JPH0915930A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH0915930A
JPH0915930A JP7166561A JP16656195A JPH0915930A JP H0915930 A JPH0915930 A JP H0915930A JP 7166561 A JP7166561 A JP 7166561A JP 16656195 A JP16656195 A JP 16656195A JP H0915930 A JPH0915930 A JP H0915930A
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欣郎 古賀
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像手段によるトナー飛散を防止し、像担持
体の張力変動によらず高精度な色重ねを行い、色再現性
に優れたカラー画像形成装置を提供すること。 【構成】 像担持体10は第一支持ローラ11と第二支
持ローラ12との間に張架され、像担持体10の内部に
は選択された色の現像器41〜44に向かって付勢する
当接ローラ13が配設され、像担持体10を第一支持ロ
ーラ11に巻きかけた部分で露光手段30により像露光
して形成された静電潜像は、第一支持ローラ11から第
二支持ローラ12に至る領域で当接ローラ13を選択さ
れた色の現像器41〜44の内の一つに向かって付勢し
て1色ずつ顕像化され、像担持体10を第二支持ローラ
12に巻きかけた部分に対向して配設される一次転写ロ
ーラ50により像担持体10から中間転写媒体51に1
色ずつ転写される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンターやファクシ
ミリや複写機等に用いられる電子写真方式によるカラー
画像形成装置に関し、さらに詳しくは、ベルト状の像担
持体の外周に複数の現像装置を有するカラー画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカラー画像形成装置は、一般に、
ドラム状の像担持体の周りに帯電手段、露光手段、現像
手段、転写手段、クリーニング手段を配置したものが多
く用いられており、現像手段の色を切り替えるために、
ロータリ式に複数の現像手段を配置したものやリニア式
に複数の現像手段をスライドさせるものが知られてい
る。 これに対して、実開昭63−39239号公報に
開示される自動多色複写機では、ベルト状の感光体の内
部にアームに支持された移動ローラを設けて、この移動
ローラにより感光体の移動及び感光体の任意の現像スリ
ーブへの近接移動を行って、複数の現像手段の占有スペ
ースを低減する技術が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来一般的に
用いられていた移動式の現像手段により色切り替えを行
うようなカラー画像形成装置では、現像手段の移動時に
振動や衝撃の発生が免れず、現像手段からトナーが漏れ
て画像上に飛散したり装置内をトナー粉末で汚染するな
どの問題があり、複数の現像手段を個々に離接する際に
開閉式のシール機構を新たに加えたりして装置を無用に
大型化するだけでなく、装置の清掃や部品の交換といっ
たメンテナンスを必要としていた。
【0004】一方、現像手段の移動をなくし、ベルト状
の像担持体を用いる上述の公報に開示されるようなカラ
ー画像形成装置では、装置構成は簡略化されてはいるも
のの、各色のカラー像を順次現像し、順次転写する色重
ねを行うと、選択された現像手段により像担持体ベルト
の張力が変動し、露光位置から転写位置までの周長が変
化するため、色重ね時に色ズレを生じていた。
【0005】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、現像手段の離接
移動によるトナー飛散を防止できるカラー画像形成装置
を提供することにある。また、本発明の他の目的は、ベ
ルト状の像担持体の張力変動によらず高精度な色重ねを
行い、色間の位置ズレを防止して色再現性に優れたカラ
ー画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のカラー画像形成装置は、第一支持ローラ
と第二支持ローラとの間に張架されるベルト状の像担持
体と、像担持体を帯電する帯電手段と、画像形成情報に
従って像担持体上に静電潜像を形成する露光手段と、像
担持体上の静電潜像を複数色のトナーにより順次顕像化
する複数の現像手段と、像担持体を現像手段に付勢する
移動可能な当接ローラと、現像されたトナー像を転写す
る転写手段とを有するカラー画像形成装置において、像
担持体の移動方向に対して第一支持ローラから第二支持
ローラに至る領域に当接ローラを配設すると共に、露光
手段は像担持体を第一支持ローラに巻きかけた部分で露
光するべく配設され、転写手段は像担持体を第二支持ロ
ーラに巻きかけた部分に対向して配設されることを特徴
とする。
【0007】また、本発明のカラー画像形成装置は、当
接ローラを弾性体を含む弾性ローラで形成することを特
徴とする。
【0008】さらに、本発明のカラー画像形成装置は、
当接ローラを現像手段に対向して複数配設することを特
徴とする。
【0009】さらに、本発明のカラー画像形成装置は、
当接ローラを第一当接ローラと第二当接ローラとで構成
し、第一当接ローラから第二当接ローラに至る領域で、
像担持体を現像手段の少なくとも一部に接触させること
を特徴とする。
【0010】さらに、本発明のカラー画像形成装置は、
当接ローラを像担持体の移動方向に移動可能とすると共
に、像担持体の非画像領域で像担持体を現像手段に対し
て離接することを特徴とする。
【0011】さらに、本発明のカラー画像形成装置は、
像担持体の移動方向に対して第一支持ローラから第二支
持ローラに至る領域に、像担持体に張力を印加する張力
印加手段を配設することを特徴とする。
【0012】さらに、本発明のカラー画像形成装置は、
帯電手段は像担持体を第一支持ローラに巻きかけた部分
に対向して配設されることを特徴とする。
【0013】さらに、本発明のカラー画像形成装置は、
露光手段は像担持体を第一支持ローラに巻きかけた部分
でしかもこの中心よりも下流側で露光するべく配設され
ることを特徴とする。
【0014】さらに、本発明のカラー画像形成装置は、
第一支持ローラは像担持体に駆動力を伝達することを特
徴とする。
【0015】さらに、本発明のカラー画像形成装置は、
現像手段は第一支持ローラ及び第二支持ローラに対して
固定された位置に配設されることを特徴とする。
