JP2010138652A - 昇降式足場 - Google Patents

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Abstract

【課題】屈曲した壁面を有する建物に好適に用いられうる昇降式足場の提供。
【解決手段】昇降式足場2は、マスト4と、デッキ6と、このデッキ6をマスト4に沿って昇降させる駆動部とを備えている。デッキ6は、複数の桁を備えている。この複数の桁は、連結されて一体にされている。この複数の桁に、非平行桁18、22が含まれている。この非平行桁18、22は、平行でない一対の側面を備えている。この一対の側面は、それぞれ隣り合う桁と連結される連結部を備えている。又は、複数の桁に、平面視において正方形形状の正方形桁が含まれる。この正方形桁は、第一側面と、第一側面に隣接する第二側面とを備えている。この第一側面は、連結雄部を備えている。この第二側面は、連結雌部を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物のメンテナンス作業等に用いられる昇降式足場に関する。
居住用マンション、商用ビル等の建物の外壁のメンテナンス作業に、仮設足場が用いられている。仮設足場は、多数の金属パイプが組み合わせて構成される。仮設足場は、地面から建物の最上部までを覆う。仮設足場の設置には、多大の労力を要する。仮設足場により日光が遮蔽されるので、建物の内部は暗い。仮設足場により、窓からの眺望が損なわれる。作業完了後、仮設足場は解体される。この解体作業にも、多大の労力を要する。
実開昭57−144974号公報には、昇降式足場が開示されている。昇降式足場では、マストに沿ってデッキが昇降する。昇降式足場は、設置及び撤去が容易になされうる。昇降式足場では、日光の遮蔽、眺望の阻害はほとんど生じない。
実開昭57−144974号公報
この昇降用足場は、平坦な壁面に沿って一直線状に延びて構成されている。壁面が水平面上で屈曲させられた建物に昇降式足場が用いられると、この足場は壁面に沿って設けることができない。足場と壁面との間の距離が広い場所では、作業性が悪い。建物の壁面の屈曲形状に沿ったデッキが用いられるためには、個々の建物の壁面形状に合わせたデッキが準備される必要がある。個々に専用のデッキを準備することは、高コストである。
本発明の目的は、屈曲した壁面を有する建物に好適に用いられうる昇降式足場の提供にある。
本発明に係る昇降式足場は、実質的に鉛直方向に延びるマストと、実質的に水平方向に延びており作業者が立ちうるデッキと、このデッキをマストに沿って昇降させるための駆動部とを備えている。このデッキは、複数の桁を備えている。この複数の桁は、連結されて一体にされている。この複数の桁に、非平行桁が含まれている。この非平行桁は、平面視において直線状に延びてその延長線が交差する二辺を備えている。この非平行桁は、この二辺のそれぞれ一辺に沿った一対の側面を備えている。この一対の側面は、それぞれ隣り合う桁と連結される連結部を備えている。好ましくは、上記非平行桁は、平面視において台形形状の台形桁である。
好ましくは、上記一対の側面のうちの一方の側面の連結部は、連結雄部である。他方の側面の連結部は、連結雌部である。この台形形状の桁に支持される床板が平面視において扇形状である。好ましくは、上記デッキは、台形形状の桁に支持される床板を備えている。この床板は、平面視において扇形形状である。
本発明に係る他の昇降式足場は、実質的に鉛直方向に延びるマストと、実質的に水平方向に延びており作業者が立ちうるデッキと、このデッキをマストに沿って昇降させるための駆動部とを備えている。このデッキは、複数の桁を備えている。この複数の桁は、連結されて一体にされている。この複数の桁に、平面視において正方形形状の正方形桁が含まれている。この正方形桁は、第一側面と、第一側面に隣接する第二側面とを備えている。この第一側面及び第二側面は、それぞれ隣合う桁と連結されうるように構成されている。この第一側面は、連結雄部を備えている。この第二側面は、連結雌部を備えている。
好ましくは、上記正方形桁は、第一側面に平行な第三側面を備えている。この第三側面は、連結雄部を備えている。好ましくは、上記正方形桁は、第二側面に平行な第四側面を備えている。この第四側面は、連結雌部を備えている。
