JP4796198B1 - 作業用足場装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
高所作業において、上下に長大な作業区域を同時に作業可能とする作業用足場の安全性と作業性を格段に向上させる作業用足場装置及び躯体作業方法を提供すること。或いは、従来と比して、経済性・設置容易性が格段に高く、或いは設置容易性が高い作業用足場装置及び作業員安全方法を提供すること。
【解決手段】
足場設置面にレベル差を調整可能に設置される昇降式作業用足場装置1と、前記足場装置に接続され昇降足場が昇降自在に設けられセルフクライム可能なガイドマスト10と、前記昇降足場の一方向もしくは多方向に連接されたメインデッキフレーム12A及び該フレーム上に敷設されるメインデッキプレート12Bと、前記メインデッキフレーム12Aから繰り出し/引き込みされるスライドデッキフレーム13A及びスライドデッキプレート13Bであって、スライド駆動装置に対して電力を供給する電力供給部16を具備して構成される。
【選択図】図3A

Description

本発明は、たとえば作業用足場装置に係り、特に、上下に長尺な(壁)面材、柱材等の取付・撤去等の作業を行うに効率の良い作業用足場装置に関する。
一般的に、ビルメインテナンス等の高所作業において、ビル屋上よりゴンドラ作業足場を吊下げて作業をするゴンドラ作業足場装置が知られている。また、地表からガイドマストを建て、このガイドマストに昇降自在式の作業足場を設けて作業をする作業用足場装置が知られている。
しかし、作業員の身長以上に上下に長い資材の取り付けや鉄筋組立作業、型枠組み立て等の上下に長い面材についての作業では、作業デッキを上下に移動させたり、その間にも資材の仮押さえを行うことが必要だったりと大変作業効率が悪い。
たとえば、特許文献1によれば、ゴンドラ作業足場を作業対象面に沿って縦横に移動して広範囲に作業範囲をカバーし得るようにしてその汎用性を向上させようとする技術的思想が開示されている。しかし、この例ではゴンドラを移動させることにより作業面を広範囲にしているのであって、作業足場を固定した状態では、その作業面は足場上の作業員が移動できる範囲でに限定されざるを得ない。すなわち、ゴンドラ足場を昇降させなければ、上下方向に広い作業範囲を確保することができない。
また、特許文献2においては、ゴンドラ作業足場の重量を軽減すると共に複数の作業員が作業できるに必要十分なゴンドラ作業足場を提供せんとする技術的思想が開示されている。しかし、作業員が複数となっても作業足場の床は水平方向に1面なため、床上を複数の作業員が移動することにより横方向の作業範囲は広がり、横方向に長い資材を取り付ける等の同時作業はできるが、上下方向に長い作業を同時に行うことはできない。
更に、特許文献3においては、作業面が異なる上下2台のゴンドラ作業足場を一方が他方を同時にコントロールして、同時に同範囲の作業を行うという技術的思想が開示されている。しかし、同時に作業する作業面が異なっており、2台のゴンドラ作業足場で長尺の資材を同時に協力して作業することは難しい。
特許文献4においては、上下に長い面の作業を行うために2段の作業用デッキを備えた昇降式足場装置を提供しようとする技術的思想が開示されている。しかし、目的はビルのような建物の階差に等しく間隔を空けたデッキにより各階の作業を同時に行うことである。また、2段のデッキの間隔を変更することは可能であるが、複数の金属バーを交換する必要があるため大変煩雑である。
更に、作業用足場装置を昇降するためのセンターポールを作業対象壁へアンカーボルトで固定する必要がある為、応用範囲が非常に限定されてしまう。また、従来の作業用足場装置を活用するのではなく、専用の作業用足場を新規に製作せざるを得なくなる恐れもぬぐえない。
特開2001−207638号公報 特開2001−12075号公報 特開 平6−123437号公報 特開2010−112051号公報
