JP3116662U - 保冷袋 - Google Patents

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正雄 平川
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小牧物産株式会社
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Abstract

【課題】保冷状態を維持して持ち運びができるとともに、型崩れしないでしかも衛生的に使用できる保冷袋を提供すること。
【解決手段】外袋3の底面31に第1のプラダン7を敷設することによって外袋3を角状に形成する。角状の外袋3の上方開口部から、底面を角状に形成した内袋3を収納して二重袋を形成するとともに、外袋3と内袋5との間に空気層6形成して断熱効果を向上する。内袋3に商品を収納した後、内袋3の上部折畳み部54を折畳んでその上面に第2のプラダン8を、内袋3を軽く押えるように敷設する。外袋5の上部の折畳み部33を折畳んで閉じることによって、型崩れしない保冷袋1を構成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、主に冷凍食品や生鮮食品物を運送する際に使用する保冷袋に関する。
一般に、冷凍食品や生鮮食品等の商品を購入して持ち帰る際に、帰宅するまでの間に温度変化によって鮮度が落ちることがしばしばある。これを防止するために、それらを収納した袋にドライアイスを詰めたり、また保冷袋に収納したりして持ち帰ることが多かった。しかし、持ち帰るまでの時間が長いと、ドライアイスを詰めたり、保冷袋に収納しても鮮度が落ちたりすることがあることから、鮮度を落とさないように保冷袋自体を改良することが要望されていた。
従来、冷凍食品や生鮮食品等の商品を収納する保冷袋は、特許文献1や特許文献2によって知られている。例えば、特許文献1では断熱材で形成された袋本体に液化冷却ガスを供給してスノードライアイスを生成せしめるように構成している。この場合、袋本体の開口部には液化冷却ガス供給口を設けて、商品を収納した後で液化冷却ガスを供給できるようにしている。また、袋本体内には液化冷却ガス供給スペースと低温保存品収納スペースが設けられている。
また、特許文献2では、プラスチックフィルムで形成された袋材料を二重構造に構成した保冷袋が開示されている。この保冷袋の場合、外袋と内袋との間に空隙を設け、該空隙に水と結合してゲル状に変化する高分子吸収剤を充填させている。
特開平10−262633号公報(2〜4頁、図2参照) 特開平6−171673号公報(3〜4頁、図1参照)
しかし、複数の冷凍食品や生鮮食品等の商品を詰め込むときや、例えば魚をそのままの形で収納する場合には、保冷袋自体が、中身の形を維持した状態で持ち運びできるように形成する必要があった。また、保冷袋を何度も使用する場合には、過去に収納した商品の汚れが付着していることもあり汚れがたまらないように衛生的に構成する必要もあった。
本考案は、上述の課題を解決するものであり、冷凍食品や生鮮食品等の商品を、保冷状態を維持したまま運送することはもちろんのこと、商品の形を崩すことなく、また衛生的に持ち運べるように構成した簡易型の保冷袋を提供することを目的とする。そのために、本考案に係る保冷袋は、
請求項1記載の考案では、表面に光反射層を有して断熱材で形成された外袋と、前記外袋に挿入可能で内周面に発泡層を有して断熱材で形成された内袋とを有して構成され、
前記外袋及び前記内袋は上部を開口した断面矩形状に形成されるとともに前記外袋と前記内袋との間に空気層が形成され、
前記外袋の底面には、前記外袋を断面矩形状に形成する第1のシート部材が敷設されていることを特徴とするものである。
請求項2記載の考案では、前記外袋の内周面が黒色フィルム層で形成されていることを特徴としている。
請求項3記載の考案では、前記外袋内に挿入し開口部を閉塞した前記内袋の上部に第2のシート部材が前記内袋を押圧可能に敷設されることを特徴としている。
請求項4記載の考案では、前記外袋には、手提げ用紐が前記外袋の一側面から底面を通って前記一側面と対向する他側面に掛けて装着されていることを特徴としている。
