JP2010106607A - 昇降式足場 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業効率に優れた昇降式足場2の提供。
【解決手段】昇降式足場2は、2本のマスト4、第一デッキ6、第二デッキ8、8個のモーター10及び8本のバー12を備えている。マスト4は、ラック26を備えている。第一デッキ6と第二デッキ8とは、バー12によって連結されている。それぞれのデッキは、多数のユニット14と2つのマストカバー16とを備えている。モーター10は、マストカバー16に固定されている。このモーター10は、ピニオンを備えている。このピニオンは、ラック26と噛合している。モーター10が正転すると、ラック−ピニオン機構により、第一デッキ6と第二デッキ8とが一体で上昇する。モーター10が逆転すると、ラック−ピニオン機構により、第一デッキ6と第二デッキ8とが一体で下降する。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物のメンテナンス作業等に用いられる移動式足場に関する。
居住用マンション、商用ビル等の建物の外壁のメンテナンス作業に、仮設足場が用いられている。仮設足場は、多数の金属パイプが組み合わせて構成される。仮設足場は、地面から建物の最上部までを覆う。仮設足場の設置には、多大の労力を要する。仮設足場により日光が遮蔽されるので、建物の内部は暗い。仮設足場により、窓からの眺望が損なわれる。作業完了後、仮設足場は解体される。この解体作業にも、多大の労力を要する。
実開昭57−144974号公報には、昇降式足場が開示されている。昇降式足場は、設置及び撤去が容易になされうる。昇降式足場では、日光の遮蔽、眺望の阻害はほとんど生じない。
実開昭57−144974号公報
建物の全体を覆う仮設足場では、複数のフロアにおいて同時に作業がなされうる。一方、昇降式足場では、作業がなされるフロアは1つのみである。昇降式足場は、作業効率に劣る。
本発明の目的は、作業効率に優れた昇降式足場の提供にある。
本発明に係る昇降式足場は、実質的に鉛直方向に延びるマストと、作業者が立ちうる第一デッキと、この第一デッキの上方に位置しておりかつ作業者が立ちうる第二デッキと、駆動部とを備える。駆動部は、第一デッキ及び第二デッキを、マストに沿って昇降させうる。
好ましくは、第一デッキと第二デッキとは、バーによって連結される。
バーが交換可能であることが好ましい。この交換により、第一デッキと第二デッキとの距離が変更されうる。
好ましくは、マストは、実質的に鉛直方向に延びるラックを備える。駆動部は、ラックと噛合するピニオンを備える。このラックとピニオンとが第一デッキと第二デッキとを昇降させる。
好ましくは、この足場は、第二デッキの上方に位置しておりかつ作業者が立ちうる第三デッキをさらに備える。駆動部は、第一デッキ、第二デッキ及び第三デッキを、マストに沿って昇降させうる。
本発明に係る昇降式足場では、第一デッキと第二デッキとの両方において作業がなされうる。この足場は、作業効率に優れる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係る昇降式足場2が示された正面図である。この足場2は、2本のマスト4、第一デッキ6、第二デッキ8、8個のモーター10(駆動部)及び8本のバー12を備えている。図1に示されるX方向は、水平方向であってデッキが延在する方向である。Z方向は、鉛直方向である。
2本のマスト4は、互いに離間して設置されている。それぞれのマスト4は、図示されない脚により、地面Gの上に設置されている。マスト4は、鉛直方向に延びている。第一デッキ6は、水平方向に延在している。第一デッキ6は、多数のユニット14と2つのマストカバー16とからなる。第二デッキ8は、水平方向に延在している。第二デッキ8も、多数のユニット14と2つのマストカバー16とからなる。第二デッキ8は、第一デッキ6の上方に位置している。
図2は、図1の足場2の一部が壁Wと共に示された拡大平面図である。この壁Wは、メンテナンス作業の対象である。図2には、マスト4、マストカバー16及びモーター10が示されている。図2に示されるY方向は、水平方向であって壁Wに対して垂直な方向である。
