JP2010141104A - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラズマ処理装置の装置内部材の温度を安定化し、CD(Critical Dimension)精度の変動の少ないプラズマ処理装置を提供する。
【解決手段】プラズマ処理装置の誘電体窓103に温風ユニット125を接続し、誘電体窓103あるいはシャワープレート102の温度を温度センサー128により計測した温度信号を元に、温風ユニット125を制御して誘電体窓103あるいはシャワープレート102の温度制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラズマ処理装置に係わり、特にプラズマを用いて半導体基板等の表面処理を行うのに好適なプラズマ処理方法に関する。
近年の半導体素子は微細化により、リソグラフィーにより形成されたマスクを下層膜に転写するエッチング工程にはより高い精度の寸法精度、つまりCD(Critical Dimension)精度が要求されている。量産現場において高いCD制御性に加えて、CDの再現性を確保することが重要な課題である。
一般にエッチング工程においてCDが変動する要因としてはエッチングチャンバー内壁に被処理材から発生した反応生成物が付着する、チャンバー内部材が長期的な使用により消耗する、チャンバー内部材の温度等が変動し、チャンバー内内壁等へのラジカルの付着確率が変化し、エッチング性能へ影響するプラズマ状態が変動する等の要因が挙げられる。
従来のプラズマ処理装置はチャンバー内温度変動を抑制するために、真空チャンバーに温度制御器を設置し、真空チャンバーの温度を調整し、温度制御器を設置できない、プラズマ生成用の電磁波導入用誘電体窓等は、被処理材の処理前に予備放電を行う等の方法にて、その温度制御を実施していた。しかし、処理と処理の間の待機時間等が変化するため、待機中のチャンバー内温度が変化し予備放電による温度制御が安定に行えない可能性があった。
半導体集積回路の集積度が高まるにつれ、長期的なCD変動の抑制が要求されている。本発明では、装置内部材の温度を安定化し、CD変動の少ないプラズマ処理装置を提供することにある。
本発明のプラズマ処理装置は、真空排気装置が接続され内部を減圧可能な誘電体窓と真空容器により密閉された処理室と、該処理室内へガスを供給するガス供給装置と、被処理材を載置可能でかつ温度制御器により温度制御が可能な基板電極と、該誘電体窓よりプラズマを発生するための電磁波を導入するための高周波導入手段と、該高周波導入手段に接続された高周波電源とからなるプラズマ処理装置において、該誘電体窓温度をモニターするための放射型温度センサーを有し、該温度センサーにより測定した信号を元に、装置状態の監視が可能なことを特徴とする。
本発明のプラズマ処理方法では、誘電体窓の温度変動が抑制され、エッチング性能に影響するラジカル等の付着確率変動が抑制されることから、CDの変動抑制が可能であるという効果がある。
以下、本発明の一実施例であるマイクロ波ECR(Electron Cyclotron Resonance)エッチング装置を用いたプラズマ処理装置を図1〜図3により説明する。
図1に本発明の第一の実施例であるプラズマ処理装置の構成を示す。上部が開放された真空容器101の上部に、真空容器101内にエッチングガスを導入するためのシャワープレート102(例えば石英製またはイットリア製)、誘電体窓103(例えば石英製)を設置し、密封することにより処理室104を形成する。
真空容器101の外部にはヒーター122が設置され、ヒーター制御器123に接続されている。真空容器101には温度センサー124が設置され、その信号はヒーター制御器123に伝送され、真空容器101内壁が任意の温度になるようにヒーター122が出力制御される。シャワープレート102にはエッチングガスを流すためのガス供給装置105が接続される。また、真空容器101には真空排気口106を介し真空排気装置(図示省略)が接続されている。
