JP2010140014A - 化学増幅型フォトレジスト組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
1. 式(I)で表される酸発生剤及び式(II)で表される構造単位を有する樹脂を含有する化学増幅型フォトレジスト組成物。
[式(I)中、Q1及びQ2は、互いに独立に、フッ素原子又は炭素数1〜6のペルフルオロアルキル基を表す。
X0は、2価のC1-17飽和炭化水素基を表し、該飽和炭化水素基に含まれる−CH2−は−O−又は−CO−で置き換わっていてもよい。
Y1は、炭素数3〜36の飽和環状炭化水素基を表し、該飽和環状炭化水素基に含まれる水素原子は、水酸基、炭素数1〜12のアルキル基又は炭素数6〜12のアリール基で置換されていてもよく、該飽和環状炭化水素基に含まれる−CH2−は、−CO−又は−O−で置き換わっていてもよい。
Z+は、飽和環状炭化水素基を含む有機カチオンを表す。]
[式(II)中、R1は、水素原子又はメチル基を表す。
X2は、単結合又は−[CH2]k−を表し、該−[CH2]k−に含まれる−CH2−は、−O−又は−CO−で置き換わっていてもよい。
kは、1〜8の整数を表す。
Y2は、炭素数4〜36の飽和環状炭化水素基を表し、該飽和環状炭化水素基に含まれる水素原子は、ハロゲン原子、水酸基、炭素数1〜12の脂肪族炭化水素基、アルコキシ基、炭素数6〜20の芳香族炭化水素基、炭素数7〜21のアラルキル基、グリシドキシ基又は炭素数2〜4のアシル基で置換されていてもよく、該飽和環状炭化水素基に含まれる−CH2−は、−CO−又は−O−で置き換わっていてもよい。]
[式(I−1)中、Q1、Q2、Y1及びZ+は、上記と同じ意味を表す。X1は、単結合又は−[CH2]k1−を表し、該−[CH2]k1−に含まれる−CH2−は、−O−又は−CO−で置き換わっていてもよい。
k1は、1〜8の整数を表す。]
[式(AA)中、A1及びA2は、互いに独立に、炭素数1〜20の脂肪族炭化水素基、炭素数6〜20の芳香族炭化水素基又は炭素数7〜21のアラルキル基を表すか、A1とA2とが互いに結合して炭素数1〜20の環を形成していてもよい。
Ar1は、(m4+1)価の炭素数6〜20の芳香族炭化水素基又は炭素数5〜20の芳香族複素環基を表す。
B1は、単結合又は炭素数1〜6のアルキレン基を表し、該アルキレン基に含まれる−CH2−は、−CO−又は−O−で置き換わっていてもよい。
B2は、炭素数6〜36の飽和環状炭化水素基を表す。
m1及びm2は、互いに独立に、0〜2の整数を表す。
m3は、1〜3の整数を表す。ただし、m1+m2+m3=3である。
m4は、1〜3の整数を表す。]
(1)1項〜7項のいずれか記載の組成物を基板上に塗布する工程
(2)塗布後の組成物から溶剤を除去して組成物層を形成する工程
(3)組成物層に露光機を用いて露光する工程
(4)露光後の組成物層を加熱する工程
(5)加熱後の組成物層を、現像装置を用いて現像する工程
X0は、2価のC1-17飽和炭化水素基を表し、該飽和炭化水素基に含まれる−CH2−は−O−又は−CO−で置き換わっていてもよい。
Y1は、炭素数3〜36の飽和環状炭化水素基を表し、該飽和環状炭化水素基に含まれる水素原子は、水酸基、炭素数1〜12のアルキル基又は炭素数6〜12のアリール基で置換されていてもよく、該飽和環状炭化水素基に含まれる−CH2−は、−CO−又は−O−で置き換わっていてもよい。
Z+は、飽和環状炭化水素基を含む有機カチオンを表す。]
[式(I−1)中、Q1、Q2、Y1及びZ+は、上記と同じ意味を表す。X1は、単結合又は−[CH2]k−を表し、該−[CH2]k−に含まれる−CH2−は、−O−又は−CO−で置き換わっていてもよい。]
Y1における炭素数3〜36の飽和環状炭化水素基としては、例えば、式(AA)で表されるカチオンが挙げられる
Ar1は、(m4+1)価の炭素数6〜20の芳香族炭化水素基又は炭素数5〜20の芳香族複素環基を表す。
B1は、単結合又は炭素数1〜6のアルキレン基を表し、該アルキレン基に含まれる−CH2−は、−CO−又は−O−で置き換わっていてもよい。
B2は、炭素数6〜36の飽和環状炭化水素基を表す。
m1及びm2は、互いに独立に、0〜2の整数を表す。
m3は、1〜3の整数を表す。ただし、m1+m2+m3=3である。
m4は、1〜3の整数を表す。]
また前記の芳香族炭化水素基は、ヘテロ原子を有していてもよく、該へテロ原子を有する芳香族炭化水素基としては、ピロール基、インドール基などが挙げられ、好ましくはインドール基が挙げられる。
A1及びA2における炭素数1〜20の脂肪族炭化水素基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−オクチル基等が挙げられる。
前記A1及びA2における炭素数3〜20の飽和環状炭化水素基としては、例えば、シクロプロピル基、シクロへキシル基、ノルボルナン基、アダマンチル基等が挙げられる。
A1及びA2における炭素数7〜21のアラルキル基としては、例えば、ベンジル基、フェネチル基等が挙げられる。
A1及びA2は、A1とA2との両方がフェニル基であるか、A1とA2とが一緒になって炭素数4〜6の環を形成することが好ましい。
Ar1は、前記A1及びA2における炭素数6〜20の芳香族炭化水素基において、価数に相当する水素原子が取れて結合手になったものが挙げられ、好ましくはp−アダマンチルフェニル基が挙げられる。
B1における炭素数1〜6のアルキレン基としては、メチレン基、ジメチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、プロピリデン基などが挙げられる。該アルキレン基に含まれる−CH2−は、−CO−又は−O−で置き換わっていてもよい。
B2における炭素数6〜36の飽和環状炭化水素基としては、飽和単環式炭化水素基及び飽和多環式炭化水素基が挙げられる。
前記の単環式炭化水素基としては、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基などが挙げられる。
前記の多環式炭化水素基としては、好ましくはアダマンチル基、ノルボルナン基、ビシクロ[2.2.2]オクタン基、テトラシクロドデカニル基、トリシクロデカニル基、ジアマンチル基などが挙げられ、より好ましくはアダマンチル基が挙げられる。
Ar2及びAr3は、互いに独立に、炭素数6〜20の芳香族炭化水素基を表す。]
X11は、炭素数1〜15のアルキレン基を表す。
X12は、炭素数1〜16のアルキレン基を表す。]
式(3)のオニウム塩の使用量は、通常、式(1)で表される塩1モルに対して、0.5〜2モル程度である。該塩は再結晶で取り出してもよいし、水洗して精製してもよい。
Mは、Li、Na、K又はAgを表す。
式(3)中、Z+は、式(I)におけるものと同じ意味を表す。
Z1−は、F−、Cl−、Br−、I−、BF4 −、AsF6 −、SbF6 −、PF6 −又はClO4 −を表す。]
式(6)中、Mは、式(1)におけるものと同じ意味を表す。]
