JP2010140016A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】連続して画像を形成する際に、紙間を広げる必要がある場合には、ダウンタイムの発生を低減するとともに、感光ドラムと現像ローラとの劣化を抑制する画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明の画像形成装置は、次の記録材への画像形成開始タイミングを予測し、予測した結果に基づき、生産性を低下することなく、感光ドラムと現像ローラとの位置関係を制御する。また、本画像形成装置は、上記予測した結果に基づき、感光ドラムの回転動作を制御する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子写真方式の複写機、レーザビームプリンタ等の画像形成装置及びその制御方法に関するものである。
画像形成装置は、一般に、帯電部により一様に帯電された感光ドラムの表面を画像データに従って露光することにより静電潜像を形成し、感光ドラムに形成された静電潜像を、現像ローラによりトナーを供給して現像することでトナー画像を形成する。さらに、転写ローラが感光ドラムに形成されたトナー画像を記録材に転写して、画像形成が行われる。なお、感光ドラムに対する現像処理は、感光ドラムに対して現像ローラを当接させた状態で行われる。また、画像形成装置は、複数の記録材に対して画像を連続して形成する場合には、スループットの維持を図るべく、先に搬送される記録材と次に搬送される記録材の間(以下では、「紙間」と称する。)においても現像ローラ及び感光ドラムを当接した状態を維持しながら、連続的に画像形成処理を行っている。
上述のような画像形成装置においては、記録材に画像形成すべき画像データの展開処理が通常より長い時間を必要とする場合がある。例えば、高解像度のカラー画像や写真画像の場合は画像データの展開処理に長い時間を必要とする場合がある。このような場合、画像形成装置は、紙間を広げることにより画像形成を開始するタイミングを延期している。しかし、画像形成の開始タイミングの延長によって紙間が広げられた場合、通常の連続した画像形成と比較して、紙間を広げた時間、感光ドラムに対して帯電部による帯電電圧の印加が継続されることになるため、感光ドラムの劣化速度が早まるという問題がある。
この問題を解決する手法として、例えば、特許文献1には、コントローラ部の画像展開処理が長い場合等により、通常よりも紙間を広げる場合に、感光ドラムへの帯電を一旦停止する画像形成装置が提案されている。これにより、特許文献1に記載の画像形成装置では、感光ドラムの劣化速度を遅らせている。
特開2006−285294号公報
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する問題がある。例えば、特許文献1に記載の画像形成装置では、帯電電圧を停止させているものの、紙間において感光ドラムと現像ローラとは当接状態を維持したままである。したがって、感光ドラムと現像ローラとの摩擦によって互いに摩耗が早まってしまうという問題がある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、連続して複数の記録材に画像を形成する際に、紙間を広げる必要がある場合には、ダウンタイムの発生を低減するとともに、感光ドラムと現像ローラとの劣化を抑制する画像形成装置及びその制御方法を提供することを目的としている。
本発明は、例えば、画像形成装置として実現できる。画像形成装置は、画像が形成される像担持体と、像担持体に対して当接及び離間可能であって、像担持体に当接して像担持体に画像を形成し、像担持体への画像の形成が終了した後に像担持体から離間される現像部材と、複数の画像を連続して形成する際に、像担持体に対する予め定められた画像形成の開始タイミングよりも画像形成の開始が遅延する場合、画像形成の開始までの遅延時間と、現像部材が像担持体に離間及び当接するのに要する時間とに基づいて、像担持体から現像部材を離間するか否かを判断する判断部とを有することを特徴とする。
本発明は、例えば、画像形成装置として実現できる。画像形成装置は、画像が形成される像担持体と、像担持体に対して当接及び離間可能であって、像担持体に当接することにより像担持体に画像を形成し、像担持体への画像の形成が終了した後に像担持体から離間される現像部材とを夫々が有する複数の画像形成部を備え、複数の画像形成部の全てを用いて複数色の画像を形成する第1モードと、複数の画像形成部の1つを用いて単色の画像を形成する第2モードとが切り替え可能な画像形成装置であって、複数の画像を連続して形成する際に、複数色の画像と単色の画像が混在する場合に、第1モードで画像を形成するように制御する制御部と、複数色の画像の形成の次に単色の画像を形成する場合、予め定められた画像形成の開始タイミングより単色の画像形成の開始が遅延する場合、単色の画像形成の開始までの遅延時間と、単色の画像形成に用いられる画像形成部以外の画像形成部の現像部材が離間及び当接するのに要する時間とに基づいて、単色の画像形成に用いられる画像形成部以外の画像形成部の現像部材を離間するか否かを判断する判断部とを有することを特徴とする。
本発明は、例えば、画像形成装置の制御方法として実現できる。制御方法は、画像が形成される像担持体と、像担持体に対して当接及び離間可能であって、像担持体に当接することにより像担持体に画像を形成し、像担持体への画像の形成が終了した後に像担持体から離間される現像部材とを備えた画像形成装置の制御方法であって、複数の画像を連続して形成する際に、像担持体に対する予め定められた画像形成の開始タイミングに対して画像形成の開始が遅延する場合の遅延時間と、現像部材を像担持体に当接及び離間するのに要する時間とを比較する工程と、比較結果に基づいて、像担持体から現像部材を離間するか否かを判断する工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、例えば、連続して複数の記録材に画像を形成する際に、紙間を広げる必要がある場合には、ダウンタイムの発生を低減するとともに、感光ドラムと現像ローラとの劣化を抑制する画像形成装置及びその制御方法を提供できる。