【0016】さらに、本発明のカラー画像形成装置は、
像担持体の移動方向に対して第二支持ローラから第一支
持ローラに至る領域に、像担持体に接触するクリーニン
グ手段を配設することを特徴とする。
【0017】さらに、本発明のカラー画像形成装置は、
クリーニング手段が像担持体に接触する領域に、像担持
体を支持する第三支持ローラを配設することを特徴とす
る。
【0018】さらに、本発明のカラー画像形成装置は、
第一支持ローラと第二支持ローラと当接ローラとは同一
の外径を有し、第一支持ローラの回転中心と第二支持ロ
ーラの回転中心とを焦点とする楕円弧曲線上で当接ロー
ラ回転中心を位置決め可能とすることを特徴とする。
【0019】さらに、本発明のカラー画像形成装置は、
当接ローラと像担持体との接触幅を現像手段の有効現像
幅よりも大きくすることを特徴とする。
【0020】さらに、本発明のカラー画像形成装置は、
当接ローラと像担持体との接触幅を現像手段の有効現像
幅よりも大きく、かつ、現像手段の接触幅よりも小さく
することを特徴とする。
【0021】さらに、本発明のカラー画像形成装置は、
第一支持ローラと第二支持ローラと当接ローラのうち少
なくとも2つは像担持体の全幅に渡って像担持体と接触
することを特徴とする。
【0022】さらに、本発明のカラー画像形成装置は、
クリーニング手段と像担持体との接触幅を像担持体と第
三支持ローラとの接触幅よりも小さくすることを特徴と
する。
【0023】さらに、本発明のカラー画像形成装置は、
像担持体の肉厚を第一支持ローラと第二支持ローラと当
接ローラのうち最も外径の小さいローラの外径に対して
2桁以上小さくすることを特徴とする。
【0024】
【作用】本発明の上記の構成によれば、像担持体の移動
方向に対して第一支持ローラから第二支持ローラに至る
領域に当接ローラを配設すると共に、露光手段は像担持
体を第一支持ローラに巻きかけた部分で露光するべく配
設され、転写手段は像担持体を第二支持ローラに巻きか
けた部分に対向して配設されることにより、当接ローラ
の移動により現像手段の選択を行うため現像手段の離接
移動が不要であり現像手段に与える振動や衝撃を最小限
にすることができる。
【0025】また、当接ローラを弾性体を含む弾性ロー
ラで形成することにより、当接ローラの移動による振動
や衝撃の発生を低減すると共に、像担持体と現像手段と
の現像ニップを十分大きく確保することができる。
【0026】さらに、当接ローラを現像手段に対向して
複数配設することにより、現像手段のトナー色や外径と
いった種類に応じて当接ローラを選択することができ
る。
【0027】さらに、当接ローラを第一当接ローラと第
二当接ローラとで構成し、第一当接ローラから第二当接
ローラに至る領域で、像担持体を現像手段の少なくとも
一部に接触させることにより、像担持体ベルトの弛み部
で現像ニップを形成することができるため、現像手段に
対して低圧力で像担持体を付勢することができると共
に、現像ニップを十分大きく確保することができる。
【0028】さらに、当接ローラを像担持体の移動方向
に移動可能とすると共に、像担持体の非画像領域で像担
持体を現像手段に対して離接することにより、画像領域
に離接によるトナー付着を起こさない。
【0029】さらに、像担持体の移動方向に対して第一
支持ローラから第二支持ローラに至る領域に、像担持体
に張力を印加する張力印加手段を配設することにより、
現像手段の位置ズレによるベルトの弛み長さの変動を張
力印加手段により吸収して、露光位置から転写位置に至
る像担持体ベルトの長さを一定にすることができる。
【0030】さらに、帯電手段が像担持体を第一支持ロ
ーラに巻きかけた部分に対向して配設されることによ
り、像担持体のベルト張力が変動しても、安定して均一
帯電を施すことができる。
【0031】さらに、露光手段が像担持体を第一支持ロ
ーラに巻きかけた部分でしかもこの中心よりも下流側で
露光するべく配設されることにより、像担持体のベルト
張力が変動しても、安定して一定の位置で露光すること
ができる。
【0032】さらに、第一支持ローラが像担持体に駆動
力を伝達することにより、現像手段を像担持体ベルトの
弛み側に配設することができ、像担持体の張力変動によ
る現像圧力の変動を低減することができる。
【0033】さらに、現像手段が第一支持ローラ及び第
二支持ローラに対して固定された位置に配設されること
により、現像手段をカラー画像形成装置本体に対して位
置固定して使用することができるため、現像手段の離接
移動が不要であり、トナー補給が容易であり、現像手段
の着脱交換も容易である。
【0034】さらに、像担持体の移動方向に対して第二
支持ローラから第一支持ローラに至る領域に、像担持体
に接触するクリーニング手段を配設することにより、像
担持体ベルトのクリーニング手段から第一支持ローラに
至る領域をベルトの張り側とすることができる。
【0035】さらに、クリーニング手段が像担持体に接
触する領域に、像担持体を支持する第三支持ローラを配
設することにより、クリーニング手段による像担持体ベ
ルトの振動を防止することができる。
【0036】さらに、第一支持ローラと第二支持ローラ
と当接ローラとは同一の外径を有し、第一支持ローラの
回転中心と第二支持ローラの回転中心とを焦点とする楕
円弧曲線上で当接ローラ回転中心を位置決め可能とする
ことにより、当接ローラの位置によらず、第一支持ロー
ラから第二支持ローラに至る像担持体のベルト長を一定
に保つことができる。
【0037】さらに、当接ローラと像担持体との接触幅
を現像手段の有効現像幅よりも大きくすることにより、
有効現像領域での像担持体と現像手段との接触状態もし
くは近接状態を一定に保つことができる。
【0038】さらに、当接ローラと像担持体との接触幅
を現像手段の有効現像幅よりも大きく、かつ、現像手段
の接触幅よりも小さくすることにより、現像手段の端部
コーナーを像担持体に強く当接させることがない。
【0039】さらに、第一支持ローラと第二支持ローラ
と当接ローラのうち少なくとも2つは像担持体の全幅に
渡って像担持体と接触することにより、像担持体ベルト
を安定して張架すると共に、安定して走行させることが
できる。
【0040】さらに、クリーニング手段と像担持体との
接触幅を像担持体と第三支持ローラとの接触幅よりも小
さくすることにより、第三支持ローラの端部コーナーを
像担持体に強く当接させることがない。
【0041】さらに、像担持体の肉厚を第一支持ローラ
と第二支持ローラと当接ローラのうち最も外径の小さい
ローラの外径に対して2桁以上小さくすることにより、
繰り返し曲げによる像担持体の割れや変形を防止するこ
とができる。
【0042】
【実施例】以下、図面に基づき本発明を詳細に説明す