式(7)中、Q1及びQ2は、式(I)におけるものと同じ意味を表す。]
式(IXb)中、P4及びP5は、互いに独立に、水素原子、水酸基、炭素数1〜12の脂肪族炭化水素基又は炭素数1〜12のアルコキシ基を表す。
式(IXc)中、P6及びP7は、互いに独立に、炭素数1〜12の脂肪族炭化水素基を表す。該脂肪族炭化水素基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、2−エチルヘキシル基などが挙げられる。また、P6とP7とが一緒になって、S+を含む炭素数3〜12のヘテロ環を形成してもよい。
P8は、水素原子を表し、P9は、炭素数1〜12の脂肪族炭化水素基又は置換基を有していてもよい炭素数6〜20の芳香族炭化水素基を表すか、P8とP9とが一緒になって、炭素数3〜12の環を形成してもよい。該脂肪族炭化水素基の具体例としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、2−エチルヘキシル基などが挙げられる。
置換基を有していてもよい炭素数6〜20の芳香族炭化水素基としては、フェニル基、ベンジル基、フェネチル基等が挙げられる。
式(IXd)中、P10〜P21は、互いに独立に、水素原子、水酸基、炭素数1〜12の脂肪族炭化水素基あるいは炭素数1〜12のアルコキシ基を表す。該脂肪族炭化水素基及び該アルコキシ基は、式(IXa)における脂肪族炭化水素基及びアルコキシ基と同じ意味を表す。Bは、−S−又は−O−を表す。mは、0又は1を表す。)
P8は、水素原子を表し、P9は、炭素数1〜12の脂肪族炭化水素基あるいは置換基を有していてもよい炭素数6〜20の芳香族炭化水素基を表すか、P8とP9とが一緒になって、炭素数3〜12の環を形成してもよい。]
Bは、−S−又は−O−を表す。mは、0又は1を表す。]
P30は、炭素数1〜12の脂肪族炭化水素基、炭素数3〜12の飽和環状炭化水素基、又は置換基を有していてもよい炭素数6〜20の芳香族炭化水素基を表すか、又はP30とP31とが互いに結合して炭素数3〜12の環を形成してもよい。ここで、前記の環に含まれる−CH2−は、−O−又は−CO−で置き換わっていてもよい。Q1及びQ2は、互いに独立に、フッ素原子又は炭素数1〜6のペルフルオロアルキル基を表す。
X11は、単結合またはメチレン基を表す。]
kは、1〜8の整数を表す。
Y2は、炭素数4〜36の飽和環状炭化水素基を表し、該飽和環状炭化水素基に含まれる水素原子は、ハロゲン原子、水酸基、炭素数1〜12の脂肪族炭化水素基、アルコキシ基、炭素数6〜20の芳香族炭化水素基、炭素数7〜21のアラルキル基、グリシドキシ基又は炭素数2〜4のアシル基で置換されていてもよく、該飽和環状炭化水素基に含まれる−CH2−は、−CO−又は−O−で置き換わっていてもよい。]
R2は、炭素数1〜8の脂肪族炭化水素基あるいは炭素数3〜10の飽和環状炭化水素基を表す。
R3は、メチル基を表す。
nは、0〜14の整数を表す。
R4及びR5は、互いに独立に、水素原子又はヘテロ原子を含んでもよい炭素数1〜8の炭化水素基を表すか、あるいはR4とR5とが一緒になって炭素数3〜12の環を形成していてもよく、該環はヘテロ原子を含んでもよい。また、R4が結合する炭素原子とR5が結合する炭素原子との間で二重結合を形成してもよい。
mは、1〜3の整数を表す。
Z’’は、単結合、−[CH2]k−を表し、−[CH2]k−に含まれる−CH2−は、−CO−又は−O−で置き換わっていてもよい。
kは、1〜8の整数を表す。]
R6及びR7は、互いに独立に、水素原子、メチル基又は水酸基を表す。
R8は、メチル基を表す。
n’は、0〜10の整数を表す。
Z’’は、式(IIa)におけるものと同じ意味を表す。]
R9は、水素原子又はメチル基を表す。
lは、1〜5の整数を表す。lが2以上のとき、複数のR9は、互いに同一でも異なってもよい。
R10及びR11は、互いに独立に、カルボキシル基、シアノ基又は炭素数1〜4の炭化水素基を表す。
l’は、0〜3の整数を表す。l’が2以上のとき、複数のR10及びR11は、互いに同一でも異なってもよい。
Z’’は、式(IIa)におけるものと同じ意味を表す。]
前記−COOUは、カルボキシル基がエステルとなったものであり、Uに相当するアルコール残基としては、例えば、置換基を有していてもよい炭素数1〜8の脂肪族炭化水素基、2−オキソオキソラン−3−又は−4−イル基などを挙げることができる。ここで、脂肪族炭化水素基の置換基として、水酸基や炭素数3〜36の飽和環状炭化水素残基などが結合していてもよい。
R25及びR26における脂肪族炭化水素基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基などが挙げられ、水酸基が結合した脂肪族炭化水素基としては、ヒドロキシメチル基、2−ヒドロキシエチル基などが挙げられる。
2−ノルボルネン、
2−ヒドロキシ−5−ノルボルネン、
5−ノルボルネン−2−カルボン酸、
5−ノルボルネン−2−カルボン酸メチル、
5−ノルボルネン−2−カルボン酸2−ヒドロキシ−1−エチル、
5−ノルボルネン−2−メタノール、
5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸無水物。
環に含まれる水素原子が置換された環は、置換基の種類に関わらず、同じ骨格の環に含まれる。
環に含まれる−CH2−が他の骨格に置き換わった環は、同じ骨格の環に含まれない。
前記の溶剤としては、例えば、エチルセロソルブアセテート、メチルセロソルブアセテート及びプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートのようなグリコールエーテルエステル類、乳酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル及びピルビン酸エチルのようなエステル類、アセトン、メチルイソブチルケトン、2−ヘプタノン及びシクロヘキサノンのようなケトン類、γ−ブチロラクトンのような環状エステル類、プロピレングリコールモノメチルエーテルなどを挙げることができる。これらの溶剤は、それぞれ単独で、又は2種以上を組合せて用いることができる。
(2)塗布後の組成物から溶剤を除去して組成物層を形成する工程
(3)組成物層に露光機を用いて露光する工程
(4)露光後の組成物層を加熱する工程
(5)加熱後の組成物層を、現像装置を用いて現像する工程
次いで、溶剤の除去は、ホットプレート等の加熱装置を用いて溶剤を沸騰させることにより行われるか、あるいは減圧装置を用いて、溶剤が除去された組成物層が形成される。
得られた組成物層には、露光機を用いて、露光される。この際、通常、求められるパターンに相当するマスクを会して露光が行われる。
次いで、露光後の組成物層は、脱保護基反応を促進するための加熱処理が行われる。
次いで、現像装置を用いて、通常、アルカリ現像液で現像される。ここで用いられるアルカリ現像液は、この分野で用いられる各種のアルカリ性水溶液であることができるが、例えば、テトラメチルアンモニウムヒドロキシドや(2−ヒドロキシエチル)トリメチルアンモニウムヒドロキシド(通称コリン)の水溶液等が挙げられる。
