JP2010137908A - 梱包箱及び箱状芯材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】追随して折り畳まれる可撓性素材からなる被覆材3によって、折り畳み可能に形成された剛性素材からなる箱状の芯材2の外側を覆う。
【選択図】 図1
Description
一方、魚貝類を氷とともに箱詰して冷蔵又は冷凍する場合などのように、耐水性や断熱性が要求される用途には、発泡スチロールなどからなる発泡樹脂製の箱が用いられている。しかしながら、このような発泡樹脂製の箱は、段ボール箱のように折り畳むことができず嵩張ってしまうため、その使用に際しては多くの保管スペースを必要とする。
本発明は、そのような本発明者らの鋭意検討の過程でなされた成果の一つであり、必要に応じて耐水性を付与し、底部に水が溜まっても外部に漏れ出さないようにすることが容易にできる折り畳み可能な梱包箱、及びそのような梱包箱に好適に利用することができる箱状芯材の提供を目的とする。
剛性素材の所定の部位を屈曲可能とするには、例えば、当該部位に折りぐせをつけたり、ハーフカット処理を施したりするなどの適宜手段によることができる。また、所定の部位を切断して、切断された部位の間にヒンジ部を架設することによっても屈曲可能とすることができる。
また、第一側板部221,222の両側端縁221a,221b,222a,222bのそれぞれには、図3中鎖線で示す谷折り線に沿って屈曲可能となるように第二側板部形成片231,232,233,234が連接されている。
なお、仮想平面Pは、底板部21の中心線Cを含み、かつ、底板部21に直交又はほぼ直交する面をいうものとする。
なお、芯材2と被覆材3とは、接着剤、粘着テープ、面ファスナー、ホックなどの適宜手段によって容易に分離してしまわないようにすることができる。
ここで、図6(a)、折り畳まれた被覆材3を図5中矢印X方向からみた説明図であり、図6(b)は、折り畳まれた芯材2を図5中矢印X方向からみた説明図である。また、図7は、図5のA−A端面図である。
このため、芯材2を形成する剛性素材は、梱包箱1に要求される剛性の程度に応じて任意に選択することができ、その使用に際して箱状に組み立てられた梱包箱1の形状が容易に崩れてしまわない程度の剛性(保形性)を備えるものであれば、特に制限されない。また、このような剛性が損なわれない限り、特に図示しないが、芯材2の一部(例えば、第一側板部22など)に肉抜き穴を穿設して軽量化を図ることも可能である。
ここで、図8は、合成樹脂製の中空板材の一例の要部を切り欠いて示す説明図であり、この例では、コア材202の表裏両面に外装材203を積層してある。
なお、梱包箱1の用途が耐水性を要求せず、漏水を考慮する必要もない場合、被覆材3を形成する可撓性素材には、合成樹脂製のフィルム材又はシート材以外の素材、例えば、織布、不織布、編布、紙類などを用いることもできる。さらに、このような場合には、ポリウレタンフォームなどのような表面に連通する気泡構造を有する発泡体であっても、可撓性を有するシート状に成形可能な素材であれば、これを用いて被覆材3を形成することもできる。
ここで、図9は、合成樹脂製の気泡シートの一例の要部を切り欠いて示す説明図である。
なお、この場合には、折り畳まれる被覆材3との干渉を避けるための逃げ部25は、芯材2の底板部21側に形成することになる。
ここで、図11は、A式と称される形態を模したものを示すが、これ以外の公知の形態を模してもよい。特に図示しないが、C式と称される形態のように、蓋箱を被せて梱包箱1の開口部を塞ぐことができるようにすることも可能である。
このような態様は、例えば、図8に示すような中空板材によって芯材2を形成するとともに、図9に示すような気泡シートの封止フィルム303側にアルミニウム箔又はアルミニウム蒸着フィルムをラミネートしてなる可撓性素材によって被覆材3を形成した上で、梱包箱1を折り畳み式のクーラーボックスとして利用する場合に好適である。
2 芯材
21 底板部
22 第一側板部
23 第二側板部
231,232,233,234 第二側板形成片
25 逃げ部
3 被覆材
C 中心線
P 仮想平面
Claims (7)
- 折り畳み可能に形成された剛性素材からなる箱状の芯材と、
前記芯材の外側を覆い、かつ、前記芯材に追随して折り畳まれる可撓性素材からなる被覆材とを有することを特徴とする梱包箱。 - 前記芯材が、
中心線に沿って二つ折り可能とされた底板部と、
前記中心線と平行又はほぼ平行に延在して対向する前記底板部の端縁のそれぞれに屈曲可能に連接する第一側板部と、
前記第一側板部のそれぞれの両側端縁に屈曲可能に連接する第二側板部とを備え、
前記第一側板部どうしが対面するように箱状に組み立てた状態としたときに、
一方の前記第一側板部の両側端縁に連接する第二側板部形成片の端面と、他方の前記第一側板部の両側端縁に連接する第二側板部形成片の端面とのそれぞれが、前記中心線を含み、かつ、前記底板部に直交又はほぼ直交する仮想平面上で当接して前記第二側板部を形成するとともに、
二等辺三角形状に切り欠かれた逃げ部が、当該逃げ部がないとした場合の前記第二側板部と前記底板部との交線が底辺となるように、前記第二側板部側又は前記底板部側に形成されている請求項1に記載の梱包箱。 - 前記逃げ部が、頂角が直角又は鋭角な二等辺三角形状に切り欠かれて形成された請求項2に記載の梱包箱。
- 前記仮想平面上で端面が当接する前記各第二側板部形成片の間にヒンジ部を架設した請求項2又は3のいずれか一項に記載の梱包箱。
- 前記芯材を形成する剛性素材が、中空状に膨出する多数の突起が形成されたコア材の少なくとも一方の面に、平板状の外装材を積層してなる合成樹脂製の中空板材である請求項1〜4のいずれか一項に記載の梱包箱。
- 前記被覆材を形成する可撓性素材が、中空状に膨出する多数の突起が形成されたフィルム材に、前記突起の開口側を封止するように封止フィルムを積層してなる合成樹脂製の気泡シートである請求項1〜5のいずれか一項に記載の梱包箱。
- 追随して折り畳まれる可撓性素材からなる被覆材に覆われて、折り畳み可能な梱包箱を形成するための剛性素材からなる箱状の芯材であって、
中心線に沿って二つ折り可能とされた底板部と、
前記中心線と平行又はほぼ平行に延在して対向する前記底板部の端縁のそれぞれに屈曲可能に連接する第一側板部と、
前記第一側板部のそれぞれの両側端縁に屈曲可能に連接する第二側板部とを備え、
前記第一側板部どうしが対面するように箱状に組み立てた状態としたときに、
一方の前記第一側板部の両側端縁に連接する第二側板部形成片の端面と、他方の前記第一側板部の両側端縁に連接する第二側板部形成片の端面とのそれぞれが、前記中心線を含み、かつ、前記底板部に直交又はほぼ直交する仮想平面上で当接して前記第二側板部を形成するとともに、
二等辺三角形状に切り欠かれた逃げ部が、当該逃げ部がないとした場合の前記第二側板部と前記底板部との交線が底辺となるように、前記第二側板部側又は前記底板部側に形成されていることを特徴とする箱状芯材。
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JP2008318432A JP5410084B2 (ja) | 2008-12-15 | 2008-12-15 | 梱包箱及び箱状芯材 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010162023A (ja) * | 2001-10-11 | 2010-07-29 | Wyeth Holdings Corp | 髄膜炎性疾患の予防および治療のための新規免疫原性組成物 |
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