プラズマを生成するための電力を処理室104に伝送するため、誘電体窓103の上方には電磁波を放射する導波管107(またはアンテナ)が設けられる。導波管107(またはアンテナ)へ伝送される電磁波は電磁波発生用電源109から発振させる。電磁波の周波数は特に限定されないが、本実施例では2.45GHzのマイクロ波を使用する。処理室104の外周部には、磁場を形成する磁場発生コイル110が設けてあり、電磁波発生用電源109より発振された電力は、形成された磁場との相互作用により、処理室104内にプラズマを生成する。
また、シャワープレート102に対向して真空容器101の下部にはウエハ載置用電極111が設けられる。ウエハ載置用電極111は電極表面が溶射膜(図示省略)で被覆されており、高周波フィルター115を介して直流電源116が接続されている。さらに、ウエハ載置用電源111には、マッチング回路113を介して高周波電源114が接続される。
ウエハ載置用電極111は、冷媒用流路117を有し、温調器118に接続されているとともに、ヒーター119を有し、ヒーター制御器120に接続されている。またウエハ載置用電極111には温度センサー121が設置され、その信号はヒーター制御器120に伝送され、ウエハ112温度を所望の温度になるように、ヒーター119出力および冷媒の温度を制御する温調器118の設定温度を制御する。
処理室104内に搬送されたウエハ112は、直流電源116から印加される直流電圧の静電気力でウエハ載置用電極111上に吸着、温度調節され、ガス供給装置105よって所望のエッチングガスを供給した後、真空容器101内を所定の圧力とし、処理室104内にプラズマを発生させる。ウエハ載置用電極111に接続された高周波電源114から高周波電力を印加することにより、プラズマからウエハへイオンを引き込み、ウエハ112がエッチング処理される。
従来、エッチングチャンバー内の温度は、真空容器101の内壁はヒーター122にて、ウエハ載置用電極111は、ヒーター119、温調器118にて任意の温度に制御されていた。しかしエッチングチャンバー内の表面積としてもうひとつ大きな面積を占めるシャワープレート102、および誘電体窓103は積極的な温度制御は行われておらず、主にそれらの温度はプラズマよりの入熱の影響を強く受けていた。
図2にシャワープレート102の温度とそのとき得られるCD値との関係を示す。CD値はシャワープレート102温度と良い相関があることが分かる。また誘電体窓103温度も過渡現象を除けばCD値と相関があることが分かっており、CD値を常に安定させるためには、シャワープレート102ならびに誘電体窓103の温度を安定にする必要がある。本発明では、誘電体窓103、およびシャワープレート102の温度制御を行うため、誘電体窓103上部の導波管107に温風を導入する温風ユニット125が接続されている。
温風ユニット125は温風ユニット制御器127に接続されている。温風ユニット125の送風口には高周波電磁波が温風ユニット125内に進入することを防止するため、金属製のメッシュ133が設けてある。また導波管内に導入された温風が電磁波発生用電源109に流入することを防止するため、誘電体プレート134が温風ユニット125と電磁波発生用電源109間に設置してある。
導波管107を介し、空洞共振器108に流入した温風は、誘電体窓103に接触し、誘電体窓103へ熱エネルギーが伝達される。また空洞共振器108上部(側部など他の箇所でも良い)には温風を排気する温風排気口126が設置されている。排気された温風は、そのまま大気へ放出されても良いが、エネルギー効率向上のため、排気された温風は管を通して温風ユニット125へ導入され、内部で温風が循環する構造となっている。またここで温風を利用する理由として、誘電体窓103、シャワープレート102はプラズマからの入熱により高温(例えば200℃以上)となり、それらを上部より加熱するためには密閉された空間内に対流を起こすことが有効である。
したがって、ヒーター等により直接加熱するよりも温風を用いることで、温度制御の効率を向上することが可能である。また誘電体窓103の温度を監視するため、空洞共振器108上部には温度センサー128が設置されている。ここで温度センサー128は直接誘電体窓103に接続しても良いが、本実施例の場合には、誘電体窓103上部は高周波電磁波の伝送路であることから、高周波電磁界への影響を低減するため、温度センサー128として、赤外線計測型温度モニター128が設置してある。