マスト4は、センターポール18、2本のサイドポール20、梁22、アーム24及びラック26を備えている。センターポール18は、金属パイプからなる。このセンターポール18は、延長方向に延在している(図1も参照)。それぞれのサイドポール20は、金属パイプからなる。このサイドポール20は、延長方向に延在している。梁22の端は、溶接等の手段により、ポールに固定されている。この梁22により、3本のポール18、20が一体化されている。アーム24の一端は、溶接等の手段により、梁22に固定されている。アーム24の他端にはアンカーボルト28が通されており、このアンカーボルト28は壁Wに打ち込まれている。このアンカーボルト28により、マスト4が壁Wに固定されている。ラック26は、梁22に固定されている。このラック26は、延長方向に延在している(図1も参照)。
マストカバー16は、フレーム30、床板32、4個のガイドローラ34及びフリーローラ36を備えている。この実施形態では、床板32としてパンチングメタルが用いられている。床板32には、多数の開口38が形成されている。ガイドローラ34は、フレーム30に固定されている。一対のガイドローラ34が、サイドポール20を挟持している。この挟持により、マストカバー16のY方向への移動及びY方向と逆方向への移動が阻止されている。
モーター10は、マストカバー16に固定されている。モーター10は、ピニオン40を備えている。モーター10の駆動により、ピニオン40が回転する。ピニオン40は、ラック26と噛合している。ピニオン40とフリーローラ36とにより、ラック26が挟持されている。この挟持により、マストカバー16のX方向への移動及びX方向と逆方向への移動が阻止されている。
図3は、図1の足場2のユニット14が示された拡大側面図である。このユニット14は、第一デッキ6に用いられている。このユニット14は、第二デッキ8にも用いられている。ユニット14は、桁42、枕木44、床板32、幅木46及び手すり48を備えている。桁42は、いわゆるトラス構造を備えている。枕木44は桁42に固定されている。床板32は、枕木44の上に敷かれている。図3に示されるように、作業者Mは、床板32の上に立っている。換言すれば、この足場2では、作業者Mは、第一デッキ6の上に立ちうる。作業者Mはさらに、第二デッキ8の上にも立ちうる。
図4は、図1の足場2の一部が示された拡大側面図である。図4には、第一デッキ6、第二デッキ8及びバー12が示されている。第一デッキ6は、ボス50を備えている。このボス50は、上向きに突出している。第二デッキ8は、ボス52を備えている。このボス52は、下向きに突出している。バー12は、金属パイプからなる。バー12の下端には、第一デッキ6のボス50が挿入されている。バー12は、ボルト54によってボス50に固定されている。バー12の上端には、第二デッキ8のボス52が挿入されている。バー12は、ボルト56によってボス52に固定されている。バー12により、第一デッキ6と第二デッキ8とが連結されている。
モーター10は、他のモーター10と同期して正転及び逆転する。図示されない操作盤からの信号によりモーター10が正転すると、ラック−ピニオン機構により、第一デッキ6及び第二デッキ8が上昇する。バー12で連結されており、且つモーター10が他のモーター10と同期して正転するので、第一デッキ6及び第二デッキ8は一体で上昇する。操作盤からの信号によりモーター10が逆転すると、ラック−ピニオン機構により、第一デッキ6及び第二デッキ8が一体で下降する。
図1において矢印L1で示されているのは、第一デッキ6と第二デッキ8とのピッチである。このピッチL1がフロアピッチL2と一致するように、バー12の長さが設定される。そして、第一デッキ6が建物の2階に相当する位置となるように、第一デッキ6及び第二デッキ8が上昇させられる。このとき、第二デッキ8は、建物の3階に相当する位置となる。第一デッキ6に立つ作業者が壁Wの2階部分に対して作業を行い、第二デッキ8に立つ作業者が壁Wの3階部分に対して作業を行うことができる。2階部分及び3階部分の両方に対して作業がなされうるので、効率がよい。第一デッキ6及び第二デッキ8がさらに上昇させられると、第一デッキ6に立つ作業者が壁Wの3階部分に対して作業を行い、第二デッキ8に立つ作業者が壁Wの4階部分に対して作業を行うことができる。第二デッキ8の作業者が前工程を担当し、第一デッキ6の作業者が後工程を担当し、両デッキが段階的に上昇させられることで、極めて効率よく作業がなされうる。
ボルト54、56が抜かれることにより、バー12からボス50、52が抜かれうる。そして、長さの異なるバー12がボス50、52に固定されうる。ピッチL1がフロアピッチL2の2倍と一致するようなバー12が用いられてもよい。この場合、例えば第一デッキ6に立つ作業者が壁Wの2階部分に対して作業を行い、第二デッキ8に立つ作業者が壁Wの4階部分に対して作業を行うことができる。ピッチL1がフロアピッチL2の3倍と一致するようなバー12が用いられてもよい。この場合、例えば第一デッキ6に立つ作業者が壁Wの2階部分に対して作業を行い、第二デッキ8に立つ作業者が壁Wの5階部分に対して作業を行うことができる。