る。
【0043】図1は、本発明のカラー画像形成装置の一
実施例を示す要部断面図である。
【0044】図において符号10は、ベルト状に形成さ
れた像担持体を示し、この像担持体10はニッケル電鋳
チューブ上に電荷発生層及び電荷輸送層をこの順に形成
した可撓性を持つ有機感光体である。この像担持体10
は、像担持体10を駆動し矢印B方向に回転する第一支
持ローラ11と像担持体10の移動に伴って従動回転す
る第二支持ローラ12との間に張架される。さらに像担
持体10の内部には、像担持体10の移動に伴って従動
回転し像担持体10を選択された現像手段に向かって付
勢する当接ローラ13、同様に従動回転し矢印D方向に
移動して像担持体10に張力を印加する張力印加手段と
してのテンションローラ14、同様に従動回転しクリー
ニング部の背面から像担持体10を支持する第三支持ロ
ーラ15が配設される。特に、当接ローラ13について
は、現像するべきトナー色に応じて、像担持体10の非
画像部で矢印C方向に移動して、所定の現像手段に向か
って像担持体10を付勢するものである。但し、図中の
二点鎖線で示す円弧は、当接ローラ13が現像手段に対
応して位置決めされる位置を示す。このようにして張架
され移動する像担持体10に対して、帯電、露光、現
像、転写等の電子写真プロセスにより各色順次トナー像
が形成される。
【0045】図において符号20は、帯電手段である帯
電ローラを示し、帯電ローラ20は、像担持体10を第
一支持ローラ11に巻きかけた部分に対向して、像担持
体10と軽圧で接触するように配設され、像担持体10
に従動して回転する。この帯電ローラ20にDC(−)
1200V程度のバイアスを印加して、像担持体10の
表面を順次(−)650V程度の帯電電位に均一に帯電
させることができる。
【0046】次に、帯電された像担持体10は、像担持
体10を第一支持ローラ11に巻きかけた部分でしかも
この中心よりも下流側で露光手段30により像露光さ
れ、像露光部の電位は(−)50V〜(−)150Vに
なる。露光手段30は、図示しない半導体レーザ、ポリ
ゴンミラー31、結像レンズ32、ミラー33等で構成
され、半導体レーザから出射されたビーム34は、ポリ
ゴンミラー31で偏光走査され、結像レンズ32で補正
され、ミラー33で反射されて、像担持体10に照射さ
れる。このようにして、像担持体10上に静電潜像が形
成される。
【0047】続いて、静電潜像が形成された像担持体1
0は、像担持体10の移動方向Aに対して第一支持ロー
ラ11から第二支持ローラ12に至る領域で、当接ロー
ラ13により像担持体10を選択された現像手段に向か
って付勢して画像部にトナーが現像され、静電潜像は顕
像化される。この現像手段は、イエローのトナーを現像
するイエロー現像ローラ45を有するイエロー現像器4
1、マゼンタのトナーを現像するマゼンタ現像ローラ4
6を有するマゼンタ現像器42、シアンのトナーを現像
するシアン現像ローラ47を有するシアン現像器43、
ブラックのトナーを現像するブラック現像ローラ48を
有するブラック現像器44、により構成され、画像の色
データにより、それぞれの現像器を作動させて像担持体
10の静電潜像を1色づつ現像する。尚、各現像器41
〜44は、ハウジング40に着脱可能に位置決め固定さ
れ、各現像ローラ45〜48は、現像時に、像担持体1
0に対して接触、非接触の何れの位置に配置されても良
い。
【0048】引き続いて、所定色のトナーにより形成さ
れたトナー像は、転写手段である一次転写ローラ50に
より、像担持体10から中間転写媒体51に転写され
る。この一次転写ローラ50は、中間転写媒体51を挟
んで、像担持体10を第二支持ローラ12に巻きかけた
部分に対向して配設される。尚、転写時には、除電ラン
プ60により、像担持体10上の残留電荷を除去して、
画像エッジ部の転写残りを低減する。
【0049】像担持体10上に転写後残留した転写残り
のトナーは、次に、クリーニング手段70へ送られ、ク
リーニングブレード71により掻き落とされ、クリーニ
ング手段70の内部空間に排出される。クリーニングブ
レード71が像担持体10に接触する部分には、像担持
体10の背面に第三支持ローラ15が配設され、クリー
ニングブレード71と像担持体10との相対位置関係を
一定に保っている。
【0050】この後、再度、帯電、露光、現像を行って
形成された次の色のトナー像は、一次転写ローラ50に
より像担持体10から中間転写媒体51に転写され、中
間転写媒体51上で色重ねされる。ここで、中間転写媒
体51は、駆動ローラ52と第一従動ローラ53と第二
従動ローラ54との間に張架されると共に、一次転写ロ
ーラ50を内部に有し、矢印F方向に回転する駆動ロー
ラ52により駆動され、第一従動ローラにより張力を与
えられて、矢印E方向に移動する。尚、中間転写体51
の周長は、転写の位置精度を向上するために、像担持体
10の周長の整数倍か整数分の1にするのが好ましい。
また、中間転写媒体51を用いずに、記録材を保持する
転写ドラムや紙搬送ベルトを用いても同様な色重ねを行
いカラー画像を形成することが可能である。
【0051】このような動作を所定色分繰り返して形成
されたカラートナー像は、矢印G方向に離接動作を行っ
て第二従動ローラ54に向かって付勢された二次転写ロ
ーラ55により、画像の先端に合わせて搬送されてきた
記録材80に一括して二次転写される。
【0052】一方、中間転写媒体51上に二次転写後残
留した転写残りのトナーは、第二クリーニング手段56
へ移送され、第二クリーニングブレード57により掻き
落とされ、第二クリーニング手段56の内部空間に排出
される。尚、第二クリーニング手段56は、トナー像を
記録材80に転写する動作に対応して、矢印H方向に中
間転写媒体51に向かって移動しクリーニングを行う
が、それ以外では中間転写媒体51に対して離間した位
置に保持される。
【0053】他方、記録材80は、カラートナー像の二
次転写に応じて紙パス81に沿って給送されるが、多数
枚の紙等の記録材80を収納する給紙トレー82から、
矢印I方向に回転する給紙ローラ83により取り出さ
れ、ゲートローラ対84、85に送られる。このゲート
ローラ対84、85で先端を揃えられた記録材80は、
色重ねされたカラートナー像を記録材80の所定の位置
に一括転写するべく、ゲートローラ84を矢印J方向に
回転駆動させて、二次転写ローラ55に向けて給送さ
れ、中間転写媒体51上のカラートナー像は一括して記
録材80上に二次転写される。さらに、記録材80は、
定着手段90へと搬送され、トナー像を加熱定着された
後、図示しない排紙トレーに排出される。尚、定着手段
90は、加熱ローラ91と加圧ローラ92とで構成さ