第1の実施形態に係る画像形成装置の構成例を示す図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の制御構成例を示す図である。 第1の実施形態の比較例となる制御を示す図である。 第1の実施形態に係るコントローラとエンジン制御部との間の通信シーケンスの一例を示すシーケンス図である。 第1の実施形態に係る印字動作におけるエンジン制御部の処理手順を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係るエンジン制御部の印字動作のタイミングを示すタイミングチャートである。 第1の実施形態に係るエンジン制御部の印字動作のタイミングを示すタイミングチャートである。 第2の実施形態に係る印字動作におけるエンジン制御部の処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係るエンジン制御部の印字動作のタイミングを示すタイミングチャートである。 第2の実施形態に係るエンジン制御部の印字動作のタイミングを示すタイミングチャートである。 第3の実施形態に係る印字動作におけるエンジン制御部の処理手順を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係るエンジン制御部の印字動作のタイミングを示すタイミングチャートである。
以下に本発明の一実施形態を示す。以下で説明される実施形態は、本発明の上位概念、中位概念及び下位概念など種々の概念を理解するために役立つであろう。また、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の実施形態によって限定されるわけではない。
[第1の実施形態]
<画像形成装置の全体構成>
以下では、図1乃至図7を参照して、本発明における第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態に係る画像形成装置の構成例を示す図である。画像形成装置10は、大きく分けて、画像形成部、給送部、及び定着部を含む。
(画像形成部)
画像形成部には、現像剤としてのトナーの色ごとに4つの画像形成ステーションが併置されている。各画像形成ステーションは、第1ステーションから順に、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの各色の現像剤としてのトナーを用いた画像形成用のステーションである。すべてのステーションが同様の構成であるため、以下では第1ステーションについてのみ説明を記載する。しかし、以下で参照番号の末尾に付した符号aを符号b、c、dに読み替えることにより、第2ステーション(符号bに対応)、第3ステーション(符号cに対応)、第4ステーション(符号dに対応)の構成要素を表すものとする。
画像形成部は、ステーション毎の像担持体である感光ドラム1a、帯電ローラ2a、現像ユニット8a、露光部11a、一次転写ローラ81a、感光ドラム1a上の転写後の残留トナーをクリーニングするクリーニングユニット3a、及び中間転写ベルト(中間転写体)80を備える。現像ユニット(現像部材)8aは、現像手段として機能し、感光ドラム1aに当接された現像ローラ4a、及びトナー収納部5a、現像剤を塗布するためのブレード7aを備える。図1において、1a〜8aで示す構成要素は、画像形成装置10から着脱自在な一体型のプロセスカートリッジ9aとなっている。画像形成部では、図示しないコントローラから送信される画像信号に基づいて形成される光により感光ドラム1aを露光して静電潜像を形成する。さらに、この静電潜像をトナーで現像して可視画像を多重転写してカラー可視画像が形成される。その後、このカラー可視画像は、転写材へ転写され、転写材上に定着される。
感光ドラム1aは、本例では、アルミニウム製シリンダの外周面に有機光導電体層(OPC)を塗布して構成され、金属円筒上に感光して電荷を生成するキャリア生成層、及び発生した電荷を輸送する電荷輸送層等からなる機能性有機材料が複数層積層されている。なお、最外層は電気的導電性が低くほぼ絶縁である。また、感光ドラム1aは、その両端部がフランジによって回転自在に支持されており、一方の端部に図示しない駆動モータから駆動力が伝達されることにより、図1において反時計回りに回転駆動される。
帯電ローラ2aは、ローラ状に形成された導電性のローラであって、感光ドラム1aに当接された状態で、感光ドラム1aの回転に従って回転しながら、感光ドラム表面を均一に帯電する。帯電ローラ2aには直流電圧又は交流電圧を重畳した電圧が印加される。これにより、帯電ローラ2aと感光ドラム表面の当接ニップ部から上下流側の微小な空間で放電が発生することにより、感光ドラム表面が一様に帯電される。
露光部11aは、レーザ光を多面鏡(ポリゴンミラーともいう)によって走査させるスキャナユニット、または、LEDアレイが適用できる。この露光部11aは、画像信号に基づいて変調された走査ビーム12aを感光ドラム1a上に照射する。
なお、帯電ローラ2a、現像ローラ4a、及び一次転写ローラ81aは、それぞれ帯電バイアス電源20a、現像バイアス電源21a、及び一次転写バイアス電源84aに接続されている。
中間転写ベルト80は、その張架部材として二次転写対向ローラ86、駆動ローラ14、テンションローラ15の3本のローラにより支持されており、適当なテンションが維持されるようになっている。駆動ローラ14が駆動されることにより、中間転写ベルト80は図1において時計回りに感光ドラム1aの回転速度と略同速度で移動する。また、一次転写ローラ81aは、中間転写ベルト80を挟んで感光ドラム1aと対向して配置される。一次転写ローラ81aの近傍には除電部材23aが配置されており、駆動ローラ14、テンションローラ15、除電部材23a、二次転写対向ローラ86が電気的に接地されている。なお、中間転写ベルト80には所定位置にマーク(不図示)が形成されており、このマークを不図示のセンサで検知するタイミングを基準として、後述する/TOP信号が出力されて感光ドラム1aへの画像形成が開始される。このマークは予め中間転写ベルト80に設けてもよいし、現像剤(トナー)を用いてマークを形成してもよい。
現像ユニット8aは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の現像剤(トナー)である非磁性一成分現像剤を収納したトナー収納部5a、及び感光ドラム1a表面に隣接した現像ローラ4aを備える。現像ローラ4aは、図示しない駆動部により回転駆動されるとともに、現像バイアス電源21aにより現像電圧を印加することにより現像を行う。