本発明に係る昇降式足場は、屈曲した壁面に沿って延びるデッキが形成されうる。この屈曲した形状のデッキが、昇降されうる。この足場では、屈曲した壁面に沿って広い作業領域が確保されうる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係る昇降式足場2の一部が建物B1の一部と共に示された正面図である。図2は、図1の足場2の平面図である。この足場2は、2本のマスト4、デッキ6及び8個のモーター8(駆動部)を備えている。図1に示される矢印Xは、左右方向右向きを表している。矢印Zは、鉛直方向上向きを表している。図2に示される矢印Yは、前後方向前向きを表している。図2に示されるように、建物B1の壁面W1は、水平方向に所定の曲率半径で屈曲して形成されている。この壁W1は、メンテナンス作業の対象である。
図1に示されるように、2本のマスト4は、互いに離間して設置されている。それぞれのマスト4は、脚10により、地面Gに設置されている。マスト4は、建物B1の上下方向に沿って延びている。マスト4は、実質的に鉛直方向に延びている。デッキ6は、水平方向に延在している。デッキ6は、第一ユニット12、第二ユニット14及びマストカバー16からなる。第一ユニット12は、桁18及び床板20を備えている。第二ユニット14は、桁22及び床板24を備えている。この床板20及び床板24は、水平方向において建物B1の壁面W1にほぼ沿っている。この床板20及び床板24は、所定の曲率半径で形成された扇形形状である。
図3は、第一ユニット12の桁18が示された平面図である。この桁18は、連結雄部26及び連結雌部28を備えている。この桁18は、複数の梁を溶接等で組み合わて構成されている。図3に示されるように、桁18は、平面視において台形形状である。この台形形状は、上底に位置する梁19Aと、下底に位置する梁19Bと、この上底と下底との間に位置する一対の梁19C及び19Dとから構成されている。この梁19Aと梁19Bとは平行である。梁19Aは梁19Bより短い。梁19Cの長手方向延長線と梁19Dの長手方向延長線とは、交わるように構成されている。
図4(a)は、図3の矢印IVaで示された矢視図である。図4(b)は、図3の矢印IVbで示された矢視図である。図4(a)は、梁19C側の側面形状が示されている。この側面形状は、梁19C、梁19E及び梁19Fから構成される。この側面形状は、三角形形状である。図4(a)に示されるように、水平方向に延びる梁19Cの両端部に、連結雄部26が設けられている。更に、梁19Eと梁19Fとの連結部に、連結雄部26が設けられている。言い替えると、三角形形状の角に、連結雄部26が設けられている。この3つの連結雄部26が位置する側面は、水平面に対して垂直な面である。図4(b)は、梁19D側の側面形状が示されている。この側面形状は、梁19D、梁19G及び梁19Hから構成される。この側面形状は、三角形形状である。図4(b)に示されるように、水平方向に延びる梁19Dの両端部に、連結雌部28が設けられている。更に、梁19Gと梁19Hとの連結部に、連結雌部28が設けられている。この三角形形状の角には、連結雌部28が設けられている。この3つの連結雌部28が位置する側面は、水平面に対して垂直な面である。3つの連結雄部26が位置する側面と3つの連結雌部28が位置する側面とは互いに交差する面である。この桁18は、連結部を備えた、平行でない一対の側面を備えている。この桁18は、非平行桁である。
図5は、第二ユニット14の桁22が示された平面図である。この桁22は、連結雄部30及び連結雌部32を備えている。この桁22は、平面視において台形形状である。この台形形状は、上底に位置する梁23Aと、下底に位置する梁23Bと、この上底と下底との間の二辺に位置する梁23C及び梁23Dとから構成されている。この梁23Cの長手方向延長線と梁23Dの長手方向延長線とは、交わるように構成されている。この桁22は、非平行桁である。図示されないが、この梁23C側の側面形状は、桁18と同様に三角形形状である。三角形形状の角に、連結雄部30が設けられている。この3つの連結雄部30が位置する側面は、水平面に対して垂直な面である。梁23Dの側面形状は、桁18と同様に三角形形状である。この三角形形状の角に、連結雌部32が設けられている。この3つの連結雌部32が位置する側面は、水平面に垂直な面である。
図6は、図1の足場の一部が建物B1の一部と共に示された拡大平面図である。図6には、マスト4、マストカバー16及び駆動部34が示されている。マスト4は、センターポール36、2本のサイドポール38、梁40、アーム42及びラック44を備えている。センターポール36は、金属パイプからなる。このセンターポール36は、鉛直方向に延在している(図1参照)。それぞれのサイドポール38は、金属パイプからなる。このサイドポール38は、鉛直方向に延在している。梁40の端は、溶接等の手段により、ポールに固定されている。この梁40により、センターポール36と2本のサイドポール38とが一体化されている。アーム42の一端は、溶接等の手段により、梁40に固定されている。アーム42の他端にはアンカーボルト46が通されており、このアンカーボルト46は壁W1に打ち込まれている。このアンカーボルト46により、マスト4が壁W1に固定されている。ラック44は、梁40に固定されている。このラック44は、垂直方向に延在している。