れ、加熱ローラ91を矢印K方向に回転し、加熱ローラ
91の内部に配設されたヒータを熱源として、記録材8
0上のカラートナー像を加熱定着するものである。
【0054】このようにして、記録材80上に複数色の
トナーによるカラートナー像が定着され、一連のカラー
画像形成動作が完了する。また、連続してカラー画像を
形成する場合には、同様の画像形成プロセスを繰り返
し、モノカラーの画像を形成する場合には、一色分の画
像形成プロセスのみを行う。
【0055】上述したように、像担持体10の移動方向
Aに対して第一支持ローラ11から第二支持ローラ12
に至る領域に当接ローラ13を配設すると共に、露光手
段30は像担持体10を第一支持ローラ11に巻きかけ
た部分で露光するべく配設され、転写手段である一次転
写ローラ50は像担持体10を第二支持ローラ12に巻
きかけた部分に対向して配設されることにより、当接ロ
ーラ13の移動により現像手段41〜44の選択を行う
ため現像手段の離接移動が不要であり現像手段に与える
振動や衝撃を最小限にすることができ、装置内のトナー
汚染を防止すると共に、飛散トナーによる画像劣化を防
止することができる。尚、第一支持ローラ11や第二支
持ローラ12や当接ローラ13は、金属のスリーブ等に
フランジを嵌合したものを用い、外周面を粗面化処理し
たものや外周面に樹脂を被覆したものを用いることがで
きる。また、露光手段30が像担持体10を第一支持ロ
ーラ11に巻きかけた部分で露光するべく配設され、転
写手段である一次転写ローラ50が像担持体10を第二
支持ローラ12に巻きかけた部分に対向して配設される
ことにより、像担持体のベルト張力変動が少ない位置で
露光することができ、たとえ像担持体のベルト張力が変
動しても、現像位置や転写位置と同様なベルト張力状態
となる位置で露光することができると共に、安定して一
定の位置で転写することができるため、露光位置から一
次転写位置に至るまでの像担持体10のベルト長を一定
に保つことができるので、色ズレのない色再現性に優れ
たカラー画像を形成することができる。さらに、露光手
段30が像担持体10を第一支持ローラ11に巻きかけ
た部分でしかもこの中心よりも下流側で露光するべく配
設すれば、露光位置と現像位置と転写位置における像担
持体10の張力状態にすることができるので、色ズレを
さらに低減することができ望ましい。
【0056】特に、当接ローラ13を矢印C方向に移動
させる場合には、像担持体10の非画像領域で像担持体
10を各現像ローラ45〜48に対して離接することに
より、画像領域に離接によるトナー付着を起こさないの
で、色純度の高いカラー画像を形成することができる。
【0057】また、像担持体10の移動方向Aに対して
第一支持ローラ11から第二支持ローラ12に至る領域
に、像担持体10に張力を印加する張力印加手段14を
配設することにより、各現像ローラ45〜48の位置ズ
レによるベルト状の像担持体10の弛み長さの変動を張
力印加手段14により吸収して、露光位置から転写位置
に至る像担持体10の長さを一定にすることができ、現
像位置のマージンが大きく、色再現性に優れたカラー画
像形成装置を提供することができる。尚、張力印加手段
14は、回転可能なローラをバネ等により矢印D方向に
移動可能に付勢するもので構成しているが、張力印加手
段14はベルトの巻きかけ角を小さくするように配設し
て付勢力を小さくすることが望ましい。一方、張力印加
手段14は、ローラでなくとも、ベルトと摺接するバネ
で構成しても良く、当接ローラ13と一体に移動可能に
構成しても良い。
【0058】さらに、帯電手段である帯電ローラ20に
ついては、像担持体10を第一支持ローラ11に巻きか
けた部分に対向して配設することにより、像担持体10
のベルト張力が変動しても、像担持体10と帯電ローラ
20相対位置関係を一定に保つことができるので、像担
持体10を安定して均一帯電させることができ、階調性
に優れたカラー画像を形成することができる。特に接触
帯電を用いた場合には、接触状態を一定にできるため、
電荷注入を起こさず均一帯電が可能である。尚、帯電手
段としてスコロトロンを用いたコロナ帯電器を用いれ
ば、非接触の帯電が可能であるが、オゾンが発生する問
題がある。
【0059】さらに、第一支持ローラ11が像担持体1
0に駆動力を伝達することにより、各現像器41〜44
をベルト状の像担持体10の弛み側に配設することがで
きるため、像担持体10の張力変動による現像圧力の変
動を低減し、画像濃度の変動を低減でき、露光位置から
転写位置に至る像担持体の長さを一定にして、色ズレの
ない色再現性に優れたカラー画像を形成することができ
る。尚、像担持体10の端部は蛇行を防止するために第
一支持ローラ11にガイドされ、像担持体10が第一支
持ローラ11に対してスリップしないように粗面化等の
高摩擦係数化処理を施すのが望ましい。
【0060】さらにまた、各現像器41〜44が第一支
持ローラ11及び第二支持ローラ12に対して固定され
た位置に配設されることにより、各現像器41〜44を
それぞれカラー画像形成装置本体に対して位置固定して
使用することができるため、各現像器41〜44の離接
移動が不要であり、トナー補給が容易であり、各現像器
41〜44の着脱交換も容易であって、トナー補給や現
像器41〜44の交換をユーザーメンテナンス化するこ
とができる。同様に、各現像器41〜44の離接移動が
ないため、離接移動に伴うトナー飛散を防止できるだけ
でなく、小型軽量の当接ローラ13の移動により色切り
替えが可能なため、色切り替えを高速に行うことがで
き、カラー画像形成装置の高速化にも有用である。
【0061】一方、本実施例では、像担持体10の移動
方向Aに対して第二支持ローラ12から第一支持ローラ
11に至る領域に、像担持体10に接触するクリーニン
グ手段70を配設する構成としているが、このような構
成とすることにより像担持体10のクリーニングブレー
ド71接触位置から第一支持ローラ11に至る領域をベ
ルトの張り側とすることができるため、クリーニング手
段70による像担持体10の伸縮の影響を露光部や現像
部や転写部に与えることが少なく、ジッタの少ない高精
細なカラー画像を形成することができる。
【0062】また、クリーニングブレード71が像担持
体10に接触する領域に、像担持体10を支持する第三
支持ローラ15を配設することにより、クリーニング手
段70による像担持体10の振動を防止することができ
るため、第二支持ローラ12から第一支持ローラ11に
至る像担持体10のベルトの長さを一定にして、色ズレ
のない色再現性に優れたカラー画像を形成することがで
きる。尚、クリーニング手段としては、ブレードの他に