現像後、超純水でリンスされ、基板及びパターン上に残った水が除去されて、パターンが得られる。
本発明レジスト組成物は、ドライ露光や液浸露光、さらにダブルイメージング用にも好適に用いることができるので、本発明は工業的に有用である。
実施例及び比較例の中、含有量ないし使用量を表す%及び部は、特記ないかぎり質量基準である。
カラム:TSKgel Multipore HXL−M 3本+ guardcolumn(東ソー(株)製)
溶離液:テトラヒドロフラン
流量:1.0mL/min
検出器:RI検出器
カラム温度:40℃
注入量:100μL
分子量標準:標準ポリスチレン(東ソー(株)製)
ジフルオロ(フルオロスルホニル)酢酸メチルエステル100部及びイオン交換水150部に、氷浴下、30%水酸化ナトリウム水溶液230部を滴下した。得られた溶液を100℃で3時間還流し、冷却後、これを濃塩酸88部で中和した。得られた溶液を濃縮することによりジフルオロスルホ酢酸ナトリウム塩164.4部を得た(無機塩含有、純度62.7%)。得られたジフルオロスルホ酢酸ナトリウム塩1.9部(純度62.7%)及びN,N−ジメチルホルムアミド9.5部に、1,1’−カルボニルジイミダゾール1.0部を添加し、2時間撹拌して混合物を調製した。
一方、3−ヒドロキシアダマンチルメタノール1.1部及びN,N−ジメチルホルムアミド5.5部に、水素化ナトリウム0.2部を添加し、2時間撹拌した。この溶液に、前記の混合物を添加した。得られた混合物を15時間撹拌した後、生成したジフルオロスルホ酢酸−3−ヒドロキシ−1−アダマンチルメチルエステルナトリウム塩を含む溶液をそのまま次の反応に用いた。得られたジフルオロスルホ酢酸−3−ヒドロキシ−1−アダマンチルメチルエステルナトリウム塩を含む溶液に、クロロホルム17.2部及び4−アダマンチルフェニルジフェニルスルホニウムブロミド0.5部を添加した。24時間撹拌した後、分液して有機層を回収した。次いで、残った水層をクロロホルム6.5部で抽出することにより有機層を回収した。前記の各有機層を合せた後、イオン交換水で洗浄し、その後、得られた有機層を濃縮した。濃縮物として、4−アダマンチルフェニルジフェニルスルホニウム1−((3−ヒドロキシアダマンチル)メトキシカルボニル)ジフルオロメタンスルホナート(AA1)0.3部を得た。
ジフルオロ(フルオロスルホニル)酢酸メチルエステル100部及びイオン交換水150部に、氷浴下、30%水酸化ナトリウム水溶液230部を滴下した。得られた混合物を100℃で3時間還流し、冷却した後、これを濃塩酸88部で中和した。得られた溶液を濃縮することによりジフルオロスルホ酢酸ナトリウム塩164.4部を得た(無機塩含有、純度62.7%)。得られたジフルオロスルホ酢酸ナトリウム塩1.9部(純度62.7%)及びN,N−ジメチルホルムアミド9.5部に、1,1’−カルボニルジイミダゾール1.0部を添加し、2時間撹拌して混合物を調製した。
一方、−ヒドロキシアダマンチルメタノール1.1部及びN,N−ジメチルホルムアミド5.5部に、水素化ナトリウム0.2部を添加し、2時間撹拌した溶液に添加した。この溶液に、前記の混合物を添加した。得られた混合物を、15時間撹拌した後、生成したジフルオロスルホ酢酸−3−ヒドロキシ−1−アダマンチルメチルエステルナトリウム塩をそのまま次の反応に用いた。得られたジフルオロスルホ酢酸−3−ヒドロキシ−1−アダマンチルメチルエステルナトリウム塩を含む溶液に、クロロホルム17.2部及び4−(1−アダマンチルメトキシメチル)フェニルジフェニルスルホニウムブロミド0.5部を添加した。得られた混合物を18時間撹拌した後、分液して有機層を回収した。次いで、残った水層をクロロホルム6.5部で抽出することにより有機層を回収した。前記の各有機層を合せた後、イオン交換水で洗浄し、その後、得られた有機層を濃縮して、4−(1−アダマンチルメトキシメチル)フェニルジフェニルスルホニウム1−((3−ヒドロキシアダマンチル)メトキシカルボニル)ジフルオロメタンスルホナート(AA2)0.3部を得た。
ジフルオロ(フルオロスルホニル)酢酸メチルエステル100部及びイオン交換水150部に、氷浴下、30%水酸化ナトリウム水溶液230部を滴下した。得られた混合物を100℃で3時間還流し、冷却後、これを濃塩酸88部で中和した。得られた溶液を濃縮することによりジフルオロスルホ酢酸ナトリウム塩164.4部を得た(無機塩含有、純度62.7%)。得られたジフルオロスルホ酢酸ナトリウム塩1.9部(純度62.7%)及びN,N−ジメチルホルムアミド9.5部に、1,1’−カルボニルジイミダゾール1.0部を添加し、2時間撹拌して混合物を調製した。
一方、3−ヒドロキシアダマンチルメタノール1.1部及びN,N−ジメチルホルムアミド5.5部に、水素化ナトリウム0.2部を添加し、2時間撹拌した。この溶液に、前記の混合物を添加した。得られた混合物を15時間撹拌した後、生成したジフルオロスルホ酢酸−3−ヒドロキシ−1−アダマンチルメチルエステルナトリウム塩を含む溶液をそのまま次の反応に用いた。得られたジフルオロスルホ酢酸−3−ヒドロキシ−1−アダマンチルメチルエステルナトリウム塩を含む溶液に、クロロホルム17.2部及びトリ(4−アダマンチルフェニル)スルホニウムブロミド0.7部添加した。24時間撹拌した後、分液して有機層を回収した。次いで、残った水層をクロロホルム7.5部で抽出することにより有機層を回収した。前記の各有機層を合せた後、イオン交換水で洗浄し、その後、得られた有機層を濃縮し、トリ(4−アダマンチルフェニル)スルホニウム1−((3−ヒドロキシアダマンチル)メトキシカルボニル)ジフルオロメタンスルホナート(AA3)0.1部を得た。
ジフルオロ(フルオロスルホニル)酢酸メチルエステル100部及びイオン交換水250部に、氷浴下、30%水酸化ナトリウム水溶液230部を滴下した。得られた混合物を100℃で3時間還流し、冷却した後、これを濃塩酸88部で中和した。得られた溶液を濃縮することによりジフルオロスルホ酢酸ナトリウム塩164.8部を得た(無機塩含有、純度62.6%)。得られたジフルオロスルホ酢酸ナトリウム塩5.0部(純度62.6%)、4−オキソ−1−アダマンタノール2.6部及びエチルベンゼン100部の混合物に、濃硫酸0.8部を加え、30時間加熱還流した。得られた混合物を冷却した後、濾過し、濾過残渣をtert−ブチルメチルエーテルで洗浄することにより、ジフルオロスルホ酢酸−4−オキソ−1−アダマンチルエステルナトリウム塩5.5部を得た。1H−NMRによる純度分析の結果、その純度は35.6%であった。得られたジフルオロスルホ酢酸−4−オキソ−1−アダマンチルエステルナトリウム塩5.4部(純度35.6%)に、アセトニトリル16部及びイオン交換水16部を加えた。これに、4−アダマンチルフェニルジフェニルスルホニウムブロミド1.9部、アセトニトリル5部及びイオン交換水5部を添加した。得られた混合物を24時間撹拌した後、濃縮し、濃縮物をクロロホルム142部で抽出した。前記抽出により回収された有機層をイオン交換水で洗浄した後、得られた有機層を濃縮し、4−アダマンチルフェニルジフェニルスルホニウム 4−オキソ−1−アダマンチルオキシカルボニルジフルオロメタンスルホナート(AA4)1.5部を得た。