マストカバー16は、桁48、3つの連結雄部50、3つの連結雌部52、床板54、4個のガイドローラ56及びフリーローラ58を備えている。桁48の左の側面に連結雄部50が設けられている。連結雄部50は、第一ユニット18と同様に、三角形形状の角に設けられている。3つの連結雄部50が位置する側面は、水平面に対して垂直である。桁48の右の側面に連結雌部52が設けられている。連結雌部52は、第一ユニット18と同様に、三角形形状の角に設けられている。3つの連結雌部52が位置する側面は、水平面に対して垂直である。この実施形態では、床板54としてパンチングメタルが用いられている。床板54には、多数の開口60が形成されている。ガイドローラ56は、桁48に固定されている。一対のガイドローラ56が、サイドポール38を挟持している。この挟持により、マストカバー16の前後方向への移動が阻止されている。
駆動部34は、モーター8及びピニオン62からなる。モーター8は、マストカバー16に固定されている。ピニオン62は、モーター8と同軸状に位置しており、モーター8と固定されている。モーター8の駆動により、ピニオン62が回転する。ピニオン62は、ラック44と噛合している。ピニオン62とフリーローラ58とにより、ラック44が挟持されている。この挟持により、マストカバー16の左右方向への移動が阻止されている。
モーター8は、他のモーター8と同期して正転及び逆転する。図示されない操作盤からの信号によりモーター8が正転すると、ラック−ピニオン機構により、マストカバー16が上昇するように構成されている。操作盤からの信号によりモーター8が逆転すると、ラック−ピニオン機構により、マストカバー16が下降するように構成されている。
図7は、図1の第二ユニット14及びマストカバー16の一部が示された平面図である。この平面図では、説明の便宜上、床板24及び床板54が省略されている。図8は、図7の矢印VIIIで示された拡大分解図である。この図8は、第二ユニット14の連結雌部32とマストカバー16の連結雄部50との連結部分の分解図である。連結雌部32には、前後方向に貫通する孔64が形成されている。連結雄部50には、前後方向に貫通する孔66が形成されている。この連結雄部50が連結雌部32の凹部33に挿入されている。この連結雄部50が凹部33に挿入された状態で、ピン68が孔64と孔66とに通されている。孔64と孔66とに通されたピン68の先端には、座金72が通されている。座金72が通されている位置より、ピン68の先端側に孔74が形成されている。この孔74に、抜け止めピン70が通される。このようにして、連結雌部32と連結雄部50とが連結されている。
図7では、マストカバー16の連結雄部50と左側に位置する第二ユニット14の連結雌部32とが連結されている。連結雄部50と連結雌部32とは、3箇所で連結されている。これにより、マストカバー16とその左側に位置する第二ユニット14とが連結されている。マストカバー16の連結雌部52とその右側に位置する第二ユニット14の連結雄部30とが連結されている。連結雌部52と連結雄部30とは、3箇所で連結されている。これにより、マストカバー16とその右側に位置する第二ユニット14とが連結されている。
図9は、図1の第一ユニット12、第二ユニット14及びマストカバー16の一部が示された平面図である。この平面図では、説明の便宜上、床板20、床板24及び床板54が省略されている。第一ユニット12は、第二ユニット14と連結されている。マストカバー16と第二ユニット14との連結構造と同様にして、第一ユニット12の連結雄部26とその左側に位置する第二ユニット14の連結雌部32とが連結されている。第一ユニット12の連結雌部28とその右側に位置する第二ユニット14の連結雄部30とが連結されている。図9に示されるように、第一ユニット12の桁18と、第二ユニット14の桁22と、マストカバー16の桁48とが連結されている。
図10は、図2の直線X−Xに沿った断面図である。この第一ユニット12は、桁18、枕木76と板78とからなる床板20、幅木80及び手すり82を備えている。この第1ユニット12は、第二ユニット14とマストカバー16とに連結されて、デッキ6を構成している。このデッキ6は、マストカバー16の上下動により、マスト4に対して上下動するように構成されている。
