
また、本実施形態において、コントローラ135は、追従している第1被写体20Aが第1判定領域30外における第2判定領域35の範囲内にあり、且つ第1被写体20Aとは異なる第2被写体20Bが第1判定領域30内にある状態が所定時間以上、継続すると、第1被写体20Aに代えて第2被写体20Bに追従するように合焦領域を設定する。これにより、追従する被写体を適切なタイミングで切替ることができる。
また、本実施形態におけるデジタルカメラ100は、合焦領域を多点エリア41に設定する所定の動作モードとしての多点AFモードを有し、コントローラ135は、多点AFモードの実行中に、被写体20が第1判定領域30にあることが認識されると、多点エリア41に代えて、画像認識部122の認識結果に応じて合焦領域を設定する。このように、動作モードの実行中に合焦領域を切替ることで、所望の合焦領域への切替えを自動で行うことができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本実施形態において、第1判定領域30は、撮像画像Imの中心Cを含む領域である。これにより、被写体20が撮像画像Imの中央にある場合など、被写体20に合焦すべき状況のときに被写体20への合焦を促進することができる。また、被写体20が撮像画像Imの端にある場合など、被写体20に合焦すべきでない状況のときに被写体20への合焦を防止することができる。
また、本実施形態において、コントローラ135は、多点エリア41に合焦領域を設定する際に、多点エリア41を複数の領域に分割して合焦領域を設定する。このような合焦領域を設定すると、被写体が中央にある場合でも背景などの意図しない物体に合焦することがあるのに対して、被写体20が第1判定領域30に入った場合に、画像認識部122の認識結果に応じて合焦領域を設定することで、被写体20への合焦を促進することができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
上記の実施形態1では、AFCモードにおけるデジタルカメラ100の動作例を説明した(図3,4)。本開示はAFCモードに限らず、例えばAFS(Auto Focus Single)モード又はAFF(Auto Focus Flexible)モードに適用されてもよい。
上記の実施形態1では、表示モニタ130に、合焦領域としての多点エリア41および被写体エリア43、並びに第1判定領域30および第2判定領域35をいずれも表示しない場合について説明したが、このような場合に限らない。例えば、図2に示す例において、合焦領域である多点エリア41、被写体エリア43、および第1判定領域30のうちの少なくとも1つを表示モニタ130に表示するようにしてもよい。
すなわち、デジタルカメラ100は、撮像画像を表示する表示モニタ130(表示部)をさらに備え、コントローラ135は、合焦領域(多点エリア41あるいは被写体エリア43)と第1判定領域30のうちの少なくとも1つを表示するように表示モニタ130を制御してもよい。これにより、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、図6に示した第2判定領域35を表示モニタ130に表示するようにしてもよい。
また、上記の実施形態1では、光学系110及びレンズ駆動部112を備えるデジタルカメラ100を例示した。本実施形態の撮像装置は、光学系110及びレンズ駆動部112を備えなくてもよく、例えば交換レンズ式のカメラであってもよい。
また、上記の実施形態1では、撮像装置の例としてデジタルカメラを説明したが、これに限定されない。本開示の撮像装置は、画像撮影機能を有する電子機器(例えば、ビデオカメラ、スマートフォン、タブレット端末等)であればよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、合焦動作を行う撮像装置に適用可能である。
20 被写体
20A 第1被写体
20B 第2被写体
30 第1判定領域
35 第2判定領域
41 多点エリア(所定領域)
43 被写体エリア
43A 第1被写体エリア
43B 第2被写体エリア
100 デジタルカメラ
115 イメージセンサ
120 画像処理エンジン
122 画像認識部
130 表示モニタ
135 コントローラ
Im 撮像画像
20A 第1被写体
20B 第2被写体
30 第1判定領域
35 第2判定領域
41 多点エリア(所定領域)
43 被写体エリア
43A 第1被写体エリア
43B 第2被写体エリア
100 デジタルカメラ
115 イメージセンサ
120 画像処理エンジン
122 画像認識部
130 表示モニタ
135 コントローラ
Im 撮像画像
Claims (8)
- 被写体を撮像して撮像画像を生成する撮像部と、
前記撮像画像において被写体を認識する認識部と、
前記撮像画像において設定される合焦領域に基づいて合焦動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記合焦領域が前記撮像画像上に固定的に配置された所定領域に設定された状態で、前記被写体が第1判定領域にあることが認識されると、前記所定領域に代えて、前記認識部の認識結果に応じて前記合焦領域を設定する、撮像装置。 - 前記制御部は、