これまでの技術もしくは技術的思想では、高所作業等の場所における作業足場は通常の枠組み足場を組むか、ビル壁面や船舶などの上部からゴンドラ作業足場を吊下げて作業を行っていた。しかし、両者とも作業員が作業する作業デッキ(床)は一面とならざるを得ない場合もある。
一方、例えば上下に長大な看板の取り付けや、同じく上下に長大な資材の取り付け/取り外し等の作業は、一人の作業員では上下端を同時に抑えたり外したりすることができないため看板や資材を誤って落下させてしまうという危険があった。また、上下に長尺な作業範囲を同時に作業することができない。作業用足場を上下に移動させてから作業を行う場合には大変作業効率が悪くなる。
本発明はこうした従来技術上の問題点を解決することを企図したものであり、新規の作業用足場装置を作成することなく、足場の上下移動を伴わずに、上下方向に広い作業範囲を確保すること、上下に長大な作業対象物を同時に安全に作業できる作業足場装置を提供することをその目的とする。
かかる課題を解決するため、本発明の請求項1記載の作業用足場装置は、足場設置面にレベル差を調整可能に設置されるベースフレームと、同ベースフレームに接続され昇降足場が昇降自在に設けられセルフクライム可能なガイドマストと、前記昇降足場の一方向もしくは他方向に連接されたメインデッキフレーム及び該フレーム上に施設される作業用デッキプレートと、昇降用駆動装置の電力を供給する電力供給部と、前記駆動装置を制御する制御部とを具備する作業用足場装置において、前記作業用デッキプレート上部あるいは下部あるいは上下部に増設用の第2の作業用足場装置を付加した増設作業用足場を有し、前記増設用の第2の作業用足場装置を鋼製単管及びクランプを組み合わせて構成し、前記第2の作業用足場装置と前記作業用足場装置との上下間隔距離を任意の値に設定可能であり、該設定された任意の設定距離に略一定に保ちながら連動して移動させることができることを特徴とする
ガイドマストとは、高所においての作業可能な距離を構成する機能を有するユニット構造物であり、好適にはトラス構造をなすパイプ材の接合体もしくはコラム材がユニットを形成する。ガイドマストには、昇降足場が昇降自在に設けられている。ガイドマストは一つのユニット上に別のユニットを連結することで上部に連結が可能となっている、いわゆるセルフクライム式が好ましい。
昇降足場とは、ガイドマストに対して昇降自在に取り付けられているユニットである。好適にはガイドマストの縦軸材に挿着された支柱部とこれに接続された床を支えるフロア下構造と、所望の場所までの位置移動を可能にする駆動装置、所望位置で固定し降下を防止するストッパ機構とを備えている。フロア下構造上には昇降足場の床材を敷設することで昇降足場自体も作業足場としても機能する。この場合、駆動装置とは、昇降足場を昇降させる原動力となる機能を有する装置等である。具体的にはたとえば、電動式、空圧式モーター等の自動回転駆動装置等を用いて実現される。好適には足場上から作業者が回転駆動の操作を行える構造とする。
メインデッキフレームとは、昇降足場の支柱部もしくはフロア下構造に接続されこれによって支持される構造体である。好適にはパイプ材によるコラム構造もしくはH鋼、I鋼等によるトラス構造を採用する。このメインデッキフレーム上にはメインデッキプレートを敷設可能であり、これによって作業員が実質的に作業を行う足場が実現される。また、スライドデッキプレートが作業足場と壁面との間隙を埋めるため、作業員が上記間隙から転落する危険を防止し、高所における安全性を確保することができる。
操作制御部(図示せず)として昇降駆動部に流す電流のON/OFF動作や昇降動作を切り替えるための電流方向の切替や機能を実現するための装置等を別途備えてもよく、或いは作業足場上から制御可能な形式としても遠隔操作形式としてもよい。
上記のように構成されることで、たとえば高層ビルや貨物船船体等の高所作業等において、ガイドマストに取り付けられた作業用足場と壁面や船体外壁等を効率よく且つ安全に作業に行うことができる。ガイドマストは、トラス式ガイドマストでも、コラム式ガイドマストでも、軽量に済ますことが可能なので、1スパンの作業終了後に、一定高さの足場構造は解体することなく、そのままクレーン等で吊下げて、別のスパン箇所に容易に移動・移設可能である。