ジフルオロ(フルオロスルホニル)酢酸メチルエステル20部及びイオン交換水30部に、氷浴下、30%水酸化ナトリウム水溶液46部を滴下した。得られた混合物を100℃で2.5時間還流し、冷却した後、これを濃塩酸17.5部で中和した。得られた溶液を濃縮することによりジフルオロスルホ酢酸ナトリウム塩32.82部を得た(無機塩を除去していないため、含有量63.5%)。得られたジフルオロスルホ酢酸ナトリウム塩3.9部(含有量63.5%)、1−アダマンタンメタノール2.1部及びジクロロエタン20部の混合物に、p−トルエンスルホン酸(p−TsOH)2.4部を加え、7時間加熱還流した。その後、濃縮してジクロロエタンを留去し、濃縮残渣にtert−ブチルメチルエーテル25部を添加し、リパルプ後、濾過した。濾過残渣にアセトニトリル25部を添加し、撹拌した後、ろ過し、得られた濾液を濃縮することにより、ジフルオロスルホ酢酸−1−アダマンチルメチルエステルナトリウム塩3.3部を得た。得られたジフルオロスルホ酢酸−1−アダマンチルメチルエステルナトリウム塩3.3部を、イオン交換水10部に溶解させた。この溶液に、4−アダマンチルフェニルジフェニルスルホニウムブロミド3.0部及びメタノール14部を添加した。得られた混合物を15時間撹拌した後、濃縮し、得られた濃縮物をクロロホルム20部で2回抽出した。2回の抽出により回収された有機層を合せて、これを中性になるまでイオン交換水で洗浄を繰り返した。得られた有機層を濃縮し、4−アダマンチルフェニルジフェニルスルホニウム1−アダマンチルメトキシカルボニルジフルオロメタンスルホナート(AA5)を2.5部得た。
リチウムアルミニウムハイドライド10.4部、無水テトラヒドロフラン120部を仕込み23℃で30分間攪拌した。次いで、エチルジフルオロスルホ酢酸ナトリウム塩62.2部を無水THF900部に溶かした溶液を氷冷下で滴下し、23℃で5時間攪拌した。反応マスに酢酸エチル50.0部、6N塩酸50.00部を添加、攪拌後、分液を行った。有機層を濃縮後、カラム(メルク シリカゲル60−200メッシュ 展開溶媒:クロロホルム/メタノール=5/1)分取することにより、2,2−ジフルオロ−2−スルホエタノールのナトリウム塩を84.7g得た(純度60%)。
また、4−オキソ−1−アダマンタンカルボン酸4.5部、無水THF90部を添加し室温で30分間攪拌し溶解した。この溶液にカルボニルジイミダゾール3.77部、無水THF45部の混合溶液を室温で滴下し、23℃で4時間攪拌した。得られた反応溶液を、2,2−ジフルオロ−2−スルホエタノールのナトリウム塩7.87部(純度60%)、無水THF50部の混合中に、54℃〜60℃で30分間で滴下した。反応溶液を65℃で18時間加熱し、冷却後、ろ過した。得られたろ液を濃縮し、濃縮物をカラム(メルク シリカゲル60−200メッシュ 展開溶媒:クロロホルム/メタノール=5/1)分取することにより、ナトリウム 4−オキソ−1−アダマンチルカルボニルオキシメチルジフルオロメタンスルホナート4.97部(収率59%)を得た。
次いで、ナトリウム 4−オキソ−1−アダマンチルカルボニルオキシメチルジフルオロメタンスルホナート1.0部、クロロホルム20部を仕込み、23℃で30分間攪拌後、更に4−アダマンチルフェニルジフェニルスルホニウムクロライド1.19部を23℃で加えた。12時間室温で攪拌した後、分液を行った。有機層にイオン交換水10部を添加、分液水洗を行った。この操作を3回行った。その後、硫酸マグネシウム1部を添加、23℃で30分間攪拌後、ろ過し、ろ液を濃縮して、化合物(AA6)0.66部を得た。
3−ヒドロキシ−1−アダマンタンカルボン酸3.51部、無水THF75部を仕込み23℃で30分間攪拌した。次いで、カルボニルジイミダゾール2.89部、無水THF50部の混合溶液を23℃で滴下し、23℃で4時間攪拌した。得られた反応液を、2,2−ジフルオロ−2−スルホエタノールのナトリウム塩6.04部(純度60%)、無水THF50部の混合液中に54〜60℃で、25分間で滴下し、65℃で18時間加熱し、冷却後、ろ過した。得られたろ液を濃縮し、濃縮物をカラム(メルク シリカゲル60−200メッシュ 展開溶媒:クロロホルム/メタノール=5/1)分取することにより、ナトリウム 3−ヒドロキシ−1−アダマンチルカルボニルオキシメチルジフルオロメタンスルホナート2.99部を得た。
ナトリウム 3−ヒドロキシ−1−アダマンチルカルボニルオキシメチルジフルオロメタンスルホナート1.0部、クロロホルム30部を仕込み23℃で30分間攪拌した。次いで、4−アダマンチルフェニルジフェニルスルホニウムクロライド1.19部を23℃で12時間攪拌した後、分液を行った。有機層にイオン交換水10部を添加、分液水洗を行った。この操作を3回行った。その後、硫酸マグネシウム1部を添加、23℃で30分間攪拌後、ろ過し、ろ液を濃縮して、化合物(AA7)0.81部を得た。
5−ヒドロキシメチル−2−アダマンタノン エチレンケタール1.00部、ピリジン2.47部、無水塩化メチレン5部を添加し23℃で30分間攪拌した。次いで、氷冷下、トリフルオロメタンスルホン酸無水物2.37部、塩化メチレン5部の溶解液を滴下し、3〜5℃で2時間攪拌した。反応溶液に塩化メチレン10部、イオン交換水10部を添加、分液水洗を行った。この操作を3回行った。その後、硫酸マグネシウム1部を添加、23℃で30分間攪拌後、ろ過し、ろ液を濃縮し、濃縮物をカラム(メルク シリカゲル60−200メッシュ 展開溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=1/1)分取することにより、5−トリフルオロメタンスルホニルメチル−2−アダマンタノン エチレンケタール1.19部を得た。
水素化ナトリウム0.2285部、無水ジメチルスルホキシド3部を添加し、60℃で30分間攪拌した。次いで、2,2−ジフルオロ−2−スルホエタノールのナトリウム塩0.62部を添加し、60℃で1時間攪拌した。更に、5−トリフルオロメタンスルホニルメチル−2−アダマンタノンエチレンケタール1.00部、無水ジメチルスルホキシド
9部の溶解液を滴下し、60℃で5時間攪拌した。冷却後、反応マスをカラム(メルク シリカゲル60−200メッシュ 展開溶媒:クロロホルム/メタノール=5/1)分取することにより、ナトリウム スピロ{アダマンタン−4,4’−[1,3]ジオキソラン}−1−イル−メトキシメチルジフルオロメタンスルホナート0.28部を得た。
ナトリウム スピロ{アダマンタン−4,4’−[1,3]ジオキソラン}−1−イル−メトキシメチルジフルオロメタンスルホナート0.2部、クロロホルム10部を仕込み23℃で30分間攪拌した。次いで、4−アダマンチルフェニルジフェニルスルホニウムクロライド0.28部を23℃で36時間攪拌した後、分液を行った。有機層にイオン交換水10部を添加、分液水洗を行った。この操作を3回行った。その後、硫酸マグネシウム1部を添加、23℃で30分間攪拌後、ろ過し、ろ液を濃縮して、化合物(AA8)0.15部を得た。