図5は、図1の足場2の使用方法が示された模式図である。図5では、補強材58が張り渡される作業がなされている。第一デッキ6に立つ作業者Mは、壁Wの2階部分に補強材58の一端を固定する。第二デッキ8に立つ作業者Mは、壁Wの3階部分に補強材58の他端を固定する。この作業により、補強材58が斜交いに張り渡される。この作業は、効率的である。
足場2が、第三デッキを備えてもよい。第三デッキは、第二デッキ8の上方に位置する。第三デッキは、バー12によって第二デッキ8と連結される。第一デッキ6、第二デッキ8及び第三デッキは、一体で昇降しうる。例えば、第一デッキ6に立つ作業者が壁Wの2階部分で作業を行い、第二デッキ8に立つ作業者が壁Wの3階部分で作業を行い、第三デッキに立つ作業者が壁Wの4階部分で作業を行うことができる。足場2が、4以上のデッキを備えてもよい。
図1に示された足場2は、2本のマスト4を備えている。マスト4の数は1本でもよく、3本以上でもよい。図1に示された足場2では、第一デッキ6にモーター10が取り付けられており、第二デッキ8にもモーター10が取り付けられている。第一デッキ6のみにモーター10が取り付けられてもよく、第二デッキ8のみにモーター10が取り付けられてもよい。
本発明に係る昇降式足場は、建物の新築、解体にも用いられうる。この足場は、煙突、橋脚等にも設置されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係る昇降式足場が示された正面図である。 図2は、図1の足場の一部が壁と共に示された拡大平面図である。 図3は、図1の足場のユニットが示された拡大側面図である。 図4は、図1の足場の一部が示された拡大側面図である。 図5は、図1の足場の使用方法が示された模式図である。
符号の説明
2・・・昇降式足場
4・・・マスト
6・・・第一デッキ
8・・・第二デッキ
10・・・モーター
12・・・バー
14・・・ユニット
16・・・マストカバー
18・・・センターポール
20・・・サイドポール
22・・・梁
26・・・ラック
30・・・フレーム
32・・・床板
34・・・ガイドローラ
36・・・フリーローラ
40・・・ピニオン
42・・・桁
48・・・手すり

Claims (5)

  1. 実質的に鉛直方向に延びるマストと、作業者が立ちうる第一デッキと、この第一デッキの上方に位置しておりかつ作業者が立ちうる第二デッキと、駆動部とを備えており、
    上記駆動部が、第一デッキ及び第二デッキを、マストに沿って昇降させうる移動式足場。
  2. 上記第一デッキと第二デッキとがバーによって連結された請求項1に記載の足場。
  3. 上記バーが交換可能であり、この交換によって第一デッキと第二デッキとの距離が変更されうる請求項2に記載の足場。
  4. 上記マストが実質的に鉛直方向に延びるラックを備えており、上記駆動部がラックと噛合するピニオンを備えており、このラックとピニオンとが第一デッキと第二デッキとを昇降させる請求項1から3のいずれかに記載の足場。
  5. 上記第二デッキの上方に位置しておりかつ作業者が立ちうる第三デッキをさらに備えており、
    上記駆動部が、第一デッキ、第二デッキ及び第三デッキを、マストに沿って昇降させうる請求項1から4のいずれかに記載の足場。
JP2008281155A 2008-10-31 2008-10-31 昇降式足場 Withdrawn JP2010106607A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4796198B1 (ja) * 2010-07-26 2011-10-19 株式会社川瀬工務店 作業用足場装置
JP2012184635A (ja) * 2011-03-03 2012-09-27 Kyc Machine Industry Co Ltd 昇降式足場装置
JP2012184636A (ja) * 2011-03-03 2012-09-27 Kyc Machine Industry Co Ltd 昇降式足場装置
JP2020033791A (ja) * 2018-08-31 2020-03-05 株式会社タカミヤ 移動昇降式足場

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