また、前記作業用足場装置において、増設の作業用足場装置を鋼製単管とクランプとを組み合わせて構成するようにしてもよい。これにより、工事現場での組み立て作業によって本発明の技術思想を実現することができるとともに、仮設資材の搬入が容易化する。
上記のような作業用足場構成において、上記作業用足場装置の上部または下部に、作業すべき長尺資材等に合わせた間隔で非常に簡単に上部または下部に作業床を増設してもよい。すなわち、場設置面にレベル差を調整可能に設置されるベースフレームと、同ベースフレームに接続され昇降足場が昇降自在に設けられセルフクライム可能なガイドマストと、前記昇降足場の一方向もしくは他方向に連接されたメインデッキフレーム及び該フレーム上に施設される作業用デッキプレートと、昇降用駆動装置の電力を供給する電力供給部と、前記駆動装置を制御する制御部とを具備する作業用足場装置を複数個上下に配置し、両者の上下間隔距離を略一定に保ちながら連動して移動させることができる構成を採用することもできる。こうすることにより上下方向に長い資材取り付け等の作業を効率的に行うことができる。
一方、大型看板の取り付けのように、上下方向に大変長大な物の取り付け等では、従来の作業用足場装置の下端に長い間隔を空けた下部作業台を取り付けることは可能ではあるが、強度を保ち危険がないように増設することは大変難しい点を改善すべく、作業用足場2台を上下に配置し、一方に距離センサーを設置して、2台の作業用足場間隔を任意に設定することができる。すなわち、上記作業用足場装置において、上下足場間の距離を計測する距離センサーを備え、上下足場装置間の距離計測情報により任意の一定上下間隔距離が保たれる構成とすることができる。すなわち、この距離センサー情報を用いて、2台の従来作業用足場を一定の間隔距離を保って移動させることができる。これにより、長尺物の壁面板等の設置作業では、上下2段で締め付け作業を行うに際して、一定の距離以上近接することによる危険性が排除されることにより、安全で効率良く作業ができる。
また、上記の構成において、上下足場装置間の距離計測情報によって上下足場装置の間隔距離が設定値以下になったとき、警報の発生及び駆動部の停止のいずれか一方または双方を行う構成とすることができる。こうした構成により、2台の作業用足場がある間隔距離以下に接近しすぎないよう危険間隔距離の設定を行い、警報を発生したり移動を停止させることで、長尺物の搬出、搬入、取り付け、解体作業等をより安全に遂行することが可能となる。
ビル壁面や船体壁面等の高所作業において、屋上や建造ヤードよりゴンドラを鉛直方向に吊らせ、そのゴンドラの中で作業をするか、あるいはガイドマストに取り付けられた昇降式作業用足場から上下に長尺な資材の取り付け/取り外しのような作業をする場合、作業用足場の下段に作業足場を増設することにより、作業効率の向上と安全性を向上させることができる。
また、更に上下に長尺な範囲に及ぶ作業においては、本発明によれば、新しく専用の作業用足場を作成することなく、作業用足場を2台用いて効率的に危険無く作業を行うことができる。本例では2台について説明したが、2台以上の複数の作業用足場を同様に制御することもできる。
本発明の一実施形態に係る、作業用足場の下段に更にもう1段の足場を増設する場合の正面図である。 本発明の一実施形態に係る、作業用足場の下段に更にもう1段の足場を増設する場合の側面図である。 本発明の一実施形態に係る、作業用足場装置にもう1段の足場を取り付ける詳細図である。 本発明の一実施形態に係る、作業用足場の下段に更にもう1段の足場を増設した場合の正面図である。 本発明の一実施形態に係る、作業用足場の下段に更にもう1段の足場を増設した場合の側面図である。 本発明の一実施形態に係る、作業用足場の上段に更にもう1段の足場を増設した場合の正面図である。 本発明の一実施形態に係る、作業用足場の上段に更にもう1段の足場を増設した場合の側面図である。 本発明の一実施形態に係る、作業用足場装置を2台と非接触センサーを用いた2段連動式作業用足場装置の正面図である。 