ジフルオロ(フルオロスルホニル)酢酸メチルエステル100部及びイオン交換水150部に、氷浴下、30%水酸化ナトリウム水溶液230部を滴下した。これを100℃で3時間還流し、冷却した後、これを濃塩酸88部で中和した。得られた溶液を濃縮することによりジフルオロスルホ酢酸ナトリウム塩164.4部を得た(無機塩含有、純度62.7%)。得られたジフルオロスルホ酢酸ナトリウム塩1.9部(純度62.7%)及びN,N−ジメチルホルムアミド9.5部に、1,1’−カルボニルジイミダゾール1.0部を添加し、2時間撹拌して混合物を得た。
一方、3−ヒドロキシアダマンチルメタノール1.1部及びN,N−ジメチルホルムアミド5.5部に、水素化ナトリウム0.2部を添加し、2時間撹拌して溶液を調製した。この溶液に、前記の混合物を添加した。得られた混合物を15時間撹拌した後、生成したジフルオロスルホ酢酸−3−ヒドロキシ−1−アダマンチルメチルエステルナトリウム塩を含む溶液をそのまま次の反応に用いた。得られたジフルオロスルホ酢酸−3−ヒドロキシ−1−アダマンチルメチルエステルナトリウム塩を含む溶液に、クロロホルム17.2部及び14.8%トリフェニルスルホニウムクロライド水溶液2.9部を添加した。15時間撹拌した後、分液して有機層を回収した。次いで、残った水層をクロロホルム6.5部で抽出することにより有機層を回収した。前記の各有機層を合せた後、イオン交換水で洗浄し、その後、得られた有機層を濃縮した。濃縮物にtert−ブチルメチルエーテル5.0部を添加し、撹拌後、濾過することにより白色固体としてトリフェニルスルホニウム1−((3−ヒドロキシアダマンチル)メトキシカルボニル)ジフルオロメタンスルホナート(A1)0.2部を得た。
ジフルオロ(フルオロスルホニル)酢酸メチルエステル100部及びイオン交換水250部に、氷浴下、30%水酸化ナトリウム水溶液230部を滴下した。得られた混合物を100℃で3時間還流し、冷却した後、これを濃塩酸88部で中和した。得られた溶液を濃縮することによりジフルオロスルホ酢酸ナトリウム塩164.8部を得た(無機塩含有、純度62.6%)。得られたジフルオロスルホ酢酸ナトリウム塩5.0部(純度62.6%)及び4−オキソ−1−アダマンタノール2.6部、エチルベンゼン100部に、濃硫酸0.8部を加え、30時間加熱還流した。得られた混合物を冷却した後、濾過し、濾過残渣をtert−ブチルメチルエーテルで洗浄することにより、ジフルオロスルホ酢酸−4−オキソ−1−アダマンチルエステルナトリウム塩5.5部を得た。1H−NMRによる純度分析の結果、その純度は35.6%であった。得られたジフルオロスルホ酢酸−4−オキソ−1−アダマンチルエステルナトリウム塩5.4部(純度35.6%)に、アセトニトリル16部及びイオン交換水16部を加えた。得られた混合物に、トリフェニルスルホニウムクロライド1.7部、アセトニトリル5部及びイオン交換水5部を添加した。得られた混合物を15時間撹拌した後、濃縮し、得られた混合物をクロロホルム142部で抽出することにより有機層を回収した。回収された有機層をイオン交換水で洗浄した後、得られた有機層を濃縮した。濃縮物をtert−ブチルメチルエーテル24部でリパルプすることにより、白色固体としてトリフェニルスルホニウム4−オキソ−1−アダマンチルオキシカルボニルジフルオロメタンスルホナート(A2)1.7部を得た。
ジフルオロ(フルオロスルホニル)酢酸メチルエステル200部及びイオン交換水300部に、氷浴下、30%水酸化ナトリウム水溶液460部を滴下した。得られた混合物を100℃で2.5時間還流し、冷却した後、これを濃塩酸175部で中和した。得られた溶液を濃縮することによりジフルオロスルホ酢酸ナトリウム塩328.19部(無機塩を除去していないため、含有量63.5%)を得た。得られたジフルオロスルホ酢酸ナトリウム塩39.4部(含有量63.5%)、1−アダマンタンメタノール21.0部及びジクロロエタン200部の混合物に、p−トルエンスルホン酸(p−TsOH)24.0部を加え、これを7時間加熱還流した。その後、濃縮してジクロロエタンを留去し、濃縮残渣にtert−ブチルメチルエーテル250部添加し、リパルプ後、濾過した。残渣にアセトニトリル250部を添加し、撹拌した後、ろ過し、得られた濾液を濃縮することにより、ジフルオロスルホ酢酸−1−アダマンチルメチルエステルナトリウム塩32.8部を得た。得られたジフルオロスルホ酢酸−1−アダマンチルメチルエステルナトリウム塩32.8部を、イオン交換水100部に溶解させることにより得られた溶液に、トリフェニルスルホニウムクロライド28.3部及びメタノール140部溶液を添加した。得られた混合物を15時間撹拌した後、濃縮し、得られた濃縮物をクロロホルム200部で2回抽出した。2回の抽出により得られた回収された有機層を合せて、該有機層が中性になるまで、イオン交換水を用いた洗浄操作を繰り返し、その後、得られた有機層を濃縮した。濃縮液に、tert−ブチルメチルエーテル300部を添加し、撹拌した後、濾過して白色析出物を回収し、これを減圧乾燥することにより白色結晶としてトリフェニルスルホニウム1−アダマンチルメトキシカルボニルジフルオロメタンスルホナート(A3)39.7部得た。
ジフルオロ(フルオロスルホニル)酢酸メチルエステル200部及びイオン交換水300部に、氷浴下、30%水酸化ナトリウム水溶液460部を滴下した。これを100℃で2.5時間還流し、冷却した後、これを濃塩酸175部で中和した。得られた溶液を濃縮することによりジフルオロスルホ酢酸ナトリウム塩328.19部(無機塩含有、純度62.8%)を得た。得られたジフルオロスルホ酢酸ナトリウム塩123.3部(純度62.8%)、1−アダマンタンメタノール65.7部及びジクロロエタン600部の混合物に、p−トルエンスルホン酸(p−TsOH)75.1部を加え、これを12時間加熱還流した。その後、濃縮してジクロロエタンを留去し、濃縮残渣にtert−ブチルメチルエーテル400部を添加し、リパルプ後、濾過した。残渣にアセトニトリル400部を添加し、撹拌後、ろ過を2回繰返し、濃縮することにより、ジフルオロスルホ酢酸−1−アダマンチルメチルエステルナトリウム塩99.5部を得た。
次いで、2−ブロモアセトフェノン150部をアセトン375部に溶解し、これにテトラヒドロチオフェン66.5部を滴下した。得られた混合物を室温で24時間攪拌した後、生成した白色析出物をろ過して回収し、これをアセトンで洗浄し、次いで乾燥することにより白色結晶として1−(2−オキソ−2−フェニルエチル)テトラヒドロチオフェニウムブロマイド207.9部を得た。