本考案に係る保冷袋では、内袋内に収納した商品は、外袋と内袋の二重による断熱効果および、外袋と内袋との間の空気層による断熱効果により、保冷状態を維持することができる。しかも、外袋を、断面矩形状に形成するとともに、第1のシート部材を外袋の底面に敷設することにより断面矩形状を維持して保冷袋の型崩れを防止している。そのため、複数の冷凍食品や生鮮食品をその形を崩さずに持ち運ぶことができる。また、外袋と内袋とは、一体的に構成されているわけではないことから、一旦使用した内袋を交換することによって、生鮮食品を衛生的に収納することができる。
また、外袋に商品を収納した内袋の開口部を閉塞した状態で、第2のシート部材を内袋の上方から押圧するように敷設する。これによって、内袋の閉塞状態を維持して断熱効果を向上させることができるとともに、第1のシート部材と第2のシート部材により保冷袋の型崩れを防止することができる。
次に、本考案の保冷袋の一実施形態を図面に基づいて説明する。以下説明する保冷袋は、冷凍食品や生鮮食品等の商品を断熱した状態にして持ち運びできるように構成したものである。
図1に示すように、実施形態の保冷袋1は、外袋3と、内袋5と、外袋3の底面に敷設する第1のシート部材(以下、第1のプラダンという。)7と、内袋5の上面側に敷設する第2のシート部材(以下、第2のプラダンという)8とを有して構成されている。外袋3と内袋5との間には空隙部が形成され空気層6として構成されている。
外袋3は、図2に示すように、底面31と四側面32とを有して上部が開口された断面矩形の袋状に形成されている。そしてこの外袋3は、ポリプロピレンの布部材(クロス)を間にして、内層面が黒色ポリエチレンフィルムをラミネート加工した層で形成され、外層面がポリエステルフィルムにアルミニウム蒸着した層で形成されている。そのため、中間層のポリエステルクロスにより丈夫で長期間の使用を可能とし、内層面で内部を蓄熱して温度上昇を防止するとともに外層面で太陽光を反射可能としている。そして外袋3の上部を折畳んで上面の開口部を閉塞可能にする。外袋3における四側面のうち一方の対向する両側部32上部内周面には、マジックテープ(登録商標)等を貼着しておくことが望ましい。
外袋3には、手提げ用紐4が一側面部32の外周面から底面31を通って対向する他方の側面部32の外周面に縫着されている。手提げ用紐4は、1本の紐をエンドレス状に形成するとともに、外袋3の開口部を上方にした状態で縦方向に2列になるように装着する。この際、対向する一方の両側面32の上部が折畳み部33になることから、折畳み部33には手提げ用紐4を縫着しないで、両側面部32から突出した縁部をそれぞれ対向した状態にする。この手提げ用紐4を外袋3の外周面に沿って装着することによって、手提げ用紐4を手で掴んで持ち運ぶ際、外袋3の型崩れ防止に役立つこととなる。なお、手提げ用紐4は外袋3に縫着するものではなく接着してもよい。
内袋5は、図3に示すように、底面51と四側面52とを有して上部が開口された断面矩形の袋状に形成されている。両側面52には、両側面52の下部から下方に突出した三角状の下部折畳み部53を有して底面51に重合可能としている。この下部折畳み部53は、折畳むことによって、底面51を二重に構成することとなるから、内袋5に強度を持たせるとともに内袋5の型崩れ防止の役目を果たしている。そしてこの内袋5は、内層面が発泡ポリエチレンフィルムをラミネート加工した層で形成され、外層面がポリエステルフィルムをアルミニウムで蒸着した層で形成されている。そのため、内層面により商品の損傷防止を行うとともに商品から汚れの付着を防止している。そして、内袋5の上部に上部折畳み部54を形成して閉塞可能とする。
プラダン7、8は、図4に示すように、ポリプロピレン材をダンボール状に形成するとともに、外袋3の底面と略同一の矩形板状に形成している。
上記の保冷袋1は、外袋3、内袋5、プラダン7、8ともそれぞれ樹脂材で形成され、軽量に形成されている。
次に上記のように構成された保冷袋1の使用方法について、図5〜9に基づいて説明する。
先ず、図5に示すように、外袋3の上部を開口して外袋3の底面31に第1のプラダン7を敷設する。第1のプラダン7は、外袋3の底面と略同一の寸法に形成されていることから、第1のプラダン7を敷設することによって、外袋3の底面は角底に保持される。
次に、図6に示すように、内袋5を広げるとともに両側部52の下部折畳み部53を折り曲げて角底にした状態で外袋3内に挿入して二重袋構造を構成する。この際、外袋3と内袋5との間には隙間が形成されることとなり空気層6として形成される。
