JP2002145278A - 包装袋 - Google Patents

包装袋

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JP2002145278A
JP2002145278A JP2000335292A JP2000335292A JP2002145278A JP 2002145278 A JP2002145278 A JP 2002145278A JP 2000335292 A JP2000335292 A JP 2000335292A JP 2000335292 A JP2000335292 A JP 2000335292A JP 2002145278 A JP2002145278 A JP 2002145278A
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JP
Japan
Prior art keywords
bag
outer bag
packaging
inner bag
periphery
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000335292A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiko Shibata
幸彦 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Gravure Co Ltd
Original Assignee
Daiwa Gravure Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daiwa Gravure Co Ltd filed Critical Daiwa Gravure Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】取り扱いが容易で、保管場所を狭めることがで
き、被搬送物を効率良く保護して搬送することができる
包装袋を安価に提供する。 【解決手段】合成樹脂からなるフィルムを材料として作
られた外袋1と、この外袋1の中にヒートシールにより
一体的に設けられて合成樹脂からなるフィルムを材料と
して作られた内袋3とからなり、前記外袋1の周囲の一
部をチャック6により開閉自在として、このチャック6
を開いた状態において内袋3に対する被搬送物の出し入
れを行なうように構成し、前記外袋1の周囲の他の一部
より内袋3の周りを包むように外袋1内にエアー、氷、
保冷剤、保温剤などを入れて該外袋1の周囲の他の一部
を閉じるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内袋に精密機器など
を収納し、内袋を包む外袋にエアーを注入することによ
り精密機器などの保護袋として、また内袋に鮮魚を収納
し、外袋に氷や保冷剤を詰め込むことにより保冷袋とし
て、また内袋に暖かい食品を収納し、外袋に保温剤を詰
め込むことにより保温袋として使用できる多機能な包装
袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から例えば精密機器などの外部から
の衝撃に弱い被搬送物を搬送する場合、被搬送物を緩衝
効果のある包装材で包み、この状態で包装箱の中に収納
して搬送している。しかしながら、この場合、被搬送物
を包む緩衝効果のある包装材と包装箱が必要であること
から包装材料費が高くなるという問題があった。また、
鮮魚を搬送する場合、発泡スチロールからなる包装箱の
中に鮮魚と同時に氷を収納して搬送している。しかしな
がら、このように発泡スチロールからなる包装箱は嵩高
く、広い保管場所が必要となり、また使用後に処理する
にも手間がかかるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するもので、取り扱いが容易で、保管場所を狭
めることができ、被搬送物を効率良く保護して搬送する
ことができる包装袋を安価に提供することを目的とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、合成樹脂からなるフィルムを材料として作
られた外袋と、この外袋の中にヒートシールにより一体
的に設けられ合成樹脂からなるフィルムを材料として作
られた内袋とからなり、前記外袋の周囲の一部を開いた
状態において内袋に対し被搬送物の収納を行なって該外
袋の周囲の一部を閉じるように構成し、前記外袋の周囲
の他の一部より内袋の周りを包むように外袋内にエア
ー、氷、保冷剤、保温剤などを入れて該外袋の周囲の他
の一部を閉じるように構成してなることを要旨とするも
のである。また本発明は、外袋の周囲の一部をチャック
により開閉自在として、このチャックを開いた状態にお
いて内袋に対する被搬送物の出し入れを行なうように構
成したことを要旨とするものである。
【0005】この構成により、前記従来例に比べて大き
な嵩張りがなく、取り扱いが容易で、保管場所を狭める
ことができ、また被搬送物を効率良く保護して搬送する
ことができ、且つ多機能に使用できる包装袋を提供する
ことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。図1〜図5において、
1は合成樹脂からなるフィルムを複数層積層してなるシ
ートを材料に用いて作られた平面形状が矩形の外袋で、
1組の対向する側辺は予めヒートシールにより閉じられ
ており、他の組の対向する側辺は開口している。2はヒ
ートシール部である。3は前記外袋1と同様に合成樹脂
からなるフィルムを複数層積層してなるシートを材料に
用いて作られた平面形状が矩形の内袋で、この内袋3は
前記外袋1の内部において2つ折り状のシートを設け、
このシートの折り目4を前記外袋1の他の組の対向する
側辺の内、一方の側辺の近くに位置させるとともに折り
目4に直角な対向する2つの側辺を前記外袋1の1組の
対向する側辺間に挟まれるように位置させて外袋1の1
組の対向する側辺のヒートシールと同時にヒートシール
により閉じられている。そして、内袋3を構成するシー
トの折り目4に対向する1つの側辺にあっては前記折り
目4に対向する1つの側辺を構成するシートの2つの端
部は外袋1の他の組の対向する側辺の内、他方の側辺の
近くに位置されて外袋1の内面にヒートシールにより接
合されている。5はそのヒートシール部である。6は外
袋1の他の組の対向する側辺の内、他方の側辺部を開閉
自在とするために凹部と凸部の嵌合により閉じるチャッ
クである。 さらに、詳細に述べると、前記外袋1を構
成するシートは3層構造で、内層がポリエチレンからな