図9に示されるように、桁18、22及び48を組み合わせて一体化された桁の集合体は、後方に凸形状である。このデッキ6の桁の集合体は、建物B1の壁面W1の曲面形状にほぼ沿った形状である。この桁18、22及び48の上に床板20、24及び54が載せられる。図2に示されるように、床板20及び24は、平面視において扇形状である。この床板20及び24は、壁面W1に沿った形状とされている。
作業者Mは、このデッキ6の床板20の上に立って作業を行う。作業者Mは、このデッキ6の床板20、24及び54の上を歩いて移動する。作業者Mは、この壁面W1に沿って移動できる。この昇降用足場2は、屈曲した壁面W1に沿ってデッキ6を上下方向にスライドできる。この昇降用足場2は、作業性に優れている。この昇降用足場2は、安全性に優れている。
ここでは、桁18の梁19Aが梁19Bより短いが、梁19Aが梁19Bより長くされた桁が用いられうる。即ち、この桁の形状は、平面視において上底(梁19A)が下底(梁19B)より長い台形形状である。この桁を用いることで、図示されないが、前方に向かって凹状の壁面に沿ってデッキを延ばすこともできる。ここでは、桁18及び桁22は、平面視において台形形状とされたが、三角形形状とされてもよい。この三角形形状の二辺に沿った側面のうちの一方の側面に連結雄部が設けられる。他方の側面に連結雌部が設けられる。これらの側面は、水平面に対して垂直な面である。
図11は本発明の他の実施形態に係る昇降式足場84が示された平面図である。ここでは、図1の昇降式足場2と異なる構成について説明がされる。昇降式足場2と同様の構成については、その説明が省略される。このデッキ86は、第一ユニット88、第二ユニット90及びマストカバー16からなる。この第一ユニット88は、平面視において長方形形状である。この第一ユニット88の床板は、長方形形状である。図示されないが第一ユニット88の桁は、平面視において長方形である。第二ユニット90の床板は、平面視において台形形状である。図示されないが、第二ユニット90の桁は、平面視において台形形状である。この第二ユニット90の桁は、非平行桁である。
この昇降用足場84では、平面視が台形の第二ユニット90と平面視が長方形の第一ユニット88とを組み合わせることにより、壁面W1にほぼ沿っている。この昇降用足場84では、この昇降用足場84では、第二ユニット90以外の構成は、従来の昇降用足場をそのまま転用できる。
図12は、本発明の更に他の実施形態に係る昇降用足場92が建物B2の一部と共に示された平面図である。図12の矢印Yは前後方向前向きを表している。矢印Xは、左右方向右向きを表している。この図12に紙面に垂直な方向が鉛直方向である。ここでは、図1の昇降式足場2と異なる構成について説明がされる。昇降式足場2と同様の構成については、その説明が省略される。この建物B2は壁面W2、W3及びW4を備えている。壁面W2は、前後方向に延びている。壁面W3は、壁面W2の後方端から左右方向右向きに延びている。壁面W4は、壁面W3の右端から前後方向後向きに延びている。
この昇降用足場92は、4本のマスト4、デッキ94及び図示されない16個のモーター8(駆動部)を備えている。このデッキ94は、第一ユニット96、第二ユニット98及びマストカバー99を備えている。この第一ユニット96は、図示されないが床板と床板を支持する桁を備えている。この桁は、昇降用足場84の第一ユニット88の桁と同様に、平面視において長方形である。このマストカバー99は、長手方向の長さが異なるが、図1のマストカバー16と同様の構造である。
図13は、第二ユニット98の桁100が示された斜視図である。この桁100は、平面視において正方形である。この正方形形状は、第一梁101A、第二梁101B、第三梁101C及び第四梁104Dから形成されている。第二梁101Bは、第一梁101Aに垂直に延びている。第三梁101Cは、第一梁101Aに平行に延びている。第四梁101Dは、第二梁101Bに平行に延びている。
この第一梁101Aに沿った側面(第一側面)は、三角形状である。この側面には、3つの連結雄部102が設けられている。連結雄部102は、この三角形の角に位置している。この側面は、水平面に垂直に交わる。第二梁101Bに沿った側面は、第一側面に隣接する第二側面である。この第二側面は、三角形状である。この側面には、3つの連結雌部104が設けられている。この側面は、水平面に垂直に交わる。連結雌部104は、この三角形の角に位置している。