前記認識部の認識結果に応じて前記合焦領域を設定する際に、前記第1判定領域を含む第2判定領域の範囲内で前記被写体に追従するように前記合焦領域を設定する、請求項1に記載の撮像装置。 - 前記制御部は、
追従している前記被写体が前記第2判定領域の範囲内にないことが認識されると、前記合焦領域を前記所定領域に設定する、請求項2に記載の撮像装置。 - 前記制御部は、
追従している前記被写体としての第1被写体が前記第1判定領域外における前記第2判定領域の範囲内にあり、且つ前記第1被写体とは異なる第2被写体が前記第1判定領域内にある状態が所定時間以上、継続すると、前記第1被写体に代えて前記第2被写体に追従するように前記合焦領域を設定する、請求項2又は3に記載の撮像装置。 - 前記合焦領域を前記所定領域に設定する所定の動作モードを有し、
前記制御部は、前記所定の動作モードの実行中に、前記被写体が前記第1判定領域にあることが認識されると、前記所定領域に代えて、前記認識部の認識結果に応じて前記合焦領域を設定する、請求項1から4のいずれか1つに記載の撮像装置。 - 前記第1判定領域は、前記撮像画像の中心を含む領域である、請求項1から5のいずれか1つに記載の撮像装置。
- 前記制御部は、前記合焦領域を前記所定領域に設定する際に、前記所定領域を複数の領域に分割して前記合焦領域として用いる、請求項1から6のいずれか1つに記載の撮像装置。
- 前記撮像画像を表示する表示部をさらに備え、
前記制御部は、
前記合焦領域と前記第1判定領域のうちの少なくとも1つを表示するように前記表示部を制御する、請求項1から7のいずれか1つに記載の撮像装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019163189A JP2021043256A (ja) | 2019-09-06 | 2019-09-06 | 撮像装置 |
US16/932,714 US11394869B2 (en) | 2019-09-06 | 2020-07-18 | Imaging device with focusing operation based on subject and predetermined region |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019163189A JP2021043256A (ja) | 2019-09-06 | 2019-09-06 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021043256A true JP2021043256A (ja) | 2021-03-18 |
Family
ID=74850586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019163189A Pending JP2021043256A (ja) | 2019-09-06 | 2019-09-06 | 撮像装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11394869B2 (ja) |
JP (1) | JP2021043256A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210149542A (ko) * | 2020-06-02 | 2021-12-09 | 삼성에스디에스 주식회사 | 이미지 촬영 및 판독 방법, 이를 위한 장치 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6128914A (ja) | 1984-07-19 | 1986-02-08 | Canon Inc | カメラにおける自動追尾装置 |
US20040207743A1 (en) * | 2003-04-15 | 2004-10-21 | Nikon Corporation | Digital camera system |
JP2007279601A (ja) | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Nikon Corp | カメラ |
KR101310230B1 (ko) * | 2007-01-17 | 2013-09-24 | 삼성전자주식회사 | 디지털 촬영장치, 그 제어방법 및 제어방법을 실행시키기위한 프로그램을 저장한 기록매체 |
JP5517435B2 (ja) * | 2008-10-22 | 2014-06-11 | キヤノン株式会社 | 自動合焦装置および自動合焦方法、ならびに、撮像装置 |
JP5144487B2 (ja) * | 2008-12-15 | 2013-02-13 | キヤノン株式会社 | 主顔選択装置、その制御方法、撮像装置及びプログラム |
WO2014041733A1 (ja) * | 2012-09-11 | 2014-03-20 | ソニー株式会社 | 撮像装置およびフォーカス制御方法 |
JP6204660B2 (ja) * | 2012-12-21 | 2017-09-27 | キヤノン株式会社 | 撮像装置及びその制御方法 |