ローラやブラシを用いることができる。
【0063】次に、当接ローラ13と各現像ローラ45
〜48の位置関係について、図2及び図3を用いて説明
する。
【0064】図2は、非接触現像を行う場合の当接ロー
ラの作動状態を示す要部断面図であって、ベルト状の像
担持体210は、当接ローラ213を現像ローラ240
に向かって付勢することにより、現像ローラ240の両
端にそれぞれ配設されたギャップコロ241に接触し、
ギャップコロ241の外径と現像ローラ240の外径と
によって決まる空隙を介して現像ローラ240に対して
位置決めされる。現像ローラ240上には、この空隙よ
りも薄い厚みでトナー層が形成され、トナーは静電潜像
及び現像バイアス電圧により飛翔現像される。このよう
な非接触現像は、トナー層を介して現像ローラ240を
像担持体210に擦りつけることがないため、像担持体
210の摩耗がなく耐久性に優れている。
【0065】図3は、接触現像を行う場合の当接ローラ
の作動状態を示す要部断面図であって、当接ローラ31
3を金属のシャフト311の周りにゴム等の弾性層31
2を形成した弾性ローラとすることにより、ベルト状の
像担持体310は、当接ローラ313を現像ローラ34
0に向かって付勢することにより、当接ローラ313は
像担持体310の張力による変形を受けると同時に現像
ローラ340との間接的な接触による変形を受ける。こ
うして、像担持体310と現像ローラ340との間には
接触ニップが形成され、現像ローラ340上のトナーは
静電潜像及び現像バイアス電圧により現像される。この
ような接触現像は、像担持体310と現像ローラ340
とがトナー層を介するだけの微小空隙で近接するため、
現像ローラ340による現像電極効果が顕著に得られ高
解像な画像を形成することができるだけでなく、現像ロ
ーラ340のほぼ全幅に渡って接触しているため、像担
持体310及び現像ローラ340の振動を吸収してジッ
タの少ない高精細な画像を形成することができる。尚、
弾性層312は、ゴム硬度(JIS A)が60度以下
の柔軟な弾性体で形成されることが望ましく、ポリウレ
タンフォーム、ポリスチレンフォーム、ポリエチレンフ
ォーム、エラストマーフォーム、ゴムフォーム等の軟質
フォーム材料や、天然ゴム、シリコンゴム、ウレタンゴ
ム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ネオプレンゴ
ム、NBR等のゴム材料や、スチロール樹脂、塩化ビニ
ル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエチレン樹脂、メタク
リル樹脂等を含むエラストマー材料を用いることができ
る。但し、発泡部材については、単泡、連泡の何れも使
用することができるが、像担持体310の当接ローラ3
13への巻きかけ角を50度以下にすると小さい付勢力
で大きな接触幅を形成し、発泡部材の圧縮永久歪を低減
することができ好ましい。
【0066】図4は、本発明のカラー画像形成装置で現
像手段と同数の当接ローラを設けた他の実施例を示す要
部断面図であって、ベルト状の像担持体410を各色の
現像ローラ445〜448に付勢する当接ローラ421
〜424は、現像ローラの数と同数配設され、それぞれ
支持台425〜428に回転自在に支持され、スライド
台429上をスライダ430を現像色の選択に応じて矢
印L方向に移動させることにより、各当接ローラ421
〜424の内で選択されたものは、矢印M1〜M4の方
向に付勢される。このように、現像ローラに応じた当接
ローラを設けることにより、現像手段のトナー色毎の粒
径や帯電量或いは現像ローラの外径といった現像パラメ
ータに応じて当接ローラの外径または圧力または硬度を
選択して、現像パラメータの不揃いによる濃度変動を防
止して、画像濃度変動が少なく色再現性に優れたカラー
画像を形成することができる。尚、スライド台429上
には、当接ローラだけでなく、テンションローラ等を設
けて部品点数を削減することもできる。
【0067】図5は、本発明のカラー画像形成装置で当
接ローラを分割して設けた更に他の実施例を示す要部断
面図であって、当接ローラは第一当接ローラ521と第
二当接ローラ522とで構成され、像担持体510は第
一当接ローラ521と第二当接ローラとにより現像ロー
ラ540に向けて付勢される。第一当接ローラ521及
び第二当接ローラ522は、それぞれバネ等で構成され
る第一付勢力印加手段523及び第二付勢力印加手段5
24に懸架され、第一付勢力印加手段523及び第二付
勢力印加手段524は、スライド台525に固定され
る。従って、第一当接ローラ521から第二当接ローラ
522に至る領域で、像担持体510を現像ローラ54
0の少なくとも一部に接触させることができ、像担持体
510の弛み部で現像ニップを形成することができるた
め、現像ローラ540に対して低圧力で像担持体を付勢
することができると共に、現像ニップを十分大きく確保
することができ、像担持体510と現像ローラ540と
の間で生じる振動を吸収してジッタの少ない高解像なカ
ラー画像を形成し、像担持体の摩耗が少なく耐久性に優
れたカラー画像形成装置を提供することができる。尚、
現像ローラ540の周速は、像担持体510の周速以
上、望ましくは1〜3倍の周速で移動させると高濃度で
非画像部へのトナー付着(カブリ)が少ない画像を形成
することができるが、像担持体510と現像ローラ54
0との間の周速差により振動を発生するので、像担持体
510をできるだけ低圧力で現像ローラ540に接触さ
せるという点でこのような構成は好ましい。
【0068】図6は、本発明のカラー画像形成装置で現
像手段を非円弧曲線上に配置した更に他の実施例を示す
要部断面図であって、第一支持ローラ611と第二支持
ローラ612と当接ローラ613とは同一の外径を有
し、第一支持ローラ611の回転中心と第二支持ローラ
612の回転中心とを焦点とする楕円弧曲線600上で
当接ローラ613の回転中心を位置決め可能として、矢
印P方向に移動する像担持体610は、当接ローラ61
3を矢印Q方向に移動させることにより、トナー色毎に
設けられる図1と同様な現像手段641〜644の各現
像ローラ645〜648に付勢される。このような構成
とすることにより、当接ローラ613の位置によらず、
第一支持ローラ611から第二支持ローラ612に至る
像担持体610のベルト長を一定に保つことができるた
め、第一支持ローラ611の露光位置から第二支持ロー
ラ612の転写位置に至る像担持体610のベルト長を
一定に保ち、色ズレのない色再現性に優れたカラー画像
を形成できるだけでなく、テンションローラを省略して
像担持体を定位置で支持する簡単な構造が可能になる。