一次転写ローラ81aは、4個の感光ドラム1aに対向して、中間転写ベルト80の内側で中間転写ベルト80に当接する。一次転写ローラ81aには一次転写バイアス電源84aが接続されており、一次転写ローラ81aの正極性の電荷により、中間転写ベルト80に対して当接している感光ドラム1a上の負極性のトナー画像が中間転写ベルト80へ転写される。感光ドラム1a〜1dに形成される各色トナー画像は順次中間転写ベルト80へ転写されることによって、多色画像が中間転写ベルト80上に形成される。
(給送部)
本体カセット16から給紙する際には、ピックアップローラ17を駆動させることによって、本体カセットの底板29が上昇し、本体カセット16内に設置されたシートPを押し上げる。なお、以下では、シートを記録材、転写材、用紙とも称する。押し上げられたシートPの最上部の一枚が、ピックアップローラ17と当接し、ピックアップローラ17の回転により一枚ずつシートが分離して給送され、レジストローラ18まで搬送される。
手差し用の給紙トレイ30から給紙する際には、紙有無センサ33によって給紙トレイ30にシートPがセットされていることが検知される。給紙トレイ30にシートがセットされている場合、引き込みローラ31によって、シートの先端が停止位置37に到達するまで給送される。シートの先端が停止位置37に位置するときにプリントコマンドを受信すると、引き込みローラ31と搬送ローラ32とによってシートが搬送される。紙先端検知センサ34がシートの先端を検知してから所定時間又は所定ステップの搬送を行うことで、シートがピックアップローラ17の直下まで搬送される。手差し給紙トレイ30から搬送されたシートの先端がピックアップローラ17の直下に到達したところで、ピックアップローラ17が駆動され、底板29が上昇する。ここで、本体カセット16内にシートが設置されていれば、本体カセット16内に設置されたシートPが押し上げられる。押し上げられたシートPの最上部の一枚又は本体カセット底板が、手差し給紙トレイ30から搬送されたシートを押し上げる。押し上げられたシートは、ピックアップローラ17と当接し、ピックアップローラ17の回転により給送され、レジストローラ18まで搬送される。
給紙トレイ30からレジストローラ18へ給送されたシートは、レジストローラ18によって二次転写部に搬送される。
二次転写部を構成する中間転写ベルト80は、二次転写対向ローラ86、駆動ローラ14、テンションローラ15の3本のローラで張架支持され、すべての感光ドラム1a〜1dに対向して配設される。中間転写ベルト80は、感光ドラム1a〜1dに対向する外周面にトナーを静電吸着させるべく、駆動ローラ14によって循環移動する。これにより中間転写ベルト80の外周に多色画像が形成され、ベルト上に形成された画像は二次転写位置である二次転写ローラ82と中間転写ベルト80の当接部まで搬送される。
シートの搬送に際しては、二次転写ローラ82に電圧が印加されることで、対向して設置された二次転写対向ローラ86に電界が形成される。これにより、中間転写ベルト80とシートとの間に誘電分極が発生し、両者に静電吸着力が生じる。
(定着部)
定着装置19は、シート上に形成した画像に熱及び圧力を加えてトナー画像を当該シートに定着させる。そのために、定着装置19は、定着ベルトと弾性加圧ローラとを備える。弾性加圧ローラは定着ベルトを挟み、図示しないベルトガイド部材と所定の圧接力をもって所定幅の定着ニップ部を形成している。
未定着のトナー画像が形成されたシートは、画像形成部から、所定の温度に立ち上がって温調された状態にある定着ニップ部へ搬送される。シートは、定着ニップ部の定着ベルトと弾性加圧ローラとの間で、その画像面が上向きの状態で、即ち、定着ベルト面に対向して導入される。当該シートは、画像面が定着ベルトの外面に密着し、定着ベルトと共に定着ニップ部を挟持搬送されていく。
定着ニップ部を定着ベルトと一緒にシートが挟持搬送されていく過程において、シート上の未定着のトナー画像は、定着ベルトで加熱され定着される。
<画像形成装置の制御構成>
次に、図2を参照して、画像形成装置10の制御構成について説明する。図2は、第1の実施形態に係る画像形成装置の制御構成の一例を示すブロック図である。
画像形成装置10は、制御構成として、コントローラ201及びエンジン制御部202を備える。コントローラ201は、ホストコンピュータ200及びエンジン制御部202と相互通信可能に接続され、ホストコンピュータ200及びエンジン制御部202へのインターフェース、プロセッサ、及びメモリを備える。一方、エンジン制御部202は、ビデオインタフェース部210、CPU211、画像処理GA212、画像制御部213、定着制御部214、用紙搬送部215、及び駆動制御部216を備える。
コントローラ201は、ホストコンピュータ200から画像情報及び印字命令を受け取り、受け取った画像情報を解析してビットデータに変換する。また、コントローラ201は、ビデオインタフェース部210を介して、転写材毎に印字命令に従い、印字予約コマンドをエンジン制御部202へ送出する。さらに、コントローラ201は、印字可能な状態となったタイミングで、印字開始コマンド、ビデオ信号をエンジン制御部202へ送出する。
エンジン制御部202は、コントローラ201からの印字予約コマンドの順に印字の実行準備を行ない、コントローラからの印字開始コマンドを待つ。エンジン制御部202は、印字指示を受信すると、コントローラ201に対して、ビデオ信号の出力の基準タイミングとなる/TOP信号を出力し、印字予約コマンドに従って印字動作を開始する。/TOP信号はコントローラ201とエンジン制御部202との間における垂直同期信号に相当し、コントローラ201からエンジン制御部202へのページごとの画像データ送信のトリガとなる。
<比較例>
次に、図3を参照して、本発明の比較例となる制御について説明する。図3は、比較例におけるエンジン制御部の印字動作の処理手順を示すフローチャートである。本比較例では、通常よりも紙間を広げる場合、コントローラはエンジン制御部に対して、印字動作の後処理を延期させるためのコマンド(以下では、画像形成の開始タイミングを延期する「延期コマンド」と称する。)を送出する。これにより、コントローラの画像展開処理に応じて紙間を広げる場合であっても、ダウンタイムの発生が低減されるという効果がある。
まず、コントローラは、印字(画像形成)に先立ち、エンジン制御部に対して予め必要な動作を予約するための予約コマンド(印字予約コマンド等)を送信する。予約コマンドには、これから発行される印字指示の順序に対応して実行すべき動作に関する情報が含まれる。例えば、予約コマンドには、使用する給紙カセットの情報、記録材のサイズ、動作モード等といった印字動作の条件が含まれる。さらに、コントローラは、予約した内容に基づいてエンジン制御部に印字をさせるべく、印字開始コマンドをエンジン制御部に対して発行する。