るフィルム7、中間層がポリアミドからなるフィルム
8、外層がポリエチレンテレフタレートからなるフィル
ム9にて構成されている。また、前記内袋3を構成する
シートも3層構造で、内層がポリエチレンからなるフィ
ルム10、中間層がポリアミドからなるフィルム11、
外層がポリエチレンからなるフィルム12にて構成され
ている。そして、この内袋3のポリエチレンからなるフ
ィルム12の外層と外袋1のポリエチレンからなるフィ
ルム10の内層とをヒートシールにより接合して外袋1
の中に内袋3を一体に設けている。つまり、ヒートシー
ルにより接合される外袋1の内層と内袋3の外層とは同
質の材料からなるフィルムで作られていれば良い。ま
た、外袋1および内袋3のシートのフィルム構成は上記
したものに限定されるものではなく、必要に応じてアル
ミ箔、蒸着フィルム、不織布などを貼り合わせたシート
を用いることも可能である。
【0007】上記構成において、例えば精密機器などの
外部からの衝撃に弱い被搬送物13を搬送する場合は、
被搬送物13を前記外袋1の他の組の対向する側辺の
内、他方の側辺部のチャック6を開いた状態でこの他方
の側辺部より内袋3内に被搬送物13を収納してチャッ
ク6を閉じ、その後で前記外袋1の他の組の対向する側
辺の内、一方の側辺側より内袋3の周りを包むように外
袋1内にエアーを注入し、この一方の側辺側をヒートシ
ールにより閉じる。これにより、内袋3内に収納された
被搬送物13は周りがエアーで包まれ、エアーによる緩
衝効果で保護されることになる。なお、外袋1内へのエ
アーの注入は内袋3内に被搬送物13を収納する前に行
なっておいても良い。
【0008】ところで、上記構成の包装袋を用いて前記
外部からの衝撃に弱い被搬送物13の他、鮮魚や焼売や
豚饅などの暖かい食品などを搬送することもできる。鮮
魚を搬送する場合は鮮魚を内袋3内に収納するととも
に、前記外袋1の他の組の対向する側辺の内、一方の側
辺側より内袋3の周りを包むように外袋1内に氷や保冷
剤を詰め込めば保冷袋となり、また暖かい食品を搬送す
る場合は暖かい食品を内袋3内に収納するとともに、前
記外袋1の他の組の対向する側辺の内、一方の側辺側よ
り内袋3の周りを包むように外袋1内に保温剤を詰め込
むことにより保温袋となる。さらに、包装袋の形状は図
面に示すような平面形状矩形に限定されるものではな
く、被搬送物の形状などに合わせて包装袋の形状を決定
すれば良い。要は、外袋1の周囲の一部をチャック6に
より開閉自在として、このチャック6を開いた状態にお
いて内袋3に対する被搬送物の出し入れを行なうように
構成し、前記外袋1の周囲の他の一部より内袋3の周り
を包むように外袋1内にエアー、氷、保冷剤、保温剤な
どを入れて該外袋1の周囲の他の一部を閉じるように構
成すれば良い。なお、外袋1の周囲の一部を開閉するた
めのチャック6を設けずに、内袋3に対する被搬送物の
収納を行なった後でヒートシールなどにより該外袋1の
周囲の一部を閉じるように構成し、包装袋から被搬送物
を取り出すときは外袋1の周囲の一部を鋏などで切り開
くようにしても良い。また、前記外袋1の周囲の他の一
部より内袋3の周りを包むように入れられたエアー、
氷、保冷剤、保温剤などは包装袋を廃棄する際に、外袋
1の周囲の他の一部を鋏などで切り開くことにより適宜
取り出すことができ、包装袋を偏平な状態で廃棄するこ
とができる。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、前記従来
例に比べて大きな嵩張りがなく、取り扱いが容易で、保
管場所を狭めることができ、また被搬送物を効率良く保
護して搬送することができ、且つ多機能に使用できる包
装袋を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における包装袋の中に被
搬送物などを収納していない状態を示す包装袋の斜視図
である。
【図2】同包装袋の中に被搬送物などを収納していない
状態を示す包装袋の断面図である。
【図3】同包装袋の要部拡大断面図である。
【図4】同包装袋の中に被搬送物などを収納した状態を
示す包装袋の斜視図である。
【図5】同包装袋の中に被搬送物などを収納した状態を
示す包装袋の断面図である。
【符号の説明】
1 外袋 2 ヒートシール部 3 内袋 4 折り目 5 ヒートシール部 6 チャック 7,8,9 フィルム 10,11,12 フィルム 13 被搬送物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂からなるフィルムを材料として作
    られた外袋と、この外袋の中にヒートシールにより一体
    的に設けられ合成樹脂からなるフィルムを材料として作
    られた内袋とからなり、前記外袋の周囲の一部を開いた
    状態において内袋に対し被搬送物の収納を行なって該外
    袋の周囲の一部を閉じるように構成し、前記外袋の周囲
    の他の一部より内袋の周りを包むように外袋内にエア
    ー、氷、保冷剤、保温剤などを入れて該外袋の周囲の他
    の一部を閉じるように構成してなることを特徴とする包
    装袋。
  2. 【請求項2】 外袋の周囲の一部をチャックにより開閉自
    在として、このチャックを開いた状態において内袋に対
    する被搬送物の出し入れを行なうように構成したことを
    特徴とする請求項1記載の包装袋。
JP2000335292A 2000-11-02 2000-11-02 包装袋 Pending JP2002145278A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103482195A (zh) * 2013-09-17 2014-01-01 深圳市威美实业有限公司 一种储冷型保温袋
WO2014070527A1 (en) * 2012-10-31 2014-05-08 International Packaging Innovations, Llc Transportation and storage system for bagged fluids
CN106241058A (zh) * 2016-09-20 2016-12-21 天津瀛德科技有限公司 蓄冷冰袋
CN106241059A (zh) * 2016-09-20 2016-12-21 天津瀛德科技有限公司 蓄冷袋
CN106275860A (zh) * 2016-09-20 2017-01-04 天津瀛德科技有限公司 填充式蓄冷袋

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