尚、第一支持ローラ611と第二支持ローラ612と当
接ローラ613とが同一の外径ではない場合には、第一
支持ローラ611と当接ローラ613との外径の比に応
じて第一支持ローラ611側の焦点位置を偏位させた楕
円弧曲線、または、第二支持ローラ612と当接ローラ
613との外径の比に応じて第二支持ローラ612側の
焦点位置を偏位させた楕円弧曲線とすることにより、若
干の誤差は生じるものの、当接ローラ613の位置によ
らず、第一支持ローラ611から第二支持ローラ612
に至る像担持体610のベルト長を一定に保つことがで
きる。
【0069】これまで述べてきたように、上述の各実施
例によれば、ベルト状の像担持体を用いて、色ズレのな
いカラー画像を形成することができるものであるが、ベ
ルトを支持するローラの本数は、可能な限り少なくする
ことが望ましい。このような小型化を進める場合に、像
担持体の繰り返し曲げによる疲労破壊に注意する必要が
ある。そこで、本発明に用いる像担持体は、その肉厚を
第一支持ローラと第二支持ローラと当接ローラのうち最
も外径の小さいローラの外径に対して2桁以上小さくす
ることが望ましく、こうすることにより、十万回〜百万
回程度の繰り返し曲げによる像担持体の割れや変形を防
止することができ、耐久性に優れ、信頼性の高いカラー
画像形成装置を提供することができる。
【0070】図7は、本発明の図1に示すような実施例
におけるカラー画像形成装置に用いる各部材の幅を説明
する図であって、像担持体ベルト幅を基準にして、感光
層幅はこれ以下の幅に、第一支持ローラ幅及び第二支持
ローラ幅及び第三支持ローラ幅は、これ以上の幅で構成
される。その他、画像形成に関わるプロセスの幅は前述
の感光層幅よりも小さい幅が望ましく、幅の広いものか
ら順に、クリーニング幅、帯電ローラ幅、現像ローラ
幅、当接ローラ幅、一次転写ローラ幅、有効現像幅、有
効露光幅となる構成としている。
【0071】このような構成とすることにより、まず、
当接ローラと像担持体とが接触する当接ローラ幅を現像
ローラ上にトナー層を形成する有効現像幅よりも大きく
することにより、有効現像領域での像担持体と現像手段
との接触状態もしくは近接状態を一定に保つことができ
るため、現像濃度の変動を防止することができ、階調性
に優れたカラー画像を形成することができる。また、当
接ローラと像担持体とが接触する当接ローラ幅を現像ロ
ーラ上にトナー層を形成する有効現像幅よりも大きく、
かつ、現像ローラが像担持体に接触する現像ローラ幅よ
りも小さくすることにより、現像ローラの端部コーナー
を像担持体に強く当接させることがないため、像担持体
ベルトに損傷を与えることがなく、カラー画像形成装置
の耐久性、信頼性を向上することができる。
【0072】次に、第一支持ローラと第二支持ローラと
当接ローラのうち少なくとも2つは像担持体の全幅に渡
って像担持体と接触することにより、像担持体ベルトを
安定して張架すると共に、安定して走行させることがで
きるため、像担持体に過大な応力を発生させることがな
く、耐久性に優れ、色再現性に優れたカラー画像形成装
置を提供することができる。
【0073】さらに、クリーニング手段と像担持体との
接触幅を像担持体と第三支持ローラとの接触幅よりも小
さくすることにより、クリーニング手段と像担持体との
接触状態を幅方向の位置によらず均一にしてクリーニン
グ不良を防止すると共に、第三支持ローラの端部コーナ
ーを像担持体に強く当接させることがないため、クリー
ニング部で像担持体ベルトに損傷を与えることがなく、
信頼性の高いカラー画像形成装置を提供することができ
る。
【0074】従って、本実施例によれば、ベルト状の像
担持体を安定に走行させ、像担持体の耐久性に優れた小
型のカラー画像形成装置で、色再現性に優れたカラー画
像を形成することができる。
【0075】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、像担
持体の移動方向に対して第一支持ローラから第二支持ロ
ーラに至る領域に当接ローラを配設すると共に、露光手
段は像担持体を第一支持ローラに巻きかけた部分で露光
するべく配設され、転写手段は像担持体を第二支持ロー
ラに巻きかけた部分に対向して配設されることにより、
当接ローラの移動により現像手段の選択を行うため現像
手段の離接移動が不要であり現像手段に与える振動や衝
撃を最小限にすることができ、装置内のトナー汚染を防
止すると共に、飛散トナーによる画像劣化を防止するこ
とができる。
【0076】また、当接ローラを弾性体を含む弾性ロー
ラで形成することにより、当接ローラの移動による振動
や衝撃の発生を低減すると共に、像担持体と現像手段と
の現像ニップを十分大きく確保することができ、一成分
非磁性のトナーを圧接現像して高精細、高解像なカラー
画像を形成することができる。
【0077】さらに、当接ローラを現像手段に対向して
複数配設することにより、現像手段のトナー色毎の粒径
や帯電量或いは現像ローラの外径といった現像パラメー
タに応じて当接ローラの外径または圧力または硬度を選
択して、現像パラメータの不揃いによる濃度変動を防止
して、画像濃度変動が少なく色再現性に優れたカラー画
像を形成することができる。
【0078】さらに、当接ローラを第一当接ローラと第
二当接ローラとで構成し、第一当接ローラから第二当接
ローラに至る領域で、像担持体を現像手段の少なくとも
一部に接触させることにより、像担持体ベルトの弛み部
で現像ニップを形成することができるため、現像手段に
対して低圧力で像担持体を付勢することができると共
に、現像ニップを十分大きく確保することができ、像担
持体の振動を吸収してジッタの少ない高解像なカラー画
像を形成し、像担持体の摩耗が少なく耐久性に優れたカ
ラー画像形成装置を提供することができる。
【0079】さらに、当接ローラを像担持体の移動方向
に移動可能とすると共に、像担持体の非画像領域で像担
持体を現像手段に対して離接することにより、画像領域
に離接によるトナー付着を起こさないので、色純度の高
いカラー画像を形成することができる。
【0080】さらに、像担持体の移動方向に対して第一
支持ローラから第二支持ローラに至る領域に、像担持体
に張力を印加する張力印加手段を配設することにより、
現像手段の位置ズレによるベルトの弛み長さの変動を張
力印加手段により吸収して、露光位置から転写位置に至
る像担持体ベルトの長さを一定にすることができ、現像
位置のマージンが大きく、色再現性に優れたカラー画像
形成装置を提供することができる。
【0081】さらに、帯電手段が像担持体を第一支持ロ
ーラに巻きかけた部分に対向して配設されることによ
り、像担持体のベルト張力が変動しても、安定して均一