JP6238581B2 (ja) * | 2013-06-10 | 2017-11-29 | キヤノン株式会社 | 撮像装置及び焦点検出方法 |
JP6234261B2 (ja) * | 2014-02-10 | 2017-11-22 | オリンパス株式会社 | 焦点調節装置および制御方法 |
JP6618255B2 (ja) * | 2014-12-24 | 2019-12-11 | キヤノン株式会社 | ズーム制御装置、撮像装置、ズーム制御装置の制御方法、ズーム制御装置の制御プログラム及び記憶媒体 |
JP2017224908A (ja) | 2016-06-14 | 2017-12-21 | キヤノン株式会社 | 撮像装置 |
JP6774233B2 (ja) * | 2016-06-21 | 2020-10-21 | キヤノン株式会社 | 焦点検出装置、制御方法およびプログラム |
JP6630318B2 (ja) * | 2017-08-03 | 2020-01-15 | キヤノン株式会社 | 焦点調節装置及び方法 |
JP6615258B2 (ja) * | 2018-04-13 | 2019-12-04 | キヤノン株式会社 | 制御装置、撮像装置、制御方法、プログラム、および、記憶媒体 |
-
2019
- 2019-09-06 JP JP2019163189A patent/JP2021043256A/ja active Pending
-
2020
- 2020-07-18 US US16/932,714 patent/US11394869B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20210075972A1 (en) | 2021-03-11 |
US11394869B2 (en) | 2022-07-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9756241B2 (en) | Image capturing apparatus | |
JP7113364B2 (ja) | 撮像装置 | |
US11450131B2 (en) | Electronic device | |
JP6774233B2 (ja) | 焦点検出装置、制御方法およびプログラム | |
US11388331B2 (en) | Image capture apparatus and control method thereof | |
US11178337B2 (en) | Image capturing apparatus, method of controlling the same, and non-transitory computer readable storage medium for calculating a depth width for an object area based on depth information | |
JP7293039B2 (ja) | 撮像装置およびその制御方法 | |
JP2021043256A (ja) | 撮像装置 | |
US9641757B2 (en) | Image processing apparatus that sets moving image area, image pickup apparatus, and method of controlling image processing apparatus | |
JP5448868B2 (ja) | 撮像装置および撮像装置の制御方法 | |
US20220408027A1 (en) | Imaging apparatus | |
JP6460310B2 (ja) | 撮像装置、画像表示方法及びプログラム | |
JP6785481B1 (ja) | 画像追尾装置 | |
JP7342883B2 (ja) | 撮像制御装置、撮像装置、撮像制御方法 | |
JP7117593B1 (ja) | 撮像装置 | |
JP2020067534A (ja) | 撮像装置 | |
US11917293B2 (en) | Imaging device | |
JP2021082136A (ja) | 画像処理装置および画像処理方法、ならびに撮像装置 | |
JP6497887B2 (ja) | 撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラム | |
JP2020079834A (ja) | 撮像装置 | |
US11962888B2 (en) | Imaging apparatus with focus operation display information | |
JP6351410B2 (ja) | 画像処理装置、撮像装置、画像処理装置の制御方法、画像処理装置の制御プログラム及び記憶媒体 | |
JP2020088748A (ja) | 撮像装置 | |
JP2023099384A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法および撮像装置 | |
CN115315937A (zh) | 成像装置、控制成像装置的方法及程序 |