ステップS301で、エンジン制御部は、コントローラが発行した印字開始コマンドを受信するまで待機する。
印字開始コマンドを受信すると、ステップS302で、エンジン制御部は、当該印字開始コマンドに基づき、印字動作を行うための準備動作としての前処理(以下では、「前回転シーケンス」と称する。)を実行する。前回転シーケンスには、現像ローラを感光ドラムに当接させる制御が含まれる。なお、感光ドラムと現像ローラの当接及び離間動作に関して、エンジン制御部は、各画像形成ステーションの感光ドラムと現像ローラの夫々を個別に当接及び離間可能な構成になっている。
ステップS303で、エンジン制御部は、前回転シーケンス終了後、/TOP信号をコントローラへ送出して、1枚目の印字予約コマンドに従って印字動作を開始する。
ステップS305で、エンジン制御部は、スループットを維持するための次の印字動作開始タイミング(以下では、「通常印字開始タイミング」と称する。)までに次の印字予約コマンドを受信していない場合は、ステップS311へ移行し、印字動作の後処理(以下では、「後回転シーケンス」と称する。)を実行して印字動作を終了する。一方、当該コマンドを受信している場合は、ステップS306へ移行する。後回転シーケンスには、現像ローラを感光ドラムから離間させる制御が含まれる。
ステップS306で、エンジン制御部は、延期コマンドを受信している場合、ステップS307へ移行する。一方、延期コマンドを受信していない場合、ステップS308へ移行する。ここで、延期コマンドとは、現在印字を行っているシートの次のシートへの印字開始を延期することを通知するコマンドである。この延期コマンドは、コントローラからエンジン制御部へ送信される。なお、延期コマンドには、紙間を広げるために要する時間(以下では、「延期時間(遅延時間)」と称する。)の情報が付加されている。
ステップS307で、エンジン制御部は、指定された延期時間が終了するまで待機することで、紙間を延長する。延長された期間、現像ローラの当接状態は維持される。
ステップS308で、エンジン制御部は、画像形成タイミングの延期コマンドを受信していない場合には、通常印字開始タイミングまでに印字予約コマンドに対する印字開始コマンドを受信している場合、ステップS303へ移行する。また、延期コマンドを受信している場合には、延期コマンドにより指定された延期時間が経過する時までに印字予約コマンドに対する印字開始コマンドを受信している場合、ステップS303へ移行する。ステップS303で、エンジン制御部は、1枚目に続く2枚目の印字動作を開始する。
一方、ステップS308でエンジン制御部が印字開始コマンドを受信していない場合、ステップS309へ移行する。
ステップS309で、エンジン制御部は、後回転シーケンスを実行する。
ステップS310で、エンジン制御部は、印字開始コマンドを待つウエイト状態へと移行し、印字開始コマンドを受信するのを待って、ステップS302へ移行し、前回転シーケンスを開始する。
上述したように、比較例においては、延期コマンドによって紙間が延長された場合、紙間において現像ローラは感光ドラムに当接した状態を維持したままである。したがって、通常の連続印字と比較して、紙間を延長した延長時間分、感光ドラムと現像ローラとの摩擦によって、互いの劣化速度を早めてしまう。一方、以下に説明する本実施形態では、紙間における感光ドラムと現像ローラとの摩耗を低減することを特徴とする。
<印刷時の通信シーケンス>
以下では、図4及び図5を参照して、本実施形態に係る印字動作の制御について説明する。図4は、第1の実施形態に係るコントローラ201とエンジン制御部202との間の通信シーケンスの一例を示すシーケンス図である。図4においては、2枚分の記録材に対して連続して印字を行う場合を示している。
ステップS401で、コントローラ201は、エンジン制御部202に対して1枚目の記録材に対する画像データに基づく印字予約コマンド1を送信する。
ステップS402で、コントローラ201は、1枚目の画像データの画像展開処理時間を予測する。
また、ステップS403及びステップS404で、コントローラ201は、画像形成中の1枚目の画像データに続く2枚目の記録材に対する画像データに対しても画像展開処理時間の予測処理を実行する。
コントローラ201は、図2を用いて説明したように、プロセッサを含んでおり、所定の手順のプログラムを実行させることでこのような予測処理を行わせてもよい。例えば、バンディング処理を行って印刷する際に、印刷すべき画像に含まれるオブジェクトが大量であるため、レンダリング処理に非常に時間を要するような場合、データアンダーランを防止するためページ単位でレンダリングが行われることがある。このような場合には1ページ分の画像データが生成されて初めて印字指示が発行されるために、ページ間(紙間)が空いてしまうことがあり得る。そこで、まず、コントローラ201は、1ページのレンダリングに要する時間をオブジェクトの種類や量などに基づいて予測する。次に、コントローラ201は、前のページの印字が終了してから注目ページの展開処理(ラスタライズともいう)の開始予測時刻までの時間を延期時間として決定する。このように延期時間は、その遅延が生じる原因により予測できる。
ステップS405で、コントローラ201は、エンジン制御部202に対して印字開始コマンド1を送信する。ここで、エンジン制御部202は、1枚目の印字動作を開始するとともに、ステップS406で、/TOP信号1をコントローラ201に対して出力する。
ステップS407で、コントローラ201は、ステップS404で予測された2枚目の画像展開処理時間2が、印字予約コマンド2の送信から通常印字開始タイミングまでの時間よりも長い場合、通常印字開始タイミングまでに、延期時間を付加した延期コマンドを送出する。つまり、コントローラ201は、ステップS402で予測した予測時間が予め定められたタイミング(通常印字開始タイミング)を超えているか否かを判定し、当該判定結果に基づき、延期コマンドを送出する。ここで、この予め定められたタイミングは、例えば、感光ドラムに形成された画像が中間転写ベルト80へ転写されるタイミングに応じて設定される。
次に、ステップS408で、コントローラ201は、延期した画像形成の開始タイミングまでに、2枚目の印字開始コマンドを送出する。これに対し、ステップS409で、エンジン制御部202は、/TOP信号を出力し、2枚目の画像形成動作を開始する。