第三梁101Cに沿った側面は、第一側面に対向する第三側面である。この第三側面は、三角形状である。この側面には、3つの連結雄部102が設けられている。連結雄部102は、この三角形の角に位置している。この平面は、水平面に垂直に交わる。第四梁101D側に沿ったの側面は、第二側面に対向する第四側面である。この第四側面は、三角形状である。この側面には、3つの連結雌部104が設けられている。連結雌部104は、この三角形の角に位置している。この側面は、水平面に垂直に交わる。
図12に示されるように、壁面W2は、直線状に延びている。壁面W3は直線状に延びている。壁面W4は、直性状に伸びている。この壁面W2、W3及びW4に沿って、デッキ94が延びている。壁面W2と壁面W3との角には、第一ユニット96間に第二ユニット98が位置している。第二ユニット98の第一側面に連結雄部102を備えており、壁面W2に沿って延びる第一ユニット96に連結されている。第一側面に隣接する第四側面に連結雌部104を備えており、壁面W3に沿って延びる第一ユニット96に連結されている。この第二ユニット98は、壁面W2と壁面W3との角で、第一ユニット96と第一ユニット96とを連結しうる。
壁面W3と壁面W4との角には、第一ユニット96とマストカバー99との間に第二ユニット98が位置している。この第二ユニット98は、第一側面に連結雄部102を備えており、壁面W3に沿って延びる第一ユニット96に連結されている。第二ユニット98は、第一側面に隣接する第二側面に連結雌部104を備えており、壁面W4に沿って延びるマストカバー99に連結されている。この第二ユニット98は、壁面W2と壁面W3との角で、第一ユニット96とマストカバー99とを連結しうる。ここでは、第一ユニット96と第一ユニット96との間の連結及び第一ユニット96とマストカバー99との間の連結について説明がされてが、マストカバー99とマストカバー99との間でも、同様に連結しうる。
ここでは、第二ユニット98は、第一側面の連結雄部102、第二側面の連結雌部104及び第四側面の連結雌部104で連結されているが、第二側面の連結雌部104、第一側面の連結雄部102及び第三側面の連結雄部102でも同様に連結されうる。
この昇降用足場92は、4本のマスト4に取り付けられたモーター8が同期して駆動される。デッキ94は、一体として上下動しうる。このデッキ94は、壁面W2、壁面W3及び壁面W4に沿って延びている。作業者は、デッキ94の上を移動することで、壁面W2、壁面W3及び壁面W4に沿って移動することができる。
図14は、図12の第二ユニット98の他の使用状態が示された平面図である。この図14には、昇降用足場106が建物B3の一部と共に示されている。図14の矢印Yは前後方向前向きを表している。矢印Xは、左右方向右向きを表している。ここでは、図12の昇降用足場92と異なる構成について説明がされる。昇降式足場92と同様の構成については、その説明が省略される。この建物B3は壁面W5、W6及びW7を備えている。壁面W5は、前後方向に延びている。壁面W6は、壁面W5の後方端から左右方向左向きに延びている。壁面W7は、壁面W6の左端から前後方向後向きに延びている。
この昇降用足場106は、2本のマスト4、デッキ108及び図示されない8個のモーター8(駆動部)を備えている。このデッキ108は、第一ユニット96、第二ユニット98及びマストカバー99を備えている。
壁面W5に沿って、マストカバー99と第一ユニット96とが連結されている。壁面W5と壁面W6との角には、マストカバー99と第一ユニット96の間に第二ユニット98が位置している。第二ユニット98の第二側面に連結雌部104を備えており、壁面W5に沿って延びるマストカバー99に連結されている。第二側面に隣接する第三側面に連結雄部102を備えており、壁面W6に沿って延びる第一ユニット96に連結されている。この第二ユニット98は、壁面W5と壁面W6との角で、マストカバー99と第一ユニット96とを連結しうる。
壁面W6と壁面W7との角には、第一ユニット96とマストカバー99との間に第二ユニット98が位置している。この第二ユニット98は、第二側面に連結雌部104を備えており、壁面W6に沿って延びる第一ユニット96に連結されている。第二ユニット98は、第二側面に隣接する第一側面に連結雄部102を備えており、壁面W7に沿って延びるマストカバー99に連結されている。
ここでは、第二ユニット98は、第二側面の連結雌部104、第一側面の連結雄部102及び第三側面の連結雄部102で連結されているが、第一側面の連結雄部102、第二側面の連結雌部104及び第四側面の連結雌部104でも同様に連結されうる。この第二ユニット98は、第一ユニット96及びマストカバー99との直交するいずれの向きでも、連結しうる。