そして、図7に示すように、内袋5に商品10を収納する。内袋5は上方が開口され角底に形成されていることから、型崩れしないで箱状を維持している。そのため、この状態で、例えば、商品が大きいものであったり、1匹の魚そのものであったりしても、内袋5に容易に収納することができる。
内袋5内に商品10が収納された後、図8に示すように、内袋5の上部を折り曲げて上部の開口部を閉塞して上部折畳み部54を形成する。この上部折畳み部54は、内袋5における四側面のうち対向する一方の両側面52、52の上部内面どうしを合わせるように閉じた後、その下方の位置において、一方の側面に向かって折り曲げることによって形成する。そして折畳み部54上に第2のプラダン8を載せて内袋5を軽く押える。
その後、図9に示すように、外袋3の折畳み部33を閉じて、例えば、マジックテープ(登録商標)等で外袋3の開口部を閉塞する。保冷袋1は、外袋3および内袋5とも、もともと断面矩形状に形成され低手、また、第1のプラダン7、第2のプラダン8を敷設することから型崩れをしないで角状を維持することができる。さらに、そして手提げ用紐4が外袋3の底面31と対向する両側面32に装着されていることにより、保冷袋1の角状を維持することとなる。
なお、商品を収納する内袋5には、氷やドライアイスあるいは蓄冷材を商品と同時に収納して保冷状態を維持して輸送することとなる。
そして、外袋3の両側面から突出した手提げ用紐4の縁部を掴んで保冷袋を持ち運ぶこととなる。なお、手提げ用紐の長さを長くすることによって肩に掛けることができることから、持ち運びを容易にすることができる。
上述のように、実施形態の保冷袋3によれば、外袋3と内袋5とで二重構造に構成していることから、外袋3と内袋5との間の隙間に形成される空気層6を含めて断熱効果を向上することができる。しかも外袋3の外表面には、アルミニウムを蒸着して太陽光を反射することができ、内層面には黒色のポリエチレンフィルムを形成していることから内部の熱を蓄熱して温度上昇を防止することができる。また、内袋5の内表面には、発泡剤をラミネート加工して商品の損傷を保護するとともに、商品の汚れを付着させない。
さらに、外袋3に挿入する内袋5は、上下に一対のプラダン(シート部材)7、8を敷設していることから、下のプラダン7によって外袋3の型崩れ防止を図ることができ、上のプラダン8によって内袋5を押えることができる。さらに、内袋5を必要に応じて交換することができ、衛生的に使用することができる。
本考案の一形態を示す保冷袋の断面図である。 図1の保冷袋における外袋を示す斜視図である。 同内袋を示す斜視図である 同プラダンを示す斜視図である。 外袋に第1のプラダンを挿入する状態を示す作用図である。 外袋に内袋を挿入する状態を示す作用図である。 内袋に商品を収納する状態を示す作用図である。 内袋の上方に第2のプラダンを敷設する状態を示す作用図である。 外袋の上部を閉じた状態の保冷袋を示す作用図である。
符号の説明
1、保冷袋
3、外袋
4、手提げ用紐
5、内袋
6、空気層
7、第1のプラダン
8、第2のプラダン

Claims (4)

  1. 表面に光反射層を有して断熱材で形成された外袋と、前記外袋に挿入可能で内周面に発泡層を有して断熱材で形成された内袋とを有して構成され、
    前記外袋及び前記内袋は上部を開口した断面矩形状に形成されるとともに前記外袋と前記内袋との間に空気層が形成され、
    前記外袋の底面には、前記外袋を断面矩形状に形成する第1のシート部材が敷設されていることを特徴とする保冷袋。
  2. 前記外袋の内周面が黒色フィルム層で形成されていることを特徴とする請求項1記載の保冷袋。
  3. 前記外袋内に挿入し開口部を閉塞した前記内袋の上部に第2のシート部材が前記内袋を押圧可能に敷設されることを特徴とする請求項2記載の保冷袋。
  4. 前記外袋には、手提げ用紐が前記外袋の一側面から底面を通って前記一側面と対向する他側面に掛けて装着されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の保冷袋。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019064735A (ja) * 2017-10-05 2019-04-25 奈津子 小川 保冷用包装材
CN112849766A (zh) * 2021-02-02 2021-05-28 北京农科亿健蜂产品研究院 一种蜂皇浆冻干粉存放装置

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