<エンジン制御部における制御手順>
図5は、第1の実施形態に係る印字動作におけるエンジン制御部202の処理手順を示すフローチャートである。また、図6及び図7は、第1の実施形態に係るエンジン制御部202の印字動作のタイミングを示すタイミングチャートである。
まず、コントローラ201は、エンジン制御部202に対して印字予約コマンドを送信する。これに対し、ステップS501で、エンジン制御部202は、コントローラ201から次いで発行される印字開始コマンドを受信するまで待機する。
ステップS502で、エンジン制御部202は、ステップS501で受信した印刷開始コマンドに基づき、前回転シーケンスを実行する。
ステップS503で、エンジン制御部202は、前回転シーケンス終了後、/TOP信号を出力して、1枚目の印字予約コマンドによって指定された条件にしたがって、印字動作を開始する。ここで、印字予約コマンドには、使用する給紙カセットの情報や印字モードといった印字動作の条件が含まれる。
ステップS505で、エンジン制御部202は、通常印字開始タイミングまでに、次の印字予約コマンドを受信していない場合は、ステップS515へ移行し、後回転シーケンスを実行して印字動作を終了する。
ステップS506で、エンジン制御部202は、延期コマンドを受信している場合、ステップS507へ移行する。一方、延期コマンドを受信していない場合、ステップS512へ移行する。なお、延期コマンドには、紙間を広げるべく、延期時間Cが付加されている。ここで、延期時間Cとは、通常印字開始タイミング(予め定められたタイミング)から次の印字動作の開始タイミングまでの差分時間を示す。
ステップS507で、エンジン制御部202は、コントローラ201から画像形成タイミングの延期コマンドで指定された延期時間Cに基づいて、以下のいずれかの処理を実行する。なお、以下の処理は、エンジン制御部202における判断部による処理である。ここで、図6において、601は/TOP信号の出力タイミングを示し、602は現像ローラの動作タイミングを示す。601における信号603、604、605、606は/TOP信号である。信号603で1枚目の画像の印字(形成)が開始されて、次に信号604が2枚目の画像の印字(形成)のための通常印字開始タイミングである。図6では、延期時間Cが指定されており、2枚目の画像の印字のためのタイミングが605に遅延される。なお、606は3枚目の画像の印字のための通常印字開始タイミングであるが、図6の場合は2枚の画像の印字で印字動作が終了している。また、図7において、701は/TOP信号の出力タイミングを、702は現像ローラの動作タイミングを、703と704は現像ローラの仮想的な動作タイミングを示す。701における信号705、706、707、708は/TOP信号である。図6と比較すると、遅延時間C(信号706と707の間隔)が短く、現像ローラを離間しない(当接を維持する)動作を示している。
ステップS507で、エンジン制御部202は、図6に示すように、指定された延期時間Cと、現像ローラを離間するのに要する時間B(607)及び現像ローラを当接するのに要する時間A(608)を合計した合計時間(A+B)とを比較する。その比較結果に基づき、エンジン制御部202は、延期時間Cが合計時間(A+B)よりも長い場合、ステップS508へ移行する。
ステップS508で、エンジン制御部202は、2枚目の通常印字開始タイミング(604)で、現像ローラを離間させる。具体的には、エンジン制御部202は、現在実行中の印字動作が終了したタイミングで、現在当接状態にある感光ドラムと現像ローラとを離間状態に制御する。
さらに、ステップS509、S510で、エンジン制御部202は、図6に示すように、指定された延期時間Cを経過後の2枚目の印字開始タイミング(605)で現像ローラが完全に当接するように、延期時間の残り時間Aとなるタイミング(609)で現像ローラの当接を開始する。
一方、ステップS507で、エンジン制御部202は、図7に示すように、指定された延期時間Cが、現像ローラを離間するのに要する時間B(709)と現像ローラを当接するのに要する時間A(710)を足した時間(A+B)よりも短い場合、延期時間Cにわたって現像ローラの当接状態を維持する。
ステップS511で、延期時間Cが経過するまでの間、エンジン制御部は上記のいずれかの処理を実行する。以下のステップS512〜S514では、図3の比較例におけるステップS308〜S310と同様の処理へと移行する。
ステップS512で、エンジン制御部202は、画像形成タイミングの延期コマンドを受信していない場合には、通常印字開始タイミングまでに印字予約コマンドに対する印字開始コマンドを受信している場合、ステップS503へ移行する。また、画像形成タイミングの延期コマンドを受信している場合には、指定された延期時間が経過した時までに印字予約コマンドに対する印字開始コマンドを受信している場合、ステップS503へ移行する。ステップS503で、エンジン制御部202は、1枚目に続く2枚目の印字動作を開始する。
一方、エンジン制御部202は、ステップS512で印字開始コマンドを受信していない場合、ステップS513へ移行する。
ステップS513で、エンジン制御部202は、後回転シーケンスを実行する。
ステップS514で、エンジン制御部202は、印字開始コマンドを待つウエイト状態へと移行し、印字開始コマンドを受信するのを待って、ステップS502へ移行し、前回転シーケンスを開始する。
以上説明したように、本実施形態に係る画像形成装置は、画像展開処理に応じて通常よりも紙間を広げる場合、延期コマンドにより後回転シーケンスに入ることがないので、ダウンタイムを低減することができる。さらに、感光ドラムに対して現像ローラを当接及び離間可能となるように移動自在にするとともに、紙間において、感光ドラムから現像ローラを離間及び当接するのに必要な時間よりも遅延時間が長ければ、感光ドラムと現像ローラを一旦離間する。これにより、感光ドラムと現像ローラの劣化を低減させることが可能となる。
なお、上述の実施形態は本発明の趣旨に基づいて種々変更することが可能であり、これらを発明の範囲から排除するものではない。例えば、紙間の広がりによって離間すべき部材は、感光ドラムと現像ローラに限らず、直ちに印字可能な待機状態において消耗が進行する部材でもよい。そのような部材であれば、本発明を適用することでその寿命を延ばすことができる。
また、本実施形態によれば、画像形成装置においてコントローラの処理に合わせて直ちに印字が開始できるように、コントローラからエンジン制御部へ指示を与える。エンジン制御部は、その指示に応じて、消耗部品の稼働、例えば、感光ドラムと現像ローラの当接、離間状態を判断する。