先に得られたジフルオロスルホ酢酸−1−アダマンチルメチルエステルナトリウム塩99.5部を、アセトニトリル298部に溶解させた。得られた溶液に、上記で得られた1−(2−オキソ−2−フェニルエチル)テトラヒドロチオフェニウムブロマイド79.5部及びイオン交換水159部溶液を添加した。得られた混合物を15時間撹拌した後、濃縮し、得られた濃縮物をクロロホルム500部で2回抽出した。2回の抽出により回収された有機層を合せて、これをイオン交換水で洗浄し、得られた有機層を濃縮した。濃縮液に、tert−ブチルメチルエーテル250部を添加し、撹拌した後、ろ過して白色析出物を回収し、これを減圧乾燥することにより白色結晶として1−(2−オキソ−2−フェニルエチル)テトラヒドロチオフェニウム1−アダマンチルメトキシカルボニルジフルオロメタンスルホナート(A4)116.9部を得た。
ジフルオロ(フルオロスルホニル)酢酸メチルエステル100部及びイオン交換水250部に、氷浴下、30%水酸化ナトリウム水溶液230部を滴下した。得られた混合物を100℃で3時間還流し、冷却した後、これを濃塩酸88部で中和した。得られた溶液を濃縮することによりジフルオロスルホ酢酸ナトリウム塩164.8部(無機塩含有、純度62.6%)を得た。得られたジフルオロスルホ酢酸ナトリウム塩5.0部(純度62.8%)、4−オキソ−1−アダマンタノール2.6部及びエチルベンゼン100部に、濃硫酸0.8部を加え、これを30時間加熱還流した。得られた混合物を冷却した後、濾過し、濾過残渣をtert−ブチルメチルエーテルで洗浄することにより、ジフルオロスルホ酢酸−4−オキソ−1−アダマンチルエステルナトリウム塩5.5部を得た。1H−NMRによる純度分析の結果、その純度は35.6%であった。得られたジフルオロスルホ酢酸−4−オキソ−1−アダマンチルエステルナトリウム塩10.0部(純度55.2%)に、アセトニトリル30部及びイオン交換水20部を加えた。これに、1−(2−オキソ−2−フェニルエチル)テトラヒドロチオフェニウムブロミド5.0部、アセトニトリル10部及びイオン交換水5部を添加した。得られた混合物を15時間撹拌した後、濃縮し、得られた濃縮物をクロロホルム98部で抽出した。前記抽出により回収された有機層をイオン交換水で洗浄した後、得られた有機層を濃縮した。濃縮物を酢酸エチル70部でリパルプすることにより白色固体として1−(2−オキソ−2−フェニルエチル)テトラヒドロチオフェニウム4−オキソ−1−アダマンチルオキシカルボニルジフルオロメタンスルホナート(A5)5.2部を得た。
ジフルオロ(フルオロスルホニル)酢酸メチルエステル100部及びイオン交換水250部に、氷浴下、30%水酸化ナトリウム水溶液230部を滴下した。得られた混合物を100℃で2.5時間還流し、冷却後、これを濃塩酸88部で中和した。得られた溶液を濃縮することによりジフルオロスルホ酢酸ナトリウム塩158.4部(無機塩含有、純度65.1%)を得た。得られたジフルオロスルホ酢酸ナトリウム塩50.0部(純度65.1%)、シクロヘキシルメタノール18.76部及びジクロロエタン377部に、p−トルエンスルホン酸31.26部を加え、これを6時間加熱還流した。その後、得られた混合物を濃縮してジクロロエタンを留去した後、これにn−ヘプタン200部添加し、リパルプ後、濾過した。得られた濾過残渣にアセトニトリル200部を添加し、撹拌した後、濾過し、回収された濾液を濃縮して、ジフルオロスルホ酢酸−1−シクロヘキシルメチルエステルナトリウム塩39.03部を得た。得られたジフルオロスルホ酢酸−1−シクロヘキシルメチルエステルナトリウム塩39.03部を、イオン交換水195.2部に溶解させた。この溶液に、トリフェニルスルホニウムクロライド39.64部及びイオン交換水196.4部を添加し、更にアセトニトリル500部を添加した。得られた混合物を15時間撹拌した後、これを濃縮し、得られた濃縮物をクロロホルム250部で2回抽出した。2回の抽出により回収された有機層を合せて、これをイオン交換水で洗浄し、得られた有機層を濃縮した。濃縮物をtert−ブチルメチルエーテル200部でリパルプすることにより、白色固体としてトリフェニルスルホニウム(1−シクロヘキシルメトキシカルボニル)ジフルオロメタンスルホナートジフルオロメタンスルホナート(A6)40.16部を得た。
モノマーA、モノマーB、モノマーC及びモノマーDを、モル比35:15:20:30の割合で仕込み、次いで、全モノマーの合計質量に対して、1.5質量倍のジオキサンを加えた。得られた混合物に、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルとアゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)とを全モノマーの合計モル数に対して、それぞれ、1mol%と3mol%との割合で添加し、これを77℃で約5時間加熱した。その後、反応液を、大量のメタノールと水との混合溶媒に注いで沈殿させる操作を3回行うことにより精製し、重量平均分子量が約8100である共重合体を収率78%で得た。得られた共重合体は、次式の各モノマーから導かれる構造単位を有するものであり、これを樹脂B1とした。
モノマーF、モノマーE、モノマーB、モノマーC及びモノマーDを、モル比30:15:5:20:30の割合で仕込み、次いで、全モノマーの合計質量に対して、1.5質量倍のジオキサンを加えた。得られた混合物に、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルとアゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)とを全モノマーの合計モル数に対して、それぞれ、1mol%と3mol%との割合で添加し、これを73℃で約5時間加熱した。その後、反応液を、大量のメタノールと水との混合溶媒に注いで沈殿させる操作を3回行うことにより精製し、重量平均分子量が約8500である共重合体を収率73%で得た。得られた共重合体は、次式の各モノマーから導かれる構造単位を有するものであり、これを樹脂B2とした。
樹脂B2の合成において、モノマーF、モノマーE、モノマーB、モノマーC及びモノマーDの仕込み比を、モル比35:5:15:20:30に代えること以外は同様な合成方法に準じて樹脂B3を合成することにより、重量平均分子量が約8600である共重合体を収率70%で得た。
モノマーF、モノマーE、モノマーB、モノマーC及びモノマーIを、モル比35:5:15:30:5の割合で仕込み、次いで、全モノマーの合計量に対して、1.2質量倍のジオキサンを加えた。得られた混合物に、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルとアゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)とを全モノマーの合計モル数に対して、それぞれ、1mol%と3mol%との割合で添加し、これを75℃で約5時間加熱した。その後、反応液を、大量のメタノールと水との混合溶媒に注いで沈殿させる操作を3回行うことにより精製し、重量平均分子量が約7600である共重合体を収率72%で得た。得られた共重合体は、次式の各モノマーから導かれる構造単位を有するものであり、これを樹脂B4とした。