帯電を施すことができ、階調性に優れたカラー画像を形
成することができる。特に接触帯電を用いた場合には、
接触状態を一定にできるため、電荷注入を起こさず均一
帯電が可能である。
【0082】さらに、露光手段が像担持体を第一支持ロ
ーラに巻きかけた部分でしかもこの中心よりも下流側で
露光するべく配設されることにより、像担持体のベルト
張力が変動しても、安定して一定の位置で露光すること
ができるため、現像部と同様な像担持体の張力状態で露
光して、色ズレのない色再現性に優れたカラー画像を形
成することができる。
【0083】さらに、第一支持ローラが像担持体に駆動
力を伝達することにより、現像手段を像担持体ベルトの
弛み側に配設することができるため、像担持体の張力変
動による現像圧力の変動を低減し、画像濃度の変動を低
減でき、露光位置から転写位置に至る像担持体の長さを
一定にして、色ズレのない色再現性に優れたカラー画像
を形成することができる。
【0084】さらに、現像手段が第一支持ローラ及び第
二支持ローラに対して固定された位置に配設されること
により、現像手段をカラー画像形成装置本体に対して位
置固定して使用することができるため、現像手段の離接
移動が不要であり、トナー補給が容易であり、現像手段
の着脱交換も容易であって、トナー補給や現像手段の交
換をユーザーメンテナンス化することができる。
【0085】さらに、転写手段が像担持体を第二支持ロ
ーラに巻きかけた部分に対向して配設されることによ
り、像担持体の張力が変動しても、安定して一定の位置
で転写することができるため、一次転写の色重ねにおけ
る色ズレを防止して色再現性に優れたカラー画像を形成
することができる。
【0086】さらに、像担持体の移動方向に対して第二
支持ローラから第一支持ローラに至る領域に、像担持体
に接触するクリーニング手段を配設することにより、像
担持体ベルトのクリーニング手段から第一支持ローラに
至る領域をベルトの張り側とすることができるため、ク
リーニング手段による像担持体ベルトの伸縮の影響を露
光部や現像部や転写部に与えることがなく、ジッタの少
ない高精細なカラー画像を形成することができる。
【0087】さらに、クリーニング手段が像担持体に接
触する領域に、像担持体を支持する第三支持ローラを配
設することにより、クリーニング手段による像担持体ベ
ルトの振動を防止することができるため、第二支持ロー
ラから第一支持ローラに至る像担持体ベルトの長さを一
定にして、色ズレのない色再現性に優れたカラー画像を
形成することができる。
【0088】さらに、第一支持ローラと第二支持ローラ
と当接ローラとは同一の外径を有し、第一支持ローラの
回転中心と第二支持ローラの回転中心とを焦点とする楕
円弧曲線上で当接ローラ回転中心を位置決め可能とする
ことにより、当接ローラの位置によらず、第一支持ロー
ラから第二支持ローラに至る像担持体のベルト長を一定
に保つことができるため、色ズレのない色再現性に優れ
たカラー画像を形成できるだけでなく、テンションロー
ラを省略して像担持体を定位置で支持する簡単な構造が
可能になる。
【0089】さらに、当接ローラと像担持体との接触幅
を現像手段の有効現像幅よりも大きくすることにより、
有効現像領域での像担持体と現像手段との接触状態もし
くは近接状態を一定に保つことができるため、現像濃度
の変動を防止することができ、階調性に優れたカラー画
像を形成することができる。
【0090】さらに、当接ローラと像担持体との接触幅
を現像手段の有効現像幅よりも大きく、かつ、現像手段
の接触幅よりも小さくすることにより、現像手段の端部
コーナーを像担持体に強く当接させることがないため、
像担持体ベルトに損傷を与え装置の信頼性を低下させる
ことがない。
【0091】さらに、第一支持ローラと第二支持ローラ
と当接ローラのうち少なくとも2つは像担持体の全幅に
渡って像担持体と接触することにより、像担持体ベルト
を安定して張架すると共に、安定して走行させることが
できるため、像担持体に過大な応力を発生させることが
なく、耐久性に優れ、色再現性に優れたカラー画像形成
装置を提供することができる。
【0092】さらに、クリーニング手段と像担持体との
接触幅を像担持体と第三支持ローラとの接触幅よりも小
さくすることにより、第三支持ローラの端部コーナーを
像担持体に強く当接させることがないため、クリーニン
グ部で像担持体ベルトに損傷を与えることがなく、信頼
性の高いカラー画像形成装置を提供することができる。
【0093】さらに、像担持体の肉厚を第一支持ローラ
と第二支持ローラと当接ローラのうち最も外径の小さい
ローラの外径に対して2桁以上小さくすることにより、
繰り返し曲げによる像担持体の割れや変形を防止するこ
とができるため、耐久性に優れ、信頼性の高いカラー画
像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー画像形成装置の一実施例を示す
要部断面図である。
【図2】本発明のカラー画像形成装置で非接触現像を行
う場合の当接ローラの作動状態を示す要部断面図であ
る。
【図3】本発明のカラー画像形成装置で接触現像を行う
場合の当接ローラの作動状態を示す要部断面図である。
【図4】本発明のカラー画像形成装置で現像手段と同数
の当接ローラを設けた他の実施例を示す要部断面図であ
る。
【図5】本発明のカラー画像形成装置で当接ローラを分
割して設けた更に他の実施例を示す要部断面図である。
【図6】本発明のカラー画像形成装置で現像手段を非円
弧曲線上に配置した更に他の実施例を示す要部断面図で
ある。
【図7】本発明の一実施例におけるカラー画像形成装置
に用いる各部材の幅を説明する図である。
【符号の説明】
10、210、310、410、510、610 像担
持体 11、611 第一支持ローラ 12、612 第二支持ローラ 13、213、313、421、422、423、42
4 当接ローラ 14 テンションローラ 15 第三支持ローラ 20 帯電ローラ 30 露光手段 40 ハウジング 41、641 イエロー現像器 42、642 マゼンタ現像器 43、643 シアン現像器 44、644 ブラック現像器 45、645 イエロー現像ローラ 46、646 マゼンタ現像ローラ 47、647 シアン現像ローラ 48、648 ブラック現像ローラ 50 一次転写ローラ 51 中間転写媒体 52 駆動ローラ 53 第一従動ローラ 54 第二従動ローラ 55 二次転写ローラ 56 第二クリーニング手段 57 第二クリーニングブレード 60 除電ランプ 70 クリーニング手段 71 クリーニングブレード 240、340、445、446、447、448、5