本発明の一実施形態に係る、作業用足場装置を2台と非接触センサーを用いた2段連動式作業用足場装置の側面図である。 本発明の一実施形態に係る、作業用足場装置を2台と接触センサーを用いた2段連動式作業用足場装置の正面図である。 本発明の一実施形態に係る、作業用足場装置を2台と接触センサーを用いた2段連動式作業用足場装置の側面図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。なお、以下では本発明の目的を達成するための説明に必要な範囲を模式的に示し、本発明の該当部分の説明に必要な範囲を主に説明することとし、説明を省略する箇所については公知技術によるものとする。
図1Aは本発明の一実施形態に係る作業用足場装置の組み立てを示す図であって、ガイドマストがコラム式の場合の全体概要を示す正面図、図1Bは同作業用足場装置の組み立てを示す図であって、全体側面を示す図である。これらの図に示すように、作業用足場装置1は、実質的に作業を行うデッキ部2と、そのデッキ部2を支え、高所での作業を可能とする(コラム式)マスト部(ガイドマスト)3と、作業員の落下防止用安全枠4及びデッキ部2を昇降させる駆動部5に電力の供給/制御を行う供給/制御電力供給部(図示しない)とを具備して構成される。マスト部(ガイドマスト)3は、設置面(地面)に固定ベースフレーム(図示しない)を介して設置されている。なお、図1Aにおいては、マスト部(ガイドマスト)3と固定ベースフレームとの取り合いについての詳細な記載は省略してある。なお、ここではコラム式を例にとって説明するが、H型鋼もしくはI型鋼等によるトラス式であっても本願の思想は適用可能である。
(昇降式)デッキ部2は、コラム構造を形成するメインデッキフレーム6とこのフレーム上に載置されるメインデッキプレート7とを備えて構成されている。(昇降式)デッキ部2は、詳細には昇降足場を形成する昇降式デッキ部である。メインデッキフレーム6とメインデッキプレート7とはユニット形式のものを接続して1スパンを形成するものでも、或いは1スパン分の長尺物をデッキ部2と接続するタイプのものであってもよい。なお、図1Aにおいては、メインデッキフレームの一部についての詳細な記載は省略してある。
また、図1Aでは上記説明の作業用足場装置1の下部に増設の作業用足場装置20を取り付ける以前の状態を示しており、メインデッキフレームに鉛直方向の縦の単管8を直交・自在クランプ9によって取り付け、この単管8に水平方向の横の単管10,10A,11,11Aを直交クランプ9によって取り付ける。なお、単管とクランプは多数使用しているため図中では一部を番号付けするに留めている。ここで最下端の10A,11Aの上部にサブデッキプレート12及び巾木13を敷設して下段の増設作業用足場装置1Aの作業床とする。
図2では、従来の作業用足場装置1の下部に増設の足場装置20を取り付ける部分の詳細を示しており、作業用足場装置の1のメインデッキフレーム2に増設の作業用足場装置1Aの縦の単管8をクランプ8によって取り付けている。
図3Aは、作業用足場装置1の下部に下部増設作業用足場装置20を取り付け、上下2段のデッキ上の作業員が長尺資材の作業を行っている状況を表した面図である。また、図3Bは、同上作業を行っている状況の側面図である。上記のように高所作業用足場装置の下部に鋼製単管とクランプとによって簡易に組み立てられる作業用足場を増設すれば、新しく2段式の作業用足場装置を新設することなく安価、簡易に長尺作業を行うことが可能な、2段デッキ作業用足場装置を実現できる。
図3Cは、作業用足場装置1の上部に上部増設作業用足場装置20Aを取り付け、上下2段のデッキ上の作業員が長尺資材の作業を行なっている側面図である。なお、上部増設作業用足場装置20Aの構成は、作業用床の位置が異なる以外は下部増設作業用足場装置20とほぼ同構成のため詳細図は省力する。
上記説明においては、下部増設足場装置と上部足場装置を別個に説明したが、両者を同時に増設することもできる。