モノマーA、モノマーB及びモノマーDを、モル比50:25:25の割合で仕込み、次いで、全モノマーの合計質量に対して、1.5質量倍のジオキサンを加えた。得られた混合物に、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルとアゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)とを全モノマーの合計モル数に対して、それぞれ、1mol%と3mol%との割合で添加し、これを77℃で約5時間加熱した。その後、反応液を、大量のメタノールと水との混合溶媒に注いで沈殿させる操作を3回行うことにより精製し、重量平均分子量が約8000である共重合体を収率60%で得た。得られた共重合体は、次式の各モノマーから導かれる構造単位を有するものであり、これを樹脂B5とした。
モノマーG、モノマーB及びモノマーDを、モル比40:20:40の割合で仕込み、次いで、全モノマーの合計質量に対して、1.5質量倍のジオキサンを加えた。得られた混合物に、開始剤としてアゾビスイソブチロニトリルとアゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)とを全モノマーの合計モル数に対して、それぞれ、1.2mol%と3.6mol%との割合で添加し、これを78℃で約5時間加熱した。その後、反応液を、大量のメタノールと水との混合溶媒に注いで沈殿させる操作を3回行うことにより精製し、重量平均分子量が約6300の共重合体を収率68%で得た。この共重合体は、次式の各モノマーから導かれる構造単位を有するものであり、これを樹脂B6とした。
以下の各成分を混合した後、得られた混合物を孔径0.2μmのフッ素樹脂製フィルターで濾過して、レジスト組成物を調製した。
酸発生剤;AA1〜AA8、A1〜6
C1:
<樹脂>
樹脂合成例参照B1〜6
<クエンチャー>
Q1:2、6−ジイソプロピルアニリン
<溶剤>
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート 265部
2−ヘプタノン 20.0部
プロピレングリコールモノメチルエーテル 20.0部
γ−ブチロラクトン 3.5部
露光後は、ホットプレート上にて95℃で60秒間ポストエキスポジャーベーク(PEBと表記することもある。)を行い、さらに2.38重量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液で60秒間のパドル現像を行った。
有機反射防止膜基板上のもので現像後のダークフィールドパターンを走査型電子顕微鏡で観察し、その結果を表2に示した。なお、ここでいうダークフィールドパターンとは、外側にクロム層(遮光層)をベースとしてライン状にガラス面(透光部)が形成されたレチクルを介した露光及び現像によって得られ、したがって露光現像後は、ラインアンドスペースパターンの周囲のレジスト層が残されるパターンである。実効感度:70nmのラインアンドスペースパターンが1:1となる露光量で示した。
形状評価:70nmのラインアンドスペースパターンが1:1となる露光量で露光し、レジストパターンを走査型電子顕微鏡で観察し、トップ形状及び裾形状が矩形に近く良好なものを○、トップ形状が丸いまたは裾引きが見られるものを×として判断した。
ラインエッジラフネス評価(LER):リソグラフィプロセス後のレジストパターンの壁面を走査型電子顕微鏡で観察し、リソグラフィプロセス後のレジストパターンの壁面を走査型電子顕微鏡で観察し、レジストパターンの側壁の凹凸の触れ幅が9nm以下であるものを○、9nmを超えるものを×とした。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
例No. 樹脂 酸発生剤 クエンチャー PB/PEB
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
実施例1 B1/10部 AA1/A1=0.20/0.50部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例2 B1/10部 AA1/A1=0.50/0.20部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例3 B1/10部 AA1=0.7部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例4 B1/10部 AA2=0.7部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例5 B1/10部 AA3=0.7部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例6 B1/10部 AA4=0.7部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例7 B1/10部 AA5=0.7部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例8 B1/10部 AA2/A1=0.20/0.50部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例9 B1/10部 AA3/A1=0.20/0.50部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例10 B1/10部 AA4/A1=0.20/0.50部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例11 B1/10部 AA5/A1=0.20/0.50部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例12 B1/10部 AA4/A2=0.20/0.50部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例13 B1/10部 AA5/A3=0.20/0.50部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例14 B1/10部 AA5/A4=0.20/0.50部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例15 B1/10部 AA4/A5=0.20/0.50部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例16 B1/10部 AA5/A6=0.20/0.50部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例17 B2/10部 AA1/A1=0.20/0.50部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例18 B3/10部 