ここで、説明した足場は、2本又は4本のマスト4を備えていたが、マスト4の数は1本でもよく、3本でもよく、5本以上でもよい。ここでは、壁面に向かって左右方向の左側面に連結雄部を備え、右側面に連結雌部を備えた桁について説明がされてが、左側面に連結雌部を備え、右側面に連結雄部を備えた桁であってもよい。
本発明に係る昇降式足場は、建物の新築及び解体にも用いられうる。この足場は、煙突、橋脚等にも設置されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係る昇降式足場の一部が建物の一部と共に示された正面図である。 図2は、図1の足場の平面図である。 図3は、図1の足場の第一ユニットの桁が示された平面図である。 図4(a)は図3の矢印IVaで示された矢視図であり、図4(b)は図3の矢印IVbで示された矢視図である。 図5は、図1の足場の第二ユニットの桁が示された平面図である。 図6は、図1の足場の一部が建物の一部と共に示された拡大平面図である。 図7は、図1の第二ユニット及びマストカバーの一部が示された平面図である。 図8は、図7の矢印VIIIで示された拡大分解図である。 図9は、図1の第一ユニット、第二ユニット及びマストカバーの一部が示された平面図である。 図10は、図2の直線X−Xに沿った断面図である。 図11は本発明にかかる他の実施形態である昇降式足場が示された平面図である。 図12は、本発明にかかる更に他の実施形態である昇降用足場が建物の一部と共に示された平面図である。 図13は、図12の足場の第二ユニットの桁が示された斜視図である。 図14は、図12の第二ユニットの他の使用状態が示された平面図である。
符号の説明
2、84、92、106・・・昇降式足場
4・・・マスト
6、86、94、108・・・デッキ
8・・・モーター
10・・・脚
12、88、96・・・第一ユニット
14、90、98・・・第二ユニット
16、99・・・マストカバー
18、22、48、100・・・桁
19、23、40、101・・・梁
20、24、54・・・床板
26、30、50、102・・・連結雄部
28、32、52、104・・・連結雌部
34・・・駆動部
36・・・センターポール
38・・・サイドポール
42・・・アーム
44・・・ラック
46・・・アンカーボルト
56・・・ガイドローラ
58・・・フリーローラ
60・・・開口
62・・・ピニオン
64、66、74・・・孔
68・・・ピン
70・・・抜け止めピン
72・・・座金
76・・・枕木
78・・・板
80・・・幅木
82・・・手すり

Claims (7)

  1. 実質的に鉛直方向に延びるマストと、実質的に水平方向に延びており作業者が立ちうるデッキと、このデッキをマストに沿って昇降させるための駆動部とを備えており、
    このデッキが複数の桁を備えており、
    この複数の桁が連結されて一体にされており、
    この複数の桁に非平行桁が含まれており、
    この非平行桁が平面視において直線状に延びてその延長線が交差する二辺を備えており、
    この非平行桁が二辺のそれぞれ一辺に沿った一対の側面を備えており、
    この一対の側面がそれぞれ隣り合う桁と連結される連結部を備えている昇降式足場。
  2. 上記非平行桁が平面視において台形形状の台形桁である請求項1に記載の足場。
  3. 上記一対の側面のうちの一方の側面の連結部が連結雄部であり、他方の側面の連結部が連結雌部である請求項1又は2に記載の足場。
  4. 上記デッキが台形形状の桁に支持される床板を備えており、
    この床板が平面視において扇形形状である請求項1から3のいずれかに記載の足場。
  5. 実質的に鉛直方向に延びるマストと、実質的に水平方向に延びており作業者が立ちうるデッキと、このデッキをマストに沿って昇降させるための駆動部とを備えており、
    このデッキが複数の桁を備えており、
    この複数の桁が連結されて一体にされており、
    この複数の桁に平面視において正方形形状の正方形桁が含まれており、
    この正方形桁が第一側面と、第一側面に隣接する第二側面とを備えており、
    この第一側面及び第二側面がそれぞれ隣合う桁と連結されうるように構成されており、
    この第一側面が連結雄部を備えており、
    この第二側面が連結雌部を備えている昇降式足場。
  6. 上記正方形桁が第一側面に平行な第三側面を備えており、
    この第三側面が連結雄部を備えている請求項5に記載の足場。
  7. 上記正方形桁が第二側面に平行な第四側面を備えており、
    この第四側面が連結雌部を備えている請求項5又は6に記載の足場。
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