図4Aは、本発明のもう一つの実施形態に係る作業用足場装置であって、ガイドマストがコラム式の場合の全体概要を示す正面図、図1Bは同作業用足場装置の全体側面を示す図である。これらの図に示すように、上部の作業用足場装置1A及び下部の作業用足場装置1Bは図1A、1Bの従来の作業用足場装置と同じものであり、詳細説明は省略する。
図4Aの上部作業用足場のメインデッキフレーム右横に張り出しているのは、下方に向けたレーザー式距離計又は超音波式距離計等の非接触式距離センサーであり、下部作業用足場装置の右横に張り出した距離基準プレートと距離計、すなわち上下作業用足場12A、12B間の距離を計測するものである。
かくの如くすることにより、2台の作業用足場装置を任意の距離間隔を保って連動昇降することもでき、任意の設定距離以下に接近しないようコントロールすることも可能となる。
図2Aの例では上部作業用足場に距離計、下部作業用足場に距離基準プレートを設置したが、逆に設置しても良い。
また、距離計としてはレーザー式、超音波式等の非接触センサーを例にしたが、図5A、図5Bに示すように、マグネスケール40のような距離データー付きのスケールを上部足場1Aより垂下し、下部作業用足場1Bに距離読み取りセンサー41を設置することにより上下作業用足場間の距離を計測しても良い。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが可能である。
上述したように、本発明によれば、たとえばビル壁面や船体などの高所作業において、長尺物の壁面板や看板等の設置作業において、上下2段で取り付けや締め付けあるいは取り外し等の作業を同時に行うことができ、非常に効率よく且つ安全に作業を行うことができる。
したがって、本発明は、その作業の対象をビル壁面或いは船体に限定されることなく、あらゆる素材、用途に対しても、特に高所作業場所に対して、利用・適用可能である。よって、本願は、造船業、建設・土木業、電力産業、観光業、広告業の他、特に長大な造設を伴う各種産業に対して大きな有益性をもたらすものである。
1…従来の作業用足場装置、1A…従来の上部作業用足場装置、1B…従来の下部作業用足場装置、2…デッキ部、3…マスト部、4…安全枠、5…駆動部、6…メインデッキフレーム、7…メインデッキプレート、8…縦単管、9…クランプ、10…横単管、10A…下部横単管、11…横単管、11A…下部横単管、12…サブデッキプレート、13…巾木、20…下部増設作業用足場装置、20A…上部増設作業用足場装置、30…距離センサー、31…距離基準板、40…マグネスケール、41…読み取りセンサー

Claims (3)

  1. 足場設置面にレベル差を調整可能に設置されるベースフレームと、同ベースフレームに接続され昇降足場が昇降自在に設けられセルフクライム可能なガイドマストと、前記昇降足場の一方向もしくは他方向に連接されたメインデッキフレーム及び該フレーム上に施設される作業用デッキプレートと、昇降用駆動装置の電力を供給する電力供給部と、前記駆動装置を制御する制御部とを具備する作業用足場装置において、前記作業用デッキプレート上部あるいは下部あるいは上下部に増設用の第2の作業用足場装置を付加した増設作業用足場を有し、前記増設用の第2の作業用足場装置を鋼製単管及びクランプを組み合わせて構成し、前記第2の作業用足場装置と前記作業用足場装置との上下間隔距離を任意の値に設定可能であり、該設定された任意の設定距離に略一定に保ちながら連動して移動させることができることを特徴とする作業用足場装置。
  2. 請求項1記載の作業用足場装置において、前記上下足場間の距離を計測する距離センサーを更に備え、上下足場装置間の距離計測情報により任意の一定上下間隔距離が保たれることを特徴とする作業用足場装置。
  3. 請求項2記載の作業用足場装置において、前記上下足場装置間の距離計測情報によって上下足場装置の間隔距離が設定値以下になったとき、警報の発生及び駆動部の停止のいずれか一方または双方を行うことを特徴とする作業用足場装置。
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