[第2の実施形態]
次に、図8乃至図10を参照して、第2の実施形態について説明する。本実施形態は、第1の実施形態において画像形成タイミングの延期コマンドによって現像ローラを離間させた際に、さらに、現像ローラが離間状態に置かれる時間を算出し、これに基づいて感光ドラムの回転を制御することを特徴とする。なお、画像形成装置の全体構成と制御構成は図1及び図2を用いて説明した構成と同様であるため、説明を省略する。また、印刷時の通信シーケンスは図4と同様であるため、説明を省略する。
<エンジン制御部における制御手順>
図8は、第2の実施形態に係る印字動作におけるエンジン制御部202の処理手順を示すフローチャートである。また、図9及び図10は、第2の実施形態に係るエンジン制御部202の印字動作タイミングを示すタイミングチャートである。図8におけるステップS801〜S808は、第1の実施形態の図6におけるステップS501〜S508と同様であるため、説明を省略し、本実施形態に係る部分についてのみ説明する。なお、図9において、901は/TOP信号の出力タイミングを、902は現像ローラの動作タイミングを示す。901における信号904、905、906、907は/TOP信号である。信号904で1枚目の画像の印字(形成)が開始されて、次に信号905が2枚目の画像の印字(形成)のための通常印字開始タイミングである。図9では、延期時間Cが指定されており、2枚目の画像の印字のためのタイミングが906に遅延される。なお、907は3枚目の画像の印字のための通常印字開始タイミングであるが、図9の場合は2枚の画像の印字で印字動作が終了している。
また、図10において、1001は/TOP信号の出力タイミングを、1002は現像ローラの動作タイミングを、1003は感光ドラムの動作タイミングを、1004と1005は感光ドラムの仮想的な動作タイミングを示す。1001における信号1006、1007、1008、1009は/TOP信号である。図9と比較すると、遅延時間C(信号1007と1008の間隔)が短く、現像ローラを離間しない(当接を維持する)動作を示している。
ステップS807で、エンジン制御部202は、第1の実施形態のステップS507と同様、図6に示すように、画像形成タイミングの延期コマンドで指定された延期時間Cが、現像ローラを離間する時間B(607)と現像ローラを当接する時間A(608)を合計した時間(A+B)よりも長い場合、ステップS808へ移行する。
ステップS808で、エンジン制御部202は、2枚目の通常印字開始タイミング(604)で、現像ローラを離間させる。
ステップS809で、エンジン制御部202は、まず、延期時間C、現像ローラを離間する制御に要する時間B及び当接する制御に要する時間Aに基づいて、図9に示す離間状態時間Dを算出する。つまり、D=(A+B)−Cで算出される。ここで、離間状態時間Dは、感光ドラムに対する現像ローラの離間を完了してから、再び当接状態への制御を開始するまでの離間状態にある時間を示す。
さらに、ステップS809で、エンジン制御部202は、離間状態時間Dが、感光ドラムの回転の停止に要する時間E(911)と感光ドラムの起動準備に要する時間F(912)を合計(加算)した時間よりも長いか否かを判定する。その結果、離間状態時間Dの方が長い場合、ステップS810へ移行する。この判定処理は、エンジン制御部202の判断部により処理される。なお、感光ドラムの回転の停止に要する時間Eとは、エンジン制御部202が不図示の感光ドラムを駆動するモータ等の駆動部に停止を指示してから、モータが停止して感光ドラムが停止状態に至るまでに要する時間である。また、起動準備に要する時間Fとは、停止状態にある感光ドラムの駆動開始をエンジン制御部202が指示してから、感光ドラムが所定の回転速度に至るまでに要する時間である。これらの時間E、時間Fは、感光ドラムの回転速度や駆動部としてのモータの性能に基づき予め決定される時間である。
ステップS810で、エンジン制御部202は、図9に示すように、現像ローラの離間が終了したタイミング(908)で感光ドラムを停止させる。ここで、感光ドラムを停止させる時間Gは、G=D−(E+F)となる。
さらに、ステップS811、S812で、エンジン制御部202は、次に現像ローラの当接を開始するタイミング(910)までに感光ドラムが定速回転状態に達するように、残り時間Fのタイミング(909)で感光ドラムの回転を開始する。
一方、ステップS809で離間状態時間Dの方が短いと判定した場合、図10に示すように、エンジン制御部202は、次に現像ローラの当接を開始するタイミング(1012)まで感光ドラムの回転を維持する。
ステップS813、S814で、エンジン制御部202は、第1の実施形態のステップS509、S510と同様、図6に示すように、現像ローラの当接を開始する。
以上説明したように、本実施形態に係る画像形成装置は、第1の実施形態に係る制御により現像ローラを離間させた際に、さらに、感光ドラムの動作を制御する。具体的には、現像ローラの離間状態時間が感光ドラムの回転を一旦停止し、再度起動して定速回転状態に達するまでに要する時間よりも長ければ、感光ドラムの回転も一旦停止させる。これにより、感光ドラムの劣化をさらに低減させることが可能となる。
[第3の実施形態]
次に、図11及び図12を参照して、第3の実施形態について説明する。本実施形態では、複数色の現像剤を用いたフルカラーの画像形成と単色の現像剤を用いたモノクロの画像形成が混在する場合を想定する。さらに、本実施形態では、スループットを維持すべく、フルカラープリントモード(第1モード)で優先的に画像形成を行うスループット優先モードで画像形成を行う場合を想定する。スループット優先モードでは、複数の記録材に画像形成をする際、フルカラープリントモードで画像形成をした後の画像データがモノクロである場合、モノクロプリントモード(第2モード)に切り替えず、フルカラープリントモードで画像形成を行う。本実施形態は、スループット優先モードにおいて、画像形成延期コマンドによって延期時間が生じた際に、現像ローラの当接、離間状態を制御する機構を備える。ここで、フルカラープリントモードとは、複数色の現像剤を用いて画像形成を行うプリントモードであり、モノクロプリントモードとは、単色の現像剤(ブラックのトナー)を用いて画像形成を行うプリントモードである。