ここで、使用する赤外線は誘電体窓103を直接測定する場合には、誘電体窓103の透過波長域以上の比較的低温でも感度の高い遠赤外領域を使用する。但しシャワープレート102を直接測定する場合には、使用する赤外線は誘電体窓103の透過波長域以下の赤外波長(近赤外から中赤外域)を使用し、一般的に数μmの波長域となる。本実施例の場合、プラズマ処理中のシャワープレート102の温度は通常誘電体窓103に比べて高く、シャワープレート102の温度を測定することが可能である。更に精度良く直接シャワープレート102の温度を測定する場合には、シャワープレート102の上部に赤外計測用マーカー129を設置する。赤外計測用マーカー129の材質は誘電体窓103およびシャワープレート102の赤外線透過波長域にて、吸収波長領域を有することが必要である。
また、この場合は赤外線計測形温度モニター128の使用赤外波長を、誘電体窓103に対して透過波長、赤外計測用マーカー129に対して吸収波長となる波長領域を使用することで、直接シャワープレート102の温度を測定することが可能となる。赤外線計測型温度モニター128にて測定された温度信号は温風ユニット制御器127に伝送され、誘電体窓103またはシャワープレート102が所望の温度になるように、温風ユニット125の風量または温度を調整する。ここで温風ユニット125にて調整する温度範囲を室温〜300℃とすることで、より効果的な温度調節が可能である。
前述のように本発明の実施例では、真空容器101の内壁温度をヒーター122で、ウエハ載置電極111の温度をヒーター119と温調器118で、誘電体窓103またはシャワープレート102を温風ユニット125にてそれぞれ所望の温度に制御することができるが、更にヒーター制御器120、温調器118、ヒーター制御器123、温風ユニット制御器127は中央温度制御ユニット130に接続されている。
中央温度制御ユニット130は、エッチング装置全体の制御を行うエッチング制御ユニット131に接続されており、誘電体窓温度をモニターする温度センサー128、真空容器壁温度をモニターする温度センサー122、及び、基板電極温度をモニターする温度センサー121にて測定された温度信号を信号処理し、温度センサー128に接続された温風ユニット125、温度センサー122に接続されたヒーター制御器123、温度センサー121に接続されたヒーター制御器120及び温調器118をそれぞれ制御することができる。
それぞれの温度制御機器は、直接それらが接続されている部品以外の温度制御も複合的に行うことが可能である。例えば、シャワープレート102は放電OFF時に、上部の誘電体窓103だけでなく、エッチングチャンバー下部からも熱エネルギーを損失する。 この熱エネルギーの損失を抑制するために、放電OFF時にシャワープレート102または誘電体窓103の温度を一定にするように、温風ユニット125だけでなく、ヒーター122、ヒーター119、温調器118を用いて温度調節(主に加熱)することが効果的である。
更にエッチング装置下部からの熱の損失が支配的な場合は、真空容器101を構成している材質の熱伝達率よりも低い熱伝達率を有する材料を装置下部に設置することも熱エネルギーの損失を抑制する点で有効である。
図3には実際に誘電体窓103を加熱した場合の放電OFF時の誘電体窓103の温度の時間変化を示す。加熱ありの場合には従来方式に比べ温度の下降が抑制されていることが分かる。本結果は実際に温度制御のパラメータ等が最適化されていないが、上述の温度制御機構を用いることで、CD安定化が可能であるシャワープレート102の温度変動50℃以下を達成することができる。
また、本実施例では、温風ユニット125を用いた温度制御の例について記載したが、赤外線計測形温度モニター128で誘電体窓103又はシャワープレート102の温度のみを監視し、装置状態を管理することで、実際の処理の可否を判断することも、デバイス生産における歩留まりを向上させる点で有効である。