40 現像ローラ 241 ギャップコロ 311 シャフト 312 弾性層 521 第一当接ローラ 522 第二当接ローラ 523 第一付勢力印加手段 524 第二付勢力印加手段 525 スライド台 600 楕円弧曲線

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一支持ローラと第二支持ローラとの間
    に張架されるベルト状の像担持体と、前記像担持体を帯
    電する帯電手段と、画像形成情報に従って前記像担持体
    上に静電潜像を形成する露光手段と、前記像担持体上の
    静電潜像を複数色のトナーにより順次顕像化する複数の
    現像手段と、前記像担持体を前記現像手段に付勢する移
    動可能な当接ローラと、現像されたトナー像を転写する
    転写手段とを有するカラー画像形成装置において、前記
    像担持体の移動方向に対して前記第一支持ローラから前
    記第二支持ローラに至る領域に前記当接ローラを配設す
    ると共に、前記露光手段は前記像担持体を前記第一支持
    ローラに巻きかけた部分で露光するべく配設され、前記
    転写手段は前記像担持体を前記第二支持ローラに巻きか
    けた部分に対向して配設されることを特徴とするカラー
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記当接ローラを弾性体を含む弾性ロー
    ラで形成することを特徴とする請求項1記載のカラー画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記当接ローラを前記現像手段に対向し
    て複数配設することを特徴とする請求項1または2記載
    のカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記当接ローラを第一当接ローラと第二
    当接ローラとで構成し、前記第一当接ローラから前記第
    二当接ローラに至る領域で、前記像担持体を前記現像手
    段の少なくとも一部に接触させることを特徴とする請求
    項1記載のカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記当接ローラを前記像担持体の移動方
    向に移動可能とすると共に、前記像担持体の非画像領域
    で前記像担持体を前記現像手段に対して離接することを
    特徴とする請求項1または2または4記載のカラー画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 前記像担持体の移動方向に対して前記第
    一支持ローラから前記第二支持ローラに至る領域に、前
    記像担持体に張力を印加する張力印加手段を配設するこ
    とを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記帯電手段は前記像担持体を前記第一
    支持ローラに巻きかけた部分に対向して配設されること
    を特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記露光手段は前記像担持体を前記第一
    支持ローラに巻きかけた部分でしかもこの中心よりも下
    流側で露光するべく配設されることを特徴とする請求項
    1記載のカラー画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記第一支持ローラは前記像担持体に駆
    動力を伝達することを特徴とする請求項1または7また
    は8記載のカラー画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記現像手段は前記第一支持ローラ及
    び前記第二支持ローラに対して固定された位置に配設さ
    れることを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】 前記像担持体の移動方向に対して前記
    第二支持ローラから前記第一支持ローラに至る領域に、
    前記像担持体に接触するクリーニング手段を配設するこ
    とを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記クリーニング手段が前記像担持体
    に接触する領域に、前記像担持体を支持する第三支持ロ
    ーラを配設することを特徴とする請求項11記載のカラ
    ー画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記第一支持ローラと前記第二支持ロ
    ーラと前記当接ローラとは同一の外径を有し、前記第一
    支持ローラの回転中心と前記第二支持ローラの回転中心
    とを焦点とする楕円弧曲線上で前記当接ローラ回転中心
    を位置決め可能とすることを特徴とする請求項1記載の
    カラー画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記当接ローラと前記像担持体との接
    触幅を前記現像手段の有効現像幅よりも大きくすること
    を特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記当接ローラと前記像担持体との接
    触幅を前記現像手段の有効現像幅よりも大きく、かつ、
    前記現像手段の接触幅よりも小さくすることを特徴とす
    る請求項1または2記載のカラー画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記第一支持ローラと前記第二支持ロ
    ーラと前記当接ローラのうち少なくとも2つは前記像担
    持体の全幅に渡って前記像担持体と接触することを特徴
    とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記クリーニング手段と前記像担持体
    との接触幅を前記像担持体と前記第三支持ローラとの接
    触幅よりも小さくすることを特徴とする請求項12記載
    のカラー画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記像担持体の肉厚を前記第一支持ロ
    ーラと前記第二支持ローラと前記当接ローラのうち最も
    外径の小さいローラの外径に対して2桁以上小さくする
    ことを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
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