なお、画像形成装置の全体構成と制御構成は図1及び図2を用いて説明した第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。図1において、画像形成装置10は、フルカラープリントモードでは全てのステーションを使用し、モノクロプリントモードでは第4のステーションのみを使用して画像形成を行う。また、印刷時の通信シーケンスは図4と同様であるため、説明を省略する。
<エンジン制御部における制御手順>
図11は、第3の実施形態に係る印字動作におけるエンジン制御部202の処理手順を示すフローチャートである。また、図12は、第3実施形態のエンジン制御部202の印字動作のタイミングを示すタイミングチャートである。図11及び図12では、3枚分の記録材に対して連続して印字を行う場合を示し、1、3枚目がフルカラーの画像データ、2枚目がモノクロの画像データである場合を示す。また、図12で、1201は/TOP信号の出力タイミングを、1202は第1、第2、第3のステーションにおける現像ローラの動作タイミングを、1203は第4のステーションにおける現像ローラの動作タイミングを示す。1201における信号1205、1206、1207、1208は/TOP信号である。1205で1枚目の画像の印字(形成)が開始されて、次に1206が2枚目の画像の印字(形成)のための通常印字開始タイミングである。図12では、延期時間Cが指定されており、2枚目の画像の印字のためのタイミングが1207に遅延される。なお、1208は3枚目の画像の印字のための通常印字開始タイミングであるが、図12の場合は2枚の画像の印字で印字動作が終了している。
まず、コントローラ201は、エンジン制御部202に対して印字予約コマンドを送信する。これに対し、ステップS1101で、エンジン制御部202は、コントローラ201から次いで発行される印字開始コマンドを受信するまで待機する。
ステップS1102で、エンジン制御部202は、ステップS1101で受信した印字開始コマンドに基づき、フルカラープリントモード(第1モード)の前回転シーケンスを実行する。フルカラープリントモードの前回転シーケンスでは、すべてのステーションにおいて現像ローラを感光ドラムへ当接させる。
ステップS1103で、エンジン制御部202は、前回転シーケンス終了後、/TOP信号を出力して、1枚目の印字予約コマンドによって指定された条件にしたがって、印字動作を開始する。ここで、印字予約コマンドには、使用する給紙カセットの情報、記録材のサイズ、動作モード等といった印字動作の条件が含まれる。
ステップS1105で、エンジン制御部202は、通常印字開始タイミングまでに、次の印字予約コマンドを受信していない場合は、ステップS1112へ移行し、後回転シーケンスを実行して印字動作を終了する。
ステップS1106で、エンジン制御部202は、通常印字開始タイミングまでに延期時間Cが付加された画像形成タイミングの延期コマンドを受信している場合、ステップS1107へ移行する。一方、延期コマンドを受信していない場合、ステップS1109へ移行する。
ステップS1107で、エンジン制御部202は、まず、次の印字予約に係る画像データの種類を判定する。画像データの種類の判定とは画像データが複数色を有するカラーの画像データであるか、又は、単色(ブラック)のみを有するモノクロの画像データであるかの判定である。さらに、エンジン制御部202は、指定された延期時間Cが、図12に示す現像ローラを離間するのに要する時間B(1209)より長いか否かを判定する。その結果、次の印字予約がモノクロの画像データであって、延期時間Cが時間Bより長い場合、モノクロプリントモード(第2モード)と決定し、ステップS1113へ移行する。逆に、次の印字予約がフルカラーの画像データであるか、延期時間Cが時間Bより短い場合、フルカラープリントモードと決定し、ステップS1118へ移行する。
(モノクロプリントモードにおける処理)
エンジン制御部202は、ステップS1107でモノクロプリントモードと決定した場合、以下の処理を実行する。
ステップS1113で、エンジン制御部202は、図12に示すように、モノクロの画像データの印字に不要な、モノクロの印字に用いられる画像形成部以外の画像形成部である第1、第2、第3ステーションの現像ローラを離間させ、第4ステーションの現像ローラのみ当接状態を維持する。
さらに、ステップS1114、S1115で、エンジン制御部202は、指定された延期時間Cを経過するまで現像ローラの状態をステップS1113で制御した状態のまま維持する。その間に、印字開始コマンドを受信しない場合、ステップS1110へ移行し、エンジン制御部は後回転シーケンスを実行し、ステップS1111で印字開始コマンドをコントローラから受信するまで待機する。一方、印字開始コマンドを受信した場合、ステップS1116へ移行する。
ステップS1116で、エンジン制御部202は、2枚目の印字動作をモノクロプリントモードで開始する。
ステップS1117、S1118で、エンジン制御部202は、図12に示すように、最適なスループットを維持するための3枚目の印字開始タイミング(1208)で第1、第2、第3ステーションの現像ローラが完全に当接するように、当該タイミングまで残り時間Aのタイミング(1210)で現像ローラの当接を開始し、ステップS1104へ移行する。
(フルカラープリントモードにおける処理)
一方、エンジン制御部202は、ステップS1107でフルカラープリントモードと決定した場合、ステップS1108で、指定された延期時間Cにわたって現像ローラの当接状態を維持する。
ステップS1109で、エンジン制御部202は、画像形成延期コマンドを受信していない場合には、通常印字開始タイミングまでに印字予約コマンドに対する印字開始コマンドを受信している場合、ステップS1103へ移行する。また、画像形成延期コマンドを受信している場合には、指定された延期時間が経過する時までに印字予約コマンドに対する印字開始コマンドを受信している場合、ステップS1103へ移行する。ステップS1103で、エンジン制御部202は、1枚目に続く2枚目の印字動作を開始する。
一方、ステップS1109でエンジン制御部が印字開始コマンドを受信していない場合、ステップS1110へ移行する。
ステップS1110で、エンジン制御部202は、後回転シーケンスを実行し、ステップS1111で、印字開始コマンドをコントローラ201から受信するまで待機する。
以上説明したように、本実施形態に係る画像形成装置は、スループット優先モードにおいて、画像形成が延期される場合にモノクロプリントモードに切り替える処理を実行する。具体的には、感光ドラムから現像ローラを離間するのに要する時間が十分であれば、感光ドラムと現像ローラを離間する。これにより、感光ドラムと現像ローラの磨耗による劣化を低減させることが可能となる。