本発明である温風ユニット125を用いて誘電体窓103およびシャワープレート102の温度制御を行うことにより、エッチング装置の処理室104を構成する部品の温度を安定にすることが可能であり、CD安定性を向上できることから、歩留り低下、経時変化の少ないエッチング処理が可能である。
次に本発明の第二の実施例であるICP(Inductively Coupled Plasma)エッチング装置を用いたプラズマ処理装置を図4により説明する。第一の実施例と同様の点は省略する。処理室104上の誘電体窓103上部には、ループアンテナ403が設置されている。ループアンテナ403は、整合器402を介してプラズマ生成用高周波電源401に接続されている。また誘電体窓103、ループアンテナ403を密閉するようにカバー404が設置されている。
ループアンテナ403から誘電体窓103を介して導入される高周波エネルギーにより、処理室104内にプラズマを生成する。カバー404は高周波電磁波が外部へ漏洩することを防止するとともに、温風ユニット125からの温風を誘電体窓103上に滞留させる役割を持つ。
本実施例でも第一の実施例と同様に、温風ユニット125を用いて誘電体窓103およびシャワープレート(図示なし)の温度制御を行うことにより、エッチング装置の処理室104を構成する部品の温度を安定にすることが可能であり、CD安定性を向上できることから、歩留り低下、経時変化の少ないエッチング処理が可能である。
第一、第二の実施例では誘電体窓を取り囲むカバーはそれぞれ、マイクロ波の伝送路、高周波の漏洩防止を兼用しているが、別途別のカバーを設けても同様の効果がある。また本実施例では、ECR,ICPエッチング装置についてのみ言及したが、高周波エネルギーをアンテナ等の高周波伝送手段により誘電体窓を介してプラズマを生成する装置全般において、誘電体窓の外部にカバーを密閉するように設置し、温風によりその誘電体窓の温度制御を行うことで、高周波への影響なく、誘電体窓の温度制御が可能であることから、前述のCDの安定化が可能であるという効果がある。
図1は本発明の実施例1であるマイクロ波ECRエッチング装置の縦断面図である。 図2はシャワープレートとCD変動の関係を示す特性図である。 図3はシャワープレート温度時間変化の誘電体窓加熱有無の影響を示す特性図である。 図4は本発明の実施例2である誘導結合型プラズマエッチング装置の縦断面図である。
符号の説明
101 真空容器
102 シャワープレート
103 誘電体窓
104 処理室
105 ガス供給装置
106 真空排気口
107 導波管
108 空洞共振器
109 電磁波発生用電源
110 磁場発生コイル
111 ウエハ載置用電極
112 ウエハ
113 マッチング回路
114 高周波電源
115 フィルター
116 静電吸着用直流電源
117 冷媒用流路
118 温調器
119 ヒーター
120 ヒーター制御器
121 温度センサー
122 ヒーター
123 ヒーター制御器
124 温度センサー
125 温風ユニット
126 温風排気口
127 温風ユニット制御器
128 赤外線計測型温度モニター
129 赤外線計測用マーカー
130 中央温度制御ユニット
131 エッチング装置制御ユニット
132 断熱層
133 金属製メッシュ
134 誘電体プレート
401 プラズマ生成用高周波電源
402 整合器
403 ループアンテナ
404 カバー

Claims (11)

  1. 真空排気装置が接続され内部を減圧可能な誘電体窓と真空容器により密閉された処理室と、該処理室内へガスを供給するガス供給装置と、被処理材を載置可能でかつ温度制御器により温度制御が可能な基板電極と、該誘電体窓よりプラズマを発生するための電磁波を導入するための高周波導入手段と、該高周波導入手段に接続された高周波電源とからなるプラズマ処理装置において、
    該誘電体窓温度をモニターするための放射型温度センサーを有し、該温度センサーにより測定した信号を元に、装置状態の監視が可能なことを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 真空排気装置が接続され内部を減圧可能な誘電体窓と真空容器により密閉された処理室と、該処理室内へガスを供給するガス供給装置と、被処理材を載置可能でかつ温度制御器により温度制御が可能な基板電極と、該誘電体窓よりプラズマを発生するための電磁波を導入するための高周波導入手段と、該高周波導入手段に接続された高周波電源とからなるプラズマ処理装置において、
    該誘電体窓温度をモニターする温度センサーおよび該誘電体窓に温風を導入する温風ファンユニットを有し、該温度センサーにより測定した信号を元に、該誘電体窓の温度調節が可能なことを特徴とするプラズマ処理装置。
  3. 請求項2に記載のプラズマ処理装置において、該誘電体窓はカバーにより密閉され、その内部へ該温風ファンユニットにより発生する気体を出し入れするための導入口および排気口を有することを特徴とするプラズマ処理装置。
  4. 請求項3に記載のプラズマ処理装置において、該排気口は該温風ファンユニットに接続され、該温風ファンユニットから発生する気体が循環する構造であることを特徴とするプラズマ処理装置。
  5. 請求項2に記載のプラズマ処理装置において、該温度センサーが赤外線計測型であることを特徴とするプラズマ処理装置。
  6. 請求項5に記載のプラズマ処理装置において、該誘電体窓より該処理室内に誘電体であるシャワープレートを有し、該シャワープレートの一部に該温度センサーにて使用する赤外線が透過し難い物質である赤外計測用マーカーを付着し、該温度センサーにて該シャワープレートの温度を測定することを特徴とするプラズマ処理装置。
  7. 請求項2に記載のプラズマ処理装置において、磁場を形成する手段を有し、該プラズマを発生する電磁波がマイクロ波であり、該誘電体窓を密閉するカバーが該マイクロ波の伝送路であることを特徴とするプラズマ処理装置。
  8. 請求項7に記載のプラズマ処理装置において、該誘電体窓よりプラズマを発生するための電磁波を導入するための高周波導入手段の導波管と該誘電体窓に温風を導入する温風ファンユニットとが接続されており、該温風ファンユニットの送風口には、高周波電磁波が該温風ファンユニット内に進入することを防止する金属製のメッシュが設けられ、該導波管には、該導波管内に導入された温風が該高周波電源に流入することを防止する誘電体プレートが設けられていることを特徴とするプラズマ処理装置。
  9. 真空排気装置が接続され内部を減圧可能な誘電体窓と真空容器により密閉された処理室、該処理室内へガスを供給するガス供給装置、被処理材を載置可能でかつ温度制御器により温度制御が可能な基板電極、該誘電体窓よりプラズマを発生するための電磁波を導入するための高周波導入手段と該高周波導入手段に接続された高周波電源からなるプラズマ処理装置において、
    該誘電体窓温度をモニターする第1の温度センサー、該真空容器壁温度をモニターする第2の温度センサー、及び、該基板電極温度をモニターする第3の温度センサーを有し、
    該誘電体窓に温風を導入する温風ファンユニットである第1の温度制御機構、該真空容器壁に接続された第2の温度制御機構、及び、該基板電極に接続された第3の温度制御機構を有し、
    該第1ないし第3の温度センサーはエッチング装置全体を制御するエッチング装置制御ユニットに接続された中央温度制御ユニットに接続され、該第1ないし第3の温度センサーにて測定された温度信号は該中央温度制御ユニットにて信号処理され、該第1ないし第3の温度センサーの測定部位に直接接続された該第1ないし第3の温度制御機構を独立的に制御、又は該第1ないし第3の温度センサーの測定部位に直接接続されていない該第1ないし第3の温度制御機構を複合的に制御することが可能であることを特徴とするプラズマ処理装置。
  10. 請求項9に記載のプラズマ処理装置において、プラズマ処理中以外は、該第1ないし第3の温度制御機構は該誘電体窓の温度変化を極小とするように制御することを特徴とするプラズマ処理装置。
  11. 請求項9または10に記載のプラズマ処理装置において、該処理室と該真空排気装置が接続されている部位との間に、該真空容器を構成する部材の熱伝導率よりも低い熱伝導率を有する部材を設置することを特徴とするプラズマ処理装置。
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