AA1/A1=0.20/0.50部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例19 B4/10部 AA1/A1=0.20/0.50部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例20 B5/10部 AA1/A1=0.20/0.50部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例21 B2/10部 AA6=0.7部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例22 B2/10部 AA7=0.7部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例23 B2/10部 AA8=0.7部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例24 B2/10部 AA1=0.7部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例25 B2/10部 AA2=0.7部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例26 B2/10部 AA3=0.7部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例27 B2/10部 AA4=0.7部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例28 B2/10部 AA5=0.7部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例29 B2/10部 AA1/A1=0.50/0.20部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例30 B2/10部 AA1/A1=0.40/0.10部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例31 B2/10部 AA1/A1=0.30/0.10部 Q1/0.065部 95℃/95℃
実施例32 B2/10部 AA1/A1=0.10/0.10部 Q1/0.065部 95℃/95℃
比較例1 B6/10部 C1=0.5部 Q1/0.050部 100℃/120℃
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
例No. 実効感度 パターン LER
(mJ/cm2) 形状
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
実施例1 34 ○ ○
実施例2 32 ○ ○
実施例3 31 ○ ○
実施例4 33 ○ ○
実施例5 25 ○ ○
実施例6 28 ○ ○
実施例7 27 ○ ○
実施例8 34 ○ ○
実施例9 31 ○ ○
実施例10 32 ○ ○
実施例11 32 ○ ○
実施例12 30 ○ ○
実施例13 29 ○ ○
実施例14 39 ○ ○
実施例15 41 ○ ○
実施例16 26 ○ ○
実施例17 35 ○ ○
実施例18 36 ○ ○
実施例19 34 ○ ○
実施例20 22 ○ ○
実施例21 28 ○ ○
実施例22 31 ○ ○
実施例23 28 ○ ○
実施例24 29 ○ ○
実施例25 30 ○ ○
実施例26 25 ○ ○
実施例27 26 ○ ○
実施例28 27 ○ ○
実施例29 32 ○ ○
実施例30 39 ○ ○
実施例31 42 ○ ○
実施例32 56 ○ ○
比較例1 30 × ×
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Claims (8)
- 式(I)で表される酸発生剤及び式(II)で表される構造単位を有する樹脂を含有する化学増幅型フォトレジスト組成物。
[式(I)中、Q1及びQ2は、互いに独立に、フッ素原子又は炭素数1〜6のペルフルオロアルキル基を表す。
X0は、2価のC1-17飽和炭化水素基を表し、該飽和炭化水素基に含まれる−CH2−は−O−又は−CO−で置き換わっていてもよい。
Y1は、炭素数3〜36の飽和環状炭化水素基を表し、該飽和環状炭化水素基に含まれる水素原子は、水酸基、炭素数1〜12のアルキル基又は炭素数6〜12のアリール基で置換されていてもよく、該飽和環状炭化水素基に含まれる−CH2−は、−CO−又は−O−で置き換わっていてもよい。
Z+は、飽和環状炭化水素基を含む有機カチオンを表す。]
[式(II)中、R1は、水素原子又はメチル基を表す。
X2は、単結合又は−[CH2]k−を表し、該−[CH2]k−に含まれる−CH2−は、−O−又は−CO−で置き換わっていてもよい。
kは、1〜8の整数を表す。
Y2は、炭素数4〜36の飽和環状炭化水素基を表し、該飽和環状炭化水素基に含まれる水素原子は、ハロゲン原子、水酸基、炭素数1〜12の脂肪族炭化水素基、アルコキシ基、炭素数6〜20の芳香族炭化水素基、炭素数7〜21のアラルキル基、グリシドキシ基又は炭素数2〜4のアシル基で置換されていてもよく、該飽和環状炭化水素基に含まれる−CH2−は、−CO−又は−O−で置き換わっていてもよい。] - Z+が、式(AA)で表されるカチオンである請求項1又は2記載の組成物。
[式(AA)中、A1及びA2は、互いに独立に、炭素数1〜20の脂肪族炭化水素基、炭素数6〜20の芳香族炭化水素基又は炭素数7〜21のアラルキル基を表すか、A1とA2とが互いに結合して炭素数1〜20の環を形成していてもよい。
Ar1は、(m4+1)価の炭素数6〜20の芳香族炭化水素基又は炭素数5〜20の芳香族複素環基を表す。
B1は、単結合又は炭素数1〜6のアルキレン基を表し、該アルキレン基に含まれる−CH2−は、−CO−又は−O−で置き換わっていてもよい。
B2は、炭素数6〜36の飽和環状炭化水素基を表す。
m1及びm2は、互いに独立に、0〜2の整数を表す。
m3は、1〜3の整数を表す。ただし、m1+m2+m3=3である。
m4は、1〜3の整数を表す。] - B2が、炭素数10〜36の飽和多環式炭化水素基である請求項3記載の組成物。
- B2とY2とが、同じ骨格の環である請求項3又は4記載の組成物。
- さらに式(I)で表される酸発生剤とは異なる他の酸発生剤を含有する請求項1〜5のいずれか記載の組成物。
- 式(II)で表される構造単位を有する樹脂が、互いに異なる3種以上の構造単位を含む樹脂である請求項1〜6のいずれか記載の組成物。
- 以下の工程を含むパターン形成方法。
(1)請求項1〜7のいずれか記載の組成物を基板上に塗布する工程
(2)塗布後の組成物から溶剤を除去して組成物層を形成する工程
(3)組成物層に露光機を用いて露光する工程
(4)露光後の組成物層を加熱する工程
(5)加熱後の組成物層を、現像装置を用いて現像する工程
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