さらに、本実施形態と第2の実施形態を組み合わせることも可能である。その結果、フルカラーの画像の連続印字の際に、画像形成タイミングの延期コマンドによって現像ローラの当接及び離間が可能な時間が延期される場合も、感光ドラムと現像ローラの劣化をさらに低減させることも可能である。

Claims (12)

  1. 画像が形成される像担持体と、
    前記像担持体に対して当接及び離間可能であって、前記像担持体に当接して前記像担持体に画像を形成し、前記像担持体への画像の形成が終了した後に前記像担持体から離間される現像部材と、
    複数の画像を連続して形成する際に、前記像担持体に対する予め定められた画像形成の開始タイミングよりも画像形成の開始が遅延する場合、画像形成の開始までの遅延時間と、前記現像部材が前記像担持体に離間及び当接するのに要する時間とに基づいて、前記像担持体から前記現像部材を離間するか否かを判断する判断部と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記判断部は、
    前記現像部材が前記像担持体に離間及び当接するのに要する時間より前記遅延時間が長い場合には、前記像担持体から前記現像部材を離間し、
    前記現像部材が前記像担持体に離間及び当接するのに要する時間よりも前記遅延時間が短い場合には、前記像担持体から前記現像部材を離間せずに当接状態を維持することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記判断部は、更に、
    前記現像部材が前記像担持体に離間及び当接するのに要する時間と前記像担持体の駆動を停止及び起動に要する時間とを加算した時間よりも前記遅延時間が長い場合、前記像担持体の駆動を停止することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記判断部は、更に、
    前記遅延時間から前記現像部材が前記像担持体に離間及び当接するのに要する時間を引いた差分時間、前記像担持体から前記現像部材を離間することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記判断部は、
    前記遅延時間から前記加算した時間を引いた差分時間、前記像担持体の駆動を停止することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記像担持体に形成された画像が転写される中間転写体を更に有し、
    前記予め定められた画像形成の開始タイミングは、前記像担持体に形成された画像が前記中間転写体へ転写されるタイミングに応じて設定されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 画像が形成される像担持体と、前記像担持体に対して当接及び離間可能であって、前記像担持体に当接することにより前記像担持体に画像を形成し、前記像担持体への画像の形成が終了した後に前記像担持体から離間される現像部材とを夫々が有する複数の画像形成部を備え、前記複数の画像形成部の全てを用いて複数色の画像を形成する第1モードと、前記複数の画像形成部の1つを用いて単色の画像を形成する第2モードとが切り替え可能な画像形成装置であって、
    複数の画像を連続して形成する際に、前記複数色の画像と前記単色の画像が混在する場合に、前記第1モードで画像を形成するように制御する制御部と、
    前記複数色の画像の形成の次に前記単色の画像を形成する場合、予め定められた画像形成の開始タイミングより前記単色の画像形成の開始が遅延する場合、前記単色の画像形成の開始までの遅延時間と、前記単色の画像形成に用いられる画像形成部以外の画像形成部の前記現像部材が離間及び当接するのに要する時間とに基づいて、前記単色の画像形成に用いられる画像形成部以外の画像形成部の前記現像部材を離間するか否かを判断する判断部と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記判断部は、
    前記遅延時間から前記現像部材が離間及び当接するのに要する時間を引いた差分時間、前記像担持体から前記現像部材を離間することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記複数の画像形成部は夫々、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの現像剤により画像を形成する画像形成部であって、前記単色の画像とはブラックの現像剤によって形成される画像であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  10. 前記複数の像担持体に形成された複数の画像が多重転写される中間転写体を更に有し、
    前記予め定められた画像形成の開始タイミングは、前記複数の像担持体に形成された複数の画像が前記中間転写体へ多重転写されるタイミングに応じて設定されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  11. 画像が形成される像担持体と、前記像担持体に対して当接及び離間可能であって、前記像担持体に当接することにより前記像担持体に画像を形成し、前記像担持体への画像の形成が終了した後に前記像担持体から離間される現像部材とを備えた画像形成装置の制御方法であって、
    複数の画像を連続して形成する際に、前記像担持体に対する予め定められた画像形成の開始タイミングに対して画像形成の開始が遅延する場合の遅延時間と、前記現像部材を前記像担持体に当接及び離間するのに要する時間とを比較する工程と、
    比較結果に基づいて、前記像担持体から前記現像部材を離間するか否かを判断する工程と
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  12. 前記比較結果、前記像担持体に対して前記現像部材を当接及び離間するのに要する時間よりも前記遅延時間が長い場合に、前記現像部材を離間する工程を更に